JP5162301B2 - 出入管理システム - Google Patents

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本発明は、建物への出入や建物内での移動時に認証用カードを用いて通行規制を行い、勤務中のみ認証用カードを使用可能とした出入管理システムに関する。
従来、特許文献1に示されているように、建物の入退室管理機能と出退勤管理機能の両機能を備えた入退室管理装置が提案されている。ここで、入退室管理機能とは、建物内への出入または建物内での移動の際に、認証用カードを照合して利用者を認証し、正当な利用者と確認できた場合に扉に設けられた電気錠を解錠する機能であり、認証用カードを所持している利用者のみが入退室や移動が可能となる。他方、出退勤管理機能とは、利用者が会社へ出勤または退勤した時間を管理する機能であり、社員の出退勤状況を会社が管理するために用いる。
具体的には、利用者が入退室管理機能を使用する場合、先ず利用者が所持している認証用カードが挿入されると、当該認証用カードから個人情報を読出し、正規の利用者が所持している認証用カードが否かを照合する。その後、認証用カードの照合が正しければ、利用者が入退室管理機能を選択し、入退室条件に合致していれば電気錠を解錠させて、利用者の建物への出入、建物内での移動を許容する。また、認証用カードの照合が正しくない場合または入退室条件を満たさない場合は、電気錠を施錠状態のまま維持して利用者の建物への出入、建物内での移動を規制する。
また、利用者が出退勤機能を使用する場合、先ず利用者が所持している認証用カードが挿入されると、当該認証用カードから個人情報を読出し、正規の利用者が所持している認証用カードが否かを照合する。その後、認証用カードの照合が正しければ、利用者が出退勤管理機能を選択し、出勤、退勤、外出などを入力し、利用者の出勤等の種別、現在時刻を記憶する。また、認証用カードの照合が正しくないと、誤ったカードの操作であるのでその旨を表示する。
特開平9-185740号公報
ところで、入退室管理機能と出退勤管理機能は、同一建物における同一人物の行動を管理規制するものであるので、相互に関係が深いものである。具体的には、利用者が出勤しているときは、その利用者による自由な入退室を許可する必要があるが、利用者が退勤した後は、利用者の建物内の移動、再入室などを必ずしも許容する必要はない。したがって、利用者が出勤している間に限って認証用カードを有効とするのが望ましい。
上記目的を達成する方法としては、利用者が出勤したとき装置に認証用カードを読み取らせて認証用カードを有効化し、退勤するとき装置に認証用カード読み取らせて認証用カードを無効化することで、勤務中のみ認証用カードを使用可能とすることが考えられる。
しかし、この場合、装置を設置した部屋までのルートを入退室管理機能で通行規制してしまうと、出勤時に認証用カードを使用して装置が設置された部屋まで移動することができなくなる。よって、装置を設置した部屋までのルートは通行規制することができず、セキュリティの面で好ましくない。
そこで、本発明は、出入管理に使用される認証用カードを利用者が出勤中のみ使用可能とするとともに、セキュリティ性の高い出入管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の出入管理システムは、規制エリアの各部屋間の通行を規制する出入制御装置と、前記規制エリアへの進入を規制する出勤登録装置とから構成される出入管理システムであって、前記出入制御装置は、利用者が所持する記憶媒体の識別コード及び有効期限を読み出す読出部と、前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであり且つ現時刻が当該記憶媒体から読み出した有効期限内あると通行規制を解除する制御部とを具備し、前記出勤登録装置は、前記記憶媒体の識別コード及び有効期限を読み出す読出部と、前記記憶媒体へ有効期限を書き込む書込部と、前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、利用者による通行要求であるか出勤要求であるかを判断し、前記通行要求と判断した場合は、前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであり且つ現時刻が当該記憶媒体から読み取った有効期限内であれば通行規制を解除し、前記出勤要求と判断した場合には、現時刻が当該記憶媒体から読み取った有効期限内であるか否かにかかわらず、前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであれば当該記憶媒体に有効期限を書き込んで使用可能な状態とする制御部とを具備する、ことを特徴とする。
上記構成によれば、出勤時に利用者が所持する記憶媒体を有効化する出勤登録装置に、規制エリアの出入口にて利用者の通行規制を行う機能を持たせることができる。このため、出勤登録した利用者だけを規制エリアにおいて通行可能とするとともに、通行規制を行いたい領域の全域(例えば、管理対象の建物全体)を規制エリアとすることができ、高度なセキュリティ性を有する出入管理システムを実現することができる。また、出勤要求に対して正規の利用者であると判定したときには、記憶媒体の有効期限の更新と同時に通行規制を解除するように構成すれば、規制エリアへの進入のためにあらためて通行要求を行う手間を省くことができる。
また、上記出入管理システムの好適な態様として、前記出勤登録装置は、更に、前記記憶媒体の識別コードに対応させて当該記憶媒体を所持する利用者の勤務状態を記録する記憶部を有し、前記出勤登録装置の制御部は、前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、前記記憶部の前記勤務状態が既出勤であれば前記通行要求と判断し、前記勤務状態が未出勤であれば前記出勤要求と判断する。利用者の勤務状態は、利用者の出退勤に応じて更新される。例えば、出勤登録装置にて出勤要求に対して正規の利用者であると判定したときに当該利用者の勤務状態を既出勤に更新する。また、出勤登録装置に操作部を設け、操作部にて退勤要求が指示されている状態で正規の利用者であると判定したときに、当該利用者の勤務状態を未出勤に更新する。
また、上記出入管理システムの好適な態様として、前記記憶部は、更に、利用者の出勤予定の時間帯である出勤時間帯を記憶し、前記出勤登録装置の制御部は、前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、現時刻が前記出勤時間帯であり且つ前記勤務状態が未出勤であれば前記出勤要求と判断する。
出勤時に利用者が所持する記憶媒体を有効化する出勤登録装置に、規制エリアの出入口にて利用者の通行規制を行う機能を持たせることができる。このため、出勤登録した利用者だけを規制エリアにおいて通行可能とするとともに、通行規制を行いたい領域の全域(例えば、管理対象の建物全体)を規制エリアとすることができ、高度なセキュリティ性を有する出入管理システムを実現することができる。
以下、本発明の一実施形態として、企業の社員にIDカード等の認証用カード所持させ、社員の出退勤時に認証用カードを読み取って出退勤状態を登録する機能と、建物内にて社員が入退室する際に認証用カードを読み取って通行可否を判定し通行規制する機能とを連携させた出入管理システムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の出入管理システムの運用イメージを模式的に示した図である。また、図2は、本実施形態の出入管理システムの全体構成を示す図である。
本実施形態において、出入管理システムは、管理対象である建物にて、建物を利用する企業の社員の出退勤管理及び入退室管理を行う。建物の内部は、社員以外(権限を持たない者)による出入を規制すべき領域(規制エリア)であり、規制エリアへの出入や規制エリア内の各領域間の移動が制限される。
規制エリアへの出入を許可されている社員には、所有者個人を特定するための認証用カードを予め付与しておく。認証用カードには、カード固有の識別コード(IDコード:Identification Code)及びカードの有効/無効状態を判別するための情報(有効期限)が記憶データとして記憶されている。
規制エリア内の随所には、出入制御装置M1〜5、電気錠付き扉D1〜5、カードリーダCR11、12〜51、52が設けられ、規制エリア内の各部屋間での利用者の移動が規制されている。電気錠付き扉Dは、領域間の境界に設けられ、領域間の移動を物理的に規制する手段である。カードリーダCRは、社員が所持している認証用カードに付されたIDコード及び有効期限を非接触(又は接触)にて読み取る手段であり、電気錠付き扉Dによって移動を規制された2つの領域の扉付近に一対に設けられる。
出入制御装置Mは、制御対象のカードリーダCR及び電気錠付き扉Dと接続され、カードリーダCRで読み取った認証用カードに付されたIDコード及び有効期限に基づき、利用者の正当性を認証して電気錠付き扉Dを施解錠制御する。これにより、領域間の利用者の出入を制御・管理している。なお、出入制御装置M1〜5(及び管理対象の電気錠付扉DとカードリーダCR)は、本発明の出入制御装置の機能を担う。
建物外部から規制エリアへ進入するための出入口には、出勤登録装置S、電気錠付き扉D6、リーダライタRW11、12が設けられ、規制エリアへの利用者の出入が規制されている。電気錠付き扉Dは、領域間の境界に設けられ、領域間の移動を物理的に規制する手段である。リーダライタRWは、電気錠付き扉Dによって移動を規制された2つの領域の扉付近に一対に設けられ、社員が所持している認証用カードに付されたIDコード及び有効期限を非接触(又は接触)にて読み取り、また、認証用カードへ有効期限を書き込む手段である。
出勤登録装置Sは、制御対象のリーダライタRW及び電気錠付き扉Dと接続される。出勤登録装置Sは、出退勤登録装置Sは、リーダライタRWで認証用カードを読み取って利用者の認証要求を受けると、この認証要求が、出勤してきた社員が出勤登録を要求するもの(出勤要求)であるか、勤務中の社員が通行規制の解除を要求するもの(通行要求)であるかを判断する。通行要求であると判断した場合は、読み取った認証用カードに付されたIDコード及び有効期限に基づき、利用者の正当性を認証して電気錠付き扉Dを施解錠制御する。これにより、領域間の利用者の出入を制御・管理している。一方、出勤要求であると判断した場合は、読み取った認証用カードに付されたIDコードに基づき、社員の出勤登録および退勤登録を行なう。また、これと同時に、認証用カードの有効期限を更新して以降の規制エリアにおける入退室を有効化する。なお、出勤登録装置S(及び管理対象の電気錠付扉DとリーダライタRW)は、本発明の出勤登録装置の機能を担う。
管理装置Pは、規制エリアの任意の部屋に設置され、システムの管理者のみ操作可能とする。管理装置Pは、各出入制御装置M及び出勤登録装置SとLAN接続されており、規制エリアにおける社員の入退室情報を出勤登録装置Mおよび各出入制御装置Mから取得し、各社員が現在居る場所および各社員の入退室履歴を記録する。また、社員の出退勤情報を出勤登録装置Sから取得し、社員ごとに日々の出退勤状態および出退勤時刻を記録する。管理装置Pは、液晶ディスプレイ等の表示部やプリンタ等の印刷部を備え、記録している各種情報を表示・印刷することができる。
以上のように、本実施形態の出入管理システムは、出勤時に利用者が所持する記憶媒体を有効化する出勤登録装置に、規制エリアの出入口にて利用者の通行規制を行う機能を持たせる。このため、出退勤登録に紐付けて認証用カードの有効期限管理を行いつつ、通行規制を行いたい領域の全域(例えば、管理対象の建物全体)を規制エリアとすることができ、高度なセキュリティ性を有する出入管理システムを実現することができる。また、出勤登録装置Sが出勤時の社員と勤務中の社員とを判別して出勤登録または出入制御を実行するため、社員は特別な使い分けをする必要が無く、利便性が高いシステムを提供可能である。
以下、本実施形態の出入管理システムに用いられる、認証用カードC、出勤登録装置S、出入制御装置Mについて、構成及び動作を詳述する。
図3は、社員が所持する認証用カードCの構成を示す図である。
認証用カードCは、非接触式の通信にて読み取り及び書き込みが可能なICカード(Integrated
Circuit Card)であり、主に、無線通信部120、記憶部140、制御部160、を含んで構成される。
無線通信部120は、所定の周波数の無線信号を送受信するアンテナと、送受信信号を変調又は復調する通信回路等で構成され、カードリーダCRや出勤登録装置Sとの間で無線通信を行う。
記憶部140は、読み出し及び書き込みが可能なRAM(Random Access
Memory)等で構成され、認証に用いられる記憶データが記憶される。記憶部140は、認証用カードCを所持する社員を特定するため、認証用カードC毎に固有に付与されたIDコードを記憶している。また、記憶部140には、認証用カードCの使用を有効とする期間を示す有効期限が記憶される。有効期限は、年月日と時刻で表され、該時刻が到来するまでは認証用カードCが有効となる。この有効期限は、出入制御装置Mによる利用者認証の際に用いられるため、カード所持者である社員は、有効期限が到来するまでの間、規制エリアでの入退室が可能となる。
制御部160は、無線通信部120及び記憶部140を制御するMPU(Micro
Processing Unit)等で構成される。制御部160は、無線通信部120にてカードリーダCR又は出勤登録装置Sから質問信号を受けると、記憶部140からIDコード及び有効期限を読み出し、これらのデータにて変調した応答信号を無線通信部120から送出させる。また、無線通信部120にて出勤登録装置Sから有効期限の書き込み指示信号を受信すると、受信した有効期限を記憶部140に書き込む。
なお、記憶部140に記憶される有効期限の形態については、年月日と時刻に限るものではなく、時刻のみ、月日と時刻、有効な時間帯などを適用可能である。
また、認証用カードCは、非接触式のICカードに限るものではなく、接触式のICカード、接触式の磁気カード、RFIDタグ、RFID通信が可能な携帯電話などが適用可能である。
図4は、出勤登録装置Sの機能ブロック図及び電気錠付扉D、リーダライタRWとの接続関係を示す図である。また、図5は、出勤登録装置の記憶部に記憶される管理情報の一例を示す図である。
出勤登録装置Sは、主に、電気錠制御部210、リーダ通信部220、時計部230、LAN通信部240、記憶部250、制御部260、を含んで構成される。
電気錠制御部210は、自己が管理する電気錠付き扉D6と接続され、電気錠付き扉D6に設けた電気錠に対して電流(電圧)を印加することで施解錠制御する手段である。電気錠制御部210は、通常、電気錠付き扉D6を施錠状態に維持し、制御部260からの指示に従い、電気錠付き扉D6を一時的に解錠状態に切り替え制御する。
リーダ通信部220は、自己が管理するリーダライタRW11、12と接続され、リーダライタRWから認証要求信号を受信し、また、制御部260からの指示に従いリーダライタRWに対して認証用カードCへの有効期限の書き込み処理を指示する制御信号を送信する通信インターフェースである。
ここで、リーダライタRWは、所定の周波数の無線信号を送受信するアンテナと、送受信信号を変調又は復調する通信回路等で構成され、認証用カードCとの間で無線通信してカード情報(記憶データ)を読み取る。リーダライタRWは、所定距離内に対して質問信号を送出し、認証用カードCから送出された応答信号を受信する。そして、受信した応答信号を復調して認証用カードCのIDコード及び有効期限を抽出し、出勤登録装置Sへ抽出したカード情報を認証要求信号として送出する。また、リーダライタRWは、出勤登録装置Sから有効期限の書き込み制御信号を受信すると、新たな有効期限を含む書き込み指示信号をIDコードを用いて認証用カードCを指定して所定範囲へ送出し、認証カードCにカード情報を更新させる。また、規制エリアの内側に設置されたリーダライタRW12には、社員が退勤する際に退勤登録を指示するための操作ボタンが設けられ、操作ボタンにより退勤登録が指示されている状態で認証用カードCを読み取ったときは、認証要求信号に退勤要求である旨の情報を付して出勤登録装置Sへ送信する。
時計部230は、現在の時刻を計時する手段である。定期的にLAN通信部240を介して受信した正規時刻データにより調時される。
LAN通信部240は、Ethernet(登録商標)規格等に基づいて構築されたLAN(Local Area Network)において、管理装置Pとの間で通信を行う。
記憶部250は、各種プログラムやデータを記憶するROMやRAM等で構成される。記憶部250には、出退勤履歴および管理情報が記憶され、制御部260によって随時読み出し、書き込みがされる。出退勤履歴は、各社員の出退勤の履歴情報であり、各社員の勤務状態(出勤しているか否か)を示す情報である。出退勤履歴は、社員を特定する社員番号、社員が所持している認証用カードCのIDコード、出勤時刻、退勤時刻が、個人毎に対応付けされたデータからなる。情報管理情報は、各社員の出退勤登録処理に必要な情報であり、社員が所持している認証用カードのIDコード(照合用IDコード)と社員の勤務時間に関する情報が、個人毎に対応付けされたデータである。勤務時間に関する情報には、社員が通常出勤する時間帯を示す出勤時間帯H、社員が通常の勤務にかかる上限の時間(に余裕を持たせた時間)を示す基本上限時間Tが含まれる。
制御部260は、MPU等で構成され、各部を統括制御する。制御手段260は、リーダ通信部220を介してリーダライタRW11、12から認証要求信号を受信したとき、認証要求信号に含まれる認証用カードCのIDコードが記憶部250に登録されたIDコードであるか否かの照合、あるいは認証用カードCの有効期限と時計部230が示す現在の時刻とを比較して有効期限切れであるか否かの判定を行い、認証用カードCの正当性、すなわち認証要求した社員の正当性を判定する。また、制御部260は、受信した認証要求信号が、勤務中の社員が通行規制の解除を要求する通行要求にかかる認証要求信号であるか、出勤してきた社員が出勤登録を要求する出勤要求にかかる認証要求信号であるか、勤務中の社員が退勤登録を要求する退勤要求にかかる認証要求信号であるかを判別し、通行制御、出勤登録、退勤登録の処理を実行する。
制御部260は、規制エリアの外側に設置されたリーダライタ11から認証要求信号を受信した場合は、記憶部250に記憶されている出退勤履歴を参照し、認証要求信号に含まれるIDコードが出勤登録済みであるか否かを判定する。出勤登録済みである場合は、すなわち認証要求した社員の勤務状態は既出勤であるため、認証要求は規制エリアの出入口を通行する社員による通常の通行要求であると判断する。一方、出勤登録済みではない場合は、すなわち認証要求した社員の勤務状態は未出勤であるため、出勤時の社員による出勤要求であると判断する。
制御部260は、受信した認証要求信号が通行要求によるものと判断した場合は、読み取った認証用カードCが正規のIDコードであり且つ有効期限切れではないことを条件に正当な認証用カードCであると判断し、電気錠制御部210を介して電気錠付き扉D6を解錠させ、社員の通行を許容する。このとき、リーダライタRWへ通行を許可した旨を通知し、リーダライタRWにて認証成功の表示を行わせる。一方、登録されていない不当なIDコードである場合または有効期限が切れている場合は、不当な認証用カードCであると判断し、電気錠付き扉Dは施錠状態を維持して、不当な利用者の入退室を阻止する。このとき、リーダライタRWへ入退室を不許可した旨を通知し、リーダライタRWにて認証失敗の表示を行わせる。
制御部260は、受信した認証要求信号が出勤要求によるものと判断した場合は、記憶部250に登録された管理情報を参照し、現在の時刻が社員が通常出勤する時間帯であるか否かを判定する。現在の時刻が出勤時間帯Hでない場合は、不正な出勤要求であると判断し、電気錠付き扉Dは施錠状態を維持し、不当な利用者の入退室を阻止する。このとき、リーダライタRWへ入退室を不許可した旨を通知し、リーダライタRWにて認証失敗の表示を行わせる。一方、現在の時刻が出勤時間帯Hであれば、有効期限内であるか否かにかかわらず正当に出勤要求する社員であると判断し、該認証用カードCを所持する社員の出勤を許可し、記憶部250の出退勤履歴に出勤時刻を登録する。また、出勤登録と同時に、基本管理情報の基本上限時間Tと現在の時刻とに基づいて有効期限(未来の時刻)を算出し、ライト部220を介して認証用カードCが記憶している有効期限を更新する。更に同時に、電気錠制御部210を介して電気錠付き扉D6を解錠させ、社員の通行を許容する。このとき、リーダライタRWへ出勤登録した旨及び通行を許可した旨を通知し、リーダライタRWにて認証成功の表示を行わせる。図5を例に説明すると、IDコード「12345」の社員が「9時00分」に出勤登録したときは、出勤時刻に上限時間Tを加算した「18時00分」を新たな有効期限として算出し、認証用カードCの有効期限を更新する。これにより、出勤登録を行った時点から有効期限が到来するまでの間、社員は認証用カードCを使って規制エリアへ出入することが可能となる。
また、制御部260は、規制エリアの内側に設置されたリーダライタ12から認証要求信号を受信した場合は、認証要求信号に退勤要求である旨の情報が含まれていなければ、認証要求は規制エリアの出入口を通行する社員による通常の通行要求であると判断する。一方、認証要求信号に退勤要求である旨の情報が含まれている場合は、退勤時の社員による退勤要求であると判断する。
制御部260は、受信した認証要求信号が通行要求によるものと判断した場合は、上記と同様、正規のIDコード且つ有効期限内であるかを照合して、正当な認証用カードCか否か判定する。
制御部260は、受信した認証要求信号が退勤要求によるものと判断した場合は、記憶部250の出退勤履歴に退勤時刻を登録する。また、退勤登録と同時に、現時刻または現時刻から所定時間を減算した時刻(過去の時刻)若しくは現時刻を有効期限として算出し、ライト部220を介して認証用カードCが記憶している有効期限を更新する。これにより、退勤登録を行った時点で、社員は認証用カードCを使って規制エリアへ出入することができなくなる。
また、制御部260は、社員の入退室を許容した際、及び社員の出退勤登録を行った際には、LAN通信を行うLAN通信部350を介して、使用された認証用カードCのIDコード及び入退室の記録(ログ)または出退勤履歴を管理装置Pへ送信する。これにより、管理装置Pは、社員の出退勤履歴や規制エリアにおける社員の現在位置および過去の入退室履歴を一元管理することができる。
図6は、出入制御装置Mの機能ブロック図及び電気錠付き扉D、カードリーダCRとの接続関係を示す図である。
出入制御装置Mは、主に、電気錠制御部310、リーダ通信部320、記憶部330、時計部340、LAN通信部350、制御部360、を含んで構成される。
電気錠制御部310は、自己が管理する電気錠付き扉Dと接続され、電気錠付き扉Dに設けた電気錠に対して電流(電圧)を印加することで施解錠制御する手段である。電気錠制御部310は、通常、電気錠付き扉Dを施錠状態に維持し、制御部360からの指示に従い、電気錠付き扉Dを一時的に解錠状態に切り替え制御する。
リーダ通信部320は、自己が管理する一対のカードリーダCRと接続され、カードリーダCRから認証要求信号を受信する通信インターフェースである。ここで、カードリーダCRは、認証用カードCから受信した応答信号を復調してIDコード及び有効期限を抽出し、出入制御装置Mへ抽出したカード情報を認証要求信号として送出するものとする。リーダ通信部320は、受信した認証要求信号に含まれる認証用カードCのカード情報(記憶データ)であるIDコード、有効期限を取得する。
記憶部330は、各種プログラムやデータを記憶するROMやRAM等で構成される。記憶部330には、入退室の権限が与えられたIDコードが記憶される。
時計部340は、現在の時刻を計時する手段である。定期的にLAN通信部350を介して受信した正規時刻データにより調時される。
LAN通信部350は、Ethernet(登録商標)規格等に基づいて構築されたLANにおいて、管理装置Pとの間で通信を行う。
制御部360は、MPU等で構成され、各部を統括制御する。制御部360は、認証用カードCのIDコードが記憶部330に登録されたIDコードであるか照合する。また、制御部360は、認証用カードCの有効期限と時計部340が示す現在の時刻との比較し、認証用カードCが有効であるか無効であるか判定する。
制御部360は、リーダ通信部320を介して受信したIDコードが登録されたものであり、且つ有効期限が切れていない場合に、正当な認証用カードCであると判断する。正当な認証用カードCであると判断すると、電気錠制御部310を介して電気錠付き扉Dを解錠させ、社員の入退室を許容する。このとき、カードリーダCRへ入退室を許可した旨を通知し、カードリーダCRにて認証成功の表示を行わせる。一方、IDコードが登録されていないものである場合、有効期限が切れている場合は、正当ではない認証用カードCであると判断する。正当でない認証用カードCであると判断すると、電気錠付き扉Dは施錠状態を維持し、不当な利用者の入退室を阻止する。このとき、カードリーダCRへ入退室を不許可した旨を通知し、カードリーダCRにて認証失敗の表示を行わせる。
また、制御部360は、社員の入退室を許容した際には、LAN通信を行うLAN通信部350を介して、使用された認証用カードCのIDコード及び入退室の記録(ログ)を管理装置Pへ送信する。これにより、管理装置Pは、規制エリアにおける社員の現在位置および過去の入退室履歴を一元管理することができる。
続いて、本実施形態の出入管理システムを運用した際の、出勤登録装置S及び出入制御装置Mの処理について説明する。
まず、出勤登録装置Sが認証要求を受けたときの動作について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、リーダライタRW11から認証要求信号を受信した際の出勤登録装置Sの処理を示すフローチャートである。
管理対象の建物に従事する社員は、出勤時に規制エリア内へ進入する際、あるいは勤務中に規制エリア外へ出たあと再び規制エリア内に進入する際、リーダライタRW11に認証用カードCを近接させて読み取らせる。
出勤登録装置Sは、リーダライタRW11から認証要求信号を受信すると、認証処理を開始する。まず、読み取った認証カードCのIDコードが記憶部250に登録されているIDコードと一致するか否か照合する(S500)。一致しない場合は(S500のNo)、正当な利用者ではないと判断し、リーダライタRW11へ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S502)。
IDコードが一致した場合は(S500のYes)、記憶部250の当該IDコードに対応する出退勤履歴を参照し、認証要求している社員が出勤登録済みか否かを判定する(S504)。出退勤履歴に当日の出勤時刻が登録されていれば出勤登録済み(既出勤)であると判定し(S504のYes)、この認証要求は通行要求にかかるものであると認識する。そして、社員の通行可否を判断するべく、現在の時刻が読み取った認証用カードCの有効期限内であるか否かを判定する(S506)。
現在の時刻が有効期限を過ぎていると判定した場合は(S506のNo)、正当な利用者ではないと判断し、リーダライタRW11へ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S502)。一方、現在の時刻が有効期限内であると判定した場合は(S506のYes)、使用可能な状態の認証用カードCを所持した正当な利用者であると判断し、リーダライタRW11へ認証に成功した旨を通知する(S508)。同時に、電気錠付き扉D6を解錠制御して利用者の通行を物理的に許容し(S510)、処理を終了する。
また、S504の判定処理において、出退勤履歴に当日の出勤時刻が登録されていなければ出勤登録ずみではない(未出勤)と判定し(S504のNo)、この認証要求は出勤要求にかかるものであると認識する。そして、記憶部250に登録された当該IDコードに対応する出勤時間帯Hを参照し、現在の時刻が認証要求している社員の出勤時間帯であるか否かを判定する(S512)。現在の時刻が出勤時間帯Hでないと判定した場合は(S720のNo)、正当な利用者ではないと判断し、リーダライタRW11へ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S502)。
一方、現在の時刻が出勤時間帯Hであると判定した場合は(S512のYes)、正当な出勤要求であると判断する。正当な出勤要求を行う社員が所持する認証用カードCには、現在有効な有効期限が書き込まれていない。よって、現時刻が有効期限内か否かの判定を行うことなく、現時刻を出退勤履歴の当該IDコードに対応する出勤時刻に登録し、出勤登録する(S514)。続いて、当該IDコードに対応する上限時間Tを現時刻に加算して有効期限を算出し、求めた有効期限をリーダライタRW11から認証用カードCに書き込ませ、読み取った認証用カードCを有効化する(S516)。同時に、リーダライタRW11へ認証に成功した旨を通知するとともに(S508)、電気錠付き扉D6を解錠制御して利用者の通行を物理的に許容し(S510)、処理を終了する。この時点から有効期限が到来するまでの間、規制エリアに配された出入制御装置Mにてこの認証用カードCを使用可能にする。
図8は、リーダライタRW12から認証要求信号を受信した際の出勤登録装置Sの処理を示すフローチャートである。
管理対象の建物に従事する社員は、勤務中あるいは退勤時に規制エリア外へ出る際、リーダライタRW12に認証用カードCを近接させて読み取らせる。また、退勤時には、リーダライタRW12の操作ボタンを操作して退勤要求であることを指示する。
出勤登録装置Sは、リーダライタRW12から認証要求信号を受信すると、認証処理を開始する。まず、読み取った認証カードCのIDコードが記憶部250に登録されているIDコードと一致するか否か照合する(S600)。一致しない場合は(S600のNo)、正当な利用者ではないと判断し、リーダライタRW12へ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S602)。
IDコードが一致した場合は(S600のYes)、受信した認証要求信号が退勤要求にかかるものであるか、すなわち認証要求信号に退勤要求を示す情報が含まれているか否かを判定する(S604)。退勤要求を示す情報を受信していない場合は(S604のNo)、この認証要求は通行要求にかかるものであると認識する。そして、社員の通行可否を判断するべく、現在の時刻が読み取った認証用カードCの有効期限内であるか否かを判定する(S606)。
現在の時刻が有効期限を過ぎていると判定した場合は(S606のNo)、正当な利用者ではないと判断し、リーダライタRW12へ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S602)。一方、現在の時刻が有効期限内であると判定した場合は(S606のYes)、使用可能な状態の認証用カードCを所持した正当な利用者であると判断し、リーダライタRW12へ認証に成功した旨を通知する(S608)。同時に、電気錠付き扉D6を解錠制御して利用者の通行を物理的に許容し(S610)、処理を終了する。
また、S604の判定処理において、認証要求信号に退勤要求を示す情報が含まれていると判定した場合は(S604のNo)、この認証要求は退勤要求にかかるものであると認識する。そして、現時刻を出退勤履歴の当該IDコードに対応する退勤時刻に登録し、退勤登録する(S612)。続いて、現在の時刻から所定時間を減算して有効期限を算出し、求めた有効期限をリーダライタRW11から認証用カードCに書き込ませ、読み取った認証用カードCを無効化する(S614)。同時に、リーダライタRW11へ認証に成功した旨を通知するとともに(S608)、電気錠付き扉D6を解錠制御して利用者の通行を物理的に許容し(S610)、処理を終了する。この時点で、規制エリアに配された出入制御装置Mにてこの認証用カードCを使用不可能にする。なお、過去の時刻を有効期限とするのに代えて、現在の時刻を新たな有効期限としてもよい。
次に、出入制御装置Mにおける通行可否の判定処理について説明する。図9は、カードリーダCRから認証要求信号を受信した際の出入制御装置Mによる通行可否の判定処理を示すフローチャートである。
管理対象の建物に従事する社員は、規制エリアの各部屋を入退室する際、電気錠付き扉D付近に設けられたカードリーダCRに認証用カードCを近接させてカード情報を読み取らせ、出入制御装置Mへ認証要求の操作を行なう。
出入制御装置Mは、カードリーダCRが認証用カードCのカード情報を読み取ったときの認証要求信号(IDコード、有効期限を含む)が入力されると、通行可否の判定処理を開始する。
まず、読み取った認証カードのIDコードが記憶部330に登録されているIDコードと一致するか否か照合する(S700)。一致しない場合は(S700のNo)、正当な利用者ではないと判断し、カードリーダCRへ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S710)。
IDコードが一致した場合は(S700のYes)、続いて、読み取った認証用カードC有効期限が有効な時刻であるか否かを判定する(S720)。現在の時刻が有効期限を過ぎていると判定した場合は(S720のNo)、正当な利用者ではないと判断し、カードリーダCRへ認証に失敗した旨を通知して処理を終了する(S710)。
一方、IDコードが一致し、且つ、現在の時刻が有効期限内であると判定した場合は(S720のYes)、使用可能な状態の認証用カードCを所持した正当な利用者であると判断し、カードリーダCRへ認証に成功した旨を通知する(S730)。同時に、電気錠付き扉Dを解錠制御して利用者の通行を物理的に許容し(S740)、処理を終了する。
以上に説明したように、本実施形態の出入管理システムは、出勤時に利用者が所持する記憶媒体を有効化する出勤登録装置に、規制エリアの出入口にて利用者の通行規制を行う機能を持たせることができる。このため、出勤登録した利用者だけを規制エリアにおいて通行可能とするとともに、通行規制を行いたい領域の全域(例えば、管理対象の建物全体)を規制エリアとすることができ、高度なセキュリティ性を有する出入管理システムを実現することができる。また、認証要求を受けた出勤登録装置は、現在の出勤状態や時刻に応じて通常の通行要求か出勤要求かを判断するため、利用者は出勤時および通行時の何れであっても認証用カードを読み取らせるだけでよく、利便性が高いシステムを実現できる。
なお、上記実施形態においては、IDコード毎、すなわち社員毎に出勤時間帯を設定する構成としたが、全社員に共通の出勤時間帯を設定してもよい。また、出勤時間帯を用いない構成とすることもでき、この場合は図7のS512の処理を省略する。
また、上記実施形態においては、上限時間Tを連続勤務可能な上限の時間数としているが、上限の終了時刻を用いてもよい。この場合は、出勤登録時の有効期限の算出を省略し、上限時間Tをそのまま有効期限として認証用カードに書き込む構成とする。
本実施形態の出入管理システムの運用イメージを示す図である。 本実施形態の出入管理システムの全体構成を示す図である。 社員が所持する認証用カードの構成を示す図である。 出勤登録装置の機能ブロック図及び電気錠付き扉、リーダライタとの接続関係を示す図である。 出勤登録装置の記憶部に記憶される管理情報の一例を示す図である。 出入制御装置の機能ブロック図及び電気錠付き扉、カードリーダとの接続関係を示す図である。 認証要求信号を受信したときの出勤登録装置の処理を示すフローチャートである。 認証要求信号を受信したときの出勤登録装置の処理を示すフローチャートである。 出入制御装置Mにおける通行可否の判定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S・・・出勤登録装置
M・・・出入制御装置
CR・・・カードリーダ
RW・・・リーダライタ
D・・・電気錠付扉
P・・・管理装置
210・・・電気錠制御部
220・・・リーダ通信部
230・・・時計部
240・・・LAN通信部
250・・・記憶部
260・・・制御部
310・・・電気錠制御部
320・・・リーダ通信部
330・・・記憶部
340・・・時計部
350・・・LAN通信部
360・・・制御部


Claims (3)

  1. 規制エリアの各部屋間の通行を規制する出入制御装置と、前記規制エリアへの進入を規制する出勤登録装置とから構成される出入管理システムであって、
    前記出入制御装置は、
    利用者が所持する記憶媒体の識別コード及び有効期限を読み出す読出部と、
    前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであり且つ現時刻が当該記憶媒体から読み出した有効期限内あると通行規制を解除する制御部とを具備し、
    前記出勤登録装置は、
    前記記憶媒体の識別コード及び有効期限を読み出す読出部と、
    前記記憶媒体へ有効期限を書き込む書込部と、
    前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、利用者による通行要求であるか出勤要求であるかを判断し、前記通行要求と判断した場合は、前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであり且つ現時刻が当該記憶媒体から読み取った有効期限内であれば通行規制を解除し、前記出勤要求と判断した場合には、現時刻が当該記憶媒体から読み取った有効期限内であるか否かにかかわらず、前記記憶媒体から読み出した識別コードが正規の識別コードであれば当該記憶媒体に有効期限を書き込んで使用可能な状態とする制御部とを具備する、ことを特徴とした出入管理システム。
  2. 前記出勤登録装置は、更に、前記記憶媒体の識別コードに対応させて当該記憶媒体を所持する利用者の勤務状態を記録する記憶部を有し、
    前記出勤登録装置の制御部は、
    前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、前記記憶部の前記勤務状態が既出勤であれば前記通行要求と判断し、前記勤務状態が未出勤であれば前記出勤要求と判断する、請求項1に記載の出入管理システム。
  3. 前記記憶部は、更に、利用者の出勤予定の時間帯である出勤時間帯を記憶し、
    前記出勤登録装置の制御部は、
    前記読出部が前記記憶媒体を認識したとき、現時刻が前記出勤時間帯であり且つ前記勤務状態が未出勤であれば前記出勤要求と判断する、請求項2に記載の出入管理システム。
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