JP5160927B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、多値画像データに誤差拡散処理を施して2値化し、その2値画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置に関するものであり、特に、誤差拡散処理の方法に特徴を有する画像形成装置に関するものである。
従来、穿孔が施された製版済孔版原紙が外周面に巻着されて回転する印刷ドラムと、この印刷ドラムに圧接されて回転するプレスローラとの間に印刷用紙を挿入し、印刷ドラム内のインクを製版済孔版原紙における孔から押し出し、インクを印刷用紙に転写させて印刷を行う孔版印刷装置が提案されている。
上記のような孔版印刷装置においては、印刷に使用するインク量の消費をできるだけ抑えたいという要望がある。そして、その具体的な方法としては、たとえば、特許文献1には、孔版原紙に設ける穿孔の径を小さくすることによってインク転移量を減らす方法が提案されている。また、特許文献2には、穿孔を施すために用いる2値画像データをライン毎あるいは千鳥状に間引くことによって印字率を下げ、総インク量を減らす方法が提案されている。さらに、穿孔の密度を低くする方法として、多値画像データに誤差拡散処理を施して2値画像データとする前に、多値画像データに濃度補正を施す方法が提案されている。
特開2004−306422号公報 特開平4−310740号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法のように、穿孔径を小さくする方法では、サーマルヘッドの発熱エネルギーを小さくする必要があるため、条件によっては穿孔できずに不発が発生したりする問題が生じる。また、特許文献2に記載の方法のように、2値画像データを間引くようにしたのでは、たとえば、2値画像データを誤差拡散処理を用いて生成した場合、画像の明るい部分で孤立点が発生するので、この孤立点が間引きによって完全になくなってしまい画質の劣化が著しいものとなる。さらに、濃度補正を行なうためには、ルックアップテーブルなど用いる必要があるため、そのルックアップテーブルを記憶するためのメモリと、ルックアップテーブルを作成するための計算時間が必要となり、また、その計算のため負荷が重くなってしまう。
また、上記のような孔版印刷装置に限らず、たとえば、レーザープリンタやインクジェットプリンタなどにおいても、インク消費量の抑制は共通する課題である。
本発明は、上記のような事情に鑑み、画質の劣化やメモリの増設によるコストアップを伴うことなく、インクの消費量を抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明の画像形成装置は、画像情報の各画素の多値画像データを2値化する2値化部と、2値化部により2値化された2値画像データに基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、2値化部が、予め設定された多値画像データの最大値よりも大きい値を量子化値として用いて多値画像データに誤差拡散処理を施してその多値画像データを2値化するものであることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置においては、2値化部を、上記量子化値を用いた誤差拡散処理を施して2値化を行う第1の2値化処理と、第1の2値化処理とは異なる処理によって2値化を行う第2の2値化処理とを切り替えて行うものとすることができる。
また、第2の2値化処理を、多値画像データの最大値を量子化値として用いて多値画像データに誤差拡散処理を施してその多値画像データを2値化する処理とすることができる。
また、第1の2値化処理において用いられる量子化値に対する2値化の閾値の比率を、第2の2値化処理において用いられる量子化値に対する2値化の閾値の比率と略同一とすることができる。
本発明の画像形成装置によれば、予め設定された多値画像データの最大値よりも大きい値を量子化値として用いて多値画像データに誤差拡散処理を施してその多値画像データを2値化するようにしたので、誤差拡散処理の際、入力画像データと量子化値との誤差をより大きくすることができるので、2値化の際に白判定される画素を、孤立点を消去することなくバランスよく増やすことができ、画質の劣化を招くことなくインクの消費量を抑制することができる。また、量子化値の値を大きくするだけなので、濃度変換のためのルックアップテーブルをもつ必要がないので、これを記憶するメモリなども設ける必要がない。また、ルックアップテーブルを計算するよりも負荷を小さくすることができる。
また、本発明の画像形成装置において、上記量子化値を用いた誤差拡散処理を施して2値化を行う第1の2値化処理と、第1の2値化処理とは異なる処理によって2値化を行う第2の2値化処理とを切り替えて行うようにした場合には、インクの消費量を抑制する省インクモードと、通常のインクの量を用いる通常モードとを切り替えることができるので、画像形成の対象の濃度などに合わせて適切なモードを選択することができ、より適切な画像形成を行なうことができる。
また、第1の2値化処理において用いられる量子化値に対する2値化の閾値の比率を、第2の2値化処理において用いられる量子化値に対する2値化の閾値の比率と略同一とした場合には、第1の2値化処理と第2の2値化処理とで同じ濃度のバランスを保つことができる。
以下、図面を参照しながら本発明の画像形成装置の一実施形態を適用した孔版印刷装置の一実施形態について説明する。本孔版印刷装置は、誤差拡散処理の方法に特徴を有するものであるが、まずは、その概略構成から説明する。図1は本孔版印刷装置の概略構成図である。
本孔版印刷装置1は、図1に示すように、原稿の画像を読み取る原稿読取部10、原稿読取部10で読み取られた画像情報に基づいて孔版原紙Mに製版処理を施す製版部20、製版部20において製版された孔版原紙Mを用いて印刷用紙に印刷を施す印刷部30、印刷部30に印刷用紙を給紙する給紙部40、印刷済みの印刷用紙を排出する排紙部50、および使用済孔版原紙M’が送り込まれる排版部60を備えている。
原稿読取部10は、原稿が載置される原稿台11と、原稿台11に載置された原稿を押圧する押圧板12と、原稿の画像情報を光電的に読み取るラインイメージセンサ13と、ラインイメージセンサ13を副走査方向(図1中矢印A方向)に搬送するセンサ搬送部14とを備えている。そして、センサ搬送部14は、ラインイメージセンサ13が取り付けられる搬送ベルト14aと、搬送ベルト14aを搬送する搬送ローラ14bとを備えている。
製版部20は、原紙ロール部21と、複数個の発熱体が一列に配列されてなるサーマルヘッドを有する製版ユニット22と、原紙ロール部21から繰り出された孔版原紙Mを送り出す原紙送りローラ23、24と、原紙送りローラ23,24の回転を駆動する駆動モータ25と、原紙送りローラ23,24により送り出された孔版原紙Mを所定の長さでカットする原紙カッタ26とを備えている。
印刷部30は、多孔金属板、メッシュ構造体などのインク通過性の円筒状の印刷ドラム31、印刷ドラム31の内部に配置されたスキージローラ32と、ドクターローラ33と、インク供給ポンプ34と、プレスローラ35とを備えている。印刷ドラムの外周には製版済孔版原紙Mが巻き付けられて装着されるようになっている。
給紙部40は、印刷用紙Pが載置される給紙台41と、給紙台41より印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すピックアップローラ42と、印刷用紙Pを印刷ドラム31とプレスローラ35との間に送り出すタイミングローラ43とを備えている。なお、給紙台41は、孔版印刷時には、印刷用紙Pの減少にともなって図1における矢印Bの上方向に移動し、新たに印刷用紙を補給する際には、矢印Bの下方向に移動するものである。
排紙部50は、印刷済印刷用紙P’を印刷ドラム31より剥ぎ取る剥取爪51と、剥取爪51により印刷ドラム31から剥ぎ取られた印刷済印刷用紙P’を後述する排紙台53まで搬送する排紙送りベルト部52と、排紙送りベルト部52により搬送された印刷済印刷用紙P’が積載される排紙台53とを備えている。
排版部60は、印刷部30の一方の側に設けられ、印刷ドラム31から引き剥がされた使用済孔版原紙M’が送り込まれる排版ボックス61と、印刷ドラム31から使用済孔版原紙M’を引き剥がして排版ボックス61内へ送り込む排版ローラ62とを備えている。
また、図2に示すように、上述した各部は、制御部80に接続されており、制御部80が各部の制御を行なう。また、図1においては図示省略したが、本孔版印刷装置1には、図2に示すようにパネル部70が設けられている。パネル部70は、液晶タッチパネルから構成されており、たとえば、後述する省インクモードと通常モードとのいずれかを選択可能な選択画面や、省インクモードが選択された際の誤差拡散処理に用いられる量子化値や2値化に用いられる閾値を設定可能な設定画面や、孔版印刷装置1の種々の動作を指示する画面などを表示するものである。
孔版印刷装置1の制御部80には、図3に示すように、パソコンなどから出力された印刷ジョブを受け付ける印刷ジョブ受付部81と、印刷ジョブ受付部81により受付けられた印刷ジョブにおける画像情報の各画素の多値画像データを2値画像データとする2値化部82と、2値化部82において生成された2値画像データに基づいて製版データを生成して製版部20に出力する製版データ生成部83とが設けられている。
2値化部82は、入力された画像情報の各画素の多値画像データに対して、パネル部70において選択されたモード(省インクモードまたは通常モード)に応じた量子化値を用いて誤差拡散処理して2値化するものであるが、誤差を拡散する方法については、一般的に公知である方法を採用することができる。具体的な方法については後述する。
次に、本孔版印刷装置の作用について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、孔版印刷装置1のパネル部70に表示された画面によって、通常モードで孔版印刷を行うか、省インクモードで孔版印刷を行うかがユーザーによって選択され、その選択されたモードの情報が2値化部82に出力される(S10)。
次に、パソコンなどによって編集された画像情報を含む印刷ジョブが、パソコンなどから孔版印刷装置1に出力される。
そして、パソコンなどから出力された印刷ジョブは、孔版印刷装置1の印刷ジョブ受付部81によって受け付けられる(S12)。そして、印刷ジョブ受付部81によって受け付けられた印刷ジョブから多値画像データからなる画像情報が取得され、その画像情報が2値化部82の2値化部82に入力される。
そして、2値化部82は、パネル部70から出力されたモードの情報が通常モードであるか、または省インクモードであるかを識別する(S14)。
そして、2値化部82は、入力されたモードの情報が通常モードである場合には、量子化値を多値画像データの最大値と同じ値に設定するとともに、その量子化値の略2分の1である値を閾値として設定し、入力された画像情報の各画素の多値画像データに対して誤差拡散処理を施す。具体的には、画像情報の各画素の多値画像データが8ビットのデータである場合には、多値画像データの最大値は255となるので、量子化値を255に設定するとともに、127を閾値として設定する。そして、図5に示すように、対象画素の多値画像データDが閾値より大きい場合には、その多値画像データを255に変換した後、対象画素の多値画像データDと量子化値255との誤差を算出し、その誤差を対象画素の周囲の画素の多値画像データに拡散して加算することによって誤差拡散処理を行う(S16)。一方、対象画素の多値画像データDが閾値以下である場合には、その多値画像データを0に変換した後、対象画素の多値画像データDと0との誤差を算出し、その誤差を対象画素の周囲の画素の多値画像データに拡散して加算することによって誤差拡散処理を行う。
そして、画像情報の全ての画素が対象画素とされて上記のようにして誤差拡散処理が施される。たとえば、画像情報の各画素の多値画像データが8ビットのデータである場合には、全ての画素のデータが0または255である2値画像データに変換される。そして、その2値画像データが製版データ生成部83に入力される。
一方、2値化部82は、入力されたモードの情報が省インクモードである場合には、量子化値を多値画像データの最大値よりも大きい値に設定するとともに、その量子化値の略2分の1である値を閾値として設定し、入力された画像情報の各画素の多値画像データに対して誤差拡散処理を施す。具体的には、画像情報の各画素の多値画像データが8ビットのデータである場合には、多値画像データの最大値は255となるので、量子化値を255よりも大きい400に設定するとともに、200を閾値として設定する。そして、図6に示すように、対象画素の多値画像データDが閾値より大きい255場合には、その多値画像データを255に変換した後、対象画素の多値画像データD255と量子化値400との誤差を算出し、その誤差−145を対象画素の周囲の画素の多値画像データに拡散して加算することによって誤差拡散処理を行う(S18)。
一方、対象画素の多値画像データDが閾値以下である場合には、その多値画像データを0に変換した後、対象画素の多値画像データDと0との誤差を算出し、その誤差を対象画素の周囲の画素の多値画像データに拡散して加算することによって誤差拡散処理を行う。
ここで、上記のように誤差拡散処理の際、量子化値を多値画像データの最大値よりも大きくすることによって、入力された多値画像データと量子化値との誤差をより大きくすることができるので、2値化の際に白判定される(0とされる)画素をバランスよく増やすことができ、インクの消費量を抑制することができる。図8に、通常モードで誤差拡散処理を行った場合における白黒判定の結果(図8の左側)と省インクモードで誤差拡散処理を行った場合における白黒判定の結果(図8の右側)の模式図を示す。図8より白画素判定される画素をバランスよく増やせているのがわかる。
たとえば、上記のように量子化値を400(新量子化値)として誤差拡散処理を行った場合、図7に示すような濃度変換特性を用いて各画素の多値画像データを濃度補正した後に、量子化値255(旧量子化値)として誤差拡散処理を行ったのと同等の効果を得ることができる。なお、図7に示す濃度変換特性におけるLは以下の式から算出されたものである。
L=(新量子化値−旧量子化値)×(旧量子化値/新量子化値)=92
そして、画像情報の全ての画素が対象画素とされて上記のようにして誤差拡散処理が施される。たとえば、画像情報の各画素の多値画像データが8ビットのデータである場合には、全ての画素のデータが0または255である2値画像データに変換される。そして、その2値画像データが製版データ生成部83に入力される。
次に、製版データ生成部83は、入力された2値画像データの各画素のデータが255である場合には、そのデータを1にして、0と1のデータからなる製版データを生成する(S20)。
そして、製版データ生成部83で生成された製版データが製版部20に出力され、製版部20は、入力された製版データに基づいて製版を行なう(S22)。具体的には、原紙ロール部21におけるマスターホルダーに設置された孔版原紙ロールから予め設定された1枚の製版分の長さの孔版原紙Mが繰り出される。そして、入力された製版データに基づいて、製版ユニット22のサーマルヘッドの複数個の発熱体が各々個別に選択的に発熱することにより感熱穿孔製版され、製版済孔版原紙Mが作成される。
次に、上記のようにして作成された製版済孔版原紙Mを用いて印刷部30において孔版印刷が行われる(S24)。具体的には、製版済孔版原紙Mは、原紙送りローラ23,24によって送り出され、原紙カッタ26により切断されて印刷ドラム31に巻着される。
そして、次に、自動的にインク供給ポンプ34により印刷ドラム31の内側にインクが供給される。そして、印刷ドラム31が図1における矢印C方向へ回転駆動されると印刷ドラム31の回転に同期して所定のタイミングにて印刷用紙Pがピックアップローラ42によって給紙台41から繰り出され、タイミングローラ43により図1における左から右へ移動して印刷ドラム31とプレスローラ35との間に供給される。そして、印刷用紙Pがドラムの外周面に巻き付けられている製版済孔版原紙Mに対し、プレスローラ35によって圧接されることにより印刷用紙Pに対して孔版印刷が行われる。
そして、印刷ドラム31が所定の角度だけ回転して1枚の印刷用紙Pへの孔版印刷が終了すると、その印刷済印刷用紙P’は剥取爪51により印刷ドラム31から剥ぎ取られ、その印刷ドラム31から剥ぎ取られた印刷済印刷用紙P’は排紙送りベルト部52により排紙台53まで搬送され、排紙台53に積載される。
そして、予め設定された印刷枚数の印刷が終了すると、印刷ドラム31から使用済孔版原紙M’が引き剥がされ、排版ローラ62により排版ボックス61に送り込まれて排版が行なわれる。
なお、上記実施形態の説明においては、パソコンから出力された印刷ジョブに基づいて孔版印刷装置1において孔版印刷を行う例について説明したが、上記実施形態の孔版印刷装置1においては、原稿読取部10において原稿を読み取った画像情報に基づいて孔版印刷を行うことも可能である。
また、上記実施形態の孔版印刷装置においては、省インクモードの誤差拡散処理において、量子化値として400を用い、閾値として200を用いるようにしたが、量子化値については、多値画像データの最大値よりも大きい値であればその他の値を用いるようにしてもよい。ただし、そのときの閾値については、省インクモードの誤差拡散処理において用いられる量子化値に対する閾値の比率と通常モードの誤差拡散処理において用いられる量子化値に対する閾値の比率とが略同一になるように設定することが望ましい。これにより省インクモードと通常モードとで同じ濃度のバランスを保つことができる。
また、上記実施形態の孔版印刷装置においては、通常モードが選択されたとき誤差拡散処理を行うようにしたが、これに限らず、組織的ディザ法や濃度パターン法などを用いたその他の2値化処理を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態の孔版印刷装置においては、孔版印刷装置1におけるパネル部70よって通常モードまたは省インクモードを選択するようにしたが、たとえば、パソコンで印刷ジョブを編集する際に、この印刷ジョブに通常モードまたは省インクモードの情報を持たせ、孔版印刷装置において印刷ジョブに含まれる情報を識別して通常モードまたは省インクモードの処理を行うようにしてもよい。通常モードまたは省インクモードの選択は、たとえば、プリンタドライバにより表示される画面上で行なえるようにすればよい。
また、上記実施形態は、本発明の画像形成装置を孔版印刷装置に適用したものであるが、本発明の画像形成装置は孔版印刷装置に限らず、たとえば、レーザービームプリンタやインクジェットプリンタにも適用することができる。レーザービームプリンタに適用する場合には、レーザー光を利用して感光ドラムに印字イメージを静電気で帯電させる際に、上記実施形態の2値化部で生成した2値画像データを用いるようにすればよい。また、インクジェットプリンタに適用する場合には、インクジェットヘッドからインクを吐出させるための制御信号を、上記実施形態の2値化部で生成した2値画像データに基づいて生成するようにすればよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態を適用した孔版印刷装置の概略構成図 図1に示す孔版印刷装置の概略構成を示すブロック図 図1に示す孔版印刷装置の制御部の構成を示す図 図1に示す孔版印刷装置の作用を説明するためのフローチャート 通常モードにおける誤差拡散処理を説明するための図 省インクモードにおける誤差拡散処理を説明するための図 本発明の一実施形態の効果を説明するための図 通常モードで誤差拡散処理を行った場合における白黒判定の結果と省インクモードで誤差拡散処理を行った場合における白黒判定の結果の模式図
符号の説明
1 孔版印刷装置
10 原稿読取部
11 原稿台
12 押圧板
13 ラインイメージセンサ
14 センサ搬送部
14a 搬送ベルト
14b 搬送ローラ
20 製版部
21 原紙ロール部
22 製版ユニット
23 ローラ
25 駆動モータ
26 原紙カッタ
30 印刷部
31 印刷ドラム
32 スキージローラ
33 ドクターローラ
34 インク供給ポンプ
35 プレスローラ
40 給紙部
41 給紙台
42 ピックアップローラ
43 タイミングローラ
50 排紙部
51 剥取爪
52 ベルト部
53 排紙台
60 排版部
61 排版ボックス
62 排版ローラ
70 パネル部
80 制御部
81 印刷ジョブ受付部
82 2値化部
83 製版データ生成部

Claims (1)

  1. 画像情報の各画素の多値画像データを2値化する2値化部と、該2値化部により2値化された2値画像データに基づいて画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、
    前記2値化部が、第1の量子化値および第1の閾値を用いた誤差拡散処理を施して2値化を行う第1の2値化処理と、第2の量子化値および第2の閾値を用いた誤差拡散処理を施して2値化を行う第2の2値化処理とを切り替えて行うものであり、
    前記第1の量子化値が、前記多値画像データの最大値よりも大きい値に設定されるとともに、前記第2の量子化値が、前記多値画像データの最大値に設定され、
    前記第1の量子化値に対する前記第1の閾値の比率と前記第2の量子化値に対する前記第2の閾値の比率とが略同一になるように設定されていることを特徴する画像形成装置。
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