JP5159478B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置、特に液晶パネルや電子式ファインダーの省電力制御に関するものである。
近年、デジタルビデオカメラ等の撮像機器において、記録メディアや再生メディアにDVDやフラッシュメモリ、ハードディスクドライブ等を使用するものが増えている。これらのメディアはメディア自体の認識に時間がかかり、またファイル管理情報の読込み処理等も必要なため、機器の電源を入れてから情報を記録再生可能な状態になるまでに、従来多く使われてきたテープ媒体よりも時間がかかるものが多くなっている。特に、撮影したシーン数が多くなればなるほど、ファイル管理情報の読込み時間が増える傾向がある。このため、一度機器の電源を切り電源オフモードにしてしまうと、使用者が撮影を行おうと再度電源を入れても、撮影可能になるまでに時間がかかり撮影チャンスを逃してしまうことも多かった。
このことを解決するため、記録再生可能になるまでの時間を短くすることを目的とした、省電力モードを搭載する撮像機器が増えている。従来では、撮影操作や再生操作を行わない場合には記録モードや再生モードへの移行操作を検出するために必要なブロックのみに電源を供給する電源オフモードが用いられてきたため、このモードでは前述のように撮影可能になるまでに時間がかかってしまう。これに対し、一般的に省電力モードでは、記録再生可能な状態になるまでに時間のかからないブロックへの電源供給を停止し電力消費を抑え、記録再生可能な状態になるまでに時間のかかるブロックには電源を供給したままとしている。そうすることで、消費電力を低減するとともに記録モードや再生モードへもすぐに復帰できるようになっている。
この省電力モードへ入るための操作としては、専用のスイッチを設け、これを操作することにより省電力モードへ移行するものがある。しかし、この場合使用者が意識して省電力モードへと移行させる必要があるため、活用されにくい仕組みとなっていた。
これを改良したものとして、撮像画像を確認するための開閉式の液晶パネルを持った機器では、液晶パネルを閉じることにより、使用者が撮影や再生行わないと判断し、自動的に省電力モードへと移行させるものがある。例えば図9(a)は液晶パネルを持ったデジタルビデオカメラを撮影者側から見た図であるが、この場合、使用者の撮影や再生を行わないという操作が自然に省電力モードへの移行へと結びついているため、直感的であり、活用もされやすい仕組みとなっている。
特開平9−224176 特開2006−80779
しかしながら、上記のような開閉式の液晶パネルにより省電力モードへと移行する仕組みでは、液晶パネルの他に電子式ファインダーを持った機器に対応することができなかった。一般的に、電子式ファインダーは開閉式液晶パネルを閉じたときに自動的に点灯するように制御されており、開閉式液晶パネルを閉じる目的によっては、使用者が撮影や再生を行わないとは判断できないためである。例えば、図9(b)のように液晶パネルを閉じたときに電子式ファインダーを点灯させる必要があるため、このままでは容易に省電力モードに入れない。
そのため、このような場合には省電力モードへ入るためのスイッチを設ける必要があり、省電力モードが活用されにくい状態となってしまっていた。結果として、不必要にバッテリーを消耗することとなり、撮像機器の実質的な使用可能時間が短くなっていた。
そこで、本発明では開閉式液晶パネルと電子式ファインダーのように、複数の表示部を持つ撮像機器においても、使用者が撮影や再生を行わない場合に、使用者が意識せずとも省電力モードを容易に活用できる撮像装置の提供を目的とする。
本発明の撮像装置は、
画像を記録再生可能な撮像装置であって、
前記撮像装置に対して開閉可能な可動式表示部と、
電子式ファインダーと、
前記可動式表示部および電子式ファインダーをそれぞれ独立して表示状態、非表示状態に切替えるための切替手段と、
前記画像の記録を行うための記録モードあるいは再生を行うための再生モードと、記録や再生を行わない場合に当該撮像装置の消費電力を低減させる省電力モードとを制御する制御手段と、
外部から電源が入力されているかを判定する判定手段を有し、
前記判定手段の判定結果に応じて、前記切替手段は前記電子式ファインダーの表示状態、非表示状態への切替を行い、
前記制御手段は、
前記記録モードあるいは前記再生モードでの動作中に前記切替手段によって前記可動式表示部および電子式ファインダーが非表示状態となった場合に、
当該撮像装置の動作モードを前記省電力モードへと移行させることを特徴とする撮像装置。
また、本発明の他の特徴とするところは、
前記動作モードが省電力モードへ移行した後、
前記可動式表示部および電子式ファインダーの少なくとも一つが表示状態となった場合に、
当該撮像装置の動作モードを前記記録モードあるいは前記再生モードへと移行させることを特徴とする。
また、本発明の他の特徴とするところは、
前記切替手段は、前記可動式表示部にあっては可動式表示部の開閉操作であり、前記電子式ファインダーにあってはスイッチまたはセンサによって構成されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、複数の表示部を有する撮像装置においても、全ての表示部が非表示状態となった場合に自動的に省電力モードへと移行することで、使用者が撮影や再生を行わない場合に、使用者が意識せずとも省電力モードを容易に活用できる。結果として、撮像装置の実質的な使用可能時間を延ばすことができる。
また、省電力モードでの動作時に、いずれかの表示部が表示状態となった場合に記録モードあるいは再生モードへと自動的に復帰することで、使用者が再度撮影や再生を行いたい場合に迷わず省電力モードから復帰することができる。
以下、本発明を実施するための形態に関して説明する。
実施例1では本発明の実施形態である撮像装置としてのデジタルビデオカメラを使い、電子式ファインダー、開閉式液晶パネルの両方が非表示状態となった場合に、自動的に省電力モードへと移行する例を示す。
図1は本発明の実施例における撮像装置としてのデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。100はデジタルビデオカメラであり、撮影した動画を内蔵のハードディスクドライブに記録するための記録モードと、撮影した動画を再生するための再生モードがある。また、撮像機器を短時間撮影または再生動作させない場合に消費電力を低減させるための省電力モード、機器を長時間利用しない場合に電源を切るための電源オフモードを動作モードとして備えている。
101はデジタルビデオカメラ全体を制御するシステムコントローラであり、マイコンとその動作を制御するためのプログラムコードから成っている。省電力モードへの移行制御もこのシステムコントローラが各ブロックに省電力を指示することによって、または各ブロックへの電源供給を断つことによって行われる。
102は撮像部であり、光学レンズと、光学レンズによって結像される像を光電変換する光電変換素子からなっている。103は画像処理部であり、撮像部102から出力された信号をJPEGやAVCHD等の静止画、動画データやNTSC等の映像信号へと変換し、ハードディスクドライブ104へと送信したり、映像信号を映像出力端子105や液晶パネル106、電子式ファインダー107へと出力する。また、画像処理部103は、ハードディスクドライブ104のファイル管理情報を読み込み、静止画、動画データを読み出し映像信号へと変換する。このファイル管理情報読み込み処理は、デジタルビデオカメラの電源を入れた際に時間のかかる処理のひとつであり、このブロックへの電源を供給したまま、他のブロックの電源を断つことにより、記録モード、再生モードへと素早く復帰可能な省電力モードを実現できる。104はハードディスクドライブであり、画像処理部103によって生成される静止画、動画データを記録する。105は映像出力端子であり、この端子に接続された外部の機器に対して画像処理部103によって生成された映像信号を出力する。
106は画像を表示可能な可動式表示部である液晶パネルであり、画像処理部103によって生成された映像を表示する。この液晶パネルは、デジタルビデオカメラ本体100にヒンジ112によって開閉可能に連結されており、ビデオカメラ本体に対して閉じた状態、開いた状態と開閉操作することができる。この様子を図2に示す。図2(a)からわかるように、閉じた状態では液晶パネルの画面がビデオカメラ本体によって塞がれ、使用者は画面を見ることができない。図2(b)の開いた状態となった場合に使用者は画面106aを見ることができる。この開閉状態は液晶パネル106に含まれる開閉検出スイッチによってどちらの状態となっているかを判別可能となっている。また、液晶パネル106は透過式液晶部とバックライト部によって構成されており、バックライト部を点灯することによって、透過式液晶部に表示される画像を可視状態にする。本実施例ではこの状態を液晶パネル106の表示状態と呼ぶ。バックライト消灯時は透過式液晶部に表示される画像は不可視状態となり、本実施例ではこの状態を液晶パネル106の非表示状態と呼ぶ。
107は電子式ファインダーであり、画像処理部103によって生成された映像を表示する。電子式ファインダー107も透過式液晶部とバックライト部によって構成されており、バックライト部を点灯することによって、液晶部に表示される画像を可視状態にする。本実施例ではこの状態を電子式ファインダー107の表示状態と呼ぶ。バックライト消灯時は透過式液晶部に表示される画像は不可視状態となり、本実施例ではこの状態を電子式ファインダー107の非表示状態と呼ぶ。この電子式ファインダー107は、撮影状態において使用者からの視認性が最も良い面に配置するのが適当となるため、デジタルビデオカメラ本体100の背面側が適当となる。
108はファインダーON・OFFスイッチであり、電子式ファインダー107の点灯・消灯を切り換えるために使用者が操作するスイッチである。ファインダーON・OFFスイッチ108を設けることは、液晶パネル106と電子式ファインダー107はそれぞれ独立して表示状態、非表示状態に切り替えることができることを意味する。
109はデジタルビデオカメラの各ブロックへ電力を供給するためのバッテリーである。110は外部から入力可能にデジタルビデオカメラの各ブロックへ電力を供給するための電源入力端子であり、端子部に付けられたスイッチにより、電源入力端子110に電源が供給されているかどうかを判別可能となっている。111は操作部であり、デジタルビデオカメラの電源をON・OFFするための電源スイッチや撮影を開始、停止するための撮影開始停止スイッチ等、使用者が操作するスイッチから構成されている。
ここで操作部111のうち、トリガースイッチ111aは、デジタルビデオカメラ本体100の背面に配置されている。これは図示しない使用者の右手によって保持されたときに丁度、右手の親指が添えられる位置に合わせて設けられている。
ズームスイッチ111bは、撮影状態においてデジタルビデオカメラ本体100の上面右側後方に設けられており、これは使用者の右手によって保持されたときに丁度、右手の人差し指が添えられる位置に合わせて設けられている。
ファインダーON・OFFスイッチ108は、撮像部102の光軸方向に操作する押しボタンスイッチであり、電子式ファインダー107の保持手側で、ズームスイッチ111bの後方かつ、トリガースイッチ111aの上方に設けられている。
このように配置することにより、使用者の右手によって保持したときに丁度、ファインダーON・OFFスイッチ108は右手の親指の上側、かつ人差し指の後ろ側に来る。すなわち、親指と人差し指の間である。本発明に係るデジタルビデオカメラは、使用者の右手によって保持して撮像装置を使用する場合には、保持した手の手のひら、中指、薬指、小指でデジタルビデオカメラ本体100を支える。そして、保持した手の親指でトリガースイッチ111aを押して撮影をスタートし、保持した手の人差し指でズームスイッチ111bを操作する。そして保持した手の親指でトリガースイッチ111aを押して撮影をストップするという撮影における一連の動作を、右手の親指及び人差し指のみで扱うことになる。そのため、親指と人差し指の間に配置されたファインダーON・OFFスイッチ108を撮影中に右手で操作することは不可能であり、左手で意識的に操作しなければ操作されることは無い。
また、ファインダーON・OFFスイッチ108は、電子式ファインダー107の保持手側に配置されていることより、左手により電子式ファインダー107を横切り操作しなければならない。しかし、電子式ファインダー107を使用して撮影を行っている際には、電子式ファインダー107の直前には使用者の顔があるため、左手が電子式ファインダー107の前を横切ることは不可能である。そのため使用者が電子式ファインダー107内の画像に注視していたとしても撮影中に不用意にファインダーON・OFFスイッチ108を押下することを防止することが可能である。なおかつ、ファインダーON・OFFスイッチ108は電子式ファインダー107の直近に配置されているため、被写体に撮像部102を向けたまま電子式ファインダー107の点灯、消灯を確認することが可能であるなど、使い勝手も非常に良い。また、ファインダーON・OFFスイッチ108を設けることにより、電子式ファインダー107の伸縮を検知する手段を設けなくて良いため、電子式ファインダー107の構造を簡略化することができ、デジタルビデオカメラ本体100の小型化が可能となる。
なお、本実施例では電子式ファインダー107の表示状態・非表示状態の切替にスイッチを用いたが、これは例えばファインダー内部に照度検出センサなどを配置し、センサが一定照度以上を検出した場合には使用者がファインダーに接眼していないと判断しファインダーを非表示状態にし、そうでなければ表示状態とする等、センサを利用して切替えるものであってもよい。
本実施例におけるデジタルビデオカメラでは、記録モードでは図1の全てのブロックに対して電源供給が行われる。再生モードでは、撮像部102以外のブロックに電源供給が行われる。省電力モードでは、撮像部102、映像出力端子105、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107への電源供給を停止する。記録モード、再生モードへの復帰を制御するシステムコントローラ101、電源を切ってしまうと撮影、再生可能となるまでに時間のかかる画像処理部103とハードディスクドライブ104については、電源供給を保ったままとする。これにより、撮影、再生可能な状態へ短時間で復帰できる。電源オフモードでは、システムコントローラ101、操作部111のみに電源が供給され、またシステムコントローラ101自体も、操作部111による電源オン操作の検知のみを行い、それ以外の制御は停止させる。画像処理部103とハードディスクドライブ104についても電源供給を断ってしまうため、記録モード、再生モードに切り替え、撮影、再生可能な状態とするまでには省電力モードから記録モード、再生モードに復帰する場合よりも時間がかかる。
図3、図4、図5は本実施例における撮像装置としてのデジタルビデオカメラで省電力モードへの移行操作を行った場合のデジタルビデオカメラのシステムコントローラ101の動作を表すフローチャートである。なお、図3のフローチャートでは、デジタルビデオカメラ100は動画を撮影するための記録モードの状態からスタートしているものとする。
図3のステップS301では、開閉式液晶パネル106の開閉操作による点灯・消灯の切替を行う。まずその詳細について図4を用いて説明する。
ステップS401では、開閉式液晶パネル106の開閉検出スイッチの状態を調べ、開閉式液晶パネルが開いた状態の場合にはステップS402へ進み、閉まった状態の場合にはステップS404へと進む。
ステップS402では開閉式液晶パネル106のバックライトが消灯状態であるかを調べ、消灯状態の場合にはステップS403へと進む。点灯状態の場合には開閉式液晶パネル106は既に表示状態となっているため、このまま終了となる。
ステップS403では開閉式液晶パネル106のバックライトを点灯させる。これにより開いた状態であるにも関わらず非表示状態となっていた開閉式液晶パネル106は表示状態となる。
ステップS404では開閉式液晶パネル106のバックライトが点灯状態であるかを調べ、点灯状態の場合にはステップS405へと進む。消灯状態の場合には開閉式液晶パネル106は既に非表示状態となっているため、このまま終了となる。
ステップS405では開閉式液晶パネル106のバックライトを消灯させる。これにより閉じた状態であるにも関わらず表示状態となっていた開閉式液晶パネル106は非表示状態となる。
図3のステップS302では、ファインダーON・OFFスイッチ108の押下により、ファインダーの表示状態、非表示状態の切替を行う。その詳細について図5を用いて説明する。
ステップS501では、ファインダーON・OFFスイッチ108の押下を検出する。ファインダーON・OFFスイッチ108が押下されている場合にはステップS502へと進み、そうでなければ何も行わず終了する。
ステップS502では、電子式ファインダー107のバックライトが消灯状態であるかを確認する。消灯状態であればステップS503へとすすみ、点灯状態であればステップS504へと進む。
ステップS503では、電子式ファインダー107のバックライトを点灯させる。これにより、電子式ファインダー107は表示状態となる。
ステップS504では、電子式ファインダー107のバックライトを消灯させる。これにより、電子式ファインダー107は非表示状態となる。
以上により、ファインダーON・OFFスイッチの押下によって電子式ファインダー107の表示・非表示状態を切替えることができる。
図3のステップS303では、ステップS301での開閉式液晶パネル表示・非表示切替処理の結果、開閉式液晶パネル106が表示状態となっているか非表示状態となっているかを調べ、表示状態となっている場合には省電力モードへの移行は行われないため、ステップS301へと戻る。非表示状態となっている場合にはステップS304へと進む。
ステップS304では、ステップS302での電子式ファインダー表示・非表示切替処理の結果、電子式ファインダー107が表示状態となっているか非表示状態となっているかを調べ、表示状態となっている場合には省電力モードへの移行は行われないため、ステップS301へと戻る。非表示状態となっている場合にはステップS305へと進む。
ステップS305では、ステップS303、ステップS304により、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107がともに非表示状態になっていると判定されているため、記録モードや再生モードの動作中でも省電力モードへの移行処理を行う。具体的には、撮像部102、映像出力端子105、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107への電源供給を停止する。デジタルビデオカメラ全体を制御するシステムコントローラ101、電源を切ってしまうと撮影可能となるまでに時間のかかる画像処理部103とハードディスクドライブ104については、電源供給を保ったままとする。これにより、撮影可能な状態へ短時間で復帰できる省電力モードを実現している。
図8ではその際のデジタルビデオカメラの表示状態、非表示状態を説明する。図8はデジタルビデオカメラを撮影者側から見た図である。
図8(a)のように液晶パネル106が表示状態、電子式ファインダー107が非表示状態の時にファインダーON・OFFスイッチ108を押すと両方が点灯する。図8(b)のように液晶パネル106が非表示状態、電子式ファインダー107が表示状態の時にファインダーON・OFFスイッチ108を押すと両方が非表示状態となるために省電力モードになる。図8(c)のように液晶パネル106が表示状態、電子式ファインダー107が非表示状態の時に液晶パネル106を閉じると液晶パネル106が非表示状態となるため、両方が非表示状態となり省電力モードになる。
図6は本実施例における撮像装置としてのデジタルビデオカメラで省電力モードから記録モードへの移行操作を行った場合のデジタルビデオカメラのシステムコントローラ101の動作を表すフローチャートである。本フローチャートでは、デジタルビデオカメラ100は動画を撮影するための記録モードにおいて省電力モードへ移行した後の状態からスタートしているものとする。
ステップS601では、開閉式液晶パネル106の開閉操作による点灯・消灯の切替を行い、ステップS602へ進む。詳細は図4で説明したとおりである。
ステップS602では、ファインダーON・OFFスイッチ108の押下により、ファインダーの表示状態、非表示状態の切替を行いステップS603へ進む。詳細は図5で説明したとおりである。
ステップS603では、開閉式液晶パネル106が表示状態となっているかどうかを調べ、表示状態であれば記録モードへと復帰するため、ステップS605へと進み、非表示状態であればステップS604へと進む。
ステップS604では、電子式ファインダー107が表示状態となっているかどうかを調べ、表示状態であれば記録モードへと復帰するため、ステップS605へと進み、非表示状態であれば開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107の両方が非表示状態となるため、省電力モードのままステップS601へ戻る。
ステップS605では、ステップS603、ステップS604において、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107のどちらかが表示状態となったため、使用者に撮影意図があると判断し、記録モードへの復帰処理を行う。具体的には、撮像部102、映像出力端子105、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107への電源供給を再開する。
以上により、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107の両方が非表示状態になった場合に、ユーザーが撮影動作を行わないと判断して自動的に省電力モードへ移行することにより、使用者が省電力モードへの移行を意識しないまま省電力モードを活用することができる。
これにより、バッテリー109の消費を少なくし、デジタルビデオカメラの実質的な利用可能時間を延ばすことができる。
また、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107どちらかが表示状態になった場合に、ユーザーが撮影動作を開始すると判断して自動的に省電力モードから記録モードへ復帰することにより、使用者が迷うことなく撮影を再開することができる。
実施例2では本発明の実施形態である撮像装置としてのデジタルビデオカメラを使い、実施例1と同様に電子式ファインダー、開閉式液晶パネルの両方が非表示状態となった場合に、自動的に省電力モードへと移行する例を示す。
本発明の実施例における撮像装置としてのデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図は図1と同じであるため、説明は割愛する。
なお、本実施例では電子式ファインダー107は電源入力端子110に電源が供給されていないときに表示状態となり、電源が供給されている場合には非表示状態となる。これは、晴天の屋外等では開閉式液晶パネル106に表示される画像が視認しづらく、電子式ファインダー107が必要となるが、電源入力端子110に電源が供給されている場合は、使用者が屋内で撮影をしている可能性が高いと考えられ、電子式ファインダー107は必要ないと判断するためである。
図3、図4、図7は本実施例における撮像装置としてのデジタルビデオカメラで省電力モードへの移行操作を行った場合のデジタルビデオカメラのシステムコントローラ101の動作を表すフローチャートである。なお、図3のフローチャートでは、デジタルビデオカメラ100は動画を撮影するための記録モードの状態からスタートしているものとする。
図3は、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107の両方が非表示状態となった場合に、デジタルビデオカメラを省電力モードへと移行させる処理の流れを表したものである。これは、実施例1と同じであるため、説明は割愛する。
図4は、開閉式液晶パネル106の開閉操作による点灯・消灯の切替処理の流れを表したものである。これも、実施例1と同じであるため、説明は割愛する。
図7は、電源入力端子110への電源入力のあり、なしによって、電子式ファインダー107の表示状態、非表示状態を切替える処理の流れを表したものである。
ステップS701では、電源入力端子110のスイッチ部の状態を検出し、入力があると判定された場合にはステップS702へ、判定結果で入力がないと判定された場合にはステップS704へと進む。
ステップS702では、電子式ファインダー107のバックライトが点灯状態かどうかを調べ、点灯状態の場合にはステップS703へ、そうでなければすでに消灯状態であるため処理終了となる。
ステップS703では、電子式ファインダー107のバックライトを消灯させる。これにより、電子式ファインダー107は非表示状態となり、処理終了となる。
ステップS704では、電子式ファインダー107のバックライトが消灯状態かどうかを調べ、消灯状態の場合にはステップS705へ、そうでなければすでに点灯状態であるため処理終了となる。
ステップS705では、電子式ファインダー107のバックライトを点灯させる。これにより、電子式ファインダー107は表示状態となり、処理終了となる。
以上により、電源入力端子に電源が入力されている場合には、デジタルビデオカメラが屋内で使用されていると判断し、電子式ファインダー107を非表示状態とする。
以上により、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107の両方が非表示状態になった場合に、ユーザーが撮影動作を行わないと判断して自動的に省電力モードへ移行することにより、使用者が省電力モードへの移行を意識しないまま省電力モードを活用することができる。
これにより、電源入力端子110からの電源供給を受けているため、バッテリー109はもともと消費しないが、家庭用電源からの電力消費を抑えることができる。
また、開閉式液晶パネル106、電子式ファインダー107どちらかが表示状態になった場合に、ユーザーが撮影動作を開始すると判断して自動的に省電力モードから記録モードへ復帰することにより、使用者が迷うことなく撮影を再開することができる。
本発明の例であるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図 本発明の例であるデジタルビデオカメラの開閉式液晶パネルの動作を示す図 本発明の例であるデジタルビデオカメラが省電力モードへ移行する際のシステムコントローラの動作の流れを示すフローチャート 本発明の例であるデジタルビデオカメラが開閉式液晶パネルの表示・非表示を切り替える際のシステムコントローラの動作の流れを示すフローチャート 本発明の例であるデジタルビデオカメラが電子式ファインダーの表示・非表示を操作スイッチにより切り替える際のシステムコントローラの動作の流れを示すフローチャート 本発明の例であるデジタルビデオカメラが省電力モードから復帰する際のシステムコントローラの動作の流れを示すフローチャート 本発明の例であるデジタルビデオカメラが電子式ファインダーの表示・非表示を電源入力端子への入力の有無により切り替える際のシステムコントローラの動作の流れを示すフローチャート デジタルビデオカメラの液晶パネルの開閉状態や電子式ファインダーのオンオフ状態に応じて点灯・消灯状態に遷移したことを説明する図 電子式ファインダーのない従来のデジタルビデオカメラ、電子式ファインダーを持つ従来のデジタルビデオカメラが液晶パネルを開閉した動作を示す図
符号の説明
100 デジタルビデオカメラ
101 システムコントローラ
102 撮像部
103 画像処理部
104 ハードディスクドライブ
105 映像出力端子
106 開閉式液晶パネル
107 電子式ファインダー
108 ファインダーON・OFFスイッチ
109 バッテリー
110 電源入力端子
111 操作部
112 ヒンジ

Claims (3)

  1. 画像を記録再生可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置に対して開閉可能な可動式表示部と、
    電子式ファインダーと、
    前記可動式表示部および電子式ファインダーをそれぞれ独立して表示状態、非表示状態に切替えるための切替手段と、
    前記画像の記録を行うための記録モードあるいは再生を行うための再生モードと、記録や再生を行わない場合に当該撮像装置の消費電力を低減させる省電力モードとを制御する制御手段と、
    外部から電源が入力されているかを判定する判定手段を有し、
    前記判定手段の判定結果に応じて、前記切替手段は前記電子式ファインダーの表示状態、非表示状態への切替を行い、
    前記制御手段は、
    前記記録モードあるいは前記再生モードでの動作中に前記切替手段によって前記可動式表示部および電子式ファインダーが非表示状態となった場合に、
    当該撮像装置の動作モードを前記省電力モードへと移行させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記動作モードが省電力モードへ移行した後、
    前記可動式表示部および電子式ファインダーの少なくとも一つが表示状態となった場合に、
    当該撮像装置の動作モードを前記記録モードあるいは前記再生モードへと移行させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記切替手段は、前記可動式表示部にあっては可動式表示部の開閉操作であり、前記電子式ファインダーにあってはスイッチまたはセンサによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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