JP5159110B2 - システムの保全方法、保全装置及びプログラム - Google Patents
システムの保全方法、保全装置及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5159110B2 JP5159110B2 JP2007000705A JP2007000705A JP5159110B2 JP 5159110 B2 JP5159110 B2 JP 5159110B2 JP 2007000705 A JP2007000705 A JP 2007000705A JP 2007000705 A JP2007000705 A JP 2007000705A JP 5159110 B2 JP5159110 B2 JP 5159110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component device
- failure
- component
- model name
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
豊田利夫,「予知保全技術の進展とプラント資産管理システムPAMへの進化(上)」,プラントエンジニア,Vol.33,No.10,p.58−61(2001)。
前記機器データ入力部が、入力指示に基づいてシステム運用開始時の構成機器、又は事後保全や予知保全の際に故障又は故障予兆と判断された構成機器の機種名及び使用時間を入力する機器データ入力ステップと、
前記交換機器選定処理部が、前記機器データ入力ステップで入力された構成機器の機種名に基づき、記憶装置に記憶された複数の構成機器の中から同一機種名となる構成機器の機種名、使用時間、故障率データを抽出する機種抽出ステップと、この機種抽出ステップにより抽出された構成機器の機種名に対応付けられた故障率に基づき、初期故障型から偶発故障型に移行した故障率をもつ構成機器か、又は初期故障型の故障率をもつ構成機器かを判定する故障型判定ステップと、この故障型判定ステップにより偶発故障型に移行した故障率を持つ構成機器であると判定された場合、当該構成機器の使用時間が当該構成機器に対応付けられる前記境界時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、又は初期故障型の故障率を持つ構成機器であると判定された場合、この判定された構成機器の使用時間が故障又は故障予兆の構成機器の使用時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、その判定された構成機器が交換可能な構成機器として選定する使用時間判定ステップとを有するシステムの保全方法である。
この情報処理システムは、インターネット1にセキュリティ機能を持ったルータ2を介して企業内通信ネットワーク3が接続される。企業内通信ネットワーク3には、複数の構成機器(以下、部品を含む)を備えたシステムが接続される。
そこで、システムの保全に関し、試行錯誤的に次のような保全方法を積み重ねてみた。
通常、事後保全や予知保全の際にデータベースサーバに交換するが、このときデータベースサーバを、図2に示す経過時間と故障率との関係を考慮し、故障率が時間の経過と共に減少する初期故障型から、故障率が一定となる偶発故障型に移行する時点の使用時間である約7500時間にわたって使い込んだ正常動作するデータベースサーバに交換したところ、次のような結果が得られた。システムの稼働率が4年間当たりで約99.90%に向上した。そして、保全コストとシステム停止に伴う損害額とを合計したとき、従来の保全方法に比べて約25億円低く抑えることができた。
システムの保全装置は、事後保全や予知保全の際に故障予兆,故障した構成機器の機種名及び使用時間を入力する故障機器データ入力部11と、プログラムメモリ12と、データベース13と、例えばCPUで構成された交換機器選定処理部14と、データバッフアメモリ15と、データ出力部16とで構成される。
(1) 上記実施の形態では、事後保全や予知保全の際に故障予兆又は故障した構成機器を発見したとき、既に使い込んでいる構成機器の中から最適な構成機器を選定し交換したが、例えば事後保全や予知保全の際ではなく、システム運用開始時の構成機器としても、既に使い込んでいる構成機器の中から最適な構成機器を用いて、システムの運用開始を行うことも可能である。
Claims (5)
- 機器データ入力部と、予め交換可能な複数の構成機器の機種名、使用時間、故障率及び初期故障型から偶発故障型へ移行する境界時間が記憶された記憶装置と、交換機器選定処理部とを備えたコンピュータによって、システムを構成する少なくとも部品を含む一つの構成機器の状態を判断して保全するシステムの保全方法において、
前記機器データ入力部が、入力指示に基づいてシステム運用開始時の構成機器、又は事後保全や予知保全の際に故障又は故障予兆と判断された構成機器の機種名及び使用時間を入力する機器データ入力ステップと、
前記交換機器選定処理部が、前記機器データ入力ステップで入力された構成機器の機種名に基づき、前記記憶装置に記憶された複数の構成機器の中から同一機種名となる構成機器の機種名、使用時間、故障率データを抽出する機種抽出ステップと、この機種抽出ステップにより抽出された構成機器の機種名に対応付けられた故障率に基づき、初期故障型から偶発故障型に移行した故障率をもつ構成機器か、又は初期故障型の故障率をもつ構成機器かを判定する故障型判定ステップと、この故障型判定ステップにより偶発故障型に移行した故障率を持つ構成機器であると判定された場合、当該構成機器の使用時間が当該構成機器に対応付けられる前記境界時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、又は初期故障型の故障率を持つ構成機器であると判定された場合、この判定された構成機器の使用時間が故障又は故障予兆の構成機器の使用時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、その判定された構成機器が交換可能な構成機器として選定する使用時間判定ステップとを有することを特徴とするシステムの保全方法。 - 請求項1に記載のシステムの保全方法において、
前記コンピュータは、データ出力部をさらに備え、
前記データ出力部が、前記使用時間判定ステップで選定された交換可能な構成機器に関するデータを出力するデータ出力ステップを有することを特徴とするシステムの保全方法。 - 少なくとも部品を含む1つの構成機器を備えたシステムの保全装置において、
予め複数の構成機器の機種名、使用時間、故障率及び初期故障型から偶発故障型へ移行する境界時間を記憶する記憶手段と、
システム運用開始時の構成機器、又は事後保全や予知保全の際に故障又は故障予兆と判断された構成機器の機種名及び使用時間を入力する入力手段と、
この入力された構成機器の機種名に基づき、前記記憶手段に記憶された複数の構成機器の中から同一機種名となる構成機器の機種名、使用時間、故障率データを抽出する機種抽出手段と、
この抽出された構成機器の機種名に対応付けられた故障率に基づき、初期故障型から偶発故障型に移行した故障率をもつ構成機器か、又は初期故障型の故障率をもつ構成機器かを判定する故障型判定手段と、
この故障型判定手段により偶発故障型に移行した故障率を持つ構成機器であると判定された場合、当該構成機器の使用時間が当該構成機器に対応付けられる前記境界時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、又は初期故障型の故障率を持つ構成機器であると判定された場合、この判定された構成機器の使用時間が故障又は故障予兆の構成機器の使用時間よりも長い使用時間を持つ構成機器であると判定したとき、その判定された構成機器が交換可能な構成機器として選定する使用時間判定手段と、
この選定された交換可能な構成機器に関するデータを出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とするシステムの保全装置。 - 請求項3に記載のシステムの保全装置において、
前記機種抽出手段は、同一機種名の複数の構成機器が記憶されている場合、前記入力手段から入力された構成機器の機種名に基づき、前記記憶手段に記憶された複数の構成機器の中から同一機種名となる構成機器が存在しないと判断されたとき、同一機種名の他の構成機器の存在有無を判断することを特徴とするシステムの保全装置。 - 複数の構成機器の機種名、使用時間、故障率及び各構成機器の初期故障型から偶発故障型へ移行する境界時間が記憶され、システム運用開始時、又は事後保全や予知保全の際に交換可能な構成機器を選定するコンピュータに、
外部から入力されるシステム運用開始時の構成機器、又は事後保全や予知保全の際に故障又は故障予兆と判断された構成機器の機種名及び使用時間に基づき、前記記憶された複数の構成機器の機種名の中から同一機種名となる構成機器、使用時間及び故障率データを抽出する機種抽出手順と、この抽出された構成機器の故障率から偶発故障型に移行した故障率を持つ構成機器か、又は初期故障型の故障率を持つ構成機器であるかを判定する故障型判定手順と、この判定手順により偶発故障型に移行した故障率を持つ構成機器であると判定されたとき、当該故障率を持つ構成機器の使用時間が前記記憶された前記初期故障型と前記偶発故障型との境界時間よりも長いか否かを判定する第1の使用時間判定手順と、前記故障型判定手順により初期故障型の故障率を持つ構成機器であると判定されたとき、当該故障率を持つ構成機器の使用時間が前記外部から入力された構成機器の使用時間よりも長いか否かを判定する第2の使用時間判定手順と、前記第1、第2の使用時間判定手順の何れかによって長いと判定された構成機器を交換可能な構成機器として出力するデータ出力手順とを実行させるための機器交換処理用プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000705A JP5159110B2 (ja) | 2007-01-05 | 2007-01-05 | システムの保全方法、保全装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000705A JP5159110B2 (ja) | 2007-01-05 | 2007-01-05 | システムの保全方法、保全装置及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008171026A JP2008171026A (ja) | 2008-07-24 |
JP5159110B2 true JP5159110B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=39699083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007000705A Expired - Fee Related JP5159110B2 (ja) | 2007-01-05 | 2007-01-05 | システムの保全方法、保全装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5159110B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2735955C (en) | 2009-07-23 | 2014-08-12 | Nippon Steel Corporation | Equipment management system, equipment management method and program |
JP7285497B2 (ja) * | 2018-11-30 | 2023-06-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 機器管理システム、制御方法、及びプログラム |
JP2021005306A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 機器管理システム及び機器管理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0664664B2 (ja) * | 1988-09-19 | 1994-08-22 | 株式会社日立製作所 | 故障予知装置 |
JPH1034122A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 商品リサイクルシステムにおける部品選別方法 |
JP2002183547A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-28 | Hitachi Ltd | 再使用部品の取引方法 |
-
2007
- 2007-01-05 JP JP2007000705A patent/JP5159110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008171026A (ja) | 2008-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8549137B2 (en) | Monitoring device, monitoring system, monitoring method, and program | |
JP4880376B2 (ja) | 支援装置、プログラム、情報処理システム及び支援方法 | |
US20140068071A1 (en) | Server consolidation | |
US7624309B2 (en) | Automated client recovery and service ticketing | |
US20160011926A1 (en) | Method for processing data quality exceptions in a data processing system | |
US20140067804A1 (en) | Workflow generation server and method of generating workflow | |
US20080255903A1 (en) | Business process execution method, business process engine and method for deploying a business process engine | |
JP4866636B2 (ja) | 分散型プログラム実行環境における稼動品質管理方法 | |
US20130061202A1 (en) | Methods for assessing deliverable product quality and devices thereof | |
JP5159110B2 (ja) | システムの保全方法、保全装置及びプログラム | |
JP2006119848A (ja) | ソフトウェア更新プログラム、ソフトウェア更新装置およびソフトウェア更新方法 | |
US9823999B2 (en) | Program lifecycle testing | |
US8468386B2 (en) | Detecting and recovering from process failures | |
CN108369503A (zh) | 对外部场可更换单元(fru)过程的自动系统响应 | |
JP2016099857A (ja) | 不正プログラム対策システムおよび不正プログラム対策方法 | |
JP2019192190A (ja) | 予めスクレイプしたビッグデータを用いたクラウドスクレイピングシステム及び方法と、そのためのコンピュータプログラム | |
US20160364674A1 (en) | Project management with critical path scheduling and releasing of resources | |
WO2011052149A1 (ja) | システム配置決定システム、システム配置決定方法およびプログラム | |
Currie et al. | Transforming ‘value engineering’from an art form into a science–process resilience modelling | |
JP2006293548A (ja) | 業務プロセストラッキングプログラム、該プログラムを記録した記録媒体、および業務プロセストラッキング装置 | |
Urbanczyk et al. | Contribution title enterprise architecture approach to resilience of government data centre infrastructure | |
JP4554581B2 (ja) | ジョブ管理装置、システムおよびプログラム | |
JP2007041828A (ja) | Sla達成状況判定方法 | |
JP5913043B2 (ja) | キャッシュ領域管理プログラム及び方法、並びに情報処理装置 | |
JP5325827B2 (ja) | ジョブスケジュールシステム、ジョブスケジュール管理方法及びプログラム。 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20091028 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20091028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110906 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120523 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120529 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121113 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121211 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5159110 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |