JP5158615B2 - 部材の接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、相対移動可能な2つの部材間に、該2つの部材間の相対位置を複数の節度停止位置のいずれかに節度停止させる節度機構を介在させる部材の接続構造に関する。
従来、相対移動可能な2つの部材間に、該2つの部材間の相対位置を複数の節度停止位置のいずれかに節度停止させるべく、一方の部材側に設けた節度子と、他方の部材側に設けられ前記節度子を保持可能な複数の節度子保持部とを具備し、前記節度子を前記節度子保持部のいずれかに選択的に保持させる節度機構を設けることが考えられている。このような節度機構として、例えば、一方の部材側に設けた節度子を、他方の部材側に設けた節度子保持部のいずれかに選択的に保持させる態様が考えられている。(例えば、特許文献1を参照。)
特開2005−177054号公報
ところで、特許文献1記載の構成では、節度機構とは別に、前記2つの部材間の相対移動の終端を規定する移動端規定機構(特許文献1中では回動規制機構)を設けているが、少ない部品点数で節度機構と移動端規定機構とを同時に設けるべく、前記一方の部材に節度子たる突起を設けるとともに、前記他方の部材に該節度子たる突起を通過させてなる長孔を設け、これら突起と長孔とを利用して前記移動端規定機構を設ける構成が考えられている。
その一方で、このような節度機構を設けるに際し、より好適な使用態様を得るようにすべく、節度停止位置間の間隔を小さくする要望が存在する。このような要望を実現するための態様の一例として、前段で述べた構成において、他方の部材側に前記節度子保持部たる保持凹部を複数設けるようにし、この保持凹部の径及び該保持凹部間の距離を小さくすることが考えうる。
ところが、前段で述べた構成を採用すると、保持凹部の径を小さくしたことに伴い、この保持凹部に保持させるべき突起もまた小さくする必要が発生する。その一方で、前記特許文献1記載の構成では、前記長孔を介して部材の荷重等が前記突起に作用するため、上述したように突起を小さくすると突起の破損が起こりやすくなる不具合が発生する。
本実施形態は、以上に述べた課題を解決すべく構成するものである。
すなわち本発明に係る部材の接続構造は、椅子に設けられる肘桿と、枢着軸部材によりこの肘桿に相対移動可能に枢着されているとともにこの肘桿に下方から支持され、肘当て本体とこの肘当て本体の上面を被覆するカバーとを備えている肘当てと、これら肘桿と肘当てとの間に設けてなり部材間の相対位置が複数の節度停止位置のいずれかである状態に係止可能な節度機構とを具備するものであって、肘桿側に設けた節度子と、肘当て側に設けてなり前記節度子と係合可能で前記肘当て本体と前記カバーとの間に設けられる複数の節度子保持部とを有する前記節度機構を2つ設けているとともに、これら2つの節度機構の節度停止位置を互いに異ならせ、前記2つの前記節度機構のうち一方の節度機構の節度停止位置のそれぞれを、他方の節度機構の2つの節度停止位置の中間に設定しており、前記節度子を挟んで2つの節度機構の節度子保持部を前側及び後側にそれぞれ配置しており、さらに肘当ての内部に前記節度子保持部を有する可動部材を複数設け、これら可動部材と肘当てとを、前記節度子保持部を前記節度子に密着する側に付勢するとともに自由端側を該可動部材の内部に収納している付勢手段たるコイルばねを介してそれぞれ接続していることを特徴とする。
このような構造を採用すれば、互いに隣接する節度停止位置において異なる節度機構を節度状態にし、個々の節度機構に対応する節度停止位置間の距離を変更することなく全体としては節度停止位置間の距離を短縮できる。すなわち、一方の部材に節度子たる突起を設ける場合、この突起を小さくすることなく節度停止位置間の距離を短縮できる。なお、「複数の節度機構のうち少なくとも2つの節度停止位置を互いに異ならせている」とは、3つ以上の節度機構全ての節度停止位置を互いに異ならせていることを含む概念である。
このような構成を容易かつ安価に実現できる態様の一例として、前記節度機構が、一方の部材側に設けた節度子と、他方の部材側に設けてなり前記節度子と係合可能な複数の節度子保持部とを有するものであって、一方の部材に前記節度子たる突起を設けているとともに、他方の部材に前記節度子保持部たる複数の保持凹部を有し付勢手段により前記保持凹部が前記突起に密着する側に付勢させた可動部材を接続しているものが挙げられる。このように構成すれば、突起と可動部材とを利用した従来広く用いられている構成の節度機構を複数設け、部材の移動中は前記可動部材を退避させつつ、節度停止位置に達した時点でいずれかの節度機構を機能させるようにできるので、最小限の設計変更により上述した部材の接続構造を実現できるからである。
また、少ない部品点数で部材間の相対移動の終端を規定できるようにするための構成の一例として、前記2つの部材間の相対移動の終端を規定する移動端規定機構を有するものであって、この移動端規定機構が、一方の部材に設けた前記節度機構を構成する突起と、他方の部材に設けた凹部とを具備するものが挙げられる。このように構成すれば、前記突起を節度機構及び移動端規定機構双方の構成部品として用いることができるからである。
前記節度子を利用して肘桿に対する肘当ての回転移動の方向の案内を行うようにするための構成の一例として、前記節度子が前記肘当て本体に設けた円弧状の長孔を通過しているものが挙げられる。
本発明に係る部材の接続構造によれば、複数設けた節度機構のうち一部のみを機能させるようにしているので、個々の節度機構に対応する節度停止位置間の距離を変更することなく全体としては節度停止位置間の距離を短縮できる。すなわち、一方の部材に節度子たる突起を設け、この突起を他方の部材に設けた長孔に通過させる場合、この長孔を介して作用する荷重等に対する剛性を確保できる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る部材の接続構造を使用した椅子1は、図1に前方からの全体斜視図、図2に後方からの全体斜視図、図3に側面図、図4に背面図をそれぞれ示すように、椅子本体2と、この椅子本体2に接続した肘桿3と、この肘桿3に下方から支持させてなるとともに該肘桿3の上面内で回動可能な肘当て4とを具備する。
椅子本体2は、脚体24と、脚体24に支持させた基体22と、基体22上に配設した座23と、水平支軸(図示略)を介して基体22に枢着した背凭れ21とを具備する。また、座23及び背凭れ21が連動して傾動するシンクロロッキング動作が可能である。さらに、背凭れ21は、背フレーム211の前面に背凭れ面を構成する張り部材212を張り設けたものである。ここで、背フレーム211は、基体22に対し水平支軸25回りに回動可能に連結している下フレーム部211aと、下フレーム部211aの上端にヒンジ(図示略)を介して連結している上フレーム部211bと、これら下フレーム部211a及び上フレーム部211bを接続しこれらがなす角度が変化した際に反力を供給する反力フレーム部211cとを備えている。
肘桿3は、前記図1〜図4に示すように、前記下フレーム部211aから外上方に延伸させて左右一対に設けている。また、この肘桿3の縦断面図である図5、及びこの肘桿3の取り付け態様を示す分解斜視図である図6に示すように、左右の肘桿3は、前記下フレーム部211aに接続してなる固定支柱部31と、この固定支柱部31に対して上下方向に進退可能な可動支柱部32と、これら固定支柱部31及び可動支柱部32間の相対位置を規定するスライドストップ機構33とをそれぞれ具備する。前記スライドストップ機構33は、前記固定支柱部31に所定ピッチで複数個設けた凹部31xと、前記可動支柱部32に軸33a2を介して枢着していて先端部に前記凹部31xに係合可能な爪部33a1を有するアーム33aと、このアームに前記凹部31x及び前記爪部33a1間の係合を解除させる操作力を受け付ける操作部33bと、前記凹部31x及び爪部33a1を係合させる方向にアーム33aを付勢するアーム付勢バネ33cと、前記操作部33bを前記アーム33aから離間させる側に付勢する操作部付勢バネ33dとを備えている。さらに、固定支柱部31の一表面には、これら凹部31x及び爪部33a1の係合部位を外部から視認可能にすべく透明板311を設けている。そして、この肘桿3の上端面3aを、前記肘当て4を上方に載置可能な肘当て受面としているとともに、この肘桿3の上端面3aの前部及び後部に突起34を設けている。なお、この実施形態では、左右の固定支柱部31を同一形状にすべく、前記凹部31xを固定支柱部31の前部及び後部に設けていて、固定支柱部31を前後対称に形成している。
前記肘当て4は、前記図1〜図6に示すように、また、この肘当て4の肘桿3に対する取り付け態様を示す分解斜視図である図7に示すように、前記肘桿3の肘当て受け部の上方に載置してなる肘当て本体41と、この肘当て本体41の上面を被覆する肘当てカバー42とを具備する。ここで、この肘当て4を肘桿3に取り付けた状態の平面図を図8〜図11に示す。これら図8〜図11では、肘当てカバー42を想像線により示している。
前記肘当て本体41は、底壁411と、この底壁411の外周部から起立する外枠412と、前記底壁411から起立して設けたリブ413と、前記底壁411に設けたネジ挿通孔4xと、前記突起34を通過させることが可能な長孔4yとを具備し、上方に向けて開口している。
さらに、前記肘桿3と前記肘当て4との間には、前記肘当て4を前記肘桿3に枢着する枢着軸部材5と、前記肘当て4の回転移動の終端を規定する移動端規定機構6と、前記肘当て4を複数の節度停止位置のいずれかに保持させる複数の節度機構、すなわち第1及び第2の節度機構71、72とを設けている。
前記枢着軸部材5は、本実施形態では、前記肘桿3に設けた雌ネジ穴3xに螺合可能な雄ネジ部51と、前記肘当て本体41に設けたネジ挿通孔4xの開口縁部に当接するネジ頭部52と、これら雄ネジ部51及びネジ頭部52の中間に設けていて前記ネジ挿通孔4xに対向する軸部53とを具備する。
前記移動端規定機構6は、肘桿3の上端面3aから突出させて設けた前記突起34と、肘当て4に設けた凹部たる前記長孔4yとを具備する。そして、前記突起34を前記長孔4yの長手方向終端に当接させることにより肘当て4のそれ以上の移動を禁止するよう構成している。
しかして本実施形態では、前記第1及び第2の節度機構71、72の節度停止位置を互いに異ならせているとともに、前記第1又は第2の節度機構71、72のいずれか一方を機能させることにより、肘当て4を、所定ピッチで配した第1〜第4の節度停止位置P1〜P4のいずれかに節度停止可能にしている。ここで、前記図8〜図11は、肘当て4を、第1〜第4の節度停止位置P1〜P4にそれぞれ節度停止させた状態に対応する。
具体的に前記第1及び第2の節度機構71、72の構成について述べる。これら第1及び第2の節度機構71、72は、略同一の構成を有する。すなわち、第1及び第2の節度機構71、72は、いずれも、肘桿3側に設けた節度子、具体的には肘桿3の上端面3aから突出させて設けた前記突起34と、肘当て4に設けてなり前記突起34と係合可能な複数の節度子保持部たる保持凹部4hとをそれぞれ有する。この保持凹部4hは、付勢手段たるバネ7sを介して肘当て本体41に接続した第1及び第2の可動部材711、721に設けている。これら第1及び第2の可動部材711、721には、前記保持凹部4hをそれぞれ2箇所に設けている。一方、前記バネ7sは、前記第1又は第2の可動部材711、721に設けた前記保持凹部4hが前記突起34に密着する側に該可動部材711、721を付勢している。また、肘当て本体41には、前記リブ413を利用してガイド部4gを設けている。このガイド部4gは、前記可動部材43及びこの可動部材43に設けた保持凹部4hを、回転中心すなわち前記枢着軸部材5に向けて接離する方向のみに移動可能にガイドしている。そして、前記第1の節度機構71は肘当て4の後部、前記第2の節度機構72は肘当て4の前部にそれぞれ設けていて、前記第1の節度機構71は肘当て4を第1の節度停止位置P1又は第3の節度停止位置P3のいずれかに保持可能である一方、前記第2の節度機構72は肘当て4を第2の節度停止位置P2又は第4の節度停止位置P4のいずれかに保持可能である。加えて、本実施形態では、肘当て4を前記第1又は第4の節度停止位置P1、P4のいずれかに保持している際に、前記移動端規定機構6が同時に機能するようにしている。すなわち、肘当て4の可動範囲の一端を前記第1の節度停止位置P1、同他端を前記第4の節度停止位置P4にそれぞれ規定している。
本実施形態では、以上に述べたように、肘桿3に対して肘当て4を枢着し、これら肘桿3と肘当て4との間に複数の節度機構すなわち第1及び第2の節度機構71、72を設けているとともに、前記第1及び第2の節度機構71、72の節度停止位置を互いに異ならせているので、第1又は第3の節度停止位置P1、P3においては第1の節度機構71、第2又は第4の節度停止位P2、P4においては第2の節度機構72を機能させ、個々の節度機構71、72に対応する節度停止位置間の位相差を変更することなく一方の節度機構の節度停止位置の中間の位置で他方の節度機構を機能させて、全体としては節度停止位置間の位相差を小さくできる。すなわち、節度子たる突起を小さくすることによる節度子の対ねじり剛性の低下を引き起こすことなく節度停止位置間の位相差を短縮し、より細かな部材間の位置の調整を行うようにできる効果を得ることができる。
また、前記第1及び第2の節度機構71、72が、肘桿3側に設けた節度子たる突起34と、肘当て4側に設けてなり前記突起34と係合可能な複数の節度子保持部たる複数の保持凹部4hとをそれぞれ有しているとともに、肘当て4に前記保持凹部4hを有し付勢手段7sにより前記保持凹部4hが前記突起34に密着する側に付勢させた第1及び第2の可動部材711、721を接続しているので、突起と可動部材とを利用した従来広く用いられている構成の節度機構を複数設け、肘当て4の移動中は前記可動部材711、721を退避させつつ、第1〜第4の節度停止位置P1〜P4のいずれかに達した時点で第1又は第2の節度機構71、72のいずれかを機能させるようにできるので、最小限の設計変更により上述した部材の接続構造を実現でき、このような構成を容易かつ安価に実現できる。
さらに、肘桿3と肘当て4間との相対移動の終端を規定する移動端規定機構6を設け、この移動端規定機構6が、肘桿3側に設けた節度子たる突起34と、肘当て4に設けた長孔4yとを具備するので、前記突起34を第1又は第2の節度機構71、72及び移動端規定機構6双方の構成部品として用いることができ、少ない部品点数で肘当て4の移動の終端を規定できる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
例えば、節度機構を2つ設けるとともに、一方の節度機構の節度停止位置のそれぞれを、他方の節度機構の2つの節度停止位置の中間に設定する態様を採用してもよい。具体的には、例えば図12に示すように、肘当て本体A41と肘当てカバーA42とを具備する肘当てA4を互いに等間隔である第1〜第5の節度停止位置のいずれかに選択的に保持可能にしているとともに、第1の節度機構A71が第2又は第4の節度停止位置のいずれかに肘当てを保持可能であり、第2の節度機構A72が第1、第3、又は第5の節度停止位置のいずれかに肘当てを保持可能で、さらにこれら第1及び第2の節度機構A71、A72を枢着軸、すなわち枢着軸部材5の軸心をはさみ180度位相を異ならせた位置に配するようにしてもよい。このような構成を採用すれば、幅寸法が小さな肘当て内部等の限られた設置スペースに2つの節度機構A71、A72を配置できる。すなわち、小さな設置スペースで上述した実施形態に係るものと同様の効果を得ることができるとともに、肘当てA4を完全に左右対称の形状に形成できる。ここで、前記第1及び第2の節度機構A71、A72は、上述した実施形態における第1及び第2の節度機構71、72と略同様の構成を有する。すなわち、肘桿3に設けた突起34を、可動部材A711、A721に設けた保持凹部A4hに保持させてなる。また、可動部材A711、A721は、バネA7sにより突起34に向かう方向に付勢している。
また、図13に示すように、肘桿B3に1つだけ設けた突起B34に2つの節度子B341、B341を設け、肘当てB4側に付勢手段たるバネB7sを介して第1及び第2の可動部材B711、B721を肘当て本体B41に接続し、これら第1及び第2の可動部材B711、B721にそれぞれ複数の保持凹部B4hを設け、これら節度子B341と保持凹部B4hとを係合可能に第1及び第2の節度機構B71、B72を設けてもよい。
さらに、図14に示すように、肘桿C3に1つだけ設けた突起C34に複数の保持凹部C34hを設け、肘当てA4側に付勢手段たるバネC7sを介して第1及び第2の可動部材C711、C721を肘当て本体C41に接続し、これら第1及び第2の可動部材C711、C721にそれぞれ節度子C711a、C721aを設け、これら節度子C711a、C721aと保持凹部C34hとを係合可能に第1及び第2の節度機構B71、B72を設けてもよい。これらの構成であっても、節度子を小さくすることなく節度停止位置間の位相差を小さくする効果は得ることができる。
加えて、節度機構とは別の箇所に移動端規定機構を設けてもよく、また、特に特定の部材を他の部材に枢着する構成では、前記図14に示した構成のように、移動端を設定せず特定の部材(図14では肘当てC4)を360度以上回転可能にしてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る肘当て及び肘桿を有する椅子を正面側から見た斜視図。 同実施形態に係る肘当て及び肘桿を有する椅子を背面側から見た斜視図。 同実施形態に係る肘当て及び肘桿を有する椅子の側面図。 同実施形態に係る肘当て及び肘桿を有する椅子の背面図。 同実施形態に係る肘桿の取付態様を示す縦断面図。 同実施形態に係る肘当て及び肘桿の分解斜視図。 同実施形態に係る肘当ての取付態様を示す分解斜視図。 同実施形態に係る肘当てを第1節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 同実施形態に係る肘当てを第2節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 同実施形態に係る肘当てを第3節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 同実施形態に係る肘当てを第4節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係る肘当てを節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係る肘当てを節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係る肘当てを節度停止位置に保持させた状態を示す平面図。
符号の説明
1…椅子
3、B3、C3…肘桿
34、B34、C34…突起(節度子)
4、A4、B4、C4…肘当て
4h、A4h、B4h、C34h…保持凹部
6…移動端規定機構
71、72…(第1、第2の)節度機構
B341、C711a、C721a…節度子

Claims (4)

  1. 椅子に設けられる肘桿と、枢着軸部材によりこの肘桿に相対移動可能に枢着されているとともにこの肘桿に下方から支持され、肘当て本体とこの肘当て本体の上面を被覆するカバーとを備えている肘当てと、これら肘桿と肘当てとの間に設けてなり部材間の相対位置が複数の節度停止位置のいずれかである状態に係止可能な節度機構とを具備するものであって、
    肘桿側に設けた節度子と、肘当て側に設けてなり前記節度子と係合可能で前記肘当て本体と前記カバーとの間に設けられる複数の節度子保持部とを有する前記節度機構を2つ設けているとともに、これら2つの節度機構の節度停止位置を互いに異ならせ、前記2つの前記節度機構のうち一方の節度機構の節度停止位置のそれぞれを、他方の節度機構の2つの節度停止位置の中間に設定しており、前記節度子を挟んで2つの節度機構の節度子保持部を前側及び後側にそれぞれ配置しており、さらに肘当ての内部に前記節度子保持部を有する可動部材を複数設け、これら可動部材と肘当てとを、前記節度子保持部を前記節度子に密着する側に付勢するとともに自由端側を該可動部材の内部に収納している付勢手段たるコイルばねを介してそれぞれ接続していることを特徴とする部材の接続構造。
  2. 肘桿に前記節度子たる突起を設けているとともに、他方の部材に前記節度子保持部たる複数の保持凹部を有する可動部材を接続していることを特徴とする請求項1記載の部材の接続構造。
  3. 前記2つの部材間の相対移動の終端を規定する移動端規定機構を有するものであって、この移動端規定機構が、肘桿に設けた前記節度機構を構成する突起と、他方の部材に設けた凹部とを具備することを特徴とする請求項1又は2記載の部材の接続構造。
  4. 前記節度子が前記肘当て本体に設けた円弧状の長孔を通過していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の部材の接続構造。
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