JP5154070B2 - 衣料用粉末洗剤組成物 - Google Patents

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本発明は、衣料用粉末洗剤組成物に関し、特に業務用のランドリー用粉末洗剤組成物に関する。
クリーニング業には普通クリーニング店、リネンサプライなどの業態がある。このうち普通クリーニング店は自家処理施設を有し、主として家庭から出される洗濯物を扱うクリーニング店を示し、そこで行なわれる洗浄方法には非水系の溶剤を用いたドライクリーニングと水洗いによる水系クリーニング(業務用ランドリー)が存在する。
中でも水系クリーニングで取り扱われる衣類は、カッターシャツ等が多く、その洗浄剤には漂白剤を配合したワンショットタイプと漂白剤を配合していないツーショットタイプが存在し、これらは現場の洗浄状況によって使い分けられる。また、これらの洗剤に求められる性能には洗浄性能が高く泡立ちが低いことはもとより、家庭にくらべ洗浄濃度が高く、より低浴比で洗浄するため、汚れの再汚染性防止性が発生しないことが求められる。さらに、業務品粉末洗剤は洗剤荷姿も10〜20kgと大型なため、現場での使用の際、使用界面活性剤特有の臭気も軽減されているほうが好ましい。したがって、業務用洗剤に求められる性能は、高洗浄性、低泡性、再汚染防止性、洗剤組成物の臭気の低減があげられる。
特許文献1には、高洗浄性、再汚染防止性、洗剤組成物の臭気の低減を訴求した洗剤組成物が開示されている。
特開平2005−213489号公報
しかしながら同文献は、アニオン界面活性剤であるアルキルエトキシ硫酸ナトリウムを主界面活性剤とするため泡立ちが多くなる傾向があり、通常、非イオン界面活性剤が主洗浄基剤として用いられる業務用の粉末洗剤として適切でないという問題点があった。
本発明の課題は、高洗浄性、低泡性、再汚染防止性、洗剤組成物の臭気の低減を実現する衣料用粉末洗剤組成物を提供することである。
本発明は、(A)下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤〔以下、(A)成分という〕6〜20重量%、(B)水溶性キレート剤〔以下、(B)成分という〕1〜50重量%、及び(C)アルカリ剤〔以下、(C)成分という〕10〜50重量%を含有し、(A)/(B)=1/4〜1/1、(A)/(C)=1/4〜1/1、(B)/(C)=1/2〜2/1の重量比である衣料用粉末洗剤組成物に関する。
1−O−(EO)p−(PO)q−(EO)r−H (I)
[式中、R1は平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を示す。p、q、rはそれぞれ平均付加モル数を表し、p>0、r>0、q=1〜6であり、且つp+r=4〜20である。]
本発明によれば、洗浄性、低泡性、再汚染防止性に優れ、組成物の臭気を軽減する衣料用粉末洗剤組成物が得られる。本発明の組成物は業務用洗濯機を用いる水系クリーニング用の衣料用粉末洗剤組成物として好適である。
<(A)成分>
本発明の(A)成分は、主に洗浄性、低泡性のために用いられる成分であり、一般式(I)においてR1の平均炭素数は10〜14が好ましい。また、pは2〜10、特に2〜7、rは2〜10、特に3〜7、qは1〜5が好ましく、低泡性の観点から、更にqは3〜5、特に4〜5が好ましい。p+rは5〜15、特に5〜12が好ましく、p+q+rは5〜20、更に7〜17、特に7〜15が好ましい。この範囲では、皮脂汚れの洗浄力に優れかつ起泡性が少ないという、業務用の衣料用粉末洗剤組成物の目的により好適となる。
また、本発明の組成物中の(A)成分の含有量は、洗浄性能の点で6〜20重量%であり、8〜18重量%が好ましく、10〜15重量%がさらに好ましい。
<(B)成分>
本発明の(B)成分は水溶性キレート剤であり、洗浄性能、耐硬水性のために用いられる成分である。ここで、(B)成分について水溶性とは、水100gに対する溶解度が20℃で0.1g以上であることを意味する。(B)成分は、エチレンジアミンテトラ酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、ホスホン酸、トリポリリン酸、ニトリロトリ酢酸、エチレングリコースビス(2−アミノエチルエーテル)テトラ酢酸、クエン酸、マレイン酸、ポリアクリル酸、イソアミレン−マレイン酸共重合体、アクリル酸−マレイン酸共重合体、アクリル酸−メタクリル酸共重合体、グルコン酸、ヒドロキシベンジルイミノ酢酸、イミノジ酢酸及びこれらの塩から選ばれる一種類以上が好ましい。さらに、ニトリロトリ酢酸、トリポリリン酸及びこれらの塩からなる1種類以上が好ましく、特にトリポリリン酸及びこれらの塩からなる1種類以上が好ましい。
また、本発明の組成物中の(B)成分の含有量は、洗浄力向上の観点から、1〜50重量%であり、10〜45重量%が好ましく、15〜40重量%がさらに好ましい。
<(C)成分>
本発明の(C)成分は、主に洗浄力向上のために用いられる成分であり、(C)成分としては、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、珪酸塩及び炭酸塩から選ばれる一種以上が好ましい。アルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム等が挙げられる。珪酸塩としては、1号珪酸ナトリウム、2号珪酸ナトリウム、3号珪酸ナトリウム、オルト珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム等の珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等が挙げられる。また、ホウ酸ナトリウム等のホウ酸塩を用いることもできる。(C)成分としては、洗浄力向上の観点から、炭酸塩、珪酸塩が好ましく、特に好ましくは炭酸ナトリウムである。
また、本発明の組成物中の(C)成分の含有量は、洗浄力向上とすすぎ不良によるアルカリ灼け防止の観点から、10〜50重量%であり、10〜45重量%が好ましく、10〜35重量%がさらに好ましい。
本発明の組成物では、洗浄性、再汚染防止性の観点から、(A)成分と(B)成分の重量比が、(A)/(B)=1/4〜1/1、好ましくは1/3〜3/4である。
また、本発明の組成物では、洗浄性の観点から、(A)成分と(C)成分の重量比が、(A)/(C)=1/4〜1/1、好ましくは1/3〜1/2である。
また、本発明の組成物では、再汚染防止性の観点から、(B)成分と(C)成分の重量比が、(B)/(C)=1/2〜2/1、好ましくは5/9〜3/2である。
<その他の成分>
また、本発明の衣料用粉末洗剤組成物は、(A)成分以外の界面活性剤を含有し得る。(A)以外の界面活性剤としては、(A)成分以外の非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる一種以上が好ましい。
(A)成分以外の非イオン界面活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、樹脂酸エステル、ポリオキシアルキルン樹脂酸エステル、(A)成分以外のポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンフェニルエーテル、アルキル(ポリ)グリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル(ポリ)グリコシド等が挙げられる。好ましくは、窒素原子を含まない(A)成分以外のエーテル基含有非イオン界面活性剤及びエステル基含有非イオン界面活性剤が挙げられる。
陰イオン界面活性剤としては、カルボン酸系、スルホン酸系、硫酸エステル系及びリン酸エステル系界面活性剤が挙げられるが、カルボン酸系及びリン酸エステル系界面活性剤が好ましい。カルボン酸系界面活性剤としては、多価カルボン酸塩、ポリオキシアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルアミドエーテルカルボン酸塩、ロジン酸塩、ダイマー酸塩、ポリマー酸塩等が挙げられる。スルホン酸系界面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、ジフェニールエーテルスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸の縮合物塩、ナフタレンスルホン酸の縮合物塩等が挙げられる。硫酸エステル系界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、トリスチレン化フェノール硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンジスチレン化フェノール硫酸エステル塩、アルキルポリグリコシド硫酸塩等が挙げられる。リン酸エステル系界面活性剤としては、例えばアルキルリン酸エステル塩、アルキルフェニルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩等が挙げられる。これらの塩としては、例えば金属塩(Na、K、Ca、Mg、Zn等)、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩、脂肪族アミン塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アミノ酸系、ベタイン系、イミダゾリン系、アミンオキサイド系が挙げられる。アミノ酸系としては、例えばアシルアミノ酸塩、アシルサルコシン酸塩、アシロイルメチルアミノプロピオン酸塩、アルキルアミノプロピオン酸塩、アシルアミドエチルヒドロキシエチルメチルカルボン酸塩等が挙げられる。ベタイン系としては、アルキルジメチルベタイン、アルキルヒドロキシエチルベタイン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタイン、アシルアミドプロピルヒドロキシプロピルアンモニアスルホベタイン、リシレイン酸アミドプロピルジメチルカルボキシメチルアンモアベタイン等が挙げられる。イミダゾリン系としては、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン、アルキルエトキシカルボキシメチルイミダゾリウムベタイン等が挙げられる。アミンオキサイド系としては、アルキルジメチルアミンオキサイド、アルキルジエタノールアミンオキサイド、アルキルアミドプロピルアミンオキサイド等が挙げられる。
本発明の組成物中の(A)成分以外の界面活性剤の含有量は、0.05〜10重量%、更に0.5〜7重量%が好ましい。特に、陰イオン界面活性剤の含有量は、組成物中、0.05〜10重量%、特に0.5〜7重量%が好ましい。
また、本発明の衣料用粉末洗剤組成物には、任意成分として洗剤に配合することが知られている成分を配合することができる。このような任意成分として、(1)ポリビニルピロリドン等の色移り防止剤(2)アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼ等の酵素、(3)塩化カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)等の酵素安定性化剤、(4)蛍光染料、(5)柔軟性付与を目的としたシリコーン、(6)消泡剤としてのシリカ、シリコーン、(7)酸化防止剤、(8)硫酸ナトリウム等の調整剤、(9)そのほかに青味付け剤、香料、抗菌防腐剤等が挙げられる。
本発明の洗剤組成物の形態は粉末であり、嵩密度は0.5〜1g/cm3であることが好ましい。
以上のような組成を有する本発明の衣料用粉末洗剤組成物は、(A)〜(C)成分、必要であれば任意成分を適宜、公知の方法で配合した後、混合することにより製造できる。
本発明の衣料用粉末洗剤組成物は、水に溶解、分散させた洗浄液、好ましくは(A)、(B)、(C)成分の合計含有量〔(A)+(B)+(C)〕が0.05〜1重量%である洗浄液として衣料の洗浄に用いられ、好ましくは0.08〜1重量%である。特に業務用のランドリー用粉末洗剤として用いる場合は、0.1〜0.5重量%が好ましく、通常0.06重量%程度の濃度で用いられる家庭用粉末洗剤よりは高濃度で使用される。また、該洗浄液は、20℃でのpHが10〜12.5、更に10.5〜12であることが好ましい。
本発明の衣料用粉末洗剤組成物は、水に対する溶解性の観点から、平均粒径が200〜1000μmであることが好ましく、更に300〜900μmであることが好ましい。
本発明の衣料用粉末洗剤組成物は、業務用洗剤として使用することができる。一般に、業務用洗剤はバッチ式洗浄機に、手動(計量カップを用いる等)もしくは自動(流入水中に溶解させる等)で投入される。自動投入にあたっては水に対する溶解性が良好であることが望ましい。業務用洗剤を用いた洗浄処理は、洗浄工程、すすぎ工程、乾燥工程を含み、本発明の衣料用粉末洗剤組成物もこのような業務用洗剤として使用できる。業務用洗剤による洗浄では、洗浄工程は浴比(水に対する洗濯物の重量比率)が1/3〜1/10と、家庭用洗剤で通常採用される浴比1/15〜1/20に比べて低浴比であり、すすぎ回数は2〜3回と制限されているため、低泡性や再汚染防止性やすすぎ性が良好であることが好ましい。
表1に示す粉末洗剤組成物を用いて以下の評価を行った。結果を表1に示す。
(1)洗浄性(皮脂汚れ)
10cm×10cmの木綿白布にモデル皮脂汚れ(組成:綿実油60重量%、オレイン酸10重量%、パルミチン酸10重量%、固形パラフィン10重量%、流動パラフィン10重量%)を2g均一に塗布し、皮脂汚れ汚染布を調製した。この皮脂汚れ汚染布4枚(8g)と6cm×6cmに裁断した木綿白布(合計50g)とを、表1に示す組成物を0.1重量%含有する洗浄液(残部は硬度4°DHの水)を1000ml用いて、(株)上島製作所製ターゴトメーター(MS−8210)により洗浄(回転数80回転/分、温度50℃×10分間)し、洗浄前後の布の反射率を日本電色工業(株)製色差計(SE2000)で測定(測定波長550nm)して次式により洗浄率(%)を算出した。
Figure 0005154070
洗浄率の数値は以下の基準で評価される。この評価では、洗浄率が50%を超えての数ポイント(数%)の相違は目視にて明確に相違が認められるものであり、例えば洗浄率52〜53%と57〜58%とでは明らかな差異として認識され得るものとなる。
○:洗浄性に優れる(洗浄率55%以上)
×:洗浄性に劣る(洗浄率55%未満)
(2)低泡性
表1に示す組成物を0.3重量%含有する洗浄液(残部は4°DHの水)50mLを試験管(長さ220mm、内径40mm)に入れ、50℃に維持する。50℃になったのを確認後、1分間振とうし30秒後の泡立ち高さ(mm)を測定した。その結果を表1に示すが、泡量の数値は以下の基準で評価される。
○:泡量が少ない(泡立ち高さ20mm未満)
△:泡量が普通(泡立ち高さ20mm以上30mm未満)
×:泡量が多い(泡立ち高さ30mm以上)
(3)組成物の臭い(評価)
組成物30gをポリエチレン袋(10cm×10cm)にいれ、密封し、30℃の恒温槽に2時間入れた後、袋を開封し、臭いを以下の基準で評価した。
○:臭いがほとんどない
△:臭いがわずかにする
×:臭いがする。
(4)再汚染防止性
表1に示す組成物0.1重量%を含有する洗浄液(残部は硬度4°DHの水)1000mlを調製した。洗浄液にカーボンブラック0.25gを加え分散させた後、評価布として6cm×6cmに裁断した木綿白布4枚(2g)と、調整布として6cm×6cmに裁断した木綿白布(48g)とを投入した。(株)上島製作所製ターゴトメーター(MS−8210)により洗浄(回転数80回転/分、温度50℃×10分間)し、洗浄前後の木綿白布の反射率を日本電色工業(株)製色差計(SE2000)で測定(測定波長550nm)して次式により再汚染防止率(%)を算出した。
Figure 0005154070
再汚染防止性を表1に示すが、再汚染防止性の数値は以下の基準で評価される。
○:汚れの付着が少ない(再汚染防止性70%以上80%未満)
△:汚れがある程度付着している(再汚染防止性50%以上70%未満)
×:汚れがはっきりと付着している(再汚染防止性50%未満)
Figure 0005154070
*非イオン界面活性剤(1):一般式(I)中のR1が平均炭素数12のアルキル基、pが5、qが4.5、rが5の非イオン界面活性剤〔商品名エマルゲンMS110、花王(株)製〕
*非イオン界面活性剤(2):ポリオキシエチレンラウリルエーテル(エチレンオキシド平均付加モル数は6)〔商品名エマルゲン108、花王(株)製〕
*トリポリリン酸ナトリウム:商品名トリポリリン酸ソーダ、下関三井化学(株)製
*NTA・3Na:ニトリロトリ酢酸3ナトリウム塩[商品名ディゾルビン A−92 アクゾノーベル(株)製]
*炭酸ナトリウム:商品名炭酸ナトリウム(ソーダ灰)、セントラル硝子(株)製
*硫酸ナトリウム:商品名中性無水芒硝(AO)、四国化成工業(株)製

Claims (5)

  1. (A)下記一般式(I)で表される非イオン界面活性剤6〜20重量%、(B)ニトリロトリ酢酸、トリポリリン酸及びこれらの塩からなる群より選ばれる1種以上の水溶性キレート剤15〜50重量%、並びに(C)アルカリ剤10〜50重量%を含有し、(A)/(B)=1/4〜1/1、(A)/(C)=1/4〜1/1、(B)/(C)=1/2〜2/1の重量比である衣料用粉末洗剤組成物。
    1−O−(EO)p−(PO)q−(EO)r−H (I)
    [式中、R1は平均炭素数8〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を示す。p、q、rはそれぞれ平均付加モル数を表し、p>0、r>0、q=〜6であり、且つp+r=4〜20である。]
  2. (C)アルカリ剤がアルカリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物、珪酸塩及び炭酸塩からなる群より選ばれる1種以上である請求項記載の衣料用粉末洗剤組成物。
  3. 請求項1又は2記載の衣料用粉末洗剤組成物と水とから調製された(A)、(B)、(C)の合計含有量〔(A)+(B)+(C)〕が0.05〜1重量%である洗浄液を用いる、衣料の洗浄方法。
  4. 水に対する衣料の重量比率が1/3〜1/10である、請求項3記載の衣料の洗浄方法。
  5. 前記洗浄液中の(A)、(B)、(C)の合計含有量〔(A)+(B)+(C)〕が0.1〜0.5重量%であり、業務用洗濯機により洗浄を行う、請求項3又は4記載の衣料の洗浄方法。
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