JP5153570B2 - 光学式エンコーダおよびその光学式エンコーダを含む電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、受光素子を用いて移動体の位置,移動速度および移動方向等を検出する光学式エンコーダ、および、その光学式エンコーダを含む電子機器に関する。
受光素子を用いて移動体の位置,移動速度および移動方向等を検出する光学式エンコーダとして、特開昭59‐40258号公報(特許文献1)に開示された「光電式ロータリーエンコーダ」がある。
上記特許文献1に開示された光電式ロータリーエンコーダにおいては、4個のフォトダイオード(受光素子)を、上記移動体としての回転体に円形に配列されたスリットの配列方向に、上記スリットの配列ピッチPに対して(1/4)Pの間隔で配置する。そして、4個のフォトダイオードの出力信号を比較器によって比較することによって、信頼性の高い上記回転体の回転情報が得られるようにしている。
また、上記光学式エンコーダを用いたものとして、特開昭60‐88316号公報(特許文献2)に開示された「ロータリーエンコーダーの信号出力装置」がある。
上記特許文献2に開示されたロータリーエンコーダーにおいては、インクリメンタル型ロータリーエンコーダーからの位相が90°ずれた2相(A相,B相)の出力に対して、カウンタパルス発生回路により信号処理を行って、2種類のカウンターパルスi,jを出力する。その際に、一方のカウンターパルス(CW信号)iはロータリーエンコーダーの正転時に出力され、他方のカウンターパルス(CCW信号)jはロータリーエンコーダーの逆転時に出力される。
そして、上記CCW信号jは反転増幅器によって位相が反転され、CW信号iと反転CCW信号jとが加算器によって加算処理されて出力Kが得られ、単一の信号線を介して受信回路に送出される。上記受信回路は一対のコンパレータを有し、上記出力Kから、一方のコンパレータによってCW信号iを分離する一方、他方のコンパレータによってCCW信号jを分離する。こうして、上記受信回路によって得られたCW信号iとCCW信号jとのパルス数を個別にカウントすることによって、上記ロータリーエンコーダーの回転方向と回転位置とを検出するようにしている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の光電式ロータリーエンコーダにおいては、以下のような問題がある。
すなわち、一般的に、光学式エンコーダでは、上記特許文献1に開示された光電式ロータリーエンコーダの場合と同様に、互いに位相が90°異なるA相とB相との2相の出力信号を用いて、上記移動体の相対位置変化および移動方向を検出している。
図10は、上記特許文献1に開示された従来の光電式ロータリーエンコーダと同様の光電式ロータリーエンコーダにおける検出系のブロック図である。また、図11は、上記検出系が搭載された受光チップからの出力波形図である。
図10において、上記移動体である回転体1には、スリット2と光非透過領域3とが、等幅を有して等間隔に交互に、移動方向X,Yに配列されている。そして、受光チップ4には、回転体1のスリット2を通過した光を受光する4つのフォトダイオード5a〜5dが互いに隣接して配置されている。この4つのフォトダイオード5a〜5dの夫々は、スリット2の配列ピッチをPとして(1/4)Pの幅を有し、2つのフォトダイオード(例えば、フォトダイオード5a,5b)がスリット2に対向している場合には、他の2つのフォトダイオード(例えば、フォトダイオード5c,5d)は光非透過領域3に対向するようにしている。
そして、上記フォトダイオード5aの出力電流の増幅信号A+と、フォトダイオード5cの出力電流の増幅信号A−とを、コンパレータ6aによって比較し、コンパレータ6aからの出力信号によってトランジスタ7aのオン・オフ制御を行っている。同様に、フォトダイオード5bの出力電流の増幅信号B−と、フォトダイオード5dの出力電流の増幅信号B+とを、コンパレータ6bによって比較し、コンパレータ6bからの出力信号によってトランジスタ7bのオン・オフ制御を行う。こうして、トランジスタ7a,7bからは、フォトダイオード5a〜5dによる変調光の受光タイミングによって、互いに90°の位相差を有するA相とB相との2相の信号が出力される。
図11に示すように、上記スリット2の移動方向(回転体1の回転方向)に応じてA相信号とB相信号との先行状態が変わり、A相信号とB相信号との先行状態(A相信号の△位置とB相信号の△位置との相対位置)を検知することによって、移動方向を検出することができる。
しかしながら、このような光電式ロータリーエンコーダにおいては、A相信号とB相信号との2つの信号を出力するため、Vcc用とGND用との端子も含めて、4つの入出力端子が必要となり、受光チップ4の簡易性に欠け、実装面積の小型化には不向きであるという問題がある。
また、上記特許文献2に開示された従来のロータリーエンコーダーの信号出力装置においては、以下のような問題がある。
すなわち、上記ロータリーエンコーダーの信号出力装置では、ロータリーエンコ−ダーからの2相の出力に対して信号変換を行って、ロータリーエンコーダーの正転時に出力されるカウンターパルス(CW信号)iと逆転時に出力されるカウンターパルス(CCW信号)jとの2種類のカウンタパルスを得、カウンタパルスjを位相反転してカウンタパルスiと加算することによって、単一の信号線によって出力Kを送信し得るようにしている。
しかしながら、上記カウンタパルス発生回路によって信号処理を行って2種類のカウンターパルスi,jを出力する際に発振器が必要であり、使用できる周波数が限定されるだけでなく、信号出力装置の構成が複雑になる。そのために、ロータリーエンコーダーの信号出力装置における実装面積の小型化には不向きであるという問題がある。
特開昭59‐40258号公報 特開明60‐88316号公報
そこで、この発明の課題は、最大1系統の信号線に基づいて移動体の移動情報を検知可能であり、且つ、小型化に最適な光学式エンコーダ、および、それを含む電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光学式エンコーダは、
発光素子を有する発光部と、
上記発光部からの光が到達し得る領域に互いに隣接して一方向に配列された複数の受光素子を有する受光部と、
上記一方向に移動すると共に、上記発光素子から出射された光を透過あるいは反射させて上記受光素子に導く複数の導光領域と、上記発光部の上記発光素子から出射された光を遮る遮光領域とが、等幅を有して上記一方向に交互に配列されて、上記導光領域と上記遮光領域とで360度の位相区間を形成する移動体と、
制御端子と、電源に接続された入力端子と、を有する複数のトランジスタと、
上記複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて、上記複数のトランジスタを上記位相差でオン・オフ制御する制御信号を生成して、上記複数のトランジスタの上記制御端子に供給する制御信号生成部と、
上記制御信号に基づく上記複数のトランジスタのオン・オフ動作に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて、上記移動体の移動方向および移動量を検知する信号処理部と
を備え
上記信号処理部は、
上記複数のトランジスタのうち、180°の位相差を有する2つの上記受光素子出力信号に基づいて生成された上記制御信号によってオン・オフ制御されるトランジスタから出力される2つのレベルを有する1相の出力信号のレベル変動時を基準時点とし、
上記消費電流における一定レベルの出現時点が、上記基準時点より先行するか後行するかによって、上記移動体の移動方向を検知する
ようになっている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて生成される制御信号に従って複数のトランジスタがオン・オフ動作する際に、信号処理部によって、上記複数のトランジスタを流れる電流の値の変化に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて移動体の移動方向および移動量を検知するようにしている。したがって、上記特許文献1に開示された光電式ロータリーエンコーダのごとく、上記複数のトランジスタから出力される複数系統の出力信号を必要とはせず、さらに、上記特許文献2に開示されたロータリーエンコーダーの信号出力装置のような複雑な制御信号生成部を必要とはせず、上記複数系統の出力信号用の端子が無い分だけ小型化および電気配線の簡略化に最適な光学式エンコーダを提供することができるのである。
さらに、上記消費電流における一定レベルの出現時点が、1つの上記トランジスタから出力される2つのレベルを有する1相の出力信号のレベル変動時点である上記基準時点より先行するか後行するかによって、上記移動体の移動方向を検知するようにしている。したがって、1系統の出力信号および上記消費電流のみによって上記移動体の移動方向および移動量を検知することができ、1系統の信号線に基づいて移動体の移動情報を検知可能になる。
また、この発明の光学式エンコーダでは、
発光素子を有する発光部と、
上記発光部からの光が到達し得る領域に互いに隣接して一方向に配列された複数の受光素子を有する受光部と、
上記一方向に移動すると共に、上記発光素子から出射された光を透過あるいは反射させて上記受光素子に導く複数の導光領域と、上記発光部の上記発光素子から出射された光を遮る遮光領域とが、等幅を有して上記一方向に交互に配列されて、上記導光領域と上記遮光領域とで360度の位相区間を形成する移動体と、
制御端子と、電源に接続された入力端子と、を有する複数のトランジスタと、
上記複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて、上記複数のトランジスタを上記位相差でオン・オフ制御する制御信号を生成して、上記複数のトランジスタの上記制御端子に供給する制御信号生成部と、
上記制御信号に基づく上記複数のトランジスタのオン・オフ動作に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて、上記移動体の移動方向および移動量を検知する信号処理部と
を備え、
上記複数のトランジスタのうちの少なくとも1つのトランジスタには、オン時に他とは異なる電流値の電流が流れるようになっており、
上記信号処理部は、オン時に上記少なくとも1つのトランジスタに流れる電流の値が他とは異なることに起因して上記消費電流に生ずる他とは異なるレベル変動量を有するレベル変化時点の何れか一つの前および後の一方のレベルが、一定レベル以上であるか否かによって、上記移動体の移動方向を検知するようになっている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記消費電流に生ずる他とは異なるレベル変動量を有するレベル変化時点の何れか一つの前および後の一方のレベルが、一定レベル以上であるか否かによって、上記移動体の移動方向を検知するようにしている。したがって、上記トランジスタからの出力信号を用いることなく上記消費電流のみによって上記移動体の移動方向および移動量を検知することができ、0系統の信号線に基づいて移動体の移動情報を検知可能となる。
また、1実施の形態の光学式エンコーダでは、
上記複数のトランジスタにおける上記入力端子は、上記電源にプルアップ抵抗を介して接続されており、
上記オン時に他とは異なる電流値の電流が流れる上記トランジスタにおける上記入力端子に接続されている上記プルアップ抵抗の抵抗値は、他とは異なる抵抗値である。
この実施の形態によれば、上記複数のトランジスタのうち、上記オン時に他とは異なる電流値の電流が流れるようにしたい少なくとも1つのトランジスタと上記電源との間に設置されているプルアップ抵抗の抵抗値を他とは異なる抵抗値に換えるだけで、簡単に他とは異なる電流値の電流が流れるようにできる。
また、1実施の形態の光学式エンコーダでは、
上記複数のトランジスタと上記電源との間に、プルアップ抵抗あるいは定電流回路を介設している。
この実施の形態によれば、上記複数のトランジスタと上記電源との間にプルアップ抵抗を介設した場合には、上記トランジスタがオンした際に上記トランジスタに流れる電流の値を上記プルアップ抵抗の抵抗値に応じた電流値にすることができ、上記消費電流の変動量を上記プルアップ抵抗の抵抗値で制御することが可能になる。
さらに、上記複数のトランジスタと上記電源との間に定電流回路を介設した場合には、上記トランジスタがオンした際に上記トランジスタに流れる電流を上記定電流回路によって供給することができ、電源電圧のノイズ成分に影響されることなく上記消費電流の一定な変動を得ることできる。したがって、安定して正確に、上記移動情報を検知することができる。
また、1実施の形態の光学式エンコーダでは、
上記信号処理部は、上記消費電流のレベルを検出する際には、上記消費電流のレベル変動時点から一定の時間が経過した後に上記レベルを検出するようになっている。
この実施の形態によれば、上記消費電流のレベル変動時点から一定の時間が経過した後に上記レベルを検出するので、上記レベル変動時に上記消費電流に入るスパイクノイズの影響をなくすことができ、上記信号処理部による上記移動体の移動情報の誤検知を防止することができる。
また、この発明の電子機器は、上記この発明の光学式エンコーダを含むことを特徴としている。
上記構成によれば、上記複数の能動素子から出力される複数系統の出力信号を必要とはせず、上記複数系統の出力信号用の端子が無い分だけ小型化に最適な光学式エンコーダを含んでいるので、当該電子機器の小型化を図ることができる。
以上より明らかなように、この発明の光学式エンコーダは、複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて生成される制御信号に従って複数のトランジスタをオン・オフ動作させ、信号処理部によって、上記複数のトランジスタを流れる電流の値の変化に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて移動体の移動方向および移動量を検知するので、上記特許文献1に開示された光電式ロータリーエンコーダのごとく、上記複数のトランジスタから出力される複数系統の出力信号を必要とはせず、上記複数系統の出力信号用の端子が無い分だけ小型化に最適な光学式エンコーダを提供することができる。
さらに、上記消費電流における一定レベルの出現時点が、1つの上記トランジスタから出力される2つのレベルを有する1相の出力信号のレベル変動時点である上記基準時点より先行するか後行するかによって、上記移動体の移動方向を検知するようにしている。したがって、1系統の出力信号および上記消費電流のみによって上記移動体の移動方向および移動量を検知することができ、1系統の信号線に基づいて移動体の移動情報を検知可能になる。
また、この発明の光学式エンコーダは、複数のトランジスタを流れる電流の値の変化に起因して変動する消費電流に生ずる他とは異なるレベル変動量を有するレベル変化時点の何れか一つの前および後の一方のレベルが、一定レベル以上であるか否かによって、移動体の移動方向を検知するようにしている。したがって、上記トランジスタからの出力信号を用いることなく上記消費電流のみによって上記移動体の移動方向および移動量を検知することができ、0系統の信号線に基づいて移動体の移動情報を検知可能となる。
また、この発明の電子機器は、上記複数のトランジスタから出力される複数系統の出力信号を必要とはせず、上記複数系統の出力信号用の端子が無い分だけ小型化に最適なこの発明の光学式エンコーダを含んでいるので、当該電子機器の小型化を図ることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1は、本実施の形態の光学式エンコーダにおける検出系のブロック図である。本実施の形態の光学式エンコーダにおいては、Vcc入力端子,GND端子およびA相信号出力端子の3端子が、I/O端子として外部に接続される。
図1において、移動体11には、等幅を有する上記導光領域としてのスリット12と上記遮光領域としての光非透過領域13とが、交互に移動方向X,Yに配列されている。そして、上記受光部としての受光チップ14には、発光部(図示せず)の発光素子から出射されると共に、移動体11のスリット12を通過した光を受光する4つの上記受光素子としてのフォトダイオード15a〜15dが互いに隣接し密着して配置されている。この4つのフォトダイオード15a〜15dの夫々は、スリット12の配列ピッチをPとして(1/4)Pの幅を有し、2つのフォトダイオード(例えば、フォトダイオード15a,15b)がスリット12に対向している場合には、他の2つのフォトダイオード(例えば、フォトダイオード15c,15d)は光非透過領域13に対向するようになっている。
そして、上記フォトダイオード15aの出力電流(上記受光素子出力信号)をアンプ16aで増幅した信号A+と、フォトダイオード15cの出力電流をアンプ16bで増幅した信号A−とを、コンパレータ17aによって比較する。そして、コンパレータ17aからの出力信号を、トランジスタTrAの上記制御端子であるゲート端子に上記制御信号として供給してトランジスタTrAのオン・オフ制御を行っている。同様に、フォトダイオード15bの出力電流をアンプ16dで増幅した信号B−と、フォトダイオード15dの出力電流をアンプ16cで増幅した信号B+とを、コンパレータ17bによって比較する。そしてし、コンパレータ17bからの出力信号を、トランジスタTrBの上記制御端子であるゲート端子に上記制御信号として供給してトランジスタTrBのオン・オフ制御を行っている。
すなわち、本実施の形態においては、上記アンプ16a,16b,16c,16dと、コンパレータ17a,17bとで、上記制御信号生成部を構成しているのである。
また、上記トランジスタTrAの上記入力端子としてのドレイン端子と電源Vccとの間にはプルアップ抵抗18aが介設されると共に、トランジスタTrAの上記ドレイン端子には、A相信号出力端子が接続されている。同様に、トランジスタTrBのドレイン端子と電源Vccとの間にはプルアップ抵抗18bが介設されている。但し、トランジスタTrBの上記ドレイン端子には、B相信号出力端子は接続されていない。
その結果、上記トランジスタTrA,TrBは、図2に示すように、フォトダイオード15a〜15dによる変調光の受光タイミングによって、互いに90°の位相差を有してオン・オフ動作を行うことになる。こうして、トランジスタTrAのドレイン端子からは、フォトダイオード15a,15cによる変調光の受光タイミングによって、(1/2)Pの周期でレベルが変動するA相信号が出力される。
上記構成において、上記トランジスタTrAのオン・オフ動作によってA相信号のレベルが変動するのと同期して、トランジスタTrA,TrBのオン・オフ動作によって、受光チップ14の消費電流Iccが、図2に示すように、移動体11の移動に伴って(1/4)P毎に(つまり、90°の位相差で)、夫々のトランジスタTrA,TrBに接続されたプルアップ抵抗18a,18bによって制限される電流IA,IBによって2段階に変動する。但し、図2中、上段は、移動体11の移動方向がX方向(左方向)であり、下段は、移動体11の移動方向がY方向(右方向)である。
そこで、本実施の形態においては、後段の信号処理部(図示せず)において、図3に示すように、消費電流Iccの波形に対する閾値を、各変動レベル間の閾値aと閾値bとに設定する。そして、Vcc入力端子へのVcc信号およびA相信号出力端子からのA相信号に基づいて、A相信号が立ち上がった時点(△位置)から(1/4)Pの区間における消費電流Iccの波形の閾値bに対するレベル(「H」または「L」)を判定することによって、B相信号を用いることなく、移動体11の相対的な移動方向の情報を得ることができるのである。但し、図3中、上段は、移動体11の移動方向がX方向(左方向)であり、下段は、移動体11の移動方向がY方向(右方向)である。
また、上記移動体11の移動量情報に関しては、A相信号の立ち上がり回数をカウントすることによって周期カウントが可能である。さらには、消費電流Iccの波形における閾値a,bに対する立ち上がり回数および立下り回数をカウントするか、消費電流Iccの波形における閾値a,bでのレベルの変化回数を論理演算によってカウントすることによって、上記特許文献1の場合と同様に、分解能が(1/4)Pでの移動量情報の検出が可能になる。
ここで、上記論理演算によるカウントとは、例えば以下のようにして行う。図3に示す移動方向がX(左)の場合において、図4(a)に示すように、オア回路(図示せず)によって、消費電流Iccを閾値aで二値化した信号Icc閾値aと、A相信号と、のオア演算を行って信号Yを生成する。次に、図4(c)に示すように、排他的オア回路(図示せず)によって、消費電流Iccを閾値bで二値化した信号Icc閾値bと、上記信号Y、との排他的オア演算を行って信号Zを生成する。そして、上記A相信号(図4(d))と上記信号Zとにおける「立ち上がり」および「立ち下がり」の回数をカウントすることによって行うのである。尚、移動方向がY(右)の場合も同様である。
以上のごとく、本実施の形態によれば、Vcc入力端子,GND端子およびA相信号出力端子の3端子によって、移動情報を得ることが可能になるのである。
尚、上記トランジスタTrA,TrBがオン時の消費電流Iccは、トランジスタTrA,TrBに接続されたプルアップ抵抗18a,18bによって制限される電源電圧Vcc依存の電流となる。そこで、消費電流Iccの変動量を、受光チップ14に設けられたプルアップ抵抗18a,18bの抵抗値で制御することによって、消費電流Iccの変動量を電源電圧Vccに比例した値にすることができる。したがって、後段の信号処理部において閾値a,bを設定する際に、使用電源電圧Vccに基づいて設定することができ、閾値a,bの設定が容易になる。
図5は、本実施の形態の変形例における検出系のブロック図である。本変形例においては、図1に示す検出系のブロック図の場合と同じ部材には、同じ番号を付けて詳細な説明は省略する。
本変形例においては、上記トランジスタTrA,TrBと電源Vccとの間に、プルアップ抵抗18a,18bに換えて定電流回路19a,19bを介設している。そして、トランジスタTrA,TrBがオンした際にトランジスタTrA,TrBに流れる電流IA,IBを、定電流回路19a,19bによって供給するようにしている。このように、消費電流Iccの変動量を定電流回路19a,19bで制御するように構成することによって、電源電圧Vccのノイズ成分に影響されることなく、消費電流Iccの一定な変動を得ることが可能になる。
ところで、上記各フォトダイオード15a〜15dに入射する光の位相変化に伴う消費電流Iccの変化は電源電圧Vccに依存するため、図6に示すように、消費電流Iccの変化時にスパイクノイズが入る場合がある。このスパイクノイズが後段の信号処理部によって設定された閾値a,bを超えて、上記信号処理部に誤判定が発生しないようにする必要がある。
そこで、本実施の形態においては、後段の信号処理部によって移動方向を検出するために消費電流Iccの波形を検出する際に、消費電流Iccのレベルが変化した時点から一定の遅延時間Δtが経過した時点pで、消費電流Iccの波形のレベルを判定するのである。
尚、上記消費電流Iccの波形が(1/4)Pの位相で変動するので、上記スパイクノイズの影響を受けないようにするためには、遅延時間Δtをエンコーダの使用最小ピッチPminの1/8以下程度になるように設定することが望ましい。こうすることによって、後段の上記信号処理部が消費電流Iccの波形の状態を判定する場合に、上記スパイクノイズに起因して誤判定が生ずることを防止できるのである。
以上のごとく、本実施の形態における光学式エンコーダによれば、上記A相信号のみの1系統によって高精度且つ高分解能を有する位置・移動検出が可能であって、Vcc入力端子,GND端子およびA相信号出力端子の3端子からなると共に、上記特許文献2に開示されたロータリーエンコーダーの信号出力装置のような複雑な信号処理を必要としない、小型化に最適な光学式エンコーダを提供することができる。したがって、この光学式エンコーダを用いることによって、より小型の電子機器を生成することが可能になる。
・第2実施の形態
図7は、本実施の形態の光学式エンコーダにおける検出系のブロック図である。図7において、移動体21,スリット22,光非透過領域23,受光チップ24,フォトダイオード25a〜25d,アンプ26a〜26d,コンパレータ27a,27b,トランジスタTrA,TrBおよびプルアップ抵抗28a,28bは、図1に示す上記第1実施の形態の光学式エンコーダにおける移動体11,スリット12,光非透過領域13,受光チップ14,フォトダイオード15a〜15d,アンプ16a〜16d,コンパレータ17a,17b,トランジスタTrA,TrBおよびプルアップ抵抗18a,18bと同様であり、詳細な説明は省略する。
そして、上記トランジスタTrAは、フォトダイオード25aの出力電流をアンプ26aで増幅した信号A+と、フォトダイオード25cの出力電流をアンプ26bで増幅した信号A−とを、コンパレータ27aによって比較し、コンパレータ27aからの出力信号によってオン・オフが制御される。同様に、トランジスタTrBは、フォトダイオード25bの出力電流をアンプ26dで増幅した信号B−と、フォトダイオード25dの出力電流をアンプ26cで増幅した信号B+とを、コンパレータ27bによって比較し、コンパレータ27bからの出力信号によってオン・オフが制御される。
本実施の形態においては、Vcc入力端子およびGND端子の2端子によって、外部と接続されるI/O端子を構成している。
本実施の形態においては、上記トランジスタTrAに接続されたプルアップ抵抗28aの抵抗値と、トランジスタTrBに接続されたプルアップ抵抗28bの抵抗値と、に差を設けている。こうして、トランジスタTrAのオン・オフ動作によってトランジスタTrAを流れる電流値IAと、トランジスタTrBのオン・オフ動作によってトランジスタTrBを流れる電流値IBとに、差異が生ずるようにしている。この場合、電流値IAと電流値IBとの比を1:2(あるいは2:1)に設定することによって、後段の信号処理部(図示せず)による消費電流Iccの波形変動の検出に用いる閾値を3段階に設定することができる。
尚、本実施の形態においては、上記プルアップ抵抗28aの抵抗値RAとプルアップ抵抗28bの抵抗値RBとの比を「RA:RB=2:1」に設定することによって、電流値IAと電流値IBとの比が「IA:IB=1:2」になるようにしている。
すなわち、上記トランジスタTrA,TrBのオン・オフ動作によって、上記受光チップ24の消費電流Iccが、図8に示すように、移動体21の移動に伴って(1/4)P毎に(つまり、90°の位相差で)、夫々のトランジスタTrA,TrBに接続されたプルアップ抵抗28a,28bによって制限される電流値IA,IBによって変動する。但し、図中、上段は、移動体21の移動方向がX方向(左方向)であり、下段は、移動体21の移動方向がY方向(右方向)である。その場合、上述したように電流値IA,IBに「1:2」の差異があるために、トランジスタTrBがオン・オフした場合の消費電流Iccの変化値がトランジスタTrAがオン・オフした場合の消費電流Iccの変化値の略2倍となる。したがって、消費電流Iccは、出力トランジスタTrA,TrBの動作状態によって4つのレベル差を発生することになる。
そこで、本実施の形態においては、上記信号処理部では、図9に示すように、上記消費電流Iccの波形に対する閾値を、各変動レベル間の閾値aと閾値bと閾値cとの3段階に設定する。そして、消費電流Iccにおける閾値bを通過して立ち上がった時点、つまり最も大きなレベル変動量で立ち上がる時点(△位置)から(1/4)Pの区間における閾値aに対するレベル(「H」または「L」)を判定することによって、移動体21の相対的な移動方向の情報を得ることができる。但し、図9中、上段は、移動体21の移動方向がX方向(左方向)であり、下段は、移動体21の移動方向がY方向(右方向)である。
また、上記移動体21の移動量情報に関しては、例えば消費電流Iccにおける閾値bを通過する立ち上がり回数をカウントすることによって周期カウントが可能である。さらには、消費電流Iccの閾値a,cを通過する立ち上がりおよび立下りの回数をカウントするか、消費電流Iccの波形における閾値a,cでのレベルの変化回数を論理演算によってカウントすることによって、上記特許文献1の場合同様に、分解能が(1/4)Pでの移動量情報の検出が可能になる。
以上のごとく、本実施の形態においては、図3に示す上記第1実施の形態の場合のように、移動体21の相対的な移動方向の情報および移動体21の移動量の情報を得る際に、A相信号を必要とはしない(つまり、0系統の信号線でよい)。したがって、Vcc入力端子およびGND端子の2端子によって、移動体21の移動情報を得ることが可能となり、光学式エンコーダの更なる小型化図り、より小型の電子機器を生成することが可能になる。
尚、上記トランジスタTrA,TrBがオン時の消費電流Iccは、トランジスタTrA,TrBに接続されたプルアップ抵抗28a,28bによって制限される電源電圧Vcc依存電流となる。そこで、消費電流Iccの変動量を、受光チップ24に設けられたプルアップ抵抗28a,28bの抵抗値で制御することによって、消費電流Iccの変動量を電源電圧Vccに比例した値にすることができる。したがって、後段の信号処理部において閾値a,b,cを設定する際に、使用電源電圧Vccに基づいて設定することができ、閾値a,b,cの設定が容易になる。
また、本実施の形態においては、位相毎に電流値IA,IBに差異を設け、それに起因して変動する消費電流Iccの波形を受光チップ24内部でI/V変換、あるいは、論理演算処理して、1系統の出力相として外部に出力するので、後段の信号処理部までノイズに対する耐性を上げることができる。
尚、上記各実施の形態においては、上記発光部の発光素子から出射されて、移動体11,21のスリット12,22を通過した光を、受光チップ14,24に搭載された4つのフォトダイオード15a〜15d,25a〜25dで受光する所謂透過型の光学式エンコーダを例に上げて説明している。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、移動体11,21のスリット12,22を反射領域に換え、移動体11,21に対して上記発光部と受光チップ14,24とを同じ側に配置し、上記発光素子から出射されて移動体11,21の上記反射領域で反射された光を、4つのフォトダイオード15a〜15d,25a〜25dで受光する所謂反射型の光学式エンコーダであっても適用可能である。
また、上記各実施の形態においては、4つのフォトダイオード15a〜15d,25a〜25dを、アンプ16a〜16d,26a〜26d、コンパレータ17a,17b,27a,27b、トランジスタTrA,TrB、プルアップ抵抗18a,18b,28a,28b、定電流回路19a,19b等と共に、一つの受光チップ14に搭載している。しかしながら、この発明は、フォトダイオード15a〜15d,25a〜25dのみを独立したチップに搭載しても、一向に構わない。
また、上記第1の実施の形態においては、上記移動体11の相対的な移動方向の情報を得る際の基準となる信号を、トランジスタTrAのドレイン電圧であるA相信号としている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、トランジスタTrBのドレイン電圧であるB相信号を、上記基準となる信号としてもよい。あるいは、トランジスタTrAあるいはトランジスタTrBのソース電圧を用いてもよい。
また、上記第2の実施の形態においては、上記電流値IAと電流値IBとの比を、「1:2」あるいは「2:1」に設定するようにしているが、この発明はこれに限定されるものではない。消費電流Iccの波形変動の検出に用いる閾値の最適値に応じて、適宜設定すればよい。
この発明の光学式エンコーダにおける検出系のブロック図である。 図1におけるトランジスタの駆動信号,A相信号および消費電流の波形を示す図である。 図1におけるA相信号および消費電流の波形による移動体の移動方向検出の説明図である。 論理演算による移動量情報の検出方法の説明図である。 図1における検出系の変形例を示すブロック図である。 消費電流の波形に発生するスパイクノイズの説明図である。 図1とは異なる光学式エンコーダにおける検出系のブロック図である。 図7におけるトランジスタの駆動信号及び消費電流の波形を示す図である。 図7における消費電流の波形による移動体の移動方向検出の説明図である。 従来の光電式ロータリーエンコーダにおける検出系のブロック図である。 図10における受光チップからの出力波形図である。
11,21…移動体、
12,22…スリット、
13,23…光非透過領域、
14,24…受光チップ、
15a〜15d,25a〜25d…フォトダイオード、
16a〜16d,26a〜26d…アンプ、
17a,17b,27a,27b…コンパレータ、
TrA,TrB…トランジスタ、
18a,18b,28a,28b…プルアップ抵抗、
19a,19b…定電流回路。

Claims (6)

  1. 発光素子を有する発光部と、
    上記発光部からの光が到達し得る領域に互いに隣接して一方向に配列された複数の受光素子を有する受光部と、
    上記一方向に移動すると共に、上記発光素子から出射された光を透過あるいは反射させて上記受光素子に導く複数の導光領域と、上記発光部の上記発光素子から出射された光を遮る遮光領域とが、等幅を有して上記一方向に交互に配列されて、上記導光領域と上記遮光領域とで360度の位相区間を形成する移動体と、
    制御端子と、電源に接続された入力端子と、を有する複数のトランジスタと、
    上記複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて、上記複数のトランジスタを上記位相差でオン・オフ制御する制御信号を生成して、上記複数のトランジスタの上記制御端子に供給する制御信号生成部と、
    上記制御信号に基づく上記複数のトランジスタのオン・オフ動作に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて、上記移動体の移動方向および移動量を検知する信号処理部と
    を備え
    上記信号処理部は、
    上記複数のトランジスタのうち、180°の位相差を有する2つの上記受光素子出力信号に基づいて生成された上記制御信号によってオン・オフ制御されるトランジスタから出力される2つのレベルを有する1相の出力信号のレベル変動時を基準時点とし、
    上記消費電流における一定レベルの出現時点が、上記基準時点より先行するか後行するかによって、上記移動体の移動方向を検知する
    ようになっている
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
  2. 発光素子を有する発光部と、
    上記発光部からの光が到達し得る領域に互いに隣接して一方向に配列された複数の受光素子を有する受光部と、
    上記一方向に移動すると共に、上記発光素子から出射された光を透過あるいは反射させて上記受光素子に導く複数の導光領域と、上記発光部の上記発光素子から出射された光を遮る遮光領域とが、等幅を有して上記一方向に交互に配列されて、上記導光領域と上記遮光領域とで360度の位相区間を形成する移動体と、
    制御端子と、電源に接続された入力端子と、を有する複数のトランジスタと、
    上記複数の受光素子から位相差を有して出力される受光素子出力信号に基づいて、上記複数のトランジスタを上記位相差でオン・オフ制御する制御信号を生成して、上記複数のトランジスタの上記制御端子に供給する制御信号生成部と、
    上記制御信号に基づく上記複数のトランジスタのオン・オフ動作に起因して変動する消費電流のレベルを検出し、この検出結果に基づいて、上記移動体の移動方向および移動量を検知する信号処理部と
    を備え、
    上記複数のトランジスタのうちの少なくとも1つのトランジスタには、オン時に他とは異なる電流値の電流が流れるようになっており、
    上記信号処理部は、オン時に上記少なくとも1つのトランジスタに流れる電流の値が他とは異なることに起因して上記消費電流に生ずる他とは異なるレベル変動量を有するレベル変化時点の何れか一つの前および後の一方のレベルが、一定レベル以上であるか否かによって、上記移動体の移動方向を検知するようになっている
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
  3. 請求項に記載の光学式エンコーダにおいて、
    上記複数のトランジスタにおける上記入力端子は、上記電源にプルアップ抵抗を介して接続されており、
    上記オン時に他とは異なる電流値の電流が流れる上記トランジスタにおける上記入力端子に接続されている上記プルアップ抵抗の抵抗値は、他とは異なる抵抗値である
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
  4. 請求項1あるいは請求項2に記載の光学式エンコーダにおいて、
    上記複数のトランジスタと上記電源との間に、プルアップ抵抗あるいは定電流回路を介設した
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
  5. 請求項1から請求項までの何れか一つに記載の光学式エンコーダにおいて、
    上記信号処理部は、上記消費電流のレベルを検出する際には、上記消費電流のレベル変動時点から一定の時間が経過した後に上記レベルを検出するようになっている
    ことを特徴とする光学式エンコーダ。
  6. 請求項1から請求項までの何れか一つに記載の光学式エンコーダを含むことを特徴とする電子機器。
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