JP5152330B2 - 情報処理装置及びデータ転送回路の運用方法 - Google Patents

情報処理装置及びデータ転送回路の運用方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ転送回路を備えた情報処理装置ならびにデータ転送回路の運用方法に関する。さらにまたその運用プログラムに関する。
複数のプロセッサを搭載するデータ処理ユニットであるSB(System Board:システムボード)を有し、複数のSB間、又は、SBとI/O機器が接続されたIOU(Input Output Unit:入出力制御装置)間とのデータ転送を行うマルチプロセッサ構成の情報処理装置において、データ通信用の第1の経路(バス)及びデータ通信用の第2の経路(バス)と、これらのデータ通信用の経路を、適宜、切替えあるいはしゃ断可能な第1のデータ転送回路(クロスバ・ユニット)及び第2のデータ転送回路(クロスバ・ユニット)とを少なくとも備えた構成の情報処理装置(サーバ)の利用要求が近年益々高まっている。
このような構成の情報処理装置によれば、上記第1及び第2の経路のいずれか一方に障害が発生したときに、他方の通信経路によって障害経路のデータ転送をバックアップして信頼応の向上が図れるのみならず、上記第1及び第2の経路の双方を同時使用することによって、情報処理装置の処理能力を増大(高スループット)させることもできる。本発明はかかる情報処理装置における電力削減あるいは省電力化についてのべる。
なお、省電力化に関する公知技術の例として、下記〔特許文献1〕の「通信制御装置」や〔特許文献2〕の「システムバッファ制御装置」等が知られている。
特開平11−27292号公報 特開平5−334107号公報
従来技術における上記情報処理装置においては、通常運用時、上記第1及び第2の経路(バス)は双方同時に運用状態に置かれている。このため、上記第1及び第2のデータ転送回路(クロスバ・ユニット)は、そのいずれか一方に障害が発生しない限り、これら双方に対し、電力及びクロックが常に供給されている。
つまり、情報処理装置において要求されるデータ処理量の大小に拘らず、上記第1及び第2のデータ転送回路は常に電力消費状態に置かれている。
したがって本情報処理装置及びデータ転送回路の運用方法は、通常運用中において、適宜、消費電力の削減が可能な情報処理装置を提供することを目的とするものである。また、そのためのデータ転送回路の運用方法ならびに運用プログラムを提供することを目的とするものである。
本明細書により開示する情報処理装置は、複数のデータ処理ユニット(SB,IOU)の間で第1及び第2系統のデータをそれぞれ転送する第1及び第2の経路と、これら第1及び第2の経路の間で経路切替えを行う第1及び第2のデータ転送回路を少なくとも備えている。そしてさらに情報処理装置は、上記第1の経路上を転送される上記第1系統のデータの第1データ転送量を計測する第1のデータパケット計数部及び上記第2の経路上を転送される上記第2系統のデータの第2データ転送量を計測する第2のデータパケット計数部を含む。
ここで、上記第1データ転送量と上記第2データ転送量との総合計を求め、その総合計が予め定めた所定量より小となったものと判定したとき、上記第1の経路か上記第2の経路かのいずれか一方を縮退させる。すなわち一時的に当該経路を不使用とする。ここに、縮退した上記経路に接続する上記データ転送回路へは、クロック及び電力のうち少なくともクロックの供給が停止される。
本明細書により開示する情報処理装置は、上記のデータパケット計数部により、上記経路上のデータ転送量を監視する監視手段(上記データパケット計数部)を設け、この監視手段により、データ転送に供する上記経路の「使用率」を監視する。この経路(バス)使用率が高いときは、通常どおり、2つの経路を同時に並列使用し、高スループットを維持する。
一方その経路(バス)使用率が低くなったときは、上記第1及び第2の経路を双方とも同時に活性状態(動作状態)にしておく必要はない。そこで、いずれか一方の経路を縮退させ、これを非活性状態とすれば、その状態が続く限り、すなわち低経路使用率の状態となっている限り、当該経路に接続する上記データ転送回路にクロックを供給するには及ばない。つまり電力削減が図れる。もし、その低経路使用率が長時間続くようであれば、当該データ転送回路への電力供給までも停止(クロックはもちろん停止する)するようにしてもよい。このとき、電力削減効果は一層大となる。
さらなる効果は次のとおりである。このさらなる効果は、上記監視手段(データパケット計数部)を、上記情報処理装置の実現のために改めて作成し導入する必要はない、という点である。
これは、元々その情報処理装置内に埋め込まれていた既存のパフォーマンス・アナライザを活用することにより、上記監視手段とすることができることに着目したものである。
一般に、パフォーマンス・アナライザは、開発工程における性能評価時や検証時に使用されるものであり、情報処理装置がユーザ側での実運用に入った後は、通常使用されない。本報処理装置及びデータ転送回路の運用方法においては、実運用時に使用されないパフォーマンス・アナライザを活用することにより、新たな回路を追加することは不要となる。
ただし、このパフォーマンス・アナライザを上記の計数部として機能させるためには、さらに後述するシステム制御装置(Service Processor:SVP)による制御が必要となる。このSVPはさらに、システムの設定、電力/クロック供給部の制御等の情報処理装置のシステム制御を統括する。
図1は一実施形態による情報処理装置を示す図である。 図2は図1においてクロック供給停止による縮退を行う一例を示す図である。 図3は図1において電源供給停止による縮退を行う一例を示す図である。 図4は他の実施形態による情報処理装置を示す図である。 図5は図4のシステム制御装置6によるデータ転送回路の運用方法を表すフローチャートである。 図6は図4のシステム制御装置6’によるデータ転送回路の運用方法を表すフローチャートである。 図7は図4に示す情報処理装置の具体例を示す図である。 図8は図7のSBをさらに具体的に示す図である。 図9はクロスバ・ユニットXBUをさらに具体的に示す図である。 図10は図7のIOUをさらに具体的に示す図である。 図11は図7,8,9,10にそれぞれ示すSVP(6/6’)の具体例を示す図である。 図12は図8のSC内及び図10のI/Oコントローラ内にそれぞれ設けられる、XBU0/1とのインタフェース部を示す図である。 図13は図12に示すデータパケットのパケットフォーマットの一例を示す図である。 図14はサーバの通常運用時における一般的なシステム構成を示す図である。 図15は図7〜図12に示す各構成要素を集合したサーバの全体構成を表す図(その1)である。 図16は図7〜図12に示す各構成要素を集合したサーバの全体構成を表す図(その2)である。 図17は図7〜図12に示す各構成要素を集合したサーバの全体構成を表す図(その3)である。 図18はバス使用率測定回路(計数部)が設けられたクロスバ・ユニットの例を示す図である。 図19はバス使用率測定回路41の一構成例を示す図である。 図20はファームウェア63から見た状態遷移図(その1)である。 図21はファームウェア63から見た状態遷移図(その2)である。 図22は通常運用時のシステム構成図である。 図23はバス縮退運用時のシステム構成例を示す図である。 図24は通常運用から第1又は第2バス縮退運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その1)である。 図25は通常運用から第1又は第2バス縮退運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その2)である。 図26は第1又は第2バス縮退運用から通常運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その1)である。 図27は第1又は第2バス縮退運用から通常運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その2)である。 図28は第1又は第2バス縮退運用から通常運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その3)である。 図29は動作モード〔II〕での一連の動作を表すフローチャート(その1)である。 図30は動作モード〔II〕での一連の動作を表すフローチャート(その2)である。 図31は動作モード〔II〕での一連の動作を表すフローチャート(その3)である。 図32は動作モード〔II〕での一連の動作を表すフローチャート(その4)である。
符号の説明
1a,1b 演算処理回路
2a,2b 記憶回路
3a,3b 制御回路
4,4’,4a〜4f 計数部
5a,5b データ転送回路
6,6’ システム制御装置
7 クロック供給部
8 電源供給部
9 入出力制御回路
図1は一実施形態による情報処理装置を示す図である。本図に示す情報処理装置は、第1及び第2のデータ転送路5a,5bを介して相互にデータ転送を行う第1及び第2の制御回路3a,3bを含み、第1及び第2の制御回路3a,3bはそれぞれ、第1及び第2の演算処理回路1a,1bと第1及び第2の記憶回路2a,2bとに連係する。ここに示すシステム全体を制御し、かつ、縮退の可否を決定するのがシステム制御装置6である。
すなわち本図に示す情報処理装置は、
(i)第1の演算処理回路1aと第1の記憶回路2aとに接続される第1の制御回路3aと、(ii)第2の演算処理回路1bと第2の記憶回路2bに接続される第2の制御回路3bと、(iii)第1の制御回路3aと第2の制御回路3bとの間のデータを第1の経路<1>を介して転送するとともに、第1の制御回路3aと第2の制御回路3bとの間の第1のデータ転送量D1を計数する第1の計数部4を備えた第1のデータ転送回路5aと、(iv)第1の制御回路3aと第2の制御回路3bとの間のデータを第2の経路<2>を介して転送するとともに、第1の制御回路3aと第2の制御回路3bとの間の第2のデータ転送量D2を計数する第2の計数部4’を備えた第2のデータ転送回路5bと、(v)第1のデータ転送量Dと第2のデータ転送量D’を合計した結果である合計値が第1の閾値(TH1)よりも小さい場合には、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させるか、又は、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させるシステム制御装置6と、を有する。
図2は図1においてクロック供給停止による縮退を行う一例を示す図である。図1の構成に対してさらにクロック供給部7が付加されている。
ここに上記情報処理装置はさらに、第1及び第2のデータ転送回路5a,5bにクロックを供給するクロック供給部7を有していて、システム制御装置6は、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させる場合には、クロック供給部7に第1のデータ転送回路5aへのクロック供給を停止させ、あるいは、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させる場合には、クロック供給部7に第2のデータ転送回路5bへのクロック供給を停止させるようにする。
図3は図1において電源供給停止による縮退を行う一例を示す図である。図1の構成に対してさらに電源供給部8が付加されている。
ここに上記情報処理装置はさらに、第1及び第2のデータ転送回路5a,5bに電力を供給する電源供給部8を有していて、システム制御装置6は、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させる場合には、電源供給部8に第1のデータ転送回路5aへの電力供給を停止させ、あるいは、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させる場合には、電源供給部8に第2のデータ転送回路5bへの電力供給を停止させるようにする。
上記の図1−図3において、前述した「縮退」状態から、元の「通常」状態に復帰する場合については、以下のとおりである。
縮退状態にある上記情報処理装置は、第1のデータ転送量D1と第2のデータ転送量D2を合計した結果である合計値が第2の閾値TH2よりも大きい場合に、システム制御装置6が第1又は第2のデータ転送回路5a/5bに縮退させた第1又は第2のいずれかの経路<1>/<2>を動作させるようにする。
この場合、上記情報処理装置において、上記第2の閾値TH2は、前記第1の閾値TH1よりも大きく設定する(TH1<TH2)。
なお、第1及び第2の閾値TH1,TH2については後に詳述する。
図4は他の実施形態による情報処理装置を示す図である。図1〜図3に示す構成要素を同様の構成要素には同一の参照番号又は記号を付して示す。したがって図1〜図3に対し、入出力装置I/Oと、これを制御する入出力制御装置9と、が追加されている。また前述した計数部(4,4’)が、第1及び第2の制御回路3a,3b及び入出力制御装置9の各々と、第1のデータ転送回路5aとの間のデータの入出力端にそれぞれ4a,4b,4cとして設けられており、同様に、第1及び第2の制御回路3a,3b及び入出力制御装置9の各々と、第2のデータ転送回路5bとの間のデータの入出力端にそれぞれ4d,4e,4fとして設けられている。なお本図では、クロック供給部7と電源供給部8の双方を一緒に記載している。
すなわち本図に示す情報処理装置は、
(i)第1の演算処理回路1aと第1の記憶回路2aに接続される第1の制御回路3aと、(ii)第2の演算処理回路1bと第2の記憶回路2bに接続される第2の制御回路3bと、(iii)入出力装置I/Oに接続される入出力制御回路9と、(iv)第1の制御回路3aと第2の制御回路3bと入出力制御回路9との間のデータを第1の経路<1>を介して転送するとともに、第1の制御回路3aに対する第1のデータ転送量D1を計数する第1の計数部4aと、第2の制御回路3bに対する第2のデータ転送量D2を計数する第2の計数部4bと、入出力制御回路9に対する第3のデータ転送量D3を計数する第3の計数部4cとを備えた第1のデータ転送回路5aと、(v)第1の制御回路3aと第2の制御回路3bと入出力制御回路9との間のデータを第2の経路<2>を介して転送するとともに、第1の制御回路3aに対する第4のデータ転送量D4を計数する第4の計数部4dと、第2の制御回路3bに対する第5のデータ転送量D5を計数する第5の計数部4eと、入出力制御回路9に対する第6のデータ転送量D6を計数する第6の計数部4fとを備えた第2のデータ転送回路5bと、を有している。
さらに、(vi)第1のデータ転送量D1と第4のデータ転送量D4とを合計した結果である第1の合計値(S1)と、第2のデータ転送量D2と第5のデータ転送量D5を合計した結果である第2の合計値(S2)と、第3のデータ転送量D3と第6のデータ転送量D6とを合計した結果である第3の合計値(S3)のいずれか、または全てが第1の閾値TH1よりも小さい場合には、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させるシステム制御装置を有する。
他の方法として、(vi)第1のデータ転送量D1と第4のデータ転送量D4とを合計した結果である第1の合計値(S1)と、第2のデータ転送量D2と第5のデータ転送量D5を合計した結果である第2の合計値(S2)と、第3のデータ転送量D3と第6のデータ転送量D6とを合計した結果である第3の合計値(S3)の全てが第1の閾値TH1よりも小さい場合には、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させるようにしてもよい。
図4において、システム制御装置6’は、上記のシステム制御装置6とは別の縮退制御を行うこともできる。すなわち、このシステム制御装置6’は、第1〜第6のデータ転送量D1〜D6を平均した結果である平均値(AV)が第1の閾値TH1よりも小さい場合に、第1のデータ転送回路5aに第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに第2の経路<2>を縮退させるように縮退制御を行う。
上記の図4において述べたシステム制御装置6及び6’によるデータ転送回路(5a,5b)の運用方法の工程をフローチャートにより示す。
図5は図4のシステム制御装置6によるデータ転送回路(5a,5b)の運用方法を表すフローチャートであり、
図6は図4のシステム制御装置6’によるデータ転送回路(5a,5b)の運用方法を表すフローチャートである。
まず図5を参照すると、
ステップS11:第1の経路<1>について、第1の制御回路3aに対する第1のデータ転送量D1を算出する第1の計算処理と、第2の制御回路3bに対する第2のデータ転送量D2を算出する第2の計数処理と、入出力制御装置9に対する第3のデータ転送量D3を算出する第3の計数処理とを行う第1の計数工程であり、
ステップS12:第2の経路<2>について、第1の制御回路3aに対する第4のデータ転送量D4を求める第4の計数処理と、第2の制御回路3bに対する第5のデータ転送量D5を求める第5の計数処理と、入出力制御装置9に対する第6のデータ転送量D6を求める第6の計数処理とを行う第2の計数工程である。
ステップS13:第1のデータ転送量D1と第4のデータ転送量D4との第1の合計値S1を求める第1の加算処理と、第2のデータ転送量D2と第5のデータ転送量D5との第2の合計値S2を求める第2の加算処理と、第3のデータ転送量D3と第6のデータ転送量D6との第3の合計値S3を求める第3の加算処理とを行う加算工程である。
ステップS14:第1、第2及び第3の合計値S1,S2,S3の各々と所定の閾値THとの大小を比較する比較工程であり、
ステップS15:第1、第2および第3の合計値S1,S2,S3のうちのいずれか、または全ての合計値が、所定の閾値THよりも小さいときに、第1のデータ転送回路5aに対し前記第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに対し第2の経路<2>を縮退させる縮退工程である。他の方法として、第1、第2および第3の合計値S1,S2,S3のうちの全ての合計値が、所定の閾値THよりも小さいときに、第1のデータ転送回路5aに対し前記第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに対し第2の経路<2>を縮退させるようにしてもよい。
次に図6を参照すると、
ステップS21:上記S11と同じ
ステップS22:上記S12と同じ
ステップS23:第1、第2、第3、第4、第5及び第6のデータ転送量(D1,D2,D3,D4,D5)の平均値AVを求める算出工程である。
ステップS24:平均値AVと所定の閾値THとの大小を比較する比較工程であり、
ステップS25:平均値AVが、所定の閾値THよりも小さいときに、第1のデータ転送回路5aに対し第1の経路<1>を縮退させるか、あるいは、第2のデータ転送回路5bに対し第2の経路<2>を縮退させる縮退工程である。
を有することを特徴とする、
以上説明した実施態様について、以下にその具体例を示す。
図7は図4に示す情報処理装置の具体例を示す図である。全体としてサーバを構成する。
このサーバは、システム・ボードSBと、クロスバ・ユニットXBU(図4の5a,5b)と、入出力制御装置IOU(図4の9)と、SVP(Service Processor)(図4の6,6’)、クロック供給部(図4の7)と、電源供給部(図4の8)とから構成されている。
SB−SB間、SB−IOU間には、2つのバスが接続されており、これらのバス上にSB−SB及びIOUへパケット(転送データ)の振り分けを行う上記のクロスバ・ユニットXBU0/1がある。このXBU0/1によって2経路構成(図4の<1>,<2>)とすることにより、仮に一方のXBU0上で障害が発生したとするとこの障害XBU0に接続されているバス(<1>又は<2>)を縮退させ、正常な他方のXBU1に接続されたバスのみを使用するようにする。これにより、これまでのデータ処理をそのまま継続することができる。
図8は図7のSBをさらに具体的に示す図である。なお、図7のSB0とSB1は同一構成であり、一方のSB0を代表として示す。
SB0は、例えば2つのCPU(図4の1a)、MAC(Memory Access Controller:メモリ制御装置)とメモリ(図4の2a)及びSC(System Controller:システム・コントローラ)(図4の3a)より構成されている。このSCは、CPUと、メモリ(MACを介して)と、XBU0/1内の各クロスバ・モジュールとバスにより接続されており、これらの間の通信制御を行っている。なおMACは、メモリ制御を行う。
上記CPU、MAC及びSCへは、電源供給部(8)から電源が、クロック供給部(7)からクロックがそれぞれ供給されており、またこれらCPU,MAC及びSCは、SVP(6/6’)と制御バスで接続されている。
図9は図7のクロスバ・ユニとXBUをさらに具体的に示す図である。なお、XBU0とXBU1は同一構成であるので、XBU0を代表として示す。
このXBU0(5a)は、クロスバ・モジュールを含んで構成されており、SB0/1内の各SC(3a,3b)と接続され、またIOU(9)内のI/Oコントローラ(図10参照)と接続されている。このクロスバ・モジュールは、SB0/1やIOUから入力されたパケットを、それぞれの宛先となるSCやI/Oコントローラへ振り分けている。
またクロスバ・モジュールには、電源供給部(8)から電源が、からクロック供給部(7)からクロックがそれぞれ供給されていて、SVP(6/6’)と制御バスで接続されている。
なお、クロスバ・モジュールのインタフェース部には、前述したパフォーマンス・アナライザ(前述のデータパケット計数部)が元々埋め込んである。これは試作機を評価・検証する際に、どのくらいバスが使用されているかを確認するためにあり、実際の運用中には、このアナライザが使用されることはない(前述)。
図10は図7のIOUをさらに具体的に示す図である。このIOUは、I/Oコントローラ(9)と、入出力装置I/OをなすHDD,PCIカード及びLANカードなどで構成されている。このI/Oコントローラ(9)は、これらHDD,PCIカード、LANカードとバスにより接続され、またクロスバ・モジュール(図9)ともバスにより接続されていて、これらの間の通信制御を行っている。
図11は図7,8,10にそれぞれ示すSVP(6/6’)の具体例を示す図である。このSVPは、CPU62、このCPU62上で動作するファームウェア63、システムの設定値を記録しておく記録部64を有するシステム制御部61より構成されている。SB0/1,XBU0/1,IOU(9)、及び、クロック供給部(7)、電源供給部(8)などは本図のSVPと、制御バスによりそれぞれ接続されていて、ファームウェア63により、これらの監視や制御を行っている。
また、ユーザがシステム設定値を変更できるように(図11の「設定変更」)、入出力インタフェース部も設けられている。なお比較部65は、図5のステップS14および図6のステップS24の「比較」を行う。
図12は図8のSC内及び図10のI/Oコントローラ内に、それぞれ設けられる、XBU0/1とのインタフェース部を示す図である。なお、SC内においてもXBU0/1内においても、このインタフェース部は同一構成である。
XBU0/1に接続されているSC及びI/Oコントローラの各出力インタフェース部は、XBU0/1へデータパケットを振り分けるパケット振分け部31と、その振り分けを行ったパケットを、出力するまでの間一時的に保持しておくバッファBF0/1及び、バス制御部BCにより構成されている。このバス制御部BCは、SVP(6/6’)、パケット振分け部PD及びバッファBF0/1とそれぞれ接続されていて、このSVPの指示に従ってパケットの振分けとバッファの制御とを行っている。
図13は図12に示すデータパケットのパケットフォーマットの一例を示す図である。SB−XBU間及びXBU−IOU間は、それぞれ24bit幅のバスで接続されおり、1τに24bitずつ送信している。またこの場合の通信は、パケット単位で行われている。本図では、Read用とData用のそれぞれのパケットフォーマット例を示す。
Read用とは、例えばCPU(1a,1b)が、あるメモリ情報を要求する際などに用いるフォーマットであり、またData用とは、Read要求に応じてDataを、要求したCPUへ送信する際のフォーマットである。各パケットは、パケット種別を示すOpcode(operation code)[6:0],Address[31:5],Dataなどから構成されている。
またパケット内のOpcodeによって、そのパケットの大きさが規定されている。例えば、Read用パケットでは、6Byteで、Data用パケットでは、54Byteである。
SB−XBU間及びIOU−XBU間はそれぞれ、上述のように、24bit幅のバスであるため、各パケットは3Byteずつ何回かに分けて送信される。そして3Byte毎に、そのデータが有効(または無効)であることを示すValid−bitが含まれている。なお、図中のValはValidを、OPCはOpcodeを、RsvはReservedをそれぞれ示す。
24bit幅のバスで送信する1回(3Byte)のデータセットをDataと定義すると、Read用パケットは、2個のDataで構成され、Data用パケットは、18個のDataで構成される。
以下、情報処理装置(図7〜図12のサーバ)の動作説明を行う。
図14はサーバの通常運用時における一般的なシステム構成を示す図である。本図では、SBとIOUの数は、それぞれ2個(SB)及び1個(IOU)としているが、それ以上の数が実装されていてもよい。
一般的な運用では、XBU0/1へ接続されている2つバス(通信経路)を同時に使用して運用する。これはSB−SB間とSB−IOU間でのスループットを確保とするとともに、一方のXBUやバス上で障害が発生した際に、もう一方のみで動作を継続できるようにするためである(前述)。
SB−SB間やSB−IOU間で通信する際のパケットは、XBU0/1へ接続されているバスのどちらか一方を経由することになる。どちらのバスを経由するかの振分けは、パケットを送信する側のパケット振分け部(図12のPD参照)により行われる。このパケット振分け部PDは、パケット内のAddress部における所定bitを参照して使用すべきバスを決定する。例えば、Address部のbit[5]を参照し、このbit[5]が“0”のときは、XBU0へ接続されているバスへ振分け、“1”のときは、XBU1へ接続されているバスへ振分ける。
上記のようなサーバにおいて、実際の運用中にもクロスバ・モジュールの入出力インタフェース部に埋め込んである記述のパフォーマンス・アナライザを、バス使用率測定回路(計算部4a−4f)として用い、各バスの使用率を測定する。この測定したバス使用率と、予め設定してある、通常運用からバス縮退運用へ遷移するための閾値とを比較した結果によって、通常運用のままかバス縮退運用に切り替えるかを決定する。
通常運用時においてバス縮退運用へ切り替えることを決定した場合には、XBU0/1に接続されているバスのいずれか一方を選択し縮退させる。これにより、縮退(不使用)したバスへ接続されているXBU0(またはXBU1)への電源供給もしくはクロック供給を停止する。これによりサーバ運用中の消費電力を動的に削減を可能とする。
ここでの通常運用とは、SB−SB間とSB−IOU間にそれぞれ接続されている2つのバスを同時に使用する運用のことである。またバス縮退運用とは、SB−SB間とSB−IOU間にそれぞれ接続されている2つのバスのうち、いずれか1つのバスのみを使用した運用である。
図15は図7〜図12に示す各構成要素を集合したサーバの全体構成を表す図(その1)、
図16は同図(その2)
図17は同図(その3)である。なお各構成要素が具体的に示されている図面の番号を併記している。この中で特に注目すべき部分は、バス使用率測定回路(図16)とSVP(図15)との連携である。そしてまた、SVP(図15)と、電源供給部/クロック供給部(図15)及びクロスバ・ユニット(図15)との連携である。
図9に示したとおり、XBUはクロスバ・モジュールから構成されており、入力されたパケットを、宛先となるSB内のSCやIOU内のI/Oコントローラへ振分けを行っている。さらに詳しくは、図18に示すとおりである。図18は、上記バス使用率測定回路(計数部)が設けられたクロスバ・ユニットの例を示す。この図18に示すクロスバ・モジュールの入出力インタフェース部に、バス使用率を測定するためのバス使用率測定回路41a−41cが設けてある。41a〜41cは、図4の4a〜4cに相当する。
図19はバス使用率測定回路41の一構成例を示す図である。このバス使用率測定回路41は、Validカウンタより構成されており、SVPのシステム制御部61(図11)より送信されてくる測定クロック数と、測定開始指示とにより、測定開始指示があった時から測定クロック数分経過するまでの間、カウンタを通過したDataのValid数をカウントする。そしてValidカウンタ数÷測定クロック数を計算することにより、単位クロック当たりの使用率を導出し、これをシステム制御部61に送信する。
このバス使用率測定回路41は、XBUの入出力インタフェース部の他に、SBとIOUがそれぞれXBUへ接続する各入出力インタフェース部へ設置することもできる。なおクロスバ・モジュール(図18)には、SB内のSCやIOU内のI/Oコントローラがそれぞれ、バスにより接続されており、また、電源供給部8から電源が、クロック供給部7からクロックがそれぞれ供給されている。さらにまた、SVPとも制御バスで接続されている。
このSVPは、図11で説明したとおりファームウェア63により監視と制御を行っている。図20はファームウェア63から見た状態遷移図(その1)、図21は同図(その2)である。
図20,21において、システム制御部61(図11)内のファームウェア63は、記録部64内に、予め設定され保持されている測定間隔をもって測定開始の指示と測定クロック数とをバス使用率測定回路41へ送信する。これに応答してバス使用率測定回路41より送信されてくる数値と閾値a,bとを比較部65にて比較する。この比較結果に基づいて次の運用状態を決定する。
その比較結果により、ファームウェア63が現在の運用を継続すると判断した場合には、記録部64に設定されている測定間隔の経過を待った後、バス使用率測定回路41に測定開始の指示を送信する。
またファームウェア63が、現在運用状態から別の運用状態への遷移を決定した場合、例えばファームウェア63が、通常運用からバス縮退運用への遷移を決定した場合には、縮退(不使用)させるバスを選択する。不使用とするバスの選択方法は、XBU0/1へ接続されるバスのうち、ある一方のバス(例えばXBU1へ接続されているバス)と予め決めておき、通常運用からバス縮退運用へと遷移を決定したときに、常にこのXBU1へのバスを選択してこれを不使用にするという方法が考えられる。
あるいは、1回目に通常運用からバス縮退運用への遷移するときにはXBU0のバスにすると決めておき、2回目に通常運用からバス縮退運用へ遷移することを決定したときには、前回(1回目)不使用としたバス(XBU0のバス)以外のバス(XBU1へ接続されているバス)を選択する、というように交互に不使用とするバスを選択する方法もある。
一方上記とは反対に、ファームウェアがバス縮退運用から通常運用へ遷移することを決定した場合には、不使用だったバスを運用中に戻すため、その不使用バスを認識する。その後ファームウェア63は、バス制御部BC(図12)やクロック供給部7などの各種ユニットへの制御を行って、遷移を完了する。その完了後、記録部64内に設定されている測定間隔をもってバス使用率測定回路41に測定開始の指示を送信する。
記録部64に予め設定し保持されている測定間隔とは、次の時間をいう。すなわち、バス使用率測定回路41より送信される数値を受信して運用形態を決定した後、このバス使用率測定回路41へ次の測定開始指示を送信するまでの時間である。また上記の閾値aは、通常運用からバス縮退運用へと遷移するための契機となる値であり、上記の閾値bは、バス縮退運用から通常運用へと遷移するときの契機となる値である。これら閾値a,bは共に、システム制御部61内の記録部64内に予め設定され保持されている。
記録部64に保持されている上記の測定間隔や測定クロック数と、各状態へ遷移するための上記閾値a,bは、SVP(図11)に設けられている入出力インタフェースによってユーザが任意に変更することもできる。もしユーザが、測定クロック数ではなく測定時間を入力した場合には、この測定時間を測定クロック数へ変換(測定時間(s)×バス動作周波数(Hz))した上で、記録部64に保持する。
上記閾値a,bの関係は、通常、閾値a<閾値bであり、以降の動作説明では、一例として、閾値a=60%、閾値b=80%、測定間隔=5min、測定クロック数=150×109(測定時間:5min)、バス動作周波数=500MHzとする。バス動作周波数とは、XBUへ接続されているバスの周波数のことである。なおシステム制御は、すべてファームウェア63により行われている。
これ以降の動作説明では、バス縮退運用をさらに細かく、第1バス縮退運用、第2バス縮退運用と定義する。第1バス縮退運用とは、不使用となったXBUへクロックのみを供給停止した運用のことであり、第2バス縮退運用とは、不使用となったXBUへ電源を供給停止した運用である。なお第2バス縮退運用中は、クロック供給を停止していてもよい。
まず動作モード〔I〕通常運用から第1又は第2バス縮退運用へ遷移するときの動作を説明する。また動作モード〔II〕では、通常運用からまず第1バス縮退運用へ遷移し、ある時間Cの間、第1バス縮退運用を継続していたならば、第2バス縮退運用へ遷移させるといった2段階で、バス縮退運用を行う動作を説明する。なお上記のある時間Cについては、動作モード〔II〕の中で説明する。
・動作モード〔I〕
まず、通常運用から第1又は第2バス縮退運用に至るまでの動作を説明する。ここで図22を参照する。図22は通常運用時のシステム構成図である。XBU0/1に接続されているバスを2つとも使用して運用している。通常運用中、SVPのシステム制御部61は、図中の4a〜4fの各ポイントに設置されているパケット入力側及び出力側のバス使用率測定回路41に、測定クロック数:150×109にて測定開始の指示を行う。
測定クロック数及び測定開始の指示を受けた各バス使用率測定回路41(図19)は、その測定開始の指示から測定クロック数分の間、Validカウンタを通過した有効Valid数をカウントし、その測定クロック数をカウントした後に、単位クロック当たりのバス使用率を導出し、SVPのシステム制御部61へこれを送信する。SVPのシステム制御部61は、使用している全バス(4a〜4f対応)の入力側及び出力側の各バス使用率測定回路41から、測定した使用率を受信し、これをもとに運用形態を決定する。
下記表1は、通常運用から第1又は第2バス縮退運用へ遷移するための条件を表す。
Figure 0005152330
上記表1の(1)もしくは(2)の条件を満たさないとき、引き続き通常運用を継続して測定間隔(5min)を待った後、各バス使用率測定回路41に測定クロック数:150×109にて測定開始の指示を行う。
一方、表1の(1)もしくは(2)の条件を満たすとき、SVPのシステム制御部61は第1又は第2バス縮退運用へ遷移するために、縮退(不使用)させるバスを決定し、SCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)へバス切離し指示を行う(この例では、縮退するバスはXBU1へ接続されているバスとする)。このバス切離し指示を受けたSCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)は、XBU1に接続されているバスを不使用とするために、パケット振分け部PDに対して新たなパケットをXBU1へ振り分けないよう制御し、XBU1へのバッファBF1にパケットがないことを確認した上で、バス切離し完了通知をシステム制御部61へ送信する。
これを受けたSVPのシステム制御部61は、全てのSC及びI/Oコントローラからのバス切離し完了通知を待ち、電源供給部8もしくはクロック供給部7、又は両供給部7,8に対し、XBU1のクロスバ・モジュール(図18)への電源又はクロックの供給停止指示を行う。この停止指示を受けた供給部7では、XBU1への供給停止を行って停止完了通知をシステム制御部61へ送信する。これを受けたシステム制御部61は、XBU0のみを使用した第1又は第2バス縮退運用へ遷移したことを認識する。図23は、このバス縮退運用時のシステム構成例を示す図であり、縮退系統については全て点線にて表す。なお、通常運用から第1又は第2バス縮退運用へ至るまでのフローチャートを後述の図24,25に示す。
次に第1又は第2バス縮退運用から通常運用へ至るまでの動作を説明する。上述のとおり、図22に第1又は第2バス縮退運用時を示しており、XBU1に接続しているバスを縮退(不使用)させたときの運用状態を示している。
第1又は第2バス縮退運用中でのSVPのシステム制御部6は、4a,4b,4cの各ポイントにてデータの入力側及び出力側の各バス使用率測定回路41に、測定クロック数:150×109にて測定開始をするよう指示する。
その測定クロック数及び測定開始の指示を受けた各バス使用率測定回路41は、その測定開始の指示から測定クロック数分の間、Validカウンタを通過した有効Valid数をカウントし、その測定クロック数分カウントした後に、単位クロック当たりのバス使用率を導出し、これをSVPのシステム制御部61に送信する。
システム制御部61は、使用している全バス(4a,4b,4cに対応)の各データ入力側及び出力側のそれぞれのバス使用率測定回路41から使用率を受信して、これをもとに運用形態を決定する。
下記表2は、第1又は第2バス縮退運用から通常運用へ遷移するための条件を表す。
Figure 0005152330
上記表2の(1)もしくは(2)の条件を満たさないとき、引き続き第1又は第2バス縮退運用を継続して測定間隔(5min)を待った後、バス使用率測定回路41に測定クロック数:150×109(測定時間:5min)にて測定開始の指示を行う。
一方、表2の(1)もしくは(2)の条件を満たすとき、SVPのシステム制御部61は、通常運用への遷移を決定する。この通常運用へ遷移する方法は、遷移決定前の運用形態が、第1バス縮退運用であったか、第2バス縮退運用であったか、により異なる。
まず第1バス縮退運用から通常運用へ遷移する場合を説明する。第1バス縮退運用から通常運用への遷移を決定したシステム制御部61は、クロック供給部7に対してクロック供給の再開指示を行う。クロック供給部7では、その供給指示を受けて、不使用であったXBU1にクロックを供給し、その供給完了の通知をシステム制御部61へ送信する。
システム制御部61は、クロック供給部7から上記供給完了の通知を受けて、SC及びI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)に対しバスへの組込み指示を行う。この指示を受けたSCとI/Oコントローラの各バス制御部BCは、不使用であったXBU1に接続されているバスを再び運用系内に組込むために、パケット振分け部PD(図12)に対してその組込み制御を行う。バス制御部BCは、その組込みが完了したことを確認した上で、システム制御部61に組込み完了の通知を送信する。システム制御部61は、このバス制御部BCからの組込み完了通知を受けて、通常運用(図22)へ遷移したとことを認識する。
次に第2バス縮退運用から通常運用へ遷移する場合について説明する。この遷移は、第2バス縮退運用時、XBU1への電源停止に加えクロック停止をも行っていた場合の説明である。
第2バス縮退運用から通常運用への遷移を決定したシステム制御部61は、電源及びクロックの各供給部(7,8)に対して電源とクロックの供給指示を行う。これら電源・クロック供給部(7,8)では、その供給指示を受けて、これまで不使用だったXBU1に対し電源・クロックの供給を行って、その供給完了の通知をシステム制御部61に送信する。システム制御部61では、電源・クロック供給部からの供給完了通知を受けて、不使用であったXBU1に対し動作準備開始の指示を行う。この動作準備開始の指示を受けたXBU1のクロスバ・モジュール(図18)は、クロスバ・モジュールに供給されている電圧の安定を確認した上で、クロスバ・モジュール内の初期化を行い、システム制御部61へ動作準備完了の通知を送信する。システム制御部61は、そのXBU1からの動作準備完了通知を受けて、SCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)に、バス組込みの指示を行う。
SCとI/Oコントローラの各バス制御部BCは、そのバス組込み指示を受けて、不使用であったXBU1に接続されていたバスを組み込むために、パケット振分け部PD(図12)に対し組込み制御を行う。このバス制御部BCは、組込みが完了したことを確認した上で、システム制御部61へ組込み完了の通知を送信する。システム制御部61は、そのバス制御部からの組込み完了通知を受けて、元の通常運用(図22)へ遷移したことを認識する。なお、第1又は第2バス縮退運用から通常運用へ至るまでのフローチャートを後述の図26,27,28に示す。
・動作モード〔II〕
次に、通常運用から、まずクロック供給のみを停止した第1バス縮退運用へ遷移し、ある時間Cの間、第1バス縮退運用状態にあったならば、不使用XBUへの電源供給も停止した第2バス縮退運用へ遷移するまでについて、説明をする。
通常運用から第1バス縮退運用へ遷移してからの上記の時間Cとは、第1縮退運用へ遷移してから第2縮退運用へ遷移するための契機となる時間である。また、その第1バス縮退運用から第2バス縮退運用へ遷移するための条件は、時間Cの間に、通常運用へ遷移していないことである。なお本動作モード〔II〕ではその時間Cを、30minとする。この時間Cも予め、SVP内の記録部64(図11)に、設定して保持しており、ユーザによる設定変更(図11の「設定変更」)も可能である。
再び図22を参照すると、本図は、通常運用時を示し、XBU0/1に接続された2本のバスの双方を使用した運用が行われている。通常運用中、SVPのシステム制御部61は、4a〜4fの各ポイントにてデータの入力側と出力側の各バス使用率測定回路41に対し、測定クロック数:150×109にて測定開始するように指示する。
測定クロック数及び測定開始の指示を受けた各バス使用率測定回路41(図19)は、測定開始の指示から測定クロック数分の間、Validカウンタを通過した有効Valid数をカウントし、測定クロック数をカウントした後に、単位クロック当たりのバス使用率を導出し、SVPのシステム制御部61へこれを送信する。制御部61は、使用している全バス(4a〜4f対応)のデータ入力側及び出力側それぞれのバス使用率測定回路41から使用率を受信し、これをもとに運用形態を決定する。
通常運用から第1バス縮退運用へ遷移する条件を表す上記表1を参照する。この表1の(1)もしくは(2)の条件を満たさないとき、引き続き通常運用を継続して測定間隔(5min)を待った後、各バス使用率測定回路41に測定クロック数:150×109にて測定開始の指示を行う。
一方表1の(1)もしくは(2)の条件を満たすとき、SVPのシステム制御部61は、第1バス縮退運用へ遷移するために、縮退(不使用)とするバスを決定し、SCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)へ、XBU1へ接続されているバスに対する切離し指示を行う(この例では、縮退するバスはXBU1へ接続されているバスとする)。このバス切離し指示を受けたSCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)は、XBU1に接続されているバスを不使用とするために、パケット振分け部PDに対し新たなパケットがXBU1へ振り分けられないように制御し、XBU1へのバッファBF1(図12)にパケットがないことを確認した上で、バス切離し完了の通知をシステム制御部61へ送信する。
これを受けたSVPのシステム制御部61は、全てのSC及びI/Oコントローラからのバス切離し完了通知を待ち、クロック供給部7に対して、XBU1のクロスバ・モジュール(図18)へのクロック供給の停止指示を行う。この停止指示を受けたクロック供給部7では、XBU1へのクロック供給停止を行って、その停止完了の通知をシステム制御部61へ送信する。これを受けたシステム制御部61は、XBU0のみを使用した第1バス縮退運用(図22)へ遷移したことを認識する。
システム制御部61は、第1バス縮退運用へ遷移したことを認識してから上記測定間隔(5min)を待った後、4a,4b,4cの各ポイントのデータ入力側及び出力側の各バス使用率測定回路41に対し、測定クロック数:150×109にて測定開始を行うよう指示する。その測定クロック数及び測定開始の指示を受けた各バス使用率測定回路41は、その測定開始指示から測定クロック数分の間、Validカウンタを通過した有効Valid数をカウントする。その測定クロック数をカウントした後、各バス使用率測定回路41は、単位クロック当たりのバス使用率を導出し、これをSVPのシステム制御部61へ送信する。
これを受けたシステム制御部61は、使用している全バス(4a,4b,4c対応)のデータ入力側と出力側それぞれのバス使用率測定回路41から使用率を受信して、これをもとに運用形態を決定する。
第1バス縮退運用から通常運用へ遷移するための条件を示す前記表2を参照する。この表2の(1)もしくは(2)の条件を満たさないとき、システム制御部61は第1バス縮退運用開始から上記の時間C(30min)を経過したか否かの確認を行う。この時間Cを経過していないときは、測定間隔(5min)を待った後、バス使用率測定回路41に測定クロック数:150×109にて測定開始の指示を行う。
第1バス縮退運用開始から既に時間C(30min)が経過している時には、システム制御部61は、第2バス縮退運用へ遷移するために、電源供給部8に対して、不使用となっていたXBU1に対する電源供給の停止指示を行う。この停止指示を受けた電源供給部8では、XBU1への電源供給の停止を行ってその停止完了の通知を、システム制御部61へ送信する。システム制御部61は、その電源供給部8からの停止完了通知をもって、第2バス縮退運用へ遷移したことを認識する。
一方、表2の(1)もしくは(2)の条件を満たしているとき、システム制御部61は、第1バス縮退運用から通常運用への遷移を決定する。そしてシステム制御部61は、クロック供給部7に対して、XBU1へのクロック供給指示を行う。クロック供給部7では、その供給指示を受けて、不使用だったXBU1に対してクロック供給を行い、その供給完了の通知をシステム制御部61へ送信する。システム制御部61は、そのクロック供給部7からの供給完了通知を受けて、SCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)に対しXBU1へのバス組込みを指示する。
SCとI/Oコントローラの各バス制御部BCは、そのバス組込み指示を受けて、不使用だったXBU1に接続されているバスの組込みを行うため、パケット振分け部PD(図12)に対し組込み制御を行う。バス制御部BCは、その組込みの完了をもって、システム制御部61に対し組込み完了の通知を送信する。システム制御部は、バス制御部BCからの組込み完了通知によって、通常運用(図22)へ遷移したことを認識する。
第2バス縮退運用へ遷移した後システム制御部61は、測定間隔(5min)を待った後、4a,4b,4cの各ポイントでのデータ入力側及び出力側の各バス使用率測定回路41へ、測定クロック数:150×109にて測定開始の指示を行う。
その測定クロック数及び測定開始の指示を受けた各バス使用率測定回路41は、その測定開始指示から測定クロック数分の間、Validカウンタを通過した有効Valid数をカウントする。この測定クロック数をカウントした後、各バス使用率測定回路41は、単位クロック当たりのバス使用率を導出し、これをSVPのシステム制御部61へ送信する。システム制御部61は、使用している全バス(4a,4b,4c対応)におけるデータの入力側及び出力側それぞれのバス使用率測定回路41から使用率を受信し、これをもとに運用形態を決定する。このときシステム制御部61は、上記表2をもとに第2バス縮退運用から通常運用へ遷移するか否かを決定する。
上記表2の(1)もしくは(2)の条件を満たさないとき、システム制御部61は、引き続き第2バス縮退運用を継続して測定間隔(5min)を待った後、各バス使用率測定回路41へ、測定クロック数:150×109にて測定開始を行うよう指示する。
一方、上記表2の(1)もしくは(2)の条件を満たすとき、SVPのシステム制御部61は、通常運用への遷移を決定し、電源・クロック供給部(7,8)に対してXBU1へ電源・クロックを供給するよう指示する。
電源・クロック供給部(7,8)では、その供給指示を受けて、不使用だったXBU1に対して電源・クロックの供給を行い、その供給の完了通知をシステム制御部61へ送信する。システム制御部61では、その電源・クロック供給部からの供給完了通知を受け、不使用だったXBU1に対して動作準備開始の指示を行う。この動作準備開始の指示を受けたXBU1のクロスバ・モジュール(図18)は、クロスバ・モジュールに供給されている電圧の安定を確認した上で、クロスバ・モジュール内の初期化を行い、システム制御部61へ動作準備完了の通知を送信する。システム制御部61は、その動作準備完了の通知を受けて、SCとI/Oコントローラの各バス制御部BC(図12)に対しXBU1のバス組込みを指示する。SCとI/Oコントローラの各バス制御部BCは、そのバス組込み指示を受けて、不使用だったXBU1へ接続されているバスの組込みを行うために、パケット振分け部PD(図12)に対し組込み制御を行う。バス制御部BCは、バス組込みの完了をもって、システム制御部61に対し組込み完了の通知を送信する。システム制御部61は、そのバス制御部BCからの組込み完了通知によって、通常運用(図22)へ遷移したことを認識する。なお、以上の動作モード〔II〕での一連の動きを、後述の図29,30,31,32のフローチャートにより示す。
図24は通常運用から第1又は第2バス縮退運用へ至るまでの動作を表すフローチャート(その1)、図25は同フローチャート(その2)である。
バス使用率測定開始の指示と測定クロック数の送信とを行い(S31)、
バス使用率の測定を開始し(S32)、
バス使用率測定を終了して、使用率を送信する(S33)。
全バスの使用率を受信すると(S34)、
上記表1により運用の形態を決定して(S35)、「通常運用継続」ならば、
測定間隔待ちとなる(S36)。
「第1又は第2バス縮退運用への移行」ならば、縮退するバスを決定する(S37)。
バスの切離しを指示し(S38)、
バスの切離しを開始し(S39)、
バス切離しを完了し完了通知を送信する(S40)。
バス切離し完了の通知を受信すると(S41)、
電源・クロック供給部へ供給停止を指示して(S42)、
不使用XBUへの供給停止を開始するとともに、停止完了の通知を送信する(S43)。
その供給停止完了の通知を受信すると(S44)、第1又は第2バス縮退運用が開始する。
図26は第1又は第2バス縮退運用から通常運用に至るまでの動作を表すフローチャート(その1)、図27は同フローチャート(その2)、図28は同フローチャート(その3)である。
バス使用率測定開始の指示と測定クロック数の送信とを行い(S51)、
バス使用率の測定を開始し(S52)、
バス使用率測定を終了して、使用率を送信する(S53)。
全バスの使用率を受信すると(S54)、
上記表2により運用の形態を決定して(S55)、「第1又は第2バス縮退運用継続」ならば、
測定間隔待ちとなる(S56)。
上記のS55において、「通常運用へ移行」であって、かつ、第2バス縮退運用をしていたとき、
電源・クロック供給部へ供給の指示を行い(S57)、
不使用XBUへの供給を開始するとともに、その供給完了の通知を行う(S58)。
その供給完了の通知があると、不使用XBUの動作準備開始を指示し(S58)、
動作準備が開始される(S60)。
そこで電圧の安定を待って、クロスバ・モジュールを初期化し(S61)、
動作準備完了の通知を行う(S62)。
動作準備完了の通知を受信すると(S63)、
バス組込みを開始し、その後、その組込み完了の通知を行う(S64)。
その組込み完了の通知を受信すると(S65)、通常運用に入る。
上記のS55において、「通常運用へ移行」であって、かつ、第1バス縮退運用をしていたとき、
クロック供給部へ供給指示を行い(S66)、
不使用XBUへのクロック供給を開始して、その供給完了の通知を行う(S67)。
上記の供給完了通知を受信すると、バス組込みを指示し(S68)、
そのバス組込みを開始し、その後組込みの完了通知を行う(S69)。
その組込み完了通知を受信すると(S70)、通常運用に入る。
図29は動作モード〔II〕での一連の動作を表すフローチャート(その1)、図30は同フローチャート(その2)、図31は同フローチャート(その3)、図32は同フローチャート(その4)である。
バス使用率の測定開始を指示し、測定クロック数を送信して(S71)、
バス使用率の測定を開始する(S72)。
バス使用率の測定が終了すると、その使用率を送信する(S73)。
全バスの使用率を受信すると(S74)、
上記表1により運用の形態を決定する(S75)。「通常運用継続」ならば、
測定間隔を持つ(S76)。
上記のS75にて、「第1縮退運用へ移行」ならば、縮退するバスを決定する(S77)。
そしてバスの切離しを指示し(S78)、
そのバス切離しを開始する(S79)。
そのバス切離しが完了すると、その完了通知を行う(S80)。
バス切離しの完了通知を受信すると(S81)、
クロック供給部へ供給の停止を指示し(S82)、
不使用XBUへの供給停止を開始して、その停止完了の通知を行う(S83)。
その供給停止完了の通知を受信すると(S84)、
第1バス縮退運用が開始される。
バス使用率の測定を開始するよう指示し、また同時に測定クロック数の送信を行うと(S85)、
バス使用率の測定が開始される(S86)。
そのバス使用率の測定が終了し、その使用率が送信される(S87)。
全バスの使用率が受信されると(S88)、
上記表2により運用の形態が決定される(S89)。
上記S89にて、「第1バス縮退運用の継続」であれば、上記の時間Cが経過したか判定して(S90)、
経過していなければ、次の測定まで測定間隔を待ち(S91)。
経過しているときは、「第2バスの縮退運用」へ移行する。
電源供給部に対し不使用XBUへの供給停止指示を指示し(S92)、
その不使用XBUへの供給停止を開始して、その後、停止完了の通知を行う(S93)。
その供給停止完了通知を受信すると(S94)、第2バス縮退運用が開始する。
再びバス使用率の測定開始を指示し、かつ、測定クロック数を送信すると(S95)、
バス使用率の測定が開始される(S96)。
そのバス使用率の測定が終了すると、その使用率が送信される(S97)。
全バスの使用率が受信されると(S98)、
上記表2により運用の形態が決定される(S99)。
上記S99にて、「第2バス縮退運用の継続」であると、次の測定までの測定間隔待ちとなる(S100)。
上記S99にて、「通常運用への移行」であると、電源・クロック供給部に対し供給開始を指示し(S101)、
不使用XBUへの供給を開始する。またその供給の完了を通知する(S102)。
その供給完了の通知を受信すると、不使用XBUの動作準備開始を指示し(S103)、
その動作準備が開始される(S104)。
クロスバ・モジュールでの電圧安定を待って、クロスバ・モジュールを初期化し(S105)、
動作準備の完了を通知する(S106)。
その動作準備完了の通知を受信すると(S107)、
バス組込みを開始し、その後、その組込みの完了通知を行う(S108)。
その組込み完了の通知を受信すると(S109)、通常運用が開始される。
前述したS89において、「通常運用に移行」と決定されると、
クロック供給部に対して供給の指示を行い(S110)、
不使用XBUへのクロック供給を開始し、その後、その供給完了の通知を行う(S111)。
その供給完了の通知を受信すると、バス組込みを指示し(S112)、
そのバス組込みが開始される。その後、その組込みの完了通知が行われる(S113)。
その組込み完了通知を受信すると(S114)、通常運用が開始される。
なお本明細書において開示したファームウェアに関しては、図4に示したデータ転送回路5a,5bに対する運用プログラムとしても規定することができる。以下のとおりである。
すなわち、情報処理装置における第1のデータ転送回路5aまたは第2のデータ転送回路5bの運用プログラムであって、コンピュータに、
第1の経路<1>について、第1の制御回路3aに対する第1のデータ転送量D1を算出する第1の計数処理と、第2の制御回路3bに対する第2のデータ転送量D2を算出する第2の計数処理と、入出力制御装置9に対する第2のデータ転送量D3を算出する第3の計数処理とを行う第1の機能と、
第2の経路<2>について、第1の制御回路3aに対する第4のデータ転送量D4を求める第4の計数処理と、第2の制御回路3bに対する第5のデータ転送量D5を求める第5の計数処理と、入出力制御装置9に対する第6のデータ転送量D6を求める第6の計数処理とを行う第2の機能と、
第1のデータ転送量D1と前記第4のデータ転送量D4との第1の合計値S1を求める第1の加算処理と、第2のデータ転送量D2と前記第5のデータ転送量D5との第2の合計値S2を求める第2の加算処理と、第3のデータ転送量D3と前記第6のデータ転送量D6との第3の合計値S3を求める第3の加算処理とを行う第3の機能と、
第1、第2及び第3の合計値S1,S2およびS3の各々と所定の閾値との大小を比較する第4の機能と、
前記第1、第2および第3の合計値のうちのいずれか、または全ての合計値が、前記所定の閾値よりも小さいときに、第1のデータ転送回路3aに対し第1の経路<1>を縮退させるか、又は、第2のデータ転送回路3bに対し第2の経路<2>を退縮させる第5の機能と、
を実現させるための、情報処理装置におけるデータ転送回路の運用プログラムである。
またもう1つの態様では、情報処理装置における第1のデータ転送回路5aまたは第2のデータ転送回路5bの運用プログラムであって、コンピュータに、
第1の経路<1>について、第1の制御回路3aに対する第1のデータ転送量D1を算出する第1の計数処理と、第2の制御回路3bに対する第2のデータ転送量D2を算出する第2の計数処理と、入出力制御装置9に対する第3のデータ転送量D3を算出する第3の計数処理とを行う第1の機能と、
第2の経路<2>について、第1の制御回路3aに対する第4のデータ転送量D4を求める第4の計数処理と、第2の制御回路3bに対する第5のデータ転送量D5を求める第5の計数処理と、入出力制御装置9に対する第6のデータ転送量D6を求める第6の計数処理とを行う第2の機能と、
第1、第2、第3、第4第5および第6のデータ転送量D1〜D6の平均値を求める第3の機能と、
上記平均値と所定の閾値との大小を比較する第5の機能と、
上記平均値が、上記所定の閾値よりも小さいときに、第1のデータ転送回路5aに対し第1の経路<1>を縮退させるか、又は、第2のデータ転送回路5bに対し第2の経路<2>を縮退させる第6の機能と、
を実現させるための、情報処理装置におけるデータ転送回路の運用プログラムである。
以上詳述したとおり、システム運用中において、バス使用率が低い場合に通常運用からバス縮退運用へ遷移することでクロスバ・ユニット(データ転送回路)の動作を「動的に」オフできる。このため負荷増加時には動的にクロスバ・ユニットをオンできるため、きめ細かな制御をもって消費電力の低減が可能となる。

Claims (8)

  1. 第1の演算処理回路と第1の記憶回路に接続される第1の制御回路と、
    第2の演算処理回路と第2の記憶回路に接続される第2の制御回路と、
    前記第1の制御回路と前記第2の制御回路の間のデータを第1の経路を介して転送するとともに、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路の間の第1のデータ転送量を計数する第1の計数部を備えた第1のデータ転送回路と、
    前記第1の制御回路と前記第2の制御回路の間のデータを第2の経路を介して転送するとともに、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路の間の第2のデータ転送量を計数する第2の計数部を備えた第2のデータ転送回路と、
    前記第1のデータ転送量と前記第2のデータ転送量を合計した結果である合計値が第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1または第2のデータ転送回路へのクロック及び/又は電力の供給を停止して、前記第1の転送回路に前記第1の経路を縮退させ、または、前記第2の転送回路に前記第2の経路を縮退させるシステム制御装置と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置はさらに、
    前記第1及び前記第2のデータ転送回路にクロックを供給するクロック供給部を有し、
    前記システム制御装置は、前記第1のデータ転送回路に前記第1の経路を縮退させる場合には、前記クロック供給部に前記第1のデータ転送回路へのクロック供給を停止させ、前記第2のデータ転送回路に前記第2の経路を縮退させる場合には、前記クロック供給部に前記第2のデータ転送回路へのクロック供給を停止させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置はさらに、
    前記第1及び前記第2のデータ転送回路に電力を供給する電源供給部を有し、
    前記システム制御装置は、前記第1のデータ転送回路に前記第1の経路を縮退させる場合には、前記電源供給部に前記第1のデータ転送回路への電力供給を停止させ、前記第2のデータ転送回路に前記第2の経路を縮退させる場合には、前記電源供給部に前記第2のデータ転送回路への電力供給を停止させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置はさらに、
    前記第1のデータ転送量と前記第2のデータ転送量を合計した結果である合計値が第2の閾値よりも大きい場合には、前記システム制御装置が前記第1又は第2のデータ転送回路に縮退させた前記第1又は第2のいずれかの経路を動作させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置において、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 第1の演算処理回路と第1の記憶回路に接続される第1の制御回路と、
    第2の演算処理回路と第2の記憶回路に接続される第2の制御回路と、
    入出力装置に接続される入出力制御回路と、
    前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御回路の間のデータを第1の経路を介して転送するとともに、前記第1の制御回路に対する第1のデータ転送量を計数する第1の計数部と、前記第2の制御回路に対する第2のデータ転送量を計数する第2の計数部と、前記入出力制御回路に対する第3のデータ転送量を計数する第3の計数部とを備えた第1のデータ転送回路と、
    前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御回路との間のデータを第2の経路を介して転送するとともに、前記第1の制御回路に対する第4のデータ転送量を計数する第4の計数部と、前記第2の制御回路に対する第5のデータ転送量を計数する第5の計数部と、前記入出力制御回路に対する第6のデータ転送量を計数する第6の計数部とを備えた第2のデータ転送回路と、
    前記第1のデータ転送量と前記第4のデータ転送量とを合計した結果である第1の合計値と、前記第2のデータ転送量と前記第5のデータ転送量とを合計した結果である第2の合計値と、前記第3のデータ転送量と前記第6のデータ転送量とを合計した結果である第3の合計値のいずれかが、第1の閾値よりも小さい場合には、前記第1のデータ転送回路に前記第1の経路を縮退させるか、又は、前記第2のデータ転送回路に前記第2の経路を縮退させるシステム制御装置と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 第1の演算処理回路と第1の記憶回路とに接続される第1の制御回路と、第2の演算処理回路と第2の記憶回路とに接続される第2の制御回路と、入出力装置に接続される入出力制御装置と、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御装置との間のデータを第1の経路を介して転送する第1のデータ転送回路と、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御装置との間のデータを第2の経路を介して転送する第2のデータ転送回路と、を有する情報処理装置における前記第1のデータ転送回路または前記第2のデータ転送回路の運用方法であって、
    前記第1の経路について、前記第1の制御回路に対する第1のデータ転送量を算出する第1の計数処理と、前記第2の制御回路に対する第2のデータ転送量を算出する第2の計数処理と、前記入出力制御装置に対する第3のデータ転送量を算出する第3の計数処理とを行う第1の計数工程と、
    前記第2の経路について、前記第1の制御回路に対する第4のデータ転送量を求める第4の計数処理と、前記第2の制御回路に対する第5のデータ転送量を求める第5の計数処理と、前記入出力制御装置に対する第6のデータ転送量を求める第6の計数処理とを行う第2の計数工程と、
    前記第1のデータ転送量と前記第4のデータ転送量との第1の合計値を求める第1の加算処理と、前記第2のデータ転送量と前記第5のデータ転送量との第2の合計値を求める第2の加算処理と、前記第3のデータ転送量と前記第6のデータ転送量との第3の合計値を求める第3の加算処理とを行う加算工程と、
    前記第1、第2および第3の合計値の各々と所定の閾値との大小を比較する比較工程と、
    前記第1、第2および第3の合計値のうちのいずれかの合計値が、前記所定の閾値よりも小さいときに、前記第1のデータ転送回路に対し前記第1の経路を縮退させるか、又は、前記第2のデータ転送回路に対し前記第2の経路を縮退させる縮退工程と、
    を有することを特徴とする、情報処理装置におけるデータ転送回路の運用方法。
  8. 第1の演算処理回路と第1の記憶回路とに接続される第1の制御回路と、第2の演算処理回路と第2の記憶回路とに接続される第2の制御回路と、入出力装置に接続される入出力制御装置と、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御装置との間のデータを第1の経路を介して転送する第1のデータ転送回路と、前記第1の制御回路と前記第2の制御回路と前記入出力制御装置との間のデータを第2の経路を介して転送する第2のデータ転送回路と、を有する情報処理装置における前記第1のデータ転送回路または前記第2のデータ転送回路の運用プログラムであって、コンピュータに、
    前記第1の経路について、前記第1の制御回路に対する第1のデータ転送量を算出する第1の計数処理と、前記第2の制御回路に対する第2のデータ転送量を算出する第2の計数処理と、前記入出力制御装置に対する第3のデータ転送量を算出する第3の計数処理とを行う第1の機能と、
    前記第2の経路について、前記第1の制御回路に対する第4のデータ転送量を求める第4の計数処理と、前記第2の制御回路に対する第5のデータ転送量を求める第5の計数処理と、前記入出力制御装置に対する第6のデータ転送量を求める第6の計数処理とを行う第2の機能と、
    前記第1のデータ転送量と前記第4のデータ転送量との第1の合計値を求める第1の加算処理と、前記第2のデータ転送量と前記第5のデータ転送量との第2の合計値を求める第2の加算処理と、前記第3のデータ転送量と前記第6のデータ転送量との第3の合計値を求める第3の加算処理とを行う第3の機能と、
    前記第1、第2および第3の合計値の各々と所定の閾値との大小を比較する第4の機能と、
    前記第1、第2および第3の合計値のうちのいずれかの合計値が、前記所定の閾値よりも小さいときに、前記第1のデータ転送回路に対し前記第1の経路を縮退させるか、又は、前記第2のデータ転送回路に対し前記第2の経路を縮退させる第5の機能と、
    を実現させるための、情報処理装置におけるデータ転送回路の運用プログラム。
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