JP2004320609A - データ転送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】USBとIEEE1394で接続された機器間で、他のインタフェースに接続された機器に対する効率的な制御やデータ転送を行なえるデータ転送システムを提供する。
【解決手段】USBとIEEE1394で接続されたPC10とDVC30間における中継装置20を備え、PC10から相手のDVC30を制御する場合、PC10のインタフェースのプロトコルによるコマンドであって、中継装置を制御する第1のコマンドと、第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドをカプセル化して中継装置に送り、中継装置により、USBのアイソクロナス転送チャネル1チャネルとIEEE1394のアイソクロナス転送チャネル1チャネルを指定して、PC10とDVC30間でやり取りするデータストリームだけを転送するチャネルとして利用する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ転送システムに関し、特に、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394インタフェースで接続された機器間におけるコマンドやデータのやり取りを実現するデータ転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
転送方式の異なるインタフェースで接続された機器間でデータ転送や制御を行なう場合、例えば、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)インタフェースに接続されたコンピュータとIEEE1394インタフェースに接続されるデジタルビデオカメラ相互で、コマンドやデータのやり取りを行なう場合、USBとIEEE1394間でデータの中継を行なう中継装置が必要となる。
【0003】
従来のこの種の中継装置を利用したデータ転送においては、互いに転送方式が異なることから、一方のインタフェースに接続された機器から他方のインタフェースに接続された相手の機器を操作するなどの制御を行なう場合、中継装置において一方の機器からのコマンドやデータを他方のインタフェースの転送方式に変換して相手の機器に送ることで制御やデータ転送を行なっている。
【0004】
例えば、特許文献1には、伝送方式の異なるシリアルバスに接続される機器間で、デジタルストリームをやり取りするためのバス変換器が開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−145054号公報「バス変換器を用いた編集システム」
【特許文献2】
特開平11−145995号公報「バスのデータ伝送方式」
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来においては、転送方式の異なるインタフェースで接続された機器間で、一方のインタフェースに接続された機器から他方のインタフェースに接続された相手の機器を操作するなどの制御を行なう場合、中継装置において一方の機器からのコマンドやデータを他方のインタフェースの転送方式に変換して相手の機器に送る必要があるので、コマンドやデータを他方のインタフェースの転送方式に変換するための処理がオーバーヘッドとなって効率的なデータ転送や制御がなされないという問題があった。
【0007】
また、中継装置において一方のインタフェースからのデータを他方のインタフェースの転送方式に変換するために、データに加工を施す必要が生じてデータ品質が劣化してしまう可能性があった。例えばデジタルストリームであればデータの途切れなどが発生するという問題があった。
【0008】
特許文献1におけるバス変換器でも、デジタルストリームの成分を一部間引くことにより、伝送方式の異なるシリアルバスに接続される機器間におけるデータ転送を行っている。
【0009】
本発明の目的は、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394インタフェースで接続された機器間で、コマンドやデータを相手の転送方式に変換する複雑な処理を行なうことなく、他のインタフェースに接続された機器に対する効率的な制御やデータ転送を行なうことができるデータ転送システムを提供することにある。
【0010】
本発明の他の目的は、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394インタフェースで接続された機器間で、データに一切の加工を施すことなくデータのやり取りを実現することができるデータ転送システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータのやり取りを実現するデータ転送システムであって、前記USBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータの中継を行なう中継装置を備え、前記USB又はIEEE1394に接続された第1の機器から相手の第2の機器を制御する場合、前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドであって、前記中継装置を制御する第1のコマンドと、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドをカプセル化して前記中継装置に送信し、前記中継装置で、前記カプセル化を解いて、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記第2の機器へ送信することを特徴とする。
【0012】
請求項2のデータ転送システムは、前記第2の機器から前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記中継装置が受信すると、前記中継装置は、受信したコマンドに前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを付加してカプセル化することにより、前記第1の機器へ送信することを特徴とする。
【0013】
請求項3のデータ転送システムは、前記中継装置により、前記USBのアイソクロナス転送チャネル1チャネルと前記IEEE1394のアイソクロナス転送チャネル1チャネルを指定して、前記第1の機器と前記第2の機器間でやり取りするデータストリームだけを転送するチャネルとして利用することを特徴とする。
【0014】
請求項4のデータ転送システムは、前記USBインタフェースが、USB2.0規格であることを特徴とする。
【0015】
請求項5のデータ転送システムは、IEEE1394インタフェースに接続される機器が、デジタルビデオカメラであり、前記USBインタフェースに接続される機器が前記デジタルビデオカメラを操作するパーソナルコンピュータであることを特徴とする。
【0016】
請求項6のデータ転送システムは、前記中継装置は、前記第1の機器と前記第2の機器からのコマンドを解釈して実行するコマンド処理部を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項7の本発明は、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータのやり取りを中継するインタフェース中継装置であって、前記USB又はIEEE1394に接続された第1の機器から相手の第2の機器を制御する場合、前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドであって、前記中継装置を制御する第1のコマンドと、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドをカプセル化した情報を前記第1の機器から受信し、前記カプセル化を解いて、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記第2の機器へ送信する。
【0018】
請求項8のインタフェース中継装置は、前記第2の機器から前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを受信すると、受信したコマンドに前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを付加してカプセル化することにより、前記第1の機器へ送信することを特徴とする。
【0019】
請求項9のインタフェース中継装置は、前記USBのアイソクロナス転送チャネル1チャネルと前記IEEE1394のアイソクロナス転送チャネル1チャネルを指定して、前記第1の機器と前記第2の機器間でやり取りするデータストリームだけを転送するチャネルとして利用することを特徴とする。
【0020】
請求項12のインタフェース中継装置は、前記第1の機器と前記第2の機器からのコマンドを解釈して実行するコマンド処理部を備えることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0022】
図1、図2は、本発明の実施の形態によるデータ転送システムの構成を示す図である。この図1と図2において、本実施の形態によるデータ転送システムは、PC(パーソナルコンピュータ)10、中継装置(USB2.0−IEEE1394中継装置)20とDVC(デジタルビデオカメラ)30、PC10とインタフェース中継装置20を繋ぐUSBインタフェース40と、インタフェース中継装置20とDVC30を繋ぐIEEE1394インタフェース50で構成される。
【0023】
PC10には、DVC30とのデータをやり取りする機能を実現するためのプログラムとして、アプリケーション101と、中継装置制御ドライバ(USB2.0−IEEE1394中継装置用ドライバ)102と、USBドライバ103を備えている。
【0024】
インタフェース中継装置20には、PC10とDVC30間におけるデータ送受信を中継する機能を実現するためのプログラムとして、USB2.0インタフェース部210、コマンド処理部220、IEEE1394インタフェース部230、アイソクロナス転送部240を備えている。なお、インタフェース中継装置20の上記各構成要素については、ソフトウェアによって実現する場合だけでなく、ハードウェア的に構成して実現することも勿論可能である。
【0025】
USB2.0のインタフェース部210は、制御コマンドの送受信を制御するCONTROL(コントロール)送受信部211、バルク転送による受信を行なうBULK(バルク)受信部212、バルク転送による送信を行なうBULK送信部213、INTERRUPT(インターラプト)送信部214、アイソクロナス転送による受信を行なうISOCHRONOUS(アイソクロナス)受信部215、アイソクロナス転送による送信を行なうISOCHRONOUS送信部216で構成される。
【0026】
このUSB2.0インタフェース部210、PC10のUSBドライバ103及びUSBインタフェース40は、それぞれUSB2.0規格(High Speedモード:480Mbps)によるデータ転送を可能としている。
【0027】
IEEE1394インタフェース部230は、非同期転送による送信を行なうASYNC送信部231、非同期転送による受信を行なうASYNC受信部232、アイソクロナス送信部233、アイソクロナス受信部234で構成される。
【0028】
コマンド処理部220は、PC10の中継装置制御ドライバ102から送信されてきたコマンドの意味を解析するUSB2.0コマンド解析部221、DVC30から送られてきたコマンドやPCから送られてきたコマンドに対する応答などのコマンドの意味を解析するIEEE1394コマンド解析部223、そして、USB2.0コマンド解析部221、IEEE1394コマンド解析部223で解析された命令を実行するコマンド実行部222で構成される。
【0029】
アイソクロナス転送部240は、PC10からDVC30への等時性を維持したアイソクロナス転送をするPC→DVC転送部241、DVC30からPC10へ等時性を維持したアイソクロナス転送をするDVC→PC転送部242で構成される。
【0030】
PC10からDVC30に対して、データとしてFCP(Function Control Protocol:ファンクション・コントロール・プロトコル)コマンドである1394パケット70を送信する場合、PC10はインタフェース中継装置20が解釈できるように、USB情報(制御コマンド)60によって1394パケット70をカプセル化することにより、情報80として送信する。
【0031】
インタフェース中継装置20は、カプセル化された情報80を受け取ると、そのカプセル化された情報80を解いて1394パケット70を抽出し、1394パケット70をDVC30へと送信する。これにより、PC10からDVC30への情報転送を可能にしている。
【0032】
このように、DVC30が接続されるIEEE1394インタフェースのプロトコルによる1394パケット70を、USBプロトコルによる影響を受けることなく、DVC30へ転送することが可能となる。
【0033】
DVC30からPC10に対して、データとして1394パケット70を送信する場合、逆にインタフェース中継装置20においてFCPコマンドである1394パケット70にUSB情報60を付加してパケット化してPC10への情報80が転送がなされる。
【0034】
図1に示すように、本発明によるデータ転送方式では、1つのUSB2.0のアイソクロナスチャネルをDVストリームのみを通すこととし、1つのIEEE1394チャネルをアイソクロナスチャネルをDVストリームのみを通すこととすることにより、データに対して何ら加工を施すことなくDVストリームの転送を可能としている。
【0035】
次に、図3を参照して本実施の形態による全体の動作について詳細に説明する。
【0036】
まず、PC10がDVC30を制御するために、例えばFCPコマンドとしての1394パケット70を発行した場合の動作を説明する。
【0037】
PC10で動作するDVC30を操作するためのアプリケーション101が、FCPコマンドである1394パケット70を発行する。
【0038】
ここで、上記発行されたFCPコマンド(1394パケット70)をそのままUSBインタフェース40に通すことはできない。それは、インタフェース中継装置20のコマンド処理部220がFCPコマンドを解析できないためである。そのため、中継装置制御ドライバ102が、FCPコマンドである1394パケット70にインタフェース中継装置20のコマンド処理部220が解釈できるコマンドであるUSB情報60を付加する、すなわちカプセル化する。
【0039】
このようにカプセル化された情報は、PC10のUSBドライバ103を経由し、USBインタフェース40を通り、インタフェース中継装置20のUSB2.0インタフェース部210によって受信される。
【0040】
受信されたカプセル化された情報は、USBインタフェース部210からインタフェース中継装置20のコマンド処理部220へ送られる。コマンド処理部220は、付加したUSB情報60からカプセル化された情報がFCPコマンドであることを知る。コマンド処理部220は、カプセルを解き、すなわちUSB情報60を除去してIEEE1394インタフェース部230へFCPコマンドである1394パケット70を渡し、IEEE1394インタフェース50を経由し、DVC30へとFCPコマンドである1394パケット70を送ることになる。
【0041】
FCPコマンドに対する回答は、上記と経路で、DVC30からPC10のアプリケーション101へと送信される。すなわち、回答としてDVC30から送られるFCPコマンドが、インタフェース中継装置20のコマンド処理部220においてUSB情報60を付加することでカプセル化されて、USBインタフェース40を通してPC10へ送られる。PC10の中継装置制御ドライバ102が、送られたカプセル化された情報からFCPコマンドを抽出することで、アプリケーション101がFCPコマンドを受信する。
【0042】
図4は、このFCPコマンドへのUSB情報60の付加(カプセル化)と除去の動作を模式的に示している。
【0043】
PC10内部の中継装置制御ドライバ102は、インタフェース中継装置20内部のコマンド処理部220と制御コマンドであるUSB情報60によってインタフェース中継装置20を制御することができる。インタフェース中継装置20には、中継装置制御ドライバ102からの制御コマンドを解釈して実行するためのコマンド処理部220が設けられている。
【0044】
インタフェース中継装置20内部に存在するCSR(コントロール・ステータス・レジスタのアーキテクチャ情報)の取得例を考える。
【0045】
中継装置制御ドライバ102から送られた制御コマンドは、インタフェース中継装置20内部のコマンド処理部220のUSB2.0コマンド解析部221で解析されて、コマンド実行部222で実行されることで、中継装置内部で管理しているCSRが取得され、USB2.0インタフェース部210からPC10の中継装置制御ドライバ102へ送られる。このように、IEEE1394インタフェース部230に渡すのではなく、USB2.0インタフェース部210に渡すことにより、USBインタフェース40を通り、中継装置制御ドライバ102が情報を取得できる。
【0046】
次に、PC10からDVC30にDVストリームを送る場合の動作について図5を参照して説明する。
【0047】
DVストリームについては、データ転送の途切れなどがないように等時性(アイソクロナス転送)を保証したデータ通信をする必要がある。そのため、本実施の形態においては、USB2.0のアイソクロナス通信チャネルの1チャネルとIEEE1394のアイソクロナス通信チャネルの1チャネルをDVストリームだけを通すチャネルとして使用することによりDVストリームの等時性を実現している。
【0048】
まず、PC10からDVC30へDVストリーム(画像データ)を転送する場合を考える。
【0049】
FCPコマンドの場合と異なり、コマンド処理部220による処理のようなデータによる動作の差はない。
【0050】
アプリケーション101から送られたDVストリーム(画像データ)90は、中継装置制御ドライバ102により、USBアイソクロナスチャネルにデータを載せるように、USBドライバ103に指示する。USBインタフェース40のUSBアイソクロナスチャネルを通して送られるDVストリーム(画像データ)90を、インタフェース中継装置20のUSB2.0インタフェース部210のISOCHRONOUS受信部215で受信すると、アイソクロナス転送部240は、受信したDVストリーム(画像データ)に対して加工を加えることなく、IEEE1394インタフェース部230のアイソクロナス通信チャネルに送信する。
【0051】
DVストリーム(画像データ)90をDVC30からPC10へ転送する場合、上記と逆の経路で、DVC30からPC10のアプリケーション101へと送信される。すなわち、DVC30から送られたDVストリーム(画像データ)90は、インタフェース中継装置20のIEEE1394インタフェース部230によってアイソクロナス通信チャネルを通して受信され、アイソクロナス転送部240は、受信したDVストリーム(画像データ)に対して加工を加えることなく、受信したDVストリーム(画像データ)に対して加工を加えることなく、USB2.0インタフェース部230のアイソクロナス通信チャネルに送信する。
【0052】
図5は、このインタフェース中継装置20を介したPC10とDVC30間のDVストリームのデータの流れを模式的に示している。
【0053】
等時性を保証しなければならないアイソクロナス転送においては、PC10内部の中継装置制御ドライバ102とインタフェース中継装置20内部のアイソクロナス転送部240との間では内部のデータを加工することなく、アプリケーション101とDVC30との間のパイプの役割を果たすことになる。
【0054】
以上好ましい実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
【0055】
なお、上記実施の形態では、PC10がUSB2.0インタフェース40に接続され、DVC30がIEEE1394インタフェースに接続された場合を説明したが、PC10がIEEE1394インタフェースで、DVC30がUSB2.0インタフェースの場合であっても同様に本発明を適用できる。その場合、PC10から送られるFCPコマンドにインタフェース中継装置20でUSB情報を付加してカプセル化する。インタフェース中継装置20は、PC10からのFCPコマンドを解析して実行することでPC10から制御される。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のデータ転送システムによれば、以下に述べるような優れた効果が実現される。
【0057】
第1に、転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394インタフェースで接続された機器間で、コマンドやデータを相手の転送方式に変換する複雑な処理を行なうことなく、他のインタフェースに接続された機器に対する効率的な制御やデータ転送を行なうことができる。その理由は、USB又はIEEE1394インタフェースに接続された機器の一方から中継装置を制御するコマンドと相手の機器を制御するコマンドをカプセル化するようにしたためである。
【0058】
第2に、ストリームデータをUSB2.0のアイソクロナス通信チャネルの1チャネルとIEEE1394のアイソクロナス通信チャネルの1チャネルを固定的に利用して相互に通信するようにしたので、データの内容に加工を施すことなく送受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態によるデータ転送システムの構成とコマンド及びデータの流れを示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した実施の形態によるデータ転送システムのPC及び中継装置の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明を適用した実施の形態によるデータ転送システムにおけるコマンドとDVストリームの転送動作を説明する図である。
【図4】本発明を適用した実施の形態によるデータ転送システムにおけるコマンドのカプセル化と解除を説明する図である。
【図5】本発明を適用した実施の形態によるデータ転送システムにおけるDVストリームの転送方法を説明する図である。
【符号の説明】
10:PC
20:インタフェース中継装置
30:DVC
40:USBインタフェース
50:IEEE1394インタフェース
60:USB情報(制御コマンド)
70:1394パケット(FCPコマンド)
90:DVストリーム
101:アプリケーション
102:中継装置制御ドライバ
103:USBドライバ
210:USB2.0インタフェース部
220:コマンド処理部
221:USB2.0コマンド解析部
222:IEEE1394コマンド解析部
223:コマンド実行部
230:IEEE1394インタフェース部
240:ISOCHRONOUS転送部

Claims (12)

  1. 転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータのやり取りを実現するデータ転送システムであって、
    前記USBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータの中継を行なう中継装置を備え、
    前記USB又はIEEE1394に接続された第1の機器から相手の第2の機器を制御する場合、前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドであって、前記中継装置を制御する第1のコマンドと、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドをカプセル化して前記中継装置に送信し、
    前記中継装置で、前記カプセル化を解いて、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記第2の機器へ送信することを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記第2の機器から前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記中継装置が受信すると、前記中継装置は、受信したコマンドに前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを付加してカプセル化することにより、前記第1の機器へ送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ転送システム。
  3. 前記中継装置により、前記USBのアイソクロナス転送チャネル1チャネルと前記IEEE1394のアイソクロナス転送チャネル1チャネルを指定して、前記第1の機器と前記第2の機器間でやり取りするデータストリームだけを転送するチャネルとして利用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ転送システム。
  4. 前記USBインタフェースが、USB2.0規格であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のデータ転送システム。
  5. IEEE1394インタフェースに接続される機器が、デジタルビデオカメラであり、前記USBインタフェースに接続される機器が前記デジタルビデオカメラを操作するパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のデータ転送システム。
  6. 前記中継装置は、前記第1の機器と前記第2の機器からのコマンドを解釈して実行するコマンド処理部を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載のデータ転送システム。
  7. 転送方式の異なるインタフェースであるUSBとIEEE1394で接続された機器間におけるコマンドやデータのやり取りを中継するインタフェース中継装置であって、
    前記USB又はIEEE1394に接続された第1の機器から相手の第2の機器を制御する場合、前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドであって、前記中継装置を制御する第1のコマンドと、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドをカプセル化した情報を前記第1の機器から受信し、
    前記カプセル化を解いて、前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを前記第2の機器へ送信することを特徴とするインタフェース中継装置。
  8. 前記第2の機器から前記第2の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを受信すると、受信したコマンドに前記第1の機器のインタフェースのプロトコルによるコマンドを付加してカプセル化することにより、前記第1の機器へ送信することを特徴とする請求項7に記載のインタフェース中継装置。
  9. 前記USBのアイソクロナス転送チャネル1チャネルと前記IEEE1394のアイソクロナス転送チャネル1チャネルを指定して、前記第1の機器と前記第2の機器間でやり取りするデータストリームだけを転送するチャネルとして利用することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のインタフェース中継装置。
  10. 前記USBインタフェースが、USB2.0規格であることを特徴とする請求項7から請求項9の何れか1項に記載のインタフェース中継装置。
  11. IEEE1394インタフェースに接続される機器が、デジタルビデオカメラであり、前記USBインタフェースに接続される機器が前記デジタルビデオカメラを操作するパーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項7から請求項10の何れか1項に記載のインタフェース中継装置。
  12. 前記第1の機器と前記第2の機器からのコマンドを解釈して実行するコマンド処理部を備えることを特徴とする請求項7から請求項11の何れか1項に記載のインタフェース中継装置。
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