JP5151905B2 - 光源装置、照明装置及び画像表示装置 - Google Patents
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Description
Nuy=N´u´y´(∵N、N´は屈折率、u、u´は光線角度、y、y´は像高である。)
E=πSsin2θ
なお、フライアイインテグレータ光学系においても、同様に「ヘルムホルツ・ラグランジェの不変量」が成立する。
裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である固体発光素子と、固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と互いに平行に対向し第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と第2及び第3の面に対して略々垂直となされ第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有しこれら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい微小空間を介して第5の面に略平行に対向する入射面を有し光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と偏光分離された光束の一方を反射する反射面と偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子とを備え、光学素子の第5の面は、固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって第5の面の高さの1/2未満であり、固体発光素子より発せられた光は、第1の面より光学素子内に入射し、第1乃至第4の面及び固体発光素子の反射膜のいずれかにおいて反射された後、あるいは、これら第1乃至第4の面及び反射膜によって反射されずに、第5の面を介して外方に射出され、偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成されることを特徴とするものである。
裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である固体発光素子と、固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と互いに平行に対向し第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と第2及び第3の面に対して略々垂直となされ第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有しこれら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、第4の面に略平行で光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質により満たされた微小空間を介して配置された反射面と、光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい微小空間を介して第5の面に略平行に対向する入射面を有し光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と偏光分離された光束の一方を反射する反射面と偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子とを備え、固体発光素子の表面部と光学素子との間は、光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質で満たされ、光学素子の第5の面は、固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって第5の面の高さの1/2未満であり、固体発光素子より発せられた光は、第1の面より光学素子内に入射し、第1乃至第4の面における全反射、固体発光素子の反射膜における反射、または、反射面における反射をなされた後、あるいは、これら第1乃至第4の面、反射膜及び反射面によって反射されずに、第5の面より外方に射出され、偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成されることを特徴とするものである。
裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である第1の固体発光素子と、固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と互いに平行に対向し第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と第2及び第3の面に対して略々垂直となされ第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有しこれら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、第4の面に略平行で光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質により満たされた微小空間を介して配置され裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である第2の固体発光素子と、光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい空間を介して第5の面に略平行に対向する入射面を有し光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と偏光分離された光束の一方を反射する反射面と偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子とを備え、光学素子の第5の面は、各固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって第5の面の高さの1/2未満であり、各固体発光素子より発せられた光は、第1の面及び第4の面より光学素子内に入射し、第1乃至第4の面及び各固体発光素子の反射膜のいずれかにおいて反射された後、あるいは、これら第1乃至第4の面及び各反射膜によって反射されずに、第5の面を介して外方に射出され、偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成されることを特徴とするものである。
構成2を有する光源装置において、反射面を支持している支持体には、冷却機構が設けられていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成4のいずれか一を有する光源装置において、第5の面と偏光変換素子の間に、単一、または、複数のレンズが配置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成5のいずれか一を有する光源装置において、偏光変換素子は、少なくとも2つの偏光分離素子と少なくとも1つの反射面を有し、これら偏光分離素子及び反射面は、互いに略平行で、かつ、第5の面に対して略45°傾斜されて配置されており、位相差板は、各偏光分離素子のそれぞれに対して、第5の面の反対側となる位置に配置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成5のいずれか一を有する光源装置において、偏光変換素子は、少なくとも2つの偏光分離素子と少なくとも1つの反射面を有し、各偏光分離素子のうち少なくとも1つは、第5の面に略平行に設置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成7のいずれか一を有する光源装置において、第4の面には、反射材料からなる反射面、または、フォトニック結晶からなる微細構造による反射部が形成されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成8のいずれか一を有する光源装置において、第4の面は、曲面であることを特徴とするものである。
構成1乃至構成9のいずれか一を有する光源装置において、第4の面は、固体発光素子に対向する面が、第5の面側において第1の面に向けて凹筒面となっており、中央部に変曲点を有し、第5の面から遠い側において第1の面に向けて凸筒面となっていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成10のいずれか一を有する光源装置において、偏光変換素子は、反射面が、偏光分離素子と同一の反射特性を有することを特徴とするものである。
構成1乃至構成11のいずれか一を有する光源装置において、偏光変換素子は、さらに少なくとも1つの反射面を有し、この反射面は、他の反射面と第5の面との間に、該第5の面に略平行に設置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成12のいずれか一を有する光源装置において、固体発光素子の表面部と光学素子との間は、光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質で満たされていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成13のいずれか一を有する光源装置において、ライトパイプの射出端面には、反射型偏光板、または、反射型偏光板及び四分の一波長板が設置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成14のいずれか一を有する光源装置において、第2の面及び第3の面は、成型時の抜きテーバーを形成するため、第1の面に対して1度以上傾斜していることを特徴とするものである。
構成1乃至構成15のいずれか一を有する光源装置において、第1の面及び第4の面がなす角は、25度以上45度未満であることを特徴とするものである。
構成1乃至構成16のいずれか一を有する光源装置において、光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により、光学素子の第5の面において該光学素子に一体的に連続され、該光学素子から離れるにつれて拡径されたテーパ形状に形成され、射出端面となる先端面が第5の面と平行となされたライトパイプを備えたことを特徴とするものである。
構成17を有する光源装置のライトパイプより射出された光束が入射されこの光束を多重反射するライトトンネルと、ライトトンネルより射出された光束をコリメートするコリメータ光学系と、コリメータ光学系により4つ以上に分割された光束を偏光変換する偏光変換素子と、偏光変換素子より射出した光束を集光し、ライトパイプの射出面を結像する集光光学系とを備えたことを特徴とするものである。
構成18を有する照明装置において、偏光変換素子は、少なくとも4つの偏光分離素子を有し、これら偏光分離素子は、互いに略平行で、かつ、第5の面に対して略45°傾斜されて配置されており、位相差板は、各偏光分離素子のそれぞれに対して、第5の面の反対側となる位置に配置されていることを特徴とするものである。
構成1乃至構成18のいずれか一を有する光源装置と、光源装置から射出された光によって照明される空間光変調素子と、空間光変調素子を経た光が入射され該空間光変調素子の像を結像させる結像光学系とを備えたことを特徴とするものである。
図1は、本発明に係る光源装置の第1の実施の形態における構成を示す斜視図である。
sinθ=n/n´
図5は、本発明に係る光源装置の第2の実施の形態における構成を示す断面図である。なお、図5は、縦断面図であるため、第2及び第3の面2,3については、第3の面3のみが表され、第2の面2については、断面の手前側となるため、表されない。
図6は、本発明に係る光源装置の第3の実施の形態における構成を示す断面図である。なお、図6は、縦断面図であるため、第2及び第3の面2,3については、第3の面3のみが表され、第2の面2については、断面の手前側となるため、表されない。
Y=B*sin1.25(Xπ/4C)
図7は、本発明に係る光源装置の第4の実施の形態における構成を示す断面図である。なお、図7は、縦断面図であるため、第2及び第3の面2,3については、第3の面3のみが表され、第2の面2については、断面の手前側となるため、表されない。
sinθ=n/n´
図8は、本発明に係る光源装置の第5の実施の形態における構成を示す断面図である。なお、図8は、縦断面図であるため、第2及び第3の面2,3については、第3の面3のみが表され、第2の面2については、断面の手前側となるため、表されない。
(1×1)/(0.7×0.025)=13.4(K)
図10は、本発明に係る光源装置の第6の実施の形態における構成を示す断面図である。
図19は、偏光分離素子の構成のさらに他の例を示す断面図である。
図21は、偏光分離素子の構成のさらに他の例を示す断面図である。
前述の実施の形態においては、光学素子22にエッジ部(第6の面)を設けることにより、光学素子22から射出される光束を2分しており、エタンデュを圧縮しながら偏光変換を行うものである。そのため、第5の面を固体発光素子21の発光面よりも小さく設定することが特徴の一つである。ここで、第6の面の形状が適切でないと、光学素子22からの光漏れによる射出光束量の減少や、放射角度と照明光学系とのミスマッチによる光学系での光利用効率、偏光変換素子での偏光変換効率の低下を招き、空間光変調素子の照明光量が低下する。
〔第5の面の高さ〕:〔第6の面の高さ〕=〔偏光変換素子42上での光束の断面方向の長さ〕:〔偏光変換素子42上での光束間の距離〕
この実施の形態においては、光学素子22の第5面に連続して一体的にライトパイプ23を設け、光学素子22において、第1の面と第4の面のなす角を25度以上45度未満とすることにより、全反射を増加させ、固体発光素子21の反射率依存性を低減するものである。ただし、この構成では、エタンデュが大きく増大してしまう虞がある。
この実施の形態においては、光学素子22の第5面に連続して一体的にライトパイプ23を設け、光学素子22の第1の面と第4の面のなす角を25度以上45度未満とすることにより、全反射を増加させ、固体発光素子21の反射率依存性を低減するものである。
図31を見ると、角度が大きくなるほど出力比は増加し100%へ近づく。一方、角度が小さくなると出力比は減少していき、25°(出力比90%)よりも角度が小さくなると出力比は大幅に減少していく。ここで角度の下限として出力比90%を維持できる25°を選択した。(25°という値は90%を達成できる基準を示したまでで、24°や26°では成り立たないということではない)
また角度が増加する方向では45°に近づくとほぼ100%となり、これ以上の角度の増加は出力比に変化をもたらさない。これらの角度になると、光学素子22に入射した光は第4の面もしくは反射面に反射された後にほぼ全ての光が(固体発光素子21へ戻されずに)そのまま第5の面から射出されるため、固体発光素子21の反射率に依存しなくなり、反射率の低い固体発光素子21を用いても反射率の高い固体発光素子21と同等の光出力を得ることができる。
前述の実施の形態においては、固体発光素子21の反射膜にて反射される光が多く、光学素子22より射出される光束が固体発光素子21の反射率に大きく依存するという課題があった。そこで、この実施の形態においては、光学素子22の第5面に連続して一体的にライトパイプ23を設け、光学素子22の第1の面と第4の面のなす角を25度以上45度未満とすることにより、全反射を増加させ、固体発光素子21の反射率に対する依存性を低減させる。
H=(T(n−1)/2n)×sin2θ
図37は、本発明に係る画像表示装置30の実施の形態における構成を示す平面図である。
2 第2の面
2a 第2の面の一側縁部
3 第3の面
3a 第3の面の一側縁部
4 第4の面
4a 第4の面の側縁部
5 第5の面
6 反射面
10 画像表示パネル
10R 反射型空間光変調素子
10G 反射型空間光変調素子
10B 反射型空間光変調素子
11R 光源装置
11G 光源装置
11B 光源装置
16B 投射レンズ
17R 偏光板
17G 偏光板
17B 偏光板
18R 透過型空間光変調素子
18G 透過型空間光変調素子
18B 透過型空間光変調素子
21 固体発光素子
21a 反射膜
22 光学素子
23 ライトパイプ
22a 第6の面
24 四分の一波長板
25 反射型偏光板
26 レンズ
27 循環パイプ
28 熱交換装置
29 支持体
30 画像表示装置
41a レンズ
41b レンズ
42 偏光変換素子
43 偏光分離素子
44 位相差板
45 反射面
Claims (20)
- 裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である固体発光素子と、
前記固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と、互いに平行に対向し前記第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と、前記第2及び第3の面に対して略々垂直となされ前記第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と、前記第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と、前記第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有し、これら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が、周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、
前記光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい空間を介して、前記第5の面に略平行に対向する入射面を有し、前記光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と、偏光分離された光束の一方を反射する反射面と、偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子と
を備え、
前記光学素子の前記第5の面は、前記固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、
前記光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって前記第5の面の高さの1/2未満であり、
前記固体発光素子より発せられた光は、前記第1の面より前記光学素子内に入射し、前記第1乃至第4の面及び前記固体発光素子の反射膜のいずれかにおいて反射された後、あるいは、これら第1乃至第4の面及び反射膜によって反射されずに、前記第5の面を介して外方に射出され、前記偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成される
ことを特徴とする光源装置。 - 裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である固体発光素子と、
前記固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と、互いに平行に対向し前記第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と、前記第2及び第3の面に対して略々垂直となされ前記第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と、前記第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と、前記第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有し、これら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が、周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、
前記第4の面に略平行で前記光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質により満たされた微小空間を介して配置された反射面と、
前記光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい空間を介して、前記第5の面に略平行に対向する入射面を有し、前記光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と、偏光分離された光束の一方を反射する反射面と、偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子と
を備え、
前記固体発光素子の表面部と前記光学素子との間は、前記光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質で満たされ、
前記光学素子の前記第5の面は、前記固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、
前記光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって前記第5の面の高さの1/2未満であり、
前記固体発光素子より発せられた光は、前記第1の面より前記光学素子内に入射し、前記第1乃至第4の面における全反射、前記固体発光素子の反射膜における反射、または、前記反射面における反射をなされた後、あるいは、これら第1乃至第4の面、反射膜及び反射面によって反射されずに、前記第5の面より外方に射出され、前記偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成される
ことを特徴とする光源装置。 - 裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である第1の固体発光素子と、
前記固体発光素子の発光面に空隙を介して対向された第1の面と、互いに平行に対向し前記第1の面に対して略々垂直となされた第2及び第3の面と、前記第2及び第3の面に対して略々垂直となされ前記第1の面に対向し該第1の面に対して傾斜された第4の面と、前記第1乃至第4の面の一方の側縁部が周縁となっている第5の面と、前記第1乃至第4の面の他方の側縁部が周縁となっている第6の面とを有し、これら第1乃至第6の面に囲まれた多面体の空間が、周囲の媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により満たされている光学素子と、
前記第4の面に略平行で前記光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質により満たされた微小空間を介して配置され、裏面側に反射膜が配置され表面側に発光面を有する面発光光源である第2の固体発光素子と、
前記光学素子をなす媒質と屈折率が同等もしくは小さい空間を介して、前記第5の面に略平行に対向する入射面を有し、前記光学素子より入射面に入射した光束を偏光分離する偏光分離素子と、偏光分離された光束の一方を反射する反射面と、偏光分離された光束のいずれかの位相を変換する位相差板とからなる偏光変換素子と
を備え、
前記光学素子の前記第5の面は、前記各固体発光素子の発光面の面積よりも小面積となっており、
前記光学素子の前記第6の面の高さは、1mm以上であって前記第5の面の高さの1/2未満であり、
前記各固体発光素子より発せられた光は、前記第1の面及び第4の面より前記光学素子内に入射し、前記第1乃至第4の面及び前記各固体発光素子の反射膜のいずれかにおいて反射された後、あるいは、これら第1乃至第4の面及び各反射膜によって反射されずに、前記第5の面を介して外方に射出され、前記偏光変換素子に入射して、偏光変換されて合成される
ことを特徴とする光源装置。 - 前記反射面を支持している支持体には、冷却機構が設けられている
ことを特徴とする請求項2記載の光源装置。 - 前記第5の面と、前記偏光変換素子の間に、単一、または、複数のレンズが配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記偏光変換素子は、少なくとも2つの偏光分離素子と、少なくとも1つの反射面を有し、
これら偏光分離素子及び反射面は、互いに略平行で、かつ、前記第5の面に対して略45°傾斜されて配置されており、
前記位相差板は、前記各偏光分離素子のそれぞれに対して、前記第5の面の反対側となる位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記偏光変換素子は、少なくとも2つの偏光分離素子と、少なくとも1つの反射面を有し、
前記各偏光分離素子のうち少なくとも1つは、前記第5の面に略平行に設置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記第4の面には、反射材料からなる反射面、または、フォトニック結晶からなる微細構造による反射部が形成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記第4の面は、曲面である
ことを特徴とする請求項1、請求項2、または、請求項4乃至請求項8のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記第4の面は、前記固体発光素子に対向する面が、第5の面側において、前記第1の面に向けて凹筒面となっており、中央部に変曲点を有し、第5の面から遠い側において、前記第1の面に向けて凸筒面となっている
ことを特徴とする請求項1、請求項2、または、請求項4乃至請求項9のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記偏光変換素子は、前記反射面が、前記偏光分離素子と同一の反射特性を有する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記偏光変換素子は、さらに少なくとも1つの反射面を有し、この反射面は、他の反射面と前記第5の面との間に、該第5の面に略平行に設置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記固体発光素子の表面部と前記光学素子との間は、前記光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以下の屈折率を有する媒質で満たされている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記光学素子の前記第5の面に連続して設けられたライトパイプにおける射出端面には、反射型偏光板、または、反射型偏光板及び四分の一波長板が設置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記第2の面及び前記第3の面は、成型時の抜きテーバーを形成するため、第1の面に対して1度以上傾斜している
ことを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記第1の面及び前記第4の面がなす角は、25度以上45度未満である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか一に記載の光源装置。 - 前記光学素子の内部を満たしている媒質の屈折率以上の屈折率を有する媒質により、前記光学素子の前記第5の面において該光学素子に一体的に連続され、該光学素子から離れるにつれて拡径されたテーパ形状に形成され、射出端面となる先端面が前記第5の面と平行となされたライトパイプを備えた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一に記載の光源装置。 - 請求項17記載の光源装置のライトパイプより射出された光束が入射され、この光束を多重反射するライトトンネルと、
前記ライトトンネルより射出された光束をコリメートするコリメータ光学系と、
前記コリメータ光学系により4つ以上に分割された光束を偏光変換する偏光変換素子と、
偏光変換素子より射出した光束を集光し、前記ライトパイプの射出面を結像する集光光学系と
を備えたことを特徴とする照明装置。 - 前記偏光変換素子は、少なくとも4つの偏光分離素子を有し、これら偏光分離素子は、互いに略平行で、かつ、前記第5の面に対して略45°傾斜されて配置されており、
前記位相差板は、前記各偏光分離素子のそれぞれに対して、前記第5の面の反対側となる位置に配置されている
ことを特徴とする請求項18記載の照明装置。 - 請求項1乃至請求項18のいずれか一に記載の光源装置と、
前記光源装置から射出された光によって照明される空間光変調素子と、
前記空間光変調素子を経た光が入射され、該空間光変調素子の像を結像させる結像光学系と
を備えたことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (2)
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