JP5151828B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明はインクジェットプリンタに関し、詳しくは、インク中の溶存気体を除去可能な脱気装置を組み込んだインクジェットプリンタに関する。
圧電素子による電気機械変換作用を利用してインクをノズルから吐出し、画像を記録するインクジェットプリンタでは、インク中に溶解している気体が気泡となってインク中に残留し、その結果、ノズルからのインクの不吐出等の不具合を発生させる原因となる。
このため、従来では、インクタンクからインクジェットヘッドへとインクを供給するインク経路中に、気体透過性のある膜を介して真空ポンプを用いて大気圧以下に減圧することによりインク中の溶存気体を除去可能な脱気装置を組み込み、脱気装置による溶存気体の除去状況を溶存酸素計によって監視することで、インク中の溶存酸素量がある一定値以上であれば、このインクを脱気装置に再循環させて、インクの吐出安定性を向上させるようにしている(特許文献1、2)。
特開平11−42771号公報 特開平11−42795号公報
このような脱気装置を組み込んだインクジェットプリンタにおいて、真空経路の空気漏れや脱気装置に異常が発生した場合、インク中の溶存酸素濃度が安定吐出に必要な一定値を越えてしまう。これによって、インクを脱気装置に戻す再循環を何回も繰り返してしまうこととなってしまった。
また、一般に、溶存酸素計は構造が複雑でコスト高となる問題があり、かつ、インク経路内の異常による空気混入には対応できない問題があった。
そこで、本発明は、簡易な構造で、真空経路や脱気装置等に発生した異常を検出することが可能なインクジェットプリンタを提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、インクタンクからインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給経路上に、気体透過性を有する膜を用いた膜モジュールと真空ポンプとを有し、前記真空ポンプによって前記膜モジュールを減圧することによりインク中の溶存気体を除去する脱気装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
前記膜モジュールと前記真空ポンプとを繋ぐ真空経路に設けられ、該真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときにONし、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときにOFFするように作動する検知手段と、
前記真空ポンプは前記検知手段がONすることにより停止され、前記検知手段の作動時間が一定値未満である場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発する制御手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項2記載の発明は、インクタンクからインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給経路上に、気体透過性を有する膜を用いた膜モジュールと真空ポンプとを有し、前記真空ポンプによって前記膜モジュールを減圧することによりインク中の溶存気体を除去する脱気装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
前記膜モジュールと前記真空ポンプとを繋ぐ真空経路に設けられ、該真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときにONし、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときにOFFするように作動する検知手段と、
前記真空ポンプは前記検知手段がOFFすることにより駆動され、前記真空ポンプが駆動してから前記検知手段がONされるまでの前記真空ポンプの駆動継続時間が一定値を超えた場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発する制御手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項3記載の発明は、前記真空ポンプは前記検知手段がOFFすることにより駆動され、
前記検知手段は、前記真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときの電気信号ONと、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときの電気信号OFFとを送信し、
前記制御手段は、前記電気信号OFFを検知する頻度が一定値よりも多くなった場合及び又は前記電気信号OFFを検知する間隔が一定値よりも短くなった場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタである。
請求項4記載の発明は、前記真空経路中には、前記膜側から漏洩したインクを溜める真空トラップと、該真空トラップ内のインクを検出するインク検出センサが設けられており、
前記制御手段は、前記脱気装置について脱気に十分な真空度がないと判断した後、前記インク検出センサによってインクの流入を検出した場合に、前記膜モジュールが異常であると判断し、前記インク検出センサによってインクの流入を検出しない場合に、前記真空ポンプ又は前記真空経路の異常であると判断し、警告を発することを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタである。
本発明によれば、簡易な構造で、真空経路や脱気装置等に発生した異常を検出することが可能なインクジェットプリンタを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタの主要部の概略を示す構成図である。このインクジェットプリンタは、主としてインクを射出するヘッドを備え、紙、布帛、プラスチックシート等の記録媒体に対して印字を行うプリンタ本体100と、主としてヘッドに対して供給するインクを備えるインクラック200とを有して構成されている。
プリンタ本体100には、インクラック200から供給されるインクによって印字を行う印字部1と、この印字部1による印字動作を含むプリンタ本体の制御を行う印字制御部2と、印字部1におけるヘッドのメンテナンスを行うためのメンテナンス部3とを有している。
図2は、印字部1及びメンテナンス部3の概略構成を示している。
印字部1には、各々インクを射出する複数のヘッド11と、インクラック200から供給されたインクを一旦貯留し、各ヘッド11に対して所定の背圧をかけるように機能するダンパー12を有している。ダンパー12内は、大気開放弁13及びフィルタ14を介して大気と連通していると共に、背圧空圧センサ15と連絡しており、該背圧空圧センサ15によってダンパー12内の圧力を検出するようになっている。11aは各ヘッド11へのインク経路を開閉するバルブ、12aはダンパー12内のインク液面を検知する液面検知センサである。
メンテナンス部3は、印字部1の各ヘッド11に対応してそのノズル面を覆って密着するキャップ31と、吸引経路32を介してキャップ31内を負圧にしてノズルからインクを吸引するための吸引ポンプ33と、吸引された廃インクを溜める廃液タンク34を有している。廃液タンク34内には液面位置を検出する液面センサ34aが設けられている。このメンテナンス部3は、ヘッド11のメンテナンスが必要なときに、各ヘッド11がメンテナンス部3の上方まで移動してくることによってメンテナンス動作を行うようになっている。31aは各キャップ31の吸引経路32を開閉するバルブである。
インクラック200には、インクタンク4と、該インクタンク4からプリンタ本体100の印字部1へ向かうインク経路20中に、インク中の溶存気体を除去するための脱気装置5と、脱気装置5によって脱気されたインクを一旦貯留するバッファタンク6と、インクラック200内の各種制御を行う制御部7とを有している。21はインクタンク4と脱気装置5との間を繋ぐインク経路、22は脱気装置5とバッファタンク6との間を繋ぐインク経路、23はバッファタンク6と印字部1とを繋ぐインク経路である。
インク経路21には、インクの逆流防止用の逆止弁21aとインクタンク4内のインクを脱気装置5に送り込む送液ポンプ21bを備えている。インクタンク4には、例えばフロートセンサ等からなる僅少検知センサ4aと空検知センサ4bとが設けられている。僅少検知センサ4aはインクタンク4内のインクが残り僅かになったことを検知した場合に、検知信号を制御部7に送って警告を発し、空検知センサ4bはインクタンク4内のインクが無くなったことを検知した場合に、検知信号を制御部7に送って警告を発するようになっている。なお、警告手段は特に図示しないが、モニタ画面上での警告表示、警告ランプの点灯表示、警告ブザーの鳴動等の適宜公知の手段によって構成することができる。
また、インク経路23には、インクの逆流防止用の逆止弁23aと、バッファタンク6内のインクをプリンタ本体100の印字部1へ送り込む送液ポンプ23bを備えている。
脱気装置5は、気体透過性を有する膜によって構成される膜モジュール51と、該膜モジュール51内を減圧するための真空ポンプ52と、該真空ポンプ52と膜モジュール51とを繋ぐ真空経路53と、該真空経路53から分岐された分岐路54に設けられ、該真空経路53内の圧力に応じてON/OFF動作する圧力スイッチ55とを有している。圧力スイッチ55のON検知信号が制御部7に送られると、制御部7からの通信に基づいて、真空ポンプ52の停止が行われる。逆に、圧力スイッチ55のOFF検知信号が制御部7に送られると、制御部7からの通信に基づいて、真空ポンプ52の駆動が行われる。
なお、圧力スイッチ55の具体的構造は後述するが、本実施形態に示す圧力スイッチ55は、図4に示すように真空経路53内が所定の圧力を下回るとON状態を維持し、所定の圧力を上回るとOFF状態を維持するように機能する。
56は膜モジュール51と真空ポンプ52との間の真空経路53に介在された真空トラップであり、万一、膜モジュール51側からインクが流入することがあっても、真空ポンプ52に直接流入させず、この真空トラップ56内に貯留できるようにしている。このため真空ポンプ52がインクによって破損することはない。真空トラップ56内には、インクの流入があったことを検知するためのインク検知センサ56aが設けられている。インク検知センサ56aの検知信号は制御部7に送られる。
また、57は真空経路53に設けられたリーク弁であり、真空ポンプ52の駆動時は閉じているが、インクジェットプリンタ本体の電源をOFFする前に、膜モジュール51の保護のために開放し、膜モジュール51内の圧力を大気圧へと戻す。
膜モジュール51としては、気体透過性を有する膜の一方面をインクに接触させ、他方面側を真空ポンプ52によって真空経路53を介して減圧することによりインク中の溶存酸素を除去可能なものであれば特に問わないが、膜として多数の中空糸膜を束ねた膜モジュールを用いることが好ましい。
図3は、中空糸膜を用いた膜モジュール51を有する脱気装置5の構成の一例を示している。なお、ここでは真空トラップ56、リーク弁57は図示省略している。
膜モジュール51には多数の中空糸膜51aが束ねられて収容されており、その内部は各中空糸膜51aの内側と外側の2つの空間に区画されている。インク経路21及び22は、膜モジュール51内の各中空糸膜51aの外側空間と連通しており、インクタンク4から送液ポンプ21bによって送られたインクは、インク経路21から膜モジュール51内に流入し、多数の中空糸膜51aの束の隙間を通過してインク経路22から流出するようになっている。
一方、真空経路53は、膜モジュール51内の各中空糸膜51aの内側空間と連通しており、真空ポンプ52を駆動することによって、真空経路53を介して各中空糸膜51aの内側空間を所定圧となるまで吸引して減圧する。この減圧によって、各中空糸膜51aの外面と接する外側空間のインク中から溶存酸素を中空糸膜51aを透過させて脱気、除去する。
圧力スイッチ55は、本発明における検知手段であり、分岐路54の先端に拡径した圧力室55aを有し、この圧力室55a内に摺動可能に可動子55bを有している。可動子55bの外周面は圧力室55aの内周面と気密状に嵌合しており、一端がインクラック200等に固定された引っ張りばね55cによって膜モジュール51から離れる方向に所定の力で付勢されている。
可動子55bには、圧力室55aの外部に延びるスイッチ操作部55dが設けられており、真空ポンプ52の駆動によって真空経路53内が所定の減圧状態となったときに、分岐路54を介して圧力室55a内も減圧され、可動子55bが引っ張りばね55cに抗して膜モジュール51側に所定距離移動した際、例えばインクラック200内の所定の位置に取り付けられたスイッチ部55eと接触し、電気信号ONを制御部7に送信するようになっている。また、真空経路53内が減圧状態よりも圧力が所定圧まで上昇すると、可動子55bは引っ張りばね55cの作用によって膜モジュール51から離れる方向に引っ張られ、スイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが離れることにより、制御部7への電気信号はOFFとなる。
従って、圧力スイッチ55は、真空経路53内が真空ポンプ52の駆動により所定の減圧状態になったことを検知したときにONし、真空ポンプ52を停止することにより各中空糸膜51aを透過した気体の濃度が上昇することで所定の減圧状態よりも圧力が上昇したことを検知したときにOFFするように作動する。
図4は、脱気装置5が正常に機能しているときの真空経路53内の圧力値と経過時間との関係を示すグラフである。
膜モジュール51によってインク中の溶存酸素を除去する場合、同図に示すように、真空ポンプ52を駆動させて真空経路53内が所定の減圧状態まで減圧されたら、圧力スイッチ55がONとなって真空ポンプ52の駆動を停止させる操作を行い、この停止中に脱気が行われる。本実施形態では、真空ポンプ52を駆動させることにより真空経路53内が徐々に減圧されていき、およそ−70kPaとなるまで減圧されたときに、圧力スイッチ55のスイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが接触して電気信号ONを制御部7に送信し、制御部7のCPU72によって真空ポンプ52は駆動停止するように設定されている。
なお、圧力スイッチ55がONとなる真空経路53内の圧力値は変更可能であり、使用されるインクの種類やインク中の溶存酸素量によって適宜設定できる。
真空経路53内が−70kPa以下となるまで減圧され、真空ポンプ52が駆動停止した後、中空糸膜51aを介してインク中から酸素が次第に真空経路53中に透過してくると、真空経路53内の圧力が徐々に上昇する。ここでは真空経路53内の圧力がおよそ−70kPaを越えると、圧力スイッチ55のスイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが離れて電気信号OFFとなるように設定されており、制御部7のCPU72は、この電気信号OFFによって真空経路53内の圧力値が再び−70kPa以下となるように真空ポンプ52を駆動させて減圧状態とする動作を繰り返す。
従って、脱気装置5が正常に機能している限り、圧力スイッチ55からは所定時間間隔で電気信号ONとOFFとが繰り返し送信されることとなる。
なお、本実施形態では、印字中と非印字中とで真空経路53内が所定の減圧状態(−70kPa以下)となると、圧力スイッチ55がONとなり、その検知によって真空ポンプ52が停止される。図5(印字時)、図6(非印字時)のタイムチャートに示すように、正常機能時、真空ポンプ52を駆動後、印字時は15sec以内、非印字時は10sec以内で圧力スイッチ55はON検知となる。また、正常機能時、真空経路53内が所定の減圧状態(−70kPa以下)となると、圧力スイッチ55は、印字時では100sec以上、非印字時では150sec以上、ON状態を保つことができる。このとき、真空ポンプ52の慣性から、図4の圧力変動図が示すように、真空ポンプ52を駆動又は停止してもすぐに圧力変動が起こらない。
よって、これらの時間を一定値として制御部7内のCPU72に設定しておき、その時間をタイマーカウンター71によって監視すれば、一定値から外れた場合は脱気装置5に何らかの異常が発生していることを判別できる。
バッファタンク6は可撓性の膜によって形成され、送液ポンプ21bによって脱気装置5を経由してインクが送られると膨張し、送液ポンプ23bによって内部のインクが印字部1に送られると収縮する。このバッファタンク6には、例えば光学式アクチュエータ等からなる膨らみ検知センサ6aが設けられており、バッファタンク6の膨らみを検知することでインクが満タン状態か否かを検知するようになっている。
制御部7は、圧力スイッチ55から送られる電気信号ON、OFFの作動時間を計測する本発明における計測手段であるタイマーカウンター71と、このタイマーカウンター71の計測結果を一定値と比較し、その比較結果に基づいて脱気装置5の異常の有無を判断するCPU72と、CPU72における判断結果に応じて、プリンタ本体100の印字制御部2に対して警告を発するための通信部73とを有している。
次に、脱気装置5の異常判別の制御について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。かかる制御フローは、制御部7内のCPU72又は不図示の記憶手段に予め記憶された所定のプログラムに従って実行される。
プリンタ電源がONになると、まず、リーク弁57を閉じ(S1)、圧力スイッチ55の作動時間の検知を開始する開始時間を制御部7のCPU72内のメモリに保存した後(S2)、圧力スイッチ55のスイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが接触して電気信号ONを発信しているかどうかを判断する(S3)。ここでは未だ真空ポンプ52を動作させておらず、真空経路53内が所定の減圧状態にないため、圧力スイッチ55はOFFの状態(S3においてNo)となっているものとする。
次いで、プリンタが印字中か非印字中かを判断する(S4)。所定の印字データに基づいて印字部1において印字動作が行われている場合(S4においてYes)、圧力スイッチ55のON状態の時間がt3(100sec)以上であるかどうかを判断する(S5)。このt3は、図5に示したように、脱気装置5が正常に機能している時の印字中の圧力スイッチ55のON状態の継続時間の最小値である。
初期設定では、電源ON直後で未だ真空ポンプ52を駆動させていない場合には圧力スイッチ55のON状態の時間はt3以上と判断されるようになっており(S5においてYes)、その後、真空ポンプ52を駆動させる(S6)。
印字中において、脱気装置5が正常に機能している限り、この真空ポンプ52の駆動により真空経路53内は所定圧(−70kPa以下)となるまで徐々に減圧され、これと同時に分岐路54に設けられた圧力スイッチ55の可動子55bが吸引されて引っ張りばね55cに抗して膜モジュール51側に移動する。制御部7は真空ポンプ52を駆動した後、圧力スイッチ55のON信号の有無を監視し(S7)、圧力スイッチ55のスイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが接触して電気信号ONが送信されると(S7においてYes)、真空ポンプ52を停止し(S8)、真空ポンプ52の駆動継続時間が所定時間t1(15sec)経過したかどうかを監視する(S9)。この所定時間t1は、図5に示したように、脱気装置5が正常に機能している時の印字中における真空ポンプ52の駆動開始によって圧力スイッチ55がON状態となるまでの時間の最小値である。
また、上記ステップ4において非印字中である場合(S4においてNo)は、圧力スイッチ55のON状態の時間がt4(150sec)以上であるかどうかを判断する(S10)。このt4は、図6に示したように、脱気装置5が正常に機能している時の非印字中の圧力スイッチ55のON状態の継続時間である最小値である。
初期設定では、電源ON直後で未だ真空ポンプ52を駆動させていない場合には圧力スイッチ55のON状態の時間はt4以上と判断されるようになっており(S10においてYes)、その後、真空ポンプ52を駆動させる(S11)。
非印字中において、脱気装置5が正常に機能している限り、この真空ポンプ52の駆動により真空経路53内は所定圧(−70kPa以下)となるまで徐々に減圧され、これと同時に分岐路54に設けられた圧力スイッチ55の可動子55bが吸引されて引っ張りばね55cに抗して膜モジュール51側に移動する。制御部7は真空ポンプ52を駆動した後、圧力スイッチ55のON信号の有無を監視し(S12)、圧力スイッチ55のスイッチ操作部55dとスイッチ部55eとが接触して電気信号ONが送信されると(S12においてYes)、真空ポンプ52を停止し(S13)、真空ポンプ52の駆動継続時間が所定時間t2(10sec)経過したかどうかを監視する(S14)。この所定時間t2は、図5に示したように、脱気装置5が正常に機能している時の非印字中における真空ポンプ52の駆動開始によって圧力スイッチ55がON状態となるまでの時間の最小値である。
脱気装置5が正常に機能していれば、印字中では上記ステップS9において真空ポンプ52の駆動継続時間はt1時間以内となり(S9においてNo)、非印字中では上記ステップS14において真空ポンプ52の駆動継続時間はt2時間以内となる(S14においてNo)。
この間、膜モジュール51によってインク中から溶存酸素が徐々に脱気、除去されるが、真空経路53内の圧力が所定圧(−70kPa)を越えるようになるまで、圧力スイッチ55はON状態を維持し続け(S3においてYes)、圧力スイッチ55がOFF状態となるまで、制御部7のCPU72内のメモリに保存した検出開始時間を一旦クリアした後(S15)、再度保存する作業(S2)を繰り返す。
やがて真空経路53内の圧力が上昇して所定圧(−70kPa)を越えると、圧力スイッチ55はOFF状態となり(S3においてNo)、脱気装置5が正常に機能していれば、以後、上記の処理を繰り返して、真空経路53内の減圧による圧力スイッチ55のON状態の検出とインク中からの溶存酸素の脱気、除去による圧力スイッチ55のOFF状態の検出とを繰り返す。
しかし、ここで、真空ポンプ52の停止後で膜モジュール51による脱気中に、真空経路53に空気漏れや膜モジュール51の破損等が発生すると、一旦所定圧まで減圧された真空経路53内は、図8に示す例(印字中)では、所定時間t3(100sec)よりも早く、75secで圧力が上昇し、図9に示す例(非印字中)では、所定時間t4(150sec)よりも早く、100secで圧力が上昇し、これによって圧力スイッチ55は早期にOFF状態となり、上記ステップS3において圧力スイッチ55のOFF状態が判別されることとなる。
従って、この場合、印字中では上記ステップS5において、圧力スイッチON状態が所定時間t3未満であると判断され(S5においてNo)、非印字中では上記ステップS10において、圧力スイッチON状態が所定時間t4未満であると判断され(S10においてNo)、脱気装置5は脱気に十分な真空度がないと判別し、異常処理に移行する。
また、上記ステップS6、S11において真空ポンプ52の駆動直前又は駆動中に、真空経路53に空気漏れや膜モジュール51の破損等が発生すると、あるいは、真空ポンプ52自体に異常があると、所定時間t1(15sec)又はt2(10sec)経過しても、真空経路53内は所定圧(−70kPa)まで減圧されず、図8(印字中)及び図9(非印字中)に示すように、圧力スイッチ55はON状態となって真空ポンプ52が停止するまでにかなりの時間を要するようになる。
従って、この場合、印字中では上記ステップS9において、真空ポンプ52の駆動継続時間が所定時間t1を越えたと判断され(S9においてYes)、非印字中では上記ステップS14において、真空ポンプ52の駆動継続時間が所定時間t2を越えたと判断され(S14においてYes)、脱気装置5は脱気に十分な真空度がないと判別し、異常処理に移行する。
異常処理では、真空トラップ56内に設けられたインク検知センサ56aがインクを検知してONとなっているかどうかを判断する(S16)。膜モジュール51の中空糸膜51aの破損等によってインクが真空経路53側に漏れ出た場合、インクはこの真空トラップ56内に貯留され、インク検知センサ56aから検出信号が受信される(S16においてYes)。この場合、膜モジュール51が異常であると判断され、その旨を通信部73を介して印字制御部2に送信し、例えばモニタ画面等に警告表示する(S17)。
また、インク検知センサ56aからの検出信号が受信されない場合(S16においてNo)、真空ポンプ52の異常又は真空経路53の空気漏れが発生していると判断され、その旨を通信部73を介して印字制御部2に送信し、例えばモニタ画面等に警告表示する(S18)。
その後、脱気装置5の補修等を行うため、プリンタの印刷動作を停止状態とする(S19)。
以上説明した態様では、脱気装置5の異常発生の有無の判別を、上記ステップS5又はS10において、圧力スイッチ55のON状態の継続時間を一定値(t3又はt4)と比較することにより行うようにしたが、圧力スイッチ55のOFF状態の継続時間を一定値(t1又はt2)と比較することで行ってもよい。
また、脱気装置5が正常に機能している場合、図5、図6に示したように、圧力スイッチ55のOFF状態は所定の頻度で検知され、所定の間隔で繰り返されるようになるため、この圧力スイッチ55のOFF状態を検知する頻度及び/又は間隔を一定値と比較することによって、脱気装置5の異常発生の有無の判別を行うようにしてもよい。
例えば、印字中の場合、図5に示すように、脱気装置5が正常に機能していれば、圧力スイッチ55のOFF状態は15sec程度であり、それが115sec程度で1回の頻度で検知されるはずである。脱気装置5に何らかの異常が発生すると、圧力スイッチ55は早期にOFF状態となるため、一定時間間隔において、圧力スイッチ55のOFF状態は正常時よりも高い(多い)頻度で検知されることになる。従って、この一定時間間隔における圧力スイッチ55のOFF状態の検知頻度を一定値、すなわち、図5の例では115sec当たり1回の頻度と比較することによって、異常発生の有無を判別できる。
また、圧力スイッチ55のOFF状態は、図5の例では、正常時はほぼ100sec間隔で検知されるはずであるため、この圧力スイッチ55のOFF状態が検知される間隔を一定値、すなわち、図5の例では100sec間隔と比較することによって、異常発生の有無を判別できる。
さらに、圧力スイッチ55のOFF状態の検知頻度及び間隔の両方を一定値(115sec当たり1回の頻度且つ100sec間隔)と比較して異常発生の有無を判別してもよい。
これは、例えば真空経路53の空気漏れや膜モジュール51の破損が極めて微小であるために、真空ポンプ52を駆動させると所定圧(−70kPa)までは減圧されるが、所定の減圧状態となるまでに正常時よりも時間かかる、あるいは所定の減圧状態よりも圧力が上昇するまでの時間が早くなるような場合に適用できる。
以上のように、本発明に係るインクジェットプリンタによれば、脱気装置5の真空経路53に圧力スイッチ55を設け、この圧力スイッチ55のON/OFFの作動時間を監視するだけの簡易な構造で、脱気装置5に発生した異常を検出することができる。
本発明に係るインクジェットプリンタの主要部の概略を示す構成図 印字部及びメンテナンス部の概略を示す構成図 中空糸膜を用いた膜モジュールを有する脱気装置の一例を示す構成図 真空経路内の圧力値と経過時間との関係を示すグラフ 印字中の正常時の圧力スイッチの作動と真空ポンプの駆動を示すタイムチャート 非印字中の正常時の圧力スイッチの作動と真空ポンプの駆動を示すタイムチャート 脱気装置の異常判別を行う制御を説明するフローチャート 印字中の異常発生時の圧力スイッチの作動と真空ポンプの駆動を示すタイムチャート 非印字中の異常発生時の圧力スイッチの作動と真空ポンプの駆動を示すタイムチャート
符号の説明
1:印字部
11:ヘッド
11a:バルブ
12:ダンパー
12a:液面検知センサ
13:大気開放弁
14:フィルタ
15:背圧空圧センサ
2:印字制御部
3:メンテナンス部
31:キャップ
31a:バルブ
32:吸引経路
33:吸引ポンプ
34:廃液タンク
34a:液面センサ
4:インクタンク
4a:僅少検知センサ
4b:空検知センサ
5:脱気装置
51:膜モジュール
51a:中空糸膜
52:真空ポンプ
53:真空経路
54:分岐路
55:圧力スイッチ
55a:圧力室
55b:可動子
55c:引っ張りばね
55d:スイッチ操作部
55e:スイッチ部
56:真空トラップ
56a:インク検知センサ
6:バッファタンク
6a:膨らみ検知センサ
7:制御部
71:タイマーカウンター
72:CPU
73:通信部
20、21、22、23:インク経路
21a:逆止弁
21b:送液ポンプ
23a:逆止弁
23b:送液ポンプ
100:プリンタ本体
200:インクラック

Claims (4)

  1. インクタンクからインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給経路上に、気体透過性を有する膜を用いた膜モジュールと真空ポンプとを有し、前記真空ポンプによって前記膜モジュールを減圧することによりインク中の溶存気体を除去する脱気装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
    前記膜モジュールと前記真空ポンプとを繋ぐ真空経路に設けられ、該真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときにONし、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときにOFFするように作動する検知手段と、
    前記真空ポンプは前記検知手段がONすることにより停止され、前記検知手段の作動時間が一定値未満である場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発する制御手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. インクタンクからインクジェットヘッドへインクを供給するインク供給経路上に、気体透過性を有する膜を用いた膜モジュールと真空ポンプとを有し、前記真空ポンプによって前記膜モジュールを減圧することによりインク中の溶存気体を除去する脱気装置を備えたインクジェットプリンタにおいて、
    前記膜モジュールと前記真空ポンプとを繋ぐ真空経路に設けられ、該真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときにONし、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときにOFFするように作動する検知手段と、
    前記真空ポンプは前記検知手段がOFFすることにより駆動され、前記真空ポンプが駆動してから前記検知手段がONされるまでの前記真空ポンプの駆動継続時間が一定値を超えた場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発する制御手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 前記真空ポンプは前記検知手段がOFFすることにより駆動され、
    前記検知手段は、前記真空経路内が前記真空ポンプの駆動により所定の減圧状態になったときの電気信号ONと、前記真空ポンプを停止することにより前記膜で除去された溶存気体によって所定の減圧状態よりも圧力が上昇したときの電気信号OFFとを送信し、
    前記制御手段は、前記電気信号OFFを検知する頻度が一定値よりも多くなった場合及び又は前記電気信号OFFを検知する間隔が一定値よりも短くなった場合に、前記脱気装置は脱気に十分な真空度がないと判断して警告を発することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記真空経路中には、前記膜側から漏洩したインクを溜める真空トラップと、該真空トラップ内のインクを検出するインク検出センサが設けられており、
    前記制御手段は、前記脱気装置について脱気に十分な真空度がないと判断した後、前記インク検出センサによってインクの流入を検出した場合に、前記膜モジュールが異常であると判断し、前記インク検出センサによってインクの流入を検出しない場合に、前記真空ポンプ又は前記真空経路の異常であると判断し、警告を発することを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェットプリンタ。
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