JP5151251B2 - データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント - Google Patents

データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント Download PDF

Info

Publication number
JP5151251B2
JP5151251B2 JP2007143022A JP2007143022A JP5151251B2 JP 5151251 B2 JP5151251 B2 JP 5151251B2 JP 2007143022 A JP2007143022 A JP 2007143022A JP 2007143022 A JP2007143022 A JP 2007143022A JP 5151251 B2 JP5151251 B2 JP 5151251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edit
processing
data
editing
file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007143022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008299478A (ja
Inventor
真介 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007143022A priority Critical patent/JP5151251B2/ja
Priority to US12/033,930 priority patent/US20080301261A1/en
Publication of JP2008299478A publication Critical patent/JP2008299478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5151251B2 publication Critical patent/JP5151251B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/93Document management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

本発明は、データファイル編集システム、データファイル編集支援プログラム、処理サーバ、提供クライアント及び利用クライアントに関する。
ユーザが電子文書に対して、コンピュータに大きな負荷を与えるような処理を施す場合、この高負荷の処理をクライアントに実施させようとすると、クライアントは他の処理を実行できなくなってしまう場合がある。
そこで、クライアントは、サーバに依頼し、その処理結果をサーバから取得することで、クライアントの負荷を低減させる技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−078461号公報
ところで、データファイルに対する編集処理をサーバで行ない、そのデータファイルと編集結果とをファイルサーバなどの格納場所へ格納して他者と共有しようとする場合、処理サーバにおける編集処理が終了してからでないと、データファイルと編集処理の結果とを関連付けて格納場所へ格納することができなかった。
そこで、本発明は、サーバでの編集処理の完了を待つことなく、当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを格納場所へ格納することを目的とする。
本発明に係るデータファイル編集システムは、データファイルを格納するファイル格納手段と、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアントと、前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントと、データファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと、を有し、前記提供クライアントは、編集処理対象のデータファイル及び当該データファイルへの編集指示情報を含む編集処理要求を前記処理サーバへ送信する編集処理要求送信手段と、前記編集処理要求送信手段により送信された編集処理要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集処理属性情報を受信する編集処理属性情報受信手段と、編集処理対象のデータファイルと、当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報とを前記ファイル格納手段へ登録するファイル登録手段と、を有し、前記処理サーバは、前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段と、前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段と、前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理に関連付けられた処理識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段と、前記ファイル情報記憶手段に記憶されたデータファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行する編集処理実行手段と、前記編集処理実行手段による編集処理の実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して記憶する編集データ記憶手段と、前記利用クライアントから送られてくる編集データ送信要求を受信する送信要求受信手段と、前記送信要求受信手段による編集データ送信要求の受信に基づき当該編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行により生成された編集データを前記編集データ記憶手段から読み出し、編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する編集データ送信手段と、を有し、前記利用クライアントは、ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報を前記ファイル格納手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を含む編集データ送信要求を前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段と、前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段と、を有することを特徴とする。
また、前記利用クライアントは、さらに前記編集データ受信手段により受信した編集データを、前記編集処理対象として選択されたデータファイルに対応づけて前記ファイル格納手段へ登録する編集データ登録手段を有することを特徴とする。
また、前記利用クライアントは、さらに前記編集処理属性情報に含まれる処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された全ての編集データを取得すると、該当処理識別情報及び前記全ての編集データの格納場所情報とを含む編集後処理要求を前記処理サーバへ送信する後処理要求送信手段を有し、前記処理サーバは、さらに前記利用クライアントから送られてくる編集後処理要求を受信する後処理要求受信手段と、前記編集後処理要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実行されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から、編集処理対象のデータファイルを前記ファイル情報記憶手段から、それぞれ削除する削除手段と、編集後処理要求に含まれている格納場所情報を当該処理識別情報に対応付けして前記ファイル情報記憶手段に登録する格納場所情報登録手段と、前記編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された編集データが前記削除手段により削除されていた場合、前記ファイル情報記憶手段に当該処理識別情報に対応付けして登録されている格納場所情報を編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する格納場所情報送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係るデータファイル処理プログラムは、データファイルを格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアント及び前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントと共にデータファイル編集システムに含まれ、データファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバを、前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段、前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理に関連付けられた処理識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段、前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段、前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段に記憶された当該データファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行する編集処理実行手段、前記編集処理実行手段による編集処理の実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して編集データ記憶手段に保存する編集処理手段、前記利用クライアントから送られてくる編集データ送信要求を受信する送信要求受信手段、前記送信要求受信手段による編集データ送信要求の受信に基づき当該編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実施されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から読み出し、編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する編集データ送信手段、として機能させることを特徴とする。
また、前記処理サーバを更に、前記利用クライアントから送られてくる編集後処理要求を受信する後処理要求受信手段、前記編集後処理要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実行されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から、編集処理対象のデータファイルを前記ファイル情報記憶手段から、それぞれ削除する削除手段、集後処理要求に含まれているファイル格納場所情報を当該処理識別情報に対応付けして前記情報記憶手段に登録する格納場所情報登録手段、前記送信要求受信手段により受信された編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された編集データが前記削除手段により削除されていた場合、前記ファイル情報記憶手段に当該処理識別情報に対応付けして登録されているファイル格納場所情報を編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信するファイル格納場所情報送信手段、として機能させることを特徴とする。
本発明に係るデータファイル利用プログラムは、データファイルを格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアント及びデータファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと共にデータファイル編集システムに含まれ、前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントを、ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報前記ファイル格納手段から取得する取得手段、前記取得手段により取得された編集処理属性情報から処理識別情報を取り出し、その処理識別情報を含む編集データ送信要求を、編集処理属性情報に含まれているサーバ識別情報から特定される前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段、前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段、として機能させることを特徴とする。
また、前記利用クライアントを更に、前記編集データ受信手段により受信した編集データを、前記編集処理対象として選択されたデータファイルに対応づけて前記ファイル格納手段へ登録する編集データ登録手段として機能させることを特徴とする。
また、前記利用クライアントを更に、前記編集処理属性情報に含まれる処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された全ての編集データを取得すると、該当処理識別情報及び前記全ての編集データの格納場所情報とを含む編集後処理要求を前記処理サーバへ送信する後処理要求送信手段として機能させることを特徴とする。
本発明に係る処理サーバは、共有化されたデータファイルをクライアントからのみアクセス可能に格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルの提供者が使用する提供クライアント及び前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルの利用者が使用する利用クライアントと共にデータファイル編集システムに含まれ、前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段と、前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理を識別する処理識別情報及び自己のサーバ識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段と、前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段に記憶された当該データファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行し、その実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して編集データ記憶手段に保存する編集処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る利用クライアントは、共有化されたデータファイルをクライアントからのみアクセス可能に格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルの提供者が使用する提供クライアント及びデータファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと共にデータファイル編集システムに含まれ、ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報前記ファイル格納手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得された編集処理属性情報から処理識別情報を取り出し、その処理識別情報を含む編集データ送信要求を、編集処理属性情報に含まれているサーバ識別情報から特定される前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段と、前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段とを有することを特徴とする。

請求項1記載の発明によれば、処理サーバでの編集処理の完了を待つことなく、当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを格納場所へ格納できる。
請求項2記載の発明によれば、一の利用クライアントが受信した編集データについて、他の利用クライアントは、処理サーバから受信しなくとも利用できる。
請求項3記載の発明によれば、処理サーバと他の格納場所とで重複して保持しているデータを、処理サーバから削除できる。
請求項4記載の発明によれば、処理サーバでの編集処理の完了を待つことなく、利用クライアントは当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを格納場所へ格納できる。
請求項5記載の発明によれば、処理サーバと他の格納場所とで重複して保持しているデータを、処理サーバから削除できる。
請求項6記載の発明によれば、処理サーバでの編集処理の完了を待つことなく、当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを利用できる。
請求項7記載の発明によれば、一の利用クライアントが受信した編集データについて、他の利用クライアントは、処理サーバから受信しなくとも利用できる。
請求項8記載の発明によれば、処理サーバと他の格納場所とで重複して保持しているデータを、処理サーバから削除できる。
請求項9記載の発明によれば、処理サーバでの編集処理の完了を待つことなく、当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを格納場所へ格納できる。
請求項10記載の発明によれば、処理サーバでの編集処理の完了を待つことなく、当該編集処理の結果と関連付いたデータファイルを格納場所へ格納できる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るデータファイル編集システムの一実施の形態を示した全体構成図である。図1には、複数台のクライアント20と、ファイルサーバ30と、複数台の処理サーバ40とがネットワーク12にて接続された構成が示されている。ファイルサーバ30は、ユーザにより提供されたデータファイルを格納するコンピュータである。クライアント20は、データファイルの一形態である電子文書の提供者、また提供者により提供された電子文書の利用者によって使用されるコンピュータである。1台のクライアント20は、ユーザが電子文書を自ら提供すれば提供クライアントになり、ユーザが他の人が提供した電子文書を利用すれば利用クライアントになる。ファイルサーバ30は、セキュリティ上の問題を考慮して、文書提供者により共有フォルダ32に登録されたデータファイルをクライアント20からのみアクセス可能とし、処理サーバ40からはアクセス不能にしていてもよい。
なお、図1では、ネットワーク12をLAN(Local Area Network)で形成した場合を図示したが、クライアント20がファイルサーバ30及び処理サーバ40とデータ交換が可能であれば、この構成に限る必要はない。
図2は、本実施の形態における各コンピュータのハードウェア構成図である。図1に示した各コンピュータ20,30,40は、性能的に差異はあるかもしれないが、いずれも汎用的なコンピュータで実現可能であることから、ハードウェア構成をいずれも図2のように図示することができる。
各コンピュータ20,30,40は、図2に示したようにCPU1、ROM2、RAM3、ハードディスクドライブ(HDD)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6とキーボード7及び表示装置として設けられたディスプレイ8をそれぞれ接続する入出力コントローラ9、通信手段として設けられたネットワークコントローラ10を内部バス11に接続して構成される。
図3は、本実施の形態におけるデータファイル編集システムのブロック構成図である。なお、図1に示したクライアント20は、電子文書の提供者が使用する場合と利用者が利用する場合とで必要な機能が異なるため、提供クライアント60と利用クライアント70とにそれぞれ機能を分けて図示した。1台のクライアント20は、前述したように提供クライアント60にも利用クライアント70にもなりうるため双方の機能を併せ持つことになる。但し、クライアント20の利用目的が明確に分かれているのであれば、いずれか一方の機能のみをクライアント20に搭載するように構成してもよい。また、ネットワーク12に接続された処理サーバ40は、全て同じ機能ブロックを有するため、図3には1台のみ示した。なお、図3には、本実施の形態を実施する上で必要な機能ブロックのみを図示し、コンピュータが本来的に持つ汎用的な諸機能は省略した。
図3において、提供クライアント60は、編集処理依頼部61、文書登録部62、文書記憶部63及び処理サーバ情報記憶部64を有している。編集処理依頼部61は、編集処理要求を処理サーバ40へ送信することによって、提供する電子文書に対する編集処理を処理サーバ40へ依頼する。編集処理依頼部61は、編集処理要求送信部65及びチケット受信部66を有しているが、このうち編集処理要求送信部65は、編集処理要求を処理サーバ40へ送信する。チケット受信部66は、編集処理要求送信部65が送信した編集処理要求に応じて処理サーバ40から送られてくるチケットを受信する。文書記憶部63には、他のユーザと共有化対象であり、編集処理対象の電子文書が記憶されており、文書登録部62は、文書記憶部63に記憶されている共有化対象の電子文書に、チケット受信部66が受信したチケットを付加してファイルサーバ30へ登録する。処理サーバ情報記憶部64には、性能、仕様、搭載するアプリケーション等編集処理の依頼先となりうる処理サーバ40に関する情報が記憶されている。
提供クライアント60における各構成要素61,62は、クライアント60を形成するコンピュータと、クライアント60に搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶部63,64は、提供クライアント60に搭載されたHDD4にて実現される。
処理サーバ40は、要求受信部41、編集処理受付部42、編集処理部43、編集データ送信処理部44、後処理実行部45及び文書情報記憶部46を有している。要求受信部41は、各クライアント60,70から送られてくる各種要求を受信する。編集処理受付部42は、要求受信部41が編集処理要求を受信した場合に動作を開始し、編集処理要求に含まれる電子文書に対して、指定された編集処理の可否の判断、編集処理部43に対して編集処理の開始指示等を行う。編集処理受付部42に含まれるチケット生成部47は、編集処理要求を受け入れたときにチケットを生成する。なお、チケットは、編集処理要求に応じて実施する編集処理を識別する処理識別情報(以下、「処理ID」)及び依頼された編集処理を受け付けて実施する自己のサーバ識別情報(以下、「サーバID」)を含む編集処理属性情報である。チケット送信部48は、チケット生成部47が生成したチケットを、編集処理要求送信元の提供クライアント60へ送信する。編集処理部43は、編集処理受付部42からの指示に従い編集処理要求により指定された編集処理を実施する。編集データ送信処理部44は、要求受信部41が編集データ送信要求を受信した場合に動作を開始する。編集データ送信処理部44は、編集データ取得部49、編集データ送信部50及び格納場所情報送信部51を有している。文書情報記憶部46には、編集処理部43が編集処理を実施して生成した編集データが当該電子文書に対応付けして記憶されるが、編集データ取得部49は、送信対象の編集データを文書情報記憶部46から読み出す。編集データ送信部50は、その読み出された編集データを編集データ送信要求元の利用クライアント70へ送信する。詳細は後述するが、編集処理によって生成された全ての編集データが編集データ送信部50により送信された場合には、その編集データの代わりに編集データの格納場所情報が登録されることになるが、格納場所情報送信部51は、その格納場所情報を編集データ送信要求元の利用クライアント70へ送信する。後処理実行部45は、要求受信部41が編集後処理要求を受信した場合に動作を開始し、編集後処理要求に含まれている処理IDにより特定される編集処理が実施されたことで生成された編集データ及び編集対象の電子文書を文書情報記憶部46からそれぞれ削除すると共に、編集後処理要求に含まれている当該電子文書の格納場所情報を処理IDに対応付けして文書情報記憶部46に登録する。
処理サーバ40における各構成要素41〜45は、処理サーバ40を形成するコンピュータと、処理サーバ40に搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、文書情報記憶部46は、処理サーバ40に搭載されたHDD4にて実現される。
利用クライアント70は、文書取得部71、編集データ取得処理部72、後処理要求送信部73及び文書記憶部74を有している。文書記憶部74には、文書利用者がファイルサーバ30から取得した電子文書のうち利用クライアント70に保持しておきたい電子文書が記憶される。文書取得部71は、利用したい電子文書をファイルサーバ30又は文書記憶部74から取得する。編集データ取得処理部72は、文書取得部71により取得された電子文書に対して施された編集処理の結果、すなわち編集データを処理サーバ40から取得する。編集データ取得処理部72には、送信要求送信部75、編集データ受信部76、編集データ登録部77及び取得指示部78が含まれている。送信要求送信部75は、電子文書に付加されたチケットに含まれる処理IDを含む編集データ送信要求を、チケットに含まれるサーバIDから特定される処理サーバ40へ送信する。編集データ受信部76は、送信要求送信部75が送信した編集データ送信要求に応じて処理サーバ40から送られてくる編集データを受信する。編集データ登録部77は、編集データ受信部76が受信した編集データをファイルサーバ30へ登録する。取得指示部78は、編集データ受信部76が編集データの代わりに電子文書の格納場所情報を受信した場合に、当該格納場所情報から特定できる格納場所から電子文書を取得することを文書取得部71に指示する。後処理要求送信部73は、電子文書に対する編集処理が終了し、その編集処理により生成された編集データ全体がファイルサーバ30に登録されたことを検出した場合、当該電子文書に付加されたチケットをファイルサーバ30から削除し、当該チケットに含まれる処理ID及び当該電子文書の格納場所を特定する格納場所情報を含む編集後処理要求を、当該チケットに含まれているサーバIDから特定される処理サーバ40へ送信する。
利用クライアント70における各構成要素71〜73は、利用クライアント70を形成するコンピュータと、利用クライアント70に搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、文書情報記憶部46は、利用クライアント70に搭載されたHDD4にて実現される。
ファイルサーバ30は、文書管理部31及び共有文書記憶部32を有している。共有文書記憶部32には、文書提供者によって提供された電子文書が記憶される。文書管理部31は、各クライアント60,70からの指示に応じて共有文書記憶部32への電子文書及び当該編集データの登録、また各データの読出し、更に必要によりデータの削除等共有文書記憶部32におけるデータ管理を行う。セキュリティ上の問題を考慮して、文書管理部31により、共有文書記憶部32に対するクライアント60,70からのアクセスを許可し、処理サーバ40からのアクセスを禁止するよう制御してもよい。
ファイルサーバ30における文書管理部31は、ファイルサーバ30を形成するコンピュータと、ファイルサーバ30に搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、共有文書記憶部32は、ファイルサーバ30に搭載されたHDD4にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムは、該当するいずれかのコンピュータ20,30,40にインストールされ、各コンピュータ20,30,40のCPU1がインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
次に、本実施の形態における動作について説明する。本実施の形態は、電子文書をファイルサーバ30へ登録する際に処理サーバ40へ当該電子文書に対する編集処理を依頼するときの処理及びファイルサーバ30に登録されている電子文書を利用する際にその文書利用とは別に実施される編集データの取得処理に大別できる。
図4は、本実施の形態の提供クライアント60における処理を示したフローチャート、図5は、本実施の形態の処理サーバ40における処理を示したフローチャート、図6は、処理サーバ40において実施される処理のうち提供クライアント60から編集処理要求が送られてきたときの処理を示したフローチャートである。まず、電子文書をファイルサーバ30へ登録する際に処理サーバ40へ当該電子文書に対する編集処理を依頼するときの処理について、これらのフローチャートを用いて説明する。
文書提供者となる提供クライアント60のユーザは、文書記憶部63に記憶されている電子文書データ(以下、単に「文書」)のファイル名をディスプレイ8に表示し、その中から共有化対象であって処理サーバ40に編集処理を依頼する文書を選択する。また、選択した文書全体ではなく文書の一部分のみに編集処理を依頼する場合には、その処理対象の範囲を指定する。これは、文書アプリケーションを利用して文書の内容を画面表示させ、文書アプリケーションの既存機能を用いて範囲を指定すればよい。以降の説明では、文書全体を編集処理範囲とする。更に、ユーザは、処理サーバ40に依頼する編集処理内容を指定する。ここでは、ユーザが処理サーバ40に搭載されたOCR(Optical Character Recognition)機能を利用した文字認識処理を編集処理として指定するものとして説明する。
編集処理依頼部61は、前述したようにして、ユーザにより編集処理対象の文書、また場合によっては編集処理対象とする範囲、さらに依頼する編集処理が指定されると、それを受け付ける(ステップ101)。そして、編集処理依頼部61は、処理サーバ情報記憶部64に記憶されている各処理サーバ40の仕様、搭載アプリケーション等各処理サーバ40に関する情報と、ユーザにより指定された内容とを比較して、編集処理を依頼する処理サーバ40を決定する(ステップ102)。複数の中から1つの処理サーバ40を選択する基準としては、種々の方法が考えられる。例えば、編集処理内容(この例では、文字認識処理)及び処理量等から処理負荷を計算し、その処理負荷に耐えつつ編集処理の実行可能な処理サーバ40を特定する。実施可能な処理サーバ40が複数存在する場合には、処理サーバ40に予め優先順位を付けておいたり、過去の依頼回数から均等に依頼するなどの選択基準を予め定めておいたりする。もちろん、依頼する編集処理を実施可能なアプリケーションが搭載されていることは選択する上での前提となる。なお、処理負荷量によっては、処理サーバ40に依頼せずに、提供クライアント60が自ら編集処理を実施することも選択肢の1つとしてよいが、ここではいずれかの処理サーバ40に処理を依頼することにする。
処理の依頼先を特定できると、編集処理要求送信部65は、依頼する編集処理内容及び要求種別(ここでは編集処理)を含む編集指示情報を生成し、そして文書及び編集指示情報を含む編集処理要求を、依頼先として決定した処理サーバ40へ送信する(ステップ103)。
処理サーバ40では、要求受信部41が常時受信待ち状態にある。ここで、提供クライアント60から編集処理要求が送られてくると、要求受信部41は、この要求を受け付ける(ステップ210)。そして、受信した要求に含まれる要求種別から編集処理要求であることを認識すると、編集処理受付部42に動作の開始を指示すると共に、受け付けたデータを渡す。このようにして、以下に説明する編集処理要求受付時処理が実施される(ステップ220,230)。この処理については、図6を用いて説明する。
まず、編集処理受付部42は、要求受信部41から渡されたデータ、具体的には編集処理要求に含まれている文書及び編集処理内容から、自己においても依頼された編集処理が実施可能か否かの判断を行う(ステップ231)。この判断は、自己の処理サーバ40に関して前述したステップ102と同様の処理に加えて、現在の処理負荷等を参照に判断する。ここで、処理が可能、つまり依頼を受け付けると判断した場合(ステップ232でY)、編集処理受付部42におけるチケット生成部47は、受け付けた編集処理要求に応じて実施する編集処理を識別する処理ID及び自己のサーバIDを含む編集処理属性情報をチケットとして生成する(ステップ233)。ここで、処理IDというのは、編集処理のうち例えば文字認識処理を識別する情報ではなく、受け付けた要求を識別する情報、あるいは受け付けた編集処理をジョブで実行する場合に、そのジョブを識別する情報に相当する。また、サーバIDは、詳細は後述するが、利用クライアント70による編集データ送信要求等の送信先を特定しうる情報であり、例えばURLをサーバIDとして設定する。チケットが生成されると、チケット送信部48は、そのチケットを編集処理要求の送信元の提供クライアント60へ送信する(ステップ234)。
以上のように、提供クライアント60からの要求に応じると、編集処理受付部42は、受け取った文書にチケットに含めた処理IDを付加して文書情報記憶部46に保存する(ステップ235)。その後、編集処理受付部42は、編集指示情報を編集処理部43に渡すことで編集処理の実行を指示する(ステップ236)。これに応じて、編集処理部43は、処理IDにより特定できる文書を文書情報記憶部46から読み出し、編集指示情報から特定できる処理範囲に対して文字認識処理の実行を開始する。処理サーバ40では、編集処理要求受付時処理が終了すると、要求受信部41による要求受信待ち状態に移行するが、編集処理部43は、依頼された内容の文字認識処理が終了するまでこの処理を独立して実施し、その処理結果を編集データとして文書情報記憶部46に逐次蓄積していく。文字認識処理は、通常はページ毎に実施するので、1ページに対する処理が終了するたびに、当該ページの編集データは、当該文書のページデータに対応付けられて文書情報記憶部46に書き込まれていく。
一方、要求された処理の実施が不可能等を理由に依頼を受け付けないと判断した場合(ステップ232でN)、編集処理受付部42は、チケットの代わりに受付拒否という旨のメッセージを編集処理要求の送信元の提供クライアント60へ送信する(ステップ237)。
以上の編集処理要求受付時処理が終了すると、処理サーバ40では、要求受信部41による要求受信待ち状態に移行する(ステップ210)。
編集処理要求の送信後、応答待ちであった提供クライアント60において、チケット受信部66は、要求送信先の処理サーバ40からの応答としてチケットを受信する(ステップ104)。ここで、チケットではなく受付拒否という旨のメッセージを受信したことによって、依頼先の処理サーバ40が編集処理要求を受け付けなかったと判断した場合(ステップ105でN)、編集処理依頼部61では、前述した依頼先となる処理サーバ40の選択をやり直し、先ほどとは異なる処理サーバ40を依頼先として決定する(ステップ102)。その後の処理(ステップ103,104)を実施することによって依頼先とする処理サーバ4が決定されることになるが、ステップ103,104はすでに説明したので説明を省略する。
一方、チケット受信部66がチケットを受信した場合(ステップ105でY)、文書登録部62は、登録対象の文書にチケットを付加した後(ステップ106)、ファイルサーバ30に登録する(ステップ107)。なお、本実施の形態では、処理サーバ40から提供クライアント60へチケットが送られ、提供クライアント60において文書にチケットを付加しているが、処理サーバ40にて文書にチケットを付加し、チケットが付加された文書を処理サーバ40から提供クライアント60へ送るようにしてもよい。ファイルサーバ30における文書管理部31は、送られてきた文書を、共有文書記憶部32における文書提供者指定の共有フォルダに格納する。ここで、共有文書記憶部32に記憶されるときのデータ構成について図7を用いて説明する。
図7は、本実施の形態において共有文書記憶部32に文書を登録するときのデータ構成の例を示した図である。登録されるデータは、文書そのものを格納する文書データ領域と、文書に付加されるチケットの格納領域に加えて、編集データ及び処理進捗管理情報の各格納領域が対応付けして形成される。編集データは、処理サーバ40により編集処理が実行されることで生成された編集データであり、後述する手法にて処理サーバ40から取得される。処理進捗管理情報は、各ページの編集データを処理サーバ40から取得したか否かを判別するためのフラグ情報であり、ページ毎に編集データの取得の有無を管理する。本実施の形態では、編集データを取得したページの終了フラグを1,まだ取得していないページの終了フラグを0として各ページの編集データの取得の進捗状況を管理する。図7に示した例では、1,2頁目の文書データに対応する編集データが処理サーバ40から取得済みであることが把握できる。なお、フラグ値は、この例に限定する必要はなく、また各ページの編集データの有無が把握できれば、処理進捗管理情報をフラグ情報で構成する必要はない。また、処理進捗管理情報は、編集処理単位に編集データの取得の有無を管理するために用いられる。ページ毎に文字認識処理を実施する本実施の形態においては、ページ毎に終了フラグを対応付けするようにしたが、例えば、2つの文書を1つの文書に束ねる編集処理の場合は、文書を束ねるという処理が終了してはじめて編集データが生成されるので、終了フラグは束ねられた文書全体に対応付けしてただ1つの終了フラグが処理進捗管理情報に含まれることになる。このように、編集処理の単位毎に終了フラグは設けられ、編集データの取得の有無が管理される。
以上説明したように、文書をファイルサーバ30へ登録する際に処理サーバ40に当該文書に対する編集処理の依頼が終了すると、ファイルサーバ30に格納された共有文書の利用が開始される。図8は、処理サーバ40において実施される処理のうち利用クライアント70から編集データ送信要求が送られてきたときの処理を示したフローチャート、図9は、本実施の形態の利用クライアント70における処理を示したフローチャートである。以下、ファイルサーバ30に登録されている文書を利用する際にその文書利用とは別に実施される処理について、図5,8,9に示したフローチャートを用いて説明する。
文書利用者となる利用クライアント70のユーザは、ファイルサーバ30又は文書記憶部74に保存されている文書の中から利用した文書を選択して、所定の文書アプリケーションにて開く。これは、共有フォルダ32に格納された文書のファイル名をディスプレイ8に表示し、その中から選択すればよい。ここでは、ファイルサーバ30に格納された文書が選択されたものとして説明する。文書利用者は、このようにしてディスプレイ8に表示した文書に対して、許可された権限の範囲内にて所望の文書処理を行う。
編集データ取得処理部72は、文書利用者が行う文書処理とは別に以下の処理を実行する。すなわち、編集データ取得処理部72は、文書利用者により選択された文書がファイルサーバ30から読み出される際に当該文書に付加されたチケット及び処理進捗管理情報を合わせて読み出す(ステップ301)。この際、チケットが文書に付加されていないことから読み出すことができなかった場合(ステップ302でN)、当該文書に対する全ページの編集データは、ファイルサーバ30に格納されていると判断して処理を終了する。つまり、文書利用者は、編集データ取得処理部72における処理とは別個に文書処理を継続して実施することになるが、このとき、文書利用者は、文書及び当該文書に対する全ページの編集データを参照することができる状態にある。
一方、チケットを読み出すことができた場合(ステップ302でY)、送信要求送信部75は、チケットに含まれている処理ID、未送信ページ情報及び要求種別(ここでは編集データ取得)を含む編集データ送信要求を生成して、処理サーバへ送信する(ステップ303)。送信先とする処理サーバ40は、チケットに含まれているサーバIDにより特定できる。
未送信ページ情報には、まだ取得していない編集データの先頭ページが含まれる。現時点で処理サーバ40から取得済みの編集データは、処理進捗管理情報の終了フラグにより把握できる。すなわち、nページから構成される文書のうちm(0≦m<n)ページまでの編集データを取得しているとすると、編集データ送信要求に(m+1)ページという未送信ページ情報を含めることによって(m+1)ページ以降はまだ取得していないので送信してほしいという旨を処理サーバ40に伝えることになる。
処理サーバ40では、要求受信部41が常時受信待ち状態にある。ここで、利用クライアント70から編集データ送信要求が送られてくると、要求受信部41は、この要求を受け付ける(ステップ210)。そして、受信した要求に含まれる要求種別から編集データ送信要求であることを認識すると、編集データ送信処理部44に動作の開始を指示すると共に、受け付けたデータを渡す。このようにして、以下の説明する編集データ送信要求受付時処理が実施される(ステップ220,240)。この処理については、図8を用いて説明する。
まず、要求受信部41からデータが渡されることにより動作を開始すると、編集データ送信処理部44における編集データ取得部49は、要求受信部41から渡されたデータ、具体的には編集データ送信要求に含まれている処理IDから特定できる当該編集処理にて生成された編集データを文書情報記憶部46から読み出す(ステップ241)。このとき、編集データ送信要求に未送信ページ情報が含まれているので、編集処理部43により生成された編集データのうち未送信ページ情報から特定されるページ以降の各ページに対応する編集データのみを文書情報記憶部46から読み出す。なお、編集処理部43が当該文書に対する編集処理を終了していれば、最終ページに対応する編集データまで読み出すことになるので、当該文書に対する編集データの送信は、今回で最後になる。ここで、当該文書を構成する全ページの編集データを送信した後に編集データ送信要求が送信されてくる場合、この場合は読み出すべき編集データが存在しないことになるが(ステップ242でN)、この場合の処理については後述する。編集データ取得部49により送信可能な編集データが取得されると、編集データ送信部50は、その編集データを編集データ送信要求送信元の利用クライアント70へ送信する(ステップ243)。
なお、編集データ送信要求に含める未送信ページ情報は、送信対象の編集データを特定することによって送信済みの編集データを再度送信しないようにするために利用される情報である。従って、未送信ページ情報を利用クライアント70側にて設定させる代わりに、未送信ページ情報に相当する情報を処理サーバ40に保持管理させるようにしてもよい。もちろん、ネットワーク負荷や通信時間等を考慮しなければ、送信済みの編集データを再度送信するようにしてもよい。あるいは、ステップ243において編集データ送信部50が送信した編集データを、文書情報記憶部46から削除するようにしてもよい。こうすれば、送信済みの編集データを再度送信することなく、かつ未送信ページ情報を用いる必要がない。
以上の編集データ送信要求受付時処理が終了すると、処理サーバ40では、要求受信部41による要求受信待ち状態に移行する(ステップ210)。
編集データ送信要求の送信後、応答待ちであった利用クライアント70において、編集データ受信部76は、要求送信先の処理サーバ40からの応答を受信する(ステップ304)。ここで、編集データ受信部76が処理サーバ40からの応答として1又は複数の編集データを受信した場合(ステップ305でY)、編集データ登録部77は、その受信した編集データを、編集処理対象の文書に対応付けしてファイルサーバ30に登録すると共に(ステップ306)、登録する編集データに対応するページの終了フラグのセットを指示する(ステップ307)。ファイルサーバ30における文書管理部31は、送られてきた編集データを、共有文書記憶部32に格納された当該文書データに対応付けして登録すると共に、指示に応じて該当するページの終了フラグをセットする。
なお、文書利用者は、システムにログインすることによって認証済みのユーザであり、共有文書記憶部32に格納された文書の利用、文書に付加する編集データの登録及び終了フラグのセットに関するアクセスは許可されている。
以上の編集データ取得処理により当該文書を構成する全ページの編集データがまだ取得できていないことを、終了フラグを参照することによって確認できると(ステップ308でN)、当該文書利用に基づく編集データ取得処理を終了する。
以上説明した編集データの取得処理は、いずれかのユーザによって文書が利用されるたびに繰り返し実行されることになり、利用クライアント70は、当該文書が利用される度に、その時点までに生成された編集データを処理サーバ40から取得してファイルサーバ30に登録することになる。そして、処理サーバ40が文書に対する編集処理を終了し、全ページの編集データを生成した後、いずれかのユーザによって当該文書が利用されると、利用クライアント70は、最終ページの編集データまで処理サーバ40から取得することになる。
なお、前述した文書利用時における編集データ取得処理は、複数の文書利用者によって同時並行して実施される可能性がある。つまり、複数のユーザによる文書の同時利用によって編集データ取得処理が同時並行して実施され、これにより同じ編集データを処理サーバ40から取得しようと処理される可能性が生じてくる。これを回避するために、処理サーバ40が送信した編集データを削除するようにすれば、このような事象を回避することができる。一方、終了フラグを用いる場合には、終了フラグへのアクセスをロックすることによって編集データ取得処理を排他的に実行するように制御する必要がある。
図9に戻ると、当該文書を構成する全てのページの編集データが取得されたことを、終了フラグを参照することによって確認できると(ステップ308でY)、以下に示す編集データ取得後の処理を実施する。図10は、処理サーバ40において実施される処理のうち文書全体の編集データがファイルサーバ30に登録された後に実施する処理を示したフローチャートであり、以下、この後処理について図9及び図10を用いて説明する。
終了フラグを参照することによって全ページの編集データの取得を確認すると(ステップ308でY)、後処理要求送信部73は、まずファイルサーバ30に格納されている文書に付加されたチケットを削除する(ステップ309)。続いて、後処理要求送信部73は、チケットが削除された文書の格納場所情報を取得し(ステップ310)、この格納場所情報、チケットに含まれている処理ID及び要求種別(ここでは編集後処理)を含む編集後処理要求を、削除したチケットに含まれるサーバIDにより特定できる処理サーバ40へ送信する(ステップ311)。
処理サーバ40では、要求受信部41が常時受信待ち状態にある。ここで、利用クライアント70から編集後処理要求が送られてくると、要求受信部41は、この要求を受け付ける(ステップ210)。そして、受信した要求に含まれる要求種別から編集後処理要求であることを認識すると、後処理実行部45に動作の開始を指示すると共に、受け付けたデータを渡す。このようにして、以下の説明する編集後処理要求受付時処理が実施される(ステップ220,250)。この処理については、図10を用いて説明する。
まず、要求受信部41からデータが渡されることにより動作を開始すると、後処理実行部45は、要求受信部41から渡されたデータ、具体的には編集後処理要求に含まれている処理IDから、当該編集処理対象となった文書及び当該文書に対する編集処理の実施により生成された編集データを文書情報記憶部46から削除する(ステップ251)。そして、後処理実行部45は、編集後処理要求に含まれている格納場所情報を、削除したデータの代わりに処理IDに対応付けして文書情報記憶部46に登録する(ステップ252)。以上の編集後処理要求受付時処理が終了すると、処理サーバ40では、要求受信部41による要求受信待ち状態に移行する(ステップ210)。
その後、利用クライアント70から編集データ取得要求が送られてくると、処理サーバ40では、編集データ送信要求受付時処理を実施することになるが(ステップ210,220,240)、編集データ取得部49は、編集データ取得要求に含まれる処理IDに対応した編集データを取得できずに格納場所情報を取得することになる(ステップ242でN)。これにより、格納場所情報送信部51は、その格納場所情報を編集データ送信要求送信元の利用クライアント70へ送信する(ステップ244)。
編集データ送信要求を送信した利用クライアント70における編集データ受信部76は、処理サーバ40からの応答として格納場所情報を受信した場合(ステップ305でN)、文書取得部71に文書をファイルサーバ30から再度取得させる指示を出す(ステップ312)。これにより、文書記憶部74に保存された文書は、ファイルサーバ30から取り出した最新の文書で更新される。すなわち、利用クライアント70には、文書と共に生成済みの編集データが取り込まれる。
なお、本実施の形態では、共有文書の格納手段としてファイルサーバ30を設けたが、クライアント20により共有可能に格納できるのであれば、ファイルサーバ30でなくてもよく、例えばいずれかのクライアント20に設けるなどしてもよい。
また、本実施の形態では、データファイルの一例である文書に対して編集処理を施して編集データを生成し、その生成した編集データを文書に付加することによって保存するようにした。ただ、データファイルに対して編集処理を直接施さなくても、例えば編集対象であるデータファイルに関連した情報に対して編集処理を実施して編集データを生成し、あるいは情報取得処理の実施等により、文書に付加するデータを得るような場合にも本発明は適用可能である。
本発明に係るデータファイル編集システムの一実施の形態を示した全体構成図である。 本実施の形態における各コンピュータのハードウェア構成図である。 本実施の形態におけるデータファイル編集システムのブロック構成図である。 本実施の形態の提供クライアントにおける処理を示したフローチャートである。 本実施の形態の処理サーバにおける処理を示したフローチャートである。 図5に示した編集処理要求受付時処理を示したフローチャートである。 本実施の形態において共有文書記憶部に文書を登録するときのデータ構成の例を示した図である。 図5に示した編集データ送信要求受付時処理を示したフローチャートである。 本実施の形態の利用クライアントにおける処理を示したフローチャートである。 図5に示した編集後処理要求受付時処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1 CPU、2 ROM、3 RAM、4 ハードディスクドライブ(HDD)、5 HDDコントローラ、6 マウス、7 キーボード、8 ディスプレイ、9 入出力コントローラ、10 ネットワークコントローラ、11 内部バス、12 ネットワーク、30 ファイルサーバ、31 文書管理部、32 共有文書記憶部(共有フォルダ)、40 処理サーバ、41 要求受信部、42 編集処理受付部、43 編集処理部、44 編集データ送信処理部、45 後処理実行部、46 文書情報記憶部、47 チケット生成部、48 チケット送信部、49 編集データ取得部、50 編集データ送信部、51 格納場所情報送信部、60 提供クライアント、61 編集処理依頼部、62 文書登録部、63 文書記憶部、64 処理サーバ情報記憶部、65 編集処理要求送信部、66 チケット受信部、70 利用クライアント、71 文書取得部、72 編集データ取得処理部、73 後処理要求送信部、74 文書記憶部、75 送信要求送信部、76 編集データ受信部、77 編集データ登録部、78 取得指示部。

Claims (10)

  1. データファイルを格納するファイル格納手段と、
    前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアントと、
    前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントと、
    データファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと、
    を有し、
    前記提供クライアントは、
    編集処理対象のデータファイル及び当該データファイルへの編集指示情報を含む編集処理要求を前記処理サーバへ送信する編集処理要求送信手段と、
    前記編集処理要求送信手段により送信された編集処理要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集処理属性情報を受信する編集処理属性情報受信手段と、
    編集処理対象のデータファイルと、当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報とを前記ファイル格納手段へ登録するファイル登録手段と、
    を有し、
    前記処理サーバは、
    前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段と、
    前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段と、
    前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理に関連付けられた処理識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段と、
    前記ファイル情報記憶手段に記憶されたデータファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行する編集処理実行手段と、
    前記編集処理実行手段による編集処理の実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して記憶する編集データ記憶手段と、
    前記利用クライアントから送られてくる編集データ送信要求を受信する送信要求受信手段と、
    前記送信要求受信手段による編集データ送信要求の受信に基づき当該編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行により生成された編集データを前記編集データ記憶手段から読み出し、編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する編集データ送信手段と、
    を有し、
    前記利用クライアントは、
    ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報を前記ファイル格納手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を含む編集データ送信要求を前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段と、
    前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段と、
    を有することを特徴とするデータファイル編集システム。
  2. 前記利用クライアントは、さらに、
    前記編集データ受信手段により受信した編集データを、前記編集処理対象として選択されたデータファイルに対応づけて前記ファイル格納手段へ登録する編集データ登録手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のデータファイル編集システム。
  3. 前記利用クライアントは、さらに、
    前記編集処理属性情報に含まれる処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された全ての編集データを取得すると、該当処理識別情報及び前記全ての編集データの格納場所情報とを含む編集後処理要求を前記処理サーバへ送信する後処理要求送信手段
    を有し、
    前記処理サーバは、さらに
    前記利用クライアントから送られてくる編集後処理要求を受信する後処理要求受信手段と、
    前記編集後処理要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実行されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から、編集処理対象のデータファイルを前記ファイル情報記憶手段から、それぞれ削除する削除手段と、
    編集後処理要求に含まれている格納場所情報を当該処理識別情報に対応付けして前記ファイル情報記憶手段に登録する格納場所情報登録手段と、
    前記編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された編集データが前記削除手段により削除されていた場合、前記ファイル情報記憶手段に当該処理識別情報に対応付けして登録されている格納場所情報を編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する格納場所情報送信手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のデータファイル編集システム。
  4. データファイルを格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアント及び前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントと共にデータファイル編集システムに含まれ、データファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバを、
    前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段、
    前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理に関連付けられた処理識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段、
    前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段、
    前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段に記憶された当該データファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行する編集処理実行手段、
    前記編集処理実行手段による編集処理の実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して編集データ記憶手段に保存する編集処理手段、
    前記利用クライアントから送られてくる編集データ送信要求を受信する送信要求受信手段、
    前記送信要求受信手段による編集データ送信要求の受信に基づき当該編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実施されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から読み出し、編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信する編集データ送信手段、
    として機能させるためのデータファイル処理プログラム。
  5. 請求項4記載のデータファイル処理プログラムにおいて、前記処理サーバを更に、
    前記利用クライアントから送られてくる編集後処理要求を受信する後処理要求受信手段、
    前記編集後処理要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理が実行されたことで生成された編集データを前記編集データ記憶手段から、編集処理対象のデータファイルを前記ファイル情報記憶手段から、それぞれ削除する削除手段、
    編集後処理要求に含まれているファイル格納場所情報を当該処理識別情報に対応付けして前記情報記憶手段に登録する格納場所情報登録手段、
    前記送信要求受信手段により受信された編集データ送信要求に含まれている処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された編集データが前記削除手段により削除されていた場合、前記ファイル情報記憶手段に当該処理識別情報に対応付けして登録されているファイル格納場所情報を編集データ送信要求元の前記利用クライアントへ送信するファイル格納場所情報送信手段、
    として機能させるためのデータファイル処理プログラム。
  6. データファイルを格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルを提供する提供クライアント及びデータファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと共にデータファイル編集システムに含まれ、前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルを利用する利用クライアントを、
    ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報前記ファイル格納手段から取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された編集処理属性情報から処理識別情報を取り出し、その処理識別情報を含む編集データ送信要求を、編集処理属性情報に含まれているサーバ識別情報から特定される前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段、
    前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段、
    として機能させるためのデータファイル利用プログラム。
  7. 請求項6記載のデータファイル利用プログラムにおいて、前記利用クライアントを更に、
    前記編集データ受信手段により受信した編集データを、前記編集処理対象として選択されたデータファイルに対応づけて前記ファイル格納手段へ登録する編集データ登録手段
    として機能させるためのデータファイル利用プログラム
  8. 請求項6記載のデータファイル利用プログラムにおいて、前記利用クライアントを更に、
    前記編集処理属性情報に含まれる処理識別情報により特定される編集処理の実行に伴い生成された全ての編集データを取得すると、該当処理識別情報及び前記全ての編集データの格納場所情報とを含む編集後処理要求を前記処理サーバへ送信する後処理要求送信手段
    として機能させるためのデータファイル利用プログラム。
  9. 共有化されたデータファイルをクライアントからのみアクセス可能に格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルの提供者が使用する提供クライアント及び前記ファイル格納手段に格納されたデータファイルの利用者が使用する利用クライアントと共にデータファイル編集システムに含まれ、
    前記提供クライアントから送られてくる編集処理要求を受信する編集処理要求受信手段と、
    前記編集処理要求受信手段により受信され編集処理要求に応じて実施する編集処理を識別する処理識別情報及び自己のサーバ識別情報を含む編集処理属性情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された編集処理属性情報を編集処理要求送信元の前記提供クライアントへ送信する属性情報送信手段と、
    前記編集処理要求受信手段により受信された編集処理要求に含まれるデータファイルを記憶するファイル情報記憶手段に記憶された当該データファイルに対して、編集処理要求に含まれる編集指示情報により特定される編集処理を実行し、その実行に伴い生成された編集データを、前記生成手段により生成された編集処理属性情報に含まれる処理識別情報を付加して編集データ記憶手段に保存する編集処理手段と、
    を有することを特徴とする処理サーバ。
  10. 共有化されたデータファイルをクライアントからのみアクセス可能に格納するファイル格納手段、前記ファイル格納手段に格納されるデータファイルの提供者が使用する提供クライアント及びデータファイルに対して要求された編集処理を実行する処理サーバと共にデータファイル編集システムに含まれ、
    ユーザにより編集処理対象として選択されたデータファイルおよび当該データファイルに対応づけられた編集処理属性情報前記ファイル格納手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された編集処理属性情報から処理識別情報を取り出し、その処理識別情報を含む編集データ送信要求を、編集処理属性情報に含まれているサーバ識別情報から特定される前記処理サーバへ送信する送信要求送信手段と、
    前記送信要求送信手段により送信された編集データ送信要求に応じて前記処理サーバから送られてくる編集データを受信する編集データ受信手段と
    を有することを特徴とする利用クライアント。
JP2007143022A 2007-05-30 2007-05-30 データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント Expired - Fee Related JP5151251B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007143022A JP5151251B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント
US12/033,930 US20080301261A1 (en) 2007-05-30 2008-02-20 Data file edit system, storage medium, process server, and user client

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007143022A JP5151251B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008299478A JP2008299478A (ja) 2008-12-11
JP5151251B2 true JP5151251B2 (ja) 2013-02-27

Family

ID=40089519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007143022A Expired - Fee Related JP5151251B2 (ja) 2007-05-30 2007-05-30 データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20080301261A1 (ja)
JP (1) JP5151251B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5383335B2 (ja) * 2008-07-03 2014-01-08 キヤノン株式会社 データ送信装置、送信制御方法及びプログラム
US20150127630A1 (en) * 2013-11-05 2015-05-07 Combustec Co., Ltd System and method for processing virtual interview using division content
JP6379920B2 (ja) * 2014-09-19 2018-08-29 富士ゼロックス株式会社 端末装置、文書サーバコンピュータ、文書管理システム及びプログラム
US20160306782A1 (en) * 2015-04-20 2016-10-20 Infraware Inc. Method and apparatus for sharing common documents using dualized server
US10924491B2 (en) * 2018-09-24 2021-02-16 Sap Se Process manager for digital communication
CN110011807B (zh) * 2019-03-25 2021-12-24 创新先进技术有限公司 一种关键信息维护方法及系统
CN110110307A (zh) * 2019-04-19 2019-08-09 国网天津市电力公司 一种基于云技术的工程前期信息编辑共享系统
US11128765B2 (en) 2019-10-03 2021-09-21 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10924615B1 (en) 2019-10-03 2021-02-16 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US11108920B2 (en) 2019-10-03 2021-08-31 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10827082B1 (en) 2019-10-03 2020-11-03 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10848628B1 (en) 2019-10-03 2020-11-24 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10708358B1 (en) 2019-10-03 2020-07-07 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10951779B1 (en) 2019-10-03 2021-03-16 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods
US10812667B1 (en) * 2019-10-03 2020-10-20 Starfish Technologies LLC Cloud-based scanning systems and remote image processing methods

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5835601A (en) * 1994-03-15 1998-11-10 Kabushiki Kaisha Toshiba File editing system and shared file editing system with file content secrecy, file version management, and asynchronous editing
US6516339B1 (en) * 1999-08-18 2003-02-04 International Business Machines Corporation High performance client/server editor
US7382380B1 (en) * 1999-12-16 2008-06-03 Eastman Kodak Company On demand techniques for using data associated with a digital image suitable for rasterization at any resolution
JP2003288336A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Brother Ind Ltd 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体
US7172120B2 (en) * 2002-12-10 2007-02-06 Carekey, Inc. Method of and system for entering physical records into an electronic data store
KR20040065479A (ko) * 2003-01-14 2004-07-22 삼성전자주식회사 인터넷을 이용한 멀티미디어 파일 편집 시스템 및 방법
JP2004288057A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Fuji Xerox Co Ltd 処理実行プログラム、作成装置、処理実行装置、及び処理実行方法
EP1515233A3 (en) * 2003-08-06 2007-03-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method, server and client for reducing processing time in synchronous communication in a client-server distributed system
JP4727954B2 (ja) * 2003-08-06 2011-07-20 パナソニック株式会社 クライアントサーバ型分散システムで用いられる方法、サーバ、およびクライアント
US20050240773A1 (en) * 2004-04-21 2005-10-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Secure file sharing

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008299478A (ja) 2008-12-11
US20080301261A1 (en) 2008-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151251B2 (ja) データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント
JP4811808B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体
US20010028363A1 (en) Method for receiving and managing electronic files and file-managing device used therefor
US20110173270A1 (en) Conferencing Apparatus And Method
US20020072947A1 (en) Owner identification of collaboration work object
US20090044283A1 (en) Document management apparatus, document management system and method, and computer-readable medium
US10180814B2 (en) User terminal, image processing device and cloud server to identify plural user information to execute an image processing job upon validating an user information
JP2008084324A (ja) 文書管理システム、装置、及び方法
US20100141983A1 (en) System, method, and apparatus for networked print management
JP2014056319A (ja) 情報処理装置およびプログラム、制御方法
JP6041622B2 (ja) 印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、及びコンピュータプログラム
US20110238682A1 (en) Document management system and method
JP2008299626A (ja) 会議システム、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP5012525B2 (ja) セキュリティポリシーサーバ、セキュリティポリシー管理システム及びセキュリティポリシー管理プログラム
JP6131647B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及びファイル管理システム
JP2007156624A (ja) 文書処理装置及びその制御方法、文書管理システム、並びに制御プログラム
JP5219596B2 (ja) ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法、及びコンピュータプログラム
JP2008262449A (ja) 文書管理装置及び文書処理プログラム
JP2007172403A (ja) デジタル資産管理システム及びデジタル資産管理方法
JP2001216260A (ja) サーバ
JP4072375B2 (ja) 文書管理サーバ、文書管理サーバの制御方法及びプログラム
JP6011604B2 (ja) ワークフローシステム、ワークフロー管理装置、ワークフロー管理方法及びプログラム
JP2021043822A (ja) コンテンツ提供システム、サーバ、およびプログラム
JPH1139341A (ja) Wwwシステムにおけるページ表示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP2010198444A (ja) 印刷データ保存サーバ、プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5151251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees