JP5151184B2 - 情報表示システム及び情報表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示システム及び情報表示方法に関する。
現在、パーソナルコンピュータの進歩にともない複数のコンピュータシステムを組み合せて用いる機会が増えてきている。しかし、利用者にとって複数のコンピュータシステムの間での情報を交換する際の煩雑さは軽減されていない。例えば2台のコンピュータシステムの間でファイルを交換する場合、電子メールで送信先のコンピュータシステムに転送する、或いは、共用でアクセス可能なファイルシステムを用意して該ファイルシステムにファイルを転送するといった煩雑な操作を行う必要がある。
このようなことから従来、複数のコンピュータ間で情報を交換する際の煩雑さを軽減することを目的とする種々の発明がなされている。
特許文献1には、ペンタブレットデバイスにより複数のコンピュータシステムをネットワークで接続しておき、複数機器間でのドラッグアンドドロップにより情報を転送する方法が開示されている。また、特許文献2には、複数のコンピュータ間をネットワークで接続し、複数のコンピュータの間でのドラッグアンドドロップ操作を実現する技術が開示されている。
特許文献1及び2に開示された発明では、複数のコンピュータ間で情報を交換する際の煩雑さを軽減するために、コンピュータの生成するオブジェクト(ファイルのアイコン等)を利用者がマウス等のデスクトップ上操作に適したポインティングデバイスを用いている。
特開2003―256859号公報 特開2001―136504号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示された発明では、複数のコンピュータシステムの間に物理的に距離が空いている場合の操作に適していなかった。つまり、大画面の座標入力装置(電子黒板装置)を用いた情報操作のように、利用者の身体的な移動が大きくキーボードやマウスを頻繁に用いることが難しい場合の操作に適していなかった。また、複数人で同時的に利用することに適していなかった。
本発明は、上記の点に鑑みて、この問題を解決するために発明されたものであり、複数のスクリーン間で表示情報の交換を効果的に実現する情報表示システム及び情報表示方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の情報表示システムは、表示部及び該表示部に表示される所定のオブジェクトの操作のための入力部を有する複数のクライアント装置を備えた情報表示システムであって、前記複数のクライアント装置の表示部をまとめて統一表示部として管理する表示部管理手段と、前記複数のクライアント装置の表示部に表示されるオブジェクトを、前記統一表示部における該オブジェクトの位置情報と共に管理するオブジェクト管理手段と、前記複数のクライアント装置の入力部におけるオブジェクトの操作に基づいて、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトの位置情報を更新するオブジェクト更新手段と、前記オブジェクト管理手段により管理されたオブジェクトを、前記複数のクライアント装置の表示部における表示のために前記複数のクライアント装置に送信するオブジェクト送信手段とを有し、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトが、前記統一表示部において前記複数のクライアント装置の内の任意の異なる2つの第1及び第2のクライアント装置の表示部を跨いで位置するとき、該第1及び第2のクライアント装置における該オブジェクトの操作が該オブジェクトの移動であり、且つ、移動方向が反対方向である場合、前記オブジェクト更新手段は、さらに、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトを複製するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報表示システムにおいて、前記複数のクライアント装置の各々は、他のクライアント装置との位置関係を取得するための位置検出手段を有し、前記表示部管理手段は、さらに、前記位置検出手段により検出された位置関係を前記統一表示部に反映させるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報表示システムにおいて、前記オブジェクトの操作とは、該オブジェクトの新規作成、移動、リサイズ、内容変更又は削除のいずれかの操作であり、前記複数のクライアント装置の各々は、前記オブジェクトの操作に係るコマンド情報を、該電子黒板装置の表示部に表示されたオブジェクトにおける位置情報と対応付けて保持するコマンド情報保持手段と、前記コマンド情報保持手段により保持されたコマンド情報から、前記表示部においてユーザのタッチ操作が行われた位置に対応するコマンド情報を選択するコマンド情報選択手段とを有し、前記オブジェクト更新手段は、さらに、前記コマンド情報選択手段により選択されたコマンド情報で示される操作を、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトに施すように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報表示システムにおいて、前記複数のクライアント装置の一以上は、入力部と表示部が積層された電子黒板装置であり、前記入力部におけるオブジェクトの操作は、前記表示部に表示されたオブジェクトに対するユーザのタッチ操作により行われるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の情報表示方法は、表示部及び該表示部に表示される所定のオブジェクトの操作のための入力部を有する複数のクライアント装置と、該複数のクライアント装置の表示部をまとめて統一的に統一表示部として管理する表示部管理部、前記複数のクライアント装置の表示部に表示されるオブジェクトを前記統一表示部における該オブジェクトの位置情報と共に管理するオブジェクト管理部を備えたサーバ装置とを有する情報表示システムにおける情報表示方法であって、前記複数のクライアント装置の入力部におけるオブジェクトの操作に基づいて、前記オブジェクト管理部において管理されるオブジェクトの位置情報を更新するオブジェクト更新工程と、前記オブジェクト管理部において管理されたオブジェクトを、前記複数のクライアント装置の表示部における表示のために前記複数のクライアント装置に送信するオブジェクト送信工程と、前記複数のクライアント装置の表示部が、前記オブジェクト送信工程において送信された
オブジェクトを表示するオブジェクト表示工程とを有し、前記オブジェクト管理部により管理されるオブジェクトが、前記統一表示部において前記複数のクライアント装置の内の任意の異なる2つの第1及び第2のクライアント装置の表示部を跨いで位置するとき、該第1及び第2のクライアント装置における該オブジェクトの操作が該オブジェクトの移動であり、且つ、移動方向が反対方向である場合、前記オブジェクト更新工程は、さらに、前記オブジェクト管理部により管理されるオブジェクトを複製するように構成することができる。
本発明の情報表示システム及び情報表示方法によれば、複数のスクリーン間で表示情報の交換を効果的に実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(情報表示システム概要)
まず、図1を用いて本実施の形態に係る情報表示システムでのユーザの操作の様子を概念的に説明する。概念的な挙動を説明した後に、その実現手段を説明していく。ここでは、情報表示システムの一例として、大画面の電子黒板装置を複数台利用する電子黒板システムに適用した場合について説明を行う。
図1において、電子黒板システムは、表示部(表示装置)と該表示部に表示される所定のオブジェクトの操作のためのタッチスクリーンによる入力部(座標入力装置)が積層された装置である電子黒板装置1A、1Bにより構成される。所定のオブジェクトとは、例えば画像、文書を表示するためのウィンドウである。以降、電子黒板装置1A、1Bを含む複数の電子黒板装置を総称して電子黒板装置1とする。また、電子黒板装置1の詳細は図2を用いて後述する。
図1(1)では、利用者Aは電子黒板装置1A上に表示されたオブジェクトを電子黒板装置1Bに移動させようとしている。図1(2)のように、利用者Aは手や指を用いたドラッグ操作によりオブジェクトを電子黒板装置1B側に移動させる。
ここで、利用者Aがオブジェクトを電子黒板装置1Aから電子黒板装置1Bに移動させる動作としては例えば以下の3方法が考えられる。
1番目の方法は、図1(3)のように、利用者Aが自分の操作したオブジェクトを電子黒板装置1Aから電子黒板装置1Bの方向にドラッグさせることで、そのまま電子黒板装置1Bに移動させる方法である。
2番目の方法は、図1(3a)のように、利用者Aが電子黒板装置1Bに物理的に体を移動させて電子黒板装置1B上でドラッグ操作を続けることにより、オブジェクトを移動させる方法である。
3番目の方法は、図1(3b)のように、複数人、ここでは利用者A、B、がそれぞれ電子黒板装置1A、1B上で同一のオブジェクトを操作することにより、オブジェクトを移動させる方法である。利用者Aも利用者Bも同一方向(図では右方向)にドラッグ操作すると図1(3a)と同様の動作を行うことができる。さらには、利用者Aと利用者Bが反対方向(図では利用者Aは左方向、利用者Bは右方向)にドラッグ操作すると図1(3b)のようにオブジェクトを「複製」するといった複数人ならではのオブジェクトの操作を提供することができる。
以上が本発明を複数の電子黒板装置により構成される電子黒板システムに適用した場合の概念的な挙動である。これにより、複数の電子黒板装置の表示部を介して情報共有を実現することができる。以降、これを実現するための実現手段について説明する。
(情報表示システム構成)
次に、図2を用いて本実施の形態に係る情報表示システムのシステム構成について説明する。図2では、情報表示システム(ここでは電子黒板システム)構成の一例として、複数(図2では一つ)のクライアント装置10とサーバ装置20から構成されるクライアントサーバシステムを例に説明を行う。
図2において、電子黒板システム1は、LAN等のネットワークを介して接続された複数のクライアント装置10、サーバ装置20により構成される。また、クライアント装置10は、クライアントPC11及び該クライアントPC11とケーブル等により接続された電子黒板装置(座標入力・表示装置)12により構成される。さらに、電子黒板装置12には、利用者認証手段13、近接センサー14が備えられている。
クライアントPC11、サーバ装置20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えた汎用のPC装置である。
電子黒板装置12は、タッチスクリーン等の座標入力部と表示部が積層された装置である。
利用者認証手段13は、当該電子黒板装置12の利用者を特定するための装置である。例えばRFID(Radio Frequency IDentification)端末である。利用者が携帯するRFIDタグのIDを受信することにより利用者を特定する。また、例えばカメラ等の撮像手段によって撮影された画像に基づいて認識することにより利用者を特定してもよい。
近接センサー14は、他のクライアント装置10との位置関係(物理的な距離)を検出するための位置検出手段を備えた位置検出装置である。例えば、超音波センサーの発信機2つ、受信機1つにより構成される。複数の電子黒板装置12の各々がこのような近接センサー14を有することにより、三角測量の要領で互いの相対的な位置関係を検出することができる。これにより、複数のクライアント装置10同士が物理的な近接関係を識別できるので、特に各々のクライアント装置10にネットワークの接続関係を明示的に与えなくても、一番物理的に距離が近いクライアント装置10に対して情報交換を行うことができる。なお、GPS(Global Positioning System)又は地磁気センサー等であってもよい。
以上で示されるシステム構成により、本実施の形態に係る情報表示システム(ここでは電子黒板システム)1では、複数のクライアント装置10の電子黒板装置12間で表示情報の交換を効果的に実現する。
なお、本実施の形態に係る情報表示システム1では、上記のようなクライアントサーバシステムの構成をとっているがこの場合に限らない。例えば、サーバ装置20を用いずに複数のクライアント装置10の内のいずれか一つが上記サーバ装置20の機能を実現する構成、又は複数のクライアント装置10がサーバ装置20の機能を分散して実現する構成であってもよい。
さらに、クライアント装置10はクライアントPC11と電子黒板装置12と接続されている構成をとっているがこの場合に限らない。例えば、電子黒板装置12の代わりとしてマウス、キーボード等の入力部と液晶ディスプレイ装置等の表示部を備えた一般的なPC装置を用いてもよい。
(ネットワーク構成)
続いて、図3を用いて本実施の形態に係る情報表示システムのネットワーク構成について説明する。図3では、本実施の形態に係る情報表示システムのネットワーク構成の一例として、LAN又はインターネット等のネットワークを介して複数のクライアント装置10とサーバ装置20とが接続され、通信を行う形態のネットワーク構成が示されている。
サーバ装置20が複数のクライアント装置10の表示部及び該表示部に表示されるオブジェクトを一元的に管理することにより、複数の表示部間で表示情報の交換を効果的に実現することができる。これを実現するための機能の構成及び各機能の詳細について以降説明する。
(機能の構成例)
続いて、図4を用いて本実施の形態に係る情報表示システムの機能の構成について説明する。ここでは、クライアント装置10、サーバ装置20の各装置が有する機能の構成の一例について順に説明を行う。
図4において、クライアント装置10は、PC情報取得手段101、起動情報通知手段102、位置検出手段(近接検出手段)103、利用者認証手段104、座標入力手段105、コマンド情報選択手段106、コマンド情報送信手段107、コマンド情報保持手段108、サーバオブジェクト受信手段109、クライアントオブジェクト更新手段110、クライアントオブジェクト表示手段111、クライアントオブジェクト管理手段112を有する。
図4において、サーバ装置20は、起動情報受信手段201、表示テーブル更新手段202、表示テーブル管理手段203、コマンド情報受信手段204、表示テーブル参照手段205、サーバオブジェクト参照手段206、サーバオブジェクト更新手段207、サーバオブジェクト送信手段208、サーバオブジェクト管理手段209を有する。
以上の機能の構成により、本実施の形態に係る情報表示システム1では、サーバ装置20が複数のクライアント装置10の表示部及び該表示部に表示されるオブジェクトを一元的に管理することにより、複数のクライアント装置10間の表示情報の交換を効果的に実現する。
以降、上記各手段の実現する機能及び動作について、図5〜17を参照した具体例に基づいて説明する。
(PC情報取得手段101、起動情報送信手段102の動作)
まず、図5を用いて本実施の形態に係るPC情報取得手段101、起動情報送信手段102の実現する機能及び動作の例について説明を行う。ここでは、クライアント装置10が該クライアント装置10の表示部を含む情報をサーバ装置20に対して通知する動作を行う。
PC情報取得手段101は、クライアントPC11のネットワーク上のIPアドレスや電子黒板装置12のスクリーンサイズ等のクライアント装置10のPC情報を取得する。起動情報送信手段102は、クライアントPC11の起動時にPC情報取得手段101により取得された情報を起動情報としてサーバ装置20に対して送信する。また、近接センサー等の位置検出手段103により検出された他のクライアント装置10との位置関係(近接関係)をサーバ装置20に対して送信する機能を有する。
図5を用いてPC情報取得手段101、起動情報送信手段102の実現する動作の一例を説明する。
利用者がクライアントPC11を起動すると(S11)、PC情報取得手段101は、電子黒板装置12のスクリーンサイズ等のスクリーン情報を取得する(S12)。ここでは、クライアントPC11のOS(Operating System)の提供するAPI(Application Program Interface)等を呼び出すことにより取得する。
ステップS13へ移って、PC情報取得手段101はクライアントPC11のネットワーク上のIPアドレスを取得する(S13)。続いてステップS14へ移って、起動情報送信手段102は、ステップS12、S13において取得された起動情報をサーバ装置20に対して送信する。
以上の動作により、クライアント装置10は該クライアント装置10の表示部に係る情報を起動情報としてサーバ装置20に対して通知する動作を行う。
(起動情報受信手段201、表示テーブル更新手段202の動作)
次に、図6を用いて本実施の形態に係る起動情報受信手段201、表示テーブル更新手段202の実現する機能及び動作の例について説明を行う。ここでは、サーバ装置20がクライアント装置10から受信した起動情報を管理する動作を行う。
起動情報受信手段201は、クライアント装置10の起動情報送信手段102により送信された起動情報を受信する。表示テーブル更新手段202は、起動情報受信手段201により受信した起動情報に基づいて後述の表示テーブル管理手段203により管理される情報を更新する。
図6を用いて起動情報受信手段201、表示テーブル更新手段202の実現する動作の一例を説明する。
クライアントPC11が起動すると、起動情報受信手段201は、起動情報送信手段102から起動情報を受信する(S21)。起動情報とは、クライアントPC11のネットワーク上のIPアドレスや電子黒板装置12のスクリーンサイズ、他のクライアント装置10との位置関係を示す情報などである。ステップS21において起動情報を受信すると(S21、YES)、ステップS22へ移る。起動情報を受信していないと(S21、NO)、ステップS21に戻り待ち状態になる。
ステップS22へ移った場合、表示テーブル更新手段202は、後述の表示テーブル管理手段203における表示テーブルの項目を追加する(S22)。ここでは、サーバ装置20が複数のクライアント装置10の表示部の情報を一元的に管理するために、複数のクライアント装置10の各々に表示テーブルの項目を設ける(図7参照)。なお、表示テーブル管理手段203については、図7を用いて詳細に後述する。
ステップS23へ移って、表示テーブル更新手段202は、ステップS21において受信したIPアドレスを表示テーブル管理手段203に登録する(S23)。ステップS24へ移って、表示テーブル更新手段202は、ステップS21において受信した電子黒板装置12のスクリーンサイズの情報を表示テーブル管理手段203に登録する(S24)。
以上の動作により、サーバ装置20が、クライアント装置10から受信した起動情報に基づいて表示テーブル管理手段203により管理される情報を更新する動作を行う。
(表示テーブル管理手段203により管理される情報)
続いて、図7、8を用いて本実施の形態に係る表示テーブル管理手段203の機能及び該表示テーブル管理手段203により管理される情報の例について説明を行う。
表示テーブル管理手段203は、複数のクライアント装置10の表示部をまとめて統一表示部として管理する。例えばサーバ装置20上のRAM等の記憶装置である。
図7に示されるように、複数のクライアント装置10の各々に設けられた表示テーブルには、ID番号、IPアドレス、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)の項目がある。
ID番号は、サーバ装置20に接続した複数のクライアント装置10の各々に対して割り振られたユニークなIDである。IPアドレスは、クライアント装置10のIPアドレスである。表示位置(X,Y)、表示サイズ(W、H)は、複数のクライアント装置10の表示部をまとめて仮想的に統一表示部とする際の該統一表示部における各々のクライアント装置10の物理的な位置関係を示すものである。
図8を用いてより詳細に説明する。図8は、図7のID1〜3のクライアント装置10の表示部が仮想的に統一表示部、つまり一枚の表示部として管理される場合の統一表示部を示している。
図8では、ID1のクライアント装置10の表示部の右隣はID2のクライアント装置10の表示部、ID2のクライアント装置10の表示部の右隣はID3のクライアント装置10の表示部であることが示されている。図7における表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)は、それぞれ図8の統一表示部における各々のクライアント装置10の表示部の原点、大きさを示している。
なお、表示サイズ(W、H)は、例えば電子黒板装置12のスクリーンサイズに基づいて決定されるものである。表示位置(X、Y)は、既に表示テーブル管理手段203により管理されたクライアント装置10との位置関係に基づいて決定されるものである。例えば図7上のID2のクライアント装置10の表示位置(X、Y)のX:800は、ID1のクライアント装置10の表示サイズ(W、H)のW:800に基づいて決定されている。
以上に示されるように、表示テーブル管理手段203は、複数のクライアント装置10の表示部をまとめて統一表示部として管理するが、統一表示部は図8のようにIDの順番に右隣に生成する場合に限らない。例えば、位置検出手段103により検出された他のクライアント装置10との位置関係を反映させたものであってもよい。例えば、一番物理的に距離が近いクライアント装置10を隣に生成することにより反映する。
(利用者認証手段104の動作)
続いて、図9を用いて本実施の形態に係る利用者認証手段104の実現する機能及び動作の例について説明を行う。ここでは、クライアント装置10の付近にいる利用者Aを識別認証する動作を行う。
利用者認証手段104は、当該クライアント装置10(又は、特に電子黒板装置12)の利用者を認証するための装置である。ICタグリーダ等のRFID端末及びIC(RFID)タグ等により構成される。
図9では、ICタグリーダは、利用者Aが携帯するアクティブRFID等のICタグに記録した利用者Aの識別情報を認識することにより利用者を特定する。これによりクライアント装置10の付近にいる利用者を識別認証する。
(利用者認証手段104、座標入力手段105、コマンド情報選択手段106、コマンド情報送信手段107の動作)
続いて、図10を用いて本実施の形態に係る利用者認証手段104、座標入力手段105、コマンド情報選択手段106、コマンド情報送信手段107の実現する機能及び動作の例について説明を行う。
前述のPC情報取得手段101、起動情報送信手段102の動作では、クライアント装置10が該クライアント装置10の表示部に係る情報をサーバ装置20に対して通知する動作を行った。ここでは、クライアント装置10の表示部に表示されるオブジェクト等に対する操作に係る情報などをサーバ装置20に送信する動作を行う。
利用者認証手段104については前述したため、ここでは説明を省略する。座標入力手段105は、タッチスクリーン等における座標入力を検知して入力する。例えば当該クライアント装置10が座標入力部と表示部が積層された電子黒板装置12を有する場合、電子黒板装置12に表示されたオブジェクトに対するユーザのタッチ操作により入力を行う。
コマンド情報選択手段106は、座標入力手段105において入力された座標値などに基づいて、後述のコマンド情報保持手段108により保持されたコマンド情報からサーバ装置20に送信するコマンド情報を選択する。
コマンド情報送信手段107は、コマンド情報選択手段106により選択されたコマンド情報をサーバ装置20に送信する。また、コマンド情報の他に、利用者認証手段104から受信した利用者の識別情報、座標入力手段105により入力された座標値を送信する。
図10を用いて利用者認証手段104、座標入力手段105、コマンド情報選択手段106、コマンド情報送信手段107の実現する動作の一例を説明する。
まず、利用者認証手段104は、利用者の識別(認証)を行う(S31)。ここでは、利用者認証手段104であるICタグリーダが、利用者の携帯するICタグに記憶された利用者の識別情報を認識することにより利用者の識別(認証)を行う。
次に、座標入力手段105は、座標入力を検知して入力する(S32)。ここでは、クライアント装置10の表示部における利用者の手や指などのタッチ操作による座標入力を検知して入力する。ステップS32において座標入力を検知して入力すると(S32、YES)、ステップS33へ移る。座標入力を検知しないと(S32、NO)、ステップS32に戻り待ち状態になる。
ステップS33へ移った場合、コマンド情報選択手段106は、ステップS32における入力情報に基づいて、後述のコマンド情報保持手段108により保持されたコマンド情報からサーバ装置20に送信するコマンド情報を選択する(S33)。コマンド情報とは、例えばオブジェクトの新規作成、移動、削除などのオブジェクトの操作に係る情報である。コマンド情報保持手段108については、図11、12を用いて詳細に後述する。
続いてステップS34へ移って、コマンド情報送信手段107は、ステップS33において選択されたコマンド情報をサーバ装置20に送信する(S34)。ここでは、さらに、ステップS31で認証された利用者の識別情報、ステップS32で入力された座標値、当該クライアント装置の識別情報等をサーバ装置20に送信する。
以上の動作により、クライアント装置10の表示部に表示されるオブジェクト等に対する操作に係る情報などをサーバ装置20に送信する動作を行う。
なお、ステップS33において、コマンド情報選択手段106は、ステップS32における入力情報に基づいてコマンド情報を選択したが、この場合に限らない。例えばカメラ等の撮像手段によって撮影された画像に基づいて利用者のジェスチャ等を認識し、認識されたジェスチャに従ってコマンド情報を選択してもよい。
(コマンド情報保持手段108の動作)
続いて、図11、12を用いて本実施の形態に係るコマンド情報保持手段108により保持される情報の例について説明を行う。
コマンド情報保持手段108は、利用者が入力するコマンド情報のリストを保持する。さらに、クライアント装置10の表示部に表示された画面上の位置情報(オブジェクトにおける位置情報)と対応付けて保持する。
図11では、コマンド情報のリストとして、オブジェクトの新規作成を示すCREATE、オブジェクトの移動を示すMOVE、オブジェクトの大きさ変更を示すRESIZE、オブジェクトの内容の更新を示すSET、オブジェクトの削除を示すDELETEが示されている。
これらのコマンド情報で示されるコマンドの各々は、クライアント装置10の表示部に表示されたボタン(図12参照)により実現されており、座標入力手段105による入力に基づいて該当するコマンド情報が選択される。また、これらのコマンドの各々は、クライアント装置10の利用者のジェスチャにより実現されてもよい。予めコマンド毎に該コマンドを実現するためのジェスチャが設定情報として設定される。この場合、例えばカメラ等の撮像手段によって撮影された画像に基づいて利用者のジェスチャ等を認識し、認識されたジェスチャに従って該当するコマンド情報が選択される。ジェスチャとは、例えば利用者による空間上の指の移動であり、この場合MOVEのコマンドは、指の移動方向へのオブジェクトの移動として保持される。
以上のように、コマンド情報保持手段108は、クライアント装置10の表示部における表示内容又はジェスチャ等と対応付けて保持する。これにより、例えば座標入力手段105により入力された位置(ユーザのタッチ操作が行われた位置)に対応するコマンド情報がコマンド情報選択手段106により選択される。
図12を用いて、コマンド情報選択手段106がコマンド情報を選択する動作を模式的に説明する。ここでは、クライアント装置10の表示部上に表示されたオブジェクトを座標入力手段105による入力に基づいて操作する。オブジェクトは、例えばGUI(Graphical User Interface)におけるウィンドウであり、タイトルバーやウィンドウの大きさを調整するボタン及びウィンドウを閉じるボタンが設けられている。
クライアント装置10の表示部上のウィンドウのない位置において座標入力手段105により入力がされると、オブジェクトの新規作成を示すCREATEコマンドを選択する。ウィンドウ上部のタイトルバー上で座標入力手段105により入力がされ、さらに押下された状態でドラッグ処理を施されると、オブジェクトの移動を示すMOVEコマンドを選択する。
ウィンドウの右下部分で座標入力手段105により入力され、さらに押下された状態でドラッグ処理を施されるとオブジェクトのサイズ変更を示すRESIZEコマンドを選択する。ウィンドウの右上部分を座標入力手段105により入力されると、オブジェクトの削除を示すDELETEコマンドを選択する。
以上図12を用いて説明したように、コマンド情報選択手段106は、コマンド情報保持手段108により保持されたコマンド情報から、座標入力手段105により入力された位置(ユーザのタッチ操作が行われた位置)及び入力された座標値の変化に対応するコマンド情報を選択する。
(コマンド情報受信手段204、表示テーブル参照手段205、サーバオブジェクト参照手段206、サーバオブジェクト更新手段207、サーバオブジェクト送信手段208の動作)
続いて、図13を用いて本実施の形態に係るコマンド情報受信手段204、表示テーブル参照手段205、サーバオブジェクト参照手段206、サーバオブジェクト更新手段207、サーバオブジェクト送信手段208の実現する機能及び動作の例について説明を行う。
ここでは、サーバ装置20がクライアント装置10のコマンド情報送信手段107から受信した情報に基づいて、該サーバ装置20が管理するオブジェクトの情報を更新し、さらに更新された情報をクライアント装置10に送信する動作を行う。なお、サーバ装置20が管理するオブジェクト(以降、サーバオブジェクトとする)の情報とは、複数のクライアント装置10で交換を行うためにサーバ装置20の後述のサーバオブジェクト管理手段209が管理するウィンドウ等の表示情報(図1等参照)を示している。
コマンド情報受信手段204は、クライアント装置10のコマンド情報送信手段107により送信されたコマンド情報を受信する。さらに、コマンド情報の他に、利用者の識別情報、入力された座標値を受信する。表示テーブル参照手段205は、表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部の情報の参照する。
サーバオブジェクト参照手段206は、後述のサーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトを参照する。サーバオブジェクト更新手段207は、後述のサーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトを更新する。サーバオブジェクト送信手段208は、後述のサーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの情報をクライアント装置10に対して送信する。
図13を用いてコマンド情報受信手段204、表示テーブル参照手段205、サーバオブジェクト参照手段206、サーバオブジェクト更新手段207、サーバオブジェクト送信手段208の実現する動作の一例を説明する。
コマンド情報受信手段204は、クライアント装置10のコマンド情報送信手段107から送信されたコマンド情報などを受信する(S41)。受信すると(S41、YES)、ステップS42へ移る。受信しないと(S41、NO)、ステップS41に戻り待ち状態になる。コマンド情報とは、例えばオブジェクトの新規作成、移動、削除などのオブジェクトの操作に係る情報である。また、ステップS41では、コマンド情報に加えてクライアント装置10の利用者の認証情報、入力された座標値等を受信する。
ステップS42へ移った場合、表示テーブル参照手段205は、表示テーブル管理手段203により管理される情報を参照する(S42)。ここではステップS41において受信した入力された座標値に基づいて、表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部(図8参照)における座標値を再計算する。
例えばID1のクライアント装置10において(900,300)の座標値が入力された場合、入力された座標値は図8の統一表示部においてはID2のクライアント装置10の(100、300)という位置に相当する。即ち、ID1のクライアント装置10における(900、300)の入力座標値は、ID2のクライアント装置10の座標値(100、300)であるような再計算が、表示テーブル管理手段203により管理される情報を参照した表示テーブル参照手段205により行われる。
ステップS43へ移って、表示テーブル参照手段205は、ステップS42の処理に基づいて現に表示されるべきクライアント装置のIDを特定する(S43)。ここでは、ステップS42による再計算の結果に基づいて現に表示されるべきクライアント装置のIDは2であると特定する。
続いてステップS44へ移って、サーバオブジェクト参照手段206は、後述のサーバオブジェクト管理手段209により管理されたサーバオブジェクトの情報を参照する(S44)。サーバオブジェクトとは、例えば図14に示すクライアントID、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)等により構成されるオブジェクトである。サーバオブジェクト管理手段209については、図14を用いて詳細に後述する。
ステップS44においてサーバオブジェクト管理手段209が、該当する(参照する)サーバオブジェクトを管理している場合(S45、YES)、ステップS46へ移る。管理していない場合(S45、NO)、ステップS47へ移る。ここでは、ステップS41において受信したコマンド情報で示されるコマンドを実行するためのサーバオブジェクトがあるか否かを判定する。つまり、ステップS42において再計算された座標値が、サーバオブジェクト管理手段209が管理するいずれかのサーバオブジェクトの表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)で示される領域内にあるか否かを判定する。
ステップS46へ移った場合、サーバオブジェクト更新手段207は、サーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの情報を更新する(S46)。ここでは、例えばステップS41において受信したコマンド情報で示されるコマンドを適用することによりサーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの情報を更新する。なお、ステップS46については、後述の動作例において図17を用いて詳細に説明する。
ステップS47へ移った場合、サーバオブジェクト送信手段208は、サーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの情報をクライアント装置10に送信する(S47)。ここでは、更新後のサーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの情報をクライアント装置10に対して送信する。
以上の動作により、サーバ装置20がクライアント装置10のコマンド情報送信手段107から受信した情報に基づいて、サーバオブジェクトの情報を更新し、さらに更新された情報をクライアント装置10に送信する動作を行う。
(サーバオブジェクト管理手段209の動作)
続いて、図14を用いて本実施の形態に係るサーバオブジェクト管理手段209により管理される情報の例について説明を行う。
サーバオブジェクト管理手段209は、複数のクライアント装置10で交換を行うためのサーバオブジェクトを管理する。例えばサーバ装置20上のRAM等の記憶装置である。
図14に示されるように、サーバオブジェクトの情報は、ID番号、リソース名、クライアントID、利用者ID、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)、表示状態のフラグの項目がある。
ID番号は、サーバオブジェクトの各々に対して割り振られたユニークなIDである。リソース名は、サーバオブジェクトの内容を示すURI(Uniform Resource Identifier)である。クライアントIDは、サーバオブジェクトが表示されるクライアント装置10のID番号である。利用者IDは、サーバオブジェクトを操作する利用者の識別情報である。表示位置(X,Y)、表示サイズ(W、H)は、上記のクライアントIDで示されるクライアント装置10の表示部における表示位置、表示サイズである。表示状態のフラグは、表示するか否かを決定するためのフラグである。
以上に示されるように、サーバオブジェクト管理手段209は、複数のクライアント装置10の表示部に表示されるオブジェクトを、統一表示部における該オブジェクトの位置情報と対応付けて共に管理する。
(サーバオブジェクト受信手段109、クライアントオブジェクト更新手段110、クライアントオブジェクト表示手段111の動作)
続いて、図15を用いて本実施の形態に係るサーバオブジェクト受信手段109、クライアントオブジェクト更新手段110、クライアントオブジェクト表示手段111の実現する機能及び動作の一例について説明を行う。
ここでは、クライアント装置10は、サーバ装置20から受信したサーバオブジェクトの情報に基づいて該クライアント装置10が管理するオブジェクト(以降、クライアントオブジェクトとする)の情報を更新し、さらに更新された情報を表示部に表示する動作を行う。
サーバオブジェクト受信手段109は、サーバ装置20のサーバオブジェクト送信手段208により送信されたサーバオブジェクトの情報を受信する。クライアントオブジェクト更新手段110は、後述のクライアントオブジェクト管理手段112により管理されるクライアントオブジェクトの情報を更新する。クライアントオブジェクト表示手段111は、後述のクライアントオブジェクト管理手段112により管理されるクライアントオブジェクトの情報を電子黒板装置12等の表示部に表示する。
図15を用いてサーバオブジェクト受信手段109、クライアントオブジェクト更新手段110、クライアントオブジェクト表示手段111の実現する動作の一例を説明する。
サーバオブジェクト受信手段109は、サーバ装置20のサーバオブジェクト送信手段208により送信されたサーバオブジェクトの情報を受信する(S51)。サーバオブジェクトの情報を受信すると(S51、YES)、ステップS52へ移る。サーバオブジェクトの情報を受信しないと(S51、NO)、ステップS51に戻り待ち状態になる。
ステップS52へ移った場合、クライアントオブジェクト更新手段110は、クライアントオブジェクト管理手段112により管理されるクライアントオブジェクトの情報を更新する(S52)。ここではステップS51において受信したサーバオブジェクトの情報に基づいて、クライアントオブジェクトの情報を更新する。クライアントオブジェクトとは、例えば図16に示すリソース名、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)等により構成されるオブジェクトである。クライアントオブジェクト管理手段112については、図16を用いて詳細に後述する。
ステップS53へ移って、クライアントオブジェクト表示手段111は、クライアントオブジェクト管理手段112により管理されるクライアントオブジェクトの情報を取得する(S53)。ここでは、クライアントオブジェクトのリソース名を取得する。
続いてステップS54へ移って、クライアントオブジェクト表示手段111は、ステップS53において取得したクライアントオブジェクトの情報を表示部に表示する(S54)。ここでは、クライアントオブジェクトの表示位置(X、Y)で示される位置に、表示サイズ(W、H)のオブジェクトを表示する。なお、表示フラグがTRUE(表示する)になっている場合にのみ表示するものとする。
以上の動作により、クライアント装置10は、サーバ装置20から受信したサーバオブジェクトの情報に基づいてクライアントオブジェクトの情報を更新し、さらに更新された情報を表示部に表示する動作を行う。
(クライアントオブジェクト管理手段112の動作)
続いて、図16を用いて本実施の形態に係るクライアントオブジェクト管理手段112により管理される情報の一例について説明を行う。
クライアントオブジェクト管理手段112は、クライアント装置10の表示部に表示させるオブジェクトの情報及び状態を管理する。例えばクライアント装置10上のRAM等の記憶装置である。
図16に示されるように、クライアントオブジェクトの情報は、ID番号、リソース名、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)、表示状態のフラグの項目がある。
ID番号は、表示されるクライアントオブジェクトの各々に割り振られたIDである。リソース名は、クライアントオブジェクトの内容を示すURI(Uniform Resource Identifier)である。表示位置(X,Y)、表示サイズ(W、H)は、クライアント装置10の表示部におけるオブジェクトの表示位置、表示サイズである。表示状態のフラグは、表示するか否かを決定するためのフラグである。
以上に示されるように、クライアントオブジェクト管理手段112は、クライアント装置10の表示部に表示されるクライアントオブジェクトを管理している。なお、上記のリソース名、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)等のクライアントオブジェクトの情報の一部は、サーバ装置20から受信したサーバオブジェクトの情報に基づいてクライアントオブジェクト更新手段110により更新されるものである。
(動作例)
以上、図4の各手段の実現する機能及び動作について、図5〜17を参照した具体例に基づいて説明してきた。
ここでは、図17を用いて、本実施の形態に係る複数のクライアント装置10間で行う表示情報の交換の動作の一例について説明を行う。具体的には図1の概要で示される操作により複数のクライアント装置10間での表示情報の交換を実現する動作について説明する。なお、ID1のクライアント装置(以降クライアントID1とする)に表示されたオブジェクトをID2のクライアント装置(以降クライアントID2とする)に対して移動する動作を例にとって図4、7、12、14を参照しながら説明する。
本動作例で示される動作の前提として、クライアント装置ID1に表示された処理(ここでは移動)対象のオブジェクトの情報は、サーバオブジェクト管理手段209により管理されているものとする。図14におけるID1のサーバオブジェクト(以降オブジェクトID1とする)である。
まず、クライアントID1においてオブジェクトID1にMOVEコマンドが発生する(S61)。ここでは、クライアントID1の表示部に表示されたオブジェクトID1に対するユーザのタッチ操作に基づいて、座標入力手段105は座標入力を検知して座標値を入力する。コマンド情報選択手段106は、入力された座標値に基づいてオブジェクトID1の移動を示すMOVEコマンドを選択する。
さらに、選択されたMOVEコマンドは、入力された座標値と共にコマンド情報送信手段107によりサーバ装置20のコマンド情報受信手段204に送信される。
続いてステップS62へ移って、表示テーブル参照手段205は、表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部を参照する(S62)。ここでは、ステップS61において入力された座標値に基づいて、表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部(図7参照)における座標値を再計算する。
続いてステップS63へ移って、表示テーブル参照手段205は、オブジェクトID1がクライアントID1の表示部の範囲内を超えたか否かを判定する(S63)。ここでは、ステップS61において入力された座標値及びオブジェクトID1の表示位置、表示サイズに基づいて、図7のクライアントID1の表示部の範囲内を超えたか否かを表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部を参照して判定する。例えば、オブジェクトID1の水平方向のX+Wが、統一表示部におけるクライアントID1の表示部の範囲内を超えたか否かを判定する。
ステップS63において超えたと判定すると(S63、YES)、ステップS64へ移る。超えていないと判定すると(S63、NO)、ステップS61へ再び戻る。
ステップS64へ移った場合、オブジェクトID1が統一表示部においてクライアントID1及びクライアントID2の表示部を跨いで位置するので、サーバオブジェクト更新手段207は、オブジェクトID1と同一のオブジェクト(以降オブジェクトID4とする)を新規作成する(S64)。
ここでは、図14を参照するとオブジェクトID1と同一のリソース名、表示位置(X、Y)、表示サイズ(W、H)の情報を有し、クライアントIDが異なるオブジェクトID4を新規作成する。これにより、クライアントID1及びクライアントID2の表示部における同一のオブジェクトの表示が可能になる。
続いてステップS65へ移って、オブジェクトID1は左方向の移動の操作を施されているか否かを判定する(S65)。左方向の移動の操作を施されていると判定されると(S65、YES)、ステップS66へ移る。左方向の移動の操作を施されていないと判定されると(S65、NO)、ステップS69へ移る。
ステップS65及び後述のステップS66では、クライアントID1及びクライアントID2の表示部に表示された同一のオブジェクト(管理上はオブジェクトID1、オブジェクトID4として異なるオブジェクトとして管理されている)に対する各々のクライアント装置における操作が反対方向への移動であるか否かを判定する処理を行っている。
ステップS65では、オブジェクトID1の移動に伴って座標入力手段105により入力された座標値を受信したサーバ装置20では、サーバオブジェクト参照手段206が、該入力された座標値と既にサーバオブジェクト管理手段209により管理されたオブジェクトID1の表示位置との比較等により移動の方向を判定する。なお、移動の方向の判定方法はこの場合に限らない。
ステップS66へ移った場合、オブジェクトID4は右方向の移動の操作を施されているか否かを判定する(S66)。右方向の移動の操作を施されていると判定されると(S66、YES)、ステップS67へ移る。右方向の移動の操作を施されていないと判定されると(S66、NO)、ステップS68へ移る。ここでは、ステップS65と同様の判定処理がクライアントID2において施される。
続いてステップS67へ移って、表示テーブル参照手段205は、オブジェクトID1がクライアントID1の表示部の範囲内にあるか否かを判定する(S67)。ここでは、ステップS65におけるオブジェクトID1の左方向の移動に伴って座標入力手段105により入力された座標値及びオブジェクトID1の表示位置、表示サイズに基づいて、オブジェクトID1が図7のクライアントID1の表示部の範囲内にあるか否かを表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部を参照して判定する。
ステップS67において超えたと判定すると(S67、YES)、ステップS68へ移る。超えていないと判定すると(S67、NO)、ステップS61へ再び戻る。
ステップS68へ移った場合、サーバオブジェクト参照手段206は、オブジェクトID1とオブジェクトID4の利用者IDが異なるか否かを判定する(S68)。ここでは、サーバオブジェクト管理手段209により管理されたサーバオブジェクトの情報を参照することにより判定を行う。これにより、同一のオブジェクト(管理上はオブジェクトID1、オブジェクトID4)が複数人により操作されているか否かを判定している。
ステップS68において異なると判定すると(S68、YES)、処理を終了する。同一であると判定すると(S68、NO)、ステップS73へ移る。
ステップS69へ移った場合、ステップS66と同様にオブジェクトID4は右方向の移動の操作を施されているか否かを判定する(S69)。
ステップS69及び前述のステップS66の処理では、クライアントID1及びクライアントID2の表示部に表示された同一のオブジェクト(管理上はオブジェクトID1、オブジェクトID4として異なるオブジェクトとして管理されている)に対する各々のクライアント装置における操作が同一方向への移動であるか否かを判定する処理を行っている。
右方向の移動の操作を施されていると判定されると(S69、YES)、ステップS70へ移る。右方向の移動の操作を施されていないと判定されると(S69、NO)、ステップS61へ再び戻る。
ステップS70へ移った場合、表示テーブル参照手段205は、オブジェクトID1がクライアントID1の表示部の右側に十分移動したか否かを判定する(S70)。ここでは、ステップS65によるオブジェクトID1の右方向の移動に伴って座標入力手段105により入力された座標値及びオブジェクトID1の表示位置、表示サイズに基づいて、オブジェクトID1が図7のクライアントID1の表示部の右側に十分移動したか否かを表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部を参照して判定する。
ステップS70において移動したと判定すると(S70、YES)、ステップS71へ移る。移動していないと判定すると(S70、NO)、ステップS61へ再び戻る。
ステップS71へ移った場合、オブジェクトID1が統一表示部においてクライアントID1からクライアントID2へ移動したと判定されるので、サーバオブジェクト更新手段207は、オブジェクトID1を削除する(S71)。これにより、クライアントID1からクライアントID2へのオブジェクトの移動が可能になる。
ステップS72へ移った場合、表示テーブル参照手段205は、オブジェクトID4がクライアントID2の表示部の左側に十分移動したか否かを判定する(S72)。ここでは、ステップS70と同様の処理により判定する。
ステップS72において移動したと判定すると(S72、YES)、ステップS73へ移る。移動していないと判定すると(S72、NO)、ステップS61へ再び戻る。
ステップS73へ移った場合、オブジェクトID4が統一表示部においてクライアントID2からクライアントID1へ移動したと判定されるので、サーバオブジェクト更新手段207は、オブジェクトID4を削除する(S72)。これにより、クライアントID2からクライアントID1へのオブジェクトの移動が可能になる。
以上で示される処理により、本実施の形態に係る情報表示システムでは、複数のクライアント装置10間での表示情報の交換を実現する動作を行う。これにより、複数の表示部(表示装置)を用いたコンピュータシステムにおいて、表示部間の情報交換のハンドリングを効果的に実現することができる。また、複数の表示部間の情報交換が円滑に実現できる。さらに、複数人で操作するときの操作の種類を増やすことが可能になる。
なお、ステップS61〜S64に係る処理により、サーバオブジェクト管理手段209により管理されるオブジェクトが、統一表示部において複数のクライアント装置の内の任意の異なる2つの第1及び第2のクライアント装置(クライアントID1及びID2)の表示部を跨いで位置するとき、第1及び第2のクライアント装置における該オブジェクトの操作が該オブジェクトの移動であり、且つ、移動方向が反対方向である場合、サーバオブジェクト更新手段207は、さらに、オブジェクト管理手段209により管理されるオブジェクトを複製する。これにより、図1(3b)に示されるような複数の表示部間の情報交換を実現することができる。
以上で示される実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態にあげたその他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明に係る情報表示システムの概要を説明するための図である。 本実施の形態に係る情報表示システムのシステム構成例を示す図である。 本実施の形態に係る情報表示システムのネットワーク構成例を示す図である。 本実施の形態に係る情報表示システムの機能の構成例を示す図である。 PC情報取得手段101、起動情報送信手段102の動作例を示すフローチャートである。 起動情報受信手段201、表示テーブル更新手段202の動作例を示すフローチャートである。 表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部の例を示す表である。 表示テーブル管理手段203により管理される統一表示部を説明するための図である。 利用者認証手段104の一例を説明するための図である。 利用者認証手段104、座標入力手段105、コマンド情報選択手段106、コマンド情報送信手段107の動作例を示すフローチャートである。 コマンド情報保持手段108により保持されるコマンド情報の例を示す表である。 コマンド情報保持手段108により保持されるコマンド情報を説明するための図である。 コマンド情報受信手段204、表示テーブル参照手段205、サーバオブジェクト参照手段206、サーバオブジェクト更新手段207、サーバオブジェクト送信手段208の動作例を示すフローチャートである。 サーバオブジェクト管理手段209により管理されるサーバオブジェクトの例を示す表である。 サーバオブジェクト受信手段109、クライアントオブジェクト更新手段110、クライアントオブジェクト表示手段111の動作例を示すフローチャートである。 クライアントオブジェクト管理手段112により管理されるクライアントオブジェクトの例を示す表である。 本実施の形態に係る情報表示システムの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 情報表示システム
10 クライアント装置
101 PC情報取得手段
102 起動情報送信手段
103 位置検出手段
104 利用者認証手段
105 座標入力手段
106 コマンド情報選択手段
107 コマンド情報送信手段
108 クライアントオブジェクト管理手段
109 コマンド情報保持手段
110 サーバオブジェクト受信手段
111 クライアントオブジェクト更新手段
112 クライアントオブジェクト表示手段
201 起動情報受信手段
202 表示テーブル更新手段
203 表示テーブル管理手段
204 コマンド情報受信手段
205 表示テーブル参照手段
206 サーバオブジェクト参照手段
207 サーバオブジェクト更新手段
208 サーバオブジェクト送信手段
209 サーバオブジェクト管理手段

Claims (5)

  1. 表示部及び該表示部に表示される所定のオブジェクトの操作のための入力部を有する複数のクライアント装置を備えた情報表示システムであって、
    前記複数のクライアント装置の表示部をまとめて統一表示部として管理する表示部管理手段と、
    前記複数のクライアント装置の表示部に表示されるオブジェクトを、前記統一表示部における該オブジェクトの位置情報と共に管理するオブジェクト管理手段と、
    前記複数のクライアント装置の入力部におけるオブジェクトの操作に基づいて、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトの位置情報を更新するオブジェクト更新手段と、
    前記オブジェクト管理手段により管理されたオブジェクトを、前記複数のクライアント装置の表示部における表示のために前記複数のクライアント装置に送信するオブジェクト送信手段と、
    を有し、
    前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトが、前記統一表示部において前記複数のクライアント装置の内の任意の異なる2つの第1及び第2のクライアント装置の表示部を跨いで位置するとき、
    該第1及び第2のクライアント装置における該オブジェクトの操作が該オブジェクトの移動であり、且つ、移動方向が反対方向である場合、
    前記オブジェクト更新手段は、さらに、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトを複製することを特徴とする情報表示システム。
  2. 前記複数のクライアント装置の各々は、他のクライアント装置との位置関係を取得するための位置検出手段を有し、
    前記表示部管理手段は、さらに、前記位置検出手段により検出された位置関係を前記統一表示部に反映させることを特徴とする請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記複数のクライアント装置の一以上は、入力部と表示部が積層された電子黒板装置であり、
    前記入力部におけるオブジェクトの操作は、前記表示部に表示されたオブジェクトに対するユーザのタッチ操作により行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示システム。
  4. 前記オブジェクトの操作とは、該オブジェクトの新規作成、移動、リサイズ、内容変更又は削除のいずれかの操作であり、
    前記電子黒板装置は、
    前記オブジェクトの操作に係るコマンド情報を、該電子黒板装置の表示部に表示されたオブジェクトにおける位置情報と対応付けて保持するコマンド情報保持手段と、
    前記コマンド情報保持手段により保持されたコマンド情報から、前記表示部においてユーザのタッチ操作が行われた位置に対応するコマンド情報を選択するコマンド情報選択手段と、
    を有し、
    前記オブジェクト更新手段は、さらに、前記コマンド情報選択手段により選択されたコマンド情報で示される操作を、前記オブジェクト管理手段により管理されるオブジェクトに施すことを特徴とする請求項に記載の情報表示システム。
  5. 表示部及び該表示部に表示される所定のオブジェクトの操作のための入力部を有する複数のクライアント装置と、
    該複数のクライアント装置の表示部をまとめて統一的に統一表示部として管理する表示部管理部、前記複数のクライアント装置の表示部に表示されるオブジェクトを前記統一表示部における該オブジェクトの位置情報と対応付けて管理するオブジェクト管理部を備えたサーバ装置と、
    を有する情報表示システムにおける情報表示方法であって、
    前記複数のクライアント装置の入力部におけるオブジェクトの操作に基づいて、前記オブジェクト管理部において管理されるオブジェクトの位置情報を更新するオブジェクト更新工程と、
    前記オブジェクト管理部において管理されたオブジェクトを、前記複数のクライアント装置の表示部における表示のために前記複数のクライアント装置に送信するオブジェクト送信工程と、
    前記複数のクライアント装置の表示部が、前記オブジェクト送信工程において送信されたオブジェクトを表示するオブジェクト表示工程と、
    を有し、
    前記オブジェクト管理部により管理されるオブジェクトが、前記統一表示部において前記複数のクライアント装置の内の任意の異なる2つの第1及び第2のクライアント装置の表示部を跨いで位置するとき、
    該第1及び第2のクライアント装置における該オブジェクトの操作が該オブジェクトの移動であり、且つ、移動方向が反対方向である場合、
    前記オブジェクト更新工程は、さらに、前記オブジェクト管理部により管理されるオブジェクトを複製することを特徴とする情報表示方法。
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