JP5151127B2 - 輝度向上視野角制御光学部材 - Google Patents
輝度向上視野角制御光学部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5151127B2 JP5151127B2 JP2006323037A JP2006323037A JP5151127B2 JP 5151127 B2 JP5151127 B2 JP 5151127B2 JP 2006323037 A JP2006323037 A JP 2006323037A JP 2006323037 A JP2006323037 A JP 2006323037A JP 5151127 B2 JP5151127 B2 JP 5151127B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical member
- parallel
- viewing angle
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
すなわち、本発明は、背後からの光を出射側に効率よく導くために、入射側の平坦面に開口の空いた光散乱部と、正面に光を効率よく集めるために出射側に光制御部が配置され、さらに入射側である前記光反射部と出射側である前記光制御部との間に、光遮光部が配置され、前記光散乱部と光遮光部との間に屈折率が1.0以上の層が挟まれていることを特徴とする視野角制御輝度向上光学部材である。
図4は本発明による輝度向上視野角制御光学部材30を適用した直下型方式バックライトユニットを搭載した液晶表示装置の断面図を示す。
直下型方式バックライトユニットは、導光板の利用が困難な大型の液晶TVなどの表示装置に用いられている。
直下型方式の液晶表示装置としては、この図4に例示する構成が一般的に知られている。これにおいては、上部に偏光板61,63に挟まれた液晶パネル62が設けられ、その下面側に、蛍光管等からなる光源43の列が配設されており、該光源の上面(光射出面)に拡散フィルム(拡散層)41が設けられている。
輝度向上視野角制御光学部材30は、拡散シート41と下側透明基板(および偏光層)63との間に配置されている。
図3は、本発明の実施例を示した模式断面図である。図3に示すように実施例として、本発明の輝度向上視野角制御光学部材は液晶パネルに代表される面状光源からの拡散光を正面に効率よく入射させるべく、入光側の透明基材の平坦面に各レンズに対応する1層のストライプ状の光散乱部と、出光側に背後からの入射光を出光側に導くように複数のシリンドリカルレンズが光散乱部に平行に配置され、さらに入射側である前記光散乱部と出斜側である前記光制御部との間に、シリンドリカルレンズに平行に光遮光部が配置されている構成となっている。
より詳細には、本発明の輝度向上視野角制御光学部材30は、厚さ方向の一方の面が光の入射側30Aとなり他方の面が出射側30Bとなるシート状を呈している。
入射側30Aは、互いに間隔をおいて平行に帯状に延在し光を出射側30Bに効率よく導くための複数の光散乱体3402と、それら光散乱体3402の間に光散乱体3402が設けられないことで形成され互いに平行に帯状に延在する複数の開口3404とからなる光散乱部34で構成されている。
出射側30Bは、互いに平行に帯状に延在し入射側30Aからの光を出射側30Bの前方に向けて集める複数の単位レンズ3102からなる光制御部31で構成されている。
そして、入射側30Aと出射側30Bとの間に、互いに間隔をおいて平行に帯状に延在する複数の遮光体3302と、それら遮光体3302の間に遮光体3302が設けられないことで形成され互いに平行に帯状に延在する複数の開口3304とからなる光遮光部33が設けられている。
本実施の形態では、単位レンズ3102は光の出射方向に凸状の曲面で形成されており、輝度向上視野角制御光学部材30の厚さ方向に延在し前記曲面の頂点を通る仮想線が、光散乱部34と光遮光部33の開口の中心部を通り、前記曲面の頂点と、光散乱部34および光遮光部33の開口の中心部とが1対1の関係を満たしている。
なお、本発明の輝度向上視野角制御部材は上記構成に限定されるものではなく、光散乱部と光遮光部は2つ以上の複数個設けても良い。さらに光制御部は球面、非球面の単位レンズを用いても良い。
シリンドリカルレンズピッチp=216μm
レンズシート厚みt=125μm
遮光体3302の幅h1=108μm(開口率50%)
遮光体3302の厚みw1=2μm
遮光層(光遮光部33)と光散乱層(光散乱部34)間の基材32―2の厚み=12μm
光散乱体3402の幅h2=86μm(開口率40%)
光散乱体3402の厚みw2=11μm
正面輝度=1.2倍(拡散板のみのバックライトユニットに対し)
水平視野角θ=28度
なお、印刷法によって形成した遮光層(h1、w1)を設けた基材と散乱層(h2、w2)を設けた基材とを接着層を介して積層し、凸レンズ形状を有する成形型を用いて、出光側レンズ部(光制御部31)を形成し、全体の厚みが(レンズシート厚みt)0.23mmとなるようにした。得られた上記視野角制御光学部材30の水平視野角θが28度、正面輝度は約1.2倍向上した。遮光層を設けた基材と、散乱層を設けた基材の厚さの関係や、それぞれの遮光体3302や光散乱体3402の幅、厚みを制御することによって視野角θと正面輝度の制御が可能である。(図5参照)
Claims (12)
- 厚さ方向の一方の面が光の入射側となり他方の面が出射側となるシート状の光学部材であって、
前記入射側は、互いに間隔をおいて平行に帯状に延在し光を前記出射側に効率よく導くための複数の光散乱体と、それら光散乱体の間に前記光散乱体が設けられないことで形成され互いに平行に帯状に延在する複数の開口とからなる光散乱部で構成されており、
前記出射側は、互いに平行に帯状に延在し前記入射側からの光を前記出射側の前方に向けて集める複数の単位レンズからなる光制御部で構成されており、
前記入射側と前記出射側との間に、互いに間隔をおいて平行に帯状に延在する複数の遮光体と、それら遮光体の間に前記遮光体が設けられないことで形成され互いに平行に帯状に延在する複数の開口とからなる光遮光部が設けられ、
前記光散乱部と光遮光部との間に屈折率が1.0以上の層が挟まれている、
ことを特徴とする光学部材。 - 請求項1に記載の光学部材において、
前記単位レンズは前記出射方向に凸状の曲面で形成され、
前記厚さ方向に延在し前記曲面の頂点を通る仮想線が、前記光散乱部と光遮光部の開口の中心部を通ることを特徴とする光学部材。 - 請求項1に記載の光学部材において、
前記単位レンズは前記出射方向に凸状の曲面で形成され、
前記曲面は、球面または非球面であることを特徴とした光学部材。 - 請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の光学部材において、
前記光制御部は、熱可塑性樹脂を用いたプレス成形もしくは押し出し成形による成形体であることを特徴とする光学部材。 - 請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の光学部材において、
前記単位レンズは、放射線硬化性樹脂の硬化物からなり、
前記光制御部は、前記単位レンズが重合接着してなる構造であることを特徴とする光学部材。 - 請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の光学部材において、
前記光散乱体は、70%以上の反射率を有する白色インキ,金属箔,金属蒸着層の何れかであることを特徴とする光学部材。 - 請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の光学部材において、
前記光遮光体は、30%以下の透過率を有する黒色インキであることを特徴とする光学部材。 - 請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の光学部材において、
前記光散乱部の開口のピッチ間隔H4が前記光遮光部の開口のピッチH3に比べ、狭いこと(H4<H3)を特徴とする光学部材。 - 表示画像を規定する透過型ライトバルブを備えるパネルに対して、その背面から照明光を照射して、表示光を生成するためのバックライトユニットにおいて、請求項1〜8の何れかに記載の光学部材を、前記パネルの背面から照明光を照射する面状光源と、前記パネルとの間に、前記入射側を面状光源側に向けて配置してなる構成であることを特徴とするバックライトユニット。
- 面状光源は、側端部に配置された線状あるいは点状の光源から照射される光を、前記光学部材と略同面積の導光体によって、面状の照明光に変換される構成である請求項9に記載のバックライトユニット。
- 面状光源は、前記光学部材の入射側に配置された線状あるいは点状の複数の光源を用いてなる構成である請求項9または10に記載のバックライトユニット。
- 請求項9乃至11の何れかに記載のバックライトユニットの前面に、表示画像を規定する透過型ライトバルブを備えるパネルを配置してなる構成のディスプレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323037A JP5151127B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 輝度向上視野角制御光学部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006323037A JP5151127B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 輝度向上視野角制御光学部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008139376A JP2008139376A (ja) | 2008-06-19 |
JP5151127B2 true JP5151127B2 (ja) | 2013-02-27 |
Family
ID=39600942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006323037A Expired - Fee Related JP5151127B2 (ja) | 2006-11-30 | 2006-11-30 | 輝度向上視野角制御光学部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5151127B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101113384B1 (ko) * | 2009-04-16 | 2012-03-13 | (주) 에이와케이 | 정보 보안기 및 그 제조방법 |
CN106201038A (zh) * | 2015-04-30 | 2016-12-07 | 宸展光电(厦门)有限公司 | 一种触控显示装置以及具有该触控显示装置的自动柜员机 |
KR102607841B1 (ko) * | 2018-06-15 | 2023-11-30 | 엘지디스플레이 주식회사 | 광 제어필름 및 이를 구비한 디스플레이 장치 |
CN110098241B (zh) * | 2019-05-21 | 2022-08-30 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种显示面板及其控制方法、显示装置 |
TWI783581B (zh) * | 2021-07-19 | 2022-11-11 | 友達光電股份有限公司 | 光控制結構 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3613065B2 (ja) * | 1999-03-30 | 2005-01-26 | 凸版印刷株式会社 | 液晶表示装置 |
JP2001305306A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-10-31 | Fuji Photo Film Co Ltd | コリメート板および照明装置ならびに液晶表示装置 |
CN101487949A (zh) * | 2005-01-31 | 2009-07-22 | 凸版印刷株式会社 | 光学片和使用它的背光源单元以及显示器 |
JP2006284697A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toppan Printing Co Ltd | 液晶表示装置に適用されるバックライトユニット |
-
2006
- 2006-11-30 JP JP2006323037A patent/JP5151127B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008139376A (ja) | 2008-06-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3985850B2 (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
WO2002099530A1 (en) | Micro-lens sheet and projection screen | |
JP2006208930A (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
WO2002103454A1 (fr) | Lentille en feuille a double face et ecran de projection | |
JPH10241434A (ja) | 光線指向性化シートおよびそれを用いた指向性面状光源 | |
JP5151127B2 (ja) | 輝度向上視野角制御光学部材 | |
JP2009204781A (ja) | レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライト・ユニット、ディスプレイ装置 | |
JP2009053623A (ja) | レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライト・ユニット、ディスプレイ装置 | |
JP4501939B2 (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
US11243343B2 (en) | Backlight unit and liquid crystal display device | |
JP2007213035A (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
JP5157234B2 (ja) | 光学シート、それを用いたバックライトユニット、およびディスプレイ装置 | |
JP4389938B2 (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
JP2008310251A (ja) | 光学シート、バックライトユニット及びディスプレイ装置 | |
JP4956933B2 (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
JP5098575B2 (ja) | 光学シート、バックライトユニット及びディスプレイ装置 | |
JP5391798B2 (ja) | バックライトユニット及びディスプレイ装置 | |
JP2009258605A (ja) | 光デバイス、光均一デバイス、光学シート、バックライトユニットおよびディスプレイ装置 | |
JPH1039118A (ja) | 光線指向性化シートおよびそれを用いた指向性面状光源 | |
JP5509532B2 (ja) | 光学部材及びバックライトユニット並びにディスプレイ装置 | |
JP2002116307A (ja) | 視野角制御光学部材 | |
TW200304579A (en) | Micro-lens sheet and projection screen | |
JP5018072B2 (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ | |
JP5194859B2 (ja) | 光学シート及びバックライトユニット並びにディスプレイ装置 | |
JP2008225228A (ja) | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121012 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |