JP5149729B2 - 携帯端末機 - Google Patents
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Description
また、携帯端末機は、機能が多様化するにつれて、例えば、写真や動画像の撮影、音楽や動画像ファイルの再生、ゲーム、放送受信などの複雑な機能を備えるようになり、総合的なマルチメディア機器(Multimedia player)の形態で実現されている。
さらに、最近では、携帯端末機に近距離無線通信モジュールを装着することにより、使用者が携帯端末機を手に持たなくても、イヤーセットを着用して便利に通話できるようになっている。
そこで、本発明は、携帯端末機と無線通信が可能なイヤーセットを該携帯端末機のボディーに着脱可能に装着できるようにして使用者に便宜を提供することを目的とする。
また、イヤーセットの装着空間やイヤーセット装着時の携帯端末機の大型化を抑制し、スリムな携帯端末機を提供することを目的とする。
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末機を示す前面斜視図である。
本実施形態による携帯端末機は、いわゆるスライド式のものであって、第1ボディー10と、該第1ボディー10に対して少なくとも一方向に沿って摺動可能(スライド可能)に構成された第2ボディー20とを含む。
第1映像入力部15は、静止画像又は動画像を撮影するためのカメラモジュールなどにより実現される。
第1操作部16には、携帯端末機の動作を制御するための命令等が入力される。
図2を参照すると、第2ボディー20のリアケース22の背面には第2映像入力部28が配置されている。この第2映像入力部28は、第1映像入力部15(図1を参照)とは撮影方向が実質的に反対となり、第1映像入力部15とは画素数等の異なるカメラとしてもよい。
また、第2映像入力部28を備えなくてもよく、例えば第1映像入力部15を回転可能に形成して携帯端末機の背面側(第2映像入力部28の撮影方向)まで撮影できるように構成することもできる。
また、第2ボディー20の内部に装着された近距離無線通信モジュールは、第2ボディー20の外部から受信した信号をイヤーセット100の内部に装着された近距離無線通信モジュールに送信することができ、イヤーセット100の内部に装着された近距離通信モジュールから信号を受信することもできる。
この場合、保持部材122をスピーカボディー部121の軸方向にスライド移動させるように構成してもよいし、スピーカボディー部121に複数の取付部を設けておき、第1取付部に取り付けられていた保持部材122をスピーカボディー部121から外して、第2取付部に取り付けるように構成してもよい。
さらに、スピーカボディー部121及び保持部材122がともに移動可能に構成されてもよい。
一方、イヤーセット100がイヤーセット装着部200から分離されるときは、カバースプリング311の付勢力によりイヤーセット100が分離される方向に移動して第2装着部220を覆う。これにより、イヤーセット100が第2ボディー20から分離されても、第2装着部220がカバー310により覆われて第2装着部220が隠れるため、美観がよくなる。
ここでは、カバー310が第2装着部220のみを覆うようにしているが、第1装着部210を覆うように構成してもよいことはもちろんである。
以下、ロックユニット400の構成及び作用について詳細に説明する。
また、イヤーセット本体部110の上部には、イヤーセット100がイヤーセット装着部200にロックされるためのロック溝(穴)140が形成される。
係止フック420は、イヤーセット100がイヤーセット装着部200に進入するときに係止突起410に接触して移動し、その後に復帰して係止突起410に係止される。
図7に示すように、係止突起410が第1傾斜面423を経て第2傾斜面424に到達すると、係止フック420は第2方向(2)と反対方向に移動する。この場合、スプリング440は、第2方向(2)と反対方向に係止フック420を付勢する。
イヤーセット100が第3方向(3)に接近すると、イヤーセット本体部110の上端面とロックボール510が接触する。スプリング520がロックボール510に加える付勢力以上の力が使用者によりイヤーセット100に加えられると、ロックボール510はイヤーセット100の上端面と接触した状態で第4方向(4)に移動する。イヤーセット100が第3方向(3)に移動し続けてロックボール510がイヤーセット100の上端面に接触した状態でロック溝160に到達すると、ロックボール510は、スプリング520の付勢力によって第4方向(4)の反対方向に移動して元の位置に復帰する。
Claims (12)
- イヤーセット装着部が形成されたボディーと、
前記ボディー内の通信モジュールとの間で無線通信を行うイヤーセット本体部、及び、前記イヤーセット本体部から突出して前記イヤーセット本体部から送信される音声を出力するスピーカ部を備え、前記イヤーセット装着部に設けられた係止溝に一端が係止された状態で回転して前記ボディーに装着されるか又は前記ボディーから分離されるイヤーセットと、を含み、
前記イヤーセット装着部は、
前記イヤーセット本体部の少なくとも一部を収容するように前記ボディーの表面から凹んで形成される第1装着部と、
前記スピーカ部を収容するように前記第1装着部から凹んで形成される第2装着部と、
を備え、
前記ボディーは、
前記イヤーセットが前記イヤーセット装着部から分離される方向に移動可能に前記第2装着部に配置されるカバーと、
前記カバーの背面に備えられて前記カバーを付勢するカバースプリングと、を含み、
前記カバーは、前記イヤーセットと前記イヤーセット装着部の結合が解除されると、前記イヤーセットが前記一端を前記係止溝に係止された状態で回転して前記ボディーから分離されるように前記スピーカ部を付勢し、その後、前記第2装着部を覆うように構成されていることを特徴とする携帯端末機。 - 前記スピーカ部は、前記イヤーセット本体部からの突出量が調整可能に形成されたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末機。
- 前記イヤーセット装着部は、前記ボディーの背面側に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の携帯端末機。
- 前記スピーカ部は、
前記イヤーセット本体部の表面から突設し、内部にスピーカが配設されたスピーカボディーと、
前記スピーカボディーの外周に装着された保持部材と、を含み、
前記スピーカボディー及び前記保持部材の少なくとも一方を前記イヤーセット本体部の表面と直交する方向に移動させることにより、前記イヤーセット本体部からの突出量が調整されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の携帯端末機。 - 前記イヤーセット装着部に装着された前記イヤーセットをロックし、又は、該ロックを解除して前記イヤーセットを前記イヤーセット装着部から分離できるようにするロックユニットをさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の携帯端末機。
- 前記ロックユニットは、
前記イヤーセットに設けられた係止突起と、
前記イヤーセット装着部に設けられ、前記イヤーセットの進入時に前記係止突起に接触することで移動し、その後、元の位置に復帰したときに前記係止突起に係止される係止フックと、
を含むことを特徴とする請求項5記載の携帯端末機 - 前記係止フックは、
前記係止突起に係止されて固定される固定部と、
前記固定部から延びて、その一部が前記ボディーに形成されたガイド溝内を移動する移動部と、
含むことを特徴とする請求項6記載の携帯端末機。 - 前記ガイド溝内に、前記係止突起に係止される方向に前記移動部を付勢するスプリングが設けられていることを特徴とする請求項7記載の携帯端末機。
- 前記係止フックは、傾斜面を有し、
前記イヤーセットに前記イヤーセット装着部から分離する方向に力が加えられると、前記傾斜面が前記係止突起に接触することで移動して前記係止突起による係止が解除されることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の携帯端末機。 - 前記イヤーセットが前記イヤーセット装着部に装着された状態において、
前記イヤーセットと前記イヤーセット装着部との間に、前記イヤーセットを前記イヤーセット装着部から分離させるように力を加えるためのリリース溝が形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の携帯端末機。 - 前記イヤーセット装着部は、前記ボディーの背面上部に形成され、
前記リリース溝は、前記イヤーセット装着部の上部に形成されることを特徴とする請求項10記載の携帯端末機。 - 前記ロックユニットは、
前記イヤーセット装着部に設けられ、スプリングにより付勢される球状ロック部材と、
前記イヤーセットに形成され、前記球状ロック部材の大きさに対応する半円状のロック溝と、を含み、
前記球状ロック部材は、前記イヤーセットの進入時に前記イヤーセットに接触することで前記スプリングの付勢力に抗して移動し、その後に復帰して前記ロック溝に挿入されることで前記イヤーセットをロックすることを特徴とする請求項5記載の携帯端末機。
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