JP5147968B2 - 風車用ブレード及びプロペラ用ブレード - Google Patents

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Description

本発明は、風車の回転軸の外周に複数枚取付けられる風車用ブレード、及びファンやスクリューなどの回転軸の外周に複数枚取付けられるプロペラ用ブレードに関するものである。
近年、安全でクリーンな発電手段として、風力発電が注目されており、例えば、図16に示すように、回転軸110の外周に風車用ブレード10が複数枚(ここでは三枚)取付けられた風車100が使用されている。
風車用ブレード10は、後縁11が前縁12よりも軸方向奥側になるように、風車用ブレード10の付け根部13が回転軸110の外周に取付けられていて、手前側(図16では右下側)から奥側(図16では左上側)に向けて吹く風を風車用ブレード10の表面Xが受けると、風車100は時計回り(図16に示す矢印回り)に回転するようになっている。
このような風車100において、風力を電力へ効率よく変換するために、風車用ブレード10には様々な工夫がなされている。
例えば、翼弦に平行になるように整流板を裏面に配置した風車用ブレードが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明によると、風車用ブレード回転時の遠心力によって発生する風車用ブレード裏面のスパン方向の風の流れが整流板により堰き止められるので、風車用ブレードの裏側における風の剥離現象が抑制され、風車用ブレードの回転効率を上げることができ、これによって、風力を効率よく電力に変換することができるようにしている。
また、風車用ブレード等の回転体の表面構造として、複数の凸部を形成し、さらにその凸部の上面に互いに略平行に複数の突条部を形成した流動抵抗低減構造も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の発明によると、突条部が表面流を層流化させ、流体の流れを安定化させることができるので、流動抵抗を低減させることができる。よって、この表面構造を風車用ブレードに適用すると、風車用ブレードの回転効率を上げることができる。
また、図17及び図18に示すように、先端14から付け根部13側に複数の羽根片15を順に重ね合わせ、重ね合った羽根片15間に長孔16を設けた風車用ブレード10が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
この風車用ブレード10は、前縁12と後縁11において重なり合った羽根片15同士が連結されており、その連結部分同士の間に長孔16が形成されている。このため長孔16は、平面視においては外部から視認できない。
なお、各羽根片15の付け根部13側の端縁15aと、その端縁15aと風車用ブレード10の前縁12が交わる交点15bから風車用ブレード10の付け根部13側に延びる前縁12との間の角度θは、鋭角になっている。
特許文献3に記載の発明によると、風車用ブレード10回転時の遠心力によって発生する風車用ブレード10の表面Xの風が、長孔16から風車用ブレード10の裏面Yに抜けるので、風車用ブレード10の裏面Yにおける乱流の発生を防止することができる。よって、風車用ブレード10の回転時の空気抵抗が低減するので、回転効率を上げることができる。
特開平9−100774号公報 特開2010−7846号公報 特開2005−61354号公報
しかしながら、特許文献1乃至3に記載の発明では、風車用ブレード10の回転効率を上げることができるものの、風車用ブレード10の回転阻害要因である風車用ブレード10における乱流防止に着目するのみであるので、風車用ブレード10の回転効率を一層向上させるには、風エネルギーの取出し効率の向上にこそ改善の余地がある。
なお、このような流体の持つ圧力を回転動力に変換し、風エネルギーを取り出す風車用ブレード10の回転効率を向上させることができると、その技術を、動力により回転し気体又は液体に流れを生じさせるファンやスクリューなどのプロペラに用いられるプロペラ用ブレードにも適用することが可能である。これは、エネルギー変換については風車とプロペラは表裏の関係にあるためである。
そこで、本発明の目的とするところは、さらに回転効率を向上させることができる風車用ブレード及びプロペラ用ブレードを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の風車用ブレード(20)は、風車(100)の回転軸(110)の外周に複数枚取付けられる風車用ブレード(20)であって、回転方向に対する後縁(21)から前縁(22)側に向けて延び表面(X)から裏面(Y)に貫通するスリット(25)を、先端(24)から付け根部(23)側にかけて所定間隔をおき、しかも前記前縁(22)に対して前記スリット(25)の延長線(25a)が交わりその交点(25b)まで延びる前記スリット(25)の延長線(25a)と前記交点(25b)から前記付け根部(23)側に延びる前縁(22)との間の角度(φ)を鈍角とする方向に複数形成してなるとともに、前記各スリット(25)の前記付け根部(23)側の端縁(25c)に、前記表面(X)側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブ(26)を形成してなることを特徴とする。
なお、ここでいう表面(X)とは、受風面をいう。
また、請求項2に記載の風車用ブレード(20)は、前記各スリット(25)の前記先端(24)側の端縁(25d)に、前記裏面(Y)側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブ(27)を形成してなることを特徴とする。
また、請求項3に記載の風車用ブレード(20)は、前記表面(X)側から前記裏面(Y)側をみた平面視において、前記表側リブ(26)と前記スリット(25)の先端(24)側の端縁(25d)との間に隙間が生じるように前記表側リブ(26)を形成したことを特徴とする。
また、請求項4に記載の風車用ブレード(20)は、前記表面(X)側から前記裏面(Y)側をみた平面視において、前記表側リブ(26)と前記裏側リブ(27)との間に隙間が生じるように前記表側リブ(26)及び前記裏側リブ(27)を形成したことを特徴とする。
また、請求項5に記載の風車用ブレード(20)は、前記前縁(22)をその先端(24)から付け根部(23)側にかけて前記表面(X)側に起立するように湾曲又は折曲させたことを特徴とする。
また、請求項6に記載のプロペラ用ブレード(30)は、ファンやスクリューなどの回転軸(210)の外周に複数枚取付けられるプロペラ用ブレード(30)であって、回転方向に対する前縁(32)から後縁(31)側に向けて延び表面(X)から裏面(Y)に貫通するスリット(35)を、先端(34)から付け根部(33)側にかけて所定間隔をおき、しかも前記先端(34)及び前記付け根部(33)における前記前縁(32)と前記後縁(31)の中間同士を結んだ中心線(38)に対して前記スリット(35)の延長線(35a)が交わりその交点(35b)まで延びる前記スリット(35)の延長線(35a)と前記交点(35b)から前記付け根部(33)側に延びる中心線(38)との間の角度(ψ)を鋭角とする方向に複数形成し、前記スリット(35)の前記先端(34)側の端縁(35d)を前記表面(X)側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブ(36)を形成してなることを特徴とする。
また、請求項7に記載のプロペラ用ブレード(30)は、前記後縁(31)の中央部(31a)を前記前縁(32)側に湾曲させたことを特徴とする。
また、請求項8に記載のプロペラ用ブレード(30)は、前記各スリット(35)の前記付け根部(33)側の端縁(35c)に、前記裏面(Y)側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブ(37)を形成してなることを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載の風車用ブレードによれば、回転方向に対する後縁から前縁側に向けて延び表面から裏面に貫通するスリットを、先端から付け根部側にかけて所定間隔をおいて平行に複数形成してなるので、風車用ブレードの後縁部分において、表面側の風がスリットから裏面側へ抜ける。よって、風車用ブレードの回転時に後縁部分で発生し易い乱流を抑制することができるので、空気抵抗が低減し、回転効率が向上する。
また、前縁に対してスリットの延長線が交わりその交点まで延びるスリットの延長線と交点から付け根部側に延びる前縁との間の角度を鈍角としたので、スリットを通過する風が裏面において先端側に回り込み、風車用ブレードの回転効率がさらに向上する。
また、スリットを通過し表面から裏面へ抜ける風は、後縁経由で遠回りして表面から裏面に抜ける風よりも流速が速くなるので、風の流速が速いスリットにおける圧力のほうが風の流速が遅い後縁部分における圧力よりも低くなる。つまり、後縁から、前縁側であるスリットに向かって圧力が低くなるように圧力差が生じるので、この圧力差と粘性により後縁側から前縁側に向かう力(引き力)がはたらき、回転効率がさらに向上する。
しかも、各スリットの付け根部側の端縁に、表面側に起立するように湾曲又は折曲させて形成した表側リブと前縁との角度も鈍角となるので、受風面である表面に当たったのち先端側に流れる風の一部をこの表側リブで受けると、その反作用で後縁から前縁に向かう方向、すなわち風車用ブレードを回転させる方向に力がはたらき、回転効率がさらに向上する。
また、請求項2に記載の風車用ブレードによれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、各スリットの先端側の端縁に、裏面側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブを形成したので、単にスリットが形成されている場合に比べて、裏側リブに沿って各スリットを通過し表面から裏面へ抜ける風の流速がさらに上がる。したがって、後縁部分とスリットとに生じる圧力差がさらに大きくなるので、後縁側から前縁側に向かう力がより大きくなり、回転効率が向上する。
また、裏側リブと前縁との角度も鈍角になるので、スリットを通過する風の一部をこの裏側リブで受けると、その反作用で後縁から前縁に向かう方向に力がはたらき、さらに回転効率が向上する。
また、請求項3に記載の風車用ブレードによれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、表面側から裏面側をみた平面視において、表側リブとスリットの先端側の端縁との間に隙間が生じるように表側リブを形成したので、風が円滑にスリットの間を通過する。よって、乱流の発生をさらに抑制することができ、回転効率が向上する。
また、請求項4に記載の風車用ブレードによれば、請求項2に記載の発明の作用効果に加え、表面側から裏面側をみた平面視において、表側リブと裏側リブとの間に隙間が生じるように表側リブ及び裏側リブを形成したので、風が円滑にスリットの間を通過するとともに、風が裏側リブに沿って速く流れる。
よって、乱流の発生がより抑制されるとともに、さらにスリットにおける圧力と後縁における圧力の差が大きくなるので、回転効率が一層向上する。
また、請求項5に記載の風車用ブレードによれば、請求項1乃至4に記載の発明の作用効果に加え、前縁をその先端から付け根部側にかけて表面側に起立するように湾曲又は折曲させたので、表面側からの風を湾曲又は折曲させた前縁で受けることができる。このように前縁で表面側からの風を受けると、その反作用で後縁から前縁に向かう方向に力がはたらくので、回転効率がさらに向上する。
また、請求項6に記載のプロペラ用ブレードによれば、回転方向に対する前縁から後縁側に向けて延び表面から裏面に貫通するスリットを、先端から付け根部側にかけて所定間隔をおき、しかも前記先端及び前記付け根部における前記前縁と前記後縁の中間同士を結んだ中心線に対して前記スリットの延長線が交わりその交点まで延びる前記スリットの延長線と前記交点から前記付け根部側に延びる中心線との間の角度を鋭角とする方向に複数形成したので、前縁部分において、裏面側の気体又は液体の一部がスリットから表面側に抜ける。そして、先行して通過するスリットの気体又は液体が遅れて通過する前縁通過の気体又は液体を圧力差と粘性による引き力で加速させるので、より早く、多く手前側に押し出すことができる。
また、スリットの先端側の端縁を表面側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブを形成してなるので、遠心力による付け根部側から先端側に逃げる風の流れを堰き止めることができる。よって、気体や液体をプロペラ用ブレード表面側に溜めておくことができ、その気体や液体を後縁によって効率よく手前側に押し出すことができる。
また、請求項7に記載のプロペラ用ブレードによれば、請求項6に記載の発明の作用効果に加え、後縁の中央部を前縁側に湾曲させたので、後縁の中央部を前縁側に湾曲させていない場合と比べて、スリットを通過した風や水が早く後縁まで到達し、さらに速やかに風や水を手前側に押し出すことができる。
また、請求項8に記載のプロペラ用ブレードによれば、請求項6又は7に記載の発明の作用効果に加え、各スリットの付け根部側の端縁に、裏面側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブを形成してなるので、裏側リブに沿って各スリットを通過し裏面から表面へ抜ける風や水の流速がさらに上がり、さらに早く、多く手前側に押し出すことができる。
なお、本発明の風車用ブレードのように、表面から裏面に貫通するスリットを形成した点は、上述した特許文献3に記載の発明と共通し、引用文献1及び引用文献2には全く記載されていない。
一方、本発明の風車用ブレードにおけるスリットは、前縁に対してスリットの延長線が交わりその交点まで延びるスリットの延長線と交点から付け根部側に延びる前縁との間の角度が鈍角になるように形成されているが、引用文献3に記載の発明では、これに対応する角度が鋭角である。
また、本発明の風車用ブレードのように、各スリットの付け根部側の端縁に、表面側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブを形成した点は、特許文献1乃至3には全く記載されていない。
さらに、本発明のプロペラ用ブレードのように、スリットを形成し、スリットの先端側の端縁を表面側に起立するように湾曲又は折曲させた点も、特許文献1乃至3には全く記載されていない。
本発明の第一実施形態に係る風車用ブレードを示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る風車用ブレードを示す平面図である。 本発明の第一実施形態に係る風車用ブレードを示す、図2のB−B線断面図である。 本発明の第一実施形態に係る風車用ブレードを示す、図2のC−C線断面図である。 本発明の第一実施形態に係る風車用ブレードにおける風の流れ方及び力の方向を示す斜視図である。 プロペラを示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るプロペラ用ブレードを示す斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るプロペラ用ブレードを示す平面図である。 本発明の第二実施形態に係るプロペラ用ブレードを示す、図8のD−D線拡大断面図である。 本発明の第三実施形態に係るプロペラ用ブレードを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る風車用ブレードを示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る風車用ブレードを示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る風車用ブレードにおける表側リブを示す拡大斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る風車用ブレードにおける表側リブを示す拡大平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る風車用ブレードにおけるスリットを示す拡大平面図である。 風車を示す斜視図である。 従来例に係る風車用ブレードを示す平面図である。 従来例に係る風車用ブレードを示す、図17のA−A線断面図である。
(第一実施形態)
図1乃至図5を参照して、本発明の第一実施形態に係る風車用ブレード20について説明する。
この風車用ブレード20は、図16に示すような風車100の回転軸110の外周に等間隔で複数枚(ここでは三枚)取付けられるものであり、特にスリット25と表側リブ26と裏側リブ27が形成されている。この三枚の風車用ブレード20は全て同一形状であり、図16に示す風車用ブレード10の代わりに取付けられている。
なお、従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
図1及び図2に示すように、風車用ブレード20の前縁22は翼長方向に略平行で、直線状となっている。また、風車用ブレード20の先端24から付け根部23側になるにつれ前縁22と後縁21との間隔は広くなるとともに、付け根部23付近では前縁22と後縁21との間隔が狭くなるように、後縁21が形成されている。
スリット25は、回転方向に対する後縁21から翼弦略中央まで前縁22側に向けて延びるように、先端24から付け根部23側にかけて所定間隔をおいて複数(ここでは五つ)、互いに平行に形成されている。また、各スリット25は、風車用ブレード20の受風面である表面Xから裏面Yに貫通している。このように、スリット25の長さを翼弦略中央までとしたのは、風車用ブレード20の強度を考慮したものであって、強度を保つことができればさらにスリット25を延長することもできる。
そして、図1及び図2に示すように、前縁22に対してスリット25の延長線25aが交わり、その交点25bまで延びるスリット25の延長線25aと交点25bから付け根部23側に延びる前縁22との間の角度φを鈍角とするようにスリット25を形成している。
表側リブ26は、各スリット25の付け根部23側の端縁25cに、表面X側に起立するように折曲して形成されている。この表側リブ26の翼弦方向の長さと、それに対応する各スリット25の翼弦方向の長さは等しく、平面視では表側リブ26を矩形状にしている。
この表側リブ26の形成方法は、まずスリット25や裏側リブ27が形成されていない平面状の風車用ブレード20において、後縁21から翼弦略中央まで直線状に切込みを入れるとともに、その切込みの前縁22側端部から付け根部23側にさらに切込みを入れ、全体として略L字状の切込みを入れる。そして、その略L字状の切込みに沿って表面X側に風車用ブレード20の一部を略45度だけ起こして表側リブ26を形成した。
このような方法で表側リブ26を形成することで、表側リブ26を起こす前に表側リブ26が存在していた箇所がスリット25となる。
裏側リブ27は、各スリット25の先端24側の端縁25dに、裏面Y側に起立するように折曲して形成されている。この裏側リブ27の翼弦方向の長さと、それに対応する各スリット25の翼弦方向の長さは等しく、平面視では裏側リブ27を矩形状にしている。
この裏側リブ27の形成方法は、まず表側リブ26を形成したときの、後縁21から翼弦略中央まで形成した直線状の切込みの前縁22側端部から、先端24側へさらに切込みを入れる。そして、表側リブ26とは逆に、裏面Y側に風車用ブレード20の一部を略45度だけ起こして裏側リブ27を形成した。
つまり、表側リブ26及び裏側リブ27を形成する前段階として、切込みを略T字状に形成しておけば、表側リブ26、裏側リブ27、及びスリット25を同時に形成することができる。
このように切込みを入れ、風車用ブレード20の一部を起こして表側リブ26及び裏側リブ27を形成したので、表面X側から裏面Y側をみた平面視において、図3に示すように表側リブ26と裏側リブ27との間に隙間が生じている。
また、図4に示すように、風車用ブレード20の前縁22を、風車用ブレード20の先端24から付け根部23側にかけて表面X側に起立するように折曲させている。
なお、本実施形態における風車用ブレード20の材質はアルミとした。
以上のように構成された風車用ブレード20によれば、回転方向に対する後縁21から前縁22側に向けて延び表面Xから裏面Yに貫通するスリット25を、先端24から付け根部23側にかけて所定間隔をおいて平行に複数形成してなるので、図5に示すように、風車用ブレード20の後縁21部分において、表面X側の風Pがスリット25から裏面Y側へ抜ける。よって、風車用ブレード20の回転時に後縁21部分で発生し易い乱流を抑制することができるので、空気抵抗が低減し、回転効率が向上する。
また、前縁22に対してスリット25の延長線25aが交わりその交点25bまで延びるスリット25の延長線25aと交点25bから付け根部23側に延びる前縁22との間の角度φを鈍角としたので、スリット25を通過する風Pが裏面Yにおいて先端24側に回り込み、風車用ブレード20の回転効率がさらに向上する。
また、スリット25を通過し表面Xから裏面Yへ抜ける風Pは、後縁21経由で遠回りして表面Xから裏面Yに抜ける風Qよりも流速が速くなるので、風Pの流速が速いスリット25における圧力のほうが風Qの流速が遅い後縁21部分における圧力よりも低くなる。つまり、後縁21から、前縁22側であるスリット25に向かって圧力が低くなるように圧力差が生じるので、この圧力差と粘性により後縁21側から前縁22側に向かう力(引き力)がはたらき、回転効率がさらに向上する。
しかも、各スリット25の付け根部23側の端縁25cに、表面X側に起立するように折曲させて形成した表側リブ26と前縁22との角度も鈍角となるので、図5に示すように、表面Xに当たったのち先端24側に流れる風Rの一部をこの表側リブ26で受けると、その反作用で後縁21から前縁22に向かう方向、すなわち風車用ブレード20を(図5では時計回りに)回転させる方向に力Sがはたらき、回転効率がさらに向上する。
さらに、各スリット25の先端24側の端縁25dに、裏面Y側に起立するように折曲させた裏側リブ27を形成したので、単にスリット25が形成されている場合に比べて、裏側リブ27に沿って各スリット25を通過し表面Xから裏面Yへ抜ける風Pの流速が、さらに上がる。したがって、後縁21部分とスリット25とに生じる圧力差がさらに大きくなるので、後縁21側から前縁22側に向かう力がより大きくなり、回転効率が向上する。
また、裏側リブ27と前縁22との角度も鈍角になるので、スリット25を通過する風Pの一部をこの裏側リブ27で受けると、その反作用で後縁21から前縁22に向かう方向に力がはたらき、さらに回転効率が向上する。
また、表面X側から裏面Y側をみた平面視において、表側リブ26と裏側リブ27との間に隙間が生じるように表側リブ26及び裏側リブ27を形成したので、風Pが円滑にスリット25の間を通過するとともに、風Pが裏側リブ27に沿って速く流れる。
よって、乱流の発生がより抑制されるとともに、さらにスリット25における圧力と後縁21における圧力の差が大きくなるので、回転効率が一層向上する。
しかも、図4に示すように、風車用ブレード20の前縁22を、その風車用ブレード20の先端24から付け根部23側にかけて表面X側に起立するように折曲させたので、表面X側からの風Tを折曲させた前縁22で受けることができる。
このように前縁22で表面X側からの風Tを受けると、その反作用で後縁21から前縁22に向かう方向に力がはたらくので、回転効率がさらに向上する。
以上のように、受風面である表面Xに当たったのちに従来では拡散してしまい十分に回転力に変換できていなかった、スリット25を通過する風P、表側リブ26が受ける風R、裏側リブ27が受ける風P、及び前縁22が受ける風Tのすべてを、効率よく回転力に変換することが可能となった。
(第二実施形態)
次に図6乃至図9を参照して、本発明の第二実施形態に係るプロペラ用ブレード30について説明する。
第一実施形態は、風を受けることで回転する風車100に用いられる風車用ブレード20に関するものであったが、本実施形態ではそれとは逆に、動力により回転し気体又は液体に流れを生じさせるファンやスクリューなどのプロペラ200に用いられるもので、第一実施形態に係る発明を応用したものである。すなわち、風車100とプロペラ200の流体の流れる方向の違いに着目して、基本的には第一実施形態に係る風車用ブレード20の構成を裏表逆にしたものである。
まず、一般的なプロペラ200には、図6に示すように、複数枚(ここでは四枚)のプロペラ用ブレード30が、その付け根部33が反時計回り方向に奥側(図6では左上側)から手前側(図6では右下側)となるように、回転軸210の外周に対して斜めに、しかも等間隔で取付けられている。そして、プロペラ200を動力により時計回り(図6に示す矢印回り)に回転させると、プロペラ用ブレード30の表面X側にたまった気体又は液体をプロペラ用ブレード30の後縁31が手前側に押し出すことで、気体又は液体に流れを生じさせる。これにより、気体又は液体は、奥側から回転軸210が延びる手前側に向かって流れる。このようなプロペラ200は気体(空気)中では送風、空気の圧縮に、液体(水)中では船の推進等に利用される。
ここで、本実施形態に係るプロペラ用ブレード30には、スリット35と表側リブ36と裏側リブ37が形成されていて、しかも後縁31は、プロペラ用ブレード30の先端34から付け根部33側にかけて表面X側に起立するように湾曲している。
スリット35は、回転方向に対する前縁32から後縁31側に向けて延びるように、先端34から付け根部33側にかけて所定間隔をおいて複数(ここでは四つ)互いに平行に形成されている。また、各スリット35は、プロペラ用ブレード30の表面Xから裏面Yに貫通している。
そして、先端34及び付け根部33における前縁32と後縁31の中間同士を結んだ中心線38に対してスリット35の延長線35aが交わり、その交点35bまで延びるスリット35の延長線35aと交点35bから付け根部33側に延びる中心線38との間の角度ψを鋭角とするようにスリット35を形成している。
表側リブ36は、スリット35の先端34側の端縁35dを表面X側に起立するように折曲して形成されている。この表側リブ36の翼弦方向の長さと、それに対応する各スリット35の翼弦方向の長さは等しく、表側リブ36は、平面視では矩形状になるように形成されている。
この表側リブ36の形成方法は、まずスリット35や裏側リブ37が形成されていないプロペラ用ブレード30において、前縁32から直線状に切込みを入れるとともに、その切込みの後縁31側端部から先端34側にさらに切込みを入れ、全体として略L字状の切込みを入れる。そして、その略L字状の切込みに沿って表面X側にプロペラ用ブレード30の一部を略45度だけ起こして表側リブ36を形成した。
このような方法で表側リブ36を形成することで、表側リブ36を起こす前に表側リブ36が存在していた箇所がスリット35となる。
裏側リブ37は、各スリット35の付け根部33側の端縁35cに、裏面Y側に起立するように折曲して形成している。この裏側リブ37の翼弦方向の長さと、それに対応する各スリット35の翼弦方向の長さは等しく、裏側リブ37は表側リブ36と同様に、平面視では矩形状になるように形成されている。
この裏側リブ37の形成方法は、まず表側リブ36を形成したときの、前縁32から形成した直線状の切込みの後縁31側端部から、付け根部33側へさらに切込みを入れる。そして、表側リブ36とは逆に、裏面Y側にプロペラ用ブレード30の一部を略45度だけ起こして裏側リブ37を形成した。
このように切込みを入れ、プロペラ用ブレード30の一部を起こして表側リブ36及び裏側リブ37を形成したので、表面X側から裏面Y側をみた平面視において、図9に示すように表側リブ36と裏側リブ37との間に隙間が生じている。
以上のように構成されたプロペラ用ブレード30によれば、回転方向に対する前縁32から後縁31側に向けて延び表面Xから裏面Yに貫通するスリット35を、先端34から付け根部33側にかけて所定間隔をおき、しかも先端34及び付け根部33における前縁32と後縁31の中間同士を結んだ中心線38に対してスリット35の延長線35aが交わりその交点35bまで延びるスリット35の延長線35aと交点35bから付け根部33側に延びる中心線38との間の角度ψを鋭角とする方向に複数形成したので、前縁32部分において、裏面Y側の気体又は液体の一部がスリット35から表面X側に抜ける。そして、先行して通過するスリット35の気体又は液体が遅れて通過する前縁32通過の気体又は液体を圧力差と粘性による引き力で加速させるので、より早く、多く手前側に押し出すことができる。
また、スリット35の先端34側の端縁35dを表面X側に起立するように折曲させた表側リブ36を形成してなるので、遠心力による付け根部33側から先端34側に逃げる風の流れを堰き止めることができる。よって、気体や液体をプロペラ用ブレード30の表面X側に溜めておくことができ、その気体や液体をプロペラ用ブレード30の後縁31によって効率よく手前側に押し出すことができる。
しかも、各スリット35の付け根部33側の端縁35cに、裏面Y側に起立するように折曲させた裏側リブ37を形成してなるので、裏側リブ37に沿って各スリット35を通過し裏面Yから表面Xへ抜ける風や水の流速がさらに上がり、さらに早く、多く手前側に押し出すことができる。
(第三実施形態)
次に図10を参照して、本発明の第三実施形態に係るプロペラ用ブレード30について説明する。なお、第二実施形態と同一部分には同一符号を付した。
本実施形態の第二実施形態との違いは、後縁31の形状であり、その他の構成要素に関しては第二実施形態と同一である。
本実施形態では、後縁31の翼長方向の中央部31aを前縁32側に湾曲させることで、中央部31aにおいて翼弦方向の長さを短くした。
これにより、後縁31の中央部31aを前縁32側に湾曲させていない第二実施形態と比べて、スリット35を通過した気体又は液体が早く後縁31に到達するので、さらに速やかに気体又は液体を手前側に押し出すことができる。よって、スリット35や表側リブ36の効果をより向上させることができる。
なお、第一実施形態において、風車用ブレード20の前縁22を折曲させたが、前縁22を湾曲させてもよい。さらには、前縁22を特に起立させることなく水平状態にしても、表側リブ26が風を受けることにより十分な回転効率を得ることができる。
また、第一実施形態及び第二実施形態において、表側リブ26,36や裏側リブ27,37を折曲して形成したが、図11に示すように、湾曲して形成してもよい。
こうすることで、例えば風車用ブレード20の場合には、表面Xからスリット25を通じて裏面Yに流れる風が湾曲した表側リブ26や裏側リブ27に沿って、一層その流速が上がるので、後縁21から前縁22に向かう方向にさらに力がはたらき、回転効率が向上する。
また、表側リブ26,36と裏側リブ27,37の両方を形成したが、これに限られるものではなく、図12に示すように、表側リブ26のみを形成してもよい。このとき、表面X側から裏面Y側をみた平面視において、表側リブ26とスリット25の先端24側の端縁25dとの間に隙間が生じている。
一方、当該平面視における隙間を生じさせないようにすることもできる。なお、この場合も、表面Xの先端24側又は裏面Yからは、スリット25を目視することができるようにすることか好ましい。
同様に、第一実施形態及び第二実施形態のように表側リブ26,36と裏側リブ27,37の両方を形成した場合においても、表面X側から裏面Y側をみた平面視において、表側リブ26,36と裏側リブ27,37との間に隙間を生じさせないようにしてもよい。
また、表側リブ26,36及び裏側リブ27,37の、表面X及び裏面Yに対する起立角度を略45度としたが、この角度に限られるものではない。
また、表側リブ26は平面視矩形状としたが、例えば図13(a)のように、表側リブ26の付け根部26aが、風車用ブレード20の付け根部23側に張り出すような円弧状であってもよいし、図13(b)のように、後縁21側になるにつれ突出量が増えるような平面視台形状であってもよい。
また、表側リブ26は、図14(a)に示すように、後縁21よりも外側に位置するように突出するものでもよいし、図14(b)に示すように、後縁21よりも内(前縁22側)に位置するものであってもよい。
さらに、スリット25は、矩形状に限られるものではなく、図15(a)に示すように先端24側の端縁25dが付け根部23側の端縁25cと平行でなくてもよいし、また、図15(b)に示すように先端24側の端縁25dが円弧状であってもよい。
このような図11乃至図14における表側リブ26等のバリエーションについては風車用ブレード20におけるものとして説明したが、プロペラ用ブレード30においても適用できる。
また、風車100やプロペラ200の初動時、低速回転時、高速回転時等、回転速度に応じて表側リブ26、裏側リブ27、及びスリット25を同時にあるいは個別に閉じることができる装置を設けることもできる。
また、形成されるリブ26,27,36,37やスリット25,35の個数は、第一実施形態及び第二実施形態におけるそれらの個数に限られない。
また、スリット25,35を互いに平行に形成したが、これに限られるものではない。
また、風車用ブレード20やプロペラ用ブレード30の材質は限定されるものではなく、FRP(繊維強化プラスチック)や炭素繊維、その他の合成樹脂、金属等であってもよい。そして、それぞれの材質に応じた加工法によって風車用ブレード20やプロペラ用ブレード30は製作される。
また、強度が確保できるならば、風車用ブレード20やプロペラ用ブレード30は中空構造であってもよい。
10 風車用ブレード
11 後縁
12 前縁
13 付け根部
14 先端
15 羽根片
15a 端縁
15b 交点
16 長孔
20 風車用ブレード
21 後縁
22 前縁
23 付け根部
24 先端
25 スリット
25a 延長線
25b 交点
25c 付け根部側の端縁
25d 先端側の端縁
26 表側リブ
26a 付け根部
27 裏側リブ
30 プロペラ用ブレード
31 後縁
31a 中央部
32 前縁
33 付け根部
34 先端
35 スリット
35a 延長線
35b 交点
35c 付け根部側の端縁
35d 先端側の端縁
36 表側リブ
37 裏側リブ
38 中心線
100 風車
110 回転軸
200 プロペラ
210 回転軸
P スリットを通過して表面から裏面に抜ける風
Q 後縁経由で表面から裏面に抜ける風
R 先端側に流れる風
S 反作用による力
T 前縁側に流れる風
X 表面
Y 裏面
θ 羽根片の端縁と前縁との間の角度
φ スリットの延長線と前縁との間の角度
ψ スリットの延長線と中心線との間の角度

Claims (8)

  1. 風車の回転軸の外周に複数枚取付けられる風車用ブレードであって、
    回転方向に対する後縁から前縁側に向けて延び表面から裏面に貫通するスリットを、先端から付け根部側にかけて所定間隔をおき、しかも前記前縁に対して前記スリットの延長線が交わりその交点まで延びる前記スリットの延長線と前記交点から前記付け根部側に延びる前縁との間の角度を鈍角とする方向に複数形成してなるとともに、
    前記各スリットの前記付け根部側の端縁に、前記表面側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブを形成してなることを特徴とする風車用ブレード。
  2. 前記各スリットの前記先端側の端縁に、前記裏面側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブを形成してなることを特徴とする請求項1に記載の風車用ブレード。
  3. 前記表面側から前記裏面側をみた平面視において、前記表側リブと前記スリットの先端側の端縁との間に隙間が生じるように前記表側リブを形成したことを特徴とする請求項1に記載の風車用ブレード。
  4. 前記表面側から前記裏面側をみた平面視において、前記表側リブと前記裏側リブとの間に隙間が生じるように前記表側リブ及び前記裏側リブを形成したことを特徴とする請求項2に記載の風車用ブレード。
  5. 前記前縁をその先端から付け根部側にかけて前記表面側に起立するように湾曲又は折曲させたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の風車用ブレード。
  6. ファンやスクリューなどの回転軸の外周に複数枚取付けられるプロペラ用ブレードであって、
    回転方向に対する前縁から後縁側に向けて延び表面から裏面に貫通するスリットを、先端から付け根部側にかけて所定間隔をおき、しかも前記先端及び前記付け根部における前記前縁と前記後縁の中間同士を結んだ中心線に対して前記スリットの延長線が交わりその交点まで延びる前記スリットの延長線と前記交点から前記付け根部側に延びる中心線との間の角度を鋭角とする方向に複数形成し、
    前記スリットの前記先端側の端縁を前記表面側に起立するように湾曲又は折曲させた表側リブを形成してなることを特徴とするプロペラ用ブレード。
  7. 前記後縁の中央部を前記前縁側に湾曲させたことを特徴とする請求項6に記載のプロペラ用ブレード。
  8. 前記各スリットの前記付け根部側の端縁に、前記裏面側に起立するように湾曲又は折曲させた裏側リブを形成してなることを特徴とする請求項6又は7に記載のプロペラ用ブレード。
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