JP5145431B2 - チェックバルブ - Google Patents

チェックバルブ Download PDF

Info

Publication number
JP5145431B2
JP5145431B2 JP2010541261A JP2010541261A JP5145431B2 JP 5145431 B2 JP5145431 B2 JP 5145431B2 JP 2010541261 A JP2010541261 A JP 2010541261A JP 2010541261 A JP2010541261 A JP 2010541261A JP 5145431 B2 JP5145431 B2 JP 5145431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure valve
positive pressure
valve
negative pressure
fuel tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010541261A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010064475A1 (ja
Inventor
弘晴 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Priority to JP2010541261A priority Critical patent/JP5145431B2/ja
Publication of JPWO2010064475A1 publication Critical patent/JPWO2010064475A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5145431B2 publication Critical patent/JP5145431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/035Fuel tanks characterised by venting means
    • B60K15/03519Valve arrangements in the vent line
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/18Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on either side
    • F16K17/19Equalising valves predominantly for tanks
    • F16K17/196Equalising valves predominantly for tanks spring-loaded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/035Fuel tanks characterised by venting means
    • B60K2015/0358Fuel tanks characterised by venting means the venting is actuated by specific signals or positions of particular parts
    • B60K2015/03585Fuel tanks characterised by venting means the venting is actuated by specific signals or positions of particular parts by gas pressure
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7771Bi-directional flow valves
    • Y10T137/7772One head and seat carried by head of another
    • Y10T137/7777Both valves spring biased
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7771Bi-directional flow valves
    • Y10T137/778Axes of ports co-axial
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7837Direct response valves [i.e., check valve type]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)

Description

本発明は、自動車等の燃料タンク内の圧力を調整するチェックバルブに関する。
従来、自動車等の燃料タンクには、燃料タンク内の圧力が所定値以上に上昇したときに、燃料蒸気を外部に流出させて燃料タンクの破裂等を防ぎ、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下したときに、燃料タンク外から外気を流入させて、燃料タンクの潰れ等を防止するチェックバルブが取付けられている。
従来のこの種のチェックバルブとして、下記特許文献1には、第1ボディと、これに溶着されて一体化して弁室を形成する第2ボディと、前記弁室内に配置された正圧バルブ及び該正圧バルブ内にてスライド可能に収容される負圧バルブとを備え、前記正圧バルブは、第1バルブボディ及びこれに溶着されて一体化して第2バルブボディからなるバルブボディと、該バルブボディ及び第2ボディ間に配置される第1ばねとからなり、前記第1バルブボディ上部の、当頂部に連通孔を有する第1バルブが形成されて、この第1バルブが前記第1ボディ内の第1弁座に嵌接すると共に、前記バルブボディ全体が第1ばねにより第1弁座方向に付勢されており、前記負圧バルブは、前記バルブボディ内にてスライド配置された第2バルブと、該第2バルブ及び前記第1バルブボディ間に配置される第2ばねとからなり、前記第2バルブは、前記第2ばねに付勢されて、前記第2バルブボディ下部の第2弁座に嵌接し、前記第1ボディ内壁面と前記第1バルブボディ外周面との間には、タンク側から外部キャニスタ側に蒸気を流出させる第1通路が形成され、前記第2バルブ外周面と前記バルブボディ内周面との間には、外部キャニスタ側からタンク内に空気を流入する第2通路が形成されたチェックバルブが開示されている。
このチェックバルブでは、燃料タンク内の圧力が所定値以上に上昇したときには、正圧バルブが燃料蒸気に押圧されて、第1ばねの付勢力に抗してスライドして第1弁座が開き、燃料蒸気が第1通路を通って、第1ばねを横切るように通過して、燃料タンク外へと排出されて、燃料タンク内の圧力が低下する。一方、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下したときには、負圧バルブが外気により押圧されて、第2ばねの付勢力に抗してスライドして第2弁座が開き、外気が第2通路を通ると共に、第2ばねを横切るように通過して、第1バルブの連通孔から弁室内に入り込み、その結果、外気が燃料タンク内へと流入して、同燃料タンク内の圧力が増大することとなる。
特許第3421828号公報
上記特許文献1のチェックバルブでは、正圧バルブがスライド動作するときに、燃料蒸気が第1ばねを横切ってタンク外へ流出し、負圧バルブがスライド動作するときに、外気が第2ばねを横切ってタンク内へと流入するので、その際に各ばねが振動しやすく、各ばねにより付勢される正圧バルブ及び負圧バルブが振動して、耳障りな異音が発生することがあった。
また、前記第1バルブには、その当頂部に連通孔が形成されているので、燃料タンク内の圧力が所定値以上に高まって、燃料蒸気が正圧バルブ外周を流れるときに、燃料蒸気の流れの一部が開口した連通孔により乱れされて、その内周部分にて渦流となってしまって、正圧バルブの振動を引き起こすことがあり、これも異音発生の原因となっていた。
更に、正圧バルブ内には、第2バルブ及び第2ばねからなる負圧バルブが収納されており、正圧バルブの第1バルブボディ内に第2ばねを挿入した後、第2ばねを第2バルブで押えつつ、第1バルブボディに第2バルブボディを溶着するので、作業が煩雑でかつ溶着工程の分だけ作業工程が増えて組付け作業が面倒であった。
したがって、本発明の目的は、正圧弁及び負圧弁のスライド時の作動音を低減させることができると共に、正圧弁及び負圧弁の組付け作業が容易なチェックバルブを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、燃料タンク内に連通される配管に接続されると共に、内部に正圧弁座を形成したケーシング本体と、該ケーシング本体に組付けられて弁室を形成すると共に、燃料タンク外に連通するサブケーシングと、前記弁室にスライド可能に配置された正圧弁及び負圧弁とを備え、
前記正圧弁は筒状をなし、先端側に弁内部に連通する透孔と前記負圧弁が接離する負圧弁座とが形成され、その外周が前記正圧弁座に接離し、
前記負圧弁は、前記正圧弁の先端外側に配置されて、前記負圧弁座に接離して、前記透孔を開閉すると共に、同透孔を通して正圧弁の内部に挿入される脚部を有し、
前記正圧弁の内部に、前記負圧弁の脚部に係止手段を介して連結され、負圧弁を正圧弁に対してスライド可能に保持させるキャップが配置され、
前記正圧弁及び前記サブケーシングの間に、前記正圧弁を前記ケーシング本体の正圧弁座に向けて付勢する正圧バネが配置され、
前記正圧弁及び前記キャップの間に、前記負圧弁を前記正圧弁の負圧弁座に向けて付勢する負圧バネが配置され、
前記正圧弁は、燃料タンク内の圧力が所定値以上のときに、前記正圧弁座から離れ、前記負圧弁は、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下したときに、前記負圧弁座から離れるように構成されており、
前記正圧弁外周と前記ケーシング本体内周との間には、前記正圧弁が前記正圧弁座から離れたときに、燃料タンク内から燃料タンク外へと燃料蒸気を流出させる正圧流路が、前記正圧バネの外側を通るように形成され、
前記正圧弁内周と、前記脚部及び前記キャップの外周との間、及び、前記透孔と前記脚部との間には、前記負圧弁が前記負圧弁座から離れたときに、燃料タンク外から燃料タンク内へと外気を流入させる負圧流路が、前記負圧バネの外側を通るように形成されていることを特徴とするチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、燃料タンク内の圧力が高まって所定値以上になると、正圧弁が正圧バネの付勢力に抗してスライドして正圧弁座から離れ、タンク内の燃料蒸気が正圧流路を流れてタンク外へ流出する。一方、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下すると、負圧弁が負圧バネの付勢力に抗してスライドして負圧弁座から離れ、タンク外の外気が負圧流路を流れてタンク内へと流入する。
そして、このチェックバルブにおいては、上記の正圧流路が正圧バネの外側を通るように形成され、負圧流路も負圧バネの外側を通るように形成されているので、燃料蒸気及び外気は、各バネを避けて流れる。その結果、各バネ及びそれに付勢される各弁の振動や揺動を押えることができ、弁スライド時の作動音を低減することができる。
また、透孔は負圧弁により開閉され、燃料タンク内の圧力が所定値以上となるときは閉塞されているので、正圧流路を通して燃料蒸気を燃料タンク外に流出させるときに、燃料蒸気の流れが透孔内周で乱れて渦流となることを確実に防止することができ、正圧弁の振動を抑制して、異音を低減することができる。
更に、負圧弁の脚部をキャップに係止手段を介して連結させるだけの簡単な操作で、負圧弁を正圧弁に対してスライド可能に保持させることができるので、引用文献1のチェックバルブのように、第1バルブボディ内に負圧バルブを収容後、第2バルブを溶着させる必要がなく、組付け工程を簡略化することができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記サブケーシングの内部には、燃料タンク外に連通する開口部が形成され、この周縁から前記正圧弁に向けて複数のバネ支持リブが突設され、これら複数のバネ支持リブの外周が前記正圧バネの一端を支持する受座をなし、更に、複数のバネ支持リブの隙間は、前記正圧流路に連通して、燃料蒸気を燃料タンク外へと流出させる流通路を構成しているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、正圧バネの一端が複数のバネ支持リブで支持されているので、正圧バネを安定した姿勢で支持させることができる。
本発明の第3は、前記第2の発明において、前記複数のバネ支持リブの隙間に設けられた流通路外周は、前記弁室側に向けて広がるテーパ面をなしているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、複数のバネ支持リブの隙間に設けられた流通路外周が、弁室側に向けて広がるテーパ面をなしているので、正圧弁座が開いて燃料蒸気が正圧流路を通って、流通路を流れて燃料タンク外へ流出するときの、流通抵抗を軽減させることができる。その結果、燃料蒸気を燃料タンク外へスムーズに流出させることができるので、正圧弁の振動等を効果的に抑制することができる。
本発明の第4は、前記第1〜3の発明のいずれか1つにおいて、前記正圧弁の外周形状、及び、同正圧弁の先端外側に配置される前記負圧弁の外周形状は、前記ケーシング本体から前記サブケーシング側へ向けて流線型をなしているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、正圧弁及び負圧弁が流線型をなしているので、正圧弁が開いて燃料蒸気が正圧流路を流れるとき、その流通抵抗を軽減させて燃料蒸気をスムーズに流通させることができ、正圧弁及び負圧弁の振動を効果的に抑制することができる。更に、弁全体を小型化して、軽量化を図ることができ、正圧弁及び負圧弁のスライド動作をよりスムーズにさせることができる。
本発明の第5は、前記第1〜4の発明のいずれか1つにおいて、前記キャップの外周は、前記サブケーシング側に向けて突出面をなしているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、負圧弁が開いて外気が負圧流路を流れるときに、その流通抵抗を軽減させて、外気が負圧流路をスムーズに流れるので、負圧弁の振動等を効果的に抑制することができる。
本発明の第6は、前記第1〜5の発明のいずれか1つにおいて、前記正圧弁内周にバネ支持部が形成されており、前記正圧バネは、その一端が前記バネ支持部に支持されて、正圧弁内周に配置されているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、正圧バネの一端が正圧弁内周のバネ支持部に支持されて、正圧弁内周に配置されているので、正圧流路を燃料蒸気が通るときに、燃料蒸気が正圧バネを通ることなく確実に迂回させることができる。また、正圧弁を押し付ける部分である、正圧バネの一端の位置が、正圧弁の重心に近い位置となり、かつ、正圧弁座に近い位置となるので、正圧弁を安定した姿勢で開弁させることができ、弁スライド時の作動音をより軽減させることができる。
本発明の第7は、前記第1〜6の発明のいずれか1つにおいて、前記キャップは有底筒状をなし、前記負圧バネの一端が内部に挿入されて、キャップ底面で支持されているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、負圧バネの一端がキャップの筒部内に挿入されているので、負圧流路を外気が通るときに、外気が負圧バネを通ることなく確実に迂回させることができる。
本発明の第8は、前記第1〜7の発明のいずれか1つにおいて、前記ケーシング本体の、正圧弁座よりも燃料タンク側の内周面は、前記サブケーシング側の開口部に向けて広がるテーパ面をなしているチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、正圧弁が開いて燃料タンク内から燃料タンク外へと燃料蒸気が流れるとき、及び、負圧弁が開いて燃料タンク外から燃料タンク内へと外気が流れるときの、流通抵抗を低減して流れをスムーズにすることができる。
本発明の第9は、前記第1〜8の発明のいずれか1つにおいて、前記ケーシング本体の正圧弁座は、同ケーシング本体の内周との間に隙間を設けて、前記サブケーシング側に向けて突出した環状リブからなるチェックバルブを提供するものである。
上記発明によれば、正圧弁座は、ケーシング本体の内周面との間に隙間を設けて形成された環状リブからなることにより、正圧弁座が局所的に肉厚となることを避けて、一定厚さにすることができるので、射出成形時のヒケ等の欠陥を抑制して、正圧弁座のシール面の面精度を向上させることができる。
本発明によれば、正圧流路が正圧バネの外側を通るように形成され、負圧流路も負圧バネの外側を通るように形成されているため、燃料蒸気及び外気は、各バネを避けて流れるようになるので、各バネ及びそれに付勢される各弁の振動や揺動を押えることができ、弁スライド時の作動音を低減することができる。
また、透孔は負圧弁により開閉され、燃料タンク内の圧力が所定値以上となるときは閉塞されているので、正圧流路を通して燃料蒸気を燃料タンク外に流出させるときに、燃料蒸気の流れが透孔内周で乱れて渦流となることを確実に防止することができ、正圧弁の振動を抑制して、異音を低減することができる。
更に、負圧弁の脚部をキャップに係止手段を介して連結させるだけの簡単な操作で、負圧弁を正圧弁に対してスライド可能に保持させることができるので、組付け工程を簡略化することができる。
本発明のチェックバルブの分解斜視図である。 同チェックバルブの要部拡大断面斜視図である。 同チェックバルブの要部拡大断面図である。 同チェックバルブを構成するサブケーシングの平面図である。 同チェックバルブを構成する正圧弁を示しており、(a)はその平面図、(b)は斜め下方から見た斜視図である。 同チェックバルブの第1組付け工程を示斜視図である。 同チェックバルブの第2組付け工程を示斜視図である。 同チェックバルブにおいて負圧弁とキャップとを組付けられた状態を、斜め下方から見た斜視図である。 同チェックバルブにおいて、燃料タンク内の圧力が所定値以上となった状態を示す要部拡大断面図である。 同チェックバルブにおいて、燃料タンク内の圧力が外気圧に比べて所定値以上負圧になった状態を示す要部拡大断面図である。
1 チェックバルブ
10 ケーシング本体
15a 正圧弁座
15b テーパ面
16 隙間
20 サブケーシング
22 開口部
24 バネ支持リブ
24a 受座
25 隙間
30 正圧弁
32a 外周
34 正圧バネ支持部(バネ支持部)
36 開口部
36a 負圧弁座
39 透孔
50 負圧弁
53 脚部
60 キャップ
R1 正圧流路
R2 負圧流路
S1 正圧バネ
S2 負圧バネ
V 弁室
以下、図面を参照して、本発明のチェックバルブの一実施形態について説明する。
図1,2に示すように、このチェックバルブ1は、燃料タンク内の圧力が所定値以上に上昇したとき(正圧状態)、燃料蒸気を外部に流出して燃料タンクの破裂等を防ぎ、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下したときに(負圧状態)、燃料タンク外から外気(外部空気)を流入して、燃料タンクの潰れ等を防止するものである。このチェックバルブ1は、燃料タンク内に連通される配管に接続されると共に、内部に正圧弁座15aを形成したケーシング本体10と、該ケーシング本体10に組付けられて弁室Vを形成すると共に、燃料タンク外に連通するサブケーシング20と、前記弁室Vにスライド可能に配置された正圧弁30及び負圧弁50とを備えている。
図1〜3を参照してケーシング本体10について説明すると、このケーシング本体10は、一端に接続管12が一体的に延設されると共に、他端開口部にサブケーシング20が組付けられる円筒状の筒体11を有している。前記接続管12は、その内部が筒体11内に連通し、外周に燃料タンク内に連通する配管が接続されるようになっている。また、筒体11の他端開口部の外周から環状のフランジ部13(図2参照)が突設されており、更にこのフランジ部13の外周縁からは、サブケーシング20側に向けて環状の嵌合壁13aが突設されている。
前記筒体11は、他端開口部側が拡径内周部14をなし、一端の接続管12側が拡径内周部14よりも縮径した縮径内周部15をなしている。縮径内周部15は、前記接続管12を介して、燃料タンク内に連通している。この縮径内周部15のサブケーシング20側の周縁からは、拡径内周部14との間に隙間16を設けて、サブケーシング20側に向けて環状リブ状に突設された正圧弁座15aが設けられている。この正圧弁座15aに、後述する正圧弁30のテーパ状の外周32aが接離するようになっている。
また、縮径内周部15の、正圧弁座15aよりも燃料タンク側の内周面(接続管12側の内周面)は、サブケーシング20側に向けて次第に拡径するテーパ面15bをなしている。更に、拡径内周部14のサブケーシング20側の内周面も、サブケーシング20側に向けて次第に拡径するテーパ面14aをなしている。
更に、この実施形態では、チェックバルブ1を燃料タンク内の所定箇所に取付けるために、ケーシング本体10の外周にクリップ18(図1参照)が形成されている。
次に、図1〜4を参照して、ケーシング本体10に組付けられて、内部に弁室Vを形成するサブケーシング20について説明する。このサブケーシング20は、上記ケーシング本体10の他端開口部に組付けられ、その内部中心に燃料タンク外に連通する開口部22が形成された、円盤状の蓋部21と、前記開口部22周縁から延設された接続管23とを有している。前記接続管23の外周には、燃料タンク外に配置されたキャニスタ等に連結された、外部配管が接続されるようになっている。
円盤状をなす蓋部21は、前記ケーシング本体10の嵌合壁13a内周に嵌合して溶着、接着等の手段により接合される。蓋部21の基端外周には、環状のフランジ部21aが形成され、前記ケーシング本体10のフランジ部13に当接する部分となっている。
また、図2,3に示すように、前記開口部22の内周面は、略すり鉢状に形成されており、接続管23側から弁室V側に向かって次第に広がるテーパ面をなしている。この開口部22の内周面からは、弁室Vに収容保持される正圧弁30に向け、所定の隙間25を設けて、周方向に均等に複数のバネ支持リブ24が突設されている。各隙間25は、後述する正圧流路R1(図3参照)に連通して、燃料蒸気を燃料タンク外へと流出させる流通路を構成している。
各バネ支持リブ24の外周には、正圧バネS1の一端を支持する段状の受座24aが形成されている。図2に示すように、各バネ支持リブ24の先端内周には、開口部22側に向けて次第に高さが高くなるテーパ部24bが形成されている。これらテーパ部24bの基端側であって、複数のバネ支持リブ24の内側には、弁室V及び開口部22に連通する環状のリング26(図2,4参照)が配置され、各バネ支持リブ24に連結されている。
次に、上記ケーシング本体10及びサブケーシング20により画成された弁室V内にスライド可能に収容配置される、正圧弁30及び負圧弁50の構造について説明する。
まず図1〜3,図5〜7及び図9,10を参照して正圧弁30について説明すると、この正圧弁30は、その先端側に配置された小径筒部31と、この小径筒部31の基端に連結部32を介して連結された小径筒部31より拡径した大径筒部33とを有し、外径の異なる2つの筒部が同軸上に配置された筒状をなしている。
この正圧弁30は、先端側の小径筒部31がケーシング本体10の縮径内周部15内に収容配置され、基端側の大径筒部33が同ケーシング本体10の拡径内周部14内に収容配置されるようになっている。そして、正圧弁30の大径筒部33の外周と、ケーシング本体10の拡径内周部14の内周との間に、正圧弁30が正圧弁座15aから離れたときに、燃料タンク内から燃料タンク外へ燃料蒸気を流出させる正圧流路R1(図3,9参照)が形成されている。
また、図5(b)に示すように、前記小径筒部31の内周で、かつ、後述する複数の透孔39に対してずれた位置には、正圧バネ支持部34(本発明における「バネ支持部」)が周方向に均等な間隔を設けて複数突設されている。また、前記大径筒部33の内周には、バネ保持リブ35が周方向に均等な間隔を設けて複数突設されており、その一部が前記正圧バネ支持部34に整合した位置に配設されている。
そして、正圧バネS1は、その先端が大径筒部33内に挿入されて、前記正圧バネ支持部34により支持されると共に、その外周が前記バネ保持リブ35により保持されて、正圧バネS1が傾かないように所定姿勢で保持されるようになっている(図3参照)。また、前記大径筒部33は、正圧弁30内に収容支持された正圧バネS1のほぼ全周を覆う程度に長く伸びていて、正圧弁30が正圧弁座15aから離れて、正圧流路R1を燃料蒸気が通るときに、正圧バネS1に燃料蒸気が接触するのを抑制している。
このように、この実施形態のチェックバルブ1においては、正圧バネS1が正圧弁30の内周に配置されて、同正圧バネS1の外周が正圧弁30の周壁(大径筒部33の周壁)で覆われると共に、前記正圧流路R1が正圧バネS1の外側に配置された構造となっている。
図5〜7に示すように、小径筒部31及び大径筒部33の外周には、ガイドリブ31a,33aが放射状に均等な間隔で複数配置され、これが軸方向に沿って伸びており、弁室V内で正圧弁30がスライド動作するときのガイドをなすと共に、小径筒部31と縮径内周部15との間、大径筒部33と拡径内周部14との間にそれぞれ隙間を確保して、燃料蒸気及び外気を流通させる流路を構成している。各ガイドリブ31a,33aの先端部は、基端側に向けて次第に高さが高くなる形状をなしている(図6,7参照)。また、図3に示すように、前記連結部32の外周32aは、大径筒部33側に向けて次第に拡径したテーパ状をなしており、これが前記ケーシング本体10の正圧弁座15aに接離する部分となっている。
すなわち、正圧弁30は、大小2つの筒部31,33を外径の小さな順に同軸的に連設すると共に、その連結部32がテーパ状をなし、また、ガイドリブ31a,33aの先端部もテーパ状としたので、先端側から基端側に向かって段差の少ない外周形状を構成している(図6,7参照)。
図2,3に示すように、前記小径筒部31の先端側の開口部36の周縁は、環状に突出した突起状をなし、これが後述する負圧弁50が接離する負圧弁座36aを構成している。また、図3及び図5(a)を併せて参照すると、開口部36の中心位置には、頂部が閉塞した筒状の負圧バネ支持部37が、開口部36から突出して配置されており、開口部36の内周から中心に向かって均等な間隔を設けて突設した複数の連結片38により、小径筒部31に連結されている。同図5(a)に示すように、複数の連結片38により、開口部36と負圧バネ支持部37との間の隙間が区画されて、正圧弁30の内部に連通する複数の透孔39が形成されている。
前記負圧バネ支持部37の内周に、負圧バネS2の先端が挿入支持され(図3参照)、前記複数の透孔39内には、後述する負圧弁50の複数の脚部53がそれぞれ挿入される(図5(a)参照)。なお、前記負圧バネ支持部37は、筒状でなくともよく、例えば、開口部36の中心に連結片で支持された円形板を配置し、その裏面側から支持突起を突設させてもよく、特に限定されない。
上記正圧弁30とサブケーシング20との間には、正圧バネS1が配置されている。すなわち、正圧バネS1の基端が、サブケーシング20のバネ支持リブ24外周の受座24aに支持され、先端が正圧弁30内周の正圧バネ支持部34に支持されることにより、正圧弁30とサブケーシング20との間で正圧バネS1が圧縮保持されて、正圧弁30がケーシング本体10の正圧弁座15aに向けて付勢され、正圧弁30の外周32aが正圧弁座15aに常時当接するようになっている(図3参照)。したがって、燃料タンク内の圧力が所定値以上に上昇したときに、燃料蒸気により正圧弁30が押圧されて、弁室V内をスライド動作して、同正圧弁30の外周32aが正圧弁座15aに接離するようになっている。
上記構造をなす正圧弁30の先端外側には、前記負圧弁座36aに接離して前記透孔39を開閉する負圧弁50が、正圧弁30に対してスライド可能に配置されている。
図6に示すように、この負圧弁50は、先端の頭頂部が丸みを帯びた形状をなすと共に、斜め外方に向かって傘状に広がった形状をなした頭部51を有している。この頭部51の裏面周縁部51aは、正圧弁30の負圧弁座36aにほぼ適合する大きさとされ、同負圧弁座36aに接離する部分をなしている。また、正圧弁30に負圧弁50を組付けたとき、頭部51の内側に、負圧バネS2の一端を支持する負圧バネ支持部37が配置されるようになっている(図3参照)。
図7には、上記形状をなす頭部51を有する負圧弁50を、先端側から基端側に向かって段差の少ない外周形状を有する正圧弁30の先端外側に組付けた状態が示されている。同図7に示すように、2つの弁どうしを組付けたとき、負圧弁50の先端から正圧弁30の基端側に向けて、段差が少なく段階的に拡径する形状をなしている。すなわち、正圧弁30の外周形状、及び、正圧弁30の先端外側に配置される負圧弁50の外周形状は、ケーシング本体10からサブケーシング20側へ向けて、燃料タンク内から燃料タンク外へと燃料蒸気が流出するときに、燃料蒸気の流れが円滑で渦が生じにくい、いわゆる流線型をなしている。
上記頭部51の裏面側からは、透孔39を通して正圧弁30内に挿入される脚部53が、周方向に均等な間隔を設けて延出されている。各脚部53は、正圧弁30に負圧弁50を組付けたときに、正圧弁30の負圧バネ支持部37よりも外側に配置されるようになっている(図3参照)。また、図3,図5(a)及び図10に示すように、正圧弁30の透孔39と、それに挿入される脚部53との間に、負圧弁50が負圧弁座36aから離れたときに、燃料タンク外から燃料タンク内へと外気を流入させる負圧流路R2の一部をなす透孔内流路R2aが形成されている。更に各脚部53の先端部には、係合孔53aがそれぞれ形成されている。
前記正圧弁30の内部には、上記負圧弁50の脚部53に係止手段を介して連結され、負圧弁50を正圧弁30に対してスライド可能に保持させるキャップ60が配置されている。
このキャップ60は、全体として有底筒状をなしており、中央に所定深さのバネ収容凹部61a(図3参照)を設けたバネ保持部61と、バネ収容凹部61aの周縁から周方向に所定隙間を介して立設した複数の脚部支持片63(図7参照)とを有している。また、前記バネ収容凹部61aと、前記正圧弁30の負圧バネ支持部37とは、正圧弁30にキャップ60を介して負圧弁50をスライド可能に保持させたときに、同軸上に対向した位置に配置されている。更に、前記脚部支持片63の先端外周には係合突起63aが突設されており、これが負圧弁50の係合孔53aに係合するようになっており、これらの係合突起63a及び係合孔53aが本発明における「係止手段」をなしている。なお、係止手段としては、脚部53側に係合突起を設け、キャップ60側に係合孔を設けてもよく、負圧弁50とキャップ60とを連結させることができればよく、特に限定されない。
また、図3及び図10に示すように、前記正圧弁30の大径筒部33の内周及び小径筒部31の内周と、負圧弁50の脚部53及びキャップ60の外周と間に、負圧弁50が負圧弁座36aから離れたときに、燃料タンク外から燃料タンク内へと外気を流入させる負圧流路R2の一部をなす弁内流路R2bが形成されている。この弁内流路R2bは、前記透孔内流路R2aと連通しており、両流路R2a,R2bで、負圧流路R2が構成されている。
そして、この実施形態のチェックバルブ1においては、負圧バネS2は、その一端が負圧弁50の内周に配置され、他端がキャップ60の内周に配置されて、同負圧バネS2の外周が負圧弁50の周壁(脚部53)及びキャップ60の周壁(脚部支持片63)で部分的に覆われていて、透孔内流路R2a及び弁内流路R2bからなる負圧流路R2が負圧バネS2の外側に配置された構造となっている。
また、前記バネ保持部61の外周は、その底部が丸みを帯びた曲面状をなし、先端側に向かって次第に拡径する形状をなしている。そのため、図8に示すように、負圧弁50の係合孔53aにキャップ60の係合突起63aを係合させて、負圧弁50の裏面側にキャップ60を組付けた場合に、キャップ60の外周はサブケーシング20側に向けて突出面をなしている。なお、図8においては、負圧弁50とキャップ60との組付け状態を理解しやすくするために、便宜上正圧弁30を省略した状態が示されている。
前記正圧弁30及び上記キャップ60の間には、負圧バネS2が配置されている。すなわち、負圧バネS2の基端が、キャップ60のバネ収容凹部61aに支持されると共に、先端が正圧弁30の負圧バネ支持部37の内周に支持されることにより、正圧弁30及びキャップ60の間で負圧バネS2が圧縮保持されて、負圧弁50が正圧弁30に向けて付勢され、負圧弁50の裏面周縁部51aが正圧弁30の負圧弁座36aに常時当接するようになっている。したがって、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以下に低下したときに、外気により負圧弁50が押圧されて、正圧弁30に対してスライド動作して、負圧弁50の裏面周縁部51aが負圧弁座36aに接離するようになっている。
次に、上記構成からなるチェックバルブ1の組付け工程について説明する。すなわち、図6に示すように、負圧弁50の複数の脚部53を、正圧弁30の複数の透孔39にそれぞれ整合させて、複数の透孔39を通して複数の脚部53を正圧弁30の内部に挿入する。その後、図3及び図7に示すように、負圧バネS2の先端を、正圧弁30の負圧バネ支持部37内に挿入支持させると共に、キャップ60を正圧弁30内に挿入して、負圧バネS2の基端をキャップ60のバネ収容凹部61a内に挿入支持させる。そして、負圧バネS2を付勢力に抗して縮ませつつ、キャップ60を負圧弁50側へ押し込んで、キャップ60の係合突起63aを負圧弁50の係合孔53aに係合させることにより、図2,3に示すように、正圧弁30に負圧弁50がスライド可能に組付けることができる。
このように、このチェックバルブ1においては、負圧弁50の脚部53をキャップ60に対して、係止手段を介して連結させるだけの簡単な操作で、負圧弁50を正圧弁30に対してスライド可能に保持させることができるので、引用文献1のように、第1バルブボディ内に負圧バルブを収容後、第2バルブを溶着させる必要がなく、組付け工程を簡略化することができ、製造コストの低減を図ることが可能となる。
上記のように2つの弁を組付けて一体化した後、負圧弁50側をケーシング本体10の縮径内周部15内に収容配置し、その反対側を同ケーシング本体10の拡径内周部14内に収容配置する。そして、正圧バネS1の先端を正圧弁30の内周に挿入し、正圧バネ支持部34に当接支持させると共に、同正圧バネS1の基端をサブケーシング20のバネ支持リブ24外周の受座24aに支持させる。その後、正圧バネS1の付勢力に抗して、サブケーシング20をケーシング本体10の他端開口部に向けて押し付けて、両フランジ部13、21aどうしを突き当てると共に、サブケーシング20の蓋部21をケーシング本体10の嵌合壁13a内周に嵌合させ、それらの当接した部分を超音波溶着等の手段により溶着することにより、ケーシング本体10にサブケーシング20が組付けられるようになっている。なお、溶着の代わりに接着剤による接着をしてもよい。
次に、上記構成からなるチェックバルブ1の作用効果について、図2,3、及び図9,10を参照して説明する。
このチェックバルブ1は、ケーシング本体10の接続管12に、燃料タンク内に配設されカットバルブ等と連結した配管が接続され、サブケーシング20の接続管23に、燃料タンク外に配設されたキャニスタ等に連結した配管が接続されて、燃料タンク内に固着された金属ブラケット等の取付孔に、ケーシング本体外周のクリップ18を係合させることにより、燃料タンク内に配設される。なお、チェックバルブ1はこの取付態様に限定されず、例えば、燃料タンクの外部に配設してもよい。
そして、燃料タンクの内部の圧力が、所定の圧力以下の場合には、図3に示すように、正圧バネS1の付勢力により、正圧弁30が正圧弁座15aに押し付けられて、燃料タンク内に連通したケーシング本体10の縮径内周部15の開口が閉じた状態となっている。また、この状態では、負圧バネS2の付勢力により、キャップ60がサブケーシング20側に向けて押し付けられて、それに伴ってキャップ60に一体的に連結された負圧弁50が正圧弁30側に押し付けられて、負圧弁50の裏面周縁部51aが、正圧弁30の負圧弁座36aに当接して、透孔39及び透孔内流路R2aが閉塞された状態となっている。
上記状態で、燃料タンク内の圧力が所定値以上に上昇すると、ケーシング本体10の接続管12を介して導入された燃料蒸気の圧力によって正圧弁30が押圧されて、図9に示すように、同正圧弁30が正圧バネS1の付勢力に抗してサブケーシング20側へスライドし、正圧弁30の外周32aが正圧弁座15aから離れる。その結果、同図矢印に示すように、燃料蒸気が正圧流路R1を流動して、サブケーシング20のバネ支持リブ24間の隙間25を通って、開口部22に入り込み、接続管23及び図示しない配管を介して図示しないキャニスタに送られて、燃料タンク外に流出される。これによって、燃料タンク内の圧力が所定値以上になることが抑制される。
一方、燃料タンク内の圧力が外気圧に対して所定値以下になると、サブケーシング20側の接続管23を介し、リング26(図2参照)を通って弁室V内に外気が導入される。そして、この外気によってキャップ60を介して負圧弁50が押圧されて、図10に示すように、同負圧弁50が負圧バネS2の付勢力に抗してケーシング本体10の接続管12側へスライドし、負圧弁50の裏面周縁部51aが正圧弁30の負圧弁座36aから離れる。その結果、同図矢印に示すように、外気が負圧流路R2(弁内流路R2b及び透孔内流路R2a)を流動して、縮径内周部15内に入り込み、接続管12及び図示しない配管を介して、燃料タンク内に流入される。これによって、燃料タンク内の圧力が所定値以下になることが抑制される。
そして、このチェックバルブ1においては、上記の正圧流路R1は正圧バネS1の外側を通るように形成され、負圧流路R2も負圧バネS2の外側を通るように形成されているので、燃料蒸気及び外気は、正圧バネS1及び負圧バネS2を避けて流れるようになる。その結果、正圧バネS1及び負圧バネS2と、それに付勢される正圧弁30及び負圧弁50の振動や揺動を押えることができ、正圧弁30及び負圧弁50が弁室V内でスライド動作するときの作動音を低減することができる。
また、このチェックバルブ1においては、正圧弁30に形成した透孔39は、負圧弁50により開閉する構造をなし、常時は負圧バネS2により負圧弁50を負圧弁座36aに向けて付勢されて閉塞され(図3参照)、また、燃料タンク内の圧力が所定値以上となる正圧状態のときも、負圧バネS2により閉塞された状態に維持されている(図9参照)。したがって、図9に示すように、正圧流路R1を通して燃料蒸気を燃料タンク外に流出させるときに、燃料蒸気の流れが、透孔39の内周で乱れて渦流となってしまうことを確実に防止することができる。その結果、正圧弁30の振動を抑制して、異音を低減することができる。
次に上記実施形態における特徴的な構成部分によりもたらされる作用効果について説明する。
すなわち、この実施形態では、サブケーシング20内に形成された燃料タンク外に連通する開口部22の周縁から、正圧弁30に向けて複数のバネ支持リブ24が突設され、その外周に正圧バネS1の一端を支持する受座24aが形成され、各バネ支持リブ24の隙間25が、正圧流路R1に連通し、燃料蒸気を燃料タンク外へと流出させる流通路を構成している。
これによれば、正圧バネS1の一端(基端側)が、バネ支持リブ24外周の受座24aで支持されているので、正圧バネS1を安定した姿勢で支持させることができる。また、複数のバネ支持リブ24の隙間25が正圧流路R1に連通する流通路をなしているので、正圧バネS1が、燃料蒸気の流れの妨げとなることを防止して、燃料蒸気を開口部22へとスムーズに流して、燃料タンク外へと流出させることができる。
また、この実施形態では、複数のバネ支持リブ24の隙間25に設けられた流通路、具体的には、流通路を構成する開口部22の内周面は、弁室V側に向けて広がるテーパ面をなしている。
このように、正圧流路R1に連通する流通路を構成する開口部22の内周面が、弁室V側に向けて広がるテーパ面をなしているので、正圧弁座15aが開いて燃料蒸気が正圧流路R1を通って、流通路を流れて燃料タンク外へ流出するときの、流通抵抗を軽減させることができる。その結果、燃料蒸気を燃料タンク外へスムーズに流出させることができるので、正圧弁30の振動等を効果的に抑制することができる。また、開口部22の内周面のテーパ面とすることにより、図2の矢印に示すように、開口部22外周縁から流入した燃料蒸気を、正圧バネS1にほとんど触れさせることなく、テーパ面に沿わせて開口部22内に導入することができるので、正圧バネS1の振動等を確実に防止できる。
更に、この実施形態では、図7に示すように、正圧弁30の外周形状、及び、正圧弁30の先端外側に配置される負圧弁50の外周形状は、ケーシング本体10からサブケーシング20側へ向けて流線型をなしている。
このように、正圧弁30及び負圧弁50が流線型をなしているので、正圧弁30が押されて正圧弁座15aが開き、燃料蒸気が正圧流路R1を流れるとき、燃料蒸気が負圧弁50外周及び正圧弁30外周を、渦流や乱流状態になることなく円滑かつスムーズに流れて(図9矢印参照)、その流通抵抗を軽減させて燃料蒸気を流通させることができ、正圧弁30の振動等やその先端外側の負圧弁50のガタ付き等を効果的に抑制することができる。更に、弁全体を小型化して、軽量化を図ることができ、正圧弁30及び負圧弁50のスライド動作をよりスムーズにさせることができる。
また、この実施形態では、図8に示すように、キャップ60の外周は、サブケーシング20側に向けて突出面をなしている。このため、負圧弁50の裏面周縁部51aが、負圧弁座36aから離れて、外気が負圧流路R2を流れるときに、その流通抵抗を軽減させて、外気が負圧流路R2をスムーズに流れるので(図10矢印参照)、特に負圧弁50の振動等を効果的に抑制することができる。
更に、この実施形態では、正圧弁30の大径筒部33の内周に、正圧バネ支持部34が形成されており、正圧バネS1は、その一端(先端側)が前記正圧バネ支持部34に支持されて、正圧弁30内周に配置されている。
このように、正圧バネS1の一端が正圧弁30内周の正圧バネ支持部34に支持されて、正圧弁30内周に配置されているので、正圧流路R1を燃料蒸気が通るときに、燃料蒸気が正圧バネS1を通ることなく確実に迂回させることができる(図9参照)。また、正圧弁S1を押し付ける部分である、正圧バネS1の一端の位置が、正圧弁30の重心G(図3参照)に近い位置となり、かつ、正圧弁座15aに近い位置となるので、正圧弁30を安定した姿勢で開弁させることができ、弁スライド時の作動音をより軽減させることができる。
また、この実施形態では、キャップ60は全体として有底筒状をなし、負圧バネS2の一端(基端側)がバネ保持部60のバネ収容凹部61a内に挿入されて、その底面で支持されている。このように、負圧バネS2の一端がキャップ60のバネ収容凹部61a内に挿入されて支持されていて、図10に示すように、その下半部のほぼ全周が覆われているので、負圧流路R2を外気が通るときに、外気が負圧バネS2を通ることなく確実に迂回させることができる。
更に、この実施形態では、ケーシング本体10の縮径内周部15の、正圧弁座15aよりも燃料タンク側の内周面は、サブケーシング20側の開口部に向けて次第に広がるテーパ面15bをなしている(図9,10参照)。このため、正圧弁30が開いて燃料タンク内から燃料タンク外へと燃料蒸気が流れるとき、及び、負圧弁50が開いて燃料タンク外から燃料タンク内へと外気が流れるときの、流通抵抗を低減して流れをスムーズにすることができる。
また、この実施形態では、ケーシング本体10の縮径内周部15の、サブケーシング20側の周縁からは、縮径内周部15との間に隙間16を設けて、サブケーシング20側に向けて、環状リブ状の正圧弁座15aが突設されている。このため、正圧弁座15aが局所的に肉厚となることを避けて、一定厚さにすることができるので、射出成形時のヒケ等の欠陥を抑制して、正圧弁座15aの正圧弁30の外周32aに対するシール面の面精度を向上させることができ、シール性を向上させることができる。

Claims (9)

  1. 燃料タンク内に連通される配管に接続されると共に、内部に正圧弁座を形成したケーシング本体と、該ケーシング本体に組付けられて弁室を形成すると共に、燃料タンク外に連通するサブケーシングと、前記弁室にスライド可能に配置された正圧弁及び負圧弁とを備え、
    前記正圧弁は筒状をなし、先端側に弁内部に連通する透孔と前記負圧弁が接離する負圧弁座とが形成され、その外周が前記正圧弁座に接離し、
    前記負圧弁は、前記正圧弁の先端外側に配置されて、前記負圧弁座に接離して、前記透孔を開閉すると共に、同透孔を通して正圧弁の内部に挿入される脚部を有し、
    前記正圧弁の内部に、前記負圧弁の脚部に係止手段を介して連結され、負圧弁を正圧弁に対してスライド可能に保持させるキャップが配置され、
    前記正圧弁及び前記サブケーシングの間に、前記正圧弁を前記ケーシング本体の正圧弁座に向けて付勢する正圧バネが配置され、
    前記正圧弁及び前記キャップの間に、前記負圧弁を前記正圧弁の負圧弁座に向けて付勢する負圧バネが配置され、
    前記正圧弁は、燃料タンク内の圧力が所定値以上のときに、前記正圧弁座から離れ、前記負圧弁は、燃料タンク内の圧力が外気圧よりも所定値以上低下したときに、前記負圧弁座から離れるように構成されており、
    前記正圧弁外周と前記ケーシング本体内周との間には、前記正圧弁が前記正圧弁座から離れたときに、燃料タンク内から燃料タンク外へと燃料蒸気を流出させる正圧流路が、前記正圧バネの外側を通るように形成され、
    前記正圧弁内周と、前記脚部及び前記キャップの外周との間、及び、前記透孔と前記脚部との間には、前記負圧弁が前記負圧弁座から離れたときに、燃料タンク外から燃料タンク内へと外気を流入させる負圧流路が、前記負圧バネの外側を通るように形成されていることを特徴とするチェックバルブ。
  2. 前記サブケーシングの内部には、燃料タンク外に連通する開口部が形成され、この周縁から前記正圧弁に向けて複数のバネ支持リブが突設され、これら複数のバネ支持リブの外周が前記正圧バネの一端を支持する受座をなし、更に、複数のバネ支持リブの隙間は、前記正圧流路に連通して、燃料蒸気を燃料タンク外へと流出させる流通路を構成している請求項1記載のチェックバルブ。
  3. 前記複数のバネ支持リブの隙間に設けられた流通路外周は、前記弁室側に向けて広がるテーパ面をなしている請求項2記載のチェックバルブ。
  4. 前記正圧弁の外周形状、及び、同正圧弁の先端外側に配置される前記負圧弁の外周形状は、前記ケーシング本体から前記サブケーシング側へ向けて流線型をなしている請求項1〜3のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
  5. 前記キャップの外周は、前記サブケーシング側に向けて突出面をなしている請求項1〜4のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
  6. 前記正圧弁内周にバネ支持部が形成されており、前記正圧バネは、その一端が前記バネ支持部に支持されて、正圧弁内周に配置されている請求項1〜5のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
  7. 前記キャップは有底筒状をなし、前記負圧バネの一端が内部に挿入されて、キャップ底面で支持されている請求項1〜6のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
  8. 前記ケーシング本体の、正圧弁座よりも燃料タンク側の内周面は、前記サブケーシング側の開口部に向けて広がるテーパ面をなしている請求項1〜7のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
  9. 前記ケーシング本体の正圧弁座は、同ケーシング本体の内周との間に隙間を設けて、前記サブケーシング側に向けて突出した環状リブからなる請求項1〜8のいずれか1つに記載のチェックバルブ。
JP2010541261A 2008-12-02 2009-08-21 チェックバルブ Active JP5145431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010541261A JP5145431B2 (ja) 2008-12-02 2009-08-21 チェックバルブ

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008307839 2008-12-02
JP2008307839 2008-12-02
JP2010541261A JP5145431B2 (ja) 2008-12-02 2009-08-21 チェックバルブ
PCT/JP2009/064641 WO2010064475A1 (ja) 2008-12-02 2009-08-21 チェックバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010064475A1 JPWO2010064475A1 (ja) 2012-05-10
JP5145431B2 true JP5145431B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42233131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541261A Active JP5145431B2 (ja) 2008-12-02 2009-08-21 チェックバルブ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8561638B2 (ja)
JP (1) JP5145431B2 (ja)
CN (1) CN102227329B (ja)
DE (1) DE112009003676T5 (ja)
WO (1) WO2010064475A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5653528B2 (ja) * 2011-09-01 2015-01-14 株式会社パイオラックス チェックバルブ
US9492765B2 (en) 2011-11-08 2016-11-15 Piolax, Inc. Valve unit
US9435449B2 (en) * 2012-04-05 2016-09-06 The Boeing Company Pilot valve controlled positive and negative pressure relief valves
TWI495814B (zh) * 2013-03-21 2015-08-11 Sanyang Industry Co Ltd Two-way valve
EP2821735A1 (en) 2013-07-04 2015-01-07 Danfoss A/S An expansion valve with a variable orifice area
EP2821734A1 (en) * 2013-07-04 2015-01-07 Danfoss A/S An expansion valve comprising a stop element
EP2821736A1 (en) 2013-07-04 2015-01-07 Danfoss A/S An expansion valve with a two-step variable orifice area
JP6718374B2 (ja) 2014-01-30 2020-07-08 ラヴァル エイ.シー.エス.リミテッドRAVAL A.C.S.Ltd. 圧力リリーフバルブ
CA2944493C (en) * 2014-03-31 2018-09-25 Flomax International, Inc. Integrated fuel tank vent and shutoff valve
EP3174429B1 (en) * 2014-08-18 2022-08-03 Colgate-Palmolive Company Oral care implement
JP6338996B2 (ja) 2014-10-10 2018-06-06 株式会社パイオラックス チェックバルブ
RU2702297C2 (ru) * 2014-11-05 2019-10-07 РАВАЛ Эй.Си.Эс. ЛТД. Клапан сброса давления (варианты) и клапанный узел, содержащий упомянутый клапан
US10518010B2 (en) 2015-01-22 2019-12-31 Ecp Entwicklungsgesellschaft Mbh Catheter device, comprising a valve for controlling a fluid flow through a catheter
EP3047873A1 (de) 2015-01-22 2016-07-27 ECP Entwicklungsgesellschaft mbH Magnetisch betätigbares ventil zur steuerung des fluidflusses durch einen katheter
JP6421700B2 (ja) 2015-06-10 2018-11-14 株式会社デンソー 高圧ポンプ
JP6544114B2 (ja) * 2015-07-27 2019-07-17 浜名湖電装株式会社 逆止弁装置及び蒸発燃料供給システム
WO2017031548A1 (en) * 2015-08-27 2017-03-02 Weir Minerals Australia Ltd Improved valve assembly
CN105109329A (zh) * 2015-09-18 2015-12-02 亚普汽车部件股份有限公司 燃油箱的icv结构及设置icv结构的燃油箱成型方法
JP6578585B2 (ja) * 2015-11-12 2019-09-25 株式会社パイオラックス 弁装置
JP6813780B2 (ja) * 2017-03-21 2021-01-13 株式会社椿本チエイン テンショナ
US10830365B2 (en) * 2017-10-26 2020-11-10 Hamilton Sundstrand Corporation Bi-directional inline check valve
GB2568335A (en) * 2017-11-09 2019-05-15 Eaton Intelligent Power Ltd Climb and dive valve
JP6999177B2 (ja) * 2018-11-08 2022-01-18 株式会社不二工機 弁装置およびその組立方法
US10989360B2 (en) 2018-12-28 2021-04-27 Chester Valve Corporation Check valve and assembly for fluid storage container

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03267565A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料貯溜装置
US20010020415A1 (en) * 1999-12-10 2001-09-13 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh Hydraulic system
JP3421828B2 (ja) * 1995-08-19 2003-06-30 株式会社パイオラックス チェックバルブの構造
JP2005133875A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Piolax Inc チェックバルブ一体型カットバルブ
JP2006329245A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Piolax Inc 圧力開閉弁

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US637994A (en) * 1899-01-30 1899-11-28 Andrew Klay Relief-valve for engine-cylinders.
US1229885A (en) * 1917-03-14 1917-06-12 Richard U Chadwick Combined discharge and vacuum valve.
US2256139A (en) * 1938-04-07 1941-09-16 Gen Motors Corp Refrigerating apparatus
US2191636A (en) * 1938-05-05 1940-02-27 Gen Motors Corp Radiator overflow valve
US3153423A (en) * 1962-05-16 1964-10-20 Sealol Two way check valve
US3127907A (en) * 1962-09-18 1964-04-07 Novak Stanley Two-way poppet valve
US3722535A (en) * 1971-05-26 1973-03-27 Bendix Corp Positive and negative pressure responsive reservoir breather
US3724708A (en) * 1971-08-25 1973-04-03 F & E Mfg Co Pressure-vacuum relief fuel filler cap
JPS49122214U (ja) * 1973-02-17 1974-10-19
US4068680A (en) * 1976-07-21 1978-01-17 Robertshaw Controls Company Self-contained vent valve unit and system utilizing the same
JPS56141473A (en) * 1980-04-07 1981-11-05 Nissan Motor Co Ltd Pressure controller equipped with liquid effluence preventing mechanism
US4498493A (en) * 1981-06-24 1985-02-12 Stant Inc. Pressure valve assembly for a fuel tank filler neck cap
DE3417210A1 (de) * 1984-05-10 1985-11-14 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Druckventil
US5183075A (en) * 1986-04-12 1993-02-02 Stein Guenter Check valve
US5090459A (en) * 1990-01-29 1992-02-25 Toyoda Gosei Co., Ltd. Fuel tank system
US6196258B1 (en) * 1998-04-16 2001-03-06 Calsonic Corporation Pressure control valve and evaporation fuel discharge control device
US6216729B1 (en) * 2000-05-08 2001-04-17 Parsons & Whittemore, Inc. Bidirectional check valve for hydraulic system
US6578597B2 (en) * 2001-03-08 2003-06-17 Stant Manufacturing Inc. Fuel tank vent system with liquid fuel filter
JP3944706B2 (ja) * 2002-02-14 2007-07-18 株式会社ニフコ 2方向バルブ
US6910502B2 (en) * 2003-04-01 2005-06-28 Sauer-Danfoss, Inc. Decoupled check-relief valve
WO2006134588A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-21 Raval A.C.S. Ltd. Double check valve for a fuel system
US20080135110A1 (en) * 2006-12-08 2008-06-12 Honeywell International, Inc. Bi-directional positive/negative pressure relief valve

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03267565A (ja) * 1990-03-16 1991-11-28 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料貯溜装置
JP3421828B2 (ja) * 1995-08-19 2003-06-30 株式会社パイオラックス チェックバルブの構造
US20010020415A1 (en) * 1999-12-10 2001-09-13 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh Hydraulic system
JP2005133875A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Piolax Inc チェックバルブ一体型カットバルブ
JP2006329245A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Piolax Inc 圧力開閉弁

Also Published As

Publication number Publication date
CN102227329B (zh) 2013-12-04
WO2010064475A1 (ja) 2010-06-10
US20110226356A1 (en) 2011-09-22
CN102227329A (zh) 2011-10-26
US8561638B2 (en) 2013-10-22
DE112009003676T5 (de) 2012-10-18
JPWO2010064475A1 (ja) 2012-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5145431B2 (ja) チェックバルブ
JP5653528B2 (ja) チェックバルブ
US10221955B2 (en) Valve device
US6929025B2 (en) Two-way valve
JP6670594B2 (ja) チェックバルブ
JP6338996B2 (ja) チェックバルブ
JP2006044586A (ja) 燃料タンク用チェックバルブ
JP2003276457A (ja) 燃料タンク用コネクタ
JP6446199B2 (ja) フロート弁装置
JP5436232B2 (ja) チェックバルブ
JP2005265009A (ja) チェックバルブ
JP2008151243A (ja) リリーフバルブ
JP5844582B2 (ja) チェックバルブ
JP4660156B2 (ja) 燃料逆流防止バルブ
JP7227061B2 (ja) 通気弁
WO2020050221A1 (ja) 圧力調整バルブ
JP4739250B2 (ja) リリーフバルブ
JP2015021466A (ja) バルブ装置
JP2009150333A (ja) 噴流ポンプ
JP6863204B2 (ja) 逆止弁
WO2020105508A1 (ja) チェックバルブ付き気液分離装置
JP2009179193A (ja) 燃料遮断弁
JP4819660B2 (ja) リリーフバルブ
JP2007276499A (ja) 燃料遮断弁
JP2011105246A (ja) 燃料遮断弁

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5145431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150