JP5142907B2 - 導波管構造及びレーダ装置 - Google Patents

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本発明は、電波を低損失で伝搬する導波管の構造及びレーダ装置に関する。
特許文献1、2には、縦断面で分割された金属ブロックを結合して導波管を構成する技術が記載されている。この種の導波管は製造面で有利である一方、組み付けされた両金属ブロックの対向面の隙間からの電波漏洩(電気的損失)に対する対策が必要となる。特許文献1では、導波管の溝が形成された金属ブロックと溝を覆う蓋としての金属ブロックとの間に、柔らかい金属箔を挟んで両ブロックの対向部の隙間を、両ブロックと金属箔との密接によってなくすようにすることが提案されている。また、特許文献2では、一方の金属ブロックの対向面であって溝近傍に、銀めっきを塗布したり、あるいは金属ブロックや他部材を利用したりして、突起条を形成し、両ブロックの対向面の隙間をなくすようにすることが提案されている。
特開平10−41711号公報 特開昭50−122846号公報
特許文献1では、柔らかい金属箔を用いる結果、箔の取り扱いに注意を要する必要があり、また長期に亘り平面性等を維持できるかという、作業性、信頼性の点で必ずしも十分ではない。また、特許文献2では、形成された突起条の表面の平面性が新たに問題となり、隙間を完全になくすことには限界がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、電波の伝搬する溝が一部に形成された一の面に所定ピッチで突起を形成し、その上を相対的に柔らかい材質の薄板状の蓋材で覆うことで、蓋材と一の面との接触を密接にし、電波漏洩を効果的に阻止する導波管構造及びレーダ装置を提供することを目的とするものである。
この発明は、電波伝搬用の溝が一の面に形成された金属製の第1のブロックを備えた導波管の構造であって、前記第1のブロックは、前記一の面が蓋材で覆われるものであり、かつ、前記一の面のうち前記溝に沿う位置に所定ピッチで複数の第1の突起が形成されたものであり、前記蓋部を挟んで前記第1のブロックの反対側に設けられ、電波伝搬用の溝が前記蓋材と対向する対向面側に形成された金属製の第2のブロックを備え、前記第2のブロックは、前記対向面のうち前記溝に沿う位置に所定ピッチで複数の第2の突起が形成されたものであり、前記第1、第2のブロックに形成された両溝は、鏡面対称であり、前記第1、第2の突起は、互いに略半ピッチずつずらして設けられていることを特徴とするものである。
この発明によれば、蓋材が第1のブロックの一の面を覆うことで、第1のブロックの溝と蓋材とで形成される空間が導波路となる導波管が形成される。蓋材で第1のブロックの溝を覆う際に、一の面に形成された突起が第1のブロックと蓋材との間の相対強度に応じて変形して密接するので、第1のブロックと蓋材との間の隙間がなくなり、電波の漏洩が極力阻止される。この構成によれば、蓋材の両側に導波管が形成される。そして、第1のブロックと蓋材との間、及び第2のブロックと蓋材との間の密接度が増すので、第1のブロックと蓋材との間、及び第2のブロックと蓋材との間の隙間がなくなり、それぞれ電波の漏洩が極力阻止される。この構成によれば、蓋材は両面が略半ピッチ毎に突起と密接されることになり、その分、それぞれ電波の漏洩が極力阻止される。
この発明は、上記の導波管構造において、前記蓋材が、前記第1のブロックに対して同等又は軟質の材料からなることを特徴とする。この構成によれば、相対的に柔らかい蓋材の表面を変形することで第1のブロックと蓋材との間の密接度がより増すので、第1のブロックと蓋材との間の隙間がなくなり、電波の漏洩が極力阻止される。
この発明は、上記の導波管構造において、第1、第2のブロック及び蓋材は、それぞれの前記一の面の対向位置に孔が穿設され、該孔を介して締結手段によって締結されていることを特徴とする。この構成によれば、蓋材は、締結手段、例えばボルトとナットによる締め付け具合によって、第1、第2のブロックと同等の所要圧で圧接されることになる。
この発明は、上記の導波管構造において、前記第1、第2の突起は、針状体の押し込み操作で形成された凹みの周囲の盛り上がり部であることを特徴とする。この構成によれば、いわゆるポンチング加工により比較的に容易に突起が形成される。
この発明は、マイクロ波発生器と、マイクロ波を空中へ送信するアンテナと、前記マイクロ波発生器と前記アンテナ間に介設された上記の導波管構造とを含むレーダ装置である。この構成によれば、マイクロ波発生器で発生したマイクロ波の電波は、導波管で極力漏洩が阻止されてアンテナに伝搬されるので、アンテナから空中へ効率良くマイクロ波が送信される。
この発明によれば、突起を第1のブロックと蓋材との間の相対強度に応じて変形して密接するため、第1のブロックと蓋材との間の隙間をなくし、電波の漏洩を極力阻止できる。
この発明によれば、第1のブロックと蓋材との間の密接度をより増大させて、第1のブロックと蓋材との間の隙間をなくすことで、電波の漏洩を極力阻止できる。
この発明によれば、第1のブロックと蓋材との間、及び第2のブロックと蓋材との間の隙間をなくして、それぞれ電波の漏洩を極力阻止させることができる。
この発明によれば、蓋材は両面が略半ピッチ毎に突起と密接されることになり、その分、それぞれ電波の漏洩を極力阻止できる。
この発明によれば、蓋材を、ボルトとナットの締め付け具合によって、第1、第2のブロックと同等の所要圧で圧接することができる。
この発明によれば、いわゆるポンチング加工により比較的に容易に突起を形成することができる。
この発明によれば、マイクロ波発生器で発生したマイクロ波の電波を、導波管で極力漏洩阻止して伝搬アンテナに伝搬するため、アンテナから空中へ効率良くマイクロ波を送信できる。
図1は、本発明に係る導波管構造が適用されるマイクロ波送受信機の一例としてのレーダ装置の構成を示すブロック図である。レーダ装置の高周波回路部は、例えば9.4GHzのマイクロ波を基本波として発振するマグネトロン51を有する。パルス駆動回路52は、マグネトロン51を所定周期で間歇駆動させて所定幅を有するパルス状の送信信号を生成するものである。サーキュレータ53は、マグネトロン51からのパルス状の送信信号を所定の回路側へ伝搬するものである。終端器54は、サーキュレータ53に接続され、不要電力を消費させるものである。フィルタ1は、基本波に対する高調波の通過を抑制するものである。抑制された高調波は、サーキュレータ53を経て終端器54で消費される。
サーキュレータ55は、送信信号を送信側へ伝搬し、受信信号を受信側へ伝搬するためのものである。ロータリージョイント56は、静止系と回転系とを電気的に接続するためのものである。アンテナ57は、図略のモータで定速回転させられるもので、送信信号を電波パルスとして外方に向けて送信するものである。リミッタ回路58は、受信開始直後の高レベルの電力信号レベルを抑制して受信回路59を保護するものである。受信回路59は、アンテナで受波された信号を受信するものである。なお、マグネトロン51〜アンテナ57まで、アンテナ57〜リミッタ回路58までは導波管で構成されている。
図2(a)は、フィルタ1の主要部の分解斜視図で、図2(b)は組み立てた状態の側面図ある。フィルタ1は、2個の金属ブロック2,3、及びそれらの間に介設される仕切り板4から構成されている。なお、本実施形態では、金属ブロック2,3は、鏡面対称に形成されている。
金属ブロック2は、所要の厚みを有するアルミニウム(Al)等の導電性金属からなる。金属ブロック2は、上面側の面(一の面)、ここでは平面部に、使用電磁波の周波数から定まる所定の深さ寸法を有する凹部(溝)20が形成されている。凹部20は、共振領域21,22を有する。結合窓23は、共振領域21,22の間に形成されている。共振領域21には、図1の下方に結合窓211が穿設されている。結合窓211は、上流側からの電磁波の入力口となる。また、共振領域22は、付加領域221,222を有する。
金属ブロック3は、所要の厚みを有するアルミニウム(Al)等の導電性金属からなる。金属ブロック3は、下面側の平面部に、使用電磁波の周波数から定まる所定の深さ寸法を有する凹部(溝)30が形成されている。凹部30は、共振領域31,32を有する。結合窓33は、共振領域31,32の間に形成されている。共振領域32には、図1の上方に結合窓321が穿設されている。結合窓321は下流側への電磁波の出力口となる。また、共振領域31は、付加領域311,312を有する。なお、結合窓211,321は、図2(a)のような位置に限定されず、電磁波の入出力口として好適な位置が採用可能である。
仕切り板4は、導電性を有し、金属ブロック2,3それぞれの蓋材として機能する。共振領域21,22,31,32と仕切り板4とによって構成される各導波管部分は、本実施形態ではそれぞれ共振器と機能する。仕切り板4は、金属ブロック2,3に比して硬度的に少なくとも同程度か、好ましくは、より柔らかいものであることが好ましい。仕切り板4は、例えばアルミニウム(Al)からなり、あるいは基材の表面に銅(Cu)と金(Au)の合金をメッキしたものでもよい。仕切り板4には、その所要位置に所要形状を有する4個の結合窓41〜44が穿設されている。なお、図には示していないが、金属ブロック2,3及び仕切り板4には対応する位置であって、凹部20,30を外した部分に所要数の貫通孔が形成されている。金属ブロック2,3及び仕切り板4は、これらの貫通孔にボルトが挿通され、ナットで所要圧で締め付けられることで連結されて、導波管構造が形成される。所要圧で連結する部材としては、ボルト、ナットに限定されず、他の公知の締結部材が採用可能である。
図3は、共振領域における電磁界分布と結合窓41〜44との位置関係を説明するための平面図である。図4は、フィルタ1の周波数特性を示す図である。
図3に示すように、結合窓41〜44は、互いに隣接する共振領域22,31の基本波モードの磁界エネルギーの高い領域に形成されているので、共振領域22,31の基本波モード同士は強く磁界結合する。一方、結合窓43,44は、共振領域22,31の2次高調波モードの電界エネルギーの高い領域に形成されているので、共振領域22,31の2次高調波モード同士は電界結合しようとする。
しかし、結合窓41,42は、共振領域22,31の2次高調波モードの磁界エネルギーの高い領域に形成されているので、共振領域22,31の2次高調波モード同士は磁界結合しようとする。この2次高調波モード同士の電界結合と磁界結合とをほぼ等量にすることによって、共振領域22と共振領域31間の2次高調波モード同士は殆ど結合しないことになる。
なお、付加領域221,222(311,312)は、共振領域22のE面が部分的に突出した形状をなし、そのE面の長手方向に沿った幅が基本波の半波長以下で且つ2次高調波の半波長以上である。そのため、2次高調波の電磁界はこれらの付加領域221,222(311,312)に侵入して分布する。そのため、結合窓41,42は、2次高調波モードの電界エネルギーの高い位置で、かつ基本波モードの電界エネルギーの低い位置に配置できる。
このようにして、フィルタ1は、4つの共振器が順に結合した4段の共振器からなり、共振領域22に想到する共振器及び共振領域31に相当する共振器で、2次高調波モードの結合及び伝搬が阻止される。すなわち、フィルタ1は、基本波周波数の帯域を通過し、かつ2次高調波を阻止する機能を有する。図4に示すように、基本波周波数9.4GHzに対して、約13.8GHz帯で通過域が生じているが、2次高調波である18.8GHzは阻止されている。
図5は、金属ブロック2,3の少なくとも一方、ここでは金属ブロック2の上面の構造を説明する。図5において、金属ブロック2の上面、ここでは平面部には、凹部20に沿って所定ピッチで複数の突起24が形成されている。突起24は、凹部20の近傍に位置している。所定ピッチは、少なくとも0.5mm〜4mmの範囲でよく、実験の結果、この範囲であれば、電波漏洩阻止が好適に図れることが判った。
図6は、突起24と仕切り板4の各断面形状を示す図である。図6に示す突起24は、ポンチングによって形成したものである。すなわち、細い針状のポンチ治具を金属ブロック2の平面部に押し当てて(プレスして)、凹み241を形成すると、この凹み241の周囲に盛り上がり部242が形成される。この盛り上がり部242が突起として機能する。
盛り上がり部242の高さ(ポンチング高さ)は、少なくとも0.05mm〜0.12mmの範囲であれはよく、この範囲であれば、図7に示すように、電波漏洩阻止が好適に図れる。従って、盛り上がり部242の高さが広い範囲で変更されても電波漏洩量にさほど影響を与えることがないことから、金属ブロック2及び3と仕切り板4との締め付けを精度よく行わなくてもよい。
仕切り板4は、金属ブロック2,3間で締結部材によって所要圧で締め付けられることにより、かつ、相対的に金属ブロック2,3より硬度的に同等、乃至は好ましくはより柔らかい材質であることから、盛り上がり部242の形状に沿って凹み401のように変形を生じる。この盛り上がり部242と凹み401との噛み込みによって、金属ブロック2と仕切り板4とは強固に密接し、隙間をなくすことができる。しかも、盛り上がり部242と凹み401との噛み込みによって、金属ブロック2と仕切り板4との位置関係が固定維持されるので、両者の位置ずれに起因する隙間の発生もなくなり、電波漏洩阻止性能の安定性が図れる。
本発明は、以下の態様も採用可能である。
(1)本実施形態では、金属ブロック2に突起24を設けた場合であるが、さらに金属ブロック3側にも突起を形成してもよい。この場合には、凹部20,30双方からの電波漏洩阻止が図れる。また、突起の形成ピッチ、高さは両方で同一でもよいし、異なるようにしてもよい。ピッチは正確に一定である必要はない。ピッチをほぼ同一にする態様では、金属ブロック2と金属ブロック3とで半ピッチずらして形成すれば、仕切り板4との噛み合いが実質的に半ピッチ置きとなり、その分、金属ブロック2及び金属ブロック3と仕切り板4との密接度が増し、電波漏洩止がより良好となる。
(2)本実施形態では、導波管構造の一態様として、フィルタを構成する共振器で説明したが、これに限定されず、通常の導波管部分、フランジ部分、フィルタ部、サーキュレータのように電波波を伝搬する立体回路素子にも同様に適用可能である。また、電波の適用対象としては、主に舶用レーダ等に適用されるマイクロ波が考えられるが、その他、障害物検知や衝突防止用の車載レーダでもよい。
図8は、導波管6のフランジ部61の接合面61aであって、導波路の近傍に突起24を所定ピッチで形成したものである。図9は、一方の部材の一の面71aにフィルタ溝を穿設して導波路が形成された導波管部71と、前記一の面71aを覆う蓋材72とからなるフィルタ7において、前記一の面71aであって導波路の溝の周辺に突起24を所定ピッチで形成したものである。図10は、サーキュレータ53(又は55)で、一方の部材531の一の面531aに分岐路を有する導波路が穿設された導波管部531と、前記一の面531aであって導波路の周辺に突起24を所定ピッチで形成したものである。図11は、一方の部材の一の面81aにフィルタ溝を穿設して導波路が形成された導波管部81と、前記一の面81aを覆う蓋材82とからなる導波管8で、前記一の面81aであって導波路の溝の周辺に突起24を所定ピッチで形成したものである。
(3)本実施形態では、突起24をポンチング加工によるもので説明したが、これに限定されず、他の加工方法、例えば周囲を押しつけることで、その中心を盛り上げるような方法でもよい。また、加工方法の他、例えば球状を有するような微小物を、該当平面部に接着乃至は融着することで突起を形成する態様でもよい。
(4)突起24の凹部20の側壁201からの離間寸法は、図6からも判るように、0.数mm〜数mm程度であればよく、この範囲であれば、側壁201に近すぎて側壁201に不要な変形をもたらすことはなく、また離れすぎて漏洩阻止性能を低下させることもない。
本発明に係る導波管構造が適用されるマイクロ波送受信機の一例としてのレーダ装置の構成を示すブロック図である。 図2(a)はフィルタの主要部の分解斜視図で、図2(b)は組み立てた状態の側面図ある。 共振領域における電磁界分布と結合窓との位置関係を説明するための平面図である。 フィルタの周波数特性を示す図である。 金属ブロックの上面の構造を説明する図である。 突起と仕切り板の各断面形状を示す図である。 突起の高さ(ポンチング高さ)と電波漏洩レベルとの関係を示す図である。 は、本発明を導波管のフランジ部に適用した場合に係る実施形態を説明する部分構成図である。 は、本発明をフィルタに適用した場合に係る実施形態を説明する部分構成図でる。 は、本発明をサーキュレータに適用した場合に係る実施形態を説明する部分構成図である。 は、本発明を通常の導波管に適用した場合に係る実施形態を説明する部分構成図である。
符号の説明
2,3 金属ブロック
20,30 凹部
21,22,31,32 共振領域(溝)
24 突起
241 凹み
242 盛り上がり部
4 仕切り板(蓋材)
401 凹み
61a、71a、531a、81a 一の面

Claims (5)

  1. 電波伝搬用の溝が一の面に形成された金属製の第1のブロックを備えた導波管の構造であって、前記第1のブロックは、前記一の面が蓋材で覆われるものであり、かつ、前記一の面のうち前記溝に沿う位置に所定ピッチで複数の第1の突起が形成されたものであり、
    前記蓋部を挟んで前記第1のブロックの反対側に設けられ、電波伝搬用の溝が前記蓋材と対向する対向面側に形成された金属製の第2のブロックを備え、前記第2のブロックは、前記対向面のうち前記溝に沿う位置に所定ピッチで複数の第2の突起が形成されたものであり、
    前記第1、第2のブロックに形成された両溝は、鏡面対称であり、前記第1、第2の突起は、互いに略半ピッチずつずらして設けられていることを特徴とする導波管構造。
  2. 前記蓋材は、前記第1のブロックに対して同等又は軟質の材料からなることを特徴とする請求項1記載の導波管構造。
  3. 前記第1、第2のブロック及び前記蓋材は、それぞれの面の対向位置に孔が穿設され、該孔を介して締結手段によって締結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導波管構造。
  4. 前記第1、第2の突起は、針状体の押し込み操作で形成された凹みの周囲の盛り上がり部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の導波管構造。
  5. マイクロ波発生器と、マイクロ波を空中へ送信するアンテナと、前記マイクロ波発生器と前記アンテナ間に介設された請求項1〜4のいずれかに記載の導波管構造とを含むレーダ装置。
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