JP5142663B2 - 型成形板の成形装置および型成形板の製造方法 - Google Patents
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Description
た平板を有し、他方の板面には複数の凹部を有し、かつ該凹部の開口縁に内方に張り出す
フランジを有するコンクリート板を成形する型成形板の成形装置であって、底板および該
底板を囲うように前記底板から立設された側板とを有する成形型枠と、中空で、前記成形
型枠に打設されるコンクリートスラリーに対して所望の形状を維持する硬度を有し、底板
に所定間隔で多数配置されたエラストマーパッドと、それらのエラストマーパッドを、そ
の軸芯に対して半径方向内方へ弾性変形させる変形手段とを備えたことを特徴とする。
成ゴムが使用され、該エラストマーパッドの硬度は、成形型枠にコンクリートスラリーを
打設して、その状態でコンクリートスラリーを硬化させる場合にその圧力によって変形す
ることがない程度の硬度をいう。
板の成形装置を使用し、上記成形型枠内にコンクリートスラリーを打設する工程と、前記
コンクリートスラリーを養生する工程と、前記変形手段によって前記エラストマーパッド
を変形させて、硬化した板体を前記成形型枠から脱型させる工程とを経て、一方の板面に
連続した平板を有し、他方の板面には複数の凹部を有し、かつ該凹部の開口縁に内方に張
り出すフランジを有するコンクリート板を製造することを特徴とする。
えば普通コンクリート、繊維補強高強度コンクリート、レジンコンクリート等のコンクリ
ートスラリーである。
打設させ、コンクリートスラリーを養生した後に、変形手段によりエラストマーパッドを
変形させて縮小させ、硬化した板体を成形型枠から脱型させることによって、凹部の開口
縁に内方に張り出すフランジを形成したコンクリート板を容易に得ることができる。
即ち、この型成形板の成形装置によれば、各エラストマーパッドの強度を成形型枠に打
設するコンクリートスラリーにより生じる圧力よりも大きくしているので、コンクリート
スラリーを成形型枠に打設してもエラストマーパッドは変形することなく、したがって、
コンクリート板であっても開口縁に内方に張り出すフランジを有する凹部をもった型成形
板を容易に得ることができる。
このような凹部の開口縁に内方に張り出すフランジを有するコンクリート板は、凹部を
画成するリブがフランジによって補強され、剛性の高い板体となるとともに、該板体を単
独で使用することも可能であるが、二枚以上を貼り合わせて多層の板体とする場合等には
、両者の接着面積を増大させることができるなどの効果がある。
タによって作動するカムによって動かすので、ピンの引き出しを確実かつ容易に行なうこ
とができる。
度が成形型枠に打設するコンクリートスラリーよりも大きいので、コンクリートスラリー
を成形型枠に打設してもエラストマーパッドは変形することなく、したがって、コンクリ
ート板であっても均一な凹部をもった型成形板を得ることができる。また、エラストマー
パッドを強制的に縮小変形させるので、エラストマーパッドを確実にコンクリート板から
離脱させることができ、凹部の開口縁に内方へ十分に張り出したフランジを有するコンク
リート板を得ることができる。
の全体を概念的に示した斜視図、図2は、図1に示す成形型枠にコンクリートスラリーを
打設した状態のエラストマーパッドの断面図、図3は、図1に示す成形型枠からコンクリ
ート板を脱型する際のエラストマーパッドの状態を示した断面図である。
ーSの圧力に対して所望の形状を維持する程度の硬度を有するシリコンゴム等によって形
成され、高さ20mm程度、一辺の長さが15mm程度の略正六角柱の上部5aと、該上
部5aと同芯で、高さ5mm程度、一辺の長さが10mm程度の略正六角柱の基部5bと
を有し、図2に示すように、内部5cが中空に成形されている。
態におけるエラストマーパッド5は、図2に示すように、その硬度および弾性力によって
、上部5aが膨らんだ状態に維持されている。なお、コンクリートスラリーSは、例えば
セメントを基材として鋼繊維,有機繊維等の繊維を含有させたものである。
もので、図5は成形装置の概念的な斜視図、図6は、図5に示す成形型枠にコンクリート
スラリーを打設した状態のエラストマーパッドの断面図、図7は、図5に示す成形型枠か
らコンクリート板を脱型する際のエラストマーパッドの状態を示した断面図である。
ートスラリーSの圧力に対して所望の形状を維持する程度の硬度を有するシリコンゴムに
よって形成され、高さ20mm程度、一辺の長さが15mm程度の略正六角柱の上部24
aと、該上部24aと同芯で、高さ5mm程度、一辺の長さが10mm程度の略正六角柱
の基部24bとを有し、図6に示すように、内部が中空に成形されている。
なお、図5に示す実施形態では、複数の流体通路27の端部が集合されて一台の吸引ポンプ29に接続されている。
2 成形型枠
3 底板
3a ガイドポスト
3b スプリング
3c ピン挿通孔
4 側板
5 エラストマーパッド
5a 上部
5b 基部
6 変形手段
7 ピン
7a 軸
7b フランジ
7c 雄ねじ
8 操作プレート
8a ピン挿通孔
9 プレート移動機構
10 ナット
11 操作軸
12 カム
13 アクチュエータ
14 スプロケット
15 チェーン
20 成形装置
21 成形型枠
22 底板
23 側板
24 エラストマーパッド
24a 上部
24b 下部
25 筒状心材
25a 基盤
25b 筒状部
25c,25d 流体通路
26 変形手段
27,28 流体通路
29 吸引ポンプ
30 中空部
A コンクリート板(型成形板)
B 凹部
F フランジ
R リブ
S コンクリートスラリー
Claims (6)
- 一方の板面に連続した平板を有し、他方の板面には複数の凹部を有し、かつ該凹部の開
口縁に内方に張り出すフランジを有するコンクリート板を成形する型成形板の成形装置で
あって、底板および該底板を囲うように前記底板から立設された側板とを有する成形型枠
と、中空で、前記成形型枠に打設されるコンクリートスラリーに対して所望の形状を維持
する硬度を有し、底板に所定間隔で多数配置されたエラストマーパッドと、それらのエラ
ストマーパッドを、その軸芯に対して半径方向内方へ弾性変形させる変形手段とを備えた
ことを特徴とする、型成形板の成形装置。 - 前記変形手段は、前記エラストマーパッド内に頭部を植設し、端部を前記型枠の底板か
ら外方に貫設させたピンと、それらのピンの端部を係止した操作プレートと、該操作プレ
ートを前記型枠の底板から離反する方向へ移動させる作動機構とを備え、前記作動機構に
よって前記ピンの頭部を前記型枠の底板方向に移動させて、前記エラストマーパッドをそ
の軸芯に対して半径方向内方に変形させるようにしたことを特徴とする、請求項1に記載
の型成形板の成形装置。 - 前記作動機構は、前記成形型枠の底板と操作プレートとの間に配設したカムと、該カム
を作動させるアクチュエータとによって構成されていることを特徴とする、請求項2に記
載の型成形板の成形装置。 - 前記エラストマーパッドは、前記底板に植設した筒状心材を覆うように配設され、前記
変形手段は、前記筒状心材とエラストマーパッドとの間に画成される中空部から空気を吸
引する吸引ポンプを備え、該吸引ポンプによって前記中空部から空気を吸引して、前記エ
ラストマーパッドをその軸芯に対して半径方向内方に変形させるようにしたことを特徴と
する、請求項1に記載の型成形板の成形装置。 - 前記変形手段は、前記筒状心材の周壁に貫設した複数の流体通路と、前記筒状心材の軸
芯に形成した流体通路と、前記成形型枠の底板に形成した流体通路を備え、それらの流体
通路を介して前記エラストマーパッドの中空部を前記吸引ポンプに連通させたことを特徴
とする、請求項4に記載の型成形板の成形装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の型成形板の成形装置を使用し、前記成形型枠内にコン
クリートスラリーを打設する工程と、前記コンクリートスラリーを養生する工程と、前記
変形手段によって前記エラストマーパッドを変形させて、硬化した板体を前記成形型枠か
ら脱型させる工程とを経て、一方の板面に連続した平板を有し、他方の板面には複数の凹
部を有し、かつ該凹部の開口縁に内方に張り出すフランジを有するコンクリート板を製造
することを特徴とする、型成形板の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2007275994A JP5142663B2 (ja) | 2007-10-24 | 2007-10-24 | 型成形板の成形装置および型成形板の製造方法 |
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-
2007
- 2007-10-24 JP JP2007275994A patent/JP5142663B2/ja active Active
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