JP5142086B2 - 排気浄化システム - Google Patents
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Description
ガソリンのリーン・バーンエンジン、直噴エンジン、更にはディーゼルエンジンからの排気中には、酸素が多く含まれており、従来の三元触媒では、窒素酸化物(NOx)を還元浄化することができない。特に、ディーゼルエンジンからの排気を効率良く浄化するための種々の技術開発が進められている。
また、NOx転化率(還元率)を高めるために、空燃比をリッチにすると、未反応のHC排出量が増加して排気悪化の要因になるため、該HCを除去するための触媒を追加する必要があった。
図1に示すように、本例の排気浄化システムは、内燃機関(エンジン本体)1の排気通路3の下流側に、排気中のNOxを堆積及び脱離して浄化する第1の触媒34と、この第1の触媒34の上流側に、排気中の炭化水素(以下、「HC」と略記する。)から芳香族HCを生成する第2の触媒33を備えている。
図2は、排気浄化システムに用いる第2の触媒33の一例を示す斜視図及び部分拡大図である。
第2の触媒33は、例えばコーディエライト製等のハニカム状のモノリス型担体33aに、HC変換触媒を含む触媒層33cと、HC変換触媒とOSC材の両方を含む触媒層33bを担持させたものである。
HC変換触媒としては、白金(Pt)、ロジウム(Rh)及びパラジウム(Pd)から成る群より選ばれた少なくとも1種の貴金属元素を含むものであることが好ましい。
また、OSC材としては、遷移金属元素、具体的にはセリウム(Ce)及びプラセオジム(Pr)から成る群より選ばれた少なくとも1種の遷移金属元素を含む酸化物等が挙げられる。
第2の触媒33に担持させる貴金属元素の担持量が2.8〜12.0g/Lであると、脱水素反応により、排気中に含まれるC6以上のパラフィンHC及び/又はC6以上のオレフィンHCを効率的に芳香族HCに変換すると共に、脱水素反応によってH2を多量に含む還元ガスを生成することができる。
HC変換触媒は、酸素濃度が0.8〜1.5vol%と低い排気中の少量のO2を活用して、排気中の未燃HCを芳香族HCに変換すると共に、脱水素反応によりH2を生成することができるものであることが好ましい。
また、HC変換触媒は、200℃以上で活性化するものであることが好ましい。
第2の触媒33において、表面に近いほどHC変換触媒を構成する貴金属元素の含有量を増大させる方法としては、例えば表面に近いほど貴金属元素の含有量が大きくなるスラリを複数層塗り重ねて、表面に近いほど貴金属元素の含有量が大きくなる触媒層を形成する方法が挙げられる。
第2の触媒33において、同一の触媒層内にHC変換触媒を構成する貴金属元素とOSC材を構成する遷移金属元素の両方が含まれていると、例えばリッチスパイク制御の実施時に、C6以上のパラフィンHC等の未燃HCが、OSC材に吸蔵されている酸素を奪って、HC変換触媒の作用により、芳香族HCに変換され易くなり、同時にH2も生成され易くなる。即ち、同一の触媒層内にHC変換触媒及びOSC材の両方が含まれていると、芳香族HC及びH2を生成する脱水素反応が起こり易くなるため好ましい。
触媒層を担持する基材としては、アルミナ(Al2O3)等の高比表面積基材やコーディエライト製のハニカム状基材等を用いることができる。
図3は、本例の排気浄化システムに用いる第1の触媒34の一例を示す斜視図及び部分拡大図である。
図3に示すように、本例の第1の触媒34は、ハニカム担体34a上に、NOxトラップ材と浄化触媒を含むNOxトラップ触媒層34bが形成されたものを用いている。本例の第1の触媒34としては、NOxトラップ触媒層34bとハニカム担体34aとの間に、更にHCトラップ材層としてゼオライト層34cを設けたものを用いてもよい。
NOxトラップ材としては、アルカリ金属元素やアルカリ土類金属元素、更には希土類元素の酸化物、例えばバリウム(Ba)、マグネシウム(Mg)、ナトリウム(Na)、セリウム(Ce)及びサマリウム(Sm)などの元素を含む酸化物等が挙げられる。
NOxトラップ材のトラップ機能を十分に発揮させるためには、NOxトラップ材と、HCトラップ材とを分けて配置することが好ましく、例えばHCトラップ材を上流側に、NOxトラップ材を下流側に配置することが好ましい。
NOxトラップ材とHCトラップ材をハニカム担体上に積層する場合には、HCトラップ材を表層側に、NOxトラップ材をハニカム担体に近い内層側に配置することが好ましい。浄化触媒は、排気と最も接触し易い、上流側又は表層側に配置することが好ましい。
図4は、本発明の実施形態の一例を示し、本発明を適用可能な過給機付きディーゼルエンジンの排気浄化システム100の一例を示した概略構成図である。
図4に示すように、排気浄化システム100のエンジン本体1は、コモンレール式の燃料噴射装置を備え、このコモンレール式の燃料噴射装置は、コモンレール(蓄圧室)10、各気筒毎に設けられた燃料噴射弁11を備えている。コモンレール式の燃料噴射装置には、コモンレール燃料噴射系から燃料が供給される。
燃料噴射弁11は、エンジン本体1の燃焼室に燃料を直接噴射するものであり、メイン噴射の前にパイロット噴射、メイン噴射、エンジン本体1のシリンダ内で燃料を燃やさないような条件で燃料を噴射するポスト噴射等が可変制御される。また、燃料噴射弁11は、コモンレール10内の燃料圧力を変更することにより、燃料噴射圧力が可変制御される。
また、本例の排気浄化システム100には、コモンレール10の状態を検出するためのセンサとして、コモンレール10内の燃料の圧力及び温度を検出するための圧力センサ16、温度センサ17が設けられている。
そして、ECU40の制御により、パイロット噴射、メイン噴射、ポスト噴射等の任意の噴射タイミングで、燃料噴射弁11から燃料の噴射が実行される。
具体的には、排気の空気過剰率λが1.0以下になるまでリッチ化するには、ECU40の制御により、吸気絞り弁24およびEGR弁5の開度を減じる制御を実施する。また、パイロット噴射、メイン噴射の噴射タイミングで、燃料噴射弁11から燃料の噴射が実行されることにより、排気のリッチ化を実施する。
空気過剰率λが大きいリーン燃料運転状態において、第1の触媒(NOxトラップ触媒)34に堆積していたNOxは、リッチスパイク制御が実施されると、第1の触媒34から脱離する。
例えばリッチスパイク制御の実施時において、ガス供給手段により、C6以上のパラフィンHC及び/又はC6以上のオレフィンHCを含むガスが第2の触媒33に供給されると、第2の触媒33で、C6以上のHCから芳香族HCが生成されると共に、この生成に伴う脱水素反応によって、還元剤であるH2が生成される。
リッチスパイク制御の実施時に、排気中の酸素濃度が0.8〜1.5vol%と少量であれば、第2の触媒33において、排気中の未燃HCが第2の触媒34のOSC材から酸素を奪って、HC変換触媒の作用により脱水素反応し易くなり、芳香族HCの生成と共に、H2が生成され易くなる。
そのため、リッチスパイク制御の実施時に、排気中の酸素濃度が0.8〜1.5vol%であれば、第2の触媒34でNOxを還元するのに必要十分な量のH2を生成することができ、このH2を多量に含む還元ガスを、NOxトラップ触媒34に供給することができる。
温度制御手段としては、特に限定されるものではないが、例えば第2の触媒33の近傍に配置された温度センサやヒータ38等が挙げられる。これらの温度センサ、各種ヒータ等、及び必要に応じてCPU等を有する装置を利用して、例えばリッチスパイク制御の実施時に、第2の触媒33が200℃以上となるように制御する。
第1の触媒34でNOxを還元する際(リッチスパイク制御の実施時)に、第2の触媒33で酸素が脱離され易くなれば、第2の触媒33で脱水素反応が促進され、芳香族HCの生成と共に、H2の生成量も多くなり、H2を多量に含む還元ガスを第1の触媒34に供給することができる。
燃料供給系は、第2の触媒33の上流側(第2の触媒33の入口側)の排気通路3に、燃料タンク50から直接燃料を供給する第2の燃料供給通路6、第2のサプライポンプ61、インジェクタ62を備えている。
この燃料供給系は、第2の触媒33にC6以上のパラフィンHC及び/又はC6以上のオレフィンHCを含むガスを供給するガス供給手段である。
第2のサプライポンプ61は、インジェクタ62から排気通路3に噴射する実質的な燃料吐出量を調整する。
<HC変換触媒(A)の製造>
γ−アルミナ粉末をロジウム(Rh)濃度6%の硝酸ロジウム(Rh(NO3)3)水溶液に含浸し、120℃で一昼夜乾燥して、水分を飛ばし、450℃で1時間焼成して、Rh担持量が1%のHC変換触媒粉末aを得た。
この触媒粉末a;207gと、γ−アルミナ;603gと、アルミナゾル;90gと、水;900gを磁性ボールミルに投入し、平均粒径が3.8μmになるまで湿式混合粉砕し、HC変換触媒スラリAを得た。
モル比で、セリウム:プラセオジム=0.7:0.3の複合酸化物粉末を、パラジウム(Pd)濃度が6%の硝酸パラジウム(Pd(NO3)3)水溶液に含浸し、120℃で一昼夜乾燥して、水分を飛ばし、600℃で焼成して、Pd担持量が4%のOSC材を含むHC変換触媒粉末bを得た。
OSC材を含むHC変換触媒粉末b;578gと、モル比でセリウム:プラセオジム=0.7:0.3となる複合酸化物粉末;232gと、アルミナゾル;90gと、水;900gを磁性ボールミルに投入し、平均粒径が3.8μmになるまで湿式混合粉砕し、OSC材を含むHC変換触媒スラリBを得た。
コーディエライト製のハニカム状モノリス担体(0.92L、400cpsi)上に、HC変換触媒スラリAをコーティングし、セルに付着した余剰スラリを圧縮空気流により取り除き、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、ハニカム担体上に、コート量100g/LのHC変換触媒層Aを形成した。
次に、HC変換触媒層Aの上に、OSC材を含むHC変換触媒スラリBをコーティングし、HC変換触媒スラリAと同様に、圧縮空気流にてセル内の余剰のスラリを取り除き、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、HC変換触媒層Aの上に、コート量100g/LのOSC材を含むHC変換触媒層Bを形成し、ハニカム担体上に、HC変換触媒層Aと、OSC材を含むHC変換触媒層Bとを有する第2の触媒(1)を製造した。
なお、第2の触媒(1)に担持させたHC変換触媒層AにおけるRh担持量は、0.23g/Lであり、OSC材を含むHC変換触媒層BにおけるPd担持量は、2.57g/Lである。
<HC変換触媒(C)の製造>
γ−アルミナ粉末をロジウム(Rh)濃度6%の硝酸ロジウム(Rh(NO3)3)水溶液に含浸し、120℃で一昼夜乾燥して、水分を飛ばし、450℃で1時間焼成して、ロジウム担持量が4%のHC変換触媒粉末cを得た。
このHC変換触媒粉末c;207g、γ−アルミナ;603gと、アルミナゾル;90gと、水;900gを磁性ボールミルに投入し、平均粒径が3.8μmになるまで湿式混合粉砕し、HC変換触媒スラリCを得た。
モル比で、セリウム:プラセオジム=0.7:0.3となる複合酸化物粉末を、パラジウム(Pd)濃度が6%の硝酸パラジウム(Pd(NO3)3)水溶液に含浸し、120℃で一昼夜乾燥して、水分を飛ばし、600℃で焼成して、Pd担持量が16%のOSC材を含むHC変換触媒粉末dを得た。
OSC材を含むHC変換触媒d;578gと、モル比で、セリウム:プラセオジム=0.7:0.3の複合酸化物粉末;232gと、アルミナゾル;90gと、水;900gを磁性ボールミルに投入し、平均粒径が3.8μmになるまで湿式混合粉砕し、OSC材を含むHC変換触媒スラリDを得た。
コーディエライト製のハニカム状モノリス担体(0.92L、400cpsi)上に、HC変換触媒スラリCをコーティングし、セルに付着した余剰スラリを圧縮空気流により取り除き、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、ハニカム担体上に、コート量100g/LのHC変換触媒層Cを形成した。
次に、HC変換触媒層Cの上に、OSC材を含むHC変換触媒スラリDをコーティングし、HC変換触媒スラリCと同様に、圧縮空気流にてセル内の余剰のスラリを取り除き、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、HC変換触媒層Cの上に、コート量100g/LのOSC材を含むHC変換触媒層Dを形成し、ハニカム担体上に、HC変換触媒層Cと、OSC材を含むHC変換触媒層Dとを有する第2の触媒(2)を得た。
なお、第2の触媒(2)に担持させたHC変換触媒層CにおけるRh担持量は、0.95g/Lであり、OSC材を含むHC変換触媒層DにおけるPd担持量は、10.3g/Lである。
先ず、酢酸セリウム(Ce(CH3CO2)3)水溶液と酢酸バリウム(Ba(CH3CO2)2)の混合水溶液中にアルミナを投入して、約1時間室温で撹拌し、120℃で一昼夜乾燥し、水分を除去した後に、大気中において600℃で約1時間焼成し、焼成粉を得た。この焼成粉を、白金濃度2%のテトラアンミン白金水酸塩溶液(pH=10.5)に含浸させて、120℃で1昼夜乾燥し、水分を除去した後、450℃で1時間焼成することにより、Pt担持量が1%、Ba担持量がBaOとして8%、Ce担持量がCeO2として20%になる触媒粉末eを得た。
上記触媒粉末f;317g、触媒粉末g;454g、アルミナ;38g、アルミナゾル;90g、水;900gを磁性ボールミルに投入し、平均粒径が3.0μmになるまで湿式混合粉砕し、触媒スラリFを得た。
次に、このゼオライト層上に、触媒スラリEをコーティングし、同様に圧縮空気流にてセル内の余剰スラリを取り除いて、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、ゼオライト層上に、コート量220g/Lの触媒層(第2層:HCトラップ材及びNOxトラップ触媒の共存層)を形成した。
更に、この触媒層の上に、触媒スラリFをコーティングし、同様に圧縮空気流にてセル内の余剰スラリを取り除いて、130℃で乾燥した後、450℃で1時間焼成することにより、触媒層(第2層)上に、コート量100g/Lの触媒層(第3層:NOxトラップ触媒層)を形成した。
図5に示すように、日産自動車株式会社製直列4気筒2500cc直噴ディーゼルエンジン(エンジン本体1)の排気通路に、第2の触媒33(実施例1<第2の触媒(1)>又は実施例2<第2の触媒(2)>を装着し、この第2の触媒33の下流側に第1の触媒34を装着した。
また、比較例として、第2の触媒33を装着せず、第1の触媒34のみを排気通路に装着した排気浄化システムを形成した。
そして、リーン(A/F=30)で40秒間運転した後、リッチ(A/F=11.7)で2秒間運転するリッチスパイク制御を実施する操作を繰り返した。
このリッチスパイク制御の実施時に、ガス供給手段(インジェクタ62)から第2の触媒33の入口側の排気通路3に直接燃料を噴射して、C6以上のパラフィンHC及び/又はC6以上のオレフィンHCを含むガスを供給した。
なお、リッチスパイク制御の実施時の排気の空気過剰率λは1.0以下に制御し、排気の酸素濃度は、特許第3918402号に開示された方法に従い、0.8〜1.2vol%に制御した。
使用燃料は、市販のJIS2号軽油であり、第2の触媒4の入口温度は220℃に設定した。
この結果から、リッチスパイク制御の実施時に、C6以上のパラフィンHC及び/又はC6以上のオレフィンHCを含むガスが第2の触媒33に供給されることによって、第2の触媒33で芳香族HCの生成と共に、脱水素反応によってH2が生成されることによって、NOxの転化率が向上されたと推測できる。
2 吸気通路
3 排気通路
3a 排気出口通路
4 EGR通路
5 EGR弁
6 第2の燃料供給通路
10 コモンレール
11 燃料噴射弁
12 燃料供給通路
13 サプライポンプ
14 燃料戻り通路
15 水温センサ
16 圧力センサ
17 温度センサ
21 エアクリーナー
22 エアフローメータ
23 吸気コレクタ
24 吸気絞り弁
30 過給機
31 コンプレッサ
32 排気タービン
33 第2の触媒
34 第1の触媒
35 ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)
36 空燃比センサ
37 空燃比センサ
38 ヒータ
40 エンジンコントロールユニット(ECU)
50 燃料タンク
61 第2のサプライポンプ
62 インジェクタ
Claims (8)
- 内燃機関の排気通路に、排気中のNOxを浄化する、NOxトラップ材を含む第1の触媒を配置した排気浄化システムにおいて、
上記第1の触媒へ生成ガスを直接供給する上流側に、排気中の炭化水素から芳香族炭化水素を生成する、担体上に、白金、ロジウム及びパラジウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の貴金属元素を含む層と、白金、ロジウム及びパラジウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の貴金属元素、並びにセリウム及びプラセオジウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の遷移金属元素を含む酸化物を含む層とをこの順に形成した第2の触媒を備え、
上記第2の触媒に炭素数が6以上のパラフィン炭化水素及び/又は炭素数が6以上のオレフィン炭化水素を含有するガスを供給するガス供給手段を備えたことを特徴とする排気浄化システム。 - 上記NOxトラップ材が、バリウム、マグネシウム、ナトリウム、セリウム及びサマリウムから成る群より選ばれた少なくとも1種の元素を含む酸化物を含むことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化システム。
- 排気の空気過剰率を調整することにより、上記第1の触媒に堆積したNOxを脱離させるリッチスパイク制御を実施する手段を備え、
リッチスパイク制御の実施時に、排気中の酸素濃度を0.8〜1.5vol%に制御する酸素濃度制御手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の排気浄化システム。 - 排気中の非メタン炭化水素全量に対して、上記第2の触媒から第1の触媒に供給される排気中の芳香族炭化水素の量が2.0質量%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の排気浄化システム。
- 上記第2の触媒は、上記貴金属元素の担持量が12.0g/L以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の排気浄化システム。
- 上記第2の触媒は、排気と接触する表面に近いほど、上記貴金属元素の含有量を増大させたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項に記載の排気浄化システム。
- リッチスパイク制御の実施時に、第2の触媒の温度を200℃以上にする温度制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの項に記載の排気浄化システム。
- 上記内燃機関がディーゼルエンジンであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つの項に記載の排気浄化システム。
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