JP5139430B2 - 少量又は多量の飲料を調製するパッド、アセンブリ、装置及び方法 - Google Patents

少量又は多量の飲料を調製するパッド、アセンブリ、装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーを有するパッドであって、使用時に、水等の流体を圧力下でパッドに供給することによって流体をパッドを通して圧送し、後にパッドから出る飲料が得られる、パッドに関する。
そのようなパッドはそれ自体既知であり、パッドのカバーには通常、第1のシート及び第2のシートが設けられている。原則として、これらのシートは周縁付近で互いに取り付けられている。しかし、これらのシートはフレームを介して互いに取り付けることもできる。
そのようなパッドの使用は、特許文献1に記載されている。使用時に、パッドはこの場合ホルダ内に配置され、このホルダと共に、飲料調製装置の流体流路に配置される。この後、水を圧力下で流体流路に流し、パッドに供給する。パッド内では、抽出液及び/又は溶液が形成され、これは、流体流路に添ってホルダからカップ又はマグ内へ準備済み飲料として流れる。細かい気泡の泡層を有する飲料を調製するために、ホルダには、飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いられる飲料のジェットを生成するノズルが設けられる。ここで、ホルダのノズルは、配量される飲料に対する流れ抵抗を形成する流れ制限部を形成する。流れ抵抗の大きさ、及び流体がホルダに供給される時間は、共に、調製される飲料の量を決定する。
飲料を調製する上述の様式は、使用されるパッドに応じて調製される飲料の量及び/又は強さ(濃度)を変えることができないという欠点を有する。実際には、使用されるパッドに応じて調製される飲料の量及び/又は強さを変えるための1つの選択肢は、パッド毎に異なるホルダを使用することであるが、これは費用がかかると共に非実用的なものである。上述の様式は、特定の製品、例えば特定のタイプのコーヒーに応じて、供給される流体の最適な量を選択することができないというさらなる欠点を有する。
欧州特許第1092377号
本発明の目的は、上述の欠点の少なくとも1つに対処することである。
このために、本発明によると、アセンブリに、抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーをそれぞれ有する、少量又は多量、例えば標準的な量の飲料を調製する第1のパッド及び第2のパッドが設けられ、使用時に、水等の流体を圧力下でパッドに供給することによって流体をパッドを通して圧送し、後にパッドから出る飲料が得られ、第1のパッド及び第2のパッドにはそれぞれ、パッドから出る、飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いる飲料のジェットを生成するのに用いる注ぎ口が設けられ、少量の飲料を生成する場合、第1のパッドの注ぎ口の断面は第2のパッドの注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択される。
したがって、注ぎ口によって形成される流れ制限部がパッドに含まれる。したがって、注ぎ口の結果として流体が受ける流れ抵抗は、パッドによって確定される。注ぎ口の流れ抵抗はパッド毎に変わるため、パッド毎の注ぎ口の流れ抵抗を事前に確定することによって、それぞれのパッドの使用時に、所与の時間及び所与の圧力で所定の量の流体を注ぎ口によって配量することが可能である。所与の圧力は、注ぎ口の結果として流体が受ける流れ抵抗によって変わり得ることは明らかであろう。第1のパッドの注ぎ口の断面は、第2のパッドの注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択されるため、使用者は、使用する流れ抵抗を、単に第1のパッド又は第2のパッドを選択することによって選択することができる。したがって、単に第1のパッド又は第2のパッドを選択することによって、使用者は少量の飲料を調製するか又は多量の飲料を調製するかを決定することができる。
したがって、パッド毎の、パッドを用いて調製される飲料の量は事前に確定することができ、また所望であれば、調製される飲料に合わせて調整することができる。したがって、パッドに供給される流体に対する、注ぎ口によって生じる流れ抵抗の大きさは、例えば、パッドに収容されている(included)抽出及び/若しくは溶解される製品、並びに/又はパッドを用いて調製される飲料に合わせて調整することができる。
国際公開第2006/043106号は、飲料を調製するポッドであって、出口又は出口付近に孔を設けることができ、この孔を通して、飲料の泡を形成するのに用いられる飲料のジェットを形成するように飲料が圧送される、ポッドを開示している。しかし、国際公開第2006/043106号は、本発明による第1のパッド又は第2のパッドを使用して少量又は多量の飲料を調製する方法に関するものではない。
米国公開特許第2002/0078831号は、飲料を調製するカートリッジであって、飲料の泡を形成するのに用いられる飲料のジェットを生成する開口を設けることができる、カートリッジを開示している。しかし、米国公開特許第2002/0078831号は、本発明による第1のパッド又は第2のパッドを使用して少量又は多量の飲料を調製する方法に関するものではない。
欧州特許第1440908号は、飲料を調製するカートリッジであって、飲料の泡を形成するのに用いられる飲料のジェットを内部で、すなわちカートリッジ内で生成する開口を設けることができる、カートリッジを開示している。しかし、欧州特許第1440908号は、本発明による第1のパッド又は第2のパッドを使用して少量又は多量の飲料を調製する方法に関するものではない。好ましくは、カバーには第1の側及び第2の側が設けられ、製品はこの第1の側と第2の側との間に位置し、この場合、第2の側において、カバーは流体及び飲料を少なくとも事実上透過させず、カバーの第2の側ではパッドには注ぎ口が設けられる。好ましくは、カバーは、第1の側が、流体及び飲料を透過させ、且つ製品を少なくとも事実上透過させないフィルタとして、少なくとも部分的に設計される。したがって、カバーに収容されている製品に第1の側を介して流体を供給し、第2の側において、実質的に専らパッドの注ぎ口を介して流体を配量することが可能である。その結果、パッドに起因して流体が受ける流れ抵抗が明確となる。その結果さらに、製品、すなわち溶解及び/又は散乱(distracted)される状態の製品がカバーから出ることが防止される。
好ましくは、カバーは、第1の側が第1のシートによって形成され、第2の側が第2のシートによって形成され、この第1のシートと第2のシートとの間に抽出及び/又は溶解される製品が収容されており、注ぎ口が第2のシートに設けられる。これは、パッドを簡単に製造することができるという利点を提供する。
好ましくは、第1のパッド及び/又は第2のパッドは、注ぎ口と、カバーによって囲まれている空間との間に流体連通部を有する。したがって、カバーによって囲まれている空間内で抽出及び/又は溶解によって調製される飲料は、ジェットの形態で注ぎ口から配量され、飲料上に細かい気泡の泡層を得ることができる。
一実施の形態では、注ぎ口は、流入口及び配量口が設けられている注ぎ要素を備え、流入口はカバーによって囲まれている空間と流体連通部を介して接続し、配量口は、飲料のジェットを生成するのに用いられるように設計されている。したがって、注ぎ口は、例えば準備済み飲料の定方向ジェットを提供する例えばノズル等、いくつかの拡径部(enlargement)を有することが可能である。
好ましくは、第1のパッド及び/又は第2のパッドは、注ぎ口と製品との間に延在する流体流領域を形成する離間手段(distancing means)を備え、この流体流領域は流入表面を有し、使用時には、流体及び/又は飲料はこの流入表面を介して流体流領域内に流入し、この流体流領域から注ぎ口を介して流れる。したがって、調製される飲料は、製品が収容されている空間から、流体流領域を介して注ぎ口に効率的に流れ、注ぎ口で配量されることができる。
好ましくは、流入表面は、注ぎ口の表面よりも大きい表面を有する。したがって、調製される飲料は、より大きい表面を有する流入表面を介して製品が収容されている空間から非常に効率的に出て、流体流領域を介して注ぎ口へ流れ、注ぎ口で配量されることができる。
特別な実施の形態では、流入表面は、製品が延在するカバーの少なくとも事実上断面全体にわたって実質的に延在する。したがって、調製される飲料は、製品が延在するカバーの断面全体にわたって実質的に延在する流入表面を介して製品が収容されている空間から極めて効率的に出て、流体流領域を介して注ぎ口まで流れ、注ぎ口で配量されることができる。
一実施の形態では、離間手段は、連続気泡発泡体(open-cell foam)、任意選択的に焼結された粒子材料、金網、少なくとも1つのリブ、少なくとも1つの棒、第3のシート、及び/又は実質的に剛性の要素を含む。したがって、簡単且つ安価で製造することができる離間手段が、製品を注ぎ口から一定の距離に保持するために提供される。
一実施の形態では、離間手段は第3のシートを含む。第3のシートは単に流入表面を少なくとも部分的に形成し得る。
特別な実施の形態では、第1のパッド及び/又は第2のパッドには、注ぎ口から噴出する(exit)ジェットの影響下で飲料上に細かい気泡の泡層を形成する泡形成(frothing)手段が設けられる。したがって、パッドは、飲料調製装置内で細かい気泡の泡層を有する飲料を調製するのに使用することができ、飲料調製装置自体は細かい気泡の泡層を有する飲料を提供するのに適していないか又はそのように設計されていない。
本発明は、小量又は多量の飲料を調製する方法であって、水等の流体を、抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーを有するパッドに圧力下で供給すること(providing supplying)を含み、パッドに供給される流体の量は、流体がパッドに供給される時間期間に基づいて調節される。また、第1のパッド及び第2のパッドを提供することを含み、これらのパッドにはそれぞれ、パッドから出る、飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いる飲料のジェットを生成するのに用いる注ぎ口が設けられる。注ぎ口の流れ抵抗はパッド毎にさまざまであるが、少量の飲料を調製する場合、第1のパッドの注ぎ口の断面は第2のパッドの注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択される。
好ましくは、この方法は、同一の(one and the same)飲料調製装置を用いて、流体を第1のパッド又は第2のパッドに供給することを含む。
この方法が、細かい気泡の泡層を得るために、注ぎ口から噴出するジェットを泡形成手段に供給することを含むことが好ましい。ここで、泡形成手段はジェット衝突要素又は粗面を含み得る。
好ましくは、多量の飲料は例えばコーヒーの標準的な一人分の量(normal portion)のように90ml〜250mlを含み、少量の飲料は、コーヒーの少ない一人分の量のように15ml〜90mlを含む。少量の飲料を調製する第1のパッドは、挽いたコーヒー(豆)を2g〜5g含み得る。
好ましくは、流体が第1のパッド又は第2のパッドに供給される時間期間は、20秒〜40秒、より好ましくは約30秒である。
好ましくは、第1のパッドの注ぎ口の断面は、0.04mm〜0.2mm、より好ましくは約0.1mmであり、第2のパッドの注ぎ口の断面は、0.5mm〜2.5mm、より好ましくは約0.7mmである。
本発明は、抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーをそれぞれ有する、第1のパッド及び第2のパッドのアセンブリであって、使用時に、水等の流体を圧力下でパッドに供給することによって流体をパッドを通して圧送し、後にパッドから出る飲料が得られ、第1のパッド及び第2のパッドにはそれぞれ、パッドから出る、飲料上に細かい気泡の泡層飲料を得るのに用いる飲料のジェットを生成するのに用いる注ぎ口が設けられ、少量の飲料を生成する場合、第1のパッドの注ぎ口の断面は、第2のパッドの注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択される、アセンブリにも関する。
本発明は、上記パッド、及びパッドを保持するホルダが設けられているアセンブリにも関する。
本発明はさらに、抽出及び/又は溶解によって飲料を調製する飲料調製装置であって、上記アセンブリが設けられ、ホルダが、パッドと、流体を圧力下でパッドに供給する流体供給手段とを保持するように設計される、飲料調製装置に関する。
ここで、図面を参照して本発明を非限定的な例としてさらに説明する。
飲料調製装置の斜視図である。 蓋が開いている、図1aの飲料調製装置の斜視図である。 ホルダを内部に配置することができる方法を示している、図1aの飲料調製装置の斜視図である。 本発明によるホルダ及びパッドのアセンブリの概略的な断面図である。 図1a〜図1cの飲料調製装置の縦断面図である。 本発明によるパッドの第2の実施形態を示す図である。 本発明によるパッドの第3の実施形態を示す図である。 本発明によるパッドの第4の実施形態を示す図である。 本発明によるパッドの第5の実施形態を示す図である。 本発明によるパッドの第6の実施形態を示す図である。
図面において、同一の参照符号は同一の部分を指す。
図1a〜図1cは、抽出及び/又は溶解によって飲料を調製する飲料調製装置1の斜視図である。ここで、図1aは、蓋2が閉じている飲料調製装置1を示し、図1b及び図1cは、蓋2が開いている飲料調製装置1を示す。図1a〜図1cでは、より詳細にはコーヒーマシン1が含まれる。図示のコーヒーマシン1は、パッド6及びホルダ8が設けられているアセンブリ4(図2を参照)を受け取るのに好適である。ホルダ8は、パッド6を保持するように設計され、使用時には、パッド6の少なくとも部分的に下流に配置される。蓋2が閉じている場合、ホルダ8はホルダ蓋9(図3を参照)によって閉じられている。コーヒーマシン1は、ハウジング12及び脚部14をさらに備え、この脚部14の上に、飲料の調製中に1つ又は2つのカップ(図示せず)を配置することができる。ハウジング12は、流体、特に液体、コーヒーマシン1の場合には水をパッド6に給送する流体供給手段16、この例では導管(図3を参照)をさらに備える。ハウジング12は、使用時には泡を形成することができる、この例ではバッファリザーバ18によって形成される泡形成手段52と、水リザーバ20と、水、この例では熱水を、水リザーバ20から流体供給手段16及び供給口24を通して圧力下でパッド6まで給送する流体配量ユニット22、この例では熱水配量ユニットをさらに備える。
図2は、ホルダ8及びパッド6のアセンブリ54を示す。明確にするために、図1にもホルダ蓋9を示す。この場合、ホルダ蓋9はホルダ8の一部を形成しない。図2では、パッド6を、使用するためにホルダ8内に配置している。
図2には、パッド6の第1の実施形態が示されている。パッドは第1の側23及び第2の側25を有する。カバー26によって囲まれている空間が、抽出及び/又は溶解される製品28、この例では挽いたコーヒー(豆)で充填されている。カバー26には、第1のシート30及び第2のシート32が設けられている。概して、シートは実質的に可撓性の要素であることが明らかであろう。第1のシート30はカバーの第1の側23を形成し、第2のシート32はカバー26の第2の側25を形成する。この例では、第1のシート30は例えば、ろ紙等のろ過材から製造される。図2では、パッド6には第3のシート64がさらに設けられている。この第3のシートは例えばろ過材から製造することができる。
図2では、製品28は、カバー26の第1の側23と第2の側25との間に位置する。特に、製品28は第1のシート30と第2のシート32との間に位置する。より詳細には、製品28は第1のシート30と第3のシート64との間に位置する。
この例では、パッド6には、実質的に剛性の皿部分74がさらに設けられる。パッド6には、パッドから出る飲料のジェットを生成するのに用いられる注ぎ口44がさらに設けられる。この例では、パッド6の注ぎ口44は皿部分74に含まれている。この場合、皿部分74は、流体及び飲料を少なくとも事実上透過させないことが好ましい。図2では、注ぎ口44は概略的に示されている。注ぎ口44は例えば、ノズル(例えば小さいチューブ)から成り得る。この例では、注ぎ口は、皿部分74内のノズル等の開口、例えばボアとして設計することもできる。
図2では、パッド6には、注ぎ口と製品28との間に延在する流体流領域57を形成する離間手段58がさらに設けられ、この流体流領域57は流入表面59を有し、使用時に、流体及び/又は飲料がこの流入表面59を介して流体流領域に流れ込み、流体流領域57から注ぎ口44を介して流れる。図2の例では、流入表面59は第3のシート64によって形成される。図2では、流入表面59が注ぎ口44の表面よりも大きい表面を有することも分かる。したがって、飲料は、注ぎ口のサイズを有する貫流表面を介して製品が位置する空間から出るときよりも大きい貫流表面を介して、製品が位置する空間から出ることができる。その結果、製品28はより効率的に抽出及び/又は溶解される。次いで、飲料は、流体流領域57を通って注ぎ口44まで実質的に妨げられずに流れることができることによって、パッド6から効率的に出ることができる。
この例では、離間手段58は第3のシート64を含み、注ぎ口44を第3のシート、したがって製品28から一定の距離に保持するように設計されるため、注ぎ口は、製品、例えば挽いたコーヒー(豆)の粒子で詰まることも防止される。この例では、離間手段58は複数の棒76から成り、これは、この例では皿部分74の一体部分を形成する。第3のシート64は棒76の上部に載る。したがって、注ぎ口44は、カバー26の第3のシート64から一定の距離に配置される。皿部分74及び複数の棒76は、例えば(生分解性)プラスチックから製造することができる。
図2では、さらに、ホルダ8はパッド6を保持するように示されている。この例では、ホルダ8は、少なくとも使用時にパッド6の下流に配置される支持部46と、開口48の形態の流体通路を有する。図2では、ホルダには少なくとも1つの開口48を有する底部が設けられる。この例では、カバーの第2の側はこの底部に載り、注ぎ口44が開口48上に位置するか又は開口48内に位置し、使用時に、ジェット及び/又は飲料がホルダの開口を介してホルダから出るようにする。
パッド6及びホルダ8は、図1cにも示されるようにコーヒーマシン1内に配置することができるアセンブリを形成する。当然ながら、まずホルダ8をコーヒーマシン1内に配置し、この後でパッドをホルダ8内に配置することも可能である。ホルダ8及びパッド6をコーヒーマシン1内に配置した後、蓋2を閉じてからコーヒーマシン1を使用状態にすることができる。
記載される飲料調製装置1及びパッド6は今のところ、細かい気泡の泡層を有する飲料を提供する以下の方法に従って使用することができる。
この例では、パッド6を、使用するためにホルダ8内に配置する。次いで、飲料を調製するために飲料調製装置1のスイッチを入れることができ、この例の飲料調製装置1は、飲料を得るために水を圧力下でパッド6へ供給する。使用時には、流体は、流体供給手段16によって画定される流体流路に沿ってパッド6へ供給される。この供給は、注ぎ口44を通って流れることができるように圧力下で行なわれる。1bar〜7bar(100000Pa〜700000Pa)の圧力が通常は好適である。より詳細には、1bar〜2bar(100000Pa〜200000Pa)の圧力が使用される。
流体は、流体配量ユニット22によって、リザーバ20から流体供給手段16及び供給口24を介して、さらにカバー26の第1の側23を介してカバー26内の製品28へ供給される。図2の例では、流体は第1のシート30を介してパッド6内へ流れる。次に流体は製品28を通って流れる。次いで飲料が流体及び製品28から得られる。次に、図2の例では、飲料は、第3のシート64を介して製品が位置する空間から出る。
その後、飲料は流入表面59を介して流体流領域57内へ流れる。飲料はそこで、この例では複数の棒76間を通って注ぎ口44へ流れる。次に、飲料は注ぎ口44を通って圧送される。その結果、飲料は、飲料のジェットの形態で注ぎ口44から噴き出る。
この例では、コーヒーのジェットは開口48を通ってバッファリザーバ18内に噴き出る。バッファリザーバ18では、欧州特許第0878158号に記載されるようにコーヒーに泡が形成される。したがってこの例では、飲料調製装置1は、この例ではパッド6の注ぎ口44から噴出するジェットの影響下で飲料上に細かい気泡の泡層を形成する、バッファリザーバ18によって形成される泡形成手段52を備える。この後、コーヒーは、さらなる開口50を介して、図示しないカップ内に細かい気泡の泡層を有するコーヒーを形成するコーヒーマシン1から出る。
例えば、ジェットが、(国際公開第03/105642号に記載されるように)ジェット衝突要素上に噴き出すか、又は(欧州特許第1317200号に記載されるように)粗面に噴き出すように細かい気泡の泡層を形成することも可能である。したがって、泡形成手段52は例えば、排他的ではないが、液体表面、ジェット衝突要素又は粗面を含み得る。
記載の飲料調製装置1において、それ自体既知である、注ぎ口44を有しないパッドが使用されることによって飲料のジェットがパッドから出ない場合、細かい気泡の泡層が実質的にない飲料が調製されることが明らかであろう。
図2に示すように、飲料調製装置1の泡形成手段52は、パッド6の注ぎ口44から噴出するジェットの影響下で飲料上に細かい気泡の泡層を形成する、ホルダ8の泡形成手段56によって形成されることも可能である。図2では、泡形成手段56はジェット衝突要素として設計されている。泡形成手段56は、飲料調製装置1の泡形成手段52に関して説明されるものとは異なるように設計することもできることが明らかであろう。泡形成手段56を有するホルダを提供することによって、ホルダ8及びパッド6のアセンブリを用いて、飲料調製装置において細かい気泡の泡層を有する飲料を提供することが可能であるという利点を提供する。
記載のホルダ8において、それ自体既知である、注ぎ口44を有しないパッドが使用されることによって飲料のジェットはパッドから出ない場合、細かい気泡の泡層が実質的にない飲料が調製されることが明らかであろう。
図4a〜図4cは、本発明によるパッド6の例を示す。
図4aは、本発明によるパッド6の第2の実施形態を示す。パッドは、抽出及び/又は溶解される製品28で充填されている、第1の側23及び第2の側25を有するカバー26を有する。カバー26には、周縁34、36をそれぞれ有し、また、これらの周縁34、36に隣接する相互接続部38、40であって、この実施形態では角状の(angular)シール継ぎ目42を有する相互接続部38、40をそれぞれ有する第1のシート30及び第2のシート32が設けられる。
この例では、第1のシート30はろ過材から完全に形成され、このろ過材は、製品28、例えば挽いたコーヒー(豆)をパッド6内に保持するのに好適である一方、流体は透過させる。このようなろ過材は例えばろ紙である。第1の側23において、カバー26は、流体及び飲料を透過させ、且つ製品を少なくとも事実上透過させず、すなわち溶解及び/又は抽出される状態の製品28並びに製品の残渣に対するバリアを形成する、フィルタとして設計される。第1のシート30の一部のみ、例えば、注ぎ口44と実質的に対向して位置付けられる中心に位置する部分が流体を透過させることも可能であることが明らかであろう。
図4aでは、パッド6には、抽出液及び/又は溶液を噴き出す注ぎ口44がさらに設けられる。注ぎ口44は、カバー26によって囲まれている空間と流体連通している。注ぎ口44は第2のシート32に含まれ得るが、第2のシート32は流体、飲料及び製品を事実上透過させないように設計される。第2のシート32は、第2のシートに含まれ得るが、第2のシート32は、流体連通部は別として、流体、飲料及び製品を事実上透過させないように設計される。第2のシート32は、プラスチックから製造することができるが、同様にセラミック材料、金属、生分解性プラスチック又はゴムからも製造することができる。第2のシート32もろ過材から製造することができ、これには、少なくとも注ぎ口44とは別に、第2のシート32を、注ぎ口とは別に、水を事実上透過させないものにするコーティングが設けられる。この実施形態では、第1のシート30及び第2のシート32は、互いに切り離し不能に接続される。
図4aでは、パッド6には離間手段58がさらに設けられる。図4aでは、離間手段58は、流体及び飲料を透過させ、且つ製品28を少なくとも事実上透過させず、すなわち溶解及び/又は散乱される状態の製品28並びに製品の残渣に対するバリアを形成する、要素60、例えば実質的に剛性の要素として設計される。この要素60は、連続気泡発泡体の片、任意選択的に焼結された粒子材料及び/又は金網から成り得る。この例では、注ぎ口は例えば、製品28が位置する、カバーによって囲まれている空間と流体連通している。この流体連通部は、ここでは例えば連続気泡発泡体及び/又は任意選択的に焼結された粒子材料の開空間によって形成される流体流領域57によって形成される。この例では、注ぎ口44は第2のシート32に含まれ、第2のシートは、流体及び飲料を事実上透過させないように設計される。これによって、飲料が少なくとも実質的に専ら注ぎ口44を介して配量されるという利点を提供する。
図4aの例では、要素60は、メッシュ、例えば連続気泡発泡体若しくは金網のメッシュ、又は粒子材料の開口から成る。メッシュの一寸法は、この寸法が製品の寸法、例えば製品の粒径よりも小さいように選択されるのが好ましい。このように、製品は、要素60に侵入するか、又はこれを通ることが防止される。したがって、注ぎ口44は、製品によって詰まることが防止される。製品の近位にある要素60の表面は、注ぎ口の(断面の)表面よりも大きいことが好ましい。したがって、飲料は、注ぎ口のサイズを有する貫流表面を介して製品が位置する空間から出るときよりも大きい貫流表面を介して、製品が位置する空間から出ることができる。
図4aに示されるパッドがホルダに収容される場合、使用時に、流体もカバーの第1の側23を介してカバー内の製品28へ供給される。この場合、流体はパッド6を通って流れ、したがって第1の側23から、第2の側25に位置する注ぎ口44へ製品28を通って流れる。この後、流体及び製品28から得られた飲料は注ぎ口44を通して圧送される。その結果、飲料は、飲料のジェットの形態で注ぎ口44から噴き出し、飲料上に、ジェット、すなわち細かい気泡の泡層が得られる。
図4bは、本発明によるパッド6の第3の実施形態を示す。この例では、離間手段58が、同様に製品28が延在するパッド6の全幅にわたって実質的に延在する。離間手段は、図4aに基づいて記載するような要素60、例えば実質的に剛性の要素から成り得る。離間手段はまた、粗く粒状にした材料から成り得る。その場合、パッド6に、粗く粒状にした材料及び製品28を別々に保持する第3のシート64を設けると有利である。第3のシート64は例えば、ろ過材から製造され得る。ここで、流体流領域57は、例えば連続気泡発泡体及び/又は任意選択的に焼結された粒子材料の開空間によって形成される。図4bの例において、流入表面59は、少なくとも事実上、図2の場合と同様に製品28が延在するカバー26の全断面にわたって実質的に延在する。したがって、調製される飲料は、製品28が延在するカバー26の実質的に全断面にわたって、製品28が位置する空間から流体流領域57まで流れることができる。これによって、調製される飲料が、製品が位置している空間から効率的に出て、注ぎ口44まで流れることができるという利点を提供する。
特別な実施形態では、流入表面59は、流体を実質的に浸透させず、且つ流入表面と、製品28が延在する断面の外周との間、例えば流入表面と角状のシール継ぎ目との間に延在する領域があるようにカバー26の断面にわたって延在する。このように、流体は、製品に沿って流入表面53を通り、製品28を通って流れることなく注ぎ口44へ下流に流れることが防止され得る。
図4cは、本発明によるパッド6の第4の実施形態を示す。この例では、離間手段58は、この例では第3のシート64を注ぎ口44から一定の距離に保持する1つのリブ66又は複数のリブ66によって形成される。このように、流体流領域57は、第3のシート64と注ぎ口44との間の開空間によって形成される。この例では、注ぎ口44は第2のシート32に含まれ、第2のシートは、流体及び飲料を少なくとも事実上透過させないように設計される。この例では、第2のシート32は、例えばプラスチック製の例えば実質的に剛性のトレイとして設計され得る。この例では、第3のシート64は、ろ過材から製造され得る。
図4dは、本発明によるパッド6の第5の実施形態を示す。図4dでは、注ぎ口44は、流入口70及び配量口72が設けられている注ぎ要素68を備えるが、流入口70は、流体連通によって、カバーによって囲まれている空間と接続されており、配量口72は、飲料のジェットを生成するのに用いられるように設計される。この例では、注ぎ要素68は、パッド6の外側、この例では第2の側25、より詳細には第2のシート32に取り付けられている。この例では、注ぎ要素の流入口70は配量口72よりも大きい断面を有する。したがって、調製される飲料は、流入口70のより大きい断面を介してカバー26から流れることによって、パッド6から効率的に配量されることができる。この例では、第2のシート32は、流入口70とは別に、流体を少なくとも事実上透過させないように設計される。このために、第2のシート32は、例えばろ過材から製造され、流入口70とは別に、流体及び飲料を実質的に浸透させないコーティングが設けられる。
図4eは、本発明によるパッド6の第6の実施形態を示す。図4eでは、パッドには、パッド6の注ぎ口44から噴出するジェットの影響下で飲料上に細かい気泡の泡層を形成する泡形成手段78がさらに設けられる。図4eでは、泡形成手段78は粗面として設計される。泡形成手段78は、飲料調製装置1の泡形成手段52に基づいて記載されるものとは異なるように設計することもできることが明らかであろう。
図4eに示すパッドには、泡形成手段78を注ぎ口44から一定の距離に保持する泡形成離間手段79が設けられ得る。この泡形成離間手段は、例えば少なくとも1つのリブ又は少なくとも1つの棒として設計され得る。泡形成手段78は、図2に示すような実質的に剛性の皿部分74にも含まれ得る。
図4eに示すパッドには、注ぎ口と製品との間に延在する流体流領域を形成する離間手段58をさらに設けることができ、この場合、流体流領域は流入表面を有し、使用時には、流体及び/又は飲料がこの流入表面を介して流体流領域に流れ込み、この流体流領域から注ぎ口を介して流れる。そのために、離間手段58は、例えば図2又は図4a〜図4dのうちの1つに示すように設計することができる。
図2、図4b及び図4eに示すパッドの例の場合、製品28が収容されている、カバーによって囲まれている空間の体積は、パッド6が占める総体積よりもかなり小さい。したがって、そのようなパッドは、離間手段を備えないか、又は少なくともより小さい離間手段を備えるパッドよりも少量の製品28を含むことが可能である。より少量の製品を有するパッドは、例えば、一般的により少量で調製され、且つ/又は消費される飲料を調製するのに使用することができる。コーヒー又は茶の標準的な一人分の量は、90ml〜250mlの流体、例えばフレンチコーヒーの場合に実質的に100ml、ヨーロピアンコーヒー(western European coffee)の場合に実質的に122ml、オランダ紅茶(Dutch tea)の場合に実質的に140ml、アメリカンコーヒーの場合に実質的に200ml、及び英国紅茶の場合に実質的に240mlを含むのが好ましい。コーヒー又は茶のより少ない一人分の量は、15ml〜90ml、より好ましくは実質的に60mlの流体を含むのが好ましい。例えば、コーヒーの少ない一人分の量を調製するためのパッドは、2グラム〜5グラムの量の挽いたコーヒー(豆)を含むことが可能である。より少量の飲料を調製するためには、例えば、注ぎ口の断面を、従来の量の飲料を調製するための注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択することができる。実際には、パッドに供給される流体の量が、流体がパッドに供給される時間期間に基づいて調節される場合、注ぎ口がより小さい断面であること、したがって、関連するより大きい流れ抵抗によって、同じ時間にわたってより少量の流体がパッドに供給されることになる。したがって、より少量の飲料を簡単に調製することができる。
このように、水等の流体を、抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーを有するパッドに圧力下で供給することによって少量又は多量の飲料を調製することができ、パッドに供給される流体の量は、流体がパッドに供給される時間期間に基づいて調節され、また、第1のパッド及び第2のパッドが提供され、第1のパッド及び第2のパッドにはそれぞれ、パッドから出る、飲料上に細かい気泡の泡層飲料を得るのに用いる飲料のジェットを生成するのに用いる注ぎ口が設けられ、この場合、注ぎ口の流れ抵抗はパッド毎にさまざまであり、少量の飲料を調製する場合、第1のパッドの注ぎ口の断面は、第2のパッドの注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択されることが明らかである。
90ml〜250ml、より詳細には約122mlであるコーヒーの標準的な一人分の量は例えば、飲料調製装置を用いて20秒〜40秒、より詳細には約30秒で調製される。ここで、例えば細かい気泡の泡層を提供するために、0.5mm〜2.5mm、より詳細には約0.7mmの断面を有する注ぎ口が使用される。15ml〜90ml、より詳細には約30mlであるコーヒーのより少量の一人分の量は、同じ飲料調製装置を用いて20秒〜40秒、より詳細には約30秒で調製することができる。ここで、例えば細かい気泡の泡層を提供するために、0.04mm〜0.2mm、より詳細には約0.1mmの断面を有する注ぎ口が使用される。
しかし、例えば使用される流体配量ユニットに応じて、他の断面の注ぎ口も可能である。
したがって、細かい気泡の泡層を有するコーヒーの少量の一人分の量を調製するコーヒーパッドは、0.04mm〜0.2mm、より好ましくは実質的に0.1mmの断面を有する注ぎ口44を有するのが好ましい。
上記例では、パッドは、(一人分の)量の飲料を調製するのに好適である。パッドは、例えばカップ2杯分の飲料を調製するのに好適であることも可能である。この場合、パッドには、例えば注ぎ口の2倍の大きさのより大きい注ぎ口を設けることが可能であることが明らかであろう。しかし、カップ2杯分の飲料を調製する場合、注ぎ口のサイズを適合させるのではなく、例えば流体がパッドに供給される時間期間を適合させることも可能である。
本発明は、本明細書に記載される実施形態にいかなる方法によっても限定されない。例えば、第1のシートの全体をろ過材から製造しない実施形態を提供することが可能である。また、カバーがフレームから形成され、複数のシートがこのフレーム内に設けられる実施形態が可能である。
上記例において、パッドは注ぎ口を含む。パッドは、パッドを出て、少なくとも1つのジェットによって飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いる飲料の1つのジェット又は複数のジェットを生成するのに用いる複数の注ぎ口を含むことも可能である。ここで、パッドは、専ら少なくとも1つの注ぎ口を介して飲料を配量するように設計されることが可能である。
パッドはさらに、例えば第1のシート及び/若しくは第2のシートの少なくとも一部がパッド6の残りの部分から切り離し可能であるように設計されることによって、並びに/又は、パッドに製品を充填する弁をパッドに設けることによって再充填可能であるように設計することが可能である。
上記例では、パッドのカバー内の製品は挽いたコーヒー(豆)を含む。パッドは、茶を調製するための茶葉等の抽出及び/又は溶解される他の製品を含むことも可能である。ここで、パッドを例えば自動的に充填する場合、抽出及び/又は溶解される特定の製品で充填するのに使用されるパッドのタイプは考慮に入れる必要がない。
すべてのそのような変形形態は、特許請求の範囲に記載される本発明の構想に入るものと理解される。

Claims (33)

  1. 少なくとも抽出される製品で充填されているカバーを有する規定された量の飲料を調製するパッドであって、使用時に、水等の流体を圧力下で前記パッドに供給することによって該流体を該パッドを通して圧送し、後に該パッドから出る飲料が得られ、前記カバーには第1の側及び第2の側が設けられ、前記製品は該第1の側と該第2の側との間に位置し、該第2の側において、前記カバーは前記流体及び前記飲料を少なくとも事実上透過させず、前記カバーは、前記第1の側が第1のシートによって形成され、前記第2の側が第2のシートによって形成され、前記パッドには該第2のシートに注ぎ口が設けられ、該注ぎ口は、流入口及び配量口が設けられている注ぎ要素を備え、前記流入口は、前記カバーによって囲まれている前記空間と流体連通部を介して接続し、前記配量口は、前記パッドから出る、前記飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに使用される前記飲料のジェットを生成するのに用いられるように設計されるパッド
  2. 前記カバーは、前記第1の側が、前記流体及び前記飲料を透過させ、且つ前記製品を少なくとも事実上透過させないフィルタとして少なくとも部分的に設計される、請求項に記載のパッド
  3. 前記注ぎ口は、前記流体及び前記飲料を透過させ、且つ前記製品を少なくとも事実上透過させない、請求項1または2に記載のパッド
  4. 前記パッドは、前記注ぎ口と、前記カバーによって囲まれている空間との間に流体連通部を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載のパッド
  5. 前記パッドは、前記注ぎ口と前記製品との間に延在する流体流領域を形成する離間手段を備え、該流体流領域は流入表面を有し、使用時に、前記流体及び/又は前記飲料は、該流入表面を介して該流体流領域に流れ込み、且つ該流体流領域から前記注ぎ口を介して流れる、請求項1〜のいずれか1項に記載のパッド
  6. 前記流入表面は、前記注ぎ口の表面よりも大きい表面を有する、請求項に記載のパッド
  7. 前記流入表面は、前記製品が延在する前記カバーの少なくとも事実上断面全体にわたって実質的に延在する、請求項又はに記載のパッド
  8. 前記離間手段は、連続気泡発泡体、任意選択的に焼結された粒子材料、金網、少なくとも1つのリブ、及び/又は少なくとも1つの棒から成る、請求項のいずれか1項に記載のパッド
  9. 前記離間手段は第3のシートを含む、請求項のいずれか1項に記載のパッド
  10. 前記離間手段は、前記注ぎ口を前記第3のシートから一定の距離に保持するように設計される、請求項9が請求項5に従属する場合の請求項に記載のパッド
  11. 前記離間手段は実質的に剛性の要素から成る、請求項10のいずれか1項に記載のパッド
  12. 前記パッドには、前記注ぎ口から噴出する前記ジェットの影響下で前記飲料上に前記細かい気泡の泡層を形成する泡形成手段が設けられる、請求項1〜11のいずれか1項に記載のパッド
  13. 前記注ぎ口の流れ抵抗はパッド毎にさまざまであり得る、請求項12のいずれか1項に記載のパッド。
  14. 前記パッド流れ抵抗は、抽出及び/若しくは溶解される前記製品、並びに/又は前記パッドを用いて調製される前記飲料に合わせて調整される、請求項1〜13のいずれか1項に記載のパッド
  15. 前記パッドの前記カバーは、2グラム〜5グラムの挽いたコーヒー(豆)を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載のパッド
  16. 前記飲料の一人分の量又は二人分の量を調製するように設計される、請求項15のいずれか1項に記載のパッド。
  17. 第1のパッドを使用して少量の飲料を調製し、または、第2のパッドを使用して多量の飲料を調製するために、前記第1のパッド及び前記第2のパッドが請求項1から16のいずれか1項に記載のパッドである前記第1のパッド及び前記第2のパッドのアセンブリであって、前記第1のパッド及び前記第2のパッドのそれぞれは、少なくとも抽出される製品で充填されているカバーを有し、前記第1のパッド及び前記第2のパッドにはそれぞれ、該パッドから出る、前記飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いる前記飲料のジェットを生成するのに用いる注ぎ口が設けられ、少量の飲料を生成する場合、前記第1のパッドの前記注ぎ口の断面は、前記第2のパッドの前記注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択される、アセンブリ。
  18. 前記第1のパッドの前記注ぎ口の断面は、0.04mm〜0.2mm、好ましくは約0.1mmであり、前記第2のパッドの前記注ぎ口の断面は、0.5mm〜2.5mm、好ましくは約0.7mmである、請求項17に記載のアセンブリ。
  19. 少量又は多量の飲料を調製する方法であって、
    抽出及び/又は溶解される製品で充填されているカバーと注ぎ口とをそれぞれが有する第1のパッド及び第2のパッドの一つを提供し、
    前記第1のパッド及び前記第2のパッドの前記一つに水等の流体を圧力下で供給することを含み、前記パッドに供給される流体の量は、該流体が該パッドに供給される時間期間に基づいて調節され、且つ
    該パッドから出る、前記飲料上に細かい気泡の泡層を得るのに用いる前記飲料のジェットを前記注ぎ口により生成することを含み、
    前記注ぎ口の流れ抵抗は前記第1のパッド及び前記第2のパッド毎にさまざまであり、
    前記少量の飲料を生成する場合、前記第1のパッドの前記注ぎ口の断面が、前記第2のパッドの前記注ぎ口の断面よりも小さくなるように選択される、方法。
  20. 前記流れ抵抗を、抽出及び/若しくは溶解される前記製品、並びに/又は前記パッドを用いて調製される前記飲料に合わせて調整することをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 同一の飲料調製装置を用いて、前記流体を前記第1のパッド又は前記第2のパッドに供給することを含む、請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記注ぎ口から噴出する前記ジェットを泡形成手段に供給して前記細かい気泡の泡層を得ることをさらに含む、請求項1921のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記泡形成手段はジェット衝突要素又は粗面を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記多量の飲料は90ml〜250mlを含み、前記少量の飲料は15ml〜90mlを含む、請求項1923のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記少量の飲料を調製する前記第1のパッドは、2グラム〜5グラムの挽いたコーヒー(豆)を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記流体が前記パッドに供給される前記時間期間は20秒〜40秒、好ましくは約30秒である、請求項1925のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記第1のパッドの前記注ぎ口の断面は、0.04mm〜0.2mm、好ましくは約0.1mmであり、前記第2のパッドの前記注ぎ口の断面は、0.5mm〜2.5mm、好ましくは約0.7mmである、請求項26に記載の方法。
  28. 請求項16のいずれか1項に記載のパッド、及び該パッドを保持するホルダが設けられるアセンブリ。
  29. 前記ホルダには、少なくとも1つの開口を有する底部が設けられ、使用時に、前記カバーが該底部に載り、前記注ぎ口が前記開口上又は該開口内に位置することによって前記ジェットが前記ホルダの前記開口を介して該ホルダから出る、請求項28に記載のアセンブリ。
  30. 前記ホルダには、前記パッドの前記注ぎ口から噴出する前記ジェットの影響下で前記飲料上に前記細かい気泡の泡層を形成する泡形成手段が設けられる、請求項28又は29に記載のアセンブリ。
  31. 抽出及び/又は溶解によって飲料を調製する飲料調製装置であって、請求項2830のいずれか1項に記載のアセンブリ、及び前記流体を圧力下で前記パッドに供給する流体供給手段が設けられる、飲料調製装置。
  32. 前記パッドの前記注ぎ口から噴出する前記ジェットの影響下で前記飲料上に前記細かい気泡の泡層を形成する泡形成手段がさらに設けられる、請求項31に記載の飲料調製装置。
  33. 飲料を調製するための、請求項17又は18に記載のアセンブリ、請求項16のいずれか1項に記載のパッド、請求項2830のいずれか1項に記載のアセンブリ、及び/又は請求項31又は32に記載の飲料調製装置の使用。
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