JP5138917B2 - 超音波診断装置の送受信回路装置およびその組み立て方法 - Google Patents

超音波診断装置の送受信回路装置およびその組み立て方法 Download PDF

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Description

本発明は、被検体内に対し超音波を送受し、これに基づき超音波画像を得る超音波診断装置に関し、特に超音波を送受する超音波振動子を駆動する送受信回路装置の放熱または冷却に関する。
電子機器の基板上の回路素子の実装密度、またCPU(中央処理装置)等の回路デバイスの集積度が高まると、回路素子、回路デバイスから発生する熱を効率よく放熱する必要が生じる。回路デバイス等の冷却のために、回路デバイス等に接触するヒートシンクにより発生した熱を吸熱したり、回路デバイス等が実装される基板に熱伝導の良好な層を設け、これにより吸熱したりする方法が、従来より提案されている。例えば、下記特許文献1には、ボルトにより基板に固定されてCPUに密着するヒートシンクが示されている。そして、このヒートシンクは、CPUで発生した熱をヒートパイプにより冷却フィンへと効率よく導く構成となっている。また、特許文献2には、基板内に熱伝導性のよい材料からなる層を設け、回路デバイス等で発生した熱を、この層を伝達させて機器の外部に放熱する基板が開示されている。
超音波診断装置は、多数の超音波振動子を駆動するために、これらの振動子に対応した数の送受信回路を有している。近年、超音波診断装置においては、振動子を縦横に配置した二次元アレイが開発されるなど、振動子数、すなわちチャンネル数が増加し、これに合わせて、送受信回路、受信信号の処理回路などの回路規模も増大する傾向にある。これに呼応して、これらの回路の放熱、特に回路基板に実装された回路デバイスの放熱が問題となりつつある。
超音波診断装置の送受信回路装置は、外形を小形化するために、例えば、下記特許文献3に示されるように、一つの親基板に対し、複数の子基板が、親基板に対して略直交するように配置されて装着される構成を有する。
特開2006−13043号公報 特開2001−203313号公報 特開2004−305416号公報
超音波診断装置の送受信回路装置は、小形化の要請から、実装密度が高く、大きなヒートシンクを設ける十分な空間がない。また、前記特許文献3のように親基板と子基板を有する装置においては、子基板を容易に着脱できるようにとの要請がある。
本発明は、超音波診断装置の送受信回路装置の放熱性の改善を目的とする。
本発明の超音波診断装置の送受信回路装置は、回路デバイスに、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材を押圧部材により密着させている。この押圧部材は、押圧部材自体の弾性力によって、熱伝導部材を回路デバイスに向けて押圧する。
押圧部材は、回路基板に固定されるようにでき、熱伝導部材を回路デバイスに対して押圧する押圧片を有するようにできる。これにより、押圧部材は、回路基板と協働して回路デバイスと熱伝導部材を挟持する。
熱伝導部材は、回路基板を送受信回路装置に装着する際に、この装着動作によって押圧片と回路デバイスの間に受け入れられ、回路デバイスに密着されるようにできる。
一つの親基板に対し、複数の子基板が装着される構成の送受信回路装置においては、熱伝導部材を親基板に平行に配置し、子基板を親基板に装着する際に、その装着動作によって、熱伝導部材が、押圧片と回路デバイスの間に受け入れられ、押圧片と回路デバイスにより挟持されるようにすることができる。
親基板と子基板を有する前記送受信回路装置において、一つの熱伝導部材が、複数の子基板の回路デバイスに対し共用されるようにすることができる。
また、押圧部材は、回路基板に、この基板を含む平面内で回動可能に支持された、略コの字形の断面を有するケース部材とすることができる。基板上の回路デバイスと熱伝導部材の位置を合わせた後、ケース部材を回動させて、基板、回路デバイスおよび熱伝導部材が一体に挟持される。
熱伝導部材の、回路デバイスに対向する面に、熱伝導部材の表面より柔軟な表面を有する熱伝導シートを設けるようにできる。
また、本発明の他の態様である超音波診断装置の送受信回路装置は、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材として、回路基板に回動可能に支持されたレバーと、レバーに結合され、レバーの回動動作により熱伝導部材に当接し、熱伝導部材を回路デバイスに密着させるよう押圧する押圧板と、回路基板に結合され、押圧板が熱伝導部材を回路デバイスに密着させる位置でレバーを保持するレバー保持具と、を有している。
この態様においても、熱伝導部材の、回路デバイスに対向する面に、熱伝導部材の表面より柔軟な表面を有する熱伝導シートを設けるようにできる。
本発明のさらに他の態様である超音波診断装置の送受信回路装置の組み立て方法は、一つの親基板と、この親基板と接続される複数の子基板を有する送受信回路装置の組み立て方法である。送受信回路装置は、さらに子基板上には回路デバイスが実装されており、回路デバイスに当接して、ここで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、熱伝導部材を回路デバイスに向けて押圧する押圧片を有し、当該押圧片が回路デバイスに対向するよう子基板に固定された押圧部材とを含む。そして、親基板に対して固定された位置に熱伝導部材を配置し、親基板に対して子基板を装着する。子基板が装着される際、その装着動作によって、前記押圧片と回路デバイスの間に熱伝導部材を受け入れ、熱伝導部材を回路デバイスに密着させる。
押圧部材自身の弾性力によって熱伝導部材を回路デバイスに密着させる態様においては、簡易な構成および動作により、熱伝導部材と回路デバイスの密着が達成される。
また、レバーを回動動作させて、押圧板により熱伝導部材を回路デバイスに密着させる態様においては、熱伝導部材の回路デバイスに対する着脱が容易となる。
さらに、親基板に子基板を装着する際に、その装着動作によって、押圧片と回路デバイスの間に熱伝導部材が受け入れられるようにすることで、熱伝導部材を容易に回路デバイスに密着させるようにできる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態に係る超音波診断装置10の概略構成を示すブロック図である。超音波診断装置10は、被検体に対し超音波を送受するプローブヘッド12を含む超音波プローブ14と、超音波プローブを制御して超音波の送受信を行い、得られた受信信号に基づき超音波画像を提供する装置本体16とに大別される。
超音波プローブ14は、装置本体に着脱可能なプローブコネクタ18を有し、これには接続端子20が備えられている。接続端子20と、プローブヘッド12の各振動子とは、プローブケーブル22によって接続されている。また、プローブコネクタ18には、プローブヘッド12からの超音波の送受信の制御や、超音波振動子の駆動、受信された信号に対し所定の処理を行うコネクタ側送受信回路装置24が収容されている。プローブコネクタ18を装置本体に設けられたレセプタクル26に装着すると、接続端子20は、レセプタクル26に設けられた端子穴28と接触し、超音波プローブ14と装置本体16とが電気的に接続される。
装置本体16は、本体側送受信回路装置30を備えている。本体側送受信回路装置30は、コネクタ側の送受信回路装置24と協働して、超音波プローブ14の超音波の送受等に係る制御を行う。本体側送受信回路装置30は、送受制御部32の制御に従い動作し、また、送受制御部32は、操作パネル34より入力されたユーザからの指示に応じて送受信回路装置30の制御を行う。取得された受信信号は、画像形成部36に送られ、ここで所定の処理が実行されて、Bモード断層画像等の所定の画像が形成される。この形成された画像は、例えばディスプレイ38に表示され、ユーザに提供される。
前述のようにプローブコネクタ18には、超音波の送受信、受信信号の処理等を行う回路の一部が備えられている。これらの回路は、従来装置本体16に備えられている送受信回路装置の一部の機能を分離し、更に新たな機能を追加して超音波プローブ14側に設けたものである。このような構成を採るのは、一つには、超音波振動子数の増加等に伴い、回路規模が増大し、装置本体のスペースが足りないこと、さらに配線数の増加により、プローブコネクタ18に設けられる接続端子20が、コネクタの装置本体16に対向する面に収まらなくなっている等の理由による。一部の信号処理を超音波プローブ14側で行うことにより、端子数の減少を図っている。
このように、プローブコネクタ18に回路を内蔵した場合、回路デバイスなどの回路素子からの発熱が問題となる。この発熱は、回路デバイスそのものの故障、コネクタのケースの変形などの問題を生じさせる可能性があり、適切に放熱する必要がある。
図2は、プローブコネクタ18の概略構成を示す斜視図であり、特に内部が見えるようにケースの一部を省略して示している。また、図3は、ケースの一部を省略した正面図、図4はケースの一部を省略した側面図である。プローブコネクタ18のコネクタケース40は、回路素子が実装された回路基板を収容している。回路基板は、1枚の親基板42と、この親基板42に装着される複数の子基板44を含む。各子基板44は、コネクタケース40に固定された親基板42に対し、直交する位置となるように装着される。子基板44には、各種の回路素子が実装され、図においては、特に発熱源となる回路デバイス46が示されている。親基板42には、装置本体16側と電気的な接続を得るための接続端子20が実装されている。親基板42には親基板コネクタ48、子基板44には子基板コネクタ50が備えられており、これらが結合して、子基板44の回路デバイス46等と、接続端子20の電気的な接続が達成される。
前述のように、プローブコネクタ18内に回路基板を高い密度で収容すると、熱対策が必要となる。プローブコネクタ18は、熱対策を行う必要がある回路デバイス46に、熱伝導部材52を接触させ、さらに熱伝導部材52にヒートシンク54を接続させている。熱伝導部材52は、親基板42に平行に、さらに互いに平行に複数配置され、一つの熱伝導部材52に対し、複数の回路デバイス46が接触している。ヒートシンク54は、少なくともその一部がコネクタケース40の外側に出ており、この実施形態においては、出ている部分がフィン形状となっている。また、ヒートシンク54は、コネクタケース40に固定されており、熱伝導部材52を支持している。これにより、熱伝導部材52は、親基板42に対し、所定の位置に固定支持される。回路デバイス46で発生した熱は、熱伝導部材52を伝ってヒートシンク54に流れ、ヒートシンク54から外気に放出される。熱伝導部材52は、金属、特に熱伝導性の良い銅などとすることができ、またヒートパイプを用いることもできる。
これらの親基板42、子基板44及び放熱構造である熱伝導部材52、ヒートシンク54等によりコネクタ側送受信回路装置24が構成される。
図5は、熱伝導部材52の装着方法を示す図である。子基板44には、それ自身弾性を有しているクリップ56が固定されている。クリップ56は、はんだ付け、接着などにより子基板44に固定されている。また、回路デバイス46の側面に接着剤で固定することも可能であり、回路デバイス46の側面と子基板44の双方に固定することもできる。クリップは、子基板44に固定される立設部58と、回路デバイス46の上面に対向して位置する押圧片60を有する。押圧片60は、回路デバイス46に向けて凸となるように湾曲しており、自由位置すなわち外力が加わらない状態において、回路デバイス46との最小の隙間が、熱伝導部材52の厚さよりも小さくなっている。図5(a)の矢印Aの方向に熱伝導部材52を移動させて、(b)に示すように、押圧片60と回路デバイス46の間に挿入する。このとき、クリップ56は、それ自身の弾性力によって熱伝導部材52を回路デバイス46へ向けて押圧して、密着させる。熱伝導部材52を挿入する動作で、熱伝導部材52と回路デバイス46の密着性が確保され、接触面における熱伝導性が良好となる。
図2から図4に記載されたプローブコネクタ18においては、親基板42に平行となるように熱伝導部材52が固定されており、子基板44を、コネクタ側送受信回路装置24に装着する際、具体的には子基板44を親基板42に装着する際、この動作により、熱伝導部材52に対して移動させ、クリップ56の押圧片60と回路デバイス46の間隙に熱伝導部材52を受け入れるようにしている。子基板44を親基板42に装着する動作と、熱伝導部材52と回路デバイス46を密着させる動作とを同時に行うことにより、組み立て作業が簡略化される。また、熱伝導部材52を回路デバイス46に密着させるのに、ねじによる固定、接着剤による接着等を用いておらず、子基板の着脱が容易に行える。これによって、複数の子基板44が密集している場合にあっても、所望の一つを単独で取り外すことができ、メンテナンス作業においても作業性が向上する。
図6は、クリップの他の例を示す図である。図2〜4に示される構成と同様のものについては、同一の符号をして、その説明を省略する。この例では、一つのクリップ62は、図において横方向、すなわち子基板44の厚み方向に並ぶ複数の子基板44を挟持する。すなわち、熱伝導部材52、回路デバイス46および子基板44の複数の組を一体に挟持し、対応する熱伝導部材52と回路デバイス46を密着させる。
図7,8は、熱伝導部材52を回路デバイス46に押圧して、これらを密着させる部材の別の例を示す図である。子基板44には、これに直交する方向に延びる支軸64が固定されており、さらに、この支軸64に、この軸を中心として回動可能にホルダケース66が支持されている。ホルダケース66は、図8に示されるように、断面が略コの字形となっており、この「コの字」によって、子基板44、回路デバイス46及び熱伝導部材52を一体に挟持して、回路デバイス46に熱伝導部材52を密着させる。より詳細には、コの字の上の横画に相当する部材66aに、若干の反りまたは斜面を設け、これを利用して回路デバイス46と熱伝導部材52を密着させる。
ホルダケース66を適用した場合の熱伝導部材52の装着動作は、次のようになる。まず、熱伝導部材52と子基板44を相対移動させて、熱伝導部材52と回路デバイス46が重なるようにする。熱伝導部材52が親基板42に対して固定配置されている場合には、子基板44を、熱伝導部材52に向けて、図7,8中の矢印Bの方向に移動させる。熱伝導部材52と回路デバイス46が重ね合わされたところで、ホルダケース66を、図7中矢印Cの方向に回転させ、ホルダケース66の「コの字」により、子基板44、回路デバイス46及び熱伝導部材52を一体に保持するようにする。このとき、ホルダケース66の上の横画部材66aに設けられた反りまたは斜面、およびホルダケース66自体の弾性により、熱伝導部材52は回路デバイス46に向けて押圧され、これらが密着される。
図9は、ホルダケースの他の例を示す図である。子基板44には、コネクタ68を介してケーブル70が接続されており、ホルダケース72には、このコネクタ68、ケーブル70を逃げる逃げ部74が設けられている。ホルダケース72は、前述のホルダケース66と同様に断面が略コの字形となっており、この「コの字」によって子基板44、回路デバイス46および熱伝導部材52を挟持して、回路デバイス46と熱伝導部材52を密着させる。その他の構成については、前述のものと同様であり、同一符号を付して説明を省略する。ホルダケース72は、支軸64を中心にして回動可能であり、図9(a)の状態から、矢印Dのように回動させて、子基板44、回路デバイス46および熱伝導部材52を一体に保持し、挟持する。このとき、ホルダケース72の逃げ部74は、図9(b)に示すように、子基板44の図中右側に張り出し、この逃げ部74内部の空間に、コネクタ68、ケーブル70が収容される。
図10,11は、熱伝導部材52を回路デバイス46に密着させる押圧部材のさらに他の構成例を示す図である。図10は、回路素子が実装される面を示しており、図11は、側面図、特に図10の下方より見た状態の図である。それぞれの図において、(a)は熱伝導部材52の装着前を示し、(b)は装着後を示す。また、前述の構成と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図10,11の構成例において、熱伝導部材52を回路デバイス46に押圧する構成として、子基板44に回動可能に支持されたレバー76,78と、レバー76,78に支持された押圧板80を含む。押圧板80を支持するレバー76,78は、平行リンクを構成し、レバー76,78が、図11中の矢印Eの方向に回動すると、押圧板80は、子基板44にほぼ平行な状態を維持して下降する。この下降により、押圧板80は、回路デバイス46上に位置する熱伝導部材52に当接し、これを回路デバイス46に向けて押圧する。この状態で、一方のレバー76の先端を、子基板44に立設されたレバー保持具82に引っ掛ける。このために、レバー保持具82の先端には、鈎状部が設けられている。熱伝導部材52を抜き取るときには、レバー76の、レバー保持具82との係合を解き、レバー76,78を矢印Eと逆向きに回動させて、熱伝導部材52への押圧力を解放する。このように、レバー操作により、熱伝導部材52の保持、解放を容易に行うことができ、メンテナンス作業が簡易になる。
この例においては、熱伝導部材52を、その長手方向に移動させて、回路デバイス46と押圧板80の間に挿入する。したがって、図2に示す配置のプローブコネクタに採用する場合には、親基板42に対して子基板44を装着した後、図の上方から熱伝導部材52を挿入するようにすることができる。
図12は、前述の熱伝導部材52に置き換え可能な熱伝導部材の一構成例を示す図である。この構成例の熱伝導部材84は、二層からなり、第1の層は、主に熱伝導部材52の長手方向に熱を伝えるための熱伝導層86であり、第2の層は、熱伝導部材84と回路デバイス46の密着性を高める比較的柔らかい材料からなる密着層88である。熱伝導層86は、金属、特に熱伝導の良い銅などを用いることができ、さらにヒートパイプを用いることもできる。密着層88は、柔らかく、かつ熱伝導性も良好な材料からなるシート状の熱伝導シートであり、これを第1層を構成する金属、ヒートパイプに接着等により固定する。熱伝導シート(密着層)材料としては、例えば、シリコンゴムや、シリコンゴムに熱伝導性をより良好にするために炭素等の微粉末などの添加剤を加えたものなどを使用することができる。これらの層を接着剤にて接着する場合、この接着剤に関しても、熱伝導の良好なものを使用することが望ましい。
図13は、前述の熱伝導部材52の置き換え可能な熱伝導部材のもう一つの構成例を示す図である。この構成例の熱伝導部材90は、三層からなり、第1の層は、主に熱伝導部材52の長手方向に熱を伝えるための熱伝導層92であり、第2の層は、熱伝導部材90と回路デバイス46の密着性を高める比較的柔らかい材料からなる密着層94である。密着層94は、前述の密着層88と同様の熱伝導シートとすることができる。第1の層の材料が、比較的柔らかく、クリップ等による押圧力により変形してしまうような場合、裏当てとして第3の層96が設けられている。この第3の層は、第1の層より変形が少なくなるように構成され、例えば、金属の板により構成される。これらの層を接着剤にて接着する場合、この接着剤に関しても、熱伝導の良好なものを使用することが望ましい。
以上の説明においては、超音波診断装置のプローブコネクタ内に複数の回路基板が密集して配置される場合を例に挙げたが、超音波診断装置の本体側に配置される基板についても同様の放熱に係る構造を採用することができる。さらに、超音波診断装置以外の電子機器に備えられた回路基板に実装される素子の放熱に関しても採用することができる。
熱伝導部材を回路デバイスに対し、クリップで挟持したり、レバーを用いて押圧したりする等の簡単な動作で密着させることができ、回路装置の組み立て作業が簡易となる。また、繰り返し着脱可能とすることにより、回路装置の組み立て作業、メンテナンス作業が簡略化される。例えば、複数の基板が密集して配置された装置において、該当基板のみを着脱することが容易にできる。
超音波診断装置の概略構成を示すブロック図である。 プローブコネクタの内部構造を示す斜視図である。 プローブコネクタに内蔵された基板および放熱構造を示す図である。 プローブコネクタに内蔵された基板および放熱構造を示す図である。 熱伝導部材を回路デバイスに密着させるためのクリップの構成を示す図である。 熱伝導部材と回路デバイスを密着させるクリップの他の構成例を示す図である。 図8と共に、熱伝導部材と回路デバイスを密着させる他の構成例を示す図である。 図7と共に、熱伝導部材と回路デバイスを密着させる他の構成例を示す図である。 熱伝導部材と回路デバイスを密着させるさらに他の構成例を示す図である。 図11と共に、熱伝導部材と回路デバイスを密着させるさらに他の構成例を示す図である。 図10と共に、熱伝導部材と回路デバイスを密着させるさらに他の構成例を示す図である。 熱伝導部材の一つの構成例を示す図である。 熱伝導部材のもう一つの構成例を示す図である。
符号の説明
10 超音波診断装置、14 超音波プローブ、16 装置本体、18 プローブコネクタ、20 接続端子、24 コネクタ側送受信回路装置、30 本体側送受信回路装置、40 コネクタケース、42 親基板、44 子基板、46 回路デバイス、52,84,90 熱伝導部材、54 ヒートシンク、56,62 クリップ、60 押圧片、64 支軸、66,72 ホルダケース、76,78 レバー、80 押圧板、82 レバー保持具。

Claims (9)

  1. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させるよう熱伝導部材を押圧する押圧部材であって、当該押圧部材自体の弾性力によって、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    押圧部材は回路基板に固定されており、熱伝導部材を回路デバイスに対して押圧する押圧片を有し、回路基板と協働して回路デバイスと熱伝導部材を挟持し、
    熱伝導部材は、回路基板を送受信回路装置に装着する際に、この装着動作によって前記押圧片と回路デバイスの間に受け入れられ、回路デバイスに密着される、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  2. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させるよう熱伝導部材を押圧する押圧部材であって、当該押圧部材自体の弾性力によって、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    押圧部材は回路基板に固定されており、熱伝導部材を回路デバイスに対して押圧する押圧片を有し、回路基板と協働して回路デバイスと熱伝導部材を挟持し、
    回路基板は、親基板と、前記回路デバイスが実装され、親基板に対して略直交する方向に配置され、親基板に装着される複数の子基板と、を含み、
    熱伝導部材は、親基板に平行に配置され、子基板を親基板に装着する際に、その装着動作によって、前記押圧片と回路デバイスの間に受け入れられ、押圧片と回路デバイスにより挟持される、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  3. 請求項2に記載の超音波診断装置の送受信回路装置であって、一つの熱伝導部材は、複数の子基板の回路デバイスに対し共用される、超音波診断装置の送受信回路装置。
  4. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させるよう熱伝導部材を押圧する押圧部材であって、当該押圧部材自体の弾性力によって、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    前記押圧部材は、略コの字形の断面を有するケース部材であり、前記回路基板に直交する軸の回りに回動可能に支持され、回路基板上の回路デバイスと熱伝導部材の位置を合わせた後、当該押圧部材を回動させて回路基板、回路デバイスおよび熱伝導部材を一体に挟持する、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  5. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイス当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    前記押圧部材は、
    回路基板に回動可能に支持されたレバーと、
    レバーに結合され、レバーの回動動作により熱伝導部材に当接し、熱伝導部材を回路デバイスに密着させるよう押圧する押圧板と、
    回路基板に結合され、押圧板が熱伝導部材を回路デバイスに密着させる位置でレバーを保持するレバー保持具と、
    を有する、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  6. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させるよう熱伝導部材を押圧する押圧部材であって、当該押圧部材自体の弾性力によって、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    前記押圧部材は、略コの字形の断面を有するケース部材であり、前記回路基板に直交する軸の回りに回動可能に支持され、回路基板、回路デバイスおよび熱伝導部材を一体に挟持する、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  7. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対し所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板と、
    前記回路基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    回路デバイスと熱伝導部材を密着させるよう熱伝導部材を押圧する押圧部材であって、当該押圧部材自体の弾性力によって、回路デバイスと熱伝導部材を密着させる押圧部材と、
    を有し、
    回路基板は、親基板と、前記回路デバイスが実装され、親基板に対して略直交する方向に配置され、親基板に装着される複数の子基板と、を含み、
    前記複数の子基板は、その厚み方向に並べられ、1個の前記押圧部材が熱伝導部材、回路デバイスおよび子基板の複数の組を一体に挟持する、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載の超音波診断装置の送受信回路装置であって、
    熱伝導部材は、回路デバイスに対向する面に、熱伝導部材の表面より柔軟な表面を有する熱伝導シートを含む、
    超音波診断装置の送受信回路装置。
  9. 被検体に対し超音波を送受して超音波画像を得る超音波診断装置の送受信回路装置の組み立て方法であって、
    前記送受信回路装置は、
    超音波を送受信する超音波振動子を駆動する、送信回路と受信回路の少なくとも一方、または受信信号に対して所定の処理を行う処理回路を備えた回路基板であって、親基板と、この親基板と接続し、親基板に対して直交する方向に配置される複数の子基板とを含む回路基板と、
    子基板に実装された回路デバイスと、
    回路デバイスに当接して、回路デバイスで発生した熱を運び去る熱伝導部材と、
    熱伝導部材を回路デバイスに向けて押圧する押圧片を有し、当該押圧片が回路デバイスに対向するよう子基板に固定された押圧部材と、
    を有し、
    親基板に対して、固定された位置に熱伝導部材を配置するステップと、
    親基板に対して、子基板を装着するステップであって、子基板が装着される際に、その装着動作によって前記押圧片と回路デバイスの間に熱伝導部材を受け入れ、熱伝導部材を回路デバイスに密着させるステップと、
    を有する、超音波診断装置の送受信回路装置の組み立て方法。
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