JP5138191B2 - エアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5138191B2 JP5138191B2 JP2006218769A JP2006218769A JP5138191B2 JP 5138191 B2 JP5138191 B2 JP 5138191B2 JP 2006218769 A JP2006218769 A JP 2006218769A JP 2006218769 A JP2006218769 A JP 2006218769A JP 5138191 B2 JP5138191 B2 JP 5138191B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- base fabric
- inflated
- vent hole
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
そこで、このような二次衝突による衝撃を吸収緩和するため、歩行者用のエアバッグ装置が種々提案されているが、歩行者用のエアバッグでは、エアバッグで保護する対象(歩行者)がエアバッグに侵入するまでエアバッグを比較的長く膨張を維持する必要がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載されたエアバッグ装置において、前記第三の基布の縫合側部の少なくとも一方の端部を、前記膨張状態のエアバッグの前記第三の基布に人が侵入したときに、該エアバッグの前記第三の基布により膨張が規制される部分と、これに隣接する膨張が規制されない部分との境界部近傍に設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、前記エアバッグの内部を複数列の内部テザーで区画したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、前記表面側基布に前記排気用ベントホールに間隔を隔てて設けられ、前記エアバッグの膨張時に前記第三の基布で閉鎖される第2のベントホールが設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、前記第三の基布の長さは前記エアバッグの膨張時に該エアバッグの膨張によるテンションが作用しない長さであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、前記エアバッグの裏面側基布に、前記エアバッグの膨張時に該エアバッグの裏面側の横方向への膨張を規制する第四の基布を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、車両のボンネットの後端縁に沿う開口より展開することを特徴とする。
本発明のエアバッグ装置は、人がエアバッグに侵入したときの衝撃を利用して排気用のベントホールを開口することで、エアバッグのガス抜きをタイミング良く行い衝撃荷重を低減する。
図1は、本発明のエアバッグ装置を装着した車両の要部側面図である。同図に示すように、本発明のエアバッグ装置1は、車両2のボンネット3の後部3a内側部分に、支持機構4を介して折り畳まれた状態で収納されている。ボンネット3は、その後部3aが上下に開閉するようになっており、通常は周知の保持機構により閉じた下降位置に保持されている。図中、5はフロントウインドウガラス、6はフロントピラー、7はダッシュパネル、8はフェンダーパネルである。
エアバッグ装置1は、エアバッグ10と、衝突時にこのエアバッグ10内に膨張ガスを送出して膨張させるインフレータ11とを備えている。エアバッグ10は、袋状のエアバッグ本体12と、エアバッグ本体12内に取り付けられた膨張を規制する内部テザー13(図3参照)とで構成されている。
なお、表面側基布14および裏面側基布15としては、一般にエアバッグに採用されている布や合成樹脂などの生地材料を使用することができる。
他方、前記エアバッグ10の表面側基布14の表面には、図2に示すように、展開時に略矩形のピラー部12aよりも縦方向幅が狭く、かつその横方向はその自由長さよりも短い略矩形の第三の基布20が設けられている。この第三の基布20は伸張性のない生地からなり、その図示幅方向両端部が前記縫合部16の部分で前記表面側・裏面側基布14、15と一体に縫合されている。
前記内部テザー13の長さは、エアバッグ10の膨張時にその表面基布14と前記第三の基布20との間に空間ができるように、その膨張時の厚みを規制すると共に、前記第三の基布20は、エアバッグ10の膨張時に、そのテンション(引っ張り力)が作用する長さでエアバッグ10の表面側に止着されている。
この状態において、例えば人の頭部がエアバッグ10の第三の基布20に当たってエアバッグ10を押し込む(つまり侵入する)と、それによってエアバッグ10内部の圧力が増大することによる張力と、膨張するエアバッグ10による張力により、第三の基布20は大きな張力を受けて切断線23に沿って切断される。第三の基布20が切断されると、ベントホール18が露出しガスの排出が始まる。
また、内部テザー13は、ベントホール18が開放したときに、この内部テザー13間に充填されたガスがベントホール18から急激に排出されるのを防止する機能を有している。
走行中に車両2が歩行者に衝突すると、図示しない歩行者衝突検出センサによりその衝突が検出され、所定値以上の衝撃を検出すると、エアバッグ装置1のインフレータ11に作動信号が出力され、作動信号を受けたインフレータ11がガスを噴射してエアバッグ10が膨張する。このエアバッグ10の膨張に伴ってボンネット3の後部が押し上げられ、図4の側断面図に示すように、エアバッグ10は、ボンネット3の後端縁部3aと車体のカウルパネル29との間の開口よりフロントウインドウ5の方向に立ち上がり展開する。
つまり、図7に示すように、エアバッグ10が膨張しても第三の基布20にはテンションが一切作用しないようにするとともに、膨張時のエアバッグ10の側部の曲面を利用して、即ちその部分では第三の基布20がエアバッグ10の表面側基布14と空間を開けずに接触するから、その部分にベントホール18を設けることでベントホール18を閉鎖するように構成している(なお、ここで、「閉鎖する」とは、必ずしも完全に封止するもの以外に、人がエアバッグに侵入したときに底付きが発生せず、事実上封止している状態をも含む)。
また、エアバッグ10の裏面側には、その表面に沿ってその両端部をエアバッグ10の裏面側基布15の両端部を含む適所に縫合又は接着剤で接合された第四の基布(又は裏面テザーともいう)21が設けられており、人がエアバッグ10の表面側に侵入したときに、エアバッグ10が容易に変形してその裏面側が外側(又は横)に開き、エアバッグ10が侵入した人を包み込むように折れ曲がるのを防ぐことができる。
なお、この第四の基布21は、第1の実施形態に係るエアバッグ10の裏面側に設けてもよいことは勿論である。
本実施形態のエアバッグ装置1では、頭部が第三の基布20に侵入すると、時間t2で第三の基布20が切れてベントホール18が開放されるため、エアバッグ10内のガスが逃げて圧力が低下し、従って頭部に与える衝撃が安全な水準まで緩和される。
その際、ベントホール18から遠い方の縫合端部での縫合力を、ベントホール18に近い縫合端部よりも強固にすることで、膨張したエアバッグ10の第三の基布20に人が侵入すると、第三の基布20のベントホール18に近い側の端部の接合のみが外れてベントホール18を開放する構成にしてもよい。
つまり、エアバッグ10の膨張時に、例えば人の頭部がエアバッグ10の第三の基布20に当たってエアバッグ10を押し込み、それによって縫合部23、24に大きな張力が作用すると、第1の縫合部23が切れて第三の基布20が外れ、ベントホール18が露出する。
なお、他の構成は先に説明した実施形態と同様である。
即ち、エアバッグ10は、第三の基布20が取り付けられた部分に対して第三の基布20を挟んだ上下部分がより膨張し易くなっており、図示のように、人が侵入したとき、又は、その前の膨張時において、第三の基布20の上下方向の端部20Bを境界として、エアバッグ10が第三の基布20の外側に向かって膨出(図の膨出部12F)する。この膨出部12Fは、第三の基布20の端部20B付近に沿ってエアバッグ10の表面側基布14の全体に亘って形成され、例えばエアバッグ10の両側面部ではそれぞれエアバッグ10の幅方向外側(図では右側又は左側)に向かって膨出し、エアバッグ10の表側面部ではエアバッグ10の厚さ方向外側(図では紙面の手前側)に向かって膨出する等、表面側基布14の各表面に略直交する方向にそれぞれ膨出する。
更に、以上の説明では本エアバッグ装置が歩行者を保護対象とする場合について説明したが、本発明はこれに限ることものではなく、車両の乗員を保護対象とするエアバッグ装置にも当然適用可能である。
Claims (7)
- インフレータから発生するガスにより膨張する表面側基布及び裏面側基布と、エアバッグの膨張を規制する内部テザーからなるエアバッグを備えたエアバッグ装置であって、
前記エアバッグの表面側基布に排気用ベントホールを設け、
前記エアバッグの膨張時に、前記表面側基布に当接して前記排気用ベントホールを覆う部分と前記内部テザーで膨張が規制された前記表面側基布との間に空間を形成する部分とを備えた第三の基布の両側部を、前記表面側基布に糸で縫合し、前記エアバッグの膨張状態において、該エアバッグの前記第三の基布に人が侵入することにより、該エアバッグの膨張で前記第三の基布の一方の端部を縫合する糸が切れて前記表面側基布から外して前記排気用ベントホールを開放することを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1に記載されたエアバッグ装置において、
前記第三の基布の縫合側部の少なくとも一方の端部を、前記膨張状態のエアバッグの前記第三の基布に人が侵入したときに、該エアバッグの前記第三の基布により膨張が規制される部分と、これに隣接する膨張が規制されない部分との境界部近傍に設けたことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1又は2に記載されたエアバッグ装置において、
前記エアバッグの内部を複数列の内部テザーで区画したことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
前記表面側基布に前記排気用ベントホールに間隔を隔てて設けられ、前記エアバッグの膨張時に前記第三の基布で閉鎖される第2のベントホールが設けられていることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
前記第三の基布の長さは前記エアバッグの膨張時に該エアバッグの膨張によるテンションが作用しない長さであることを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
前記エアバッグの裏面側基布に、前記エアバッグの膨張時に該エアバッグの裏面側の横方向への膨張を規制する第四の基布を設けたことを特徴とするエアバッグ装置。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載されたエアバッグ装置において、
車両のボンネットの後端縁に沿う開口より展開することを特徴とするエアバッグ装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006218769A JP5138191B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-08-10 | エアバッグ装置 |
CN2007800067654A CN101389510B (zh) | 2006-02-27 | 2007-02-26 | 安全气囊装置 |
EP07737383A EP1997695B1 (en) | 2006-02-27 | 2007-02-26 | Airbag device |
US12/280,762 US7997614B2 (en) | 2006-02-27 | 2007-02-26 | Airbag device |
PCT/JP2007/053531 WO2007099912A1 (ja) | 2006-02-27 | 2007-02-26 | エアバッグ装置 |
DE602007011226T DE602007011226D1 (de) | 2006-02-27 | 2007-02-26 | Airbagvorrichtung |
US13/177,069 US8141902B2 (en) | 2006-02-27 | 2011-07-06 | Airbag device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006051329 | 2006-02-27 | ||
JP2006051329 | 2006-02-27 | ||
JP2006218769A JP5138191B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-08-10 | エアバッグ装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012195207A Division JP5361016B2 (ja) | 2006-02-27 | 2012-09-05 | エアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007253923A JP2007253923A (ja) | 2007-10-04 |
JP5138191B2 true JP5138191B2 (ja) | 2013-02-06 |
Family
ID=38628577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006218769A Expired - Fee Related JP5138191B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-08-10 | エアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5138191B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012232748A (ja) * | 2006-02-27 | 2012-11-29 | Mazda Motor Corp | エアバッグ装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011089720A1 (ja) * | 2010-01-22 | 2011-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 歩行者保護エアバッグ装置 |
DE102011119564A1 (de) | 2011-11-26 | 2013-05-29 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Gassack für ein Fußgängerschutzsystem und damit ausgestattetes Kraftfahrzeug |
JP2014051152A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Seiren Co Ltd | 乗員保護用エアバッグ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4013661B2 (ja) * | 2002-06-14 | 2007-11-28 | タカタ株式会社 | 外面展開型エアバッグ及び外面展開型エアバッグ装置 |
JP3777362B2 (ja) * | 2003-04-15 | 2006-05-24 | 本田技研工業株式会社 | エアバッグ装置 |
-
2006
- 2006-08-10 JP JP2006218769A patent/JP5138191B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012232748A (ja) * | 2006-02-27 | 2012-11-29 | Mazda Motor Corp | エアバッグ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007253923A (ja) | 2007-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1997695B1 (en) | Airbag device | |
US9539978B2 (en) | Curtain airbag for a vehicle | |
US9744936B2 (en) | Curtain airbag for a vehicle and a restraining arrangement | |
CN110293929B (zh) | 安全气囊装置 | |
CN107933483B (zh) | 车辆窗帘气囊装置 | |
JP5901915B2 (ja) | カーテンエアバッグ | |
JP2011057143A (ja) | サイドエアバッグ装置 | |
US8888128B1 (en) | Airbag for vehicle | |
JP5829288B2 (ja) | 車両用の歩行者保護エアバッグ | |
JP5138191B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
US9283918B2 (en) | Curtain airbag | |
JP5361016B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
KR101542851B1 (ko) | 차량의 에어백 | |
JP5483586B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
JP4460503B2 (ja) | 衝突物保護装置 | |
JP4969944B2 (ja) | エアバッグ装置 | |
US20230249642A1 (en) | Airbag device for pedestrian | |
US8505970B2 (en) | Airbag cushion for vehicles | |
JP6810264B2 (ja) | サイドエアバッグ装置 | |
KR101283695B1 (ko) | 에어백 쿠션 | |
KR100977598B1 (ko) | 팽창충격 완화 에어백장치 | |
KR100788189B1 (ko) | 자동차용 조수석 에어백 모듈 및 그 폴딩방법 | |
KR100778589B1 (ko) | 차량용 운전석 에어백 | |
KR102656681B1 (ko) | 차량용 트림에어백 | |
KR20100099550A (ko) | 차량의 조수석 에어백 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120323 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120517 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120905 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121017 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5138191 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |