JP5137907B2 - エンコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、測量機に備られるエンコーダに関し、さらに詳細には、角度目盛を読み取るラインセンサが目盛盤の回転軸に直交する平面に対して傾いている場合でも測角値に誤差が生じないようにしたエンコーダに関する。
測量機には、水平角と鉛直角を測定するために、エンコーダが備えられている。従来のエンコーダとしては、下記特許文献1に開示されたようなものが知られている。図1に示したように、このエンコーダ1は、望遠鏡とともに回転する目盛盤3があり、目盛盤3の周方向に沿って等間隔に設けられたスリット32からなる角度目盛に対して、LED等の光源21から出射された光をコリメータレンズ22を介して照射し、スリット32を通過した光をCCDラインセンサ23で受光し、CCDラインセンサ23の出力をCPU(演算制御部)5へ送るものである。そして、CPU5は、CCDラインセンサ23の出力に基づいて水平角と鉛直角を決定する。
エンコーダ1にはインクリメンタル式とアブソリュート式があるが、下記特許文献1に開示されたものは、アブソリュート式である。アブソリュート式エンコーダの目盛盤3には、図2に示したように、スリット32が、太いスリット32aと細いスリット32bとを組み合わせて配置されている。連続する所定本数のスリット32を抜き出して読むと、太いスリット32aと細いスリット32bの並び方から、角度を読み取れるようになっている。すなわち、各スリット32は、所定の角度に対応している。
目盛盤3の角度は、CCDラインセンサ23に沿う座標において、測定ごとに決定される角度読み取り位置で読む。角度読み取り位置を決定するには、目盛盤3にスリット32を配置した円と同心の同心円パターン33を形成する。そして、図3に示したように、CCDラインセンサ23の出力から、CCDラインセンサ23の受光領域中心線D(以下、単にCCDラインセンサ23と記載する。)と同心円パターン33の交点A、Bの座標C、Cを求め、その中点Mの座標Cを求めて、その中点Mを角度読み取り位置とする。このような角度読み取り位置を用いると、回転軸4に目盛盤3がいくらか偏心して取り付けられていたとしても、測角値に誤差が発生しない。
ところで、測量機は1”程度の角度分解能が要求されるが、1”間隔で目盛盤3にスリット32を形成することは困難である。そこで、ロータリエンコーダでは、微小な角度分解能を達成するために、2つのスリット32の間の角度については、内挿計算で求めている。内挿計算を行うには、CCDラインセンサ23に投影された複数のスリット像を予め定めたモデルに当て嵌めて計算する。
この内挿計算に用いるモデルとして、下記特許文献2に開示されたモデルを説明する。このモデルは、図4に示したように、目盛盤3の平面図において、目盛盤3の中心OとCCDラインセンサ23との距離をR、目盛盤3の中心OからCCDラインセンサ23へ引いた垂線の足の位置をP、この位置の角度をAとする。また、i番目のスリットの位置をp、この位置の角度をaとする。三角形pOPを考えると次式が成立し、これを内挿計算のモデルにしている。
−P=Rtan(a−A) (1)
図4では、i番目のスリットが1本しか描かれていないが、実際には複数のスリットがあるので、各スリットについて前記(1)式を作る。(1)式において、pとaは既知であり、未知数はP、R、Aの3つであるから、(1)式を3つ作れば、P、R、Aを求めることができる。実際には、(1)式を4つ以上作ることができるので、回帰分析(最小二乗法)によって、P、R、Aの最確値P’、R’、A’を求める。このP’を角度読み取り位置としてもよいが、通常は、90°おきにP’を求め、4つのP’の平均に基づいて、角度読み取り位置Prを決めている。この角度読み取り位置Prは、工場で一旦設定されると、その後変更されることはない。
なお、後記特許文献1に開示されたものでは、前述したように、同心円パターン33とCCDラインセンサ23との交点A、Bの座標C1,C2の中点Mを角度読み取り位置としており、前述したように、測定ごとに角度読み取り位置が変更される。
測角時には、CCDラインセンサ23上のスリット像の位置から、前述した回帰分析によって最確値P’、R’、A’を求めている。そこで、(1)式おいて、p=Pr、P=P’、R=R’、A=A’とするとともに、角度読み取り位置Prの角度すなわち測角値をaとすると、次式が得られる
Pr−P’=R’tan(a−A’) (2)
(2)式を変形すると、測角値aが次式によって得られる。
=tan−1{(Pr−P’)/R’}+A’ (3)
特開2007−64949号 特願2007−158607号
ここで、エンコーダにおいて、角度読み取り位置として適切な位置Pr’について考える。
図5は、目盛盤3が回転軸4に直交して取り付けられているととともに、回転軸4と直交する平面内にCCDラインセンサ23が位置した状態を、回転軸4及びCCDラインセンサ23の両方と直交する方向から見た図である。このとき、角度読み取り位置として適切な位置Pr’は、光源21を通過して、かつ回転軸4と平行な直線がCCDラインセンサ23と交わる点である。図5に示すように、光源21は回転軸4上又はその近傍に配置されるため、角度読み取り位置として適切な位置Pr’は、目盛盤3と回転軸4の交点と光源21とを結ぶ直線がCCDラインセンサ23と交わる点である。
図6に示したように、目盛盤3が回転軸4に直交して取り付けられていないと、目盛盤3の回転に伴い、CCDラインセンサ23と目盛盤3との間の距離が変化する。このような状態のとき、角度読み取り位置Prが適切な位置Pr’にないと、目盛盤3上の異なる位置のスリット32から角度を読んでしまうことになって、誤差eを生じる。
誤差eが発生する様子について、図6を使用して説明する。目盛盤3上で角度を読み取る位置は、光源21と角度読み取り位置Prを結ぶ直線と目盛盤3との交点である。図6に示したように、角度読み取り位置Prが適な位置Pr’からずれている場合、目盛盤3の回転に伴いCCDラインセンサ23と目盛盤3との距離が長くなるにつれて、角度を読み取る目盛盤3上の位置が回転軸4に近づく側に移動する。一方、目盛盤3の回転に伴いCCDラインセンサ23と目盛盤3との距離が短くなるにつれて、角度を読み取る目盛盤3上の位置が回転軸4から遠ざかる側に移動する。CCDラインセンサ23と目盛盤3との距離の変化に依存して発生する目盛盤3上での角度読み取り位置の変動が、すなわち誤差eになる。
また、図7に示したように、CCDラインセンサ23が回転軸4に直交する平面22から角度φだけ傾いていると、前記(1)式によって算出した角度読み取り位置Prが、適切な位置Pr’からずれてしまうという問題を生じる。これは、CCDラインセンサ23の中央部付近から左側に行くほど、CCDラインセンサ23と目盛盤3との距離が長くなって、CCDラインセンサ23に投影されるスリット像の位置が左側にずれていき、逆に右側に行くほど、CCDラインセンサ23と目盛盤3との距離が短くなって、CCDラインセンサ23に投影されるスリット像の位置が左側にずれていくことによる。こうして、角度読み取り位置Prが、適切な位置Pr’からずれてしまい、かつ、図6に示したように、目盛盤3が回転軸4に直交して取り付けられていないと、目盛盤3の回転に伴いCCDラインセンサ23と目盛盤3との間の距離が変化して、測角値に誤差が出ることになる。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、エンコーダにおいて、角度目盛を読み取るラインセンサが目盛盤の回転軸に直交する平面に対して傾いている場合でも、測角値に誤差が生じないようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明では、角度目盛と該角度目盛に沿って該角度目盛と同心の同心円パターンとが形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c−(P’−c)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cは前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標cから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項2に係る発明では、角度目盛及び該角度目盛に沿って該角度目盛と同心の同心円パターンが形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c−(N−c)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cは前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標cから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項3に係る発明では、角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記目盛盤の直径に対して対称位置であるとともに前記ラインセンサによって受光可能な位置に一対の点状パターンを前記目盛盤に形成し、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c’−(P’−c’)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cm’は前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記一対の点状パターンの中点の座標cm’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項4に係る発明では、角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記目盛盤の直径に対して対称位置であるとともに前記ラインセンサによって受光可能な位置に一対の点状パターンを前記目盛盤に形成し、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c’−(N−c’)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cm’は前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標cm’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項5に係る発明では、角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c”−(P’−c”)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記c”は前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標c”から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項6に係る発明では、角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とする。
Pr”=c”−(N−c”)Scm/(Sp’−Scm)
ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記c”は前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標c”から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
請求項7に係る発明では、請求項1、2、3、4、5又は6に係る発明において、前記Scm/(Sp’−Scm)の値を、前記回転軸から前記ラインセンサまでの距離に応じて補正したことを特徴とする。
請求項1〜6に係る各発明によれば、角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、目盛盤の回転軸に直交する平面とラインセンサのなす角度φに応じて補正がなされるため、ラインセンサが目盛盤の回転軸に直交する平面に対して傾いている場合でも、測角値に誤差が生じないようになる。
請求項7に係る発明によれば、さらに、角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、目盛盤の回転軸から前記ラインセンサまでの距離に応じても補正されているため、いっそう測角値に誤差が生じないようになる。
従来のエンコーダの構成を説明する図である。 前記エンコーダの目盛盤の平面図である。 前記エンコーダにおいて、角度読み取り位置を決定する方法を説明する図である。 測角時における内挿計算に用いるモデルを説明する図である。 エンコーダにおいて、適切な角度読み取り位置を説明する図である。 目盛盤と該目盛盤の回転軸が直交していないとき、測角値に誤差を生じる理由を説明する図である。 CCDラインセンサが目盛盤の回転軸に直交する平面に対して角度φだけ傾斜しているとき、(1)式によって算出した角度読み取り位置が適切な位置からずれてしまう理由を説明する図である。 エンコーダにおいて、CCDラインセンサ上で角度読み取り位置として記憶する位置を算出する方法を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係るエンコーダを説明する図である。 本発明の第2の実施例に係るエンコーダを説明する図である。 本発明の第3の実施例に係るエンコーダを説明する図である。 本発明の第5の実施例に係るエンコーダを説明する図である。 本発明の第7の実施例に係るエンコーダを説明する図である。 CCDラインセンサの出力を示す図である。
まず、図1〜図9に基づいて、本発明の第1の実施例について説明する。本実施例のエンコーダは、図1〜図3に示した従来のものと同じく、目盛盤3にスリット32が設けられ、さらに同心円パターン33が設けられている。同心円パターン33は、図3に示したように、その像がCCDラインセンサ23と2個所で交わり、その2個所の座標c、cをCCDラインセンサ23で読んで、その中点の座標cを求めるためのものである。また、スリット32は、CCDラインセンサ23で読んで、図4で説明した従来のものと同様に内挿計算により測角に用いるものである。
CCDラインセンサ23は、目盛盤3の回転軸4に直交する平面内に配置されるべきものである。しかし、図7に示したように、CCDラインセンサ23が目盛盤3の回転軸4に直交する平面22から角度φだけ傾いた状態を考える。角度φを少しづつ変えながら、従来と同様に前記(1)式を用いた回帰分析により、目盛盤3の中心OからCCDラインセンサ23へ引いた垂線の足の位置Pの最確値P’(従来の角度読み取り位置Prの設定値)を求め、この最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置Pr’(図5参照)を減じた値fp’(φ)=P’−Pr’を計算する。このfp’(φ)をφの関数として、関数fp’(φ)のφによる変化を図8に示す。
同様に角度φを少しづつ変えながら、同心円パターン33の像とCCDラインセンサ23との2個所の交点A、Bの中点cから角度読み取り位置の適切な位置Pr’を減じた値fcm(φ)=c−Pr’も計算する。このfcm(φ)をφの関数として、関数fp’(φ)のφによる変化も図8に示す。図8を作成するに際しては、fp’(φ)及びfcm(φ)を幾何学的に計算から求めてもよいし、実験から求めてもよい。図8からは、fp’(φ)及びfcm(φ)は、ともに角度φの変化に対して直線的に変化していることが分かる。
そこで、角度φが任意の値φ’のときのfp’(φ’)及びfcm(φ’)を求め、次の(4)式を計算して、製品の工場からの出荷時に測量機に記憶させる。
fcm(φ’)/{fp’(φ’)−fcm(φ’)} (4)
ただし、φ’は、CCDラインセンサ23の取付状態とは無関係に設定できる任意の値である。つまり、工場で製造した製品の中から任意の1個を取り出したときに、その取り出した製品のエンコーダにおける回転軸4に直交する平面22とCCDラインセンサ23との実際の傾き角度φと(4)式で代入するφ’とは必ずしも一致する必要はない。したがって、(4)式を計算して測量機に記憶させる装置は、製造する全てのエンコーダに対して同じ装置にすることができる。
さらに、図9に示したように、製品の工場からの出荷時には、製品毎に目盛盤3の中心OからCCDラインセンサ23へ引いた垂線の足の位置Pの最確値P’と、同心円パターン33の像とCCDラインセンサ23との2個所の交点A、Bの中点cを求めて、次の(5)式によって、角度読み取り位置として記憶する位置Pr”を計算して、測量機に記憶させる。このとき、既に記憶している(4)式の値が利用される。
Pr”=c−(P’−c)fcm(φ’)/{fp’(φ’)−fcm(φ’)} (5)
角度読み取り位置として記憶する置Pr”は、次のようにして求めることもできる。図8におけるfp’(φ)及びfcm(φ)のそれぞれの傾きSp’及びScmは、次のように表される。
Sp’={fp’(φ’)−fp’(−φ’)}/{φ’−(−φ’)}
={fp’(φ’)−fp’(−φ’)}/(2φ’) (6)
Scm={fcm(φ’)−fcm(−φ’)}/{φ’−(−φ’)}
={fcm(φ’)−fcm(−φ’)}/(2φ’) (7)
(6)式及び(7)式から、次の(8)式を計算して、これを測量機に記憶させておく。
Scm/(Sp’−Scm) (8)
ただし、前述したように、φ’は、CCDラインセンサ23の取付状態とは無関係に設定できる任意の値である。したがって、(6)式及び(7)式を計算し、さらに(8)式を計算して測量機に記憶させる装置は、製造する全てのエンコーダに対して同じ装置にすることができる。
そして、角度読み取り位置として記憶する位置Pr”を次の(9)式で算出して、測量機に記憶させてもよい。このとき、(8)式の値が利用される。
Pr”=c−(P’−c)Scm/(Sp’−Scm) (9)
本実施例によれば、この角度読み取り位置Pr”を用いることによって、CCDラインセンサ23が目盛盤3の回転軸4に直交する平面に対して傾いている場合でも、測角値に誤差が生じなくなる。なお、図5から分かるように、P’とcとが一致するときは、CCDラインセンサ23が回転軸4に直交する平面上に位置しているから、P’とcとが一致するようにCCDラインセンサ23の配置を調整すれば、従来どおりの角度読み取り位置値Prを用いてもよい。
次に、第2の実施例について説明する。本実施例では、図10に示したように、同心円パターン33の像がCCDラインセンサ23と交わる2点A、Bの中点Mの座標cを求めることは、前記第1の実施例と同じである。ただし、本実施例では、目盛盤3の中心OからCCDラインセンサ23へ引いた垂線の足の位置Pを求める代わりに、CCDラインセンサ23上でスリット32像の間隔が最小になる位置を求める。通常、CCDラインセンサ23には数十本のスリット32像が検出される。そこで、スリット32の間隔とCCDラインセンサ23に沿う座標との間で、両者の関係を示す二次曲線を回帰分析によって求め、その二次曲線の傾きが零になる位置をスリット32像の間隔が最小となる位置の最確値Nと決める。このNを前記第1の実施例で説明した垂線の足の位置Pの最確値P’の代わりに用いて、前記第1の実施例と同様な処理をすることによって、角度読み取り位置の適切な値Pr”を算出する。これ以外は、前記第1の実施例と同じである。
次に、第3の実施例について説明する。本実施例では、図11に示したように、同心円パターン33の代わりに、目盛盤3の直径に対して互いに対称位置であるとともに、CCDラインセンサ23によって受光可能な位置に配置された2つの点状パターン35を設ける。2つの点状パターン35をCCDラインセンサ23で捉えて、その座標c、cを読み、その中点Mの座標c’を求める。そして、前記c’を前記第1の実施例で説明したcの代わりに用い、前記第1の実施例と同様な処理をすることによって、角度読み取り位置の適切な値Pr”を算出する。これ以外は、前記第1の実施例と同じである。
次に、第4の実施例について説明する。本実施例では、前記第3実施例と同様に、目盛盤3に2つの点状パターン35を設け、この点状パターン35の像をCCDラインセンサ23で捉えて、その座標c、cを読み、その中点の座標c’を求める。また、前記第2の実施例と同様に、CCDラインセンサ23上でスリット32の像の間隔が最小になる位置の最確値Nを求める。このc’とNを前記第1の実施例で説明したcとP’の代わりに用いて、同様な処理をすることによって、角度読み取り位置の適切な値Pr”を算出する。これ以外は、前記第1の実施例と同じである。
次に第5の実施例について説明する。本実施例では、図12に示したように、目盛盤1には、同心円も点状パターンも設けられていない。そこで、出荷前の検査時にCCDラインセンサ23で捉えたスリット32像に関して、両端のスリット32とCCDラインセンサ23との交点A、Bの座標c、cを読み、両者の中点の座標c”を求める。このc”を前記第1の実施例で説明したcの代わりに用いて、同様な処理をすることによって、角度読み取り位置の適切な値Pr”を算出する。これ以外は、前記第1の実施例と同じである。
次に、第6の実施例について説明する。本実施例では、前記第5実施例と同様に、CCDラインセンサ23で捉えたスリット32の両端のスリット32とCCDラインセンサ23との交点A、Bの座標c、cを読み、両者の中点の座標c”を求める。また、前記第2の実施例と同様に、CCDラインセンサ23上でスリット32の像の間隔が最小になる位置の最確値Nを求める。このc”とNを前記第1の実施例で説明したcとP’の代わりに用いて、同様な処理をすることによって、角度読み取り位置の適切な値Pr”を算出する。これ以外は、前記第1の実施例と同じである。
次に、第7の実施例について説明する。前記第1の実施例では、(9)式から角度読み取り位置として記憶する位置Pr”が算出されるが、図13に示したように、目盛盤3の中心OとCCDラインセンサ23との間の距離D、すなわち回転軸4とCCDラインセンサ23との距離が変化すると、(8)式の値が変化し、Pr”も変化する。そこで、本実施例では、回転軸4とCCDラインセンサ23間の距離Dに応じて、Pr”を変えるようにする。
これには、図14に示したように、CCDラインセンサ23で捉えたスリット32像から両端のスリット32間の角度θを算出する。これで、スリット32の外端に接する円の半径をLとすると(図12参照)、目盛盤3の中心OとCCDラインセンサ23間の距離Dは、次式から算出される。
D=LCos(θ/2) (10)
出荷前の検査で、目盛盤3の中心OとCCDラインセンサ23間の距離D’が求まると、このD’の値から図13を用いて(8)式で定義されるScm/(Sp’−Scm)の値を求め、この値と(9)式を用いて、回転軸4とCCDラインセンサ23間の距離D’による補正を行った角度読み取り位置として記憶する位置Pr”を算出して、測量機に記憶させておく。この補正を行った角度読み取り位置Pr”を用いれば、いっそう測角値の誤差を小さくできる。もちろん、第2〜第6の実施例に関しても、目盛盤3の中心OとCCDラインセンサ23間の距離Dに応じて同様にScm/(Sp’−Scm)の値を補正してもよい。
1 エンコーダ
3 目盛盤
4 回転軸
5 CPU(演算手段)
23 CCDラインセンサ(ラインセンサ)
32 スリット(角度目盛)
33 同心円パターン
35 点状パターン

Claims (7)

  1. 角度目盛と該角度目盛に沿って該角度目盛と同心の同心円パターンとが形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm−(P’−cm)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cmは前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標cmから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  2. 角度目盛及び該角度目盛に沿って該角度目盛と同心の同心円パターンが形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm−(N−cm)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサとのなす角度をφとしたとき、前記cmは前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサの受光領域中心線と前記同心円パターンとの2交点の中点の座標cmから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  3. 角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記目盛盤の直径に対して対称位置であるとともに前記ラインセンサによって受光可能な位置に一対の点状パターンを前記目盛盤に形成し、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm’−(P’−cm’)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cm’は前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記一対の点状パターンの中点の座標cm’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  4. 角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記目盛盤の直径に対して対称位置であるとともに前記ラインセンサによって受光可能な位置に一対の点状パターンを前記目盛盤に形成し、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm’−(N−cm’)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cm’は前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサで読んだ前記一対の点状パターンの中点の座標cm’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  5. 角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、前記ラインセンサに沿う座標上で次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm”−(P’−cm”)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサとのなす角度をφとしたとき、前記cm”は前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標、前記P’は前記目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標cm”から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は目盛盤の中心から前記ラインセンサへ引いた垂線の足の位置を回帰分析から求めた最確値P’から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  6. 角度目盛が形成された目盛盤と、前記角度目盛を読み取るラインセンサと、読み取った角度目盛から内挿計算して測角値を得る演算手段とを備えたエンコーダにおいて、
    前記角度目盛を実際に読み取る角度読み取り位置Pr”が、次式によって決定されて記憶されていることを特徴とするエンコーダ。
    Pr”=cm”−(N−cm”)Scm/(Sp’−Scm)
    ただし、前記目盛盤の回転軸に直交する平面と前記ラインセンサのなす角度をφとしたとき、前記cm”は前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標、前記Nは前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値、前記Scmは、前記ラインセンサが受光した両端の角度目盛の位置の中点の座標cm”から角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fcm(φ)の前記角度φに対する傾き、前記Sp’は前記ラインセンサで読み取った前記角度目盛の間隔が最小となる位置を回帰分析から求めた最確値Nから角度読み取り位置の適切な位置を減じた関数fp’(φ)の前記角度φに対する傾きである。
  7. 前記Scm/(Sp’−Scm)の値を、前記回転軸から前記ラインセンサまでの距離に応じて補正したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載のエンコーダ。
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