JP5134274B2 - 継手接続用具 - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチック製配管を継手接続する際に用いる治具に関し、特にプラスチック製配管の互いに接続する双方の端部を継手ソケットに挿入し熱融着によって接続固定するための継手接続用具に関するものである。
ポリエチレン等のポリオレフィン系プラスチック管は、軽量で可撓性を有するとともに耐腐食性および耐久性にもすぐれていることから、上水道、中水道および下水道などの送水用配管、農業用水配管、消火栓配管、薬液輸送用配管、海底用配管、海水取水管、給湯配管、橋梁添架管、吊り配管、山岳配管など、多様な用途において近年広く用いられている(たとえば、特許文献1参照)。
たとえば、高密度ポリエチレン(HDPE)製パイプや架橋ポリエチレン管は、耐摩耗性や耐食性等の機械的、化学的性質にすぐれていることから上述した多くの用途に利用されている。これらのプラスチック製配管を接続する方法としては、配管の互いに接続する双方の端部を継手ソケットに挿入し通電による熱融着によって接続固定する方法が従来行われている(特許文献2)。
図1は、上述した継手ソケットを用いた電気融着継手の施工方法を示す概要図である。この融着継手接続は、たとえばポリエチレン製の筒状の継手部材にあらかじめ埋め込まれた加熱用電熱線(電気ヒータ)に電流を流すことによって発熱・融着させて配管本体を接続する方法である。この方法では、図1に示すように、2本の配管本体1の端部を継手ソケット2に挿入して固定し、コントローラ3のコネクタを継手ソケット2のターミナルピン4に接続して、あらかじめ設定された条件で通電を行うことによって融着を行い、冷却させることによって融着継手接続が完了する。このような、融着継手は、迅速かつ簡便な工程で確実な継手を得ることができる点ですぐれている。
ところで、上述した融着継手による継手形成においては、継手ソケット2に左右の配管1の端部を所定位置にまで挿入する必要があるが、この作業は作業者による人力によって行われている。したがって、配管の径が大きくなるにしたがって、この挿入作業は熟練を要する。継手ソケットの内部には加熱用電熱線が巻かれていることから、配管同士を軸方向に対して平行に正確に挿入しないとこの電熱線を切断ないし損傷させるおそれもある。さらにまた、熱融着中の熱膨張によって配管に逆方向の応力が生じる場合があり、したがって配管の熱融着および冷却中に上記応力に起因する移動(配管が継手ソケットから押し出される動き)を防止する必要もある。
このような継手ソケットへの配管の正確かつ確実な装着とその安定的な固定が行われない場合には融着不良が生じるという問題がある。
特開2005−155787号公報 特許第3684390号
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、プラスチック製配管を融着継手によって接続する作業を容易化するとともに、継手ソケットへの配管の正確かつ確実な装着とその安定的な固定を可能にする継手接続用具を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る継手接続用具は、プラスチック製配管の互いに接続する双方の端部を継手ソケットに挿入し熱融着によって接続固定するための継手接続用具であって、前記熱融着による接続固定に先立って予め前記プラスチック製配管の双方の端部外周に着脱自在に締結される一対のクランプと、前記プラスチック製配管に締結された一対のクランプ同士を連結して互いに牽引するための牽引具とを有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様においては、上記クランプは、複数のアイボルトを有し、これら複数のアイボルトにチェーンブロックを繋いで両クランプを配管の軸方向に互いに接近牽引するように構成されている。
さらに本発明の好ましい態様においては、上記クランプが、複数に分割された部分クランプをクランプボルトによって連結し一体化しながら前記配管の外周に締結固定するように構成されてなる。
本発明による継手接続用具によれば、上記のように構成することによって、融着継手作業の際の継手ソケットへの配管の正確かつ確実な装着とその安定的な固定を簡便な作業で行うことができるというすぐれた効果を奏する。
上述したように、本発明に係る継手接続用具は、プラスチック製配管の互いに接続する双方の端部を継手ソケットに挿入し熱融着によって接続固定するための継手接続用具であって、前記熱融着による接続固定に先立って予め前記プラスチック製配管の双方の端部外周に着脱自在に締結される一対のクランプと、前記プラスチック製配管に締結された一対のクランプ同士を連結して互いに牽引するための牽引具とを有することを特徴としている。
以下、図面を参照して本発明の好ましい態様に基づいて説明する。
図2は、本発明の係る継手接続用具の一例を示す外観図である。この例においては、図1に示すような融着継手作業を行う場合に本発明の継手接続用具を使用する場合の一例を示す外観図であり、左右の一対の配管1の端部を継手ソケット2に挿入する際に、まず一対のクランプ5が配管端部の外周に締結される。
図3はそのようなクランプの一例を示す断面図であり、この例の場合、クランプ5は5a、5bおよび5cの3つの部分に分割されて、それぞれの部分が3か所においてクランプボルト6a、6bおよび6cによって配管端部の外周に締結される際に連結固定される。クランプの分割はこの例のように3つであることに限定されるものではないが、作業効率の向上と牽引応力の均一化を考慮すると、3分割ないし2分割に構成することが好ましい。
さらに、この実施態様においては、分割された各クランプの外周方向に突出するようにアイボルト7a、7bおよび7cが設けられており、図2に示すように、このアイボルトに牽引具としてのチェーンブロック8が係留されている。この状態で、チェーンブロック8(3か所)を均等に動作させることによって双方のクランプ5を軸方向に接近させながら牽引して継手ソケット2の所定位置まで挿入配置する。さらにそのまま固定した状態で通電して熱融着を行う。この熱融着の際ならびに冷却の際に配管を押し出そうとする応力が働く場合があるが、本発明の装置によれば、配管の端部は継手ソケット内の所定の位置に安定的に固定されているので、応力移動に起因する融着の不具合を生じさせるおそれも解消する。
このように、本発明による継手接続用具を用いることによって、比較的簡便かつ省力化された作業により正確に配管の継手ソケットへの装着が可能になるので、配管が大口径の場合であっても安定的かつ安全に精度の高い装着固定を行うことが可能となる。さらに、融着時においてもクランプと牽引具によって両配管がしっかりと固定されているので、熱膨張による配管の継手ソケットからの押し出し現象が防止され継手全体の固定が確実になされるので、融着工程から冷却完了までの安定保持も確実になされる。
融着継手の施工方法を示す概要図。 本発明の一実施態様を示す外観図。 本発明の一実施態様に係るクランプの断面図。
符号の説明
1 配管
2 継手ソケット
3 コントローラ
4 ターミナルピン
5 クランプ
6a、6b、6c クランプボルト
7a、7b、7c アイボルト
8 チェーンブロック

Claims (1)

  1. プラスチック製配管の互いに接続する双方の端部を継手ソケットに挿入し熱融着によって接続固定するための継手接続用具において、
    前記熱融着による接続固定に先立って予め前記プラスチック製配管の双方の端部外周に着脱自在に締結される一対のクランプであって、このクランプは、複数のアイボルトを有し、これら複数のアイボルトにチェーンブロックを繋いで両クランプを配管の軸方向に互いに接近牽引するようにしてなり、かつ、複数に分割された部分クランプをクランプボルトによって連結し一体化しながら前記配管の外周に締結固定するように構成されてなるクランプと、
    前記プラスチック製配管に締結された一対の前記クランプ同士を連結して互いに牽引するための複数のチェーンブロックとを有することを特徴とする、継手接続用具。
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