JP5133911B2 - コメント表示方法、プログラムおよび装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マンガのコマにコメントを表示するコメント表示方法、プログラムおよび装置に関する。
近年、マンガを携帯電話やPDA、ポータブル・ゲーム機、パーソナル・コンピュータを含む小型端末あるいは端末装置に配信することが盛んになっている。一方、ニコニコ動画のようにインターネットを通じてビデオを配信するのみならず、閲覧した感想をコメントとして投稿して、ユーザ間で共有することにより、ユーザにとっての新たな情報メディアになっている。これは、一般に、CGM(Consumer Generated Media:消費者生成メディア)とも呼ばれている。そこで、端末装置の限られた物理的表示画面の大きさにおいてもマンガをうまく表示し、その上でコメントの投稿や表示をスムーズに実行するために利用できるソフトウェアツールが求められている。
なお、動画に複数のコメントを重ねて表示する技術としては、特許文献1が知られている。
特開2008−148071号公報
本発明の課題は、マンガ画像のコマに効率的なコメント表示を行うために利用できるソフトウェアツールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るマンガのコマについてのコメントを表示する方法は、
サーバと、それと通信する複数の端末装置とを備えたシステムにおいて、
1つまたは複数のコマを含むマンガ画像を前記サーバから端末装置の記憶手段に読み込むステップと、
各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから前記記憶手段に読み込むステップと、
入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を端末装置の表示手段に表示するステップと、
ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントを前記表示手段によりマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示するステップと、
表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を端末装置が前記サーバに送信するステップと、
前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示するステップと、
前記サーバが同意を示す入力を受け付けてコメントの表示を変更するステップと
を含む。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示するステップは、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更するものとすることができる。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示するステップは、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示するステップをさらに含むことができる。
一実施形態によれば、前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むことができる。
一実施形態によれば、前記方法は、ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力を端末装置がサーバに送信するステップをさらに含むことができる。
一実施形態によれば、前記方法は、前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示するステップをさらに含むことができる。
上記課題を解決するため、本発明に係るマンガのコマについてのコメントを端末装置で閲覧するためのコンピュータプログラムは、
1つまたは複数のコマを含むマンガ画像を前記サーバから端末装置の記憶手段に読み込む手段と、
各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから前記記憶手段に読み込む手段と、
入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を端末装置の表示手段に表示する手段と、
ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントをマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示する手段と、
表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を端末装置から前記サーバに送信する手段と、
前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示する手段と
を実現させる。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示する手段が、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更する手段を含むことができる。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示する手段が、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示する手段をさらに含むことができる。
一実施形態によれば、前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むことができる。
一実施形態によれば、ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力を端末装置からサーバに送信する手段をさらに実現させることができる。
一実施形態によれば、前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示する手段をさらに実現させることができる。
上記課題を解決するため、本発明に係るマンガのコマについてのコメントを表示することができる端末装置は、
サーバと通信することができ、記憶手段と入力手段と表示手段とを有する端末装置であって、
1つまたは複数のコマを含むマンガ画像をサーバから受信して前記記憶手段に読み込む手段と、
各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから受信して前記記憶手段に読み込む手段と、
入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を前記表示手段に表示する手段と、
ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントをマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示する手段と、
表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を前記サーバに送信する手段と、
前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示する手段と
を備える。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示する手段が、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更する手段を含むことができる。
一実施形態によれば、前記コメントを変更して表示する手段が、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示する手段をさらに含むことができる。
一実施形態によれば、前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むことができる。
一実施形態によれば、ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力をサーバに送信する手段をさらに備えることができる。
一実施形態によれば、前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示する手段をさらに備えることができる。
本発明によれば、端末装置の小さな表示画面においても、従来と比べてコメントをより効果的に表示することができる。そして、本発明は、ユーザからの投稿を受け付けて、ユーザ間でのマンガのコマ毎の感想や意見の交換を可能にする。
マンガ配信システムの模式図である。 本発明に係るコンピュータプログラムを実行する端末装置のブロック図である。 本発明に係るコンピュータプログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。 (A)表示手段に表示されるマンガ画像の一例を示す平面図である。(B)コメントの「一行表示バージョン」の様子を示す平面図である。(C)コメントの「一行表示バージョン」の様子を示す平面図である。 (A)−(C)コメントの「落下表示バージョン」の様子を示す平面図である。 (A),(B)「同意」の様子を示す平面図である。 「同意」によりコメントが拡大表示される様子を表す平面図である。 コメント入力のためのフォームを示す平面図である。 コメントの並び替えの様子を示す概念図である。 並び替えられたコメントのツリー構造を示す概念図である。
次に、本発明に係るコメント表示のためのコンピュータプログラムの一つの形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、マンガ配信システム1を示す。マンガ配信システム1は、携帯電話やPDA、ポータブル・ゲーム機、パーソナル・コンピュータを含む端末装置2と、配信サーバ3とを含んでいる。端末装置2は、ネットワーク4を通して配信サーバ3と通信可能に接続されている。ネットワーク4は、WAN(Wide Area Network)等の通信回線で構成することができる。
図1に示したマンガ配信システム1は、一般的なクライアントサーバシステムと考えることができる。ここで、端末装置2はクライアントサーバシステムにおけるクライアントにあたり、配信サーバ3はサーバにあたる。配信サーバ3は、端末装置2に対してマンガを配信することができるとともに、ユーザが端末装置2を用いて入力したコメントを端末装置2から受信することができる。さらに、配信サーバ3は、受信したコメントを複数の端末装置2へ配信することができる。
図2は、本発明に係るコンピュータプログラムの一部を実行する端末装置2のブロック図である。図2に示すように、端末装置2は、携帯電話のキーパッド、テンキーパッド、マウス、キーボード、ペンなどの入力手段205と、画像表示手段210と、記憶手段215とを備えている。
この端末装置2は、さらに、画像読み込み手段220と、コメント読み込み手段230と、閲覧要求受け付け手段240と、コメント表示モード選択受け付け手段250と、同意受け付け手段260と、コメント書き込み手段270とを備えている。
図3は、本実施例におけるコメント表示のためのコンピュータプログラムの処理のフローチャートを示している。まず、ステップS301から開始し、ステップS302では、画像読み込み手段220により、図4Aに示すマンガ画像400を配信サーバ3から受信して、記憶手215に読み込む。
次に、ステップS303において、コメント読み込み手段230により、コメントに関するデータを配信サーバ3から受信して、記憶手段215に読み込む。
ここで、コメントについて説明する。コメントとは、ユーザがマンガを閲覧して抱いた感想または意見を文字に表したものである。本例におけるコメントの表示モードは2つある。1つは「一行表示バージョン」であり、もう1つは「落下表示バージョン」である。この2つのバージョンは、例えば、ユーザがマウスなどの入力手段205を用いて、「一行表示バージョン」あるいは「落下表示バージョン」などと表示手段に表示されるアイコンをクリックすることにより、自由に選択することができる。また、ユーザにより選択がなされない場合のデフォルトのコメント表示モードを予め定めておくこともできる。表示モードの如何やコマの大きさ、表示画面の大きさに関わらず、基本設定としては、投稿されたコメントの表示用の文字フォントの大きさは予め定められた大きさで一定である。後述するように、「同意」の入力数により、フォントの大きさが変化する。
「一行表示バージョン」について、図4A〜図4Cを用いて説明する。図4Aは、表示手段に表示されるマンガ画像400の一部を示している。図4Aの例では、マンガ画像400に含まれるコマ410の全体と隣接するいくつかのコマの一部が表示されている。
「一行表示バージョン」の場合、コマ410の上部にコメント表示領域411が設けられる。本例においてコメント表示領域411の幅はコマの幅と同じであるが、コマの表示上のサイズが小さい場合には、コメント表示領域に最小サイズを設けてコメントの可読性を保つことができる。このコメント表示領域411には、一例として「しかじかこんてんつ」とのコメントが右から左へ流れるようにして、コマ410に重ねて表示される。図4Bにおいては、コメントが流れる方向を矢印A1により表現している。図4Bは、「しかじかこんてんつ」とのコメントの一部の文言として「しかじか」が表示されるある時点を示している。そして、さらに一定の時間が経過した時点でのコメント表示の様子を図4Cに示している。具体的には、コメントの文言の一部である「かじかこんてん」と表示されている。
「しかじかこんてんつ」とのコメント(第1のコメント)の次に別のコメント(第2のコメント)が存在する場合には、ユーザの入力を受けることなく自動的に、第2のコメントを表示することができる。第1のコメントと第2のコメントとの表示の間隔は予め定めておくことができ、一例として80ピクセルである。また、第2のコメントを表示した後に、再び第1のコメントを表示することができ、この場合の間隔は、コメント表示領域411の横幅と同じにすることができる。
図4Bおよび図4Cでは、一例として平仮名で書かれたコメントを表示しているが、片仮名、漢字、英文字、数字、記号(「%」、「#」など)を表示することもできる。日本語以外の英語、韓国語、中国語などの表示もできる。あるいは、アラビア文字やヘブライ文字といった、右横書きの言語も表示することができる。右横書きの言語の場合には、コメントは左から右へ流れるようにして表示することができる。
次に、「落下表示バージョン」について、図5A〜図5Cを用いて説明する。図5Aは、表示手段に表示されたマンガ画像400の一部を示している。図5Aの例では、マンガ画像400に含まれるコマ410の全体と隣接するいくつかのコマの一部が表示されている。
「落下表示バージョン」の場合には、コメントが、コマに重ねてコマの上部から下部へ向けて落下するように表示される。図5Aにおいては、符号A2に示す矢印により落下する方向を表している。本例におけるコメントの文言は二つあり、「しかじかこんてんつ」と「かくかくしかじかどんな?」である。図5Aは、「しかじかこんてんつ」というコメントがコマ410の上部に表示されるある時点を示している。
そして、一定の時間が経過すると、「しかじかこんてんつ」というコメントが矢印A3の方向へ落下して、図5Bに示すようにコマ410の下部に表示される。さらに、ユーザの入力を受けることなく自動的に、次の「かくかくしかじかどんな?」というコメントがコマ410の上部に表示される。「しかじかこんてんつ」というコメント(第1のコメント)と、「かくかくしかじかどんな?」というコメント(第2のコメント)との時間間隔は、予め定めておくことができる。一例として、「4000ミリ秒/コメント数」または「1000ミリ秒」のいずれか大きい値とすることができる。本例ではコメント数が2であるため、第1のコメントと第2のコメントとの時間間隔は「2000ミリ秒」である。つまり、コメントが三つ以下のときは1000ミリ秒以上の間隔を空け、四つ以上の場合は1000ミリ秒の間隔となる。
さらに、ある一定の時間が経過すると、図5Bに示すようにコメントはコマ410の下部にゆっくりと移動する。その後、数秒経過すると、下部に表示されている「しかじかこんてんつ」とのコメントの表示が消える。それに先立って、次にコメントである「かくかくしかじかどんな?」が上部に表れ、図5Bに示すように、矢印A3の方向へ落下して、コマ410の下部に表示される(図5C)。
ステップS304では、マンガ画像400の閲覧要求を閲覧要求受け付け手段240により受け付けて、マンガ画像400を表示手段に表示する。ユーザは、キーパッド、キーボード、マウス、ペンといった入力手段205を操作することにより、閲覧要求を端末装置2へ入力することができる。
ステップS305では、コメント表示モード選択受け付け手段250により、ユーザによるコメント表示モードの選択結果を受け付けて、ステップS303において読み込まれたコメントを表示手段に表示する。上述したように、ユーザは、ペンやマウス、キーパッドなどの入力手段205を操作して、表示手段に表示される「一行表示バージョン」、「落下表示バージョン」のアイコンをクリックすることにより、コメントの表示方法を自由に選択することができる。あるいは、ユーザにより選択がなされない場合のコメント表示方法を予め定めておくこともできる。
「一行表示バージョン」あるいは「落下表示バージョン」により表示されたコメントを見たユーザが、そのコメントに共感した場合には、「同意」という操作を行うことができる。そして、同意受け付け手段260によりその同意の入力を受け取る(ステップS306)。ここでの「同意」とは、同意したいコメントを、例えばペンを用いてクリックするという操作のことである。この「同意」の様子を図6Aおよび図6Bに示している。
図6Aでは、コマ610に対して、<「「おさかな」の次」の次>というコメント630が表示されている。このとき、コメントの表示モードは、「一行表示バージョン」および「落下表示バージョン」のいずれであっても構わない。ユーザが、このコメント630に同意したい場合には、ユーザはキーやマウスなどの入力手段205を操作して、ポインタ620を移動してコメント630に重ねる(図6A)。次いで、入力手段205の操作(例えば、マウスのクリック操作)を行う。あるいはペンでコメント630をタッチする。すると、ユーザが「同意」した結果として、同意受け付け手段260により、コメント630の周囲に流れ星が流れるように星印640といった何らかのマークを表示することができる(図6Aおよび6B)。
ステップS306では、さらに、端末装置2から送信された同意の意思表示を受けたサーバ3は、コメントごとの「同意」の回数をカウントすることができる。そして、「同意」の回数に応じて、そのコメントのサイズを拡大あるいは縮小する。
例えば、同意の回数が0〜9回の場合は、図7のように文字の大きさを15ポイントとして表示することができる(符号720)。そして、同意の回数が増えて10〜19回の場合には、例えば、文字の大きさを20ポイントに拡大することができる(符号730)。さらに同意回数が増えて20回以上の場合には、24ポイントに拡大することができる(符号740)。逆に、一定期間にわたって同意がないと、文字の大きさが縮小していき、最終的にコメントが消えるようにすることができる。例えば、同意がないまま一定時間が経過すると、24ポイントで表示されているコメントが15ポイントに縮小し、さらに同意がないまま一定時間が経過すると10ポイントに縮小する。その後も、一定時間にわたって同意がない場合には、そのコメントの表示が消える。
ユーザは、コメントを閲覧したり同意したりするのみならず、自らコメントを書き込むこともできる(ステップS307)。具体的には、ユーザのコメント入力要求を受けて、図8に示すようなコメント入力のためのフォームをコメント書き込み手段270により表示する。そして、入力手段205によりフォーム内にコメントを入力し、「投稿」ボタンを押下すると、コメントが記憶手段215に保存される。保存されたコメントは、コメント書き込み手段270により配信サーバ3へ送信する。さらに、配信サーバ3は、複数の端末装置2のうち、コメントの読み込み要求のあった端末装置2へそのコメントを配信する。その結果、他のユーザにより入力されたコメントを閲覧することが可能となる。そして、ステップS308にて手順を終了する。
これまで、コマに対するコメントについて説明したが、ユーザはあるコメントを閲覧して、その閲覧したコメントに対するコメントを投稿することができる。そして、配信サーバ3が端末装置2から多数のコメントを受け付けた場合には、コメント同士の関係に基づいてコメントを並び替えて表示すれば、ユーザにとって閲覧しやすいものとなる。以下、コメントの並び替えについて説明する。
まず、以下に用いる用語について説明する。
・コメントID:サーバにより、コメント一件に対して一意に付与されるID(1以上の整数)である。
・親コメントID:コメントの並び替え位置指定の基準となる、既存コメントのコメントIDである(投稿時に指定し、0もあり得る)。例えば、親コメントID=1のコメントは、コメントID=1のコメントに対して投稿されたものである。親コメントID=0のコメントは、他のコメントに対して投稿されたものではなく、マンガのあるコマについて投稿されたものである。
・削除コメント:コメント管理者が削除したコメントである(物理的なデータは存在するが、削除フラグが付いている)。
・ダミーコメント:最初の一件目の投稿と、先頭位置への投稿(コマに対するコメントの投稿)のために端末装置上で動く本発明に係るコンピュータプログラム(ビューア)が用意する、コメントID=0かつ親コメントID=−1のコメントである。ダミーコメントはサーバには存在せず、端末装置が有する。
コメントを並び替える前提として、すべてのコメントは、必ずコメントIDと親コメントIDを一つずつ持っている。そして、各コメントは、投稿日時についての情報も有している。また、コマ毎に投稿されたコメントは、削除コメントも含めてすべて、端末装置がサーバから受信できる。
コメントは、コメントが有する親コメントIDを基準として並び替えることができる。例えば、親コメントID=0のコメントは、コメントID=0のコメント(ダミーコメント)の次に順序付けられる。同様に、親コメントID=3のコメントは、コメントID=3のコメントの次に順序付けられる。このようにしてコメントを並び替えると、コメント同士がつながりを有するツリー構造が生まれる。
次に具体的な処理手順について説明する。まず、3つのコメントグループの概念を以下のように便宜的に定める。
・コメントグループA:端末装置がサーバから受信した全てのコメント
・コメントグループB:並び替えの為にコメントグループAの一部を移し替えたコメントグループ(最初は空である)
・コメントグループC:並び替えの為に一時的に用いるコメントグループ(グループAから抽出して一時的にグループCに入れ、グループBに入れた段階で空とする)
まず手順1として、端末装置は、あるコマのコメントを、削除コメントも含めてすべてサーバから受信し、コメントグループAとして保存する。このとき、コメントグループAは、図9の左側に示す10個のコメント902〜911を含む。これらのコメント902〜911はユーザにより投稿されたコメントである。例えば、コメント902は、コメントID=1かつ親コメントID=0を有し、投稿時間が「0:00」であり、「1ゲット」という内容のコメントである。
手順2として、コメントグループAに含まれるコメントをコメントIDの昇順に並び替える。手順3として、コメントグループBにダミーコメント901を追加する。ダミーコメント901は、コメントID=0かつ親コメントID=−1を有し、投稿時間が「0:00」である。次に手順4として、コメントグループAのうち、親コメントIDに一番小さい数字が付いているコメントをすべて抽出し、新着順(投稿日時の降順)に並べ、コメントグループCに移動する。
手順5として、コメントグループC内の各コメントについて、そのコメントの親コメントIDをコメントIDとして有するグループB内のコメントの次に移動させて、順序付けを行う。次に、手順6として、手順4および5をAが空になるまで繰り返す。最後に手順7として、B内に削除コメントが存在する場合には、それをBから削除する。このようにしてできたコメントグループBが、並び替えられて順序付けがなされた一連のコメントを含んでいる。
以上のようにして並べ替えられたコメントを図9の右側に示す。すなわち、コメント901、902、907、909、905、906、908、911、910、903、904の順に並び替えられている。
図10は、並び替えられたコメント901〜911(図9の右側)のツリー構造を示す。例えば、親コメントID=7のコメント911は、コメントID=7のコメント908の下位に位置している。さらに、コメント908は、親コメントID=5を有するため、コメントID=5のコメント906の下位に位置している。
並び替えられたコメントを、その順番に表示することにより、ユーザは、そのコマについての一連のコメントを閲覧しやすくなる。
1 マンガ配信システム
2 端末装置
3 配信サーバ
4 ネットワーク
205 入力手段
210 表示手段
215 記憶手段
220 画像読み込み手段
230 コメント読み込み手段
240 閲覧要求受け付け手段
250 コメント表示モード選択受け付け手段
260 同意受け付け手段
270 コメント書き込み手段

Claims (18)

  1. サーバと、それと通信する複数の端末装置とを備えたシステムにおいて、
    1つまたは複数のコマを含むマンガ画像を前記サーバから端末装置の記憶手段に読み込むステップと、
    各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから前記記憶手段に読み込むステップと、
    入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を端末装置の表示手段に表示するステップと、
    ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントを前記表示手段によりマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示するステップと、
    表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を端末装置が前記サーバに送信するステップと、
    前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示するステップと、
    前記サーバが同意を示す入力を受け付けてコメントの表示を変更するステップと
    を含む、マンガのコマについてのコメントを表示する方法。
  2. 前記コメントを変更して表示するステップが、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更するものである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コメントを変更して表示するステップが、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示するステップをさらに含むものである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むものである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力を端末装置がサーバに送信するステップをさらに含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示するステップをさらに含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 1つまたは複数のコマを含むマンガ画像を前記サーバから端末装置の記憶手段に読み込む手段と、
    各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから前記記憶手段に読み込む手段と、
    入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を端末装置の表示手段に表示する手段と、
    ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントをマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示する手段と、
    表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を端末装置から前記サーバに送信する手段と、
    前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示する手段と
    を実現させる、マンガのコマについてのコメントを端末装置で閲覧するためのコンピュータプログラム。
  8. 前記コメントを変更して表示する手段が、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更する手段を含むものである、請求項7に記載のコンピュータプログラム。
  9. 前記コメントを変更して表示する手段が、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示する手段をさらに含むものである、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むものである、請求項7〜9のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  11. ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力を端末装置からサーバに送信する手段をさらに実現させる請求項7〜10のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示する手段をさらに実現させる請求項7〜11のいずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
  13. サーバと通信することができ、記憶手段と入力手段と表示手段とを有する端末装置であって、
    1つまたは複数のコマを含むマンガ画像をサーバから受信して前記記憶手段に読み込む手段と、
    各コマについてのコメントに関するデータを前記サーバから受信して前記記憶手段に読み込む手段と、
    入力手段による入力を受けて、マンガ画像の一以上のコマあるいは一のコマの一部を前記表示手段に表示する手段と、
    ユーザにより選択されたコメント表示モード、または予め定められたコメント表示モードにより、コメントをマンガ画像のコマに重ねて移動させながら表示する手段と、
    表示されたコメントに対するユーザによる同意を示す入力を受け付けて、その入力を前記サーバに送信する手段と、
    前記入力を送信した端末装置の前記表示手段に表示されるコメントを変更して表示する手段と
    を備える、マンガのコマについてのコメントを表示することができる端末装置。
  14. 前記コメントを変更して表示する手段が、そのコメントの周囲にあるマークを表示するように表示を変更する手段を含むものである、請求項13に記載の端末装置。
  15. 前記コメントを変更して表示する手段が、同意の回数に応じてそのコメントまたはマークを拡大して表示する手段をさらに含むものである、請求項14に記載の端末装置。
  16. 前記コメント表示モードは、コマの上部をコメントが流れるようにしてコメントを表示するモードと、コマの上から下へと落下するようにコメントを表示するモードとを含むものである、請求項13〜15のいずれか一項に記載の端末装置。
  17. ユーザによるコメントの入力を受け付けて、その入力をサーバに送信する手段をさらに備える請求項13〜16のいずれか一項に記載の端末装置。
  18. 前記記憶手段に読み込まれた複数のコメントを、コメントの内部情報に基づき並び替えて表示する手段をさらに備える請求項13〜17のいずれか一項に記載の端末装置。
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