JP4301891B2 - 通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム - Google Patents

通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムに関し、更に詳しくは、通信ネットワークを介してサーバ側からユーザの端末装置側へ提供される口コミ情報を前記サーバ側で管理するようにした通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムに関する。
新製品情報やファッション情報等に代表されるいわゆる「流行」に関する情報は、テレビや新聞・雑誌等のマスメディアによって提供されるのはもちろんであるが、いわゆる「口コミ」によるものも非常に重要な伝達経路となっている。特に「口コミ」の場合は、主として同年代でしかも同じ趣味嗜好を有する友達同士の間で情報が伝達することからその情報に接する者にとって情報の価値が高くしかも伝播するスピードも速いという性質がある。そこで、このような口コミ情報の性質を利用して広告を流すことも行なわれている。
一方、人と人とのコミュニケーションツールの代表的なものとしては電話があるが、近年、通信ネットワークの急速な進展によりインターネットを利用した電子メールも重要なコミュニケーションツールの1つとなっている。そして、携帯電話の爆発的な普及に伴って携帯電話同士での電子メールのやり取りのみならず、前記インターネットを介した電子メールのやり取りも可能となっている。従って、上述の口コミ情報の伝達も直接の対話によるものだけではなく電話や電子メールを利用して行なわれることも多くなってきている。
従来、電子メール等を利用して口コミ情報を提供するシステムとしては以下に示すものが提案されている。すなわち、あるユーザが電子メール等によって入手した情報を他のユーザにも教えたい場合に、情報を入手したユーザの端末装置において転送したい他のユーザのアドレスを選択して教えたい情報と共に所定のサーバへ送信する。この場合、送信先は1つに限らず複数指定することもできる。そして、転送依頼を受けたサーバは前記情報を送信されたアドレス情報に基づいて他のユーザに送信する。これにより当該サーバはどのユーザにどのような情報が送信されたかを管理でき、口コミの発生・拡大を追跡することができるというものである。(例えば、特許文献1参照)。
また、他のシステムとしては、予め会員の属性をサーバに設けられた会員情報データベースに登録しておき、ある情報を提供したい会員は所定の属性を指定することによりその属性を備える会員に対して電子メールを送信するというものが提案されている。具体的には、ある会員が属性の一つとして「結婚」を指定して結婚に関するメッセージを掲示板に書き込むと、情報管理サーバでは会員情報データベースから、属性として「結婚」を登録している他の会員を検索し、該当する会員全てに対して、Eメールによりこのメッセージを送信する。(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−30542号公報 (「0138」〜「0144」、第33図) 特開2002−24680号公報 (「0031」〜「0035」、第8図)
しかし、上述した従来のシステム(特許文献1の場合)にあっては、転送先をユーザが指定して転送操作を行なうという自発的転送行為が必要であったためその操作が面倒であり、たとえ良い情報であっても当該情報が他のユーザに伝播しないという可能性があった。
また、友人が少ないと良い情報でも伝播しないという問題があった。一方、友人が多い人は悪い情報でも多くの人に伝播させてしまうという問題があった。
その他、転送先をユーザが指定すると共に、サーバは単に転送先の追跡ができるだけのシステムにあっては、同じ情報が何度も配信される可能性があり、いわゆるチェーンメール化してサーバや通信ネットワークに多大な負担や影響を与えるおそれがある。
さらに、上述した従来のシステム(特許文献2場合)にあっては、単に属性が一致しさえすれば登録されたユーザ全員に対して情報の提供を行なうようになっていることから情報の伝達経路の管理や情報提供者の信頼度等を設定することができないという問題があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、提供された情報を明示的な転送行為なくして他のユーザに伝播させることができる通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムを提供することを目的とする。
また、情報を転送すべき友人が少なくてもシステムが適切な伝播先を見つけてくれることが可能な通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムを提供することを目的とする。
さらに、情報提供者の信頼度に基づき伝播力を変化させることにより的確な判断力を持った人がよいと判断する情報のみしか伝播しない通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、通信ネットワークを介してユーザの端末装置へ口コミ情報を提供する通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、口コミ情報を提供し、また口コミ情報の提供を受けるべきユーザに関する各種の情報であって、少なくともユーザを特定するためのID情報、及び、ユーザに対して設定された口コミ情報を転送することが可能な他のユーザの数であるレベルを格納したユーザ情報データベースと、口コミ情報を各ユーザの端末装置へ次々と提供するため階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を仮想的に構築する経路管理手段であって、ユーザの端末装置から口コミ情報が送られてくるとそれがどのユーザから送られてきたかをユーザ情報データベースに格納されたID情報から特定し、それによって予め各ユーザごとに設定されているレベルから口コミ情報を提供したユーザが当該口コミ情報を提供することができるユーザの数を特定し、ユーザ情報データベースから特定された数の他のユーザを任意に選択すると共に、選択された他のユーザについても同様にしてユーザ情報データベースに予め設定されているレベルから口コミ情報を提供することができるユーザの数を特定し、それによってその数に相当するさらに他のユーザをユーザ情報データベースから任意に選択することを繰り返すことによって階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を決定するように構成された経路管理手段と、経路管理手段によって構築された情報伝達経路を構成するユーザの端末装置に対して通信ネットワークを介して口コミ情報を提供する情報提供手段と、そして、所定の口コミ情報の提供を受けたユーザの端末装置から通信ネットワークを介して送られてくる当該口コミ情報を伝播させる旨の信号を受け取った場合には情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザに対して当該所定の口コミ情報の提供を行ない、一方、当該口コミ情報を伝播させない旨の信号を受け取った場合には情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザに対して当該所定の口コミ情報の提供を行なわないように制御する送信管理部とを有するサーバを備えてなることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項2記載の発明は、請求項1に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、ユーザ情報データベースには各ユーザごとに予め情報の内容によって分類されるカテゴリーと、当該カテゴリーに対するランクが付与されており、経路管理手段は、提供された口コミ情報の内容が属するカテゴリーと同じカテゴリーを有するユーザをユーザ情報データベースから抽出すると共に、抽出されたユーザの当該カテゴリーに対するランクの高い順から順次選択することにより当該口コミ情報を提供すべきユーザを決定することで階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を決定するようにされていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、レベルは、変更可能とされていることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項4記載の発明は、請求項3に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、送信管理部では、情報伝達経路を形成するユーザのうち、所定の口コミ情報の提供を受けたユーザの端末装置から通信ネットワークを介して送られてくる当該口コミ情報を伝播させる旨の信号及び当該口コミ情報を伝播させない旨の信号から口コミ情報の提供を受けたユーザの数及び口コミ情報の提供を受けなかったユーザの数をそれぞれ特定すると共に、口コミ情報の提供を受けたユーザの各レベルごとの人数に当該レベルをかけた積の総和から口コミ情報の提供を受けなかったユーザの各レベルごとの人数に当該レベルをかけた積の総和の差を算出し、その結果に応じて口コミ情報を提供したユーザのレベルを上下することによってレベルを変更可能としたことを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項5記載の発明は、請求項1〜4に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、情報伝達経路を介して提供すべき口コミ情報は、ユーザの端末装置を介してサーバへ提供されることを特徴とする。
上記課題を解決するために請求項6記載の発明は、請求項5に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、情報伝達経路を介して提供すべき口コミ情報が広告情報であり、ユーザの端末装置が当該広告情報を提供する広告主の端末装置であることを特徴とする。
本発明に係る通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムによれば、提供された口コミ情報を信じるか否を選択するだけで当該口コミ情報を他のユーザに転送させることができるので、明示的な転送行為なくして口コミ情報を伝播させることが出来るという効果がある。
また、伝播先はシステムが見つけてくれるので友人の多少にかかわらず口コミ情報を伝播させることが可能となるのはもちろんのこと、口コミ情報の伝達経路をサーバ側で管理しているので異なるユーザから同じ口コミ情報が重複して提供されることがなく、しかも口コミ情報の転送の転送という動作に伴ういわゆる「チェーンメール化」の心配がなくシステムに負担を与えることがないという効果を有する。
さらに、人の信頼度に基づき伝播力を変化させているので正しい判断力を持った人がよいと判断した口コミ情報しか伝播せず口コミ情報の信頼性も高くなるという効果がある。従って、本発明に係る通信ネットワークを利用した口コミ情報配信管理システムを広告情報の提供に利用すれば極めて効果的なPRを行なうことができるという効果がある。
以下、本発明に係る通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムの一実施形態の構成図である。
初めに、図1に示した自発的情報伝搬管理システム1は、概略として、管理サーバ10と、ユーザの端末装置である携帯電話20a〜20nと、広告主の管理する端末装置50とが通信ネットワークの一つであるインターネット5を介して接続可能に構成されている。尚、携帯電話20a〜20nとインターネット5との間には当該携帯電話会社のインターネットサーバが設けられていることがあるが図1では便宜上省略した。ここで、ユーザとは、口コミ情報を提供したり、受けたりする者である。また、広告主とは、本システムにおける口コミ情報の伝達経路を利用して広告情報を流す者である。
ユーザの端末装置である携帯電話20a〜20nは、ユーザが口コミ情報の提供を受け、その口コミ情報が有用な情報であり他のユーザにも知らせたいと考えた場合に他のユーザへの転送を後述する管理サーバ10へ指示する機能を有している。また、携帯電話20a〜20nは、ユーザ自らが口コミ情報の提供を行なうための機能も有して構成されている。具体的には、携帯電話20a〜20nは、無線を介して基地局と通信することにより他の電話と通話ができるようにされていると共に、いわゆる電子メール機能及びWeb上に提供された各種のコンテンツを画面上に表示させて閲覧可能とされている一般的な携帯電話であって、これに所定のプログラムをインストールすることによって上述した各種の機能が実現されるようになっている。ここでいう携帯電話20a〜20nは、いわゆる一般的な「携帯電話」に限らずPHS(Personal Handyphone System)も含む概念である。もちろんユーザの端末装置は携帯電話20a〜20nに限らず上記機能が実現可能なパーソナルコンピュータや携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)等であってもよい。
携帯電話20aは、図2に示すように概略として、通信部21と、処理部23と、メモリ24と、表示部25と、入力部26と、プログラム格納部27と、告知部29と、を備えて構成されている。尚、他の携帯電話20b〜20nも同様の構成を備えている。
通信部21は、インターネット5を介して後述する管理サーバ10と各種のデータや情報の送受信を行なう。
メモリ24は、必要なデータや情報の記録保存を行なう。例えば、口コミ情報を作成した後、一旦その内容を保存したり、管理サーバ10の提供するWebページのURL情報の保存を行なう。
表示部25は、携帯電話20aの動作状態や設定状況、メッセージの表示、情報を入力するために必要な各種の表示等を行なう部分であり、例えば、液晶画面により形成されている。液晶画面はカラーかモノクロかのいずれを問うものではない。管理サーバ10から送られて来た口コミ情報もこの表示部25に表示される。
入力部26は、口コミ情報の作成、URLの入力、電話番号の入力や電子メールの作成等のための各種の文字記号の入力を行なう。文字等の入力は図示しない操作ボタンによって数字、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット等の各種の文字や記号の入力が行なわれる。
プログラム格納部27は、ROM等の記憶装置又は記憶媒体により形成され、管理サーバ10が提供するWeb情報を閲覧するための機能、管理サーバ10から送られて来た口コミ情報を表示部25に表示させる機能、送られて来た口コミ情報を他のユーザの携帯電話20b〜20nに転送させるように管理サーバ10に指示する機能、携帯電話20aで作成した口コミ情報を管理サーバ10へ送信する機能を実現するためのプログラムをはじめとした各種のプログラムが記憶保存されている。そして、それらのプログラムは処理部23によって実行されて上記機能が実現される。
処理部23は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を備えて構成され、上述した各種のプログラムやデータの処理を行なう。
告知部29は、携帯電話20a〜20nに口コミ情報が到着した際に音、振動、光等の情報によってその旨をユーザに知らせる。
次に、端末装置50は、広告情報を提供する広告主の管理する端末装置であり、インターネット5を介して管理サーバ10に接続可能とされている。端末装置50の構成及び機能は概ね携帯電話20a〜20nの有する機能と同様であり詳しい説明は省略する。端末装置50もパーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話等により形成することができる。
次に、管理サーバ10は、ユーザ及び広告主に関する情報を登録して保存する機能と、口コミ情報を各ユーザの携帯電話20a〜20nへ次々と提供するための情報伝達経路であって、階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を仮想的に構築する機能と、ユーザの携帯電話20a〜20nにインターネット5を介して情報を提供する機能と、インターネット5を介してユーザの携帯電話20a〜20nから送られてくる所定の信号によってツリー構造とされた情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザの携帯電話20a〜20nへの当該口コミ情報の送信を行なうか行なわないかを制御する機能等を有して構成されている。
具体的には、管理サーバ10は、図3に示すように概略として、通信部11と、ユーザ情報DB18aと、広告主情報DB18bと、登録部16と、経路管理部12と、情報提供部15と、送信管理部14と、プログラム格納部17と、メモリ17aと、処理部13と、入力部19を備えて構成され、それによって上記の各機能が実現されるようなっている。
通信部11はインターネット5を介して携帯電話20a〜20nと情報の送受信を行なう。
メモリ17aは、各種のデータの記録保存を行なう。例えば、各種のプログラムが実行されている際に必要なデータがメモリ17aに逐次保存されたり、メモリ17aからデータが読み出されて実行中のプログラムに利用されたりする。
入力部19は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス等により構成され、数字、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット等の各種の文字や記号の入力を行なう。
ユーザ情報DB18aは、本システムによって口コミ情報の提供を受け或は口コミ情報を提供するユーザに関する各種の情報が格納・記録されたデータベースである。ユーザ情報DB18aは、具体的には、図4に示すように、各ユーザを特定するためのIDとパスワード情報及び名前が記録保存されている。本実施形態では端末装置として携帯電話20a〜20nを利用しているのでIDは各ユーザの電話番号とされている。もちろん適当な文字データによってIDを設定してもかまわない。また、パスワードはユーザが口コミ情報を管理サーバ10に提供する場合に正規の登録されたユーザであるか否かを認証するために利用される。名前は本名でもそうでなくともよい。本実施形態ではいわゆるハンドル名としてユーザが決めた名前が登録されている。
レベルは、口コミ情報を転送させることができるユーザの数を表している。例えば、登録されたユーザである「ラリー」さんのレベルは「5」なので他の5人のユーザに情報を転送させることができる。また、「タロー」さんのレベルは「2」なので他の2人のユーザに情報を転送させることができる。レベルは「ニック」さんの「10」が最高とされているが、もちろんこれに限定されるものではなく、登録されたユーザ数やその他の条件によって任意に設定可能である。
カテゴリーは各ユーザの興味のある分野を示している。例えば、旅行、音楽、スポーツ、ショッピング、グルメ等の分野が考えられる。ランクは各カテゴリーにおいて有効な情報を提供したか否かを示す指標とされている。すなわち、本実施形態ではランクは、A、B、Cの3段階に分けられており、Aランクは良い情報を提供した回数が多く、B、Cに従ってその数が少ないことを表している。もちろんレベルの設定は3段階に限るものではなく任意に設定可能であり、また、あえてカテゴリー及びレベルを設定しなくともよい。カテゴリーはユーザ情報DB18aに登録する際にユーザが指定することによって記録することができる。尚、ユーザの嗜好に関する情報の把握は、本システムによって提供される口コミ情報のうちどの分野の情報にどの程度反応したかを把握して情報の収集を行なうこともできる。例えば、ユーザが入力した口コミ情報であるテキストデータを管理サーバ10側で言語解析することによって話題を抽出し、その話題となっているカテゴリーをユーザ情報DB18aのカテゴリー情報に登録することによって実現できる。
広告主情報DB18bは、本システムによって広告情報を口コミ情報として提供する広告主に関する各種の情報が格納・記録されたデータベースである。広告主情報DB18bは、広告提供者のID、パスワード及び会社名、住所等の広告提供者に関する情報を記録保存されており、基本的にはユーザ情報DB18aと同様の構成を備得ている。
経路管理部12は、提供された口コミ情報を各ユーザの携帯電話20a〜20nへ次々と提供するための情報伝達経路であって、階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路の仮想的な構築を行なう。階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路としては、例えば、図5に示すような伝達経路が形成される。すなわち、ある口コミ情報が管理サーバ10に提供されるとユーザ情報DB18aに登録されたデータに基づいて図5に示すようなツリー構造をした情報伝達経路が形成される。ここでは「ラリー」さんが情報提供者とされている。情報提供者である「ラリー」さんのレベルは「5」なので、他のユーザであるBさん、Cさん、Dさん、Eさん、Fさんの5人に情報が伝達されるような伝達経路が形成される。さらに、Dさんのレベルは「4」なのでIさん、Jさん、Kさん、Lさんの4人に情報が伝達されるような伝達経路が形成される。このようにして伝達経路に組み込まれたユーザのそれぞれのレベルに応じて所定の数のユーザが次々と取り込まれて伝達経路が形成される。尚、この場合、伝達経路に取り込むべきユーザを当該口コミ情報に関連する分野をカテゴリーとして選択しているユーザに限定することもできる。
送信管理部14は、携帯電話20a〜20nに対して送信された口コミ情報を読んだユーザがその情報は興味がある情報であったか或は信ずるに足る情報であったか否かを当該携帯電話20a〜20nの所定の図示しない操作ボタンを押すことによって送信される信号を受信して次のユーザに対して当該情報を転送するか否かの判断を行なう。すなわち、管理サーバ10から携帯電話20a〜20nに対して口コミ情報が提供されると携帯電話20a〜20nの表示部25には図6に示すような画面が表示される。表示部25の上部側のテロップ表示部25dには当該情報を提供したユーザのハンドル名とレベルが示されている。メッセージ表示部25eには口コミ情報の内容である「今度○○にできたラーメン屋はおいしいらしい。」というメッセージが表示されている。また、表示部25の下部側には選択ボックス25a、25b、25cが配置されており、当該口コミ情報を受け取ったユーザがこの情報は信じるに足る情報であると判断した場合には「信じる」を選択して図示しない操作ボタンを押し、一方、当該情報は信じるに足らない情報であると判断した場合には「信じない」を選択して図示しない操作ボタンを押すことによりその信号がインターネット5を介して管理サーバ10へ送信されるようになっている。そして、その「信じる」「信じない」という信号に基づいて当該口コミ情報を次のユーザに転送するか否かが制御・管理される。尚、口コミ情報が提供されたユーザから一定期間を経過しても何の応答もない場合には「信じない」を選択したものとして扱うようにしてもよいし、また、携帯電話20a〜20nに対して管理サーバ10から「信じる」又は「信じない」の返信するように促すメッセージを送信するように構成してもよい。また、提供される情報の内容によっては選択肢を「おもしろい」又は「おもしろくない」等に適宜変更してもかまわない。
具体的には、図5に示すように「ラリー」さんの流した口コミ情報を受け取ったDさんがその情報を信じて「信じる」を選択した場合にはその信号がインターネット5介して管理サーバ10の送信管理部14に送られる。ユーザ情報DB18aによればDさんのレベルは「4」なので構築された情報伝達経路からDさんの川下に位置するIさん、Jさん、Kさん、Lさんの4人のユーザに当該情報が伝達される。一方、「ラリー」さんの流した口コミ情報を受け取ったBさんはその情報は信じないとして「信じない」を選択した場合にはその信号が管理サーバ10の送信管理部14に送られる。ユーザ情報DB18aによればBさんのレベルは「2」なので構築された情報伝達経路からBさんの川下に位置するGさん、Hさん、の2人のユーザには当該口コミ情報を転送しないように管理する(図8参照)。
情報提供部15は、最初の口コミ情報の提供者からの情報及び送信管理部14により指定されたユーザの携帯電話20a〜20nに対して口コミ情報をインターネット5を介してユーザの携帯電話20a〜20nに送信する。
プログラム格納部17は、メモリやハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体により形成され、管理サーバ10が提供するWeb情報を提供する機能と、ユーザ及び広告主に関する情報を登録して保存する機能と、口コミ情報を各ユーザの携帯電話20a〜20nへ次々と提供するための情報伝達経路を仮想的に構築する機能と、ユーザの携帯電話20a〜20nにインターネット5を介して情報を提供する機能と、インターネット5を介してユーザの携帯電話20a〜20nから送られてくる所定の信号によってツリー構造とされた情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザの携帯電話20a〜20nへの当該口コミ情報の送信を行なうか行なわないかを制御する機能等を実現するための各種のプログラムが記録保存されている。
処理部13は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を備えて構成され、プログラム格納部17に格納された各種のプログラム及びデータの処理を行なう。
登録部16は、ユーザ又は広告主の登録やそれらの情報についての変更等を行なう。登録部16は、一般的なWebサーバが備える機能を有しており、携帯電話20a〜20nのプログラム格納部27に格納された閲覧プログラムにより図7に示すような画面を携帯電話20a〜20nの表示部25に表示させる。そして、この画面に示される指示に従ってユーザのID、パスワード、名前(ハンドル名)、興味のあるカテゴリーを選択し又は操作ボタンにより入力することによってユーザの登録又はユーザ情報の変更が行なわれるようになっている。尚、「カテゴリー」の登録はプルダウンメニュー形式によって選択可能とされており、メッセージ表示部25eに表示された「リスト」の文字を選択すると複数の候補が表示され、その中から適当なものを選択するようになっている。
管理サーバ10では、上述の送信管理部14及び経路管理部12の機能を利用することによってユーザが提供した口コミ情報及びその到達人数を履歴情報として携帯電話20a〜20nによって確認が行なえるようになっている。すなわち、携帯電話20a〜20nによって表示される初期画面に「履歴の表示」を行なわせる選択ボックスを設け、図9に示すような画面を表示させるようにする。メッセージ表示部25eには自己の今まで提供した口コミ情報がリストアップされている。そして、リストアップされた口コミ情報の番号を図示しない操作ボタンによって入力すると図10に示すような画面が表示され、口コミ情報を流した日とそれが到達したユーザの数が表示されるようになっている。
次に、上述した自発的情報伝搬管理システム1の動作について説明する。図11は自発的情報伝搬管理システム1の動作を示すフローチャートである。
初めに、本システムによって口コミ情報の送受信を希望するユーザは、予め管理サーバ10のユーザ情報DB18aへ自己に関する情報の登録を行なう必要がある。ユーザ情報の登録は、ユーザが自分の携帯電話20aで管理サーバ10のユーザ登録部16によって提供されるWebページにアクセスし、表示部25に表示された図7に示すような画面の指示に従ってID、パスワード、名前(ハンドル名)、興味のあるカテゴリーを選択し又は図示しない操作ボタンにより直接入力することによって行なわれる(ステップS10)。「カテゴリー」の登録はプルダウンメニューにより表示されるものの中から適当なものを選択する。このようにして携帯電話20aから入力されたユーザに関する情報はインターネット5を介して管理サーバ10へ送られ、ユーザ情報DB18aに登録される(ステップS11)。尚、広告主の広告提供者用データベース18bへの登録も同様な手順によって行なうことができ、それによって必要な情報が広告提供者用データベース18bに登録される。
次に、口コミ情報の提供の手順について説明する。まず、ユーザは携帯電話20aにインストールされたプログラムを起動して図12に示すように口コミ情報書込画面を呼び出す。そして、メッセージ表示部25eが入力エリア(図12における破線部分)として利用され、携帯電話20aの図示しない操作ボタンを用いて文字入力することによって提供すべき口コミ情報を作成する。作成された口コミ情報は入力部26を介してメッセージ表示部25eに表示される。口コミ情報の入力が終ったら表示部25の下側にある選択ボックス25a、25bに示された「戻る」又は「送信」と書かれたメッセージを選択することによって次の動作に移行する。すなわち、「戻る」を選択すると今書いた記載内容が全てクリアされて初期画面に戻る。一方、「送信」を選択すると記載内容が確定されてその情報がインターネット5を介して管理サーバ10へ送信される(ステップS13)。尚、口コミ情報を作成した後、一旦その内容をメモリ24に保存すると共に、記載内容の確認画面を表示させてユーザによる確認を経た後、管理サーバ10へ送信させるような構成とすることもできる。
携帯電話20a〜20nから口コミ情報の提供を受けた管理サーバ10は、当該口コミ情報を伝達するための伝達経路を構築する(ステップS14)。すなわち、口コミ情報が提供されるとその情報がどのユーザから送られてきたかを当該情報に付随するID及びパスワードによってユーザ情報DB18aで検索して認証を行なう。情報の提供を行なったユーザがユーザ情報DB18aに登録されたユーザであることが認証されたら当該情報の内容に従って経路管理部12がユーザ情報DB18aのユーザ情報に基づいて提供された口コミ情報を各ユーザの携帯電話20a〜20nへ次々と提供するための情報伝達経路であって、階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路の仮想的な構築を行なう。例えば、図5に示すような伝達経路が形成される。情報の伝達経路は、各ユーザのレベルの高い順から順次配置していってもよく、提供された情報の内容によって構築すべき経路を決定するようにしてもよい。例えば、音楽に関する情報が提供された場合には、「音楽」のカテゴリーを選択したユーザの中でランクが最も高い「a」である「ラリー」さん、次にランクの高い「b」である「トッポ」さん、最もランクの低い「c」である「タロー」さんの順に抽出し、各ユーザのレベルに従ってその下部側に位置するユーザを決定することによって伝達経路のツリー構造を決定することもできる。そして、決定された伝達経路に従って口コミ情報の送信が行なわれる。情報提供者の「ラリー」さんのレベルは「5」なので図5に示すように最初に5人の人に情報が送信される(ステップS15)。
口コミ情報の送信を受けた携帯電話20b〜20nでは、図13に示すような画面が表示される。そして、選択ボックス25bの「見る」を選択すると口コミ情報がメッセージ表示部25eに表示される(図6参照)。この口コミ情報を読んだユーザはその情報は興味がある情報であったか又は信ずるに足る情報であったかを判断する。そして、興味がある又は信じる場合には表示部25の下部側に表示された選択ボックス25a、25bのうち「信じる」を選択して図示しない操作ボタンを押してそれを確定する。当該情報は信じるに足らない情報であると判断した場合には「信じない」を選択して図示しない操作ボタンを押してそれを確定する。これにより「信じる」又は「信じない」という信号がインターネット5を介して携帯電話20b〜20nから管理サーバ10へ送信される。
携帯電話20b〜20nから「信じる」又は「信じない」のいずれかの信号が送られてきたら管理サーバ10はその信号を送信管理部14に送り、次の伝達経路に位置するユーザの携帯電話20b〜20nに対して口コミ情報を送信するか否かを決定する。例えば、Dさんがラリーさんの提供した口コミ情報を見てこれを「信じる」を選択した場合には、Dさんの携帯電話20a〜20nから送信された「信じる」という信号は管理サーバ10の送信管理部14に送られる。Dさんのレベルは「4」なので次の伝達経路に位置する4人のユーザであるIさん、Jさん、Kさん、Lさんに当該口コミ情報が情報提供部15によってインターネット5を介して送信される。一方、Dさんがその情報は信じないとして「信じない」を選択した場合にはそのデータが管理サーバ10の送信管理部14に送られ、Iさん、Jさん、Kさん、Lさんには当該口コミ情報の送信は行なわない(図8参照)。そして、この動作が口コミ情報が送られたユーザごとに次々と繰り返される。
送信管理部14では、口コミ情報の伝達経路と共にどの口コミ情報についてはどのユーザの携帯電話20a〜20nに口コミ情報が送られたかを把握しており、そこから口コミ情報の伝播性等を解析することができる。これによって当該口コミ情報が各ユーザに受け入れられたか否かを判断できると共に、あるユーザに対する他のユーザの口コミ情報への信憑性や信頼度を判断することができる。例えば、「ラリー」さんの流した口コミ情報をレベル10の人が25人、レベル9の人が30人、レベル8の人が20人、レベル7の人が40人、レベル6の人が50人、レベル5の人が60人、レベル4の人が40人、レベル3の人が30人、レベル2の人が10人、レベル1の人が8人支持したとすると、合計443人に配信され、そのうち313人に支持され、130人に不支持だった。しかし、レベルの低い人に支持されても口コミ情報の伝達に与え影響は薄いが逆にレベルの高い人に支持されるとその影響は大きい。従って、その支持の指標を以下のように計算することができる。
10×25=250
9×30=270
8×20=160
7×40=280
6×50=300
5×60=300
4×40=160
3×30= 90
2×10= 20
1× 8= 8
合計 1,838ポイント
一方、「ラリー」さんの流した口コミ情報をレベル10の人が12人、レベル9の人が12人、レベル8の人が16人、レベル7の人が2人、レベル6の人が4人、レベル5の人が16人、レベル4の人が32人、レベル3の人が12人、レベル2の人が15人、レベル1の人が8人支持しなかったとするとその不支持の指標を以下のように計算することができる。
10×12=120
9×12=108
8×16=128
7× 2= 14
6× 4= 24
5×16= 80
4×32=128
3×12= 36
2×15= 30
1× 9= 9
合計 677ポイント
従って、ラリーさんの提供した口コミ情報は支持されたポイント「1,838ポイント」から不支持のポイント「677ポイント」を差し引いた「1,161ポイント」を獲得したこととなる。このようにして獲得したポイント数に応じてレベルの上下を決定することができる。例えば、提供した口コミ情報が「1000ポイント」を超えると1レベルアップするとした場合にはラリーさんは1レベルアップすることになる。これに対して、レベルの高い人の多くに支持されなかった場合には逆にレベルダウンするように設定することもできる。このように構成することにより各ユーザの口コミ情報に対する信頼性を付与された「レベル」によって客観的に判断することができるので提供された口コミ情報の価値を容易に判断することが可能となる。
ところで、上述した自発的情報伝搬管理システム1では管理サーバ10で伝達経路を管理しているので口コミ情報の伝わり方と、各ユーザの興味分野を容易に把握することができる。そこで、このシステムを利用してターゲッティング広告を噂話風に流すことにより極めて効果的なPR活動を行なうことも可能となる。この場合、広告情報はユーザの携帯電話20a〜20nからではなく広告主の管理する端末装置50から管理サーバ10へ提供するか又は直接管理サーバ10において入力するように構成することができる。広告主が広告情報の提供を行なう場合には予めユーザ情報DB18aと同様の広告提供者用データベース18bに広告提供者に関する情報を登録し、ID、パスワード及び会社名、住所等の広告提供者に関する情報を管理する。あとは上記したユーザが口コミ情報を提供する手順と同様の手順により端末装置50から管理サーバ10にアクセスしてID、パスワードにより認証を受けた後、必要な広告を送信すればよい。具体的な手順及びシステムの動作については携帯電話20a〜20nの場合と同様なの省略する。
本発明に係る自発的情報伝搬管理システムの一実施形態のブロック図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 ユーザ情報データベースの構成を示す図である。 経路管理部によって構築された伝達経路を示す図である。 配信された口コミ情報が表示された画面を示す図である。 ユーザ登録画面を示す図である。 口コミ情報の伝達経路を示す図である。 提供した口コミ情報の確認画面を示す図である。 提供した口コミ情報の伝達結果の確認画面を示す図である。 図1に示した口コミ情報配信管理システムの動作を示すフローチャートである。 口コミ情報の書き込み画面を示す図である。 口コミ情報が届いたときの画面を示す図である。
符号の説明
1 自発的情報伝搬管理システム
5 インターネット
10 管理サーバ
11 通信部
12 経路管理部
13 処理部
14 送信管理部
15 情報提供部
16 登録部
17 プログラム格納部
17a メモリ
18a ユーザ情報DB
18b 広告主情報DB
19 入力部
20a〜20n 携帯電話
21 通信部
23 処理部
24 メモリ
25 表示部
26 入力部
27 プログラム格納部
29 告知部
50 端末装置

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを介してユーザの端末装置へ口コミ情報を提供する通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    口コミ情報を提供し、また前記口コミ情報の提供を受けるべきユーザに関する各種の情報であって、少なくともユーザを特定するためのID情報、及び、前記ユーザに対して設定された前記口コミ情報を転送することが可能な他のユーザの数であるレベルを格納したユーザ情報データベースと、
    前記口コミ情報を各ユーザの前記端末装置へ次々と提供するため階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を仮想的に構築する経路管理手段であって、ユーザの端末装置から口コミ情報が送られてくるとそれがどのユーザから送られてきたかを前記ユーザ情報データベースに格納されたID情報から特定し、それによって予め各ユーザごとに設定されている前記レベルから前記口コミ情報を提供したユーザが当該口コミ情報を提供することができるユーザの数を特定し、前記ユーザ情報データベースから特定された数の他のユーザを任意に選択すると共に、選択された他のユーザについても同様にして前記ユーザ情報データベースに予め設定されている前記レベルから前記口コミ情報を提供することができるユーザの数を特定し、それによってその数に相当するさらに他のユーザを前記ユーザ情報データベースから任意に選択することを繰り返すことによって階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を決定するように構成された経路管理手段と、
    前記経路管理手段によって構築された前記情報伝達経路を構成するユーザの前記端末装置に対して通信ネットワークを介して前記口コミ情報を提供する情報提供手段と、そして、
    所定の口コミ情報の提供を受けたユーザの端末装置から通信ネットワークを介して送られてくる当該口コミ情報を伝播させる旨の信号を受け取った場合には前記情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザに対して当該所定の口コミ情報の提供を行ない、一方、当該口コミ情報を伝播させない旨の信号を受け取った場合には前記情報伝達経路における当該ユーザの次に位置しているユーザに対して当該所定の口コミ情報の提供を行なわないように制御する送信管理部と、
    を有するサーバを備えてなることを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
  2. 請求項1に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    前記ユーザ情報データベースには各ユーザごとに予め情報の内容によって分類されるカテゴリーと、当該カテゴリーに対するランクが付与されており、
    経路管理手段は、提供された口コミ情報の内容が属するカテゴリーと同じカテゴリーを有するユーザを前記ユーザ情報データベースから抽出すると共に、抽出されたユーザの当該カテゴリーに対するランクの高い順から順次選択することにより当該口コミ情報を提供すべきユーザを決定することで階層的に形成されたツリー構造を有する情報伝達経路を決定するようにされていることを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    前記レベルは、変更可能とされていることを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
  4. 請求項3に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    前記送信管理部では、情報伝達経路を形成するユーザのうち、所定の口コミ情報の提供を受けたユーザの端末装置から通信ネットワークを介して送られてくる当該口コミ情報を伝播させる旨の信号及び当該口コミ情報を伝播させない旨の信号から口コミ情報の提供を受けたユーザの数及び口コミ情報の提供を受けなかったユーザの数をそれぞれ特定すると共に、口コミ情報の提供を受けたユーザの各レベルごとの人数に当該レベルをかけた積の総和から口コミ情報の提供を受けなかったユーザの各レベルごとの人数に当該レベルをかけた積の総和の差を算出し、その結果に応じて口コミ情報を提供したユーザのレベルを上下することによって前記レベルを変更可能としたことを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
  5. 請求項1〜4に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    前記情報伝達経路を介して提供すべき口コミ情報は、ユーザの前記端末装置を介して前記サーバへ提供されることを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
  6. 請求項5に記載の通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システムにおいて、
    前記情報伝達経路を介して提供すべき口コミ情報が広告情報であり、ユーザの前記端末装置が当該広告情報を提供する広告主の端末装置であることを特徴とする通信ネットワークを利用した自発的情報伝搬管理システム。
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