JP5132390B2 - 動画像符号化装置及びその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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今から符号化を行うピクチャの目標符号量を決定する。現在のGOPにおいて利用可能な符号量であるRgopが以下の(1)式により演算される。
Rgop = (ni+np+nb)*(bits_rate/picture_rate) ・・・(1)
ここで、ni,np,nbはそれぞれI、P、Bピクチャの現GOPにおける残りのピクチャ数であり、bits_rateは目標ビットレート、picture_rateはピクチャレートを表す。 更に、I、P、Bピクチャ毎に符号化結果からピクチャの複雑度を以下の(2)式で求めている。
Xp = Rp*Qp ・・・(2)
Xb = Rb*Qb
ここで、Xi、Xp、Xbはコンプレキシティ(Complexity)とも呼ばれる。また、Ri、Rp及びRbはそれぞれI、P、Bピクチャを符号化した結果得られる符号量である。さらに、Qi、Qp及びQbはそれぞれI、P、Bピクチャ内のすべてのマクロブロックにおける量子化スケールの平均値である。式(1)及び式(2)から、I、P、Bピクチャそれぞれについての目標符号量Ti、Tp及びTbは、以下の(3)式で求めることができる。
Tp=max{(Rgop/(Np+ (Nb*Kp*Xb)/(Kb*Xp))) , (bit_rate/(8*picture_rate))} ・・・(3)
Tb=max{(Rgop/(Nb+ (Np*Kb*Xp)/(Kp*Xb))) , (bit_rate/(8*picture_rate))}
ただし、Np及びNbは現GOP内のそれぞれP及びBピクチャの残りの枚数、また定数Kp=1.0及びKb=1.4である。
I、P及びBピクチャ毎に3つの仮想バッファを使用し、式(3)で求めた目標符号量と発生符号量との差分を管理する。仮想バッファのデータ蓄積量をフィードバックし、そのデータ蓄積量に基づいて実際の発生符号量が目標符号量に近づくように、次に符号化するマクロブロックについて、量子化スケール(量子化ステップ)の参照値が設定される。
ここで、添字jはピクチャ内のマクロブロックの番号であり、dp,0は仮想バッファの初期フルネスを示し、Bp,jはj番目のマクロブロックまでの総符号量、MB_cntはピクチャ内のマクロブロック数を示す。
ここで、r = 2*bits_rate/picture_rate ・・・(6)
である。rは、reaction parameter(反応パラメータ)と呼ばれる。
視覚特性、即ち、復号画像の画質が良好になるように、符号化対象のマクロブロックの空間アクティビティに基づいて、量子化スケールを最終的に決定する処理を実行する。
(7)式中において、vblk1〜vblk4はフレーム構造のマクロブロックにおける8x8のサブブロックにおける空間アクティビティを示す。また、vblk5〜vblk8はフィールド構造のマクロブロックにおける8x8サブブロックの空間アクティビティを示す。ここで、空間アクティビチィの演算は次の(8)、(9)式により求めることが可能である。
vblk = Σ(Pi−Pbar)2 ・・・(8)
Pbar = (1/64 )* ΣPi ・・・(9)
ここで、Piはi番目のマクロブロックにおける画素値であり、式(8)、(9)中のΣはi=1〜64の演算である。次に(7)式で求めたACTjを以下の(10)式によって正規化を行う。
ここで、AVG_ACTは以前に符号化したピクチャにおけるACTjの参照値であり、最終的に量子化スケール(量子化ステップ)MQUANTjは以下の(11)式により求められる。 MQUANTj = Qj * N_ACTj ・・・(11)
以上のTM5のアルゴリズムによれば、STEP1の処理によりIピクチャに対して多くの符号量を割り当ており、更にピクチャ内においては視覚的に劣化の目立ちやすい平坦部(空間アクティビティが低い)に符号量が多く配分されるようになる。
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記符号化手段における目標符号量と発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記監視手段は、前記占有量に基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記監視手段は、前記占有量が前記バッファ手段の容量に対して所定の割合を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力するか、或いは、
前記監視手段は、前記占有量が第1の閾値以下の値を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力することを特徴とする。
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記占有量に基づき前記符号化手段において生成される前記符号化データの目標符号量を生成する目標符号量生成手段と、
前記目標符号量と前記符号化手段における発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量との少なくともいずれかに基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記目標符号量生成手段は、前記目標符号量と第2の閾値とを比較し、前記目標符号量が前記第2の閾値以下の場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力し、前記目標符号量が前記第2の閾値より大きい場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力するか、或いは、
前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量とに基づき、前記符号化手段における発生符号量が前記目標符号量を上回った場合に、前記バッファ手段がアンダーフローする可能性があるか否かを判定し、前記アンダーフローの可能性があると判定した場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力することを特徴とする。
図1は発明の第1の実施形態に対応する動画像符号化装置の概略的な構成を示す図である。動画像符号化装置10は、量子化部100、エントロピー符号化部101、バッファ部102、バッファ監視部103、量子化制御部104とを含む。なお、図1に示す動画像符号化装置10の構成は、本願発明の説明のために必要な最低限の構成要素を示したものであって、動画像符号化装置10は図1に示す以外に他の構成要素、例えば、直交変換処理を行う直交変換部等を含んで構成することができる。
Qj = (dj*31) / r ・・・(5)
ここで、Qjは、量子化スケール値、djは目標符号量と発生符号量との差分値、rは反応パラメータである。この(5)式によれば、rの値を大きくしたり、小さくしたりすることにより、量子化スケール値の値を制御することができる。例えば、第1の制御感度においてはrを第1の反応パラメータr1とし、第2の制御感度においてはrを第2の反応パラメータr2とする。このとき、r1>r2の関係が成立する。
次に、発明の第2の実施形態を説明する。図6は、発明の第2の実施形態に対応する動画像符号化装置の概略的な構成を示す図である。
Bd=Br+Bs×(t73−t71)−(Db+Dt)
本実施形態では、Bdの大きさに基づいて、制御感度を変化させることができる。例えば、Bdがバッファの占有量の最小値に近い値を有する場合には、実際の発生符号量が目標符号量を上回った場合にアンダーフローを起こす可能性が高い。そこで、このような場合は、該制御感度を第2の制御感度とし、図5に示した制御を行うことでバッファの破綻を防止する。例えば、制御感度は上述した反応パラメータrをr2として、発生符号量を抑える方向に制御を行う。
なお、以上の実施形態において、反応パラメータ、閾値、制御感度について、「第1の」、「第2の」との文言を利用したが、これは単に複数の概念を互いに区別するために用いたものであって、それ以上の意図はない。
101 エントロピー符号化部
102 バッファ部
103 バッファ監視部
104 量子化制御部
Claims (9)
- 動画像符号化装置であって、
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記符号化手段における目標符号量と発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記監視手段は、前記占有量に基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記監視手段は、前記占有量が前記バッファ手段の容量に対して所定の割合を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力することを特徴とする動画像符号化装置。 - 動画像符号化装置であって、
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記符号化手段における目標符号量と発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記監視手段は、前記占有量に基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記監視手段は、前記占有量が第1の閾値以下の値を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力することを特徴とする動画像符号化装置。 - 動画像符号化装置であって、
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記占有量に基づき前記符号化手段において生成される前記符号化データの目標符号量を生成する目標符号量生成手段と、
前記目標符号量と前記符号化手段における発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量との少なくともいずれかに基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記目標符号量生成手段は、前記目標符号量と第2の閾値とを比較し、
前記目標符号量が前記第2の閾値以下の場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力し、
前記目標符号量が前記第2の閾値より大きい場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力する
ことを特徴とする動画像符号化装置。 - 動画像符号化装置であって、
入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記占有量に基づき前記符号化手段において生成される前記符号化データの目標符号量を生成する目標符号量生成手段と、
前記目標符号量と前記符号化手段における発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備え、
前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量との少なくともいずれかに基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力し、
前記制御手段は、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定し、
前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量とに基づき、前記符号化手段における発生符号量が前記目標符号量を上回った場合に、前記バッファ手段がアンダーフローする可能性があるか否かを判定し、
前記アンダーフローの可能性があると判定した場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力する
ことを特徴とする動画像符号化装置。 - 入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記符号化手段における目標符号量と発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備える動画像符号化装置の制御方法であって、
前記監視手段が、前記占有量に基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力する出力工程と、
前記制御手段が、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定する決定工程と
を備え、
前記出力工程において、前記監視手段は、前記占有量が前記バッファ手段の容量に対して所定の割合を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力することを特徴とする動画像符号化装置の制御方法。 - 入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記符号化手段における目標符号量と発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備える動画像符号化装置の制御方法であって、
前記監視手段が、前記占有量に基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力する出力工程と、
前記制御手段が、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定する決定工程と
を備え、
前記出力工程において、前記監視手段は、前記占有量が第1の閾値以下の値を有する場合に、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を、前記制御手段に出力することを特徴とする動画像符号化装置の制御方法。 - 入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記占有量に基づき前記符号化手段において生成される前記符号化データの目標符号量を生成する目標符号量生成手段と、
前記目標符号量と前記符号化手段における発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備える動画像符号化装置の制御方法であって、
前記目標符号量生成手段が、前記占有量と前記目標符号量との少なくともいずれかに基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力する出力工程と、
前記制御手段が、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定する決定工程と
を備え、
前記出力工程において、前記目標符号量生成手段は、前記目標符号量と第2の閾値とを比較し、
前記目標符号量が前記第2の閾値以下の場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を低下させるために、前記反応パラメータを第1の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力し、
前記目標符号量が前記第2の閾値より大きい場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力することを特徴とする動画像符号化装置の制御方法。 - 入力画像データを量子化パラメータに基づき量子化する量子化手段と、
前記量子化手段による量子化結果をエントロピー符号化し、符号化データを生成する符号化手段と、
前記符号化データを記憶するバッファ手段と、
前記バッファ手段の占有量を監視する監視手段と、
前記占有量に基づき前記符号化手段において生成される前記符号化データの目標符号量を生成する目標符号量生成手段と、
前記目標符号量と前記符号化手段における発生符号量との差分と、反応パラメータとに基づき前記量子化パラメータを決定して、前記量子化手段を制御する制御手段と
を備える動画像符号化装置の制御方法であって、
前記目標符号量生成手段が、前記占有量と前記目標符号量との少なくともいずれかに基づいて、前記反応パラメータの指定を含む制御信号を前記制御手段に出力する出力工程と、
前記制御手段が、前記制御信号に含まれる前記反応パラメータの指定に従い、前記量子化パラメータを決定する決定工程と
を備え、
前記出力工程において、前記目標符号量生成手段は、前記占有量と前記目標符号量とに基づき、前記符号化手段における発生符号量が前記目標符号量を上回った場合に、前記バッファ手段がアンダーフローする可能性があるか否かを判定し、
前記アンダーフローの可能性があると判定した場合には、前記量子化パラメータの前記差分の変化に対する感度を上昇させるために、前記反応パラメータを第2の反応パラメータに指定する前記制御信号を前記制御手段に出力する
ことを特徴とする動画像符号化装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動画像符号化装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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