JP5130518B2 - 破砕装置 - Google Patents

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本発明は、植物性の繊維質などを含む被処理物を破砕処理する破砕装置に関する。
従来、樹木を伐採した際に生じる枝葉、剪定枝、落ち葉などは焼却することにより処分されていた。しかし、環境問題や近隣の苦情などにより近年では焼却処分することが困難になっている。したがって、最近では枝葉、剪定枝、落ち葉などの被処理物を細かく破砕することができる破砕装置を使用して処分することが多くなっており、このような破砕装置を使用することで、処分を容易に行うことができるほか、例えば有機質を含む肥料として再利用できるなど環境にも適した処分を行うことができる。
この種の破砕装置として、例えば特許文献1のようなものが知られている。特許文献1に記載の破砕装置は、筒状のケーシングと、該筒状のケーシング内に設けられ駆動力を受けて回転する回転スクリューと、吐出孔を備えケーシングの先端部に設けられる蓋部材などから構成されている。筒状ケーシング内に植物性の繊維質などの被処理物を入れて回転スクリューを回転させることで筒状ケーシングの内壁に設けられた溝と回転スクリューの外周縁とのせん断作用によって被処理物を破砕しながら、筒状ケーシングの先端に送り、蓋部材に衝突させて吐出孔から排出させることができる。
また、特許文献1に記載の破砕装置は、筒状ケーシング内の被処理物が回転スクリューによって旋回し続けようとするのに対して、吐出孔が筒状ケーシングの軸方向に沿って穿設されていることにより、発生する吐出孔付近での被処理物の目詰まりを解決する手段が記載されている。その解決手段としては、蓋部材と回転スクリューの先端との間に形成される空隙部に向けて、抵抗棒を複数本突設させるものである。これら抵抗棒が回転スクリューによって旋回する被処理物の旋回運動を妨げることで目詰まりを緩和させることができる。
特許第3670400号公報
しかしながら、被処理物の目詰まりを効率的に解決するには、被処理物の旋回運動を止め、積極的に被処理物の流動を筒状ケーシングの長手方向(軸方向)に変換する必要がある。ところが、特許文献1の装置では、抵抗棒にボルトを使用しており、ボルトは細い棒であるため損耗が激しく、その効果は時間とともに低下するという問題が生じる。
本発明は上記のような問題点に鑑み、被処理物の目詰まり等の問題を有効に解消し、破砕処理能力を向上させることができる破砕装置を提供することを目的とする。
本発明は、ケーシングに収容された回転スクリューの回転により、該ケーシング内に投入された被処理物をケーシング先端の破砕処理部まで流動させ、前記破砕処理部に配置された1つのブレードにより前記被処理物を砕するようにした破砕装置であって、前記ブレードの手前の至近距離に配置され、前記被処理物が通過可能な整流孔が穿設された整流部材と、前記ブレードにより破砕された前記被処理物を排出させる吐出孔が穿設された蓋部材と、を有し、前記ブレードは、前記整流部材と前記蓋部材との間であって、前記整流部材よりも前記蓋部材に近接して配置されていることを特徴とする
本発明の破砕装置によれば、破砕処理部の手前の至近距離に被処理物に対する整流部材を設けたので、破砕処理部に送られる被処理物の量を制御することができ、また被処理物の旋回運動を止め、積極的に被処理物の流動を蓋部材の吐出孔の開口方向に変換することができるので、蓋部材における被処理物の目詰まりをさらに解消させることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の破砕装置1の外観図である。破砕装置1は、被処理物の破砕処理を行う装置本体2と、破砕処理を行うための駆動力を供給するモータ等の駆動部3と、これら装置本体2と駆動部3とを載置するための基台4などから構成されている。
図2は、装置本体2の要部を詳細に図示した断面図である。図2において、装置本体2は、被処理物の破砕処理を実際に行う部材などを収容するケーシング11と、ケーシング11の先端に取付けられ破砕処理された被処理物が排出される蓋部材21と、ケーシング11内で駆動部3の出力軸を介して回転する回転スクリュー31と、この回転スクリュー31の先端に設けられ被処理物を切断、破砕処理するブレード41と、回転スクリュー31とブレード41との間に位置し被処理物の流動を整える整流部材51とから構成される。
ケーシング11は、筒状に形成されており、回転スクリュー31等が収容されるケースであり、筒状内は投入された被処理物が筒内を移動する流路の役割を有している。図2のケーシング11は、メンテナンス性や製造性などを考慮して先端側ケーシング12と後端側ケーシング13から構成されている(ここで、被処理物が排出される側を先端側という)。
先端側ケーシング12の内周面には、角柱形状のレール14が円周8等分位置に各々、ケーシング11の長手方向に沿って、固定ネジによって螺着されて取付けられている(矢視A−A断面図である図3参照)。すなわち、レール14とレール14の間には被処理物がケーシング11の長手方向に送られる溝が形成される。また、先端側ケーシング12の内周面には後述する整流部材51が固定手段によって先端側ケーシング12(ケーシング11)に取外し可能に固定されている。具体的には、先端側ケーシング12の円周4等分位置に固定ボルト15が整流部材51のネジ孔に螺着して取付けられている。
後端側ケーシング13は、先端ケーシング12と、流路を連通させる形態で固定されている。後端側ケーシング13の上部には被処理物をケーシング11内に投入するための投入口16が設けられている。なお、この投入口16に投入される被処理物は、樹木などを伐採した枝葉、剪定枝、落ち葉などを想定しているが、破砕装置の処理能力によっては、1次処理、さらには2次処理などで切断処理を行い、ある程度細かくした被処理物を投入することで破砕処理効果を向上し、回転スクリュー31やブレード41などの破損を防止することができる。本実施形態の破砕装置1は、切断処理を経て数センチ以下の被処理物を破砕処理する場合に最も破砕処理の効果を得ることができるものである。なお、図示例のケーシング11は、ケーシング内径を約200mmとしている。
蓋部材21は、円板状に形成され(図4参照)、ケーシング11の先端に設けられている。具体的には、先端側ケーシング13の開口を塞ぐ態様で、先端ケーシング13と後述する軸受61との間に挟持されて取付けられている。この蓋部材21は、破砕処理された被処理物が排出される吐出孔22を複数有している。ここで、本実施形態である図4に示す蓋部材21は、吐出孔22が128個であり、孔径を約φ14mmとしている。蓋部材21は、中心に大径の挿通孔23が穿設されていて円筒形状のブッシュ24が圧入されている。この挿通孔23には後述する回転スクリュー31の先端側の軸が挿通される。また、蓋部材21の外側に穿設された4つの孔はケーシング11に固定するための固定孔25である。
回転スクリュー31は、駆動部3の出力軸と継手を介して接続されており、駆動部3の出力軸と同期又は変速して回転することができる。回転スクリュー31はスクリュー羽根32を有している。ケーシング11の投入口16に投入された被処理物はスクリュー羽根32間の隙間に充填され、回転スクリュー31が回転することで、被処理物はスクリュー羽根32に倣って螺旋状に旋回しながら、ケーシング11の先端側に送られる。ここで、スクリュー羽根32は回転スクリュー31が回転したときにケーシング11内に取付けられたレール14と接しない外径寸法を有している。また、スクリュー羽根32のピッチは先端側に向かうほど細かくなるように形成されている。したがって、被処理物は先端側に送られるにしたがって、送り速さが減少するとともに、被処理物同士は圧縮作用を受けることになる。
ブレード41は、回転スクリュー31の先端の軸部に一体的に取付けられており、回転スクリュー31の回転と同期して回転する。また、ブレード41は回転中心から相反する方向に2枚の刃42を有している。この2枚の刃42は蓋部材21の内面に近接するように配置されており、回転スクリュー31によって送り出された被処理物が蓋部材21の吐出孔22から排出される際に、被処理物を細かく切断または破砕することができ、吐出孔22から被処理物をスムーズに排出することができる。なお、本発明では、ブレード41によって被処理物を細かく切断または破砕される部分と切断などされた被処理物が排出する部分を破砕処理部という。
整流部材51は、円板状に形成され(図5参照)、上述した破砕処理部の手前の至近距離に設けられている。具体的には、スクリュー羽根32の先端と破砕処理部との間に配置され、先端側ケーシング12に取付けられている。整流部材51には、被処理物が通過する整流孔52がケーシング11の長手方向、すなわち蓋部材21の吐出孔22の開口方向に沿った態様で設けられている。この整流孔52は、投入口16から投入され回転スクリュー31によってケーシング11内で旋回しながら先端側に送られた被処理物が通過することで、被処理物の旋回運動を抑制し、ケーシング11の長手方向である直線運動へと積極的に変換させる役割を有している。なお、図示例の整流部材51は、蓋部材21から約35mmの位置に設けられているが、被処理物の種類や破砕装置の大きさによって適宜その距離を変更してもよい。
本実施形態に係る整流部材51の整流孔52は、整流部材51の周方向に等間隔で長孔状に4つ穿設されている。また、整流部材51の中心には回転スクリュー31の軸との干渉を防止するための貫通孔53が穿設されている。このように整流孔52を長孔形状にすることで貫通孔53を除く限られた面積の中で、所望する被処理物の通過できる量を設定することができる。すなわち、整流孔52の孔の面積を増減させることで整流部材51の剛性を保ちつつ被処理物の通過できる量を増やしたり、減らしたりすることができ、また被処理物の種類に合わせて破砕処理を行うことができ破砕処理の効率を向上させることができる。つまり、整流部材51の整流孔52は、蓋部材21で目詰まりが生じない程度に破砕処理部に送られる被処理物の量を制御し、また被処理物の長手方向の向きを蓋部材21の吐出孔22の開口方向に変換させることで、被処理物の目詰まりを解消させて破砕処理の効率を向上させることができる。
整流部材51の外周縁には、ケーシング11の内周面に取付けられたレール14との干渉を防止するための切欠き溝54が円周8等分位置に設けられている。さらに整流部材51の外周面には、先端側ケーシング12の円周4等分位置に配置された固定ボルト15が螺着されるネジ孔55が設けられている。したがって、異なる整流部材51に交換する場合は固定ボルト15を外すことで、整流部材51をケーシング11から取外すことができる。なお、本実施形態の整流部材51は、直径を約200mm、厚みを約30mm、材質をクロムモリブデン鋼とする円板であり、整流孔52は幅を約26mm、長さを約55mmとする長孔形状としている。
ケーシング11の先端には回転スクリュー31の先端の軸を軸支する軸受61が設けられている。軸受61は、中心にベアリング部62を有しておりベアリング部62から4つ股状の脚部を介して先端側ケーシング12に取付けられている(図1参照)。この軸受61により回転スクリュー31は偏芯してぶれることなく回転することができる。
次に、本実施形態に係る破砕装置1が被処理物を破砕処理する動作について、図8を参照して説明する。図8は被処理物が破砕処理され蓋部材21から排出されている状態を示しており、軸受や整流部材51を固定している固定ボルトを省略して図示している。まず、投入口16に樹木を伐採した枝葉、剪定枝、落ち葉などの被処理物を投入する。上述したように、場合によっては1次処理、さらには2次処理などで切断処理を行い、枝葉、剪定枝を木屑状にした状態の被処理物を投入することで破砕処理の効率が向上させることができる。そして、投入された被処理物は、回転スクリュー31のスクリュー羽根32間の隙間に充填させるように位置しており、被処理物の長手方向の向きは、図8に示すようにそれぞればらばらの状態である。
回転スクリュー31が回転することにより被処理物は螺旋状に旋回して、ケーシング11の先端側に送られる。このとき、ケーシング11の内周面の近接している被処理物はスクリュー羽根32の外縁とケーシング11の内周面のレール14に挟まれることで破砕されたり、ケーシング11の内周面のレール間の溝に案内されたりと各々様々な動きが行われ、この時点においても被処理物の長手方向の向きは不揃いで、ばらばらの状態である。
また、回転スクリュー31は先端側に向かうにつれてピッチが細かくなっているので、被処理物は回転スクリュー31に送られるにしたがって、送り速さが減少するとともに、被処理物同士が圧縮される。しかしながら、この圧縮作用により被処理物をそのまま、蓋部材21の吐出孔22から排出させようとしても、被処理物の長手方向の向きがばらばらであるとともに、回転スクリュー31により被処理物は、旋回運動を伴っており、この旋回方向は蓋部材21の吐出孔22の開口方向とは異なる向きであるため、被処理物は吐出孔22で目詰まりが生じる。
さて、本発明では、被処理物が回転スクリュー31で送られた後、すなわち、蓋部材21の手前に整流孔52を有する整流部材51が配置されている。これにより、被処理物は整流孔52を通過することで、図8に示すように被処理物の長手方向の向きが蓋部材21の吐出孔22の開口方向と略一致する方向に揃うとともに、被処理物の旋回運動がケーシング11の長手方向への直線運動へと変換する。
さらに、整流部材51の整流孔52を通過した被処理物は、回転スクリュー31によって送り出された後続の被処理物によって押し出され、蓋部材21の吐出孔22にいたる。ここで、被処理物は長手方向を吐出孔22の開口方向に揃っているとともに、開口方向に沿った直線運動に変換されていることで吐出孔22において目詰まりすることなくスムーズに排出される。さらに、吐出孔22から排出される際に、ブレード41の2枚の刃42によりさらに被処理物は切断され細かくなっていることから、より排出され易くなる。
ここで、本実施形態の整流部材51について説明する。上述したように、整流部材51は、回転スクリュー31の軸が貫通する貫通孔53を有している。ここで、貫通孔53は、回転スクリュー31の軸径に合わせて穿設されている。したがって、異なる回転スクリューによっては整流部材51の貫通孔53の孔径を変更する必要がある。本実施形態の整流部材51の貫通孔53は整流部材51の直径に対して半分の寸法の孔径を有しているため、整流部材51に被処理物を通過させる整流孔52を設けることができる面積が限られてしまう。さらに所望する処理能力を得るために、本実施形態は整流孔52を長孔形状にし、整流孔52の面積を広くとるようにしたものである。
また、整流部材51における整流孔52の孔径の面積を足し合わせた全体面積は、蓋部材21における吐出孔22の孔径の全体面積を考慮して、決定する必要もあり、例えば、蓋部材21の吐出孔22の全体面積が狭い場合は、整流部材51の整流孔52の面積を狭くし、蓋部材21の吐出孔22の全体面積が広い場合は、整流部材51の整流孔52の面積を広くするように、蓋部材が被処理物を排出できる量と整流部材が被処理物を通過させることができる量とを対比させてそれぞれの面積を決定することが好ましい。
次に、回転スクリュー31の軸径に合わせて、整流部材の貫通孔の孔径を変更した第2の実施形態について図面を参照して説明する。図7は本実施形態に係る整流部材81であり、この整流部材81の整流孔82は、円形状である。この整流孔82は、整流部材51の周方向に等間隔で8つ穿設されている。その他の構成は第1の実施形態の整流部材と同一であり同一符号を付してその説明を省略する。整流部材81の貫通孔53は、第1の実施形態に比べて小さい孔径を有しているため、整流部材51に被処理物を通過させる整流孔82を設けることができる面積が広いものである。しかし、本実施形態の所望する処理能力は長孔にしてまで整流孔の面積を確保する必要がない形態であり、図5のように円形状にしたものである。
図6は本実施形態に係る蓋部材71であり、円板形状に形成されている。蓋部材71は、破砕処理された被処理物が排出される吐出孔72を16個としている。吐出孔72は、蓋部材71の周方向に等間隔で穿設されている。その他の構成は第1の実施形態の蓋部材21と同一であり同一符号を付してその説明を省略する。本実施形態の蓋部材71の吐出孔72と、整流部材81の整流孔82とは、それぞれ中心点からの間隔角度を両者とも等角度(約45度)としているので、少ない吐出孔72であっても被処理物を効率よく排出することができる。
また、被処理物の種類に合わせて整流部材の整流孔を変更してもよい。例えば、破砕し難い硬い被処理物を処理する場合には、整流部材の整流孔の面積を狭くすることが好ましい。これは、整流孔の面積が広い場合は被処理物が整流孔の中でさまざまな方向に流動してしまい、吐出孔の開口方向と一致させることができず、目詰まりが生じてしまう可能性があるからである。一方、破砕し易い軟らかい被処理物を処理する場合には、整流部材の整流孔の面積を広くすることが好ましい。すなわち、整流孔の面積が広い場合であっても、破砕し易い軟らかい被処理物は整流孔の中でさまざまな方向に流動したとしても、蓋部材の吐出孔から排出することができるので、破砕処理の効率が向上させることができるからである。
本発明によれば、前記整流部材は円板状に形成され、前記整流孔は、前記整流部材の周方向に沿って等間隔に穿設したので、被処理物が偏ることなく整流部材の周方向に沿って均等に整流させることができる。
また、整流部材の整流孔の入り口部分を広く出口部分を狭くするようにテーパ状に形成してもよい。整流孔をテーパ状に形成することで被処理物を整流孔に入り易くすることができ被処理物の長手方向の向きを、吐出孔の開口方向と一致させることができる。
なお、本実施の形態に係る整流部材の整流孔は、円形又は長孔状に穿設する場合についてのみ説明した。しかしながら、この実施形態に限られることはなく、例えば多角形状に穿設してもよい。
なお、本実施の形態に係る整流部材51の固定手段については、先端側ケーシング12の内周面に整流部材51がケーシング11の外周から固定ボルト15によって取外し可能に固定されている実施形態のみについて説明した。しかしながら、この実施形態に限られることはなく、例えば先端側ケーシング12と後端側ケーシング13との間に挟持させるようにして取付けてもよく、このように構成することで整流部材51を簡単に交換することができる。
本発明に係る破砕装置の外観斜視図である。 本発明に係る破砕装置の一部を切断した正面図である。 図2の矢視A−A断面図である。 本発明に係る第1の実施形態の蓋部材を示す図である。 本発明に係る第1の実施形態の整流部材を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態の蓋部材を示す図である。 本発明に係る第2の実施形態の整流部材を示す図である。 本発明に係る破砕装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
1 破砕装置
11 ケーシング
15 固定ボルト(固定手段)
21、71 蓋部材
22 排出孔
31 回転スクリュー
41 ブレード
51、81 整流部材
52 整流孔

Claims (6)

  1. ケーシングに収容された回転スクリューの回転により、該ケーシング内に投入された被処理物をケーシング先端の破砕処理部まで流動させ、前記破砕処理部に配置された1つのブレードにより前記被処理物を砕するようにした破砕装置であって、
    前記ブレードの手前の至近距離に配置され、前記被処理物が通過可能な整流孔が穿設された整流部材と、
    前記ブレードにより破砕された前記被処理物を排出させる吐出孔が穿設された蓋部材と、を有し、
    前記ブレードは、前記整流部材と前記蓋部材との間であって、前記整流部材よりも前記蓋部材に近接して配置されていることを特徴とする破砕装置。
  2. 前記整流部材の厚み寸法は、前記蓋部材の厚み寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
  3. 前記整流部材は、前記回転スクリューの先端と前記ブレードとの間に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の破砕装置。
  4. 前記整流部材は、固定手段によって前記ケーシングに取外し可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の破砕装置。
  5. 前記整流部材は円板状に形成され、
    前記整流孔は、前記整流部材の周方向に沿って等間隔に穿設されていることを特徴とする請求項〜4のいずれか1項に記載の破砕装置。
  6. 前記蓋部材は、円板状に形成され、
    前記吐出孔は、前記蓋部材の周方向に沿って等間隔に穿設され、
    前記吐出孔と前記整流孔とは、それぞれ中心点からの間隔角度を等角度としていることを特徴とする請求項5に記載の破砕装置。
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