JP5129648B2 - 画像読取装置およびマーク検出方法 - Google Patents

画像読取装置およびマーク検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5129648B2
JP5129648B2 JP2008125915A JP2008125915A JP5129648B2 JP 5129648 B2 JP5129648 B2 JP 5129648B2 JP 2008125915 A JP2008125915 A JP 2008125915A JP 2008125915 A JP2008125915 A JP 2008125915A JP 5129648 B2 JP5129648 B2 JP 5129648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
document
image reading
command
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008125915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009276900A (ja
Inventor
裕昭 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP2008125915A priority Critical patent/JP5129648B2/ja
Priority to US12/423,870 priority patent/US8416466B2/en
Publication of JP2009276900A publication Critical patent/JP2009276900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5129648B2 publication Critical patent/JP5129648B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00352Input means
    • H04N1/00355Mark-sheet input
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00352Input means
    • H04N1/00355Mark-sheet input
    • H04N1/00358Type of the scanned marks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00352Input means
    • H04N1/00355Mark-sheet input
    • H04N1/00368Location of the scanned marks
    • H04N1/00374Location of the scanned marks on the same page as at least a part of the image

Description

本発明は、画像読取装置およびマーク検出方法に関する。
従来、コピー、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ等の画像読取装置においては、原稿等の読取の際に、入力部を介してその都度設定条件等の入力を行っている。近年、原稿等の連続読取処理などの際に、自動的に設定条件等を入力できる画像読取装置の開発が求められている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、読取対象となる原稿等の所定の領域に余白部分を設け、その余白部分に記載されたコードをOCR等が認識して読み取ることにより原稿に対する処理選択をコードに従って自動で行うものである。
特開2004−228951号公報
しかしながら、従来の画像読取装置(特許文献1等)においては、設定条件等を指定するコードが文字形式(例えば、拡大141%,20部,A3等)に限られているため、コードの認識精度において問題点を有していた。また、従来の画像読取装置は、文字形式コードの読取処理の負荷が大きく、コードの読取時間が長くなってしまうという問題点を有していた。また、従来の画像読取装置は、コードが記載される領域は予め指定された領域に限られているため、所定形式の原稿を用いる必要があり、任意の形式の原稿の余白部分の任意の位置にコードを記載することができないという問題点を有していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、任意の形式の原稿の余白部分の任意の位置に原稿に対する処理を指定する簡易な形式のマークを記載することができ、そのマークの形状の特徴情報および位置情報に基づいて原稿に対する処理を自動的に決定し実行することができ、これにより、マークの検出精度を向上させ、マークの読取処理負荷を軽減し、マークの読取処理時間を短縮できる画像読取装置およびマーク検出方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の画像読取装置は、少なくとも一部に余白部分を有する原稿を読み取る画像読取部と、記憶部と、制御部と、を少なくとも備えた画像読取装置であって、上記記憶部は、上記原稿の上記余白部分の少なくとも一部に記載される所定のマークの形状の特徴情報と、上記マークの位置情報と、上記原稿に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶するコマンド記憶手段を備え、上記制御部は、上記画像読取部にて読み取られた上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マークの上記特徴情報を取得するマーク検出手段と、上記マーク検出手段により取得された上記マークの上記原稿内における座標を検出し、検出された上記座標に対応する上記位置情報を特定する位置情報特定手段と、上記マーク検出手段により取得された上記特徴情報、および、上記位置情報特定手段により特定された上記位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられた上記コマンドを上記コマンド記憶手段から検索するコマンド検索手段と、上記コマンド検索手段により検索された上記コマンドに規定された上記処理を上記原稿に対して実行するコマンド実行手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、上記記載の画像読取装置において、上記制御部は、上記原稿のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから上記原稿の画像部分までの領域を当該原稿の中心方向へ向かって検索することにより、上記余白部分を特定する余白部分特定手段を更に備え、上記マーク検出手段は、上記余白部分特定手段により特定された上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、上記記載の画像読取装置において、上記マークは、長辺と短辺とを少なくとも備えており、上記特徴情報は、上記マークの上記短辺に対する上記長辺の角度と、上記マークの向きに関する情報とを少なくとも含むことを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、上記記載の画像読取装置において、上記位置情報は、上記原稿内において、上記マークの位置が、1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含むことを特徴とする。
また、本発明の画像読取装置は、上記記載の画像読取装置において、上記マークは、利用者により手書きにて記載されることを特徴とする。
また、本発明のマーク検出方法は、少なくとも一部に余白部分を有する原稿を読み取る画像読取部と、記憶部と、制御部と、を少なくとも備えた画像読取装置において実行されるマーク検出方法であって、上記記憶部は、上記原稿の上記余白部分の少なくとも一部に記載される所定のマークの形状の特徴情報と、上記マークの位置情報と、上記原稿に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶するコマンド記憶手段を備え、上記制御部において実行される、上記画像読取部にて読み取られた上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マークの上記特徴情報を取得するマーク検出ステップと、上記マーク検出ステップにて取得された上記マークの上記原稿内における座標を検出し、検出された上記座標に対応する上記位置情報を特定する位置情報特定ステップと、上記マーク検出ステップにて取得された上記特徴情報、および、上記位置情報特定ステップにて特定された上記位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられた上記コマンドを上記コマンド記憶手段から検索するコマンド検索ステップと、上記コマンド検索ステップにて検索された上記コマンドに規定された上記処理を上記原稿に対して実行するコマンド実行ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明のマーク検出方法は、上記記載のマーク検出方法において、上記制御部において実行される、上記原稿のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから上記原稿の画像部分までの領域を当該原稿の中心方向へ向かって検索することにより、上記余白部分を特定する余白部分特定ステップを更に含み、上記マーク検出ステップにおいて、上記余白部分特定ステップにて特定された上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することを特徴とする。
また、本発明のマーク検出方法は、上記記載のマーク検出方法において、上記マークは、長辺と短辺とを少なくとも備えており、上記特徴情報は、上記マークの上記短辺に対する上記長辺の角度と、上記マークの向きに関する情報とを少なくとも含むことを特徴とする。
また、本発明のマーク検出方法は、上記記載のマーク検出方法において、上記位置情報は、上記原稿内において、上記マークの位置が、1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含むことを特徴とする。
また、本発明のマーク検出方法は、上記記載のマーク検出方法において、上記マークは、利用者により手書きにて記載されることを特徴とする。
この発明によれば、原稿の余白部分の少なくとも一部に記載される所定のマークの形状の特徴情報と、マークの位置情報と、原稿に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶部に記憶し、画像読取部にて読み取られた原稿の余白部分からマークの特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マークの特徴情報を取得し、取得されたマークの原稿内における座標を検出し、検出された座標に対応する位置情報を特定し、取得された特徴情報、および、特定された位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられたコマンドを記憶部から検索し、検索されたコマンドに規定された処理を原稿に対して実行するので、任意の原稿の余白部分に原稿に対する処理を指定するマークを記載することができ、マークの形状の特徴およびマークが記載された位置に基づいて原稿に対して予め定めたコマンドが規定する処理を自動的に決定し実行することができるという効果を奏する。また、本発明は、複数のマークを原稿内の余白部分に記載することで、複数のコマンドに規定された処理を組み合わせて実行することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、原稿のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから原稿の画像部分までの領域を当該原稿の中心方向へ向かって検索することにより、余白部分を特定し、マーク検出において、特定された原稿の余白部分からマークの特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出するので、原稿内の画像部分のサイズや位置が異なる様々な形式の原稿であっても余白部分の領域を適切に特定することができる。これにより、本発明は、余白部分を適切に特定することにより、マークの検出精度を向上させることができ、任意の形式の原稿の余白部分の任意の位置に原稿に対する処理を指定するマークを記載することができ、さらに、マークの形状の特徴およびマークが記載された位置に基づいて原稿に対して予め定めたコマンドが規定する処理を自動的に決定し実行することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、マークは、長辺と短辺とを少なくとも備えており、特徴情報は、マークの短辺に対する長辺の角度と、マークの向きに関する情報とを少なくとも含むので、原稿の余白部分に文字形式のマークを用いることなく長辺と短辺からなる簡易な形式のマークを記載することができるという効果を奏する。また、本発明は、長辺と短辺からなる所定形式のマークが認識されるので、原稿内の書き込み(直線等)がマークとして誤認識されることを防ぐことができるという効果を奏する。また、本発明は、マークの短辺に対する長辺の角度やマークの向きに関する情報を分類キーとして用いて、原稿に対する処理を規定するコマンドと関連付けることができ、多様な処理コマンドを記憶することができるという効果を奏する。また、本発明は、複数のマークを原稿内の余白部分にマークの角度や向きを変えて記載することで、複数種類の特徴情報に基づいて処理を組み合わせて実行することができるという効果を奏する。これにより、本発明は、簡易なマークを用いることにより、マークの検出精度を向上させ、マークの読取処理負荷を軽減し、マークの読取処理時間を短縮させることができ、さらに、原稿の余白部分に記載された簡易な形式のマークの形状の特徴に基づいて原稿に対して予め定めたコマンドが規定する処理を自動的に決定し実行することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、位置情報は、原稿内において、マークの位置が、1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含むので、例えば、原稿の余白部分として表面と裏面の各4つのコーナーを用いて最高8つの分類キーを位置情報として持つことができる。すなわち、本発明は、1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、のうち少なくとも1つのマークの位置を分類キーとして用いて、原稿に対する処理を規定するコマンドと関連付けることができ、多様な処理コマンドを記憶することができるという効果を奏する。また、本発明は、同一形状のマークであっても、マークが記載された位置によって原稿に対する処理内容を変更することができ、また、複数の位置に記載された複数のマークに基づいて処理を組み合わせて実行することができるという効果を奏する。
また、この発明によれば、マークは、利用者により手書きにて記載されるので、例えば、伝票等の原稿を読み取る直前等に、伝票の入手先等の利用者が伝票の内容を確認しながら手書きにて容易に分類先の指定等の処理を指定することができる。すなわち、本発明は、例えば、画像読取部に複数枚の伝票等の原稿が積層した状態であり読み取りの直前であっても、入力部(マウス等)を用いることなく、利用者が手書きで原稿の余白部分にマークを記載することにより、原稿に対する処理を容易に変更することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像読取装置およびマーク検出方法並びにプログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
特に以下の実施の形態においては、本発明の画像読取部として、原稿等を読み取るスキャナ装置等として適用した例について説明するが、この場合に限られず、画像読取部として、例えば、撮影対象である原稿等を撮影可能なデジタルカメラやWEBカメラ等を用いても同様に適用することができる。
[本発明の概要]
以下、本発明の概要について図1〜図7を参照して説明し、その後、本発明の構成および処理等について詳細に説明する。図1は、本発明に適用する原稿1を用いた本画像読取装置100の基本処理の一例を示す図である。また、図2〜図4は、原稿1の余白部分3の一例を示す図である。また、図5〜図7は、原稿1に記載されるマーク4の一例を示す図である。
本発明は、概略的に、以下の基本的特徴を有する。
まず、図1に示すように、本発明は、少なくとも一部に余白部分3を有する原稿1を用いる。図1において、一例として、領収書等の伝票類を原稿1として用いる例を示す。ここで、原稿1は紙の周辺の少なくとも一部に余白部分3を有する。
具体的には、図1において、一例として、原稿1は、題名(例えば、「領収書」等)と領収書の内容部分とを含む画像部分2、および、画像部分2以外の余白部分3から構成され、原稿1の余白部分3の左下の位置には、原稿1に対する処理を指定する所定のマーク4(例えば、チェックマーク等)が記載される。
そして、図1に示すように、本発明の画像読取装置100は、画像読取部116にて読み取られた原稿1のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから原稿1の画像部分2までの領域を当該原稿1の中心方向へ向かって検索することにより、余白部分3を特定する(ステップSA−1)。
ここで、「原稿」とは、少なくとも一部に余白部分3を有する原稿1の意味で用いており、画像読取部116としてスキャナ装置等を用いた場合において読み取られる、例えば、伝票類や写真等の書類である。なお、画像読取部116としてデジタルカメラやWEBカメラ等を用いる場合は、書類などの平面的なものに限らず、立体的なものも含む。
ここで、本発明の画像読取装置100は、画像読取部116にて読み取られた原稿1と背景(図示せず)とを含む画像に対し、原稿1と背景との境界線を検出し、原稿1を背景から切り出すクロッピング処理を行うことにより、原稿1のコーナーを検出してもよい。なお、クロッピング処理は、各種の従来技術を用いることができる。
ここで、図2〜図4を参照して、原稿1の余白部分3の一例について以下に説明する。
図2に示すように、原稿1は、題名(例えば、「領収書」等)と領収書の内容部分、メモ書き(例えば、「2」等)とを含む画像部分2、および、画像部分2以外の余白部分3から構成されていてもよい。
また、図3に示すように、図2に示す原稿1から余白部分3を特定する場合、本発明の画像読取装置100は、左下、左上、右下のコーナーから中心方向へ向かって検索し、画像部分2の領収書の内容部分までの空白領域を余白部分3として特定し、また、右下のコーナーから中心方向へ向かって検索し、画像部分2のメモ書き(例えば、「2」等)までの空白領域を余白部分3として特定する。このように、原稿1の各コーナーから斜め45度等の角度で当該原稿1の中心方向へ向かって画像部分2までの空白の領域を検索することにより、余白部分3を特定する。
また、図4に示すように、原稿1に対して画像部分2の領域のサイズが小さく、特定された余白部分3が重なりあう場合、本発明の画像読取装置100は、特定した余白部分3を、左下、左上、右上、右下の各コーナーの位置に基づいて、それぞれ余白部分3−1〜4に分類する。このように、本発明の画像読取装置100は、分類した余白部分3−1〜4のうちどの余白部分3の領域にマーク4が記載されているかを判断することにより、マーク4の位置情報を取得してもよい。
図1に戻り、本発明の画像読取装置100は、画像読取部116にて読み取られた原稿1の余白部分3からマーク4の特徴情報に合致するマーク4を少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マーク4の特徴情報を取得する(ステップSA−2)。
ここで、マーク4は、利用者により手書きにて記載されていてもよい。
ここで、図5〜図7を参照して、原稿1のマーク4の特徴情報の一例について以下に説明する。図5〜図7に示すように、原稿1のマーク4は、長辺5と短辺6が結合されて構成される(例えば、チェックマーク等)。また、マーク4の形状の特徴情報は、マーク4の短辺6に対する長辺5の角度と、マーク4の向きに関する情報とを少なくとも含んでいる。
また、図5〜図7に示すように、本発明の画像読取装置100は、マーク4の特徴情報を予め登録しておく。そして、本発明の画像読取装置100は、予め登録されたマーク4の特徴情報に合致するマーク4を原稿1の余白部分3から少なくとも一つ検出する。すなわち、本発明の画像読取装置100は、マーク4を構成する長辺5や短辺6の向きや角度を含む特徴情報(例えば、短辺6に対する長辺5の角度が90度以上か90度未満であるか等)に基づいて、マーク4の形状を分類して検出する。
具体的には、図5に示すように、一例として、マーク4は、正面方向から見て左側に短辺6、右側に長辺5を有しており、マーク4の向きは上向きである。また、マーク4は、短辺6から時計回り方向で180度以内に長辺5を有し、短辺6に対する長辺5の角度は90度未満(鋭角)である。
また、図6に示すように、一例として、マーク4は、正面方向から見て左側に短辺6、右側に長辺5を有しており、マーク4の向きは下向きである。また、マーク4は、短辺6から反時計回り方向で180度以内に長辺5を有し、短辺6に対する長辺5の角度は90度以上(鈍角)である。
また、図7に示すように、一例として、マーク4は、正面方向から見て左側に長辺5、右側に短辺6を有しており、マーク4の向きは下向きである。また、マーク4は、短辺6から時計回り方向で180度以内に長辺5を有し、短辺6に対する長辺5の角度は90度未満(鋭角)である。
このように、本発明の画像読取装置100は、マーク4の長辺5と短辺6を検出することにより、マーク4として検出されることを意図しないメモ書きや読取画像のノイズ(直線等)がマーク4として検出される可能性を軽減し、マーク4の長辺5および短辺6に基づいてマーク4の形状の特徴情報を取得し、取得したマーク4の形状の特徴情報に基づいて原稿に対して予め定めたコマンドが規定する処理を決定する。なお、本実施の形態において、本発明のマーク4としてチェックマークを用いる例について説明するが、これに限られず、一般的に用いられるHough変換等のベクトル認識を用いることにより、使用するマーク4の分類を増やしてもよい。
再び図1に戻り、本発明の画像読取装置100は、取得されたマーク4の原稿1内における座標を検出し、検出された座標に対応する位置情報を特定する(ステップSA−3)。
ここで、位置情報は、原稿1内において、マーク4の位置が、1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含んでいてもよい。
一例として、図1において、マーク4は、原稿1の余白部分3の左下の位置に記載する例を示すが、余白部分3の任意に位置にマーク4を記載してもよい。
また、一例として、上述した図4において、画像読取装置100は、マーク4が余白部分3−1の領域内の座標で検出された場合には、位置情報を(表面、左側、上側等)と特定し、マーク4が余白部分3−2の領域内の座標で検出された場合には、位置情報を(表面、右側、上側)と特定し、マーク4が余白部分3−3の領域内の座標で検出された場合には、位置情報を(表面、右側、下側等)と特定し、マーク4が余白部分3−4の領域内の座標で検出された場合には、位置情報を(表面、左側、下側等)と特定してもよい。
再び図1に戻り、本発明の画像読取装置100は、取得された特徴情報、および、特定された位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられたコマンドをコマンド辞書テーブル106aから検索する(ステップSA−4)。
ここで、本発明の画像読取装置100の記憶部は、コマンド辞書テーブル106aとして、原稿1の余白部分3の少なくとも一部に記載される所定のマーク4の形状の特徴情報と、マーク4の位置情報と、原稿1に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶部に記憶している。ここで、「コマンド」とは、利用者により指定される処理を画像読取装置100に実行させるための命令であり、当該処理を実行するプログラム、マクロ、ツール等の他、当該プログラム、マクロ、ツール等を起動するための命令(ファイル名、実行パラメータ等)を含む概念である。例えば、コマンドは、1)指定された画像を指定された格納先へ格納する格納用コマンド(例えば、移動、コピー、統合等)、2)指定された画像に対し画像処理を実行する画像処理用コマンド(例えば、マーク4の除去処理、2値変換、射影変換等)、3)指定された画像を指定された形式で変換、圧縮等を行う等の各種の操作を実行する操作用コマンド(例えば、JPEG変換、GIF変換、ZIP形式圧縮等)、4)その他のコマンド(例えば、処理の区分等)等を含む。
そして、本発明の画像読取装置100は、検索されたコマンドに規定された処理を原稿1に対して実行する(ステップSA−5)。
ここで、本発明の画像読取装置100は、原稿1の余白部分3の少なくとも一部に記載されるマーク4を、原稿1に対する処理を実行後、原稿1の余白部分3から削除するように画像処理を行ってもよい。以上で本発明の概要の説明を終える。
[画像読取装置100の構成]
次に、本画像読取装置100の構成について図8および図9を参照して説明する。図8は、本実施の形態における画像読取装置100の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図9は、本実施の形態のおけるコマンド辞書テーブル106aの構成の一例を示す図である。
図8において画像読取装置100は、概略的に、制御部102と通信制御インターフェース部104と入出力制御インターフェース部108と記憶部106と画像読取部116とを備えて構成される。ここで、制御部102は、画像読取装置100の全体を統括的に制御するCPU等である。また、記憶部106は、各種のデータベースやテーブルなどを格納する装置である。入出力制御インターフェース部108は、入力部(図示せず)や出力部(図示せず)や画像読取部116に接続されるインターフェースである。入出力制御インターフェース部108は、入力部や出力部や画像読取部116の制御を行う。ここで、出力部としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカを用いてもよく、また、入力部としては、キーボード、マウス、およびマイク等を用いてもよい。また、通信制御インターフェース部104は、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続されるインターフェースである。これら画像読取装置100の各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。更に、この画像読取装置100は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続されていてもよい。
記憶部106は、各種のデータベースやテーブル(コマンド辞書テーブル106aおよび画像データベース106b等)を格納する、固定ディスク装置等のストレージ手段である。例えば、記憶部106は、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベース等を格納する。
これら記憶部106の各構成要素のうち、コマンド辞書テーブル106aは、画像読取部116にて検出された原稿1の余白部分3の少なくとも一部に記載される所定のマーク4の形状の特徴情報と、マーク4の位置情報と、利用者により入力部(図示せず)を介して予め登録された原稿1に対する処理を規定するコマンドと、を関連付けて格納するコマンド記憶手段である。ここで、図9は本実施の形態のおけるコマンド辞書テーブル106aの構成の一例を示す図である。
図9に示すように、コマンド辞書テーブル106aに格納される、マーク4の形状の特徴情報は、マーク4の形状の特徴の分類に用いる情報等であり、例えば、マーク4の短辺6に対する長辺5の角度(例えば、90度以上であれば鈍角、または、90度未満であれば鋭角等)と、マーク4の向きに関する情報(例えば、短辺6から時計回り(または、反時計回り)方向で180度以内に長辺5を有するかに基づくマーク4の向きや、短辺6に対する長辺5の角度が上下左右のいずれかの方向を向いているかに基づくマーク4の向き等)である。
また、コマンド辞書テーブル106aに格納される、マーク4の位置情報は、原稿1内におけるマーク4の位置を示す情報等であり、例えば、制御部102により検出されたマーク4の座標に基づくマーク4の原稿1内における表裏、上下、左右等の位置を示す情報である。
また、コマンド辞書テーブル106aに格納される、コマンド(例えば、処理A1〜処理D1等)は、制御部102により実行される原稿1に対する処理を規定するプログラム等を呼び出すコマンド等であり、例えば、画像読取部116にて読み取られた原稿1の画像を指定された格納先へ格納する処理(例えば、ファイルの移動、コピー、統合等)や、原稿1の画像に対して行う画像処理(例えば、マーク4の削除処理、2値変換、射影変換等)や、指定されたファイルの保存形式で圧縮する処理(例えば、JPEG変換、GIF変換、ZIP形式圧縮等)などを規定するコマンドである。
再び図8に戻り、画像データベース106bは、各種の動画像や静止画像を格納する画像記憶手段であり、例えば、画像読取部116としてスキャナ装置等を用いた場合は、例えば、伝票類や写真等の書類等の原稿1の静止画像、また、画像読取部116としてデジタルカメラやWEBカメラ等を用いる場合は、撮影対象の動画像等や静止画像等を格納してもよい。また、画像データベース106bは、画像読取部116にて読み取られた画像(動画像等や静止画像等を含む)に対して、制御部102が行った各種の画像処理(例えば、射影変換やクロッピング等)後の動画像や静止画像等を格納してもよい。
また、図8において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラムや、各種の処理手順等を規定したプログラム、および、所要データを格納するための内部メモリを有する。そして、制御部102は、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、マーク検出部102a、位置情報特定部102b、コマンド検索部102c、コマンド実行部102d、および、余白部分特定部102eを備えて構成されている。
このうち、マーク検出部102aは、画像読取部116にて読み取られた原稿1の余白部分3からマーク4の特徴情報に合致するマーク4を少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マーク4の特徴情報を取得するマーク検出手段である。また、マーク検出部102aは、後述の余白部分特定部102eにより特定された原稿1の余白部分3からマーク4の特徴情報に合致するマーク4を少なくとも一つ検出してもよい。
ここで、画像読取部116は、原稿1を読み取る機能を備えたスキャナ装置等であり、例えば、コピー、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ等の機能を備えたデジタル複合機等であってもよい。また、画像読取部116は、撮影対象の動画像等や静止画像等を取得する機能を備えた、例えば、デジタルカメラやWEBカメラ等であってもよい。
また、位置情報特定部102bは、マーク検出部102aにより取得されたマーク4の原稿1内における座標を検出し、検出された座標に対応する位置情報を特定する位置情報特定手段である。
また、コマンド検索部102cは、マーク検出部102aにより取得された特徴情報、および、位置情報特定部102bにより特定された位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられたコマンドをコマンド辞書テーブル106aから検索するコマンド検索手段である。
また、コマンド実行部102dは、コマンド検索部102cにより検索されたコマンドに規定された処理を原稿1に対して実行し、画像データベース106bに格納するコマンド実行手段である。ここで、コマンド実行部102dは、原稿1の余白部分3の少なくとも一部に記載されるマーク4を、原稿1に対する処理を実行後、原稿1の余白部分3から削除するように画像処理を行い、マーク4が削除された原稿1の画像を画像データベース106bに格納してもよい。
また、余白部分特定部102eは、原稿1のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから原稿1の画像部分2までの領域を当該原稿1の中心方向へ向かって検索することにより、余白部分3を特定する余白部分特定手段である。以上で、本画像読取装置100の構成の説明を終える。
[画像読取装置100の処理]
次に、このように構成された本実施の形態における本画像読取装置100の処理の一例について、以下に図10図を参照して詳細に説明する。ここで、図10は、本実施の形態における画像読取装置100の処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、本画像読取装置100のマーク検出処理を含む処理の詳細について図10を参照して説明する。以下の処理において、一例として、図1に示すように、余白部分3の左下の位置にマーク4が記載された原稿1を用いる例について説明する。
図10に示すように、利用者は原稿1(伝票類等の書類など)を画像読取部116(スキャナ等)の給紙部にセットする(ステップSB−1)。ここで、画像読取部116がADF型のスキャナ等である場合、連続読取処理を行うよう利用者は複数枚の原稿1を画像読取部116の給紙部にセットしてもよい。また、利用者は、原稿1の余白部分3の任意の位置(例えば、左下の位置)に手書きにて所定のマーク4(例えば、チェックマーク)を記載してもよい。
そして、制御部102は、画像読取部116を制御することにより、原稿1を読み取る(ステップSB−2)。
そして、制御部102は、画像読取部116にて読み取られた原稿1と背景とを含む画像を認識する(ステップSB−3)。
そして、余白部分特定部102eは、画像読取部116にて読み取られた原稿1と背景とを含む画像に対し、原稿1と背景との境界線(原稿1の外縁の線)を輝度等に基づいて検出し、原稿1を背景から切り出すクロッピング処理を行うことにより、原稿1のコーナー(原稿1の4隅のコーナー)を検出する(ステップSB−4)。そして、余白部分特定部102eは、検出された原稿1の各コーナー(原稿1の4隅(左上、右上、右下、左下)のコーナー)から原稿1の画像部分2(領収書等の題名と内容部分とを含む部分)までの領域を当該原稿1の中心方向へ向かって斜め45度等の角度で検索することにより、余白部分3を特定し、原稿1の左下、左上、右上、右下の各コーナーの位置に基づいて、それぞれ余白部分3−1〜4に分類する。そして、マーク検出部102aは、画像読取部116にて読み取られた原稿1の余白部分3−1〜4から、マーク4が記載された余白部分3内のマーク領域(図示せず)を抽出する。
そして、ステップSB−4の処理の後、マーク検出部102aは、抽出されたマーク領域から、長辺5と短辺6が結合されて構成されるマーク4(例えば、チェックマーク)の長辺5と短辺6の特徴を抽出する(ステップSB−5)。具体的には、マーク検出部102aは、マーク4の形状の特徴情報として、マーク4の短辺6に対する長辺5の角度(例えば、短辺6に対する長辺5の角度が、90度以上であれば鈍角、または、90度未満であれば鋭角等)や、マーク4の向きに関する情報(例えば、短辺6から時計回り(または、反時計回り)方向で180度以内に長辺5を有するかに基づくマーク4の向きや、短辺6に対する長辺5の角度が上下左右のいずれかの方向を向いているかに基づくマーク4の向き等)を取得する。そして、マーク検出部102aは、取得されたマーク4の特徴情報に合致する予め登録されたマーク4を少なくとも一つ検出する。すなわち、マーク検出部102aは、マーク4を構成する長辺5や短辺6の向きや角度を含む特徴情報(例えば、上向き、鋭角、時計周り等)に基づいて、マーク4の形状を分類して検出する。
ここで、本実施形態において、原稿1の余白部分3に記載されるマーク4は、図5に示すように、正面方向から見て左側に短辺6、右側に長辺5を有しており、マーク4の向きは上向きである。また、マーク4は、短辺6から時計回り方向で180度以内に長辺5を有し、短辺6に対する長辺5の角度は90度未満(鋭角)である。
そして、コマンド検索部102cは、マーク検出部102aの処理により取得されたマーク4の形状の特徴情報(例えば、上向き、鋭角、時計周り等)を検索キーとして、当該特徴情報に関連付けられたコマンド(例えば、処理A1〜処理A4等)をコマンド辞書テーブル106aから検索する(ステップSB−6)。
一例として、マーク4の特徴情報に対応するコマンドが、上述の画像処理用コマンドである場合、マーク4の短辺6に対する長辺5の角度にはマーク4の除去処理の有無(例えば、鈍角:除去あり、鋭角:除去なし等)を指定してもよい。また、マーク4の特徴情報に対応するコマンドが、上述の操作用コマンドである場合、マーク4の向きに関する情報には圧縮の有無(例えば、時計回り:圧縮あり、反時計回り:圧縮なし等)やファイルの保存形式(上向き:BMP、下向き:JPEG、左向き:GIF、右向き:PNG等)を指定してもよい。
再びステップSB−4の処理の後に戻り、位置情報特定部102bは、マーク4の位置分析として、余白部分特定部102eの処理により分類された余白部分3−1〜4のうちどの余白部分の領域にマーク4が記載されたマーク領域があるかを判断し、マーク4が余白部分3−1の領域内の座標で検出された場合には、位置情報(例えば、表面、左側、上側等)を特定する(ステップSB−7)。また、位置情報特定部102bは、マーク検出部102aの処理により抽出されたマーク領域からマーク4の原稿1内における座標を検出し、検出された座標に対応する位置情報(例えば、表面、左側、上側等)を特定してもよい。
そして、コマンド検索部102cは、位置情報特定部102bの処理により特定された位置情報(例えば、表面、左側、上側)を検索キーとして、当該位置情報に関連付けられたコマンド(例えば、処理A2,処理B2,処理C2等)をコマンド辞書テーブル106aから検索する(ステップSB−8)。
一例として、マーク4の位置情報に対応するコマンドが、上述の格納用コマンドである場合、原稿1の表面には格納先(例えば、左上:請求書フォルダ、右上:注文書フォルダ、左下:領収書フォルダ、右下:その他等)を指定してもよい。また、一例として、コマンドが、上述のその他のコマンドである場合、原稿1の裏面には例えば、処理区分を示すコマンド(左上:例外処理、右上:緊急処理、左下:承認処理、右下:通常処理等)を指定してもよい。
そして、コマンド検索部102cは、ステップSB−6にて特徴情報(例えば、上向き、鋭角、時計周り等)を検索キーとして用いて検索されたコマンド(例えば、処理A1〜処理A4等)、および、ステップSB−8にて位置情報(例えば、表面、左側、上側等)を検索キーとして用いて検索されたコマンド(例えば、処理A2,処理B2,処理C2等)から、共通するコマンド(例えば、処理A2等)を、原稿1に対する処理フローとして決定する(ステップSB−9)。
すなわち、コマンド検索部102cは、マーク検出部102aの処理により取得された特徴情報(例えば、上向き、鋭角、時計周り等)、および、位置情報特定部102bの処理により特定された位置情報(例えば、表面、左側、上側等)を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられたコマンド(例えば、処理A2等)をコマンド辞書テーブル106aから検索する。
一例として、処理A2は、「原稿1に記載されたマーク4の除去処理を行わず(鋭角:除去なし)、BMP形式(上向き:BMP)で圧縮(時計周り:圧縮あり)して、画像データベース106bの請求書フォルダ(表面左上:請求書フォルダ)へ格納するよう処理を行うコマンド」等であってもよい。
そして、コマンド実行部102dは、コマンド検索部102cの処理により、検索されたコマンド(例えば、処理A2)に規定された処理(例えば、原稿1に記載されたマーク4の除去処理を行わず、BMP形式で圧縮して、画像データベース106bの請求書フォルダへ格納するよう処理)を原稿1に対して実行し、BMP形式で圧縮された原稿1の画像を、画像データベース106bの請求書フォルダへ格納する。以上で、本画像読取装置100の処理の詳細の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、画像読取装置100がスタンドアローンの形態で処理を行う場合を一例に説明したが、画像読取装置100とは別筐体で構成されるクライアント端末からの要求に応じて処理を行い、その処理結果を当該クライアント端末に返却するように構成してもよい。
また、画像読取部116として、原稿1等を読み取るスキャナ装置等として適用した例について説明したが、画像読取部116として、例えば、撮影対象である原稿1等を撮影可能なデジタルカメラやWEBカメラ等を用いてもよい。
また、画像読取装置100が、画像読取装置100とは別筐体で構成される画像読取部116にて読み取られた原稿1に対する処理を決定し実行するよう場合を一例に説明したが、画像読取部116を画像読取装置100に一体化して構成してもよい。例えば、画像読取装置100は、画像読取部116としてCCDカメラ等を備えた、デジタルカメラ等であってもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
このほか、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、画像読取装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、画像読取装置100の各装置が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて画像読取装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106などは、OS(Operating System)として協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、画像読取装置100に対して任意のネットワーク300を介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワーク300を介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等(コマンド辞書テーブル106aおよび画像データベース106b等)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやデータベース等を格納する。
また、画像読取装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置を接続し、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて、または、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上詳述に説明したように、本発明は、任意の形式の原稿の余白部分の任意の位置に原稿に対する処理を指定する簡易な形式のマークを記載することができ、そのマークの形状の特徴情報および位置情報に基づいて原稿に対する処理を自動的に決定し実行することができ、これにより、マークの検出精度を向上させ、マークの読取処理負荷を軽減し、マークの読取処理時間を短縮させた画像読取装置およびマーク検出方法を提供するので、情報処理分野等の様々な分野において極めて有用である。
本発明に適用する原稿1を用いた本画像読取装置100の基本処理の一例を示す図である。 原稿1の余白部分3の一例を示す図である。 原稿1の余白部分3の一例を示す図である。 原稿1の余白部分3の一例を示す図である。 原稿1に記載されるマーク4の一例を示す図である。 原稿1に記載されるマーク4の一例を示す図である。 原稿1に記載されるマーク4の一例を示す図である。 本実施の形態における画像読取装置100の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態のおけるコマンド辞書テーブル106aの構成の一例を示す図である。 本実施の形態における画像読取装置100の処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 原稿
2 画像部分
3 余白部分
4 マーク
5 長辺
6 短辺
100 画像読取装置
102 制御部
102a マーク検出部
102b 位置情報特定部
102c コマンド検索部
102d コマンド実行部
102e 余白部分特定部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a コマンド辞書テーブル
106b 画像データベース
108 入出力制御インターフェース部
116 画像読取部
300 ネットワーク

Claims (10)

  1. 少なくとも一部に余白部分を有する原稿を読み取る画像読取部と、記憶部と、制御部と、を少なくとも備えた画像読取装置であって、
    上記記憶部は、
    上記原稿の上記余白部分の少なくとも一部に記載される所定のマークの形状の特徴情報と、上記マークの位置情報と、上記原稿に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶するコマンド記憶手段
    を備え、
    上記制御部は、
    上記画像読取部にて読み取られた上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マークの上記特徴情報を取得するマーク検出手段と、
    上記マーク検出手段により取得された上記マークの上記原稿内における座標を検出し、検出された上記座標に対応する上記位置情報を特定する位置情報特定手段と、
    上記マーク検出手段により取得された上記特徴情報、および、上記位置情報特定手段により特定された上記位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられた上記コマンドを上記コマンド記憶手段から検索するコマンド検索手段と、
    上記コマンド検索手段により検索された上記コマンドに規定された上記処理を上記原稿に対して実行するコマンド実行手段と、
    を備えたことを特徴とする、画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    上記制御部は、
    上記原稿のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから上記原稿の画像部分までの領域を当該原稿の中心方向へ向かって検索することにより、上記余白部分を特定する余白部分特定手段
    を更に備え、
    上記マーク検出手段は、
    上記余白部分特定手段により特定された上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することを特徴とする、画像読取装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像読取装置において、
    上記マークは、長辺と短辺とを少なくとも備えており、
    上記特徴情報は、上記マークの上記短辺に対する上記長辺の角度と、上記マークの向きに関する情報とを少なくとも含むことを特徴とする、画像読取装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像読取装置において、
    上記位置情報は、上記原稿内において、上記マークの位置が、
    1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、
    のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含むことを特徴とする、画像読取装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像読取装置において、
    上記マークは、利用者により手書きにて記載されることを特徴とする、画像読取装置。
  6. 少なくとも一部に余白部分を有する原稿を読み取る画像読取部と、記憶部と、制御部と、を少なくとも備えた画像読取装置において実行されるマーク検出方法であって、
    上記記憶部は、
    上記原稿の上記余白部分の少なくとも一部に記載される所定のマークの形状の特徴情報と、上記マークの位置情報と、上記原稿に対する処理を規定するコマンドとを関連付けて記憶するコマンド記憶手段
    を備え、
    上記制御部において実行される、
    上記画像読取部にて読み取られた上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することにより、検出された当該マークの上記特徴情報を取得するマーク検出ステップと、
    上記マーク検出ステップにて取得された上記マークの上記原稿内における座標を検出し、検出された上記座標に対応する上記位置情報を特定する位置情報特定ステップと、
    上記マーク検出ステップにて取得された上記特徴情報、および、上記位置情報特定ステップにて特定された上記位置情報を検索キーとして、当該特徴情報および当該位置情報に関連付けられた上記コマンドを上記コマンド記憶手段から検索するコマンド検索ステップと、
    上記コマンド検索ステップにて検索された上記コマンドに規定された上記処理を上記原稿に対して実行するコマンド実行ステップと、
    を含むことを特徴とする、マーク検出方法。
  7. 請求項6に記載のマーク検出方法において、
    上記制御部において実行される、
    上記原稿のコーナーを検出し、検出された当該コーナーから上記原稿の画像部分までの領域を当該原稿の中心方向へ向かって検索することにより、上記余白部分を特定する余白部分特定ステップ
    を更に含み、
    上記マーク検出ステップにおいて、
    上記余白部分特定ステップにて特定された上記原稿の上記余白部分から上記マークの上記特徴情報に合致するマークを少なくとも一つ検出することを特徴とする、マーク検出方法。
  8. 請求項6または7に記載のマーク検出方法において、
    上記マークは、長辺と短辺とを少なくとも備えており、
    上記特徴情報は、上記マークの上記短辺に対する上記長辺の角度と、上記マークの向きに関する情報とを少なくとも含むことを特徴とする、マーク検出方法。
  9. 請求項6〜8のいずれか一つに記載のマーク検出方法において、
    上記位置情報は、上記原稿内において、上記マークの位置が、
    1)表面か裏面か、2)上側か下側か、または、3)左側か右側か、
    のうち少なくとも1つの位置を示す情報を含むことを特徴とする、マーク検出方法。
  10. 請求項6〜9のいずれか一つに記載のマーク検出方法において、
    上記マークは、利用者により手書きにて記載されることを特徴とする、マーク検出方法。
JP2008125915A 2008-05-13 2008-05-13 画像読取装置およびマーク検出方法 Expired - Fee Related JP5129648B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125915A JP5129648B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 画像読取装置およびマーク検出方法
US12/423,870 US8416466B2 (en) 2008-05-13 2009-04-15 Image reading apparatus and mark detection method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008125915A JP5129648B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 画像読取装置およびマーク検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009276900A JP2009276900A (ja) 2009-11-26
JP5129648B2 true JP5129648B2 (ja) 2013-01-30

Family

ID=41315887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008125915A Expired - Fee Related JP5129648B2 (ja) 2008-05-13 2008-05-13 画像読取装置およびマーク検出方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8416466B2 (ja)
JP (1) JP5129648B2 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2538371B1 (de) * 2011-06-22 2019-11-27 Thomas Meschede Verfahren zum Scannen von Dokumenten und automatischen Steuern der Weiterverarbeitung der Dokumente
US9285984B2 (en) 2012-07-24 2016-03-15 Casio Computer Co., Ltd Information processing apparatus and computer readable medium
JP5971003B2 (ja) * 2012-07-24 2016-08-17 カシオ計算機株式会社 情報処理装置及びプログラム
US9311549B2 (en) * 2012-08-17 2016-04-12 Evernote Corporation Using surfaces with printed patterns for identification of imaging and data processing activities
JP6159015B2 (ja) * 2013-04-02 2017-07-05 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー メモ認識システム及び方法
WO2014165438A1 (en) * 2013-04-02 2014-10-09 3M Innovative Properties Company Systems and methods for managing notes
US10127196B2 (en) 2013-04-02 2018-11-13 3M Innovative Properties Company Systems and methods for managing notes
EP3020002B1 (en) 2013-07-09 2022-05-04 3M Innovative Properties Company Note recognition and management using color classification
TWI651640B (zh) 2013-10-16 2019-02-21 3M新設資產公司 在使用者介面上組織數位便箋
WO2015057785A2 (en) 2013-10-16 2015-04-23 3M Innovative Properties Company Adding, deleting digital notes from a group of digital notes
EP3644224B1 (en) 2013-10-16 2023-09-27 3M Innovative Properties Company Note recognition for overlapping physical notes
US9274693B2 (en) 2013-10-16 2016-03-01 3M Innovative Properties Company Editing digital notes representing physical notes
TWI643134B (zh) 2013-10-16 2018-12-01 3M新設資產公司 建立並操作表示實體便箋的軟體便箋之方法、電腦系統、非暫時性電腦可讀取媒體及運算裝置
WO2015057793A1 (en) 2013-10-16 2015-04-23 3M Innovative Properties Company Multi-color channel detection for note recognition and management
WO2015116803A1 (en) 2014-01-31 2015-08-06 3M Innovative Properties Company Note capture and recognition with manual assist
CN106413516B (zh) * 2014-07-30 2018-01-23 奥林巴斯株式会社 图像处理装置
JP6384396B2 (ja) * 2015-05-12 2018-09-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
JP6380337B2 (ja) * 2015-11-09 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像読取装置及び画像形成装置
JP6439738B2 (ja) * 2016-04-18 2018-12-19 カシオ計算機株式会社 画像処理装置及びプログラム
US10163006B2 (en) 2017-02-27 2018-12-25 International Business Machines Corporation Selection determination for freehand marks
WO2019125414A1 (en) 2017-12-19 2019-06-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Generating control data for a printing system
CN108189568A (zh) * 2017-12-20 2018-06-22 深圳市赛亿科技开发有限公司 发票打印机及其控制方法
JP7056176B2 (ja) * 2018-01-26 2022-04-19 株式会社リコー 位置検出装置、画像形成装置、および位置検出方法
CN109117814B (zh) * 2018-08-27 2020-11-03 京东数字科技控股有限公司 图像处理方法、装置、电子设备及介质
CN109669710B (zh) * 2018-11-30 2022-02-01 维沃移动通信有限公司 便签处理方法及终端

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5304786A (en) * 1990-01-05 1994-04-19 Symbol Technologies, Inc. High density two-dimensional bar code symbol
JPH10111793A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム
US20020051262A1 (en) * 2000-03-14 2002-05-02 Nuttall Gordon R. Image capture device with handwritten annotation
JP2002368954A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd プログラム取得システム
US7164500B2 (en) * 2002-01-29 2007-01-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method and apparatus for the automatic generation of image capture device control marks
JP2004023167A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置、画像出力台帳作成装置、および画像処理プログラム
JP2004228951A (ja) * 2003-01-23 2004-08-12 Ricoh Co Ltd デジタル複合機
US7509569B2 (en) * 2003-03-31 2009-03-24 Ricoh Co., Ltd. Action stickers for nested collections
JP2005196637A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP4891608B2 (ja) * 2005-12-19 2012-03-07 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機の断裁制御装置及び断裁制御方法
JP5042562B2 (ja) * 2006-08-22 2012-10-03 株式会社リコー 画像処理装置、手書き情報認識方法、手書き情報認識プログラム
JP2008085820A (ja) 2006-09-28 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置、システム及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090284806A1 (en) 2009-11-19
US8416466B2 (en) 2013-04-09
JP2009276900A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5129648B2 (ja) 画像読取装置およびマーク検出方法
KR102403964B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 저장 매체
US8131081B2 (en) Image processing apparatus, and computer program product
KR100788444B1 (ko) 로그 데이터 기록 장치 및 로그 데이터 기록 방법
US7596271B2 (en) Image processing system and image processing method
EP3487159B1 (en) Image forming apparatus, scanned image correction method thereof, and non-transitory computer-readable recording medium
JP4914185B2 (ja) 画像読取処理装置および画像読取処理方法
US8199967B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP2006025129A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP2008204184A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2005210563A (ja) 文書処理装置
US8605325B2 (en) Device, method, and computer readable medium for inserting a user selected thumbnail into an image file
US10638001B2 (en) Information processing apparatus for performing optical character recognition (OCR) processing on image data and converting image data to document data
JP2009027370A (ja) 画像読取装置、画像読取処理装置、画像読取方法、およびプログラム
JP2007328432A (ja) 帳票処理装置、帳票処理方法及びプログラム
US8004712B2 (en) Image processing apparatus and method
JP4131614B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JP2017072941A (ja) 文書振り分けシステム、情報処理方法及びプログラム
US8711440B2 (en) Method of producing probabilities of being a template shape
JP2007048061A (ja) 文字処理装置、文字処理方法及び記録媒体
JP2006165863A (ja) 情報処理システム
JP6798309B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP7364998B2 (ja) 文書分類システムおよび文書分類プログラム
JP2004280514A (ja) Pdfファイル及びpdfファイル作成システム
US20220311889A1 (en) Information processing apparatus and information processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees