JP5124212B2 - 重複する面積一定のらせん溝を有するcmpパッド - Google Patents

重複する面積一定のらせん溝を有するcmpパッド Download PDF

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Description

発明の背景
本発明は一般にケミカルメカニカルポリッシング(CMP)の分野に関する。特に、本発明は、重複する面積一定のらせん溝を有するCMPパッドを導出することに関する。
半導体ウェーハ上での集積回路および他の電子機器の製造においては、導体、半導体および絶縁体材料の複数の層をウェーハ上に堆積させ、エッチングする。これらの材料の薄い層は、多数の堆積技術によって堆積させることができる。最新のウェーハ加工で一般的な堆積技術としては、物理蒸着法(PVD)(スパッタリングとしても知られる)、化学蒸着法(CVD)、プラズマ増強化学蒸着法(PECVD)および電気化学的めっき法がある。一般的なエッチング技術としては、とりわけ、湿式および乾式の等方性および異方性エッチングがある。
材料層が逐次に堆積され、エッチングされるにつれ、ウェーハの表面が非平坦になる。後続の半導体加工(たとえばフォトリソグラフィー)は、ウェーハが平坦面を有することを要するため、ウェーハを定期的に平坦化する必要がある。望ましくない表面トポグラフィーならびに表面欠陥、たとえば粗面、凝集した材料、結晶格子の損傷、スクラッチおよび汚染された層または材料を除去するためには平坦化が有用である。
ケミカルメカニカルプラナリゼーションまたはケミカルメカニカルポリッシング(CMP)は、半導体ウェーハおよび他の加工物を平坦化するために使用される一般的な技術である。二軸回転研磨機を使用する従来のCMPでは、ウェーハキャリヤまたは研磨ヘッドがキャリヤアセンブリに取り付けられる。研磨ヘッドがウェーハを保持し、研磨機内で研磨パッドの研磨層と接する状態に配置する。研磨パッドは、平坦化されるウェーハの直径の二倍を超える直径を有する。研磨中、研磨パッドおよびウェーハはそれぞれの同心円中心を中心に回転し、その間にウェーハが研磨層と係り合う。ウェーハの回転軸は、研磨パッドの回転軸からウェーハの半径よりも大きい距離だけオフセットし、パッドの回転がパッドの研磨層上に環状の「ウェーハトラック」を描き出す。ウェーハの唯一の運動が回転である場合、ウェーハトラックの幅はウェーハの直径と等しい。しかし、一部の二軸研磨機では、ウェーハは、その回転軸に対して垂直な平面で振動する。この場合、ウェーハトラックの幅は、振動による変位を勘案した量だけウェーハの直径よりも広くなる。キャリヤアセンブリは、ウェーハと研磨パッドとの間に制御可能な圧力を提供する。研磨中、スラリーまたは他の研磨媒体が研磨パッド上に流され、ウェーハと研磨層との間の隙間に流し込まれる。ウェーハ表面は、研磨層および表面上の研磨媒体の化学的かつ機械的作用によって研磨され、平坦化される。
研磨パッド設計を最適化するため、CMP中の研磨層、研磨媒体およびウェーハ表面の間の相互作用がますます研究されている。長年にわたる研磨パッド開発の大部分は、経験的性質のものであった。研磨面または研磨層の設計の多くは、スラリー利用度および研磨均一性を高めると主張されるさまざまなパターンの空隙および溝配置をこれらの層に設けることに集中してきた。長年にわたり、多くの異なる溝および空隙のパターンおよび配置が具現化されてきた。従来技術の溝パターンとしては、とりわけ、半径方向、同心円状、デカルト格子状およびらせん状がある。従来技術の溝配置形態としては、すべての溝の幅および深さが均一である配置形態ならびに溝の幅または深さが溝ごとに異なる配置形態がある。
特に、回転式の研磨パッドに用いられる多くの従来技術の溝パターンでは、溝は一回以上にわたって相互に交差する。たとえば、Taliehの米国特許第5,650,039号では、その図3において、直接隣接する部分が反対方向に湾曲して相互に交差するように配置されたらせん状または円形状の弓形溝部を有する円形の研磨パッドを開示している。Doiらの日本特許公報第2001−138212号では、パッドの同心円中心の隣接位置からパッドの端部まで伸び、それらの長さに沿って複数回にわたって相互に交差する二組のらせん溝を有する円形の研磨パッドを開示している。これらの溝パターンは公知であるが、研磨パッドの設計者は、公知のパッドと比較してより有効かつ有用な研磨パッドを実現する溝パターンを常に追求している。
発明の開示
本発明の一つの特徴では、研磨パッドは、研磨媒体の存在下で磁性基材、光学基材および半導体基材の少なくとも一つを研磨するために構成され、同心円中心および外周を有する円形の研磨面を含む研磨層と;円形の研磨面に形成される少なくとも一つの第一溝と;円形の研磨面に形成され、少なくとも一つの第一溝と少なくとも二回にわたって交差し、四つの湾曲した辺を有する少なくとも一つの四辺区域を定義する、少なくとも一つの第二溝とを含み、;少なくとも一つの第一溝および少なくとも一つの第二溝のおのおのが、それぞれ円形の研磨面に対し、同心円中心に隣接する第一位置から外周に隣接する第二位置までの各円周溝部割合を伴う円形の研磨面を備え、各円周溝部割合が平均を有するとともに平均から約25%以内に維持される。
本発明のもう一つの特徴では、研磨パッドは、研磨媒体の存在下で磁性基材、光学基材および半導体基材の少なくとも一つを研磨するために構成され、同心円中心および外周を有する円形の研磨面を含む研磨層と;第一開始半径を有し、円形の研磨面に形成される複数の第一溝を含み、複数の第一溝がそれぞれ第一開始半径の関数として一定の円周溝部割合に関する一連の式に従って配置され、第一平均を有するとともに第一平均から約5%以内に維持される第一円周溝部割合を備える第一溝セットと;第二開始半径を有し、円形の研磨面に形成される複数の第二溝を含み、複数の第一溝が複数の第二溝と少なくとも一回にわたって交差することで、それぞれが四つの湾曲した辺を有する複数の四辺区域を定義し、複数の第二溝がそれぞれ第二開始半径の関数として一定の円周溝部割合に関する一連の式に従って配置され、第二平均を有するとともに第二平均から約5%以内に維持される第二円周溝部割合を備える第二溝セットとを含む。
発明の詳細な説明
図面を参照すると、図1〜3は、本発明に従って作製され、後に詳述するようにCMP研磨装置に使用することができる研磨パッド100を示す。図2に示すように、研磨パッド100は、研磨面108を有する研磨層104を含む。研磨層104は、研磨層と一体で形成することができる、または研磨層と別個に形成することができるバッキング層112で支持することができる。研磨層104は、被研磨物品、たとえば、とりわけ半導体ウェーハ(図1の輪郭114で指示する)、コンピュータハードドライブのディスクなどの磁気媒体物品または屈折レンズ、反射レンズ、平面反射板もしくは透明平面物品などの光学部品の研磨に好適なあらゆる材料から作製することができる。研磨層104の材料の例としては、説明のためであってこれらに限定されるものではないが、さまざまなポリマープラスチック、たとえば、とりわけポリウレタン、ポリブタジエン、ポリカーボネートおよびポリメチルアクリレートを含む。
図1および3に示すように、通常、研磨パッド100は円板形状を有し、研磨面108は同心円中心または原点Oと、原点Oから距離Ro(図3)に位置する円形外周120とを有する。使用中、被研磨物品(図中では輪郭114で指示されるウェーハ)は、必ずではないが通常は半導体ウェーハであり、研磨パッド100が原点Oを中心に回転するにつれ、研磨面108上に円形の研磨(ウェーハ)トラック124を描き出す。研磨トラック124は、研磨面のうち、研磨中に被研磨物品に面する部分である。一般に、研磨トラック124は、内側境界124Aおよび外側境界124Bによって定義される。当業者が容易に理解するように、ウェーハトラック124の内側および外側境界124A−Bは概ね円形状であるが、被研磨物品または研磨パッド100をオービタル運動または振動運動させる研磨機の場合には、波状であると考えることができる。
図1〜3を参照すると、研磨パッド100は二組の溝セット128、132を含み、それぞれの溝セットが複数の対応する溝128A、132Aを包含する。重要な点として、後に詳述するように、各溝128Aは溝132Aと交差するように構成および配置され、各溝128A、132Aは実質的に「面積一定」の溝である。実際に面積一定である溝では、溝外部における補完的な円部分の長さに対する、溝の一方側から他方側に向かって溝と交差する円部分の長さの比は、円の半径に関係なく同一の値である。そのため、溝128A、132Aの各セット128、132による研磨面108の溝部割合は、原点Oと同心でそのセットの溝と交差する任意の円に沿って測定すると、そのセットの全体にわたって実質的に一定である、すなわち平均から25%以内である。本明細書では、この概念を「円周溝部割合」または単純に「CF」とする。各溝128A、132Aは、特定の組み合わせの設計基準に適合するため、事実上、いかなる所望の断面形状および断面寸法も有することができる。したがって、特に図2に示すように、溝128A、132Aの矩形の断面形状および図示した相対的な断面寸法は一例に過ぎない。当業者は、設計者が本発明の研磨パッド、たとえばパッド100に対し、広範囲にわたる形状および寸法の溝128A、132Aを提供することができることを理解する。また、当業者は、溝128A、132Aの断面形状および寸法について、各溝の長手方向に沿って異なるか、溝ごとに異なるか、またはその両方とすることができることも容易に理解する。溝セット132の溝132Aは、研磨トラック124を通過し、内側境界124Aおよび外側境界124Bと交差するのに対し、溝セット128の溝128Aは外側境界124Bのみと交差する。当業者が容易に理解するように、セット128、132の溝128A、132Aによる境界124A−Bの一方または両方との交差の有無は、研磨パッド100の設計において満たすべき研磨要求の関数である。
溝128A、132Aのセット128、132ごとに、らせん形状を定義する以下の式に基づいて対応する各溝を配置することにより、一定のCFが得られる:
Figure 0005124212

ここで、Rはパッド中心からの距離、φはパッド中心に固定された極座標上の角度であり、
Figure 0005124212

であり、Rsはらせんの開始半径である。本明細書および添付の請求項では、式{1}〜{3}を「一定の円周溝部割合に関する一連の式」または単純に「CF式」とする。
上述のCF式から明らかなように、溝128A、132Aの曲率を定義する変数は、Rs、すなわち対応する溝セットの内側または開始半径である。R1が各溝132Aの開始半径であり、R2が各溝128Aの開始半径である図3から容易に理解されるように、開始半径が小さくなるにつれ、原点Oを中心とした各溝の巻きターン数が多くなる。開始半径R1が比較的小さいため、各溝132Aは原点Oを中心とした巻きターン数が三ターンを超え、開始半径R2が比較的大きい各溝128Aは、原点を中心とした巻きターン数がおよそ十二分の一ターンとなる。各溝セット128、132(図1)の開始半径は、溝が原点Oから開始するであろうゼロから、研磨パッド100の外半径Ro未満までの任意の値であることができるが、事実上、一つの開始半径(図3のR1)は、必ずではないが通常は、ウェーハトラック124の内側境界124A(図1)の半径よりも小さく、もう一つの開始半径(図3のR2)は、必ずではないが通常は、ウェーハトラックの外側境界124B(図1)よりも小さい。ウェーハ均一性を調整するため、開始半径R1は好ましくはウェーハトラックの外側にあり、比較的大きい開始半径R2はウェーハトラック内にある。これにより、研磨の調整および微調整が可能になり、ウェーハ内の均一性を向上させることができる。
本発明に従って作製された研磨パッドの例示的な一連の態様では、少なくとも一組の溝セットの溝が原点Oを中心に少なくとも二ターンすることを所望することができる。この場合、上述のCF式を用いると、かかる溝の開始半径がパッド半径R0の約1/12未満であることを要する。300mmウェーハ研磨機では、パッド半径はおよそ15''(381mm)であることができるため、開始半径を約1.25インチ(31.7mm)とし、結果的に完全に二ターンのらせん溝とする必要がある。もう一つの例示的な一連の態様では、少なくとも一組の溝セットの溝が原点Oを中心に一ターン以下することを所望することができる。この場合、CF式の開始半径がパッド半径R0の1/3以上である、または上述の300mmパッドであれば5インチ(127mm)であることを要する。さらにもう一つの態様では、一方の溝セットの溝が少なくとも完全に二ターンするのに対し、他方のセットの溝が一ターン以下することを所望することができる。当然のことながら、当業者は、さらに他の態様において、所望に応じて他の巻き要件を満たすことができることを理解する。
実質的にCF式に従って溝を形成すると、一定のCFらせん溝128A、132Aが得られるが、これを換言すれば、各溝セット128、132(図1)の半径Rの関数として研磨面108の面積が実質的に一定となり、さらには、CFが非一定または実質的に非一定である溝セットを有する研磨パッドよりも研磨性能の均一性が高まると換言することができる。CFが一定であることの主な効果として、ウェーハとパッドとの間に二点間の厚さが実質的に均一であるスラリー膜が定着し、それによってウェーハに対するパッド上の力で、ウェーハをパッドの平均平面と正確に平行に均衡させる。一方、CFが非一定であると、パッドとウェーハとの間の流体力学的状態が二点間で異なるため、結果的にウェーハが傾斜し、それに応じて材料除去が不均一になる。各溝セット128、132に関するCFの実際のパーセンテージは、所与の半径における溝128A、132Aの本数と、その半径における溝の幅と、その半径における溝の曲率とに依存する。ただし、CFは事実上、任意のパーセンテージであることができるが、これまでの経験が示すところでは、連結CF、すなわち溝セット128のCFと溝セット132のCFとの合計が約10%〜約45%の範囲にある場合に、半導体ウェーハ研磨について良好な性能が得られる。さらに、既述のように、本開示では多様な曲率を有する溝が可能である。研磨パッド100では、各溝128Aの原点Oを中心とした巻きターンは約1/12に過ぎないが、各溝132Aの巻きターンは三ターンを超える。当然のことながら、特定の設計に適合する必要に応じて、より小さい、またはより大きい弧を使用することができる。
対応するそれぞれのセット128、132に溝128A、132Aを構成し、配置するための他の変数は、溝数、溝の曲率方向ならびに各セットにおける溝の始点および終点を含む。溝128A、132Aの本数について、設計者は、各セット128、132に一本の溝から、各セットに所望の本数までの溝を設けることができる。当然のことながら、研磨面108上に物理的に適合することができる溝128A、132Aの最大本数に関し、実用的な制限は存在する。二組のセット(ここではセット128、132)の間の溝(この例では128A、132A)の曲率方向は、設計者次第である。設計によっては、一方のセットの溝が原点Oを中心に他方のセットと同一の方向に巻く、または他方のセットと反対の方向に巻くことができる。両方のセットが同一の方向に巻く場合、時計回りまたは反時計回りのいずれかの方向に巻くことができる。
ただし、これに関連して、前述のCFの性質のため、たとえば図6および7の溝セット304、308のように、両方の溝セットが同一の方向に巻く場合、それぞれのセットの溝は異なる開始半径で開始する必要がある。開始半径が等しい場合、同一方向に巻く溝は同一の曲率を有するため、相互に交差することがない。当然のことながら、反対方向に巻く溝が交差することは、それぞれの溝セットの溝部領域の半径方向範囲が十分に重複している限り、本質的な特徴である。
図1〜3における例示的な研磨パッド100では、CF式を用いて溝128A、132Aを配置することに基づく各溝セット128、132のCF値は一定であるが、他の態様では、CFはやや非一定であることができる。これらの態様では、各溝セットのCFがパッド半径の関数としてのその平均値から約25%以内に維持され、好ましくはその平均値から約10%以内に維持されることが好ましい。もっとも好ましくは、CFはパッド半径の関数としてのその平均値から5%以内に維持され、理想的には、CFはパッド半径の関数としてのその平均値に一定に維持される。意図した研磨領域においてCFを安定的に維持することがもっとも重要である。たとえば、ウェーハの研磨時、好ましくは、CFはウェーハトラック内に安定的に維持される。このようにCFを制限することで、とりわけ、理想的な溝形成からのバリエーション(たとえば、溝設計公差を緩和し、溝形成工程の費用および時間を削減する)および研磨パッドの半径の関数である研磨効果の補償(たとえば、スラリー分散の関数としての材料除去)が可能となる。
図1から容易に理解されるように、交差する溝セット128、132は、対応する各溝128A、132Aの四つの部分によってそれぞれ区切られる複数の四辺区域136を定義する。図示した態様では、溝128A、132Aはらせん形状であり、各四辺区域136の四つの辺はそれぞれ曲線状である。また、四辺区域と研磨パッド100の中心Oとの半径方向距離が増すにつれ、四辺区域136の面積が増加することも容易に理解される。
図4〜11は、本発明に従ったいくつかの例示的な別の研磨パッド200、300、400、450を示す。図4および5は、溝が相互に反対方向に巻く溝204A、208Aの二組のセット204、208を有する研磨パッド200を示す。明確にするため、図5は特に溝204A、208Aのそれぞれ一本を示す。溝128A、132Aと同様に、各溝204A、208Aは、特定の応用に好適な任意の横断面構成を有することができる。また、図1〜3の溝128A、132Aと同様に、溝204A、208Aは、各溝セット204、208のCFが一定となるように上述のCF式に従って配置されたらせん溝である。図1の研磨パッド100と同様に、図4の交差する溝204A、208Aは、対応する各溝204A、208Aの曲線部によって定義される四つの曲線状の辺をそれぞれ有する複数の区域212を定義する。また、図1の研磨パッド100と同様に、研磨パッド200の中心Oからの半径方向距離が増すにつれ、図4の区域312の面積が増加する。
図6および7は、図1の対応する各溝128A、132Aおよび図4の溝204A、208Aと一般に同一である溝304A、308Aの二組のセット304、308を有する研磨パッド300を示す。ただし、研磨パッド300の場合、上述の記載のように、溝304Aおよび溝308Aはそれぞれパッドの原点Oを中心に同一方向に巻く。明確にするため、図7は、各セット304、308から一本の溝304A、308Aを示す。各セット304、308を完成するには、単純に、図示したそれぞれの溝304A、308Aを研磨パッド全体の周方向において一定の角ピッチで反復する。以上では、溝304A、308AをCF式に従って提供し、各溝セット304、308のCFを一定とした。図6で確認することができるように、交差溝304A、308Aは、それぞれ対応する各溝304A、308Aの曲線部によって定義される四つの曲線状の辺を有する複数の区域312を定義する。再び、研磨パッド300の中心Oからの半径方向距離が増すにつれて、区域312の面積は増加する。
図8および9は、研磨パッド400を示す。研磨パッド400の溝パターンは、本質的に、一定の角ピッチで反復されて溝404Aの第一セット404を提供し、その後、反対方向に巻く溝408Aを鏡像的に提供し、一定の角ピッチで反復されて溝の第二セット408を提供する、単一のらせん溝形状に基づいている。研磨パッド400は、特に、異なる溝セット、この場合にはセット404、408が、図1〜7の研磨パッド100、200、300のように異なる内側および外側境界を有する必要がないことを示す。むしろ、両方のセット404、408は、同一の内側および外側境界412、416を共有することができる。以上では、各セット404、408の溝404A、408Aは、それぞれCF式に従って配置され、各溝セット404、408のCFは実質的に一定となる。溝404A、408Aの他の特徴、たとえば深さ、横断面形状および幅は、上述の図1〜3の溝128A、132Aに関連した説明と同様であることができる。図8で確認することができるように、交差溝404A、408Aは、それぞれ対応する各溝404A、408Aの曲線部によって定義される四つの曲線状の辺を有する複数の区域412を定義する。研磨パッド400の同心円中心からの半径方向距離が増すにつれて、区域412の面積は増加する。
研磨パッド400は、反対に巻く溝の二つのセット404、408が、実際に、同一の内側開始半径を有することができることを示すが、多くの態様では、研磨媒体流動の目的のため、一方の溝セットの溝が、ウェーハトラックの内側境界よりも小さな内側半径から、ウェーハトラックの外側境界よりも大きな外側半径へ拡大し、もう一方の溝セットの溝が、ウェーハトラック内に位置する内側半径から、ウェーハトラック外に位置する外側半径へ拡大することが望ましい。このように、一方のセットの溝はウェーハトラック全体を通じて拡大し、他方のセットの溝はウェーハトラック内から研磨パッドの外周に向かって拡大する。この状況は、図1〜7、10および11の研磨パッド100、200、300、450のそれぞれに示される。
図10および11は、それぞれ交差するCF一定溝454A、458Aの二つのセット454、458を有する研磨パッド450を示す。溝セット454、458は、図4および5の研磨パッド200の溝セット208、204にそれぞれ非常に類似しているが、ただし、研磨パッド200の各セット204、208における図4および5の溝204A、208Aは、パッド全体にわたって一定の各ピッチで配列されるのに対し、図10および11の454A、458Aは、研磨パッド450全体にわたって異なる角ピッチで配列される。例示的な研磨パッド200では、溝セット208に20本の溝208A(および結果的に、直接隣接する溝208A間に20の区域)があり、一定の角ピッチは360°/20=18°となる。同様に、溝セット204には127本の溝204A(および結果的に、直接隣接する溝204A間に127の区域)があり、一定の角ピッチは360°/127≒2.84°となる。当然のことながら、別の態様では、各セット454、458の溝454A、458Aの本数が図示した本数と異なっていることができ、特定の設計の要求に応じて多数または少数になるように選択することができる。
図10および11を参照すると、一方、研磨パッド450の溝セット454では、溝454Aはα=9°とβ=27°とが交互になる異なる角ピッチを有する。αがβよりも比較的大幅に小さいため、人間の視覚では、密接に離間した溝をグループ化する傾向があり、この場合では、溝セット454がそれぞれ二本の溝454Aのセットを10組包含しているように見える。同様に、溝セット458の溝458Aは、一連の三つの角度α’、β’、γが反復する異なるピッチを有するが、ここで、α’=β’=2°およびγ=4°である。ここでまた、人間の視覚では、より密接に離間した溝458Aをグループ化する傾向があり、溝セット458は、それぞれ三本の溝458Aのセットを45組包含しているように見える。当然のことながら、当業者は、これらの二つの異なる角ピッチが例示に過ぎず、当業者であれば、各溝セット454、458に二つ以上の異なるピッチ角度を使用することにより、多くのピッチが異なる溝パターンを考案することができることを容易に理解する。当然のことながら、他の態様では、溝セット454、458の一方のみに異なる溝ピッチを提供し、他方の溝セットには一定のピッチを提供することができる。
図1〜3の研磨パッド100の溝128A、132Aと同様に、各溝セット454、458の各溝454A、458Aは、先に記載したCF式、すなわち式{1}〜{3}に従って配置され、各溝セット454、458のCFは実質的に一定となる。特に図11を参照すると、点462は、研磨パッド450の同心円中心を表し、円466は溝セット454の溝454Aの開始点を示し、円470は溝セット458の溝458Aの開始点を示す。円466、470は、中心点462と同心であり、円466は半径R1を有し、円470は半径R2を有する。ただし、半径R1は半径R2よりも小さいように示されるが、当業者は、他の態様においてR1がR2よりも大きいことができ、また、溝454Aが溝458Aと反対方向に巻くため、さらに他の態様において半径R1がR2と等しいことができることを理解する。後者に関し、溝454A、458Aは同一の式によって定義されるため、溝454A、458Aが同一の方向に巻き、同一の開始半径を有する場合には、溝454A、458Aは等しいらせん形状を有し、相互に交差しないことになる。溝454A、458Aの他の特徴、たとえば深さ、横断面形状および幅は、上述の、図1〜3の溝128A、132Aに関連した説明と同様であることができる。さらに、図10で確認することができるように、交差溝454A、458Aは、それぞれ対応する各溝454A、458Aの曲線部によって定義される四つの曲線状の辺を有する複数の区域474を定義する。図1、4、6および8にはそれぞれ研磨パッド100、200、300、400が描写されているが、研磨パッド450の同心円中心462からの半径方向距離が増すにつれて、区域474の面積は増加する。
ただし、上記の例は、個々の溝が角方向に等しく離間した特長的な溝セットを有するが、この必要はない。一般的に、一定面積のらせん溝の第一および第二セットの個々の溝の間隔において、ある周期性が存在することが望ましいが、これは、パッド全体にわたる単一の溝ピッチではなく、各セットの二本、三本またはそれ以上の溝のグループで実現することができる。
図12は、物品、たとえばウェーハ508を研磨するため、図1〜11の研磨パッド100、200、300、400、450または本発明に従って作製される他の研磨パッドのいずれかであることができる研磨パッド504を使用するのに好適な研磨機500を示す。研磨機500は、研磨パッド504が取り付けられるプラテン512を含むことができる。プラテン512は、プラテンドライバ(図示せず)によって回転軸A1を中心に回転可能である。研磨機500はさらに、プラテン512の回転軸A1に対して平行かつ離間した回転軸A2を中心に回転可能であり、研磨中にウェーハ508を支持するウェーハキャリヤ520を含むことができる。ウェーハキャリヤ520は、ウェーハ508が研磨パッド504の研磨面524に対してごくわずかに非平行な向きを取ることができるようにするジンバル式リンク(図示せず)を備えることができ、その場合、回転軸A1、A2は相互に対してごくわずかに斜行していることができる。ウェーハ508は、研磨層524に面し、研磨中に平坦化される被研磨面528を含む。ウェーハキャリヤ520は、ウェーハ508を回転させ、研磨中に被研磨面とパッドとの間に所望の圧力が存在するよう下向きの力Fを加えて被研磨面524を研磨パッド504に押し当てるように適合されたキャリヤ支持アセンブリ(図示せず)により、支持することができる。研磨機500は、研磨面524に研磨媒体536を供給するための研磨媒体導入口532を含むこともできる。
当業者が理解するように、研磨機500は他の部品(図示せず)、たとえばシステム制御装置、研磨媒体貯蔵および計量供給システム、加熱システム、リンスシステムならびに研磨工程のさまざまな特徴を制御するための各種制御、たとえば、とりわけ(1)ウェーハ508および研磨パッド504の一方または両方の回転速度のための速度制御装置および選択装置、(2)パッドへの研磨媒体536の送り出しの速度および位置を変えるための制御装置および選択装置、(3)ウェーハと研磨パッドとの間に加えられる力Fの大きさを制御するための制御装置および選択装置ならびに(4)パッドの回転軸A1に対するウェーハの回転軸A2の位置を制御するための制御装置、作動装置および選択装置を含むことができる。当業者は、これらの部品を構成し、具現化する方法を理解し、したがって、当業者が本発明を理解し、実施するためのそれらの詳細な説明は不要である。
研磨中、研磨パッド504およびウェーハ508がそれぞれの回転軸A1、A2を中心に回転し、研磨媒体536が研磨媒体導入口532から回転する研磨パッドの上に計量供給される。研磨媒体536は、研磨面524上に、ウェーハ508と研磨パッド504との隙間を含めて広がる。研磨パッド504およびウェーハ508は、通常、0.1rpm〜150rpmの範囲で選択される速度で回転するが、必ずしもそうである必要はない。力Fは、通常、ウェーハ508と研磨パッド504との間に0.1psi〜15psi(6.9〜103kPa)の所望の圧力を誘発するように選択される大きさであるが、必ずしもそうである必要はない。
本発明の補完的な外周部らせん溝設計は、ウェーハ均一性を促進する。特に、ウェーハトラック外の第一外周部溝およびウェーハトラック内の第二外周部溝により、ウェーハ均一性をさらに改善することができる。さらに、溝密度を高めることにより、研磨パッドのスラリー分散を改善することができる。最後に、スラリーの研磨挙動に応じ、溝の第二セットは除去速度を増加または減少させることができる。たとえば、スラリー挙動は研磨条件によって大幅に変化し、流量の増加に応じて除去速度を上昇させるスラリーもあれば、流量の増加に応じて除去速度を低下させるスラリーもある。
図1は、本発明に従って作製され、二組の交差溝を有する研磨パッドの平面図である。 図2は、図1の線2−2における図1の研磨パッドの拡大断面図である。 図3は、図1の研磨パッドに関し、二組の交差溝のそれぞれ一本の溝を示す概略図である。 図4は、本発明に従って作製され、二組の交差溝を有する別の研磨パッドの平面図である。 図5は、図4の研磨パッドに関し、二組の交差溝のそれぞれ一本の溝を示す概略図である。 図6は、本発明に従って作製され、二組の交差溝を有するもう一つの別の研磨パッドの平面図である。 図7は、図6の研磨パッドに関し、二組の交差溝のそれぞれ一本の溝を示す概略図である。 図8は、本発明に従って作製され、二組の交差溝を有するさらにもう一つの別の研磨パッドの平面図である。 図9は、図8の研磨パッドに関し、二組の交差溝のそれぞれ一本の溝を示す概略図である。 図10は、本発明に従って作製され、二組の交差溝を有し、各セットの溝が異なる角ピッチを有する、さらにもう一つの別の研磨パッドの平面図である。 図11は、図10の研磨パッドに関し、二組の交差溝のそれぞれいくつかの溝を示す部分的な拡大概略図である。 図12は、本発明に従った研磨システムの概略図である。

Claims (6)

  1. 研磨媒体の存在下で磁性基材、光学基材および半導体基材の少なくとも一つを研磨するために構成され、同心円中心および外周を有する円形の研磨面を含む研磨層と;
    円形の研磨面に形成される第一溝セットであって、第一開始半径の関数として一定の円周溝部割合に関する一連の式によって定義される第一溝セットと
    円形の研磨面に形成され、少なくとも一つの第一溝と少なくとも二回にわたって交差し、四つの湾曲した辺を有する少なくとも一つの四辺区域を定義する第二溝セットであって、第二開始半径の関数として一定の円周溝部割合に関する一連の式によって定義されるらせん形状を有する第二溝セットとを含み、;
    第一溝セットおよび第二溝セットのおのおのが、同心円中心に隣接する第一位置から外周に隣接する第二位置までの各円周溝部割合を伴う円形の研磨面を備え、各円周溝部割合が平均を有するとともに平均から約25%以内に維持されており、
    少なくとも一つの第一溝が円形の研磨面の同心円中心を中心に第一方向に巻き、少なくとも一つの第二溝が同心円中心を中心に第一方向と反対の第二方向に巻く、
    研磨パッド。
  2. 研磨のために研磨パッドを使用する際に、研磨面が環状のウェーハトラックを有し、第一開始半径が研磨面の同心円中心とウェーハトラックとの間に位置し、第二開始半径がウェーハトラック内にある、請求項記載の研磨パッド。
  3. 少なくとも一つの第一溝および少なくとも一つの第二溝のそれぞれの円周溝部割合が、平均を有し、平均の約10%以内に維持される、請求項1記載の研磨パッド。
  4. 少なくとも完全に二ターンする第一溝セットの各らせん溝を備えるために、第一溝セットが、パッド外側半径の約1/12未満である第一開始半径を有する、請求項記載の研磨パッド。
  5. 完全な一ターン以下である第二溝セットの各らせん溝を備えるために、第二溝セットが、パッド外側半径の約1/3より大きい第二開始半径を有する、請求項記載の研磨パッド。
  6. 少なくとも完全に二ターンする第二溝セットの各らせん溝を備えるために、第二溝セットが、パッド外側半径の約1/12未満である第二開始半径を有する、請求項記載の研磨パッド。
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