JP5123836B2 - 盗難防止制御装置 - Google Patents
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Description
そして、盗難防止制御状態では、不正なドアロック解除が行なわれた場合には、ホーンを吹鳴させたりハザードランプを点滅させたりする警報作動を実施して、盗難防止を図る。
この盗難防止装置は、車両のキーシリンダ側に設けられたイモビライザと、キー側に設けられたトランスポンダ送受信回路とを備えている。そして、キーをキーシリンダに差し込んだときに、イモビライザからトランスポンダ駆動電波を出力し、この電波でキー側に設けたトランスポンダ送受信回路を発電させてトランスポンダ信号を出力させる。イモビライザでは、このトランスポンダ信号を復調させてこの信号が有する固有のコード(これを本明細書ではイモビIDコードと称する)を取得する。
制御ユニットでは、イモビIDコードが、あらかじめ記憶部に記憶された登録IDコードと一致するか照合し、照合がとれた場合に、駆動源の始動を許可する。
したがって、正規のキー以外では、照合が成立せず、駆動源の始動が許可されず、不正な駆動源の始動を防止できる。
この場合、制御ユニットでは、駆動電波出力指令手段の出力指令を受けて、イモビライザからトランスポンダ駆動電波を出力する。このとき、キーがイモビライザの近傍に配置されていれば、自家発電による作動によりトランスポンダ送受信回路からトランスポンダ信号を応答出力する。制御ユニットでは、イモビライザがトランスポンダ信号から取得したイモビIDコードの照合を行ない、照合が成立したら、第1設定時間後に、盗難防止制御が開始される。
この盗難防止制御が実行されている状態では、不正にドアロック装置のロック解除を行なうと、第2設定時間が経過した後、警報作動が実行される。
この場合、制御ユニットでは、正規のキーを用いたドアロック装置のロック解除操作が行なわれると、一時的に、盗難防止制御が解除され、イモビライザを作動させ、第2設定時間が経過する前に、駆動電波出力指令手段による出力指令を受けて、キー側のトランスポンダ送受信回路との送受信によりイモビIDコードの照合を行ない、照合が成立すると盗難防止制御を完全解除し、不成立で、盗難防止制御を再開する。
したがって、電池切れの問題なく盗難防止制御の実行と解除の切り換えが可能であり、使い勝手が向上する。
請求項3に記載の発明では、盗難防止制御を解除する際に、ドアロック装置のロック解除を行なって、一時的に盗難防止制御の解除が成される際に、報知手段により、これを報知する。
したがって、運転者は、この報知から第2設定時間が経過するまでに、運転席の近傍において、イモビライザを用いた照合を行なわなければ、盗難防止制御が再開されて警報作動が実行されることを認識できるとともに、運転者は、この報知を第2設定時間の経過を認識する目安とすることができる。
よって、運転者が、ドアロック装置のロック解除後に、イモビライザによる照合の実行を忘れるなどの不具合の発生を抑制できる。
したがって、運転者は、この照合成立から、第1設定時間が経過する前に、車外に出てドアを閉じるなど盗難防止制御の開始が可能な状態にする必要があることを認識できるとともに、運転者は、この報知を第1設定時間の経過を認識する目安とすることができる。
よって、運転者が車内に留まっている間に、盗難防止制御が開始される不具合を防止できる。
請求項5に記載の発明では、運転者は、盗難防止制御を開始する場合、運転席近傍のキーシリンダにキーを差し込んだ状態であらかじめ設定された操作を行なうことにより、出力指令が成される。
したがって、駆動源の駆動を停止するなどの操作に連動させることができ、操作性に優れる。
本発明の実施の形態の盗難防止制御装置は、車両のドアロック装置(31)をロック状態としたときに、盗難防止制御を開始し、この盗難防止制御の実行時に、不正なロック解除が成された場合には、あらかじめ設定された警報作動を行なう制御ユニット(1)を備えた盗難防止制御装置であって、運転席近傍に、トランスポンダ駆動電波(KS)を出力するとともに、応答出力されたトランスポンダ信号から固有のイモビIDコードを取得するイモビライザ(209)と、このイモビライザ(209)に前記トランスポンダ駆動電波(KS)を出力させる駆動電波出力指令手段(101)と、が設けられ、前記トランスポンダ駆動電波(KS)により駆動されてあらかじめ設定された固有のイモビIDコードを示すトランスポンダ信号(OTS)を応答出力するトランスポンダ送受信回路(21)が、前記ドアロック装置(31)のロックおよびロック解除を行なうキー(2,4)に設けられ、前記制御ユニット(1)は、前記盗難防止制御の解除状態で、前記駆動電波出力指令手段(101)による出力指令が行なわれたときには、前記イモビライザ(209)からトランスポンダ駆動電波(KS)を出力させ、得られたトランスポンダ信号(OTS)により前記イモビIDコードの照合を行ない、照合成立の場合は、あらかじめ設定された第1設定時間内に盗難防止制御を開始する処理を行ない、照合非成立の場合は、盗難防止制御の解除状態を続行し、かつ、前記盗難防止制御の実行時に、あらかじめ設定された解除操作が行なわれたときには、一時的に盗難防止制御を解除し、かつ、あらかじめ設定された第2設定時間内に、前記駆動電波出力指令手段(101)による出力指令に伴う前記イモビIDコードの照合が成立した場合は、盗難防止制御を解除し、前記第2設定時間内の照合が不成立の場合は、盗難防止制御に復帰させる処理を実行することを特徴とする盗難防止制御装置である。
ドアロックスイッチ103は、ドアロック装置31がロック解除状態でOFFロック状態でONとなるスイッチである。なお、本実施例1では、ドアロック装置31は、後述する非常用キー4を用いて、図外のドアに設けられた図外のドアキーシリンダを操作して、機械的にロックおよびロック解除できるとともに、ロックコントローラ201の制御に基づくアクチュエータの駆動で、ロックおよびロック解除できる。
リクエストスイッチ104は、図外のドアのドアハンドル近傍に設けられたスイッチであり、ドアロック装置31のロックおよびロック解除を行なうときに、使用者がON操作を行なうスイッチである。
エンジンコントローラ202は、図外の駆動源の始動および停止を切り換えるコントローラである。
車内ブザー204は、車内に設けられて運転者に対し、後述するが第1設定時間T1の経過後に盗難防止制御を開始することを報せるブザー音を吹鳴するブザーである。
インジケータ205は、図外のインストルメントパネルやコンソールなどに設けられ、運転者に対し、携帯機2の電池切れや、第1設定時間T1の経過後に盗難防止制御を開始することや、および第2設定時間T2が経過する前に非常用キー4をステアリングキーシリンダ6に差し込むことを報せる表示を行なう。
ホーン207は、他者に注意を促す警笛を吹鳴するもので、本実施例1では、警報作動時に、吹鳴される。
電子ID信号は、携帯機固有の電子IDコードを示す信号であり、リクエスト信号LFSを入力し、このリクエスト信号LFSから取得した電子IDコードがあらかじめ設定されたコードである場合、携帯機側制御部22の制御に基づいて出力される。
盗難防止制御は、通常は、携帯機2のインテリジェントキーシステム機能による電子ID照合の成立を伴ってドアロック装置31がロックされた時点から開始され、この盗難防止制御の実行中に、不正にロック解除が成されたときに、ホーン207を吹鳴させるとともに、ハザードランプ206を点滅させる警報作動を実行する。
また、この盗難防止制御の解除は、通常、携帯機2のインテリジェントキーシステム機能による電子ID照合の成立を伴ってドアロック装置31のロックが解除されたときに、成される。
1つは、携帯機2を保持して車外に出て、図外のドアに設けられたリクエストスイッチ104を押す操作である。
2つ目は、車外で携帯機2のロックスイッチ24を投入して携帯機2からロック指令信号LKSを出力する操作である。
3つ目は、携帯機2を保持して、車両近傍のあらかじめ設定された範囲外に出る操作である。
1つは、運転者が、携帯機2を保持して、リクエストスイッチ104を投入する操作である。
もう1つは、携帯機2のロック解除スイッチ25を投入して、携帯機2からロック解除信号を出力させる操作である。
この照合が成立した場合、制御ユニット1は、ロックコントローラ201により、ドアロック装置およびステアリングロック装置のロック解除を指令する。
この電池切れ判定処理を図2のフローチャートに基づいて説明する。
この電池切れ判定処理は、駆動源を始動させるとスタートする。
最初のステップS1では、あらかじめ設定された電池切れ判定時間Tkが経過したか否か判定し、電池切れ判定時間Tkが経過したらステップS2に進んで、リクエスト信号LFSの出力を行なう。また、電池切れ判定時間Tkが経過していない場合は、1回の処理を終了する。なお、電池切れ判定時間Tkは、数分〜数十分程度の時間であり、本実施例1では、20分程度の時間とする。
すなわち、駆動源を始動させた時点では、携帯機2に電池が切れておらず、正常に始動できたのに、途中で携帯機2の電池が切れた場合、この処理に基づいて、電池切れと判定でき、かつ、電池切れがインジケータ205で表示される。
最初のステップS11では、携帯機2の電池切れ判定が成されているか否か判定し、電池切れ判定が成されている場合は、ステップS15に進み、電池切れ判定が成されていない場合は、ステップS12に進む。
ステップS13では、ドアロック装置31およびステアリングロック装置32をロック作動させ、続く、ステップS14で、盗難防止制御を開始する。
一方、ステップS15では、イグニッションスイッチ101が、ONからOFFに切り換わったか否か判定する。
ステップS21では、携帯機2が電池切れ判定が成されているか否か判定し、電池切れ判定がなされている場合は、ステップS25に進み、電池切れ判定が成されていない場合は、ステップS22に進む。
ステップS22では、携帯機2のインテリジェントキーシステム機能によるロック解除指令の有無を判定し、ロック解除指令があった場合は、ステップS23に進み、ロック解除指令がない場合は、ステップS25に進む。
ステップS23では、ドアロック装置31およびステアリングロック装置32のロック解除を行ない、次のステップS24において、盗難防止制御を解除する。
ステップS25では、ドアロックスイッチ103がOFF、すなわち、非常用キー4によりドアロック装置31が機械的にロック解除されたか否か判定し、ドアロックスイッチ102がOFFになった場合は、ステップS26に進む。
まず、盗難防止制御を開始する手順を、携帯機2の電池残量の有無別に説明する。
(電池残量有り)
携帯機2の電池残量が確保されている場合、携帯機2によるインテリジェントキーシステム機能を用いて、ロックおよびロック解除することで、盗難防止制御の開始および解除が成される。
次に、携帯機2の電池が切れた場合の操作手順を説明する。
携帯機2の電池が切れた場合、運転中に電池が切れた場合は、電池切れ判定処理によりステップS1→S2→S3→S4の処理に基づいて、制御ユニット1からリクエスト信号が出力されたときに、携帯機2からの電子ID信号RFSの出力がないことから、電池切れと判定される。この場合、制御ユニット1は、インジケータ205により運転者に電池切れを報せる。
すなわち、携帯機2の非常用キー4を、ステアリングキーシリンダ6に差し込んで、イグニッションスイッチ101をONからOFFに切り換えた後、第1設定時間T1が経過する前に、非常用キー4をステアリングキーシリンダ6から引き抜き、車外に出て、ドアロック装置31を非常用キー4によりロックする。
このような場合、S11→S12→S15→S16→S17の処理を実行し、ステップS17において、イモビID照合が不成立であるから、ステップS17からENDに進み、盗難防止制御は開始されない。この場合、スペアキーを用いて、ドアロック装置31のドアキーシリンダを操作して、機械的にロックすることが可能である。
この場合、運転者は、携帯機2の非常用キー4を用いて、ドアに設けられた図示を省略したドアキーシリンダを操作してドアロック装置31のロック解除を行なった後、第2設定時間T2が経過する前に、運転席に乗り込んで、非常用キー4により、イグニッションスイッチ101をOFFからONに切り換える。
a)非常用キー4および既存のイモビライザ209を用いて、盗難防止制御の開始および解除を実行可能な新規な盗難防止制御装置Aを提供でき、使い勝手が向上する。
このため、単に、携帯機2の電池切れ時に、緊急的なロックおよびロック解除のみを行なうものと比較して、盗難防止性能および使い勝手が向上する。
したがって、運転者は、この報知から第2設定時間T2が経過するまでに非常用キー4を用いてイグニッションスイッチ101をONにしなければ、警報作動が実行されることを認識できるとともに、運転者は、この報知を第2設定時間T2の経過を認識する目安とすることができる。
よって、運転者が、非常用キー4によりドアロック装置31のロック解除を行なった後、イグニッションスイッチ101の操作を忘れてイモビライザ209による照合が不成立となって、警報作動が実行される不具合を防止できる。
加えて、実施例1では、この報知時に、インジケータ205でも表示を行なうようにしたため、運転者が、車内に乗り込んだ後に、非常用キー4によるイグニッションスイッチ101の操作が促され、いっそう、不要な警報作動の実行が防止される。
したがって、運転者は、この照合成立から、第1設定時間T1が経過する前に、非常用キー4を用いて、ドアロック装置31のロックを行なう必要があることを認識できるとともに、運転者は、この報知を第1設定時間T1の経過を認識する目安とすることができる。
よって、運転者が車内に留まっている間に、盗難防止制御が開始される不具合を防止できる。
このように、運転者は、降車前に、携帯機2の電池切れを知ることができ、降車して携帯機2によるインテリジェントキー機能によるロックができないことで電池切れを知るよりも前に、非常用キー4を用いて、盗難防止制御を開始することが可能であり、使い勝手が向上する。
したがって、非常用キー4を用いた、通常の、駐車時の操作で、盗難防止制御の処理が開始されるため、マニュアルを読みながらの非常操作などと異なり、操作性に優れる。
この実施例2は、携帯機2を用いない例であり、機械式の図示を省略したキーに、実施例1のトランスポンダ送受信回路21を設けたものを用いて、盗難防止制御の開始および解除を行なうようにした例である。なお、実施例2では、制御ユニット1側では、エントリチューナ208、アンテナドライバ15、アンテナ16、リクエストスイッチ104が省略される。他の構成は、実施例1と同様であるので、説明を省略する。
このような構成では、盗難防止制御の開始は、図5のフローチャートに示すように行なうことができる。なお、実施例1と同じステップ符号は、実施例1と同じ処理を示している。
この場合、図外のキーによりイグニッションスイッチ101がONからOFFに切り換わると(S15)で、トランスポンダ駆動電波KSが出力され(ステップS16)、イモビID照合が行なわれる。照合が成立したら(S17)、報知作動が実行され(S18)、ドアロック装置31がキーによりロックされたか判定する(S19)。このロックが、第1設定時間T1が経過する前に行なわれると、盗難防止制御が開始される(S20→S14)。一方、第1設定時間T1が経過する間に、ドアロック装置31のロックが成されない場合は、盗難防止制御は開始されない(S19→END)。
また、盗難防止制御の解除は、図6に示すように、実施例1のステップS21〜S23を省略した処理で構成することができる。この場合の、運転者の動作および処理の流れは、実施例1と同様である。
また、この場合、運転者は、盗難防止制御を開始する場合には、携帯機2のインテリジェントキーシステム機能によるロックができないことから、非常用キー4によりイグニッションスイッチ101をON→OFFに切り換えた後に、第1設定時間T1が経過する間に、車外に出る操作を行なえば、ステップS12→S15→S16→S17→S18→S19→S20→S14の処理となり、盗難防止制御が開始される。また、盗難防止制御の解除時は、運転者は、実施例1と同様に、非常用キー4によりドアロック装置31のロックを解除した後、第2設定時間T2が経過する前に、非常用キー4をステアリングキーシリンダ6に差し込んでイグニッションスイッチ101をOFF→ONに切り換える。この場合、ステップS22→S25→S26→S27→S29→S30→S31→S24の処理が成され、盗難防止制御が解除される。
2 携帯機(キー)
4 非常用キー(キー)
6 キーシリンダ
21 トランスポンダ送受信回路
31 ドアロック装置
101 イグニッションスイッチ(駆動電波出力指令手段)
103 ドアロックスイッチ
104 リクエストスイッチ
203 車外ブザー(報知手段)
204 車内ブザー(報知手段)
205 インジケータ(報知手段)
209 イモビライザ
A 盗難防止制御装置
KS トランスポンダ駆動電波
LFS リクエスト信号
OTS トランスポンダ信号
T1 第1設定時間
T2 第2設定時間
Tk 電池切れ判定時間
Claims (6)
- 車両のドアロック装置をロック状態としたときに、盗難防止制御を開始し、この盗難防止制御の実行時に、不正なロック解除が成された場合には、あらかじめ設定された警報作動を行なう制御ユニットを備えた盗難防止制御装置であって、
運転席近傍に、トランスポンダ駆動電波を出力するとともに、応答出力されたトランスポンダ信号から固有のイモビIDコードを取得するイモビライザと、このイモビライザに前記トランスポンダ駆動電波を出力させる駆動電波出力指令手段と、が設けられ、
前記トランスポンダ駆動電波により駆動されてあらかじめ設定された固有のイモビIDコードを示すトランスポンダ信号を応答出力するトランスポンダ送受信回路が、前記ドアロック装置のロックおよびロック解除を行なうキーに設けられ、
前記制御ユニットは、前記盗難防止制御の解除状態で、前記駆動電波出力指令手段による出力指令が行なわれたときには、前記イモビライザからトランスポンダ駆動電波を出力させ、得られたトランスポンダ信号により前記イモビIDコードの照合を行ない、照合成立の場合は、あらかじめ設定された第1設定時間内に盗難防止制御を開始する処理を行ない、照合非成立の場合は、盗難防止制御の解除状態を続行し、
かつ、前記盗難防止制御の実行時に、あらかじめ設定された解除操作が行なわれたときには、一時的に盗難防止制御を解除し、かつ、あらかじめ設定された第2設定時間内に、前記駆動電波出力指令手段による出力指令に伴う前記イモビIDコードの照合が成立した場合は、盗難防止制御を解除し、前記第2設定時間内の照合が不成立の場合は、盗難防止制御に復帰させる処理を実行することを特徴とする盗難防止制御装置。 - 前記キーは、電池駆動により固有の電子ID信号の送信を行なう携帯機を含み、
前記制御ユニットは、前記携帯機との電子ID照合に基づいて、前記ドアロック装置のロックとロック解除とを切り換えるとともに、前記ロック時に、前記盗難防止制御を開始し、前記ロック解除時に、前記盗難防止制御の解除を行なう処理を並列に実行することを特徴とする請求項1に記載の盗難防止制御装置。 - 前記盗難防止制御の実行時に、前記キーによる前記ロック解除が行なわれた場合、前記盗難防止制御の一時的な解除を報せる報知手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の盗難防止制御装置。
- 前記イモビIDコードの照合成立により前記盗難防止制御を開始する場合に、この盗難防止制御の開始を報知する報知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の盗難防止制御装置。
- 前記キーは、前記運転席の近傍に設けられたキーシリンダに差し込んで駆動源の始動が可能な機械式のキーを含み、
前記イモビライザは、前記キーシリンダに差し込み状態の前記キーと前記トランスポンダ駆動電波の入出力可能に設置され、
前記駆動電波出力指令手段が、前記キーを前記キーシリンダに差し込んだ状態の操作に応答して出力指令を出力する手段であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の盗難防止制御装置。 - 前記解除操作は、前記キーを用いて前記ドアロック装置を機械的にロック解除する操作であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の盗難防止制御装置。
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