JP5123796B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を示す概略構成図である。図2は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の減速機構、ラック・ピニオン機構、軸受及び弾性部材の設置状態を示す中央拡大断面図である。図3は、図2のX−X拡大断面図である。図4は、図2のY−Y拡大断面図である。図5は、図2のZ部の拡大図である。図6は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を示す説明図である。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、運転者がハンドル2を操作したときの操舵入力に応じて電動機Mを駆動し、電動機Mの動力を減速機構6を介してステアリング系に伝達することにより車両の転舵のアシストを行う装置である。この電動パワーステアリング装置1は、それぞれ後記するハンドル2と、ピニオン軸31と、操舵トルクセンサTと、車速センサSと、電動機Mと、駆動制御装置11と、ウォームギア61及びウォームホイール62からなる減速機構6と、ラック・ピニオン機構3と、ラック軸32と、ハウジング5(図2参照)と、軸受7(図2参照)と、弾性部材8(図2参照)と、タイロッド12と、舵輪4と、を備えて構成されている。この装置は、いわゆるコラム型の電動パワーステアリング装置1からなる。
ハンドル2は、車両を操舵するための操作部材である。電動パワーステアリング装置1において、このハンドル2は、ステアリングシャフト21、自在継手22、ピニオン軸31、ラック・ピニオン機構3、ラック軸32、タイロッド12、ナックル(図示せず)、舵輪4の順に連結されている。
ピニオン軸31は、ハンドル2にステアリングシャフト21及び自在継手22を介在して連結され、ハンドル2の回転操作によって回転する軸である。ピニオン軸31には、減速機構6のウォームホイール62と、ラック・ピニオン機構3のピニオン33と、が一体的に設けられている。そのピニオン軸31は、図2に示すように、ハウジング5内の上部、中央部、下部の3個所にそれぞれ設置された軸受7を介在してハウジング5に支持される。
ピニオン33は、ピニオン軸31において、略中央部に配置された第2軸受72と、下端部に配置された第1軸受71との間の位置に、一体形成されている。
なお、ピニオン軸31は、ピニオン33とラック軸32のラック34とが噛み合う噛合部3aの位置から第1軸受71までの距離a(図6参照)より、ウォームホイール62がピニオン軸31に設置された設置部6aから噛合部3aまでの距離b(図6参照)を長くして形成されている。
操舵トルクセンサTは、ピニオン軸31にハンドル2からの操舵トルクが作用したときに、ピニオン軸31に作用する操舵トルクの方向と大きさを検出するセンサであり、例えば、磁歪式トルクセンサからなる。操舵トルクセンサTは、例えば、ピニオン軸31に設けられた磁歪膜(図示省略)と、ピニオン軸31に生じる捩れに応じた磁歪膜の磁気特性変化を磁歪膜に所定距離をおいて対向して配置され、ピニオン軸31に印加されたトルクを検出するコイル(図示省略)と、を備えて構成されている。
車速センサSは、車速を検出するセンサである。
図1に示すように、電動機Mは、減速機構6を介してピニオン軸31に操舵補助力を付与する電動モータであり、例えば、回転子の回転角度を検出するレゾルバ(図示省略)を備えたブラシレスDCモータからなる。電動機Mは、例えば、減速機構6とラック・ピニオン機構3等を収納したハウジング5(図2参照)に収納される。電動機Mは、この電動機Mの回転子と一体に回転するロータ軸Maに、ゴム等の弾性体やセレーション等によるカップリング(図示省略)を介在してウォームギア軸61a(図2参照)が連結され、電動機Mの回転とトルクとがウォームギア61に伝達されるようになっている。
駆動制御装置11は、操舵トルクセンサT及び車速センサS等からの検出信号に応じて電動機Mの駆動を制御する装置であり、ECU(Electrical Control Unit)からなる。
図2に示す減速機構6は、電動機Mの回転トルクを倍力させてピニオン軸31に伝達する機能を備えた歯車減速機構からなる。この減速機構6は、電動機Mのロータ軸Ma(図1参照)に連設されて同回転するウォームギア61と、ピニオン軸31に設けたウォームホイール62と、を噛合させて電動機Mの回転を減速させてピニオン軸31に伝達する。
図2に示すように、ウォームギア61は、ウォームギア軸61aと、ウォームギア軸61aに一体形成された歯形部とを有している。ウォームギア61は、ウォームギア軸61aの両端部にそれぞれ設置されたボールベアリング等の軸受(図示省略)に軸支されている。ウォームギア61は、ピニオン軸31に対してラック軸32と同じ側に配置されている。
ウォームホイール62は、ウォームギア61と噛み合って、ウォームギア61の回転(補助トルク)をピニオン軸31に減速させて伝達するための歯車である。ウォームホイール62は、ピニオン軸31が挿入される軸挿入孔62a側に鍔付円筒形状の芯金63が嵌着される。ウォームホイール62は、ピニオン軸31の段差部31aの下側に、第3弾性部材83及び芯金63を介在して第2軸受72の芯金取付部31bに装着されることによって、ピニオン軸31と一体に回転するように設けられている。
図2に示すように、ラック・ピニオン機構3は、ピニオン軸31の回転を、ラック軸32の車幅方向の直線の動きに変換する歯車伝達装置である。ラック・ピニオン機構3は、前記ピニオン軸31に設けられたピニオン33と、ラック軸32に設けられてピニオン33と噛み合うラック34と、ラック34をピニオン33側に付勢するラックガイド9と、を備えて構成されている。
ラック軸32は、ラック・ピニオン機構3を介してピニオン軸31に連結されて、そのピニオン軸31のピニオン33とラック34とが噛み合って車幅方向に直線移動することにより舵輪4を転舵する。ラック34は、例えば、ラック軸32に一体形成されている。
ハウジング5は、ピニオン軸31及びラック軸32を支持して覆う部材である。ハウジング5は、上側に配置される上部ハウジング51と、中央部に配置される中部ハウジング52と、下側に配置される下部ハウジング53とを上下方向に連続配置して構成されている。ハウジング5には、前記減速機構6と、前記ラック・ピニオン機構3と、それぞれ後記する軸受7と、弾性部材8と、ラックガイド9と、オイルシール10、袋ナット13等が内設される。
下部ハウジング53の下部開口部53b側には、袋ナット13が螺合する雌ねじ部53eと、第1軸受71の外環が装着される環状の第1軸受取付部53fと、第1弾性部材81が内接した状態に内装される第1弾性部材設置部53gと、が上奥側に順に形成されている。
第1軸受取付部53fは、ピニオン軸31の軸心O1に沿って円形に形成された内壁に設けられている。
図2に示すように、軸受7は、ピニオン軸31を回転自在に軸支する転がり軸受であり、例えば、内環と、外環と、鋼球とから構成されたボールベアリングからなる。この軸受7は、ハウジング5の下部に内設されてピニオン軸31の下部を軸支する第1軸受71と、ハウジング5の中央部に内設されてピニオン軸31の中央部を軸支する第2軸受72と、ハウジング5の上部に内設されてピニオン軸31の上部を軸支する第3軸受73と、から構成されている。
第1軸受71は、ハンドル2に対してラック軸32より下方に配置され、ピニオン軸31を回転可能に支持する軸受である。第1軸受71は、ピニオン33の下側に隣接してピニオン軸31に嵌入され、座付きナットからなるナットN1をピニオン軸31の下端部に螺着することによってピニオン軸31に内環が固定される。この第1軸受71の外環は、第1弾性部材81を介在して下部ハウジング53に支持されると共に、袋ナット13を雌ねじ部53eに螺合させることによって下部ハウジング53に内設される。第1軸受71は、前記噛合部3aから距離a(図6参照)だけ下側に離れた位置に設置される。
第2軸受72は、ハンドル2(図1参照)と第1軸受71との間に配置され、ピニオン軸31を回転可能に支持する軸受である。第2軸受72は、外環が下部ハウジング53の第2軸受取付部53dに装着され、内環が第2弾性部材82を介在してピニオン軸31に保持される。第2軸受72は、ピニオン33とウォームホイール62との間に設置され、噛合部3aから距離c(図6参照)上側に離れた位置に設置される。
図2に示す第3軸受73は、ハンドル2(図1参照)と第2軸受72との間に配置され、ピニオン軸31の上部を軸支する軸受である。
弾性部材8は、ピニオン軸31の撓みと、振動と、ラック・ピニオン機構3のバックラッシュと、減速機構6のバックラッシュとをそれぞれ抑制するためのばね力を有する部材である。弾性部材8は、それぞれ後記する第1弾性部材81と、第2弾性部材82と、第3弾性部材83との3つの部材から構成されている。
図2に示すように、第1弾性部材81は、ピニオン軸31に対してラック軸32とは反対方向に付勢させるように第1軸受71に設けた弾性体からなる。図3に示すように、第1弾性部材81は、例えば、強靭な金属製板状ばね材料を略波状にフォーミングされていることによって第1軸受71を径方向に押圧する突っ張り力を発生させると共に、ラックガイド9及びラック軸32が配置された第1軸受71の外環の外側からピニオン軸31側に向けて予圧を付与するトレランスリングからなる。第1弾性部材81は、第1軸受71の外環71aを押圧する内側押圧部81a,81b,81cと、下部ハウジング53の第1弾性部材設置部53gを押圧する外側押圧部81d,81e,81fと、内側押圧部81a,81b,81cと外側押圧部81d,81e,81fとの間にそれぞれ形成された傾斜部81gと、を有している。
内側押圧部81aは、断面略C字状の第1弾性部材81の中央部に形成されて、ラック軸32及びウォームギア61側に配置される(図2参照)。この内側押圧部81aは、他の内側押圧部81b,81cと比較して、第1弾性部材設置部53gの内壁(隣設された外側押圧部81d)から軸心O1側に深く窪んだ状態に形成されている。
内側押圧部81c,81cは、前記内側押圧部81b,8bの両端側に傾斜部81g及び外側押圧部81e,81eを介して隣設した位置に形成されている。この内側押圧部81c,81cは、前記内側押圧部81b,81bと比較して、第1弾性部材設置部53gの内壁(隣設された外側押圧部81e,81f)から軸心O1側に浅く窪んで形成されている。
外側押圧部81d,81dは、第1弾性部材81の中央部の内側押圧部81aの両側に傾斜部81gを介して形成されている。この外側押圧部81d,81dは、他の外側押圧部81e,81fと比較して、第1軸受71の外環から外側に高く突出して形成されている。
外側押圧部81e,81eは、内側押圧部81bと内側押圧部81cとの間に傾斜部81gを介して形成されている。この外側押圧部81e,81eは、第1軸受71の外環から外側に突出した高さが、大きい外側押圧部81dと小さい外側押圧部81fとの中間の高さに形成されている。
外側押圧部81f,81fは、内側押圧部81cの両端側を傾斜部81gで支えるように傾斜部81gを介して第1弾性部材81の両端に形成されている。
各傾斜部81gは、内側押圧部81a,81b,81c及び外側押圧部81d,81e,81fに径方向の外側及び内側へ弾性を付与して弾性的に支えるように形成されている。
図4に示すように、第2弾性部材82は、ピニオン軸31と第2軸受72との間に介在される弾性体であり、例えば、弾性変形する樹脂製のブッシュからなる。第2弾性部材82は、ピニオン軸31の芯金取付部31b(図2参照)の下側近傍に形成された環状の弾性部材設置溝31cに嵌合する断面略C字状の板ばねからなる。この第2弾性部材82は、内側押圧部82aと、外側押圧部82bとを交互に多数形成した波状のものからなる。
内側押圧部82aは、ピニオン軸31の軸心O1方向に向けて湾曲した凹部状に形成され、ピニオン軸31の弾性部材設置溝31cの底面を押圧するように設けられる。
外側押圧部82bは、ピニオン軸31の軸心O1を中心として円弧状に形成され、前記内側押圧部82aに対して外側へ突出した凸部状に形成されている。この外側押圧部82bの外面は、第2軸受72の内環に弾性的に押圧するように設けられて、その内環をピニオン軸31に固定している。
図5に示すように、第3弾性部材83は、ピニオン軸31とウォームホイール62との連結部に介在される弾性体であり、例えば、弾性変形するゴム製の座金状の部材からなる。第3弾性部材83は、ピニオン軸31の段差部31aの下面と芯金63の上面との間に配置される平座金のようにリング状をした平板材からなる。
図2に示すように、ラックガイド9は、ラック34をピニオン33に押し当てるための装置であり、下部ハウジング53の側面に穿設された横穴53hに内設される。ラックガイド9は、それぞれ後記するガイド部91と、圧縮コイルばね92と、調整ボルト93と、当て部材94と、ロックナット95と、を備えて構成されている。
ガイド部91は、当て部材94をラック軸32の背面側に押し付けるための部材であり、横穴53h内にラック軸32の方向に進退自在に挿入されている。
圧縮コイルばね92は、ガイド部91及び当て部材74をラック軸32側に押圧して付勢するばねである。
調整ボルト93は、この調整ボルト93を回動することでガイド部91及び圧縮コイルばね92の位置を移動させて、圧縮コイルばね92の押圧力を調整可能なばね受けである。
当て部材94は、ラック軸32の背面を滑動可能に押圧する弾接部材である。
ロックナット95は、調整ボルト93で位置調整した位置を固定するための部材である。
タイロッド12は、ラック軸32の両端にそれぞれ設置された棒状部材である。舵輪4は、タイロッド12、ナックル(図示省略)等を介してその先端に配置された前輪からなる。
次に、図1を参照して本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の作用を説明する。
図1に示す電動パワーステアリング装置1は、運転者がハンドル2を操舵すると、ピニオン軸31に付与される操舵トルクによりラック・ピニオン機構3を介してラック軸32が直線往復動し、タイロッド12等を介して舵輪4が転舵される。
図2に示すように、ピニオン軸31は、上方から下部ハウジング53の上側開口部53a内に挿入されて、この上側開口部53aを中部ハウジング52及び上部ハウジング51で閉塞してボルトB1,B2によって、ハウジング5に組み付けられる。ピニオン軸31の下端部は、第1軸受71及び第1弾性部材81を介在して下部ハウジング53に支持される。
図6に示すように、ピニオン軸31のピニオン33は、噛合部3aにおいて、圧縮コイルばね92によってガイド部91及び当て部材94を介在して付勢されたラック34によりばね力F2の弾性力で、前記予圧F1と同じ方向に押圧されている。
図4に示すように、第2弾性部材82は、下部ハウジング53内に第2軸受72が嵌合されているときに、内側押圧部82aと外側押圧部82bとにより、ピニオン軸31の外面と下部ハウジング53の第2軸受取付部53dの内面とを、略均一な弾性力で径方向に押圧している。
なお、図6の軸心線O2−O2は、ピニオン軸31が傾倒することを示すために誇張して記載してある。
このように第1弾性部材81及び第2弾性部材82は、ピニオン軸31の軸直角方向の移動を規制するので、ばね力を変更することによって、ピニオン軸31の軸直角方向の移動量と、ウォームギア61とウォームホイール62との間のバックラッシュとを適宜に調整することが可能である。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
図7は、本発明の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の変形例を示す要部拡大縦断面図である。
例えば、第3弾性部材83は、図7に示すように、ウォームホイール62の芯金63の下端部63aに設置して、この下端部63aと、ピニオン軸31Aの弾性部材設置溝31cの上側に隣設したフランジ部31Aaとに挟持してもよい。
このように第3弾性部材83をピニオン軸31Aに設置しても、前記実施形態と同様に、ピニオン軸31Aの上下方向の移動を抑制することができる。
2 ハンドル
3 ラック・ピニオン機構
3a 噛合部
4 舵輪
5 ハウジング
6 減速機構
6a 設置部
7 軸受
8 弾性部材
31,31A ピニオン軸
32 ラック軸
33 ピニオン
34 ラック
61 ウォームギア
62 ウォームホイール
71 第1軸受
72 第2軸受
81 第1弾性部材
82 第2弾性部材
83 第3弾性部材
a,b,c 距離
M 電動機
Claims (4)
- ハンドルと連結されて該ハンドルにより回転されるピニオン軸と、
該ピニオン軸と噛み合って舵輪を転舵するラック軸と、
前記ピニオン軸及び前記ラック軸を支持するハウジングと、
前記ピニオン軸に補助トルクを発生させる電動機と、
前記電動機に連結されたウォームギアと、
前記ピニオン軸に連結されると共に前記ウォームギアと噛み合って前記ピニオン軸に前記補助トルクを伝達するウォームホイールと、を備えた電動パワーステアリング装置において、
前記ハウジングには、前記ハンドルに対して前記ラック軸より下方に配置され、前記ピニオン軸を回転可能に支持する第1軸受と、
前記ハンドルと前記第1軸受との間に配置され、前記ピニオン軸を回転可能に支持する第2軸受と、
前記第1軸受の外周に設けられ、前記ピニオン軸に対して前記ウォームギアと前記ウォームホイールとが噛み合っている位置側から前記ピニオン軸の軸心に向けた一方向に付勢させるように形成された略環状の第1弾性部材と、が内設されて、
前記ピニオン軸は、前記第1弾性部材の付勢力によって、前記ラック軸のラックと当該ピニオン軸のピニオンとが噛み合っている噛合部を支点として、前記ウォームホイールが前記ウォームギアと噛み合う方向に傾倒して前記ウォームギアを押圧する状態に配置されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記ピニオン軸と前記第2軸受との間に、第2弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記ピニオン軸と前記ウォームホイールとの連結部に第3弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記ピニオン軸は、当該ピニオン軸に設けたピニオンと前記ラック軸のラックとが噛み合う噛合部の位置から前記第1軸受までの距離より、前記ウォームホイールがピニオン軸に設置された設置部から前記噛合部までの距離が長いことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電動パワーステアリング装置。
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