JP5123617B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
直進時の停止時には、運転者が右及び左のブレーキペダルを踏み操作し、右及び左のブレーキを制動側に操作して、機体を停止させる。例えば右に旋回する場合、運転者が前輪を右に操向操作すると同時に右のブレーキペダルを踏み操作し、右のブレーキを制動側に操作することにより、右への小回り旋回を行うことができる。
(構成)
本発明の第1特徴は、作業車において次のように構成することにある。
人為的に操作される右及び左のブレーキペダルと、右及び左の走行装置用の右及び左のブレーキとを備える。右のブレーキペダルが踏み操作されると連係機構を介して右のブレーキが制動側に操作されるように構成し、左のブレーキペダルが踏み操作されると連係機構を介して左のブレーキが制動側に操作されるように構成する。
停止位置から高速側に操作自在な走行用の無段変速装置と、右及び左のブレーキペダルの操作位置を検出する操作位置センサーとを備える。
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが同じ状態であると、走行用の無段変速装置を停止位置側に操作する第1減速手段を備える。
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが異なる状態であると、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とのうち、踏み操作解除位置に近い側の操作位置のみに基づいて、その踏み操作解除位置に近い側の操作位置が制動側限度位置に近づくほど、前記走行用の無段変速装置を停止位置側に操作する第2減速手段を備える。
本発明の第1特徴によれば、運転者が右及び左のブレーキペダルを踏み操作した場合、右及び左のブレーキペダルの操作位置が同じ状態であると、右及び左のブレーキの制動力が同じ状態となるのであり、直進時であると判断されて、走行用の無段変速装置が高速側から停止位置側に操作される。これにより、走行用の無段変速装置が高速側に操作された状態で、右及び左のブレーキの制動力が発生する状態が防止されて、右及び左のブレーキへの負担が軽くなっている。
この場合、左のブレーキペダルの操作位置が制動側限度位置に近づくほど、走行用の無段変速装置が停止位置側に操作されるので、左のブレーキペダルの操作位置を調節することにより、右への小回り旋回時の機体の走行速度を調節することができる。
以上の状態は、例えば左のブレーキペダルが大きく踏み操作されながら(踏み操作解除位置から遠い側)、右のブレーキペダルが小さく踏み操作された場合(踏み操作解除位置に近い側)においても、同様である。
本発明の第1特徴によると、右及び左のブレーキペダル、右及び左のブレーキ、走行用の無段変速装置を備えた作業車において、小回り旋回時に踏み操作解除位置に近い側の右又は左のブレーキペダルの操作位置により、小回り旋回時の機体の走行速度を低下及び調節することができて、運転者の前輪の操向操作による機体の向きの修正が遅れてしまうことが少なくなり、小回り旋回時の操縦性を向上させることができた。
本発明の第1特徴によると、直進時に右及び左のブレーキペダルが踏み操作されて、右及び左のブレーキが制動側に操作されると、走行用の無段変速装置が高速側から停止位置側に操作されるように構成しており、右及び左のブレーキへの負担が軽くなっている。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の作業車において次のように構成することにある。
踏み操作解除位置と制動側限度位置との間の踏み操作範囲において、踏み操作解除位置と制動側限度位置との間に設定操作位置を設定し、右及び左のブレーキペダルの操作位置が踏み操作解除位置と設定操作位置との間であると、右及び左のブレーキが解除状態に操作され、右及び左のブレーキペダルの操作位置が設定操作位置から制動側限度位置に操作されるほど、右及び左のブレーキが解除状態から制動側に操作されるように構成する。
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが異なる状態であると、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とのうち、踏み操作解除位置に近い側の操作位置のみに基づいて、前記踏み操作解除位置と設定操作位置との間において、その踏み操作解除位置に近い側の操作位置が設定操作位置に近づくほど、前記走行用の無段変速装置を停止位置側に操作するように、前記第2減速手段を構成する。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
右(左)のブレーキペダル、右(左)のブレーキ、右(左)のブレーキペダルと右(右)のブレーキとを連係する連係機構を備えた場合、右(左)のブレーキペダルが踏み操作解除位置から踏み操作され始めると、直ぐに右(左)のブレーキの制動力が発生し始めるわけではなく、右(左)のブレーキペダルが踏み操作解除位置からある程度踏み操作されてから、右(左)のブレーキの制動力が発生し始めるように構成されることが多い(右(左)のブレーキペダル及び右(左)のブレーキの遊び)。
以上の状態は、例えば左のブレーキペダルが大きく踏み操作され(踏み操作解除位置から遠い側)、右のブレーキペダルが小さく踏み操作された場合(踏み操作解除位置に近い側)においても、同様である。
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、右(左)のブレーキペダルの操作位置により右(左)のブレーキの制動力が大きなものになって、右(左)への小回り旋回が行われる際に、左(右)のブレーキに制動力が発生して、右(左)への小回り旋回に支障を来すと言うようなことが少なくなって、小回り旋回時の旋回性能を向上させることができた。
図1及び図2に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2(右及び左の走行装置に相当)で支持された機体の中央部に運転部3が形成されて、作業車の一例である四輪駆動型の農用トラクタが構成されている。機体の前部に備えられたエンジン4の動力が、主クラッチ(図示せず)、静油圧式無段変速装置5(走行用の無段変速装置に相当)、ギヤ変速式の副変速装置(図示せず)、後輪デフ機構(図示せず)を介して右及び左の後輪2に伝達されており、後輪デフ機構の直前から分岐した動力が、前輪変速装置(図示せず)及び前輪デフ機構(図示せず)を介して、右及び左の前輪1に伝達されている。
次に、変速レバー10及び変速ペダル12について説明する。
図1,2,3に示すように、運転部3において運転座席9の右横側に、変速レバー10が備えられており、変速レバー10の操作位置を検出するポテンショメータ11が備えられて、ポテンショメータ11の検出値が制御装置8に入力されている。変速レバー10は中立位置Nと前進Fの最高速位置FMとの間で操作自在であり、ある操作位置に操作してから手を離しても、その操作位置に保持されるように構成されている。これにより、変速レバー10の操作位置に基づいて、制御装置8及び電動シリンダ6により、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが以下のように操作される。
変速レバー10が中立位置Nから前進Fの高速側に操作されている状態(静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが変速レバー10の操作位置に対応する位置に操作されている状態)において、変速ペダル12を後進Rの高速側に操作しても、変速ペダル12の操作が無視される。
次に、右及び左のブレーキペダル15,16について説明する。
図1,2,3に示すように、運転部3において左下部に、主クラッチを伝動及び遮断状態に操作するクラッチペダル14が備えられており、運転部3において右下部の変速ペダル12の前方に、右及び左のブレーキペダル15,16が左右方向に並べて備えられている。右の後輪2を制動可能な右のブレーキ17、及び左の後輪2を制動可能な左のブレーキ18が備えられており、右のブレーキペダル15と右のブレーキ17とが連係ロッド19(連係機構に相当)を介して接続され、左のブレーキペダル16と左のブレーキ18とが連係ロッド19(連係機構に相当)を介して接続されている。
右への小回り旋回時、右及び左の前輪1が右の設定角度を越えて右に操向操作され、前輪変速装置が増速状態に操作された状態で、右のブレーキペダル15だけが踏み操作されることがある。この場合、右のブレーキペダル15が大きく踏み操作されながら(踏み操作解除位置A1から遠い側)、左のブレーキペダル16が小さく踏み操作されることがある(踏み操作解除位置A1に近い側)。
左への小回り旋回時、右及び左の前輪1が左の設定角度を越えて左に操向操作され、前輪変速装置が増速状態に操作された状態で、左のブレーキペダル16だけが踏み操作されることがある。この場合、左のブレーキペダル16が大きく踏み操作されながら(踏み操作解除位置A1から遠い側)、右のブレーキペダル15が小さく踏み操作されることがある(踏み操作解除位置A1に近い側)。
次に、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作解除位置A1から制動側限度位置A2に踏み操作される場合(右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが同じ状態)において、静油圧式無段変速装置5と右及び左のブレーキペダル15,16との関係の前半について、図5に基づいて説明する。
右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが検出されており(ステップS1)、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが比較されている(ステップS2)。右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが同じ状態であると、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが操作値AAとして設定される(ステップS3)。
変速レバー10が前進Fに操作されている状態では(ステップS7)、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが、変速レバー10の操作位置に対応する位置と前進Fの設定低速位置F1との間において操作されるのであり、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,AL(操作値AA)が第1設定操作位置A3に近づくほど、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが前進Fの設定低速位置F1側に操作される。右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,AL(操作値AA)が第1設定操作位置A3になると、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが前進Fの設定低速位置F1に到達する(ステップS9)(第1減速手段に相当)。この間、右及び左のブレーキ17,18が解除状態に操作されている。
変速ペダル12が前進F(後進R)に操作されている状態では(ステップS8)、変速ペダル12から足が離されてから右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作される状態となるので、変速ペダル12が前進F(後進R)から中立位置Nに戻りながら、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作される状態となる。
次に、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作解除位置A1から制動側限度位置A2に踏み操作される場合(右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが同じ状態)において、静油圧式無段変速装置5と右及び左のブレーキペダル15,16との関係の後半について、図5に基づいて説明する。
図4の実線C2に示すように、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが同じ状態において、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,AL(操作値AA)が、第1設定操作位置A3と第3設定操作位置A5との間であったとする(ステップS6)。
次に、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作解除位置A1から制動側限度位置A2に踏み操作される場合(右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが異なる状態)において、静油圧式無段変速装置5と右及び左のブレーキペダル15,16との関係の前半について、図5に基づいて説明する。
右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが検出されており(ステップS1)、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが比較されている(ステップS2)。右のブレーキペダル15の操作位置ARが左のブレーキペダル16の操作位置ALよりも踏み操作解除位置A1に近い状態であると、右のブレーキペダル15の操作位置ARが操作値AAとして設定される(ステップS4)。左のブレーキペダル16の操作位置ALが右のブレーキペダル15の操作位置ARよりも踏み操作解除位置A1に近い状態であると、左のブレーキペダル16の操作位置ALが操作値AAとして設定される(ステップS5)。
前項[4]と同様に、変速レバー10が前進Fに操作されている状態では(ステップS7)、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが、変速レバー10の操作位置に対応する位置と前進Fの設定低速位置F1との間において操作されるのであり、踏み操作解除位置A1に近い側の右又は左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,AL(操作値AA)が第1設定操作位置A3に近づくほど、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが前進Fの設定低速位置F1側に操作される。踏み操作解除位置A1に近い側の右又は左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,AL(操作値AA)が第1設定操作位置A3になると、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが前進Fの設定低速位置F1に到達する(ステップS9)(第2減速手段に相当)。
前項[4]と同様に、変速ペダル12が前進F(後進R)に操作されている状態では(ステップS8)、変速ペダル12から足が離されてから右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作される状態となるので、変速ペダル12が前進F(後進R)から中立位置Nに戻りながら、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作される状態となる。
次に、右及び左のブレーキペダル15,16が踏み操作解除位置A1から制動側限度位置A2に踏み操作される場合(右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが異なる状態)において、静油圧式無段変速装置5と右及び左のブレーキペダル15,16との関係の後半について、図5に基づいて説明する。
変速レバー10が前進Fに操作されている状態(ステップS12)及び変速ペダル12が前進Fに操作されている状態(ステップS13)では、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが前進Fの設定低速位置F1に保持される(ステップS14)。変速ペダル12が後進Rに操作されている状態では(ステップS13)、静油圧式無段変速装置5のトラニオン軸5aが後進Rの設定低速位置R1に保持される(ステップS15)。
経年劣化等により右及び左のブレーキペダル15,16と右及び左のブレーキ17,18との間に誤差等が蓄積されると、右及び左のブレーキペダル15,16の踏み操作に対して、右及び左のブレーキ17,18の制動力が発生し始める右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが変化(移動)することがある。
例えば図4の二点鎖線C3に示すように、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが第1設定操作位置A3になっても、右及び左のブレーキ16,17の制動力が発生せず、右及び左のブレーキペダル15,16の操作位置AR,ALが第1設定操作位置A3を少し越えてから、右及び左のブレーキ16,17の制動力が発生するような状態が生じることがある。
前述の[発明を実施するための最良の形態]において、連係ロッド19に代えて、ワイヤ(図示せず)(連係機構に相当)を使用してもよい。連係ロッド19及びワイヤを廃止して、右及び左のブレーキ17,18を制動側に操作するアクチュエータ(図示せず)(連係機構に相当)を備え、ポテンショメータ20の検出値に基づいて、アクチュエータにより右及び左のブレーキ17,18が制動側に操作されるように構成してもよい。
右及び左の前輪1、右及び左の後輪2に代えて、右及び左のクローラ走行装置(図示せず)(走行装置に相当)を備え、右及び左のクローラ走行装置に右及び左のブレーキ17,18を備えた作業車にも、本発明は適用できる。
5 走行用の無段変速装置
15 右のブレーキペダル
16 左のブレーキペダル
17 右のブレーキ
18 左のぶれーき
19 連係機構
20 操作位置センサー
A1 踏み操作解除位置
A2 制動側限度位置
A3 設定操作位置
AR 右のブレーキペダルの操作位置
AL 左のブレーキペダルの操作位置
N 停止位置
Claims (2)
- 人為的に操作される右及び左のブレーキペダルと、右及び左の走行装置用の右及び左のブレーキとを備え、
前記右のブレーキペダルが踏み操作されると連係機構を介して右のブレーキが制動側に操作されるように構成し、前記左のブレーキペダルが踏み操作されると連係機構を介して左のブレーキが制動側に操作されるように構成して、
停止位置から高速側に操作自在な走行用の無段変速装置と、前記右及び左のブレーキペダルの操作位置を検出する操作位置センサーとを備えて、
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが同じ状態であると、前記走行用の無段変速装置を停止位置側に操作する第1減速手段を備え、
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが異なる状態であると、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とのうち、踏み操作解除位置に近い側の操作位置のみに基づいて、その踏み操作解除位置に近い側の操作位置が制動側限度位置に近づくほど、前記走行用の無段変速装置を停止位置側に操作する第2減速手段を備えてある作業車。 - 踏み操作解除位置と制動側限度位置との間の踏み操作範囲において、踏み操作解除位置と制動側限度位置との間に設定操作位置を設定し、前記右及び左のブレーキペダルの操作位置が踏み操作解除位置と設定操作位置との間であると、前記右及び左のブレーキが解除状態に操作され、前記右及び左のブレーキペダルの操作位置が設定操作位置から制動側限度位置に操作されるほど、右及び左のブレーキが解除状態から制動側に操作されるように構成すると共に、
前記右及び左のブレーキペダルが踏み操作された場合に、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とが異なる状態であると、前記操作位置センサーの検出情報から前記右のブレーキペダルの操作位置と前記左のブレーキペダルの操作位置とのうち、踏み操作解除位置に近い側の操作位置のみに基づいて、前記踏み操作解除位置と設定操作位置との間において、その踏み操作解除位置に近い側の操作位置が設定操作位置に近づくほど、前記走行用の無段変速装置を停止位置側に操作するように、前記第2減速手段を構成してある請求項1に記載の作業車。
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