JP5121543B2 - 地上デジタル放送受信装置及び地上デジタル放送受信方法 - Google Patents

地上デジタル放送受信装置及び地上デジタル放送受信方法 Download PDF

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本発明は、受信信号を受信する地上デジタル放送受信装置等に関する。
我が国においては既にデジタル放送が開始されており、我が国における地上デジタル放送では、伝送方式としていわゆる直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が採用されている。
このOFDMはマルチキャリア方式と呼ばれ、伝送帯域内に数千本のキャリアを立てて、各々のキャリアにデータを割り付けてデジタル放送を行う技術である。このOFDMは、一部のキャリアに割り付けたデータが損傷していても他のキャリアで誤り訂正を行うことができるため、従来から行われているアナログ放送において生じていたゴーストなどが発生しにくいという特徴を有する。
また移動受信装置においては、移動に伴う受信状態の悪化を避けるため、いわゆるダイバーシティ受信方式を採用することで安定した受信状態の確保を図る技術が採用されている。このダイバーシティ受信方式は、複数のアンテナによって受信した放送波に基づく各受信信号を合成したり、または、複数のアンテナから受信状態の良いアンテナを選択して使用する方式である。
一般的に受信装置は、フリンジエリアなど受信環境の悪い条件において、劣化した信号を受信する可能性が高く受信信号の多くに誤りが発生する可能性が高い。また従来の受信装置では、誤り訂正処理の誤判定から、結果を正しい結果と認識してしまうことがあった。
従来の受信装置では、このような場合、1シンボル内の複数キャリアから得られたTMCCデータをそのブランチ単位でビットごとに多数決処理を実施し、用いるべきTMCCデータを確定している(例えば特許文献1参照)。
特開2002−218339号公報(0047、図5)
しかしながら従来の受信装置は、上述のようなブランチごとの多数決処理を行っても各ブランチで選ばれる各TMCCデータが異なってしまう可能性があり、その場合に対処すべき処理が不明であり最終的に用いるべきTMCCデータを確定できないおそれがあった。また従来の受信装置においては、このように用いるべきTMCCデータを確定できない状態で放送波を受信することを防止する機能を搭載している場合、この放送波の受信処理そのものに影響を与えるおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を復調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データを取得する複数のブランチと、各前記ブランチで取得した各前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択手段と、前記制御データ選択手段によって選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成手段とを有する。
上記課題を解決するために、請求項6記載の発明は、複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を複調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データを取得する複数のブランチで取得した各前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択ステップと、前記制御データ選択ステップにて選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成ステップとを有する。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
ISDB−T方式においては伝送方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を採用している。このOFDM方式では、互いに直交する関係にある多数のキャリアにデータを分割して伝送している。
地上デジタルテレビジョン放送用の各周波数(以下、「チャンネル」とも称する)の帯域幅は6MHzである。各チャンネルの伝送路は6MHzを14等分した帯域幅(約429kHz)をOFDMセグメント1つの帯域幅として、13個のOFDMセグメントにより形成されている。車載用受信装置では、移動受信性能向上を図るため、複数のアンテナ入力から構成されるダイバーシティ構成を採用している。
図1は、一実施形態としての受信装置1の電気的な構成例を示すブロック図である。
受信装置1は、各ブランチ20〜23、ダイバー合成部14、トランスポートストリームデータ(以下「TSデータ」と称する)再生部15、TMCCコントローラ16及びコントローラ17を有する。
各ブランチ20〜23は、複数(本実施形態では4つを例示する)のアンテナ(ダイバー)に各々対応した独立した構成要素となっている。各ブランチ20〜23は、例えば4つのアンテナで各々独立して同時に受信された受信信号を復調し、その受信信号に含まれる伝送データ及びその伝送データに重畳されているTMCCデータ(制御データ)を取得する機能を有する。
各ブランチ20〜23は、A/Dコンバータ3、シンボル同期検出部4、FFT5、等価処理部6、フレーム同期検出部7及びTMCC復号部8を備えている。コントローラ17は、各ブランチ20〜23のシンボル同期検出部4、そのTMCCコントローラ16及びTSデータ再生部15を制御する。
A/Dコンバータ3は、各ブランチ20〜23においてチューナ(図示せず)を介して中間周波数信号(図示のIF信号に相当)となった放送波を量子化し、アナログデータからデジタルデータに変換する。シンボル同期検出部4は、チャンネルチェンジ等の受信処理の初期化が実施された後、OFDM信号の伝送モード、ガードインターバル比判定を実施し、シンボル同期を確立する。FFT(Fast Fourier Transform)5は、そのシンボル同期が確立したシンボルに対してFFT処理を実施し、OFDM信号を構成する各キャリア成分を抽出する。等価処理部6は、FFT5が抽出した各キャリア成分について伝送路における歪みを補償する。フレーム同期検出部7は、各OFDMフレームの同期検出を行う。TMCC復号部8は、FFT5から出力されるTMCCデータを復調し、TMCC情報などを取得する。
TMCCデータは、ISDB−T仕様に定められたキャリア位置にDBPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)変調された状態で伝送されている。TMCCデータの位置は、シンボル同期確立時に得られた伝送モードとガードインターバルの情報に基づき、ISDB−T仕様に定められたキャリア位置から判別される。
TMCCデータは204ビットからなるデータであり、1つのOFDMフレームごとに完結している。このTMCCデータは、シンボルごとに1ビット重畳された状態で伝送される。
TMCCデータは、作動復調の基準、OFDMフレームの同期信号(以下単に「同期信号」と称する)、セグメント形式識別、TMCC情報及びパリティビットから構成されるビット列である。このパリティビットはTMCC情報の誤り訂正を行うためのデータである。TMCC情報は、システム識別、伝送パラメータ切り替え指標、緊急警報放送用起動フラグ、カレント情報、ネクスト情報、連結送信位相補正量などを含む。カレント情報及びネクスト情報は、部分受信フラグ、各階層伝送パラメータ情報を有する。カレント情報は現在の階層構成及び伝送パラメータ情報を示している。ネクスト情報は切り替え後の伝送パラメータ情報を示している。
車載の受信装置1において受信する場合、各20〜23の入力ごとに受信状況が異なるため、常に全てのブランチ20〜23で放送波を受信できる保証はない。OFDMフレーム同期確立後においては、誤り訂正処理により誤りが存在することが明確なブランチのTMCC情報は破棄される。
ダイバー合成部14は、各ブランチ20〜23からの伝送データをダイバー合成し、TSデータ再生部15に引き渡す。TSデータ再生部15は、TSデータの再構成処理を実施する。このTSデータの再構成処理では、このように伝送データがダイバー合成された後、TSデータを再構成するための処理を実施する。
TSデータの再構成処理には、TMCC情報として伝送されてくる部分受信フラグ、変調パラメータ、畳込み符号化率、時間インタリーブ長、セグメント構成などの伝送パラメータ情報が必要となる。これらの情報は、TMCC情報が(184,102)の誤り訂正符号化されていることから、1OFDMフレーム以上のデータを取得しなければ確定できない。しかし、これらの値を特定の初期値として保持することにより、1OFDMフレーム受信する以前からTSデータ再構成処理が可能となる。
TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23のTMCC復号部8によって復号されたTMCCデータを取得し、多数決処理を実行する。つまりTMCCコントローラ16は、その多数決処理として、各ブランチ20〜23からの各TMCCデータに差異が生じた場合、これら複数のTMCCデータのうち同一であってかつ多数を占める特定のTMCCデータを選択する。本実施形態では、TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23からの各TMCCデータに差異が生じた場合、前記複数のTMCCデータのうち同一であってかつ最も数の多い特定の制御データを選択するものとする。
上述したダイバー合成部14及びTSデータ再生部15は再構成手段に相当し、そのようにTMCCコントローラ16によって選択された特定のTMCCデータを用いて、その複数の伝送データを合成してTSデータを再構成する。
このTMCCコントローラ16(制御データ制御手段)は、TMCCデータの切り替えを予告するための伝送パラメータ切り替え指標(制御データ切り替え指標)を正常に取得できた場合、伝送パラメータ切り替え指標に従って内部のTMCCデータを更新する。
一方、このTMCCコントローラ16は、受信信号の受信状況により、TMCCデータの切り替えを予告する制御データ切り替え指標(伝送パラメータ切り替え指標)がそのTMCCデータから取得できない間に、前記ブランチ20〜23によってその後取得された新規なTMCCデータが内部のTMCCデータと差異を生じたことを契機として、伝送パラメータ切り替え指標に従ったTMCCデータの更新とは異なる次のような独自の切り替えを行う。
すなわちこのTMCCコントローラ16は、その新規のTMCCデータを所定期間にわたり保留し、その後もブランチ20〜23によって同一の新規なTMCCデータが取得され続けていたことが判明した場合、その新規なTMCCデータで内部のTMCCデータを更新する。
TMCCコントローラ16は、ブランチ20〜23によって取得された新規のTMCCデータが内部のTMCCデータと差異を生じたことを契機として設定され、ブランチ20〜23によってその後取得された新規のTMCCデータが前記内部のTMCCデータと一致すると初期化される不一致確認フラグ(Discored_Flag)を備えている。
TMCCコントローラ16は、上記不一致確認フラグが設定されたことを契機に、繰り返し送信されてくるTMCCデータの受信回数の計測を開始し、上記ブランチ20〜23によってその後取得される新たなTMCCデータが変化することなく受信し続けられた回数を計測するカウンタ(Discored_Count)を備える。
車載受信装置1で使用されるアンテナは、一般的に家庭で使用されるそれに比べ指向性が低いことが想定されている。車載受信装置1は各放送局の想定する送信エリア端(フリンジエリア)では、アンテナ毎に隣接する異なった放送局から
送信される放送波を受信する可能性が想定され、各ブランチ毎に異なったTMCC情報を受信する可能性が想定される。
本実施形態では、各ブランチ20〜23で受信したTMCC情報を比較し、差異があった場合は多数決処理を実施し、TMCC情報を確定する。また、多数決で決定できない場合は予め設定したブランチのTMCC情報を採用する。
各ブランチ20〜23は、チャンネルチェンジによる初期化の後、TMCCデータの取得を開始する。TMCCデータは、OFDMフレームの先頭に配置される同期信号を検出することによりデータビット位置が確定し、その内容の判別が可能となる。
TMCCデータは(184,102)の差周回巡回符号による誤り訂正符号化されているため、全データを取得した後で無ければ確定する事はできない。しかしTMCCデータは、強固な変調方式であるDQPSKで伝送されているため、TSデータの再構成が実施可能な受信状態であれば、誤りの無いデータが取得できる可能性は高いと推定される。
よって本実施形態では、初期化直後に取得されたTMCC情報のカレント情報が取得でき次第、このカレント情報をTMCCコントローラ16に受け渡し、このTMCCコントローラ16はTMCC情報確定後にTSデータ再構成処理に反映させる。
この処理により、送信されている放送波の伝送パラメータ情報が初期設定値と異なった場合、1OFDMフレーム取得前に伝送パラメータ情報に即したTSデータ再構成処理が実施可能となり、再構成されたTSデータの出力までの高速化が期待できる。
地上デジタル放送受信装置は、TMCC情報で伝送パラメータ情報が受信装置に伝達され、そのTMCC情報を使用しTSデータ再構成処理を実施している。このTMCC情報は動的に変更するが可能な運用になっており、その切り替えタイミングはTMCC情報中にある伝送パラメータ切り替え指標により受信装置1に伝達される。受信装置1は伝送パラメータ切り替え指標を参照することにより、伝送パラメータ情報の切り替えに円滑に追従することが期待されている。
しかし車載の受信装置1は、トンネルなどの遮蔽物の影響により伝送パラメータ切り替え指標を受信できない場合が発生する。また、上述したようにフリンジエリアでは異なった放送局の電波が受信可能な場合が想定され、隣接する放送局の伝送パラメータ情報が異なっている可能性も想定される。そのため本実施形態では、受信装置1自体がTMCC情報の変更に対応するアルゴリズムを提案する。
受信装置1は以上のような一構成例であり、次に図1を参照しつつ当該一構成例による受信方法の一例について説明する。
図2は、TMCC取得処理の手順例を示すフローチャートである。このTMCC取得処理は、各ブランチ20〜23によって実施される処理を表している。
ステップS1では、各ブランチ20〜23はTMCCデータの復調処理を実施し、フレーム同期検出部7が、復調して得られたデータ列から16ビットのOFDMフレーム同期信号(以下「同期信号」と称する)の検出を行う。以下、ステップS1における処理を「同期信号検出処理」と称する。
上記OFDMフレーム同期信号を検出した後、ステップS2では、TMCC復号部8が、伝送パラメータなどの情報が格納されているTMCC情報を受け取る。ステップS3では、TMCC復号部8が、そのTMCC情報の受信終了後直ちに復号し、TMCCコントローラ16へそのTMCC情報を伝達する。
TMCCデータはTMCC情報に(184,102)の誤り訂正符号化がされている。このためステップS5では、誤り訂正が可能であるか否かが判断される。誤り訂正が可能であれば、TMCC復号部8が1OFDMフレーム終了後に誤り訂正処理を実施する。ここで誤り訂正が可能であれば、訂正された出力がTMCCコントローラ16に送られ、ステップS6が実行される。このステップS6では、TMCC復号部8が再度TMCC情報をTMCCコントローラ16へ伝達する。一方、誤り訂正が可能でなければ、後述ステップS7が実行される。
このステップS7では、フレーム同期検出部7が、1OFDMフレームデータを受信したことを確認し、次のOFDMフレームの先頭にある同期信号を確認する。次OFDMフレームの同期信号が検出されない場合、当初の同期検出は誤判定であるため、再度同期信号検出処理(ステップS1に相当)に戻る。一方、同期信号が検出された場合、OFDMのフレーム同期が確立する。TMCCデータは毎OFDMフレームに重畳して送信されてくるため、チャンネルチェンジ等により初期化されるまで上記の処理を繰り返す。
図3は、TMCCコントローラ16の処理例を示すフローチャートである。
TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23から伝達されたTMCCデータから、TMCC情報を確定する処理及びTMCC情報が変更された場合の処理を実施する。
ステップS11では初期値による復調スタートを行う。このステップS11では、TMCCコントローラ16が、チャンネルチェンジなどによる初期化終了後、受信装置1があらかじめ所有している、TSデータの再構成処理に必要な階層構成情報、デインタリーブ情報、デマッピング情報の初期値設定をコントローラ17に伝達する。TS再生部15は、これらの情報をもとにTSデータの再構成を開始する。
ステップS12では、各ブランチ20〜23からTMCC情報が取得される。具体的には、各ブランチ20〜23は受信信号を受信し、その受信信号から伝送データの復調に必要なTMCC情報を得ると直ちに、そのTMCC情報をTMCCコントローラ16に引き渡す。ここで「直ちにTMCC情報を引き渡す」とは、TMCC情報の誤り訂正後に誤りがないことを確認せずに、そのTMCC情報を引き渡すことを示している。
次にステップS13では、TMCCコントローラ16が各TMCC情報に差異があるか否かを判断する。TMCCコントローラ16は、ブランチ20〜23によってその後取得された新規なTMCCデータが内部のTMCCデータと差異を生じ手いるか否かを判断している。
TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23から得られたTMCC情報に差異があった場合には多数決処理S100を実施し、TMCC情報を確定する。ここでTMCCコントローラ16は、多数決処理S100においてTMCC情報が確定しない場合、特定のブランチのTMCC情報を確定値とする。一方、ステップS13では、各ブランチ20〜23から得られたTMCC情報に差異がない場合には後述するステップS14が実施される。
次にステップS14では、TMCCコントローラ16が、チャンネルチェンジ等の初期化後、初めて受け取るTMCC情報が保持する内部TMCC情報と異なるか否かを判断する。TMCCコントローラ16は、初めて受け取るTMCC情報が保持する内部TMCC情報と異なる場合はステップS15を実行する。
このステップS15では、TMCCコントローラ16が、直ちに内部TMCC情報を更新し、TSデータ再構成処理に反映をさせる。一方、TMCCコントローラ16はステップS16を実行する。このステップS16では、OFDMフレームの同期が確立したか否かが判断される。
TMCCコントローラ16は、OFDMフレームの同期が確立していない場合、上述したステップS12に戻って実施する一方、OFDMフレームの同期が確立している場合、後述するステップS17を実行する。このステップS17では、上述したステップS12と同様の処理であるので、説明を省略する。
次にステップS18では、上述したステップS13と同様にTMCCコントローラ16が各TMCC情報に差異があるか否かを判断する。つまりTMCCコントローラ16は、ブランチ20〜23によってその後取得された新規なTMCCデータが直近に取得済みの内部のTMCCデータと差異を生じているか否かを判断する。
TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23から得られたTMCC情報に差異があった場合には多数決処理S100を実施し、TMCC情報を確定する。
次にステップS19では、TMCCコントローラ16は、各ブランチ20〜23よりTMCC情報を受取り多数決処理S100により得られた新規のTMCC情報が内部TMCC情報と異なっているか否かを比較する。
TMCCコントローラ16は、初回以降、各ブランチ20〜23よりTMCC情報を受取り多数決処理S100により得られた新規のTMCC情報が内部TMCC情報と異なっている場合は、後述するステップS23を実行する。
一方、受信状況に問題が無く適正な受信が持続されている場合は、伝送パラメータ切り替え指標に従い内部伝送パラメータ情報を新規の値へ更新する処理が実施される(ステップS20,S21)。即ち伝送パラメータ切り替え指標が‘0’となった場合に内部TMCC情報伝送パラメータ情報を更新し、TSデータ再構成処理に反映させる。すなわちステップS20では、取得されたTMCC情報に含まれる伝送パラメータ切り替え指標の値が確認される。
ステップS20にて伝送パラメータ切り替え指標が‘0’である場合にはステップS22の前にステップS21が実施され、伝送パラメータ切り替え指標が‘0x0’ではない場合にはステップS21が実施されずステップS22が実施される。
ステップS22では、受信したTMCC情報と内部TMCC情報に差異が無い場合、内部レジスタである不一致確認フラグ(図示のDiscord_Flagに相当)及び継続カウンタ(図示のDiscord_Countに相当)が初期化される。
一方、ステップS19で差異があると判断された場合、上述したステップS23では、TMCCコントローラ16が、新規のTMCC情報が内部TMCC情報と異なっていることを明示する制御フラグである不一致確認フラグを設定する。この不一致フラグが設定されることにより、コントローラ17はTSデータ再構成部15からの出力を制御し、受信装置1が受ける影響を最小限にすることが可能である。
ステップS24では、TMCCコントローラ16は、不一致確認フラグが設定された後に新規のTMCC情報が変化したか否かを判断する。TMCCコントローラ16は、このようにTMCC情報が変化していた場合、DiscordCountを初期化する一方、このようにTMCC情報が変化していない場合、ステップS25を実施する。
このステップS25では、TMCCコントローラ16がDiscordCountを‘1’増加させる。次にステップS26では、TMCCコントローラ16が設定閾値とDiscordCountとを比較する。TMCCコントローラ16は、DiscordCountが設定閾値よりも小さい場合には上述したステップS17に戻って実行し、DiscordCountが設定閾値よりも大きい場合にはステップS27を実行する。ステップS27では、TMCCコントローラ16が、内部TMCC情報を新規なTMCC情報に更新し、コントローラ17へ引き渡す。TMCCコントローラ16は、上述した一連の処理をOFDMフレーム毎に実施する。
一方、ユーザが設定可能な値を閾値として、DiscordCountの値がそれを超えるか判定をし、超えていた場合内部TMCC情報を新規TMCC情報に更新し、TSデータ再生処理にそのパラメータを反映させる。その後、不一致確認フラグとDiscordCountの値は初期化する。DiscordCountを閾値と比較するのは受信誤りによりTMCC情報自体が誤って受信される場合が想定されるためである。ただし、内部TMCC情報と新規TMCC情報の差異が生じなくなった場合は、直ちに不一致確認フラグとDiscordCountの値の初期化を実施する。
図4は、図3に示す多数決処理S100の詳細な手順例を示すフローチャートである。
ステップS201では、TMCCコントローラ16はOFDMフレーム同期が確立しているか否かを確認する。このように確認するのは、チャンネルチェンジ直後など初期化直後に、TMCC情報の誤り訂正結果を待たずにTMCC情報の取得を行うためである。OFDMフレーム同期確立後の定常状態においては、TMCCの誤り訂正結果をチェックするステップS202が実施される。
ステップS202では、TMCCコントローラ16が、OFDMフレーム確立後の定常状態において誤り訂正が成功した有効なTMCC情報が各ブランチ20〜23から取得できたかを確認する。
全てのブランチ20〜23において誤り訂正後のエラーがゼロとならない場合、TMCCコントローラ16は多数決処理を実施できないと判断して新規TMCC情報の取得を中止し、その多数決処理を中止する。
ブランチ20〜23のいずれかにおいて誤り訂正後のエラーがゼロとなった場合、TMCCコントローラ16はステップS203を実行する。このステップS203では、TMCCコントローラ16が誤り訂正処理により、誤りが無い各ブランチ20〜23のTMCCデータの多数決が可能か判定を実施する。なおTMCCコントローラ16は異なったTMCCデータが同数のブランチ20〜23において誤り訂正後により取得された場合、多数決処理が不可能と判断する。例えば2対2や1対1になった場合がそれにあたる。一方、実施可能であれば多数決処理を実施しブランチから得られたTMCC情報を新規TMCC情報として確定する。
ステップS203では、TMCCコントローラ16は、多数決処理が実施できないと判断した場合にはステップS205を実施する。このステップS205では、TMCCコントローラ16は再度OFDMフレーム同期が確立しているか確認する。このように確認するのは、ステップS201と同様に初期化直後であるかを判定する目的の他に、定常状態に達せず、かつ多数決処理を実施できないため、システムとして不安定と判定し、取得したTMCC情報を破棄し、新規TMCC情報の取得を中止するためである。
上記ステップS205にてOFDMフレームが同期確立している場合、TMCCコントローラ16はユーザ処理を実行する(ステップS206)。このステップS206は、各ブランチ20〜23から取得したTMCC情報が2対2や1対1のように同数のため、多数決処理が実施できなかった場合、ユーザの意図した処理(以下「ユーザ処理」と称する)により新規TMCC情報を確定する処理を表している。
<ユーザ処理の第1の例>
ステップS206において、各ブランチから取得されたTMCC情報が複数種類あり、かつ、ブランチ20〜23(この例では4個)から得られたTMCC情報の内容が全て異なっているなど、上述した多数決処理を実施できない場合には、TMCCコントローラ16は、複数存在するブランチに付与したブランチ番号の最も若い番号から取得したTMCC情報を新規TMCC情報として確定しても良い。
<ユーザ処理の第2の例>
ステップS206において、各ブランチ20〜23から取得されたTMCC情報が複数種類あり、かつ、取得したブランチ20〜23(この例では偶数の一例である4個)からのTMCC情報の種類とその数がそれぞれ2対2のように同数であった場合、TMCCコントローラ16は次のように新規TMCC情報を選択するようにしても良い。
つまりTMCCコントローラ16は、TMCC情報を取得したブランチ20〜23のC/N値がTMCC情報の伝送されたキャリアの変調方式であるDBPSK方式を復調するに必要なC/N値よりも十分良好であり、かつ、TMCC情報を取得したブランチのうち最良のC/N値が得られた特定のブランチのTMCC情報を新規TMCC情報として選択する。DBPSK方式を復調するに必要なC/N値はユーザがその閾値を設定可能であり、その閾値に達する特定のブランチが無い場合は、受信したTMCC情報を破棄し新規TMCC情報としない。
<ユーザ処理の第3の例>
ステップS206において、各ブランチ20〜23から取得されたTMCC情報が複数種類あり、かつ、取得したブランチ(この例では4個)からのTMCC情報の種類とその数が、それぞれ2対2のように同数であった場合、TMCCコントローラ16は次のように新規なTMCC情報を選択するようにしても良い。
すなわちTMCCコントローラ16は、内部TMCC情報を多数決処理の候補に加え判定を実施する。TMCCコントローラ16は、例えば2対2の同数であった場合、更に内部TMCC情報が候補に加わるため、5者(5個のTMCC情報)による多数決を実施する。この方法においても、TMCCコントローラ16が2対2対1のように多数決処理による判断が不可能な場合は、受信したTMCC情報を破棄し新規TMCC情報としない。
<ユーザ処理の第4の例>
このユーザ処理の第4の例では、TMCCコントローラ16が、ユーザ処理の第3の例に記載した処理においてブランチが取得したTMCC情報の候補を、上記実施形態に記したようにDBPSK復調可能なC/N値を閾値として制限する。
即ちTMCCコントローラ16は、DBPSK復調に十分なC/N値を持つブランチ20〜23から得られたTMCC情報と、内部TMCC情報の全てを候補に多数決処理を実施する。内部TMCC情報を使用しても、1対1対1のように多数決処理によりTMCC情報の選択が出来ない場合は、取得したTMCC情報を破棄し新規TMCC情報としない。
以上説明したように、本実施形態における地上デジタル放送受信装置1(受信装置に相当)は、複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を複調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データ(TMCCデータ)を取得する複数のブランチ20〜23と、各前記ブランチ20〜23で取得した各前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択手段16(TMCCコントローラ)と、前記制御データ選択手段16によって選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成手段14,15(ダイバー合成部、TSデータ再構成部)とを有することを特徴とする。
本実施形態における地上デジタル放送受信方法は、複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を復調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データ(TMCCデータ)を取得する複数のブランチで取得した各前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択ステップと、前記制御データ選択ステップにて選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成ステップとを有することを特徴とする。
これらのようにすると、複数の放送局から同時に複数の受信信号を受信した場合に、内部的にこれら各放送局に対応した複数種類の制御データが存在しているときでも、多数を占める伝送データ群に対応した適切な特定の制御データを用いて、確実にこれら伝送データ群からトランスポートストリームデータを出力することができる。
つまり、例えば1つの放送局から受信信号を受信したもののデータの損壊等により内部的に複数種類の制御データが存在してしまった場合とは異なる上述のような状況においても、適切な特定の制御データを用いて確実にトランスポートストリームデータを出力することができる。
上記実施形態における地上デジタル放送受信装置1は、上述した構成に加えてさらに、前記ブランチ20〜23は、各々の前記制御データを受信後に誤り訂正を実施する誤り訂正手段を備え、前記誤り訂正手段によって誤り訂正が不能とされた前記制御データを破棄することを特徴とする。
このようにすると、受信装置1は、常に正確な制御データを用いて受信処理を行うことができる。
上記実施形態における地上デジタル放送受信装置1は、上述した構成に加えてさらに、前記制御データ選択手段16は、前記複数のブランチ20〜23で受信された前記複数の制御データに差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ最も数の多い特定の制御データを選択することを特徴とする。
このようにすると、地上デジタル放送受信装置1は、受信状態が良好とはいえない状況でも1つの制御データを選択して受信すべき受信信号を特定し、その受信信号の受信に適した状態に設定することができる。
上記実施形態における地上デジタル放送受信装置1は、上述した構成に加えてさらに、前記複数の制御データのうち同一であってかつ最も数の多い特定の制御データが複数存在する場合に、前記制御データ選択手段16は、予め定められた特定のブランチで取得した制御データを選択することを特徴とする。
上記実施形態における地上デジタル放送受信装置1は、上述した構成に加えてさらに、前記ブランチ20〜23は、各々の前記制御データを受信後に誤り訂正を実施する誤り訂正手段を備え、初期化処理後初めて受信する前記制御データを、前記誤り訂正手段によって誤り訂正処理を実施せず、前記再構成手段14,15で使用する各前記制御データを受信し次第、前記制御データ選択手段16に引き渡すことを特徴とする。
このようにすると、ブランチ20〜23は、例えば初回だけこのように直ちに制御データを引き渡すと、制御データの誤り訂正を行わない分、従来よりも速く伝送データの復調を開始することができる。
なお、本実施形態は、上記に限られず、種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
上記実施形態ではブランチ20などの数が4個と例示しているが、ブランチの数は複数個であれば良い。このようにすると、受信装置1は多数決処理により確実に一つのTMCC情報を特定することができる。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
一実施形態としての受信装置の電気的な構成例を示すブロック図である。 TMCC取得処理の手順例を示すフローチャートである。 TMCCコントローラの処理例を示すフローチャートである。 図3に示す多数決処理の詳細な手順例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 受信装置(地上デジタル放送受信装置)
16 TMCCコントローラ(制御データ選択手段)
20 ブランチ
21 ブランチ
22 ブランチ
23 ブランチ

Claims (6)

  1. 複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を復調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データを取得する複数のブランチと、
    各前記ブランチで取得した前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択手段と、
    前記制御データ選択手段によって選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成手段と
    を有することを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の地上デジタル放送受信装置において、
    前記ブランチは、
    各々の前記制御データを受信後に誤り訂正を実施する誤り訂正手段
    を備え、
    前記誤り訂正手段によって誤り訂正が不能とされた前記制御データを破棄する
    ことを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  3. 請求項2に記載の地上デジタル放送受信装置において、
    前記制御データ選択手段は、
    前記複数のブランチで受信された前記複数の制御データに差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ最も数の多い特定の制御データを選択する
    ことを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  4. 請求項3に記載の地上デジタル放送受信装置において、
    前記複数の制御データのうち同一であってかつ最も数の多い特定の制御データが複数存在する場合に、
    前記制御データ選択手段は、予め定められた特定のブランチで取得した制御データを選択する
    ことを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  5. 請求項4に記載の地上デジタル放送受信装置において、
    前記ブランチは、
    各々の前記制御データを受信後に誤り訂正を実施する誤り訂正手段
    を備え、
    初期化処理後初めて受信する前記制御データを、前記誤り訂正手段によって誤り訂正処理を実施せず、前記再構成手段で使用する各前記制御データを受信し次第直ちに、前記制御データ選択手段に引き渡す
    ことを特徴とする地上デジタル放送受信装置。
  6. 複数のアンテナで各々独立して受信された受信信号を復調し、各前記受信信号に含まれる各伝送データ及び各前記伝送データに重畳されている各制御データを取得する複数のブランチで取得した各前記制御データの内容に差異が生じた場合、前記複数の制御データのうち同一であってかつ多数を占める特定の制御データを選択する制御データ選択ステップと、
    前記制御データ選択ステップにて選択された前記特定の制御データを用いて、前記複数の伝送データを合成してトランスポートストリームデータを再構成する再構成ステップと
    を有することを特徴とする地上デジタル放送受信方法。
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