JP5121489B2 - 放射線治療システム及び放射線治療プログラム - Google Patents
放射線治療システム及び放射線治療プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5121489B2 JP5121489B2 JP2008033361A JP2008033361A JP5121489B2 JP 5121489 B2 JP5121489 B2 JP 5121489B2 JP 2008033361 A JP2008033361 A JP 2008033361A JP 2008033361 A JP2008033361 A JP 2008033361A JP 5121489 B2 JP5121489 B2 JP 5121489B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiation
- scattered radiation
- scattered
- attenuation
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
散乱X線発生源の視覚的特定 ―第1報 基本原理―ピンホールカメラを用いた散乱X線発生源の観察、日本放射線技術学会東北部会 第12号P181(2003年1月)
[原理と方法]
本実施形態に係る放射線治療システムは、被検体に対して照射した放射線に基づく当該被検体からの散乱線を計測し、これに基づいて被検体のどの部位に、どれだけの線量が照射されたかを客観的に示す情報を取得するものである。その原理と方法は、次の様である。
図2は、本実施形態に係る放射線治療システム1のブロック構成図を示している。同図に示すように、本放射線治療システム1は、放射線照射システム2、散乱線検出システム3、データ取得制御部4、データ処理システム5、表示部6、記憶部7、操作部8、ネットワークI/F9を具備している。放射線照射システム2及び散乱線検出システム3は架台(ガントリ)に設置され、架台を移動、回転させることで、被検体に対して任意の位置に配置することができる。また、データ取得制御部4、データ処理システム5、表示部6、記憶部7、操作部8、ネットワークI/F9は、例えば放射線治療システム1の本体(筐体)に設置される。
放射線照射システム2は、電力供給部201、照射部203、タイミング制御部205、ガントリ制御部207を有している。
散乱線検出システム3は、検出器301、コリメータ303、移動機構部305、位置検出部307を有している。
データ取得制御部4は、放射線治療時における散乱線計測に関する総合的な制御を行う。例えば、データ取得制御部4は、放射線照射システム2のタイミング制御部205からの信号を得て、散乱線検出システム3に対して散乱線計測開始トリガーや検出データの伝送トリガーを送信する等、放射線照射、散乱線計測、データ処理、画像表示、ネットワーク通信等について、本放射線治療システム1を静的又は動的に制御する。また、データ取得制御部4は、必要に応じて、ネットワークを介して放射線治療計画装置から受け取った治療計画に基づいて、各照射の照射時間に合わせてスキャン時間を最適化する。
データ処理システム5は、補正処理部501、散乱源存在領域決定部502、再構成処理部503、変換処理部505、データ処理部507を有している。
表示部6は、LCD等のディスプレイで構成される。表示部6は、上記データ処理部507の各種モジュールにより出力されるデータをもとに、例えば、吸収線量画像を計画画像や照射直前、照射中に得た画像とフュージョンして表示を行う。
(第1の実施例)
次に、第1の実施例に係る放射線治療システム1を用いた散乱線ボリュームデータ等の生成方法について説明する。本実施形態に係る放射線治療システムでは、治療X線ビームに対して特定の角度をなす位置にコリメータを備えた検出器を設置し、その方向に来た散乱線のみを選択的に検出する。さらに、患者体内の、散乱の起こった場所の分布を3次元的に得るために、照射中に検出器を回転させ、複数の方向から散乱線の測定を行う(例えば、図6参照)。その後、再構成処理を行い、被検体内部の散乱線の発生分布を3次元的に画像化する。
まず、データ取得制御部4は、例えばネットワークを介して当該被検体に関する治療計画情報を取得し、表示部6に表示する。術者は、表示された治療計画に従って寝台上に被検体を配置すると共に、操作部8を介して、放射線照射時間の設定、散乱線計測を行う回転角度の設定、スキャンシーケンスの選択等を行う(ステップS1a)。なお、放射線照射時間の設定等については、取得した治療計画情報に基づいて、自動的に行うようにしてもよい。
図4は、本放射線治療システム1の散乱線の測定形態を示した図である。同図に示すように、放射線照射システム2は被検体に対して、三次元領域を照射するための治療用放射線を所定のタイミングで発生する。また、散乱線検出システム2は、当該照射放射線に基づいて被検体外に出てくる散乱線を照射される放射線ビームの軸を中心とした複数の回転角において検出する(ステップS2a)。例えば、ある1つの方向から3分間照射が行える場合、1方向につき10秒ずつ、18方向のデータを収集する。このとき、18方向はビーム軸を中心として等角度間隔であることが好ましい。検出器303が各方向で検出した散乱線のカウント数及び位置検出部307で計測した散乱線検出時における検出器303の位置情報は、データ処理システム5に伝送される。
収集されたデータは、検出器設置角度方向に散乱されたX線のみカウントしている。しかし実際には、X線はあらゆる方向への散乱が起こっている。データ処理システム5の補正処理部501は、検出器のカウント値を補正し、所定の計算しきに従って、すべての方向への散乱数を取得する(ステップS3a)。
次に、データ処理システム5の画像再構成処理部503は、多方向の投影データを用いて画像再構成処理を実行し、散乱線ボリュームデータを取得する(ステップS4a)。このとき、検出器301の回転軸とコリメータの方向が直交しており、180度(+α)以上の角度範囲で画像を撮影する場合はCTの再構成方法を用いればよいが、その他の場合はX線断層撮影の再構成方法を用いる。断層撮影の手法として、例えば投影画像にフィルタ処理を適用した後バックプロジェクション処理を行うfiltered backprojection法を用いる。filterの構成方法としては古典的なShepp-Logan filterや、特願2006−284325, 特願2007−269447に開示されているフィルタを用いる。特に、特願2006−284325, 特願2007−269447に記載されている方法を用いれば、物理的意味が明確な散乱源分布画像を生成することができる。
次に、データ処理システム5の変換処理部507は、ボクセル(voxel)ごとに算出された単位体積あたりの散乱回数nを、吸収線量に換算することで、散乱線ボリュームデータを吸収された放射線量(吸収線量)の三次元分布を示す吸収線量ボリュームデータに変換する(ステップS5a)。
次に、画像処理部507は、吸収線量ボリュームデータ等を用いて、被検体の所定部位に関する吸収された放射線量(吸収線量)の分布を示す吸収線量画像データを生成し、例えばフュージョン表示するためにCT画像と合成する(ステップS6a)。表示部6は、所定の形態にて吸収線量画像を表示する(ステップS7a)。
次に、第2の実施例に係る放射線治療システム1を用いた散乱線ボリュームデータ等の生成方法について説明する。本実施形態に係る放射線治療システムでは、治療X線ビームに対して所定の角度(散乱角)をなす位置にコリメータを備えた検出器を設置し、その方向に来た散乱線のみを選択的に検出し、この検出を照射部から照射される治療用X線ビームの軸と検出器の検出面とのなす角を維持しつつ治療用X線ビームと検出面とを移動させながら実行することで、被検体内の3次元領域をスキャンする。得られた所定の散乱角に関する3次元散乱線データを用いて、散乱線ボリュームデータを再構成すると共に、当該散乱線ボリュームデータを吸収された放射線量の3次元分布を示す吸収線量ボリュームデータに変換し、吸収線量画像を生成する。
まず、第1の実施形態と同様に、被検体の配置等が実行される(ステップS1b)。
図6は、本放射線治療システム1の散乱線の測定形態の一例を示した図である。同図に示すように、放射線照射システム2は、被検体に対して薄い平面状に整形されたX線ビームB2を所定のタイミングで照射し、放射線検出システム2は、当該照射放射線に基づいて被検体外に出てくる所定の散乱角の散乱線を検出する。また、データ取得制御部4は、照射部203から照射される治療用のX線ビームB2の軸と検出器301の視線方向とのなす角を維持しながらX線ビームB2による励起断面を移動させ、当該被検体内の3次元領域を走査(スキャン)するように、ガントリ制御部207或いは移動機構部305を制御する(ステップS2)。この治療用のX線ビームB2を用いた3次元領域のスキャンにより、X線ビームB2の平面に対応する複数の二次元散乱線データからなる3次元散乱線データが取得される。
次に、データ処理システム5の補正処理部501は、減弱補正を含む前処理を実行し、投影データを取得する(ステップS3)。ここで、減弱補正とは、治療用放射線や散乱線が被検体内を伝播することに起因する信号減弱に関する補正処理である。
次に、データ処理システム5の画像再構成処理部503は、取得された投影データを用いて画像再構成処理を実行し、散乱線ボリュームデータを取得する(ステップS4)。なお、本実施形態に係る放射線治療システムでは、本ステップにおいて後述する条件付き反復再構成処理が実行されることになる。
次に、データ処理システム5の変換処理部507は、第1の実施形態と同様に、散乱線ボリュームデータを吸収された放射線量(吸収線量)の3次元分布を示す吸収線量ボリュームデータに変換する(ステップS5)。
次に、画像処理部507は、吸収線量ボリュームデータ等を用いて、被検体の所定部位に関する吸収された放射線量(吸収線量)の分布を示す吸収線量画像データを生成し、例えばフュージョン表示するためにCT画像と合成する(ステップS6b)。表示部6は、所定の形態にて吸収線量画像を表示する(ステップS7b)。
次に、本放射線治療システム1が有する減弱係数分布の推定機能について説明する。この機能は、治療計画用に取得されたCT画像等を用いて、放射線治療部位を含む放射線被照射領域についての減弱係数を推定するものである。ここで用いるCT画像としては、計画用の術前CT画像、治療直前のCT画像、放射線治療システムに組み込まれたMVCTによるCT画像または放射線治療システムに組み込まれたMVCTによるCT画像が挙げられるが、それぞれどのCT画像を用いるかに応じて異なる減弱係数推定処理が必要である。また、この減弱係数分布の推定機能に従う処理(減弱係数分布の推定処理)は、放射線治療前の任意のタイミングで実行され、当該処理によって得られる減弱係数分布は、記憶部7に記憶される。
次に、本放射線治療システム1が有する減弱補正機能について説明する。この機能は、例えば既述の推定処理によって得られた減弱係数分布を用いて、減弱補正を伴う画像再構成処理を実行し、当該補正がなされた散乱線ボリュームデータを生成するものである。当該減弱補正機能に従う処理(減弱補正処理)は、例えば図3のステップS4a、図5のステップS4bにおいて実行される。
次に、再構成処理503によって実行される再構成処理の詳細について説明する。
被検体内のある点で散乱した散乱線が検出器に入射する様子を次のようにモデル化する。
治療用放射線の照射方向に対して、角度θだけ異なる方向に散乱した散乱線が、検出器画素に入射するものとする。散乱は全方位に起こるが、角度依存性がある。全散乱のうち検出器画素に入射する散乱線の割合をRΔΩ(x)で表すものとする(入射確率)。このとき、コリメータの存在は無視する。ΔΩ(x)は位置xから検出器画素を見込む立体角である。比例係数R(単位立体角当たりの入射確率)は、微分散乱断面積dσ(θ)/dΩを全散乱断面積で割った値である。
検出器位置uに入射する散乱線にも角度依存性がある。コリメータの軸方向からの散乱線は最も大きな確率で検出器に入射し、軸から大きく外れる方向からの散乱線は検出器へは入射しない。図12(a)、(b)に示すように、被検体空間の位置xから検出器画素位置uに入射する散乱線の確率をコリメータ感度h(x,u)とする。
再構成処理では、再構成空間内の関数f(x)を、Np個の投影画像gk(u)から推定する(k=1,2,・・・、Np)。特願2006−284325、特願2007−269447などの方法で再構成処理を行うためには、バックプロジェクション(投影)処理と、プロジェクション(逆投影)処理を本提案書の問題に沿うように変更する必要がある。その2つの例を下記に示す。
既述の減弱補正において、全方位散乱密度に1散乱あたりの吸収エネルギーと密度の逆数を乗じて、その場所の吸収線量(J/kg)を求めることを述べた。ここでは、減弱補正を考慮しつつ、さらに吸収線量へ変換した値を再構成する方法について説明する。
以上述べた様に、本実施形態では、治療計画用に取得されたCT画像等を用いて、治療用放射線の被照射領域における減弱係数ck(x)の空間分布を取得し、これを用いて各プロジェクション画像のバックプロジェクションの再にck(x)にて除算を行うことで、減弱補正を伴う再構成処理を行っている。これにより、散乱線が被検体自体で減弱されるために生じる治療用放射線の測定誤差を低減させることができ、定量性の高い散乱源の空間分布を高精度で計測することができる。
図14は、第2の実施形態に係る減弱補正処理及び再構成処理の流れを示したフローチャートである。同図に示すように、本実施形態では、バックプロジェクションを実施する前の投影データに減弱補正処理を適用する。
第1、第2の実施形態では、治療計画に用いるCT画像など通常のX線CT装置で撮影したCT画像から散乱線の減弱係数分布を推定する例について述べた。これに対し、本実施形態では、減弱係数の推定に用いるCT画像の取得方法として、本放射線治療システム1に備えられている治療用放射線源を使ったCT画像を作成する例について述べる。
図17は、第4の実施形態に係る放射線治療システム1の構成及び回転撮像系の動きを説明するための図である。同図に示すように、第4の実施形態に係る放射線治療システム1は、散乱線検出用の検出器301と対向する位置に第2の照射部(X線源)209を備え、さらに第2の照射部209との回転軌道面と検出器301の回転軌道面とが平行になるように、第2の照射部209と検出器301とを所定の位相間隔を維持しながら同期回転させる回転機構を備える。
第5の実施形態に係る放射線治療システム1は、図18に示すように、第4の実施形態と同様に散乱線検出用の検出器301と対向する位置に第2の照射部309を配置し、検出器301と第2の照射部309との位置関係を保ったまま(対向させつつ)、例えば被検体の体軸を中心に両者を回転させ、回転中の複数位置でのX線画像を撮影し、これら撮影データを用いてCT画像を再構成する。このとき、第2の照射部309が発生するX線のエネルギー分布が散乱線のエネルギー分布と近くなるように、第2の照射部309の管電圧を設定する。本方法では、第4の実施形態と同様にX線管のエネルギー分布が散乱線のエネルギー分布とほぼ等しいので、減弱係数の変換を行う必要は無く、第1及び第3の実施形態に係る放射線治療システムよりも正確な減弱係数を迅速且つ簡単に求めることができる。
第6の実施形態に係る放射線治療システム1は、平板状放射線を用いて散乱源分布の3次元再構成を行う方法(すなわち、図6、図7に示した方法)に対して、第1乃至第5の実施形態に係るいずれか減弱補正処理を適用するものである。
Claims (10)
- 被検体に対して治療用放射線ビームを照射する第1の照射手段と、
前記治療用放射線ビームに基づいて発生する前記被検体内からの散乱線を複数の方向から検出した散乱線データを発生する第1の検出手段と、
前記治療用放射線ビームが照射される前記被検体の被照射領域に関する放射線の減弱係数の空間分布と、前記各散乱線データとに基づいて、減弱補正が施された散乱線ボリュームデータを生成する再構成手段と、
前記散乱線ボリュームデータを、吸収された放射線量の三次元分布を示す吸収線量ボリュームデータに変換する変換手段と、
前記吸収線量ボリュームデータを用いて、前記被検体内における吸収線量画像を生成する画像生成手段と、
前記吸収線量画像を表示する表示手段と、
を具備することを特徴とする放射線治療システム。 - 前記再構成手段は、前記照射ビームの中心軸及び前記散乱線データの投影軸によって定義される散乱源平面と前記第1の検出手段との間の領域に対応する前記減弱係数の総数を計算し、前記各散乱線データを前記減弱係数の総数で除算することで、前記減弱補正を実行することを特徴とする請求項1記載の放射線治療システム。
- 前記再構成手段は、前記被照射領域の各位置と前記第1の検出手段の検出位置との間の領域に対応する前記減弱係数の総数を計算し、前記各散乱線データを前記被照射領域の各位置毎の前記減弱係数の総数で除算することで、前記減弱補正を実行することを特徴とする請求項1記載の放射線治療システム。
- 前記放射線の減弱係数の空間分布は、X線CT装置によって取得されたCT画像データを用いて生成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の放射線治療システム。
- 前記第1の照射手段に対向して設けられた第2の検出手段と、
前記第1の照射手段と前記第2の検出手段とを対向させながら前記被検体の体軸を中心として回転させる回転機構と、をさらに具備し、
前記放射線の減弱係数の空間分布は、前記回転機構によって前記第1の照射手段を回転させながら前記被検体内からの散乱線に近似するエネルギーを持つ放射線を照射させ、前記第2の検出手段により複数の位置で取得された画像データを用いて生成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の放射線治療システム。 - 前記第1の照射手段に対向して設けられた第2の検出手段と、
前記第1の照射手段の回転軌道面と前記第2の検出手段の回転軌道面とが平行になるように、前記第1の照射手段と前記第2の検出手段とを所定の位相間隔を維持しながら同期回転させる回転機構と、をさらに具備し、
前記放射線の減弱係数の空間分布は、前記回転機構によって前記第1の照射手段を回転させながら前記被検体内からの散乱線に近似するエネルギーを持つ放射線を照射させ、前記第2の検出手段により複数の位置で取得された画像データを用いて生成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の放射線治療システム。 - 前記第1の検出器に対向して設けられた第2の照射手段と、
前記第2の照射手段と前記第1の検出手段とを対向させながら前記被検体の体軸を中心として回転させる回転機構と、をさらに具備し、
前記放射線の減弱係数の空間分布は、前記回転機構によって前記第2の照射手段を回転させながら放射線を照射させ、前記第1の検出手段により複数の位置で取得された画像データを用いて生成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の放射線治療システム。 - 前記放射線の減弱係数の空間分布を計算する計算手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の放射線治療システム。
- 治療用放射線ビームが照射される前記被検体の被照射領域から散乱線を複数の方向から検出した散乱線データと、前記被照射領域に関する放射線の減弱係数の空間分布と、を記憶する記憶手段と、
前記散乱線データと前記放射線の減弱係数の空間分布とに基づいて、減弱補正が施された散乱線ボリュームデータを生成する生成手段と、
を具備することを特徴とする放射線治療データ処理装置。 - コンピュータに、
治療用放射線ビームが照射される前記被検体の被照射領域から散乱線を複数の方向から検出した散乱線データと、前記被照射領域に関する放射線の減弱係数の空間分布と、に基づいて、減弱補正が施された散乱線ボリュームデータを生成させる生成機能と、
を実現させることを特徴とする放射線治療プログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033361A JP5121489B2 (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | 放射線治療システム及び放射線治療プログラム |
US12/336,919 US8107589B2 (en) | 2007-12-21 | 2008-12-17 | Radiotherapeutic system and radiotherapeutic dose distribution measuring method |
DE602008005695T DE602008005695D1 (de) | 2007-12-21 | 2008-12-19 | Strahlentherapeutisches System zur strahlentherapeutischen Dosisverteilungsrekonstruktion |
EP08022175A EP2072081B1 (en) | 2007-12-21 | 2008-12-19 | Radiotherapeutic system for radiotherapeutic dose distribution reconstruction |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033361A JP5121489B2 (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | 放射線治療システム及び放射線治療プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009189558A JP2009189558A (ja) | 2009-08-27 |
JP5121489B2 true JP5121489B2 (ja) | 2013-01-16 |
Family
ID=41072165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008033361A Active JP5121489B2 (ja) | 2007-12-21 | 2008-02-14 | 放射線治療システム及び放射線治療プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5121489B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9442083B2 (en) * | 2012-02-14 | 2016-09-13 | Aribex, Inc. | 3D backscatter imaging system |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5238242B2 (ja) * | 2007-12-21 | 2013-07-17 | 株式会社東芝 | 放射線治療用線量分布測定装置及び放射線治療用線量分布測定プログラム |
-
2008
- 2008-02-14 JP JP2008033361A patent/JP5121489B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009189558A (ja) | 2009-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2072081B1 (en) | Radiotherapeutic system for radiotherapeutic dose distribution reconstruction | |
JP5197026B2 (ja) | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム | |
Bootsma et al. | The effects of compensator and imaging geometry on the distribution of x‐ray scatter in CBCT | |
JP5197024B2 (ja) | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム | |
JP5197025B2 (ja) | 放射線治療システム、放射線治療支援装置及び放射線治療支援プログラム | |
JP5238242B2 (ja) | 放射線治療用線量分布測定装置及び放射線治療用線量分布測定プログラム | |
JP5336364B2 (ja) | 散乱放射線の割合に応じたx線検出器の利得校正 | |
US20130248719A1 (en) | Systems and methods for attenuation compensation in nuclear medicine imaging based on emission data | |
JP2002263097A (ja) | X線ct装置 | |
EP2502204A1 (en) | Motion correction in radiation therapy | |
CN202776338U (zh) | 辐射成像设备 | |
US9125286B2 (en) | X-ray dose estimation technique | |
WO2011121737A1 (ja) | 核医学イメージング装置の画像化方法、システム、核医学イメージグシステム及び放射線治療制御システム | |
JP5121482B2 (ja) | 放射線治療用線量分布測定装置および放射線治療用線量分布測定プログラム | |
JP5238243B2 (ja) | 放射線治療情報提供システム及び放射線治療情報提供プログラム | |
JP5121489B2 (ja) | 放射線治療システム及び放射線治療プログラム | |
JP5319338B2 (ja) | 放射線治療用線量分布測定装置、及び、放射線治療用線量分布測定装置における散乱線検出器の較正方法 | |
JP2010269165A (ja) | X線ct装置 | |
US20220401758A1 (en) | Patient anatomical structure change detection method, patient anatomical structure change detection device, and computer program | |
JP5175573B2 (ja) | 放射線治療システム及び放射線治療プログラム | |
TWI645836B (zh) | 粒子線治療裝置及數位重組放射線攝影影像作成方法 | |
JP5849838B2 (ja) | 放射線断層画像生成装置、放射線断層撮影装置および放射線断層画像生成プログラム | |
WO2016077865A1 (en) | Single/limited angle gamma/x-ray tomography | |
Nelson et al. | Patient dose simulations for scanning‐beam digital x‐ray tomosynthesis of the lungs | |
JP6629158B2 (ja) | X線ct装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120925 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5121489 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |