JP5116379B2 - レーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラム - Google Patents

レーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラム Download PDF

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本発明は、レーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラムに係り、さらに詳しくは、対象物に対してレーザ光を走査することにより印字や剥離等の表面加工を行うレーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラムに関する。
対象物の表面に向けてレーザ光を照射し、その表面に対して水平方向にレーザ光を走査させることにより表面加工を行うレーザ加工装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種のレーザ加工装置では、照射するレーザ光を集光させてエネルギー密度の高い焦点位置を対象物の表面上に合わせることにより、当該表面に対する印字や剥離等の加工を行うことができる。
上記特許文献1に開示されているレーザ加工装置には、カメラが備えられており、対象物の表面画像をカメラで撮影し、モニタに表示することができるようになっている。そして、カメラにより撮影される表面画像の基準位置と、当該表面画像における基準光源からの基準光の位置とのずれ量に基づいて、レーザ光の位置を補正することができるようになっている。
特開平1−162591号公報
レーザ加工装置により対象物に対する加工を行う方法として、設定装置を用いて加工態様を予め設定することにより、加工の長さ、幅及び深さといった加工情報を対象物の表面における位置情報に対応付けてメモリに記憶させ、そのメモリに記憶されている加工情報を読み出して加工を行う方法が考えられる。
このように設定装置を用いて対象物に対する加工を行う場合には、カメラを用いて対象物の表面画像を撮影し、その表面画像をモニタに表示することにより、モニタに表示された表面画像上で加工情報を設定することが考えられる。この場合、モニタに表示された表面画像を基準にして加工情報を入力することにより、入力した加工情報に対応する加工態様のイメージを表面画像上に表示させることができる。
このように、モニタに表示された表面画像上で設定した加工情報をメモリに記憶させ、その加工情報を読み出して加工を行うような構成を採用すれば、加工情報を容易に設定することができる。なお、上記特許文献1には、このようなモニタに表示された表面画像上で加工情報を設定するといった技術は開示されていない。
しかしながら、カメラで撮影する対象物の表面画像は、通常、カメラの受光軸に対応する点以外の領域において歪が生じており、当該歪は受光軸から遠ざかるに従って大きくなる傾向がある。したがって、実際の対象物の表面とカメラで撮影する表面画像とでは、受光軸に対する相対位置が一致していない。
そのため、表面画像上で加工情報を入力し、入力した加工情報に対応する加工態様のイメージを表面画像上で確認した場合であっても、対象物の表面における実際の加工態様は、表面画像上で確認した所望の加工態様とは異なる加工態様となってしまうという問題がある。このような問題を解決するために、実際の対象物の表面とカメラで撮影する表面画像との間で、カメラの受光軸に対する相対位置のずれを画像処理により補正することも考えられるが、そのような画像処理を行うと処理負荷が大きくなるとともに、精度よく補正することが困難である。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、簡単な処理により、対象物の表面画像上で入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができるレーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、小型化が可能なレーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。また、本発明は、製造コストを低減することができるレーザ加工装置並びにその設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。
第1の本発明によるレーザ加工装置は、対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置であって、レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、上記レーザ光発生手段により発生されたレーザ光を上記対象物の表面に対して走査させる走査手段と、レーザ光の照射方向において上記走査手段よりも上流側に設けられ、その受光軸がレーザ光の光軸と同軸に維持されたまま上記走査手段により走査され、上記走査手段の走査可能な範囲よりも小さい撮影範囲の部分画像を撮影する撮像手段と、上記走査手段を用いて上記対象物の表面における異なる点に上記撮像手段の受光軸を位置決めし、各点に対応する2以上の上記部分画像を生成する部分画像生成手段と、上記部分画像生成手段により生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成手段と、上記表面画像生成手段により生成された合成画像を表示させる表面画像表示手段と、上記表面画像表示手段により表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定手段と、上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定手段とを有するように構成される。
このような構成によれば、対象物の表面における異なる点にそれぞれ対応するレーザ光軸と同軸上に撮影手段の受光軸を位置決めして、各点に対応する2以上の部分画像を生成し、それらの部分画像を合成することにより生成された表面画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定することができる。各部分画像は、レーザ光軸と同軸上に撮影手段の受光軸を位置決めすることにより生成されるので、各部分画像における受光軸に対応する点の周辺では、実際の対象物の表面と撮影手段で撮影する表面画像との間に生じる撮影手段の受光軸に対する相対位置のずれが比較的小さい。
したがって、2以上の部分画像を合成するといった簡単な処理により、実際の対象物の表面との位置ずれが小さい表面画像を生成することができるとともに、当該表面画像上で加工情報を入力することにより、入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができる。
また、部分画像を合成することにより、必要なサイズの表面画像を生成することができるので、対象物の表面における部分的な表面画像を得るためにズーム機構を設ける必要がない。したがって、レーザ加工装置を小型化することができるとともに、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
また、部分画像を所望のサイズに指定し、指定したサイズの部分画像を合成することにより表面画像を生成することができる。各部分画像のサイズを小さくすれば、実際の対象物の表面と撮影手段で撮影する表面画像との間に生じる撮影手段の受光軸に対する相対位置のずれを小さくすることができるが、その分だけ多くの部分画像を合成して表面画像を生成しなければならない。そこで、本発明のように部分画像を所望のサイズに指定できるような構成とすることにより、良好に加工を行うことができる程度で適切なサイズの部分画像を生成し、それらの部分画像を合成して表面画像を生成することができる。
さらに、走査手段により走査可能な範囲よりも小さい撮影範囲で部分画像を撮影し、複数の部分画像を合成することにより対象物の表面画像を生成することができる。したがって、対象物の表面画像全体を撮影することができるような撮像手段を設ける必要がないので、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
第2の本発明によるレーザ加工装置は、上記構成に加えて、上記部分画像生成手段が、上記走査手段を用いて上記撮像手段の受光軸を一定間隔ずつ移動させることにより、上記対象物の表面における異なる点に上記撮像手段の受光軸を位置決めし、各点に対応する2以上の上記部分画像を生成するように構成される。
第3の本発明によるレーザ加工装置の設定方法は、対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置の設定方法であって、レーザ光の光軸と同軸のまま走査される撮影手段の受光軸を上記対象物の表面における異なる点にそれぞれ位置決めし、レーザ光の走査可能な範囲より小さい撮影範囲からなる2以上の部分画像を生成する部分画像生成ステップと、上記部分画像生成ステップにより生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成ステップと、上記表面画像生成ステップにより生成された合成画像を表示させる表面画像表示ステップと、上記表面画像表示ステップにより表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定ステップと、上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定ステップとを有するように構成される。
このような構成によれば、第1の本発明と同様の効果を奏するレーザ加工装置の設定方法を提供することができる。すなわち、本発明のレーザ加工装置の設定方法によれば、簡単な処理により、対象物の表面画像上で入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができる。また、レーザ加工装置を小型化することができるとともに、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
第4の本発明によるレーザ加工装置の設定プログラムは、対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置の設定プログラムであって、レーザ光の光軸と同軸のまま走査される撮影手段の受光軸を上記対象物の表面における異なる点にそれぞれ位置決めし、レーザ光の走査可能な範囲より小さい撮影範囲からなる2以上の部分画像を生成する部分画像生成手段と、上記部分画像生成手段により生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成手段と、上記表面画像生成手段により生成された合成画像を表示させる表面画像表示手段と、上記表面画像表示手段により表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定手段と、上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定手段として、情報処理装置を機能させるように構成される。

このような構成によれば、第1の本発明と同様の効果を奏するレーザ加工装置の設定プログラムを提供することができる。すなわち、本発明のレーザ加工装置の設定プログラムによれば、簡単な処理により、対象物の表面画像上で入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができる。また、レーザ加工装置を小型化することができるとともに、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
本発明によれば、2以上の部分画像を合成するといった簡単な処理により、実際の対象物の表面との位置ずれが小さい表面画像を生成することができるとともに、当該表面画像上で加工情報を入力することにより、入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができる。また、本発明によれば、レーザ加工装置を小型化することができるとともに、レーザ加工装置の製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の実施の形態によるレーザ加工装置100の一構成例を示したブロック図である。このレーザ加工装置100は、対象物Wにレーザ光を照射することにより表面加工を行うための装置であり、レーザ出力部1、レーザ制御部2及び設定部3を備えている。本実施の形態において説明する表面加工には、剥離などの加工の他、文字やバーコードを対象物Wの表面に印字するマーキングなどの各種加工が含まれるものとする。
設定部3は、このレーザ加工装置100の動作に関する設定操作をユーザが行うためのものであり、操作部3A及び表示部3Bを備えている。操作部3Aとしては、キーボードなどのキー入力装置や、マウスなどのポインタ入力装置といった各種入力装置を採用することができる。表示部3Bは、例えば液晶表示器により形成されており、操作部3Aを用いて設定した内容を当該表示部3Bに表示させることができる。ただし、このような構成に限らず、タッチパネル式の表示装置やパーソナルコンピュータなどによって設定部3が構成されていてもよい。
レーザ制御部2は、レーザ出力部1の動作を制御するための制御装置であり、メモリ部21、制御部22、励起光発生部23及び電源24を備えている。制御部22は、プロセッサからなり、励起光発生部23やレーザ出力部1に備えられた各部の制御を行う。メモリ部21は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などの半導体メモリからなり、制御部22が実行するコンピュータプログラムの他、設定部3からの入力信号に基づく当該レーザ加工装置100の動作設定などが記憶される。
励起光発生部23は、電源24から駆動電圧が印加され、レーザ出力部1に供給するレーザ励起光を発生する。励起光発生部23から出力されるレーザ励起光は、光ファイバケーブル(図示せず)を介してレーザ出力部1へ送られ、このレーザ励起光を用いてレーザ出力部1内でレーザ媒質32が励起されることにより、対象物Wに照射するためのレーザ光が発生するようになっている。
レーザ出力部1は、レーザ発振部10及び走査部12を備えている。レーザ発振部10は、レーザ制御部2から光ファイバケーブルを介して入力されるレーザ励起光をレーザ媒質32に入射させることにより、レーザ媒質32を励起させてレーザ光を発生するレーザ光発生手段である。この例では、いわゆるエンドポンピングによる励起方式を採用しており、ロッド状に形成された固体のレーザ媒質32に対して一端部からレーザ励起光を入射させることにより、他端部からレーザ光が出力されるようになっている。
固体のレーザ媒質32としては、例えばNd:YAGやNd:YVO4などを用いることができる。この例では、Nd:YVO4がレーザ媒質32として使用され、発生するレーザ光の波長が1064nmに設定されている。レーザ発振部10にはQスイッチ(図示せず)が備えられており、このQスイッチによるオン/オフ切替によって、レーザ光がパルス発振PW(Pulse Wave)により断続的に出力されるようになっている。
レーザ発振部10から出力されたレーザ光は、ビームエキスパンダ11、走査部12及び集光部13を介して、レーザ出力部1から対象物Wに向けて照射される。集光部13は、レーザ光を対象物Wに向けて所定の集光角で集光させるための集光レンズであり、例えばfθレンズからなる。ビームエキスパンダ11は、2つのレンズを備えており、これらのレンズの相対距離を変化させることにより、集光部13を介して対象物Wへ集光されるレーザ光の焦点位置を光軸方向に移動させることができる。
走査部12には、1対のガルバノミラー14a,14bと、これらのガルバノミラー14a,14bをそれぞれ回動軸上に保持するガルバノモータ15a,15bが備えられており、ガルバノモータ15a,15bはスキャナ駆動回路16により駆動されるようになっている。ビームエキスパンダ11を通過したレーザ光は、1対のガルバノミラー14a,14bで順次に反射された後、集光部13を介して対象物Wに照射される。各ガルバノモータ15a,15bは、回動軸が互いに直交するように配置されており、これらの直交する回動軸に各ガルバノミラー14a,14bが取り付けられている。
これにより、対象物に照射されるレーザ光は、一方のガルバノモータ15aを駆動させてガルバノミラー14aを回動させることにより走査される方向(X方向)と、他方のガルバノモータ15bを駆動させてガルバノミラー14bを回動させることにより走査される方向(Y方向)とが直交している。すなわち、走査部12、スキャナ駆動回路16及び制御部22は、対象物Wに向けて照射するレーザ光の光軸L1に対して直交するX方向及びY方向にレーザ光を走査させる走査手段を構成している。
この例では、集光部13が、レーザ光の照射方向においてガルバノミラー14a,14bよりも下流側に配置されているような構成が示されているが、このような構成に限らず、ビームエキスパンダ11とガルバノミラー14a,14bの間に配置された構成であってもよい。
図2は、レーザ出力部1の内部構成を示した斜視図である。この図2に示すように、レーザ出力部1には、レーザ発振部10、ビームエキスパンダ11、走査部12及び集光部13の他に、第1固定ミラー17、第2固定ミラー18、カメラ19及び第3固定ミラー20が備えられている。なお、図2では、集光部13の構成を省略して示している。
レーザ発振部10から照射されたレーザ光は、第1固定ミラー17で90°反射されてビームエキスパンダ11に入射し、このビームエキスパンダ11でビーム径が調整された後、第2固定ミラー18で90°反射されて走査部12に入射する。そして、走査部12に入射したレーザ光は、1対のガルバノミラー14a,14bで反射され、集光部13を介して対象物Wへ照射される。
ここで、第2固定ミラー18は、ハーフミラーからなり、対象物Wからの光を透過させてカメラ19に入射させることができるようになっている。カメラ19は、レーザ光の照射方向において走査部12よりも上流側、すなわちレーザ光の経路における走査部12に対して対象物W側とは反対側に設けられた撮像手段であり、対象物Wからの反射光を受光することにより対象物Wの表面画像を撮影することができるようになっている。
カメラ19は、その受光軸L2が第3固定ミラー20で反射されて第2固定ミラー18へ到達し、第2固定ミラー18で反射するレーザ光の光軸L1と同軸上に位置するように設けられている。本実施の形態では、1対のガルバノミラー14a,14bをそれぞれ回転させることにより、レーザ光の光軸L1及びカメラ19の受光軸L2を変化させることができ、このとき各光軸L1,L2は同軸のまま維持されるようになっている。
カメラ19により撮影された画像は、設定部3の表示部3Bに表示されるようになっている。これにより、設定部3の表示部3Bに表示される対象物Wの表面画像を確認しつつ、対象物Wの表面における加工位置並びに当該加工位置に対する加工の長さ、幅及び深さといった加工態様を表す情報(以下、「加工情報」と呼ぶ。)を設定することができるようになっている。加工情報の設定時には、設定部3の操作部3Aを操作することにより、表示部3Bに表示される表面画像の位置情報に対応付けて加工情報を設定することができるようになっている。
図3は、カメラ19の受光軸L2と対象物Wの表面画像との関係について説明するための図であり、説明を分かりやすくするために対象物Wの表面に格子状の図形Dが表されている。図4は、対象物Wの表面の中心点A1に受光軸L2を位置決めしてカメラ19で撮影したときの表面画像の一部を示した図である。図5は、図形Dの中心点A2に受光軸L2を位置決めしてカメラ19で撮影したときの表面画像の一部を示した図である。
図3に示すように、この例では、対象物Wの表面上部に格子状の図形Dが表されており、当該図形Dは、同一形状からなる複数の矩形体が格子状に連続するように配置されることにより形成されている。しかし、対象物Wの表面の中心点A1に受光軸L2を位置決めしてカメラ19で撮影した場合には、図4に示すように、撮影された表面画像における図形Dの各矩形体の形状が同一ではなくなっており、カメラ19の受光軸L2に対応する点A1以外の領域において歪が生じていることが分かる。
また、図形Dの中心点A2に受光軸L2を位置決めしてカメラ19で撮影した場合にも、同様に、カメラ19の受光軸L2に対応する点A2以外の領域において歪が生じ、当該図形Dにおける中心点A2から最も遠い角部では、図5に示すように大きな歪が生じることとなる。これらの図4及び図5からも分かるように、一般的に、カメラ19により撮影される表面画像に生じる歪は、カメラ19の受光軸L2から遠ざかるに従って大きくなる傾向がある。
図6は、本実施の形態において表面画像P1を生成する態様について説明するための図である。本実施の形態では、走査部12の走査によってカメラ19の受光軸L2を移動させ、図6に示すように複数の異なる点に受光軸L2を位置決めして撮影を行うことにより、各点を中心とする複数の部分画像P2を生成し、これらの部分画像P2を合成することにより対象物Wの表面画像P1を生成するようになっている。
この例では、カメラ19の受光軸L2をX方向又はY方向に一定間隔ずつ移動させることにより、互いに一定間隔ずつ離れた点に受光軸L2を順次に位置決めして撮影を行うようになっている。このようにして生成された同一サイズからなる複数の矩形状の部分画像P2が、隣接する部分画像P2における受光軸L2に対応する各点間において、図6に破線で示すように合成されることにより、複数の部分画像P2からなる表面画像P1が生成される。
図7は、図6に示した態様で生成した表面画像P1の一例を示した図であり、図4の場合と同様の対象物Wの表面をカメラ19で撮影したときの表面画像P1の一部を示している。図4及び図7を比較すれば明らかなように、複数の部分画像P2を合成することにより対象物Wの表面画像P1を生成した場合には、各部分画像P2における受光軸L2に対応する点では画像の歪が生じず、その点の周辺においても歪はほとんど生じないので、全体として歪が減少した表面画像P1を得ることができる。
本実施の形態では、カメラ19による撮影範囲が、対象物Wの表面における走査部12により走査可能な範囲よりも小さくなっている。すなわち、カメラ19は、対象物Wの表面における当該レーザ加工装置100により加工可能な範囲よりも小さい領域のみを撮影することができ、その撮影範囲で撮影した部分画像P2を合成することにより、当該撮影範囲よりも大きい表面画像P1を生成することができるようになっている。なお、表面画像P1のサイズは、ユーザが操作部3Aを操作することにより設定できるようになっている。
図8は、制御部22の構成例を示した機能ブロック図である。制御部22は、表面画像表示制御部221、加工情報設定制御部222及び画像サイズ指定部223を備え、これらの各機能ブロックは、制御部22が実行するコンピュータプログラムにより実現される。
表面画像表示制御部221は、部分画像生成部224及び表面画像生成部225からなり、設定部3の表示部3Bとともに、対象物Wの表面画像P1を表示させるための表面画像表示手段を構成している。部分画像生成部224は、スキャナ駆動回路16を制御してカメラ19の受光軸L2を位置決めすることにより、受光軸L2を中心とする部分画像P2を生成する部分画像生成手段である。部分画像生成部224は、図6において説明したように、対象物Wの表面における異なる点にカメラ19の受光軸L2を位置決めし、各点を中心とする複数の部分画像P2を生成する。
表面画像生成部225は、カメラ19で撮影された複数の部分画像P2を合成して表面画像P1を生成する表面画像生成手段である。この表面画像生成部225により生成した表面画像P1を表示部3Bに表示させることにより、図7に示したように、全体として歪が減少した表面画像P1を表示部3Bに表示させることができる。
加工情報設定制御部222は、設定部3の操作部3Aとともに、加工情報を設定するための加工情報設定手段を構成している。ユーザは、表示部3Bに表示された対象物Wの表面画像P1を見ながら操作部3Aを操作することにより、加工情報を設定することができるようになっており、設定された加工情報は表面画像P1における位置情報に対応付けてメモリ部21に記憶される。
より具体的には、表示部3Bに表示された表面画像P1を基準にして加工情報を入力することにより、入力した加工情報に対応する加工態様のイメージが表示部3Bの表面画像P1上に表示されるようになっている。表示部3Bに表示される表面画像P1には座標が割り当てられており、上記のように表面画像P1上で加工情報を入力することにより、入力された加工情報が表面画像P1の座標に対応付けてメモリ部21に記憶されるようになっている。加工時には、メモリ部21に記憶されている加工情報を読み出し、対応する位置情報に基づいてスキャナ駆動回路16を駆動させてレーザ光を走査させることにより、予め設定されている加工情報に基づいて対象物Wの表面を加工することができる。
画像サイズ指定部223は、部分画像生成部224において生成される部分画像P2のサイズを指定する画像サイズ指定手段である。この例では、ユーザが操作部3Aを操作することによって、走査部12により走査可能な範囲内において部分画像P2のサイズを指定することができるようになっており、指定されたサイズに対応する数の部分画像P2が生成されて合成されることにより、予め設定されているサイズの表面画像P1が生成されるようになっている。
図9は、対象物Wに対する加工を行う際の制御部22による処理の一例を示したフローチャートである。対象物Wに対する加工を行う際には、まず、加工情報を設定するために走査部12の走査によってカメラ19の受光軸L2を順次に位置決めし(ステップS101)、各受光軸L2の位置において撮影を行うことにより、各受光軸L2の位置に対応する部分画像P2が読み取られる(ステップS102)。
そして、全ての部分画像P2の読み取りが終了すると(ステップS103でYes)、読み取られた複数の部分画像P2が合成されることにより(ステップS104)、対象物Wの表面画像P1が生成され、その表面画像P1が表示部3Bに表示される(ステップS105)。このようにして表示部3Bに表示された表面画像P1を基準にして、ユーザが操作部3Aを操作することにより加工情報を設定すると(ステップS106)、その加工情報に対応する加工態様のイメージが表示部3Bの表面画像P1上に表示される(ステップS107)。
所望の加工情報が設定された後、加工を開始するための操作が行われると(ステップS108でYes)、加工情報の設定時にメモリ部21に記憶された加工情報が出力され(ステップS109)、その加工情報に基づいてスキャナ駆動回路16が駆動されることにより、予め設定されている加工情報に対応する加工態様で対象物Wの表面に対する加工が行われる。
本実施の形態では、対象物Wの表面における異なる点にそれぞれ対応するレーザ光軸L1と同軸上にカメラ19の受光軸L2を位置決めして、各点に対応する2以上の部分画像P2を生成し、それらの部分画像P2を合成することにより生成された表面画像P1における位置情報に対応付けて加工情報を設定することができる。各部分画像P2は、レーザ光軸L1と同軸上にカメラ19の受光軸L2を位置決めすることにより生成されるので、各部分画像P2における受光軸L2に対応する点の周辺では、実際の対象物Wの表面とカメラ19で撮影する表面画像P1との間に生じるカメラ19の受光軸L2に対する相対位置のずれが比較的小さい。
したがって、2以上の部分画像P2を合成するといった簡単な処理により、実際の対象物Wの表面との位置ずれが小さい表面画像P1を生成することができるとともに、当該表面画像P1上で加工情報を入力することにより、入力した加工情報に基づいて良好に加工を行うことができる。
また、部分画像P2を合成することにより、必要なサイズの表面画像P1を生成することができるので、対象物Wの表面における部分的な表面画像P1を得るためにズーム機構を設ける必要がない。したがって、レーザ加工装置100を小型化することができるとともに、レーザ加工装置100の製造コストを低減することができる。
また、本実施の形態では、部分画像P2を所望のサイズに指定し、指定したサイズの部分画像P2を合成することにより表面画像P1を生成することができる。各部分画像P2のサイズを小さくすれば、実際の対象物Wの表面とカメラ19で撮影する表面画像P1との間に生じるカメラ19の受光軸L2に対する相対位置のずれを小さくすることができるが、その分だけ多くの部分画像P2を合成して表面画像P1を生成しなければならない。そこで、本実施の形態のように部分画像P2を所望のサイズに指定できるような構成とすることにより、良好に加工を行うことができる程度で適切なサイズの部分画像P2を生成し、それらの部分画像P2を合成して表面画像P1を生成することができる。
さらに、本実施の形態では、走査部12により走査可能な範囲よりも小さい撮影範囲で部分画像P2を撮影し、複数の部分画像P2を合成することにより対象物Wの表面画像P1を生成することができる。したがって、対象物Wの表面画像P1全体を撮影することができるようなカメラ19を設ける必要がないので、レーザ加工装置100の製造コストを低減することができる。
以上の実施の形態では、ユーザが操作部3Aを操作することにより部分画像P2のサイズを指定するような構成について説明したが、このような構成に限らず、部分画像P2のサイズは、制御部22の制御によって自動的に指定されるような構成であってもよい。この場合、ユーザが指定した表面画像P1のサイズに基づいて、撮影時間及び合成時間を考慮して部分画像P2のサイズが自動的に指定されるような構成であってもよい。なお、表面画像P1のサイズが大きいほど、部分画像P2のサイズも大きくなるように指定されることが好ましい。
また、以上の実施の形態では、レーザ出力部1、レーザ制御部2及び設定部3が、それぞれ別個に形成された構成について説明したが、このような構成に限らず、レーザ出力部1、レーザ制御部2及び設定部3の少なくとも2つが一体的に形成された構成であってもよい。
さらに、以上の実施の形態では、固体のレーザ媒質32を用いてレーザ光を照射させるような構成について説明したが、このような構成に限らず、例えばCO2やArなどの気体のレーザ媒質を用いてレーザ光を照射させるような構成であってもよい。また、レーザ光をパルス発振PWにより断続的に照射するような構成に限らず、連続発振CW(Continues Wave)により連続的にレーザ光を発生するような構成であってもよい。また、本実施の形態では、固体レーザを主として説明したが、レーザの励起方法としては、他にファイバーレーザを用いるような方法を採用してもよい。
また、以上の実施の形態では、撮像手段としてカメラを用いて撮影する構成について説明したが、この様な構成に限らず、撮像手段としてフォトダイオードなどの受光量検出手段を用いることもできる。
本発明の実施の形態によるレーザ加工装置の一構成例を示したブロック図である。 レーザ出力部の内部構成を示した斜視図である。 カメラの受光軸と対象物の表面画像との関係について説明するための図であり、説明を分かりやすくするために対象物の表面に格子状の図形が表されている。 対象物の表面の中心点に受光軸を位置決めしてカメラで撮影したときの表面画像の一部を示した図である。 図形の中心点に受光軸を位置決めしてカメラで撮影したときの表面画像の一部を示した図である。 本実施の形態において表面画像を生成する態様について説明するための図である。 図6に示した態様で生成した表面画像の一例を示した図であり、図4の場合と同様の対象物の表面をカメラで撮影したときの表面画像の一部を示している。 制御部の構成例を示した機能ブロック図である。 対象物に対する加工を行う際の制御部による処理の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1 レーザ出力部
2 レーザ制御部
3 設定部
3A 操作部
3B 表示部
10 レーザ発振部
12 走査部
19 カメラ
21 メモリ部
22 制御部
100 レーザ加工装置
221 表面画像表示制御部
222 加工情報設定制御部
223 画像サイズ指定部
224 部分画像生成部
225 表面画像生成部
L1 レーザ光軸
L2 受光軸
P1 表面画像
P2 部分画像
W 対象物

Claims (4)

  1. 対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置であって、
    レーザ光を発生するレーザ光発生手段と、
    上記レーザ光発生手段により発生されたレーザ光を上記対象物の表面に対して走査させる走査手段と、
    レーザ光の照射方向において上記走査手段よりも上流側に設けられ、その受光軸がレーザ光の光軸と同軸に維持されたまま上記走査手段により走査され、上記走査手段の走査可能な範囲よりも小さい撮影範囲の部分画像を撮影する撮像手段と、
    上記走査手段を用いて上記対象物の表面における異なる点に上記撮像手段の受光軸を位置決めし、各点に対応する2以上の上記部分画像を生成する部分画像生成手段と、
    上記部分画像生成手段により生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成手段と、
    上記表面画像生成手段により生成された合成画像を表示させる表面画像表示手段と、
    上記表面画像表示手段により表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定手段と、
    上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定手段とを有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 上記部分画像生成手段は、上記走査手段を用いて上記撮像手段の受光軸を一定間隔ずつ移動させることにより、上記対象物の表面における異なる点に上記撮像手段の受光軸を位置決めし、各点に対応する2以上の上記部分画像を生成することを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置の設定方法であって、
    レーザ光の光軸と同軸のまま走査される撮影手段の受光軸を上記対象物の表面における異なる点にそれぞれ位置決めし、レーザ光の走査可能な範囲より小さい撮影範囲からなる2以上の部分画像を生成する部分画像生成ステップと、
    上記部分画像生成ステップにより生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成ステップと、
    上記表面画像生成ステップにより生成された合成画像を表示させる表面画像表示ステップと、
    上記表面画像表示ステップにより表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定ステップと、
    上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定ステップとを有することを特徴とするレーザ加工装置の設定方法。
  4. 対象物に対してレーザ光を走査することにより表面加工を行うレーザ加工装置の設定プログラムであって、
    レーザ光の光軸と同軸のまま走査される撮影手段の受光軸を上記対象物の表面における異なる点にそれぞれ位置決めし、レーザ光の走査可能な範囲より小さい撮影範囲からなる2以上の部分画像を生成する部分画像生成手段と、
    上記部分画像生成手段により生成された上記2以上の部分画像を合成する表面画像生成手段と、
    上記表面画像生成手段により生成された合成画像を表示させる表面画像表示手段と、
    上記表面画像表示手段により表示される上記合成画像における位置情報に対応付けて加工情報を設定するための加工情報設定手段と、
    上記部分画像のサイズを指定する画像サイズ指定手段として、情報処理装置を機能させることを特徴とするレーザ加工装置の設定プログラム。
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