JP5115325B2 - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

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この発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関するものである。
広角領域において接写撮影する場合のように、ズームレンズの特定焦点距離においては撮影距離によっては撮影品質が低下することがある。このため、所定の焦点距離範囲内において特定の撮影距離を相互に使用不可能とするフォーカシング制限機構を備え、制限を切り換えて使用するたカメラが提案されている(特許文献1)。
特公平2−32604号公報
しかしながら、上記従来のフォーカシング制限機構は、特定の撮影距離を使用可能な焦点距離のみ使用するように制限を切り換える必要があるため、速写性が低下するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、速写性に優れたレンズ鏡筒および撮像装置を提供することである。
この発明は、以下の解決手段によって上記課題を解決する。なお、発明の実施形態を示す図面に対応する符号を付して説明するが、この符号は発明の理解を容易にするためだけのものであって発明を限定する趣旨ではない。
発明に係る撮像装置(1)は、撮影光学系(210)の焦点距離に応じた前記撮影光学系の撮影距離を記憶する記憶手段(250)と、 前記焦点距離を検出する焦点距離検出手段(280)と、前記撮影距離を検出する撮影距離検出手段(260)と、前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離と前記撮影距離検出手段により検出された撮影距離が前記記憶手段に記憶された前記焦点距離に応じた撮影距離の関係に合致するか否かを判定する判定手段(250)と、前記判定手段によって合致しないと判定された場合は、前記焦点距離と前記撮影距離の少なくとも一方を変更する変更手段(250)と、前記撮影光学系による像を撮像する撮像手段と(110)を備え、前記変更手段は、前記判定手段によって合致しないと判定された場合は、前記焦点距離を変更せずに、前記焦点距離検出手段によって検出された焦点距離に対応する撮影距離に変更することを特徴とする。
上記発明において、前記判定手段(250)によって合致しないと判定された場合は、合致しないことを報知する報知手段(290)を備えるように構成することができる。
上記発明において、前記報知手段(290)は、音、光または振動によって前記報知を行なうように構成することができる。
上記発明において、前記変更手段(250)は、前記判定手段(250)によって合致しないと判定された場合は前記撮像手段(110)による撮像を禁止するように構成することができる。
上記発明によれば、速写性が向上する。
以下においては、上記発明を一眼レフデジタルカメラに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。ただし上記発明は、銀塩フィルムカメラやコンパクトカメラその他の撮像装置にも適用することができる。
図1は、本実施形態に係る一眼レフデジタルカメラ1を示すブロック図であり、上記発明のレンズ鏡筒および撮像装置に関する構成以外のカメラの一般的構成については、その図示と説明を一部省略する。
本実施形態の一眼レフデジタルカメラ1(以下、単にカメラ1という。)は、カメラボディ100とレンズ鏡筒200とを備え、カメラボディ100とレンズ鏡筒200は着脱可能に結合されている。
レンズ鏡筒200には、フォーカスレンズ211やズームレンズ212を含むレンズ群210や絞り装置220などからなる撮影光学系が内蔵されている。
フォーカスレンズ211は、その光軸L1に沿って移動可能に設けられ、フォーカスレンズエンコーダ260によってその位置が検出されつつフォーカスレンズ駆動モータ230によってその位置が調節される。そして、フォーカスレンズエンコーダ260で検出されたフォーカスレンズ211の位置情報は、レンズ制御部250を介して後述するレンズ駆動制御部165へ送信される。また、フォーカスレンズ駆動モータ230は、後述する焦点検出結果に基づいて演算された駆動量や駆動速度に応じて、レンズ駆動制御部165からレンズ制御部250を介して送信される駆動信号により駆動する。さらに、フォーカスレンズ駆動モータ230は、後述するズームレンズ212の焦点距離と関係に応じた位置に、レンズ制御部250から送信される駆動信号により駆動する。
ズームレンズ212は、その光軸L1に沿って移動可能に設けられ、ズームレンズエンコーダ280によってその位置が検出されつつズームレンズ駆動モータ270によってその位置が調節される。ズームレンズ212の位置は、操作部150に設けられたズームボタンを操作することにより調節される。そして、ズームレンズエンコーダ280で検出されたズームレンズ212の位置情報は、レンズ制御部250へ送信される。
絞り装置220は、上記撮影光学系を通過して撮像素子110に至る光束の光量を制限するために、光軸L1を中心にした開口径が調節可能とされている。絞り装置220による開口径の調節は、たとえば自動露出モードにおいて演算された絞り値に応じた信号が、カメラ制御部170からレンズ制御部250を介して絞り駆動部240へ送信されることにより行われる。また、開口径の調節は、カメラボディ100に設けられた操作部150によるマニュアル操作により、設定された絞り値に応じた信号がカメラ制御部170からレンズ制御部250を介して絞り駆動部240へ送信されることによっても行われる。
レンズ鏡筒200にはレンズ制御部250が設けられている。レンズ制御部250はマイクロプロセッサとメモリなどの周辺部品から構成され、カメラ制御部170と電気的に接続され、このカメラ制御部170からデフォーカス量や絞り制御信号などの情報を受信するとともに、カメラ制御部170へレンズ情報を送信する。
また、レンズ制御部250のメモリにはズームレンズ212の焦点距離に応じたフォーカスレンズ211の撮影距離の関係情報が記憶され、ズームレンズエンコーダ280で検出したズームレンズ位置から焦点距離を演算するとともに、フォーカスレンズエンコーダ260で検出したフォーカスレンズ位置から撮影距離を演算する。そして、これら焦点距離と撮影距離との関係がメモリに記憶された関係に合致するか否かを判断し、合致している場合は撮影許可の信号をカメラ制御部170へ送信する。これに対し、焦点距離と撮影距離との関係がメモリに記憶された関係に合致していない場合は、レンズ鏡筒200に設けられた警告ブザー290へ駆動信号を送信するとともに、撮影禁止の信号をカメラ制御部170へ送信する。また、焦点距離に対応した適切な位置へフォーカスレンズ211を駆動するようにフォーカスレンズ駆動モータ230を制御する。この動作の詳細は後述する。
一方、カメラボディ100は、被写体からの光束を撮像素子110、ファインダ135、測光センサ137及び焦点検出モジュール161へ導くためのミラー系120を備える。このミラー系120は、回転軸123を中心にして被写体の観察位置と撮影位置との間で所定角度だけ回転するクイックリターンミラー121と、このクイックリターンミラー121に軸支されてクイックリターンミラー121の回動に合わせて回転するサブミラー122とを備える。図1においては、ミラー系120が被写体の観察位置にある状態を実線で示し、被写体の撮影位置にある状態を二点鎖線で示す。
ミラー系120は、被写体の観察位置にある状態では光軸L1の光路上に挿入される一方で、被写体の撮影位置にある状態では光軸L1の光路から退避するように回転する。
クイックリターンミラー121はハーフミラーで構成され、被写体の観察位置にある状態では、被写体からの光束(光軸L1)の一部の光束(光軸L2,L3)を当該クイックリターンミラー121で反射してファインダ135および測光センサ137へ導き、一部の光束(光軸L4)を透過させてサブミラー122へ導く。これに対して、サブミラー122は全反射ミラーで構成され、クイックリターンミラー121を透過した光束(光軸L4)を焦点検出モジュール161へ導く。
したがって、ミラー系120が観察位置にある場合は、被写体からの光束(光軸L1)はファインダ135、測光センサ137および焦点検出モジュール161へ導かれ、撮影者により被写体が観察されるとともに、露出演算やフォーカスレンズ211の焦点調節状態の検出が実行される。そして、撮影者がレリーズボタンを全押しするとミラー系120が撮影位置に回動し、被写体からの光束(光軸L1)は全て撮像素子110へ導かれ、撮影した画像データを図示しないメモリに保存する。
焦点検出モジュール161は、被写体光を用いた位相差検出方式による自動合焦制御を実行するための焦点検出素子であり、サブミラー122で反射した光束(光軸L4)の、撮像素子110の撮像面と光学的に等価な位置に固定されている。
図2は、図1に示す焦点検出モジュール161の構成例を示す図である。
本例の焦点検出モジュール161は、コンデンサレンズ161a、一対の開口が形成された絞りマスク161b、一対の再結像レンズ161cおよび一対のラインセンサ161dを有し、フォーカスレンズ211の射出瞳の異なる一対の領域を通る一対の光束をラインセンサ161dで受光して得られる一対の像信号の位相ずれを周知の相関演算によって求めることにより焦点調節状態を検出する。
そして、図2に示すように被写体Pが撮像素子110の等価面(予定結像面)161eで結像すると合焦状態となるが、フォーカスレンズ211が光軸L1方向に移動することで、結像点が等価面161eより被写体側にずれたり(前ピンと称される)、カメラボディ100側にずれたりすると(後ピンと称される)、ピントずれの状態となる。
なお、被写体Pの結像点が等価面161eより被写体側にずれると、一対のラインセンサ161dで検出される一対の像信号の間隔Wが、合焦状態の間隔Wに比べて短くなり、逆に被写体像Pの結像点がカメラボディ100側にずれると、一対のラインセンサ161dで検出される一対の像信号の間隔Wが、合焦状態の間隔Wに比べて長くなる。
すなわち、合焦状態では一対のラインセンサ161dで検出される像信号がラインセンサの中心に対して重なるが、非合焦状態ではラインセンサの中心に対して各像信号がずれる、すなわち位相差が生じるので、この位相差(ずれ量)に応じた量だけフォーカスレンズ211を移動させることでピントを合わせる。
図1に戻り、AF−CCD制御部162は、オートフォーカスモードにおいて、焦点検出モジュール161のラインセンサ161dのゲインや蓄積時間を制御するもので、焦点検出位置として選択された焦点検出エリアに関する情報をカメラ制御部170から受け、この焦点検出エリアに相当する一対のラインセンサ161dにて検出された一対の像信号を読み出し、デフォーカス演算部163へ出力する。
デフォーカス演算部163は、AF−CCD制御部162から送られてきた一対の像信号のずれ量をデフォーカス量ΔWに変換し、これをレンズ駆動量演算部164へ出力する。
レンズ駆動量演算部164は、デフォーカス演算部163から送られてきたデフォーカス量ΔWに基づいて、当該デフォーカス量ΔWに応じたレンズ駆動量Δdを演算し、これをレンズ駆動制御部165へ出力する。
レンズ駆動制御部165は、レンズ駆動量演算部164から送られてきたレンズ駆動量Δdに基づいてレンズ駆動モータ230へ駆動指令を送出し、レンズ駆動量Δdだけフォーカスレンズ211を移動させる。
撮像素子110は、カメラボディ100の、被写体からの光束の光軸L1上であって、レンズ群210を含む撮影光学系の予定焦点面となる位置に設けられ、その前面にシャッター111が設けられている。撮像素子110は、複数の光電変換素子が二次元に配列されたものであって、二次元CCDイメージセンサ、MOSセンサまたはCIDなどで構成することができる。この撮像素子110で光電変換された電気画像信号は、カメラ制御部170で画像処理されたのち図示しないメモリに保存される。なお、撮影画像を格納するメモリは内蔵型メモリやカード型メモリなどで構成することができる。
一方、クイックリターンミラー121で反射された被写体からの光束は、撮像素子110と光学的に等価な面に配置された焦点板131に結像し、ペンタプリズム133と接眼レンズ134とを介して撮影者の眼球に導かれる。このとき、透過型液晶表示器132は、焦点板131上の被写体像に焦点検出エリアマークなどを重畳して表示するとともに、被写体像外のエリアにシャッター速度、絞り値、撮影枚数などの撮影に関する情報を表示する。これにより、撮影準備状態において、ファインダ135を通して被写体およびその背景ならびに撮影関連情報などを観察することができる。
操作部150は、シャッターレリーズボタン、ズームボタン、および撮影者がカメラ1の各種動作モードを設定するための入力スイッチであり、自動露出モード/マニュアル露出モード、オートフォーカスモード/マニュアルフォーカスモードの切換や、オートフォーカスモードの中でも、ワンショットモード/コンティニュアスモードの切換が行えるようになっている。
また、シャッターレリーズボタンは全押ししたときにシャッターがONされるが、これ以外にも、オートフォーカスモードにおいて当該ボタンを半押しするとフォーカスレンズの合焦動作がONとなり、ボタンを離すとOFFになる。また、単写/連写設定ボタンも含まれ、連写モードでレリーズボタンを全押しすると1秒間に所定枚数の画像を撮影することができる。
また、ズームボタンは、広角側にズーミングするWボタンと、望遠側にズーミングするTボタンとを備え、Wボタンを押すとズームレンズ212の焦点距離を短くするようにズームレンズ駆動モータ270が駆動し、Tボタンを押すとズームレンズ212の焦点距離を長くするようにズームレンズ駆動モータ270が駆動する。これらの操作部150により設定された各種モードはカメラ制御部170へ送信される。
カメラボディ100にはカメラ制御部170が設けられている。カメラ制御部170はマイクロプロセッサとメモリなどの周辺部品から構成され、レンズ制御部250と電気的に接続され、このレンズ制御部250からレンズ情報を受信するとともに、レンズ制御部250へデフォーカス量や絞り制御信号などの情報を送信する。また、カメラ制御部170は、上述したように撮像素子110から画像情報を読み出すとともに、必要に応じて所定の情報処理を施し、図示しないメモリに出力する。また、カメラ制御部170は、撮影画像情報の補正やレンズ鏡筒200の焦点調節状態、絞り調節状態などを検出するなど、カメラ1全体の制御を司る。
接眼レンズ134の近傍には、測光用レンズ136と測光センサ137が設けられ、焦点板131に結像した被写体光の一部を受光する。
本例の測光センサ137は、二次元カラーCCDイメージセンサなどで構成され、受光した光束の輝度に応じた測光信号を所定の画素群ごとにカメラ制御部170へ出力し、撮影の際の撮像素子110の露出値を演算する。また、測光センサ137による画素ごと又は所定の画素群ごとの測光信号は、カメラ制御部170へ出力されて、撮影シーンの解析や認識にも用いられ、輝度や色彩に基づいて焦点調節対象の位置を解析または認識したり、人物撮影や風景撮影などの撮影モードの選択をしたり、各種画像処理に用いられる。
次に、本例のカメラ1の動作を説明する。
ステップS1では、ズームレンズエンコーダ280の出力をレンズ制御部250へ読み込み、ズームレンズ212の位置に対応した焦点距離を演算する。
ステップS2では、レンズ制御部250のメモリに記憶された焦点距離と撮影距離との関係情報に基づいて、ステップS1で演算された焦点距離に対応した撮影距離を抽出し、これをフォーカシング領域として設定する。たとえば、焦点距離が70mmの場合の撮影距離Lは0.3m≦L≦∞、焦点距離が70mm以外の場合の撮影距離Lは1m≦L≦∞とする。このとき、現在の撮影距離が焦点距離に応じた撮影距離の範囲外、すなわちフォーカシング領域外にあるならば、この範囲内へ移動するように制御する。なお、この際に警告をともなって範囲内へ移動するようにしてもよい。
ステップS3では、焦点検出モジュール161による焦点検出に基づいてフォーカスレンズ211の合焦操作を実行する。
すなわち、オートフォーカスモードにおいて撮影者がレリーズボタンを半押しすると、AF−CCD制御部162は、焦点検出モジュール161のラインセンサ161dのゲインや蓄積時間を制御しつつ、焦点検出位置として選択された焦点検出エリアに関する情報をカメラ制御部170から受け、この焦点検出エリアに相当する一対のラインセンサ161dにて検出された一対の像信号を読み出し、デフォーカス演算部163へ出力する。
デフォーカス演算部163は、AF−CCD制御部162から送られてきた一対の像信号のずれ量をデフォーカス量ΔWに変換し、これをレンズ駆動量演算部164へ出力する。
レンズ駆動量演算部164は、デフォーカス演算部163から送られてきたデフォーカス量ΔWに基づいて、当該デフォーカス量ΔWに応じたレンズ駆動量Δdを演算し、これをレンズ駆動制御部165へ出力する。
レンズ駆動制御部165は、レンズ駆動量演算部164から送られてきたレンズ駆動量Δdに基づいてレンズ駆動モータ230へ駆動指令を送出し、レンズ駆動量Δdだけフォーカスレンズ211を移動させる。
ステップS4では、フォーカスレンズエンコーダ260の出力をレンズ制御部250へ読み込み、レンズ駆動量Δdに対応したフォーカスレンズ211の位置に相当する撮影距離を演算する。
そしてステップS5において、ステップS4で演算された撮影距離Lと、ステップS2で設定されたフォーカシング領域とを比較し、撮影距離Lがフォーカシング領域に合致している場合はステップS8へ進み、カメラ制御部170へレリーズ許可信号を送出し、処理を終了する。
これに対し、ステップS4で演算された撮影距離LがステップS2で設定されたフォーカシング領域に合致していない場合はステップS6へ進み、警告ブザー290へ駆動信号を送出して警告音を発するとともに、カメラ制御部170へレリーズ禁止信号を送出する。
そして、ステップS7においてステップS2で設定されたフォーカシング領域内へフォーカスレンズ211を駆動するようにフォーカスレンズ駆動モータ230へ駆動信号を送信し、フォーカスレンズ駆動モータ230はフォーカスレンズ211をフォーカシング領域へ駆動したのち、ステップS4へ戻り、以上の処理を繰り返す。
以上のように、本例のカメラ1によれば、ズームレンズ212の焦点距離に応じた撮影距離の範囲にフォーカスレンズ211の駆動範囲を設定するので機構上のスイッチを切り換える必要はなく、速写性が向上する。また、ズームレンズの焦点距離に応じた適切な撮影距離にない場合に撮影者に警告を発して注意を喚起するとともに、レリーズを禁止することにより、広角領域において接写撮影する場合などに撮影品質の低下を防止することができる。
なお、本実施形態のカメラ1は、上記警告ブザー290による警告音に代えてまたはこれに付加して、LEDなどの光による撮影者への報知やバイブレータなどの振動による撮影者への報知とすることもできる。
また、図3のステップS7では設定されたフォーカシング領域内へフォーカスレンズ212を駆動するように制御したが、これに代えてステップS4で演算された撮影距離に応じた適切な焦点距離になるように、ズームレンズ駆動モータ270を駆動してズームレンズ212を駆動することもできる。さらに、ステップS7において、フォーカスレンズ211とズームレンズ212の両レンズを駆動して、焦点距離と撮影距離の関係が適切になるように調節することもできる。
発明の実施形態に係るカメラを示すブロック図である。 図1の焦点検出モジュールを示す図である。 図1のカメラの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…一眼レフデジタルカメラ
100…カメラボディ
110…撮像素子
161…焦点検出モジュール
161d…ラインセンサ
170…カメラ制御部
200…レンズ鏡筒
210…レンズ群
211…フォーカスレンズ
212…ズームレンズ
220…絞り装置
230…フォーカスレンズ駆動モータ
240…絞り駆動装置
250…レンズ制御部
260…フォーカスレンズエンコーダ
270…ズームレンズ駆動モータ
280…ズームレンズエンコーダ
290…警告ブザー

Claims (4)

  1. 撮影光学系の焦点距離に応じた前記撮影光学系の撮影距離を記憶する記憶手段と、
    前記焦点距離を検出する焦点距離検出手段と、
    前記撮影距離を検出する撮影距離検出手段と、
    前記焦点距離検出手段により検出された焦点距離と前記撮影距離検出手段により検出された撮影距離が前記記憶手段に記憶された前記焦点距離に応じた撮影距離の関係に合致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって合致しないと判定された場合は、前記焦点距離と前記撮影距離の少なくとも一方を変更する変更手段と、
    前記撮影光学系による像を撮像する撮像手段とを備え
    前記変更手段は、前記判定手段によって合致しないと判定された場合は、前記焦点距離を変更せずに、前記焦点距離検出手段によって検出された焦点距離に対応する撮影距離に変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記判定手段によって合致しないと判定された場合は、合致しないことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項に記載の撮像装置において、
    前記報知手段は、音、光または振動によって前記報知を行なうことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮像装置において、
    前記変更手段は、前記判定手段によって合致しないと判定された場合は前記撮像手段による撮像を禁止することを特徴とする撮像装置。
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