JP5111169B2 - 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法 - Google Patents

基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5111169B2
JP5111169B2 JP2008059013A JP2008059013A JP5111169B2 JP 5111169 B2 JP5111169 B2 JP 5111169B2 JP 2008059013 A JP2008059013 A JP 2008059013A JP 2008059013 A JP2008059013 A JP 2008059013A JP 5111169 B2 JP5111169 B2 JP 5111169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sector
base station
mobile station
radio
radio resource
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008059013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009218766A (ja
Inventor
潤一 宮川
良仁 島崎
剛 梅原
和 松岡
大輔 八賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SoftBank Corp
Original Assignee
SoftBank BB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SoftBank BB Corp filed Critical SoftBank BB Corp
Priority to JP2008059013A priority Critical patent/JP5111169B2/ja
Publication of JP2009218766A publication Critical patent/JP2009218766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5111169B2 publication Critical patent/JP5111169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

本発明は、無線通信システムで使用される基地局に関し、特に、基地局の無線信号出力の制御に関する。
無線通信システムで使用される基地局として、カバーエリア(セル半径)が数十メートル程度とされる極めて小規模な基地局が提案されている。このような小規模な基地局によって形成されるセルは、「フェムトセル」と呼ばれている。フェムトセルのセル半径は、一般に「マクロセル」と呼ばれているセル半径が数km〜10km程度のセルや、「マイクロセル」と呼ばれているセル半径が数百m〜1km程度のセルと比べて極めて小さい。フェムト基地局は、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、光ファイバ、同軸ケーブル等の固定通信回線に接続して使用することが想定されている。
なお、以下では、フェムトセルを形成する小規模な基地局を「フェムト基地局」と呼ぶ。また、フェムト基地局は、マクロセル又はマイクロセル等の大規模なセルの中に階層化されて配置されることが多い。以下では、マクロセル又はマイクロセル等の上位階層の大規模セルを総称して「上位層セル」と呼ぶ。
ところで、特許文献1は、トラフィック量に応じて、基地局のパイロット信号の送信電力を増減し、セルサイズを変更する技術を開示している。具体的には、あるセルのトラフィック量が増大した場合に、トラフィック量が増大したセルを形成している基地局のパイロット信号の送信電力を低下させてセルサイズを縮小し、これに隣接するセルを形成する基地局のパイロット信号の送信電力を増大させてセルサイズを拡大する技術が開示されている。
特開2001−160984号公報
フェムト基地局の本格普及期においては、フェムト基地局が通信事業者の厳格な管理のもとで設置され運用されるのではなく、通信事業者の提供する通信サービスを利用する個々のユーザによって家庭内に設置される使用形態が想定される。このようなフェムト基地局の利用形態では、通信事業者によって従来行なわれていたセルレイアウト設計を行なうことは実質的に困難である。このため、隣接して配置された2つのフェムト基地局により形成されるセル間で干渉が生じる等の不具合の発生が懸念される。
なお、特許文献1に開示されているように、従来の基地局は、隣接セルのトラフィック状況に応じて無線信号の送信電力を増減させることはあっても、隣接セルのトラフィック量に応じて基地局の無線信号出力を開始させたり停止させたりすることは行なっていない。
本発明は、上述した知見に基づいてなされたものであり、上位層セルから移動局のハンドオーバが可能な状態を維持しながら、他の基地局が形成するセルとの干渉を極力低減することが可能な基地局装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる基地局装置は、第1のセクタを生成する第1のセクタ生成手段と、前記第1のセクタ内に移動局が在圏しない状態から在圏する状態への変化に応じて、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成する第2のセクタ生成手段とを備える。
また、本発明の第2の態様は、基地局装置の制御方法である。当該制御方法は、第1のセクタを生成するステップ(a)と、前記第1のセクタ内に移動局が在圏しない状態から在圏する状態への変化に応じて、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成するステップ(b)とを含む。
また、本発明の第3の態様にかかる基地局装置は、指向性の調整が可能なアンテナと、前記アンテナによってカバーされる第1のセクタへの移動局の移動に伴う所定の事象の発生を条件として、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成するよう前記アンテナの指向性を変更する制御部とを備える。
上述した本発明の第1乃至第3の態様によれば、第2のセクタに比べて狭い角度範囲を指向する第1のセクタを予め形成しておくことで、マクロセル等の上位層セルからの移動局のハンドオーバが可能である。また、第1のセクタ内に移動局が在圏する状態への変化を契機として、より広域な第2のセクタが生成されるため、移動局は上位層セル、第1のセクタ、第2のセクタの順でセル又はセクタ間をスムーズに移動でき、通信サービスを継続的に受けることが可能である。さらに、移動局が第1のセクタに在圏していない場合には、第2のセクタは形成されない。つまり、本発明の第1乃至第3の態様によれば、基地局は、常時広範囲に電波を出力する必要がなく、移動局に対するサービス提供が必要な場合に選択的に広範囲の電波出力を行うことができる。
例えば、本発明の第1の態様にかかる基地局を家庭内に設置する場合には、人の出入口となる玄関付近を第1のセクタによってカバーするように基地局を配置するとよい。このように配置すれば、帰宅した人によって所持された移動局は、上位層セル、第1のセクタ、第2のセクタの順でセル又はセクタ間をスムーズに移動でき、通信サービスを継続的に受けることが可能である。
なお、上述した本発明の第1乃至第3の態様において、前記第2のセクタは、そのカバーエリアが前記第1のセクタのカバーエリアの一部又は全部と重なるよう形成されてもよい。
また、上述した本発明の第1乃至第3の態様において、前記第2のセクタで使用される無線リソースは、前記第1のセクタで使用される無線リソースと異なってもよい。具体的には、第1のセクタと第2のセクタとで、異なる周波数、異なるスクランブリングコード等を使用してもよい。
また、上述した本発明の第1乃至第3の態様では、複数の無線リソース候補の中から任意の1つを選択して前記第2のセクタで使用する無線リソースとしてもよい。これにより、単一の無線リソースを固定的に第2のセクタに割り当てる場合に比べて、近くに設定されている他の基地局との干渉を抑制することができる。
また、上述した本発明の第1乃至第3の態様では、前記第2のセクタで使用する無線リソースを複数の無線リソース候補の中からランダムに選択してもよい。これにより、過去に選択した1つの無線リソースを永続的に使用する場合に比べて、近くに設定されている他の基地局との干渉を一層効果的に抑制することができる。
また、上述した本発明の第1乃至第3の態様において、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始するタイミングを判断するための条件は、様々なものがある。例えば、前記第1のセクタへの前記移動局のハンドオーバを契機として無線信号の出力を開始してもよい。また、前記第1のセクタへの前記移動局の位置登録が完了したことを条件としてもよいし、前記第2のセクタで使用する無線リソースの情報を含むネイバーリスト更新メッセージを送信済みであることを条件としてもよい。
上述した本発明の第1乃至第3の態様によって、上位層セルから移動局のハンドオーバが可能な状態を維持しながら、他の基地局が形成するセルとの干渉を極力低減することが可能な基地局装置を提供できる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
図1は、本実施の形態にかかる基地局1と基地局1によって形成される狭域セクタA及び広域セクタBを示す図である。基地局1は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)セルラ通信システムで使用されるフェムト基地局である。
図1(a)は、基地局1の周辺における移動局の存在有無に関わらず、基地局1によって形成される狭域セクタAを示している。狭域セクタAは、後述する広域セクタB比べて狭い角度範囲を指向して形成されたセクタである。本実施の形態では、狭域セクタAで使用される無線リソース、具体的には周波数チャネルfx及びスクランブリングコードSCxの組み合わせを(f1,SC1)とする。なお、W−CDMAは、アップリンクとダウンリンクで使用周波数帯域が異なるFDD(Frequency Division Duplex)方式を採用しているから、上記の周波数チャネルf1は、アップリンク及びダウンリンクの2つの周波数チャネルの組を表している。
一方、図1(b)は、上述した狭域セクタAに移動局50が在圏することを条件として生成される広域セクタBを示している。本実施の形態では、広域セクタBで使用される無線リソースは、狭域セクタAで使用される無線リソースと共通の(f1,SC1)である。
例えば、基地局1は、狭域セクタAへの移動局50のハンドオーバ(図1の白抜き矢印R1)に応じて、狭域セクタAから広域セクタBに切り替えればよい。基地局1によるセクタサイズの変更は、移動局50のハンドオーバ処理の開始を契機として行なってもよいし、ハンドオーバの完了を契機として行なってもよいし、又はハンドオーバ処理途中の所定の処理の実行を契機として行なってもよい。また、狭域セクタAと上位層セルとの間は、必ずしもソフトハンドオーバ又はハードハンドオーバが可能である必要はなく、基地局1は、移動局50の自発的なセル再選択動作に基づく接続要求を受信したことによって、狭域セクタA内の移動局50の在圏を検知してもよい。つまり、基地局1は、移動局50が狭域セクタAに移動すること又は移動したことを示す様々なイベントの少なくとも1つが発生したことを条件として、狭域セクタAから広域セクタBに切り替えればよい。
なお、図1(b)では、広域セクタBを指向性の無い全方位セクタとして示しているが、広域セクタBは必ずしも全方位セクタでなくてもよい。つまり、基地局1は、広域セクタBを狭域セクタAに比べて広範囲をカバーするように形成すればよい。
続いて以下では、狭域セクタA内に移動局が在圏することを条件としてセクタサイズを変更可能な基地局1の構成例及びその動作について詳しく説明する。図2は、基地局1の構成例を示すブロック図である。
図2に示す基地局1は、アレイアンテナ10の指向性パターンを可変することによって、境域セクタAと広域セクタBとの間で指向性パターンを変更する。アレイアンテナ10の指向性パターンは、アレイアンテナ10に含まれる複数のアンテナ素子の各々に供給される信号の重み係数により調整可能である。
複数のデュプレクサ11は、アレイアンテナ10に含まれる各アンテナ素子を送受信で共用するための方向性結合器である。
無線送信部12は、符号化部14から供給されるトランスポートチャネルのデータ系列にTPC(Transmit Power Control)ビット等の制御情報を付加し、物理チャネルの無線フレームを生成する。また、無線送信部12は、無線フレームのQPSK信号点へのマッピング、拡散変調、D/A変換、直交変調、無線周波数帯への周波数変換、信号増幅等の各処理を行う。さらに、無線送信部12は、後述する指向性制御部17により指定される指向性パターンに対応する放射パターンを形成すべく、アレイアンテナ10を構成する複数のアンテナ素子の各々に供給される各送信信号に対して重み係数を乗算する。
無線受信部13は、アレイアンテナ10によって受信されたアップリンク信号をデュプレクサ11を介して入力する。そして、無線受信部13は、アップリンク信号に対して信号増幅、周波数変換、直交復調、A/D変換、逆拡散、RAKE合成の各処理を行う。さらに、無線受信部13は、アレイアンテナ10の各アンテナ素子によって得られた信号を合成し、QPSK復調を行ない、得られたデータ系列を復号化部15に供給する。
符号化部14は、移動局に向けて送信される送信データを入力し、チャネル符号化(誤り訂正符号化)、レートマッチング、インタリービング等を行なってトランスポートチャネルを生成し、これを上述した無線送信部12に供給する。
復号化部15は、上述した無線受信部13から供給される受信データ系列に対して、デインタリービング、チャネル復号化、エラー訂正等の処理を行い、復元されたデータを出力する。
RNC(Radio Network Controller)部16は、RNC(Radio Network Controller)の機能を有し、無線送信部12及び無線受信部13に対して、無線リソース(例えば、使用周波数チャネル、スクランブリングコード)、共通パイロットチャネルの送信電力などを指示する。また、RNC部16は、移動局50のハンドオーバの実行を制御するとともに、上位ネットワークに位置するMSC(Mobile Switching Center)/VLR(Visitor Location Register)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)等の交換局への移動局50の位置登録を仲介する。
最後に、指向性制御部17は、狭域セクタAと広域セクタBとを切り替えるために、言い換えるとアレイアンテナ10の指向性パターンを切り替えるために、アレイアンテナ10を構成する複数のアンテナ素子の重み係数の変更を無線送信部12に指示する。具体的には、指向性制御部17は、狭域セクタAを形成している状態において、狭域セクタA内に移動局が在圏することがRNC部16によって検知された場合に、広域セクタBに対応した指向性パターンへの変更を指示する。また、指向性制御部17は、広域セクタBを形成している状態において、広域セクタBに移動局が在圏しなくなったことがRNC部16によって検知された場合に、狭域セクタAに対応した指向性パターンへの変更を指示する。
続いて以下では、基地局1による指向性パターン変更手順の具体例について図3のフローチャートを用いて説明する。図3のステップS11では、無線送信部12及びアレイアンテナ10が、狭域セクタAを生成する。
ステップS12において、狭域セクタA内に移動局が在圏することをRNC部16が検知した場合(ステップS12でYES)、指向性制御部17の指示によりアレイアンテナ10の放射パターンが変更され、狭域セクタAから広域セクタBへの切り替えが行われる(ステップS13)。
一方、ステップS14において、広域セクタB内に移動局が在圏しなくなったことをRNC部16が検知した場合(ステップS14でNO)、指向性制御部17の指示によりアレイアンテナ10の放射パターンが変更され、広域セクタBから狭域セクタAへの切り替えが行われる(ステップS15)。
上述したように、本実施の形態にかかる基地局1は、狭域セクタAを予め形成しておくことで、マクロセル等の上位層セルからの移動局のハンドオーバを受け付けることが可能である。
また、基地局1は、狭域セクタA内の移動局の在圏を契機として、広域セクタBを生成する。このため、移動局は上位層セル、狭域セクタA、広域セクタBの順でセル又はセクタ間をスムーズに移動でき、通信サービスを継続的に受けることが可能である。
さらに、移動局が狭域セクタA内に在圏していない場合、基地局1は、広域セクタBを形成しない。つまり、基地局1は、常時広範囲に電波を出力する必要がなく、移動局に対するサービス提供が必要な場合に選択的に広範囲の電波出力を行うことができる。
なお、基地局1の具体的な構成例としてアレイアンテナを用いた構成(図2)を説明したが、このような構成は一例である。つまり、基地局1が形成するセクタの指向性パターンを変更するためには、公知の様々な構成を採用することが可能である。一例として、狭指向性のアンテナ素子と、広指向性又は無指向性のアンテナ素子とを組合せて用い、給電するアンテナを切り替えることで指向性パターンを変更してもよい。また、他の例として、指向性を有する複数のアンテナの各々に異なる方位をカバーさせることで360度全方位の網羅しておき、そのうち1又は少数のアンテナ素子を選択して使用することにより狭域セクタAを形成し、多数又は全てのアンテナ素子を使用することにより広域セクタBを形成してもよい。
また、図2の構成例では、基地局1がRNC機能を有する構成を示した。しかしながら、従来のセルラ通信システムで多く採用されているように、RNCは、基地局1を含む複数の基地局を管理するために遠隔地に配置されてもよい。この場合、基地局1は、狭域セクタAへの移動局のハンドオーバの実行を決定した遠隔のRNCから制御信号を受信し、当該制御信号に応じて広域セクタBの生成を行えばよい。また、基地局1は、狭域セクタAにハンドオーバする移動局の位置登録要求を受信したことに応じて、広域セクタBの生成を行なってもよい。また、基地局1は、狭域セクタAにハンドオーバする移動局の位置登録の完了通知を遠隔のRNCから受信し、当該完了通知の受信を契機として、広域セクタBの生成を行なってもよい。
<発明の実施の形態2>
図4は、本実施の形態にかかる基地局2と基地局2によって形成される狭域セクタC及び広域セクタDを示す図である。基地局2は、上述した基地局1と同様に、W−CDMAセルラ通信システムで使用されるフェムト基地局である。
本実施の形態にかかる基地局2は、予め狭域セクタCを生成しておき、狭域セクタCに移動局が在圏することを条件に広域セクタDを生成する。この動作は、上述した基地局1と同様である。ただし、基地局2は、広域セクタDを狭域セクタCで使用されている無線リソースとは異なる無線リソースを用いて生成し、広域セクタDの生成後も狭域セクタCを並存させる。本実施の形態では、狭域セクタCで使用される無線リソースを(f1,SC1)とし、広域セクタDで使用される無線リソースを(f2,SC2)とする。なお、狭域セクタCと広域セクタDは、周波数チャネル及びスクランブリングコードの少なくとも一方により区別されていればよい。
例えば、基地局2は、狭域セクタCへの移動局50のハンドオーバ(図4の白抜き矢印R1)に応じて、狭域セクタCに加えて広域セクタDを生成すればよい。なお、広域セクタDの生成を開始する際の契機となるイベントは、狭域セクタC内の移動局の在圏有無を判定可能なイベントであればよい。例えば、基地局2は、狭域セクタCにハンドオーバする移動局50の位置登録の完了を契機として広域セクタDを生成してもよい。また、基地局2は、狭域セクタCにハンドオーバした移動局50の位置登録が完了し、広域セクタDに関する無線リソース情報を含むネイバーリスト更新メッセージを送信した後に広域セクタDを生成してもよい。
ネイバーリストは、隣接するセル又はセクタで使用されている無線リソースを移動局に通知するために基地局2によって送信される情報である。移動局50は、ネイバーリストを参照することによって、ハンドオーバの際に信号品質の測定対象とする隣接セル又はセクタを知ることができる。つまり、図4(b)に示すように、移動局50は、広域セクタDの無線リソース情報を含むネイバーリストNLを基地局2から受信することによって、新たに生成された広域セクタDへのハンドオーバが可能となる(図4(b)の白抜き矢印R2)。
なお、図4(b)の広域セクタDは指向性の無い全方位セクタであってもよい。また、広域セクタDは狭域セクタCの一部又は全部に重ねて形成されてもよい。
続いて以下では、基地局2の構成例及びその動作について詳しく説明する。図5は、基地局2の構成例を示すブロック図である。
図5に示す基地局2は、狭域セクタCを形成するための指向性アンテナ20C、無線通信部21C、及び符号化・復号化部22Cを有する。指向性アンテナ20Cは、狭域セクタCに対応するビーム幅にて無線信号を出力する。また、基地局2は、広域セクタDを形成するための指向性アンテナ20D、無線通信部21D、及び符号化・復号化部22Dを有する。指向性アンテナ20Dは、広域セクタDに対応するビーム幅にて無線信号を出力する。
RNC部23は、RNC(Radio Network Controller)の機能を有し、無線通信部21C及び21Dに対して、無線リソース(例えば、使用周波数チャネル、スクランブリングコード)、共通パイロットチャネルの送信電力などを指示する。また、RNC部16は、移動局50のハンドオーバの実行を制御するとともに、上位ネットワークに位置するMSC(Mobile Switching Center)/VLR(Visitor Location Register)及びSGSN(Serving GPRS Support Node)等の交換局への移動局50の位置登録を仲介する。
セクタ制御部24は、狭域セクタCを形成している状態において、狭域セクタC内に移動局が在圏することがRNC部23によって検知された場合に、指向性アンテナ20Dに対して信号出力の開始を指示し、広域セクタDを形成させる。また、セクタ制御部24は、広域セクタDを形成している状態において、狭域セクタC及び広域セクタDに移動局が在圏しなくなったことがRNC部23によって検知された場合に、指向性アンテナ20Dに対して信号出力の停止を指示し、広域セクタDを消滅させる。
なお、図5に示した基地局2の構成が一例に過ぎないことはもちろんである。例えば、発明の実施の形態1で述べたのと同様に、RNCは、基地局2を含む複数の基地局を管理するために遠隔地に配置されてもよい。また、基地局2は、RNC機能に加えて、SGSN等の交換局の機能を備えてもよい。
続いて以下では、基地局2によるセクタ切り替え手順の具体例について図6のフローチャートを用いて説明する。図6のステップS21では、無線通信部21C及び指向性アンテナ20Cが、狭域セクタCを生成する。
ステップS22において、狭域セクタC内に移動局が在圏することをRNC部23が検知した場合(ステップS22でYES)、広域セクタDで使用される無線リソースが決定される(ステップS23)。広域セクタDで使用される無線リソースの決定は、予め決定された無線リソースを固定的に割り当てることにより行ってもよい。また、広域セクタDで使用される無線リソースの決定は、複数の無線リソース候補の中から任意の1つを選択することにより行ってもよい。これにより、複数のフェムト基地局が同一の無線リソースを使用する確率が減少するため、単一の無線リソースを固定的に広域セクタDに割り当てる場合に比べて、近くに設定されている他のフェムト基地局との干渉を抑制することができる。
また、基地局2が、複数の無線リソース候補の中から1つを選択する際には、擬似乱数や時刻情報を用いてランダムに選択してもよい。このように、広域セクタDを生成するたびに使用する無線リソースをランダムに選択することによって、過去に選択した1つの無線リソースを永続的に使用する場合に比べて、基地局2の周辺に存在する他のフェムト基地局との間で無線リソースが競合することによる干渉の発生を効果的に抑制することができる。これは、通信事業者によるセルレイアウト設計が困難なフェムト基地局等のユーザ家庭内に設置される基地局において特に有効である。
ステップS24では、新たに生成される広域セクタDの無線リソース情報を移動局50に伝達するために、狭域セクタCに在圏する移動局50に対して指向性アンテナ20Cからネイバーリスト更新メッセージを送信する。このとき送信されるネイバーリストは、広域セクタDの無線リソース情報を含む。
ステップS25では、セクタ制御部24の指示により無線通信部21D及び指向性アンテナ20Dによる電波出力が開始され、広域セクタDが生成される。
一方、ステップS26において、狭域セクタC及び広域セクタD内に移動局が在圏しなくなったことをRNC部23が検知した場合(ステップS26でNO)、セクタ制御部24の指示によって無線通信部21D及び指向性アンテナ20Dによる電波出力が停止される(ステップS27)。これにより、広域セクタDは消滅する。
本実施の形態にかかる基地局2は、上述した基地局1と同様に、狭域セクタCを予め形成しておくことで、マクロセル等の上位層セルからの移動局のハンドオーバを受け付けることが可能である。また、基地局2の使用によって、移動局は上位層セル、狭域セクタC、広域セクタDの順でセル又はセクタ間をスムーズに移動でき、通信サービスを継続的に受けることが可能である。さらに、基地局2は、狭域セクタC内の移動局の在圏を条件として選択的に広域セクタDを生成するため、常時広範囲に電波を出力することがない。
ここで、本実施の形態にかかる基地局2の好ましい使用形態について説明する。図6は、複数の基地局2(図6では、基地局2−1、2−2及び2−3と表記)を隣接させて設置する場合の周波数チャネル及びスクランブリングコードの割り当て方法を示した概念図である。
図6に示す使用形態では、3つのフェムト基地局2−1〜2−3が隣接して配置されている。フェムト基地局2−1は、上位層セルであるマクロセルから移動局51がハンドオーバできるように、狭域セクタC1を形成している。これと同様に、フェムト基地局2−2及び2−3は、それぞれ狭域セクタC2及びC3を形成している。ここで、狭域セクタC1〜C3の周波数チャネルは、マクロセルの周波数チャネルと同一としておくと良い。これによって、狭域セクタC1〜C3への移動局51〜53のソフトハンドオーバが可能となる。
さらに、狭域セクタC1〜C3のスクランブリングコードは、マクロセルのスクランブリングコード(図6では、SC0)とは異なる別コードとしたうえで、狭域セクタC1〜C3間では共通のコード(図6では、SC1)とするとよい。基地局2−1〜2−3は、狭域セクタC1〜C3を狭指向性のセクタとして形成しているため、このように狭域セクタC1〜C3で使用される無線リソースを共通化した場合であっても、狭域セクタC1〜C3間の重なりによる干渉を極力抑えることができる。その一方で、移動局51〜53の狭域セクタC1〜C3へのハンドオーバを可能とするために、マクロセルを形成する上位層の基地局がネイバーリストに含めて報知すべき狭域セクタC1〜C3に関するスクランブリングコード情報は、共通のコードSC1だけで済む。
また、図6の基地局2−1〜2−3は、狭域セクタC1〜C3への移動局51〜53のハンドオーバに応じて広域セクタD1〜D3を生成する。隣接して配置された基地局2−1〜2−3によって形成される広域セクタD1〜D3は、セクタ間の干渉を生じるおそれが大きい。このため、図6に示すように、広域セクタD1〜D3に割り当てる無線リソースは、隣接するセクタの間で異なるものとするとよい。これにより、広域セクタ間での無線リソースの競合による干渉の発生を抑制できる。
隣接する広域セクタ間に異なる無線リソースを割り当てるためには、以下のように行えばよい。例えば、上述したように、広域セクタに割り当てる無線リソースをランダムに選択することによって、隣接する広域セクタ間の無線リソースが確率的に異なるようにするとよい。また、隣接セクタ間で異なる無線リソースとなるように、手動設定によって予め設定してもよい。
<その他の実施の形態>
上述した基地局1及び2は、W−CDMA方式のセルラ通信システムにおいて使用されるものとして説明したが、cdma2000方式などの他のDS−CDMA方式にも適用可能であることは勿論である。また、基地局1及び2は、DS−CDMA方式に限らず、その他の方式の無線通信システムにも適用可能である。
また、基地局1が予め生成する狭域セクタAの数は1つに限定されない。基地局2についても同様である。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態1にかかる基地局とこれによって形成されるセクタを示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる基地局の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる基地局による指向性パターン変更手順の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる基地局とこれによって形成されるセクタを示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる基地局の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる基地局によるセクタ切り替え手順の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる基地局の使用形態を示す図である。
符号の説明
1、2、2−1〜2−3 基地局
10 アレイアンテナ
11 デュプレクサ
12 無線送信部
13 無線受信部
14 符号化部
15 復号化部
16 RNC部
17 指向性制御部
20C、20D 指向性アンテナ
21C、21D 無線通信部
22C、22D 符号化・復号化部
23 RNC部
24 セクタ制御部
50〜53 移動局

Claims (21)

  1. 第1のセクタを生成する第1のセクタ生成手段と、
    前記第1のセクタ内に移動局が在圏しない状態から在圏する状態への変化に応じて、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成する第2のセクタ生成手段と、
    を備える基地局装置。
  2. 前記第2のセクタで使用される無線リソースは、前記第1のセクタで使用される無線リソースと異なる、請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記第2のセクタ生成手段は、複数の無線リソース候補の中から任意の1つを選択して前記第2のセクタで使用する無線リソースとする、請求項1又は2に記載の基地局装置。
  4. 前記第2のセクタ生成手段は、前記第2のセクタで使用する無線リソースを複数の無線リソース候補の中からランダムに選択する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の基地局装置。
  5. 前記第2のセクタ生成手段は、前記第1のセクタへの前記移動局のハンドオーバを契機として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  6. 前記第2のセクタ生成手段は、前記第1のセクタへの前記移動局の位置登録が完了したことを条件として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  7. 前記第2のセクタ生成手段は、前記第1のセクタへの前記移動局の位置登録が完了した後に、前記第2のセクタで使用する無線リソースの情報を含むネイバーリスト更新メッセージを送信済みであることを条件として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の基地局装置。
  8. 前記第2のセクタ生成手段は、前記第1及び第2のセクタに移動局が在圏しないことを条件として、前記無線信号の出力を停止する、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の基地局装置。
  9. 請求項1に記載の基地局装置を複数含む無線通信システムの運用方法であって、
    複数の前記基地局装置を、各々が生成する前記第1のセクタが上位層セルと重なるように配置し、
    前記複数の前記基地局装置によって生成される複数の前記第1のセクタに対して、前記上位層セルと同一の周波数チャネルを割り当て、
    前記複数の前記第1のセクタに対して、前記上位層セルのスクランブリングコードとは異なる共通のスクランブリングコードを割り当てる、
    無線通信システムの運用方法。
  10. 前記複数の前記基地局装置によって生成される複数の前記第2のセクタの各々に対して、前記上位層セル及び前記複数の前記第1のセクタと異なるとともに、前記複数の前記第2のセクタの間で互いに異なる無線リソースを割り当てる、ここで、前記無線リソースは、周波数チャネル及びスクランブリングコードの組み合せによって識別される、
    請求項9に記載の無線通信システムの運用方法。
  11. 複数の基地局装置と、
    上位層セルとを備え、
    前記複数の基地局装置の各々は、
    第1のセクタを生成する第1のセクタ生成手段と、
    前記第1のセクタ内に移動局が在圏しない状態から在圏する状態への変化に応じて、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成する第2のセクタ生成手段とを備え、
    前記複数の基地局装置は、各々が生成する前記第1のセクタが前記上位層セルと重なるように配置され、
    前記複数の基地局装置は、各々が生成する前記第1のセクタ内で前記上位層セルと同一の周波数チャネルを使用し、
    前記複数の基地局装置は、各々が生成する前記第1のセクタ内で、前記上位層セルのスクランブリングコードとは異なる共通のスクランブリングコードを使用する、
    無線通信システム。
  12. 前記複数の基地局装置は、各々が生成する前記第2のセクタ内で、前記上位層セル及び前記複数の基地局装置の各々により生成される前記第1のセクタと異なるとともに、前記第2のセクタの間で互いに異なる無線リソースを割り当てる、ここで、前記無線リソースは、周波数チャネル及びスクランブリングコードの組み合わせによって識別される、
    請求項11に記載の無線通信システム。
  13. 基地局の制御方法であって、
    第1のセクタを生成するステップ(a)と、
    前記第1のセクタ内に移動局が在圏しない状態から在圏する状態への変化に応じて、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成するステップ(b)と、
    を備える制御方法。
  14. 前記ステップ(b)では、前記第1のセクタで使用される無線リソースと異なる無線リソースを前記第2のセクタで使用する、請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記ステップ(b)では、複数の無線リソース候補の中から任意の1つを選択して前記第2のセクタで使用する無線リソースとする、請求項13又は14に記載の制御方法。
  16. 前記ステップ(b)では、前記第2のセクタで使用する無線リソースを複数の無線リソース候補の中からランダムに選択する、請求項13乃至15のいずれか1項に記載の制御方法。
  17. 前記ステップ(b)では、前記第1のセクタへの前記移動局のハンドオーバを契機として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項13乃至16のいずれか1項に記載の制御方法。
  18. 前記ステップ(b)では、前記第1のセクタへの前記移動局の位置登録が完了したことを条件として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項13乃至16のいずれか1項に記載の制御方法。
  19. 前記ステップ(b)では、前記第1のセクタへの前記移動局の位置登録が完了した後に、前記第2のセクタで使用する無線リソースの情報を含むネイバーリスト更新メッセージを送信済みであることを条件として、前記第2のセクタを生成するための無線信号の出力を開始する、請求項14乃至16のいずれか1項に記載の制御方法。
  20. 指向性の調整が可能なアンテナと、
    前記アンテナによってカバーされる第1のセクタへの移動局の移動に伴う所定の事象の発生を条件として、前記第1のセクタに比べて広い角度範囲をカバーする第2のセクタを生成するよう前記アンテナの指向性を変更する制御部と、
    を備える基地局装置。
  21. 前記第2のセクタで使用される無線リソースは、前記第2のセクタの生成に際して、前記第1のセクタで使用される無線リソースと異なる複数の無線リソース候補の中からランダムに選択される、請求項20に記載の基地局装置。
JP2008059013A 2008-03-10 2008-03-10 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法 Active JP5111169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008059013A JP5111169B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008059013A JP5111169B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009218766A JP2009218766A (ja) 2009-09-24
JP5111169B2 true JP5111169B2 (ja) 2012-12-26

Family

ID=41190227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008059013A Active JP5111169B2 (ja) 2008-03-10 2008-03-10 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5111169B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5970417B2 (ja) * 2013-05-22 2016-08-17 日本電信電話株式会社 無線通信装置、及び複合無線通信装置
WO2015024205A1 (zh) * 2013-08-20 2015-02-26 华为技术有限公司 无线通信装置及方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA95797B (en) * 1994-02-14 1996-06-20 Qualcomm Inc Dynamic sectorization in a spread spectrum communication system
AU2001271041A1 (en) * 2000-07-14 2002-01-30 Sanyo Electric Co., Ltd. Mobile communication terminal, communication method, and program
JP2004153467A (ja) * 2002-10-29 2004-05-27 Ntt Docomo Inc 指向性ビーム通信方法及び基地局
JP2007274208A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Sanyo Electric Co Ltd 電源制御方法ならびにそれを利用した制御装置および端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009218766A (ja) 2009-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI653847B (zh) 支援移動性之方法以及使用者設備
JP6062410B2 (ja) 無線中継システムでのリソース割り当て
JP4550886B2 (ja) 多搬送波通信方法及び装置
JP4412505B2 (ja) 無線通信システム
KR100975698B1 (ko) 셀룰러 통신을 위한 중계통신 시스템 및 방법
TWI413391B (zh) 在多載波通訊系統中之引導頻信號集管理
JP3999683B2 (ja) 無線通信方法及び基地局
US5887262A (en) Smart antenna backwards compatibility in digital cellular systems
US11589242B2 (en) Method for deploying a cellular communication network
GB2242805A (en) Handover techniques in cellular radio
JP2011502395A (ja) 分散型アンテナシステム
KR20130031881A (ko) 무선 셀룰러 네트워크에서 계획된 셀 아웃티지에 대한 핸드오버 절차와 시그널링
US20100291935A1 (en) Multi-stream wireless relay
JPH09238381A (ja) 移動通信システム
WO2014056197A1 (zh) 提高物理扇区用户容量的方法、装置和基站
JP2015536585A (ja) 周波数帯域選択
EP2795959B1 (en) Method for changing the configuration of a relay node, corresponding relay node and corresponding cellular network system
Jiang et al. Self-organizing relay stations in relay based cellular networks
JP5111169B2 (ja) 基地局装置、無線通信システムの運用方法、無線通信システム、及び基地局の制御方法
KR101301302B1 (ko) 신호 처리 시스템 및 신호 처리 방법
EP2878164A1 (en) Wireless communication network with noise metric based optmization for cellular capacity improvement
Manosha et al. Performance comparison of alternative indoor 5G micro-operator deployments in 3.6-GHz and 26-GHz bands
JP4657342B2 (ja) 無線通信におけるマルチホップリレー用のスケジューリング方法及びシステム
US20140155071A1 (en) Method and system for wireless communication
EP2140577B1 (en) Method and system of distributing transmissions in a wireless data transmission system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5111169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250