JP5110986B2 - 塵取り - Google Patents

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本発明は、塵埃類を収集する収集部に対する把手体の角度を変えることができる塵取りに関する。
特開平11−309104号公報(特許文献1)には、底板と、左右側板と、天板と、奥板を一体に有し、掃入れ口が開口する本体と、掃入れ口を覆うと共に左右両側にアーム部を有し、該アーム部が本体側板に回動自在に連結された門形の蓋と、該蓋に固定されると共に一定長さ上方へと延び、上端部にL字形に折れ曲がるグリップを有するハンドルとを備え、ハンドルを吊り下げた時には、本体は掃入れ口を上側にした垂下姿勢となって蓋により掃入れ口が覆われ、本体を床面等に置いた時には、本体は底板が床面等に沿う倒伏姿勢となって掃入れ口が開口するようになっており、本体が倒伏姿勢の時に、蓋の端縁が本体に当接することによりハンドルを所定角度の後傾姿勢で係止するようにしていることを特徴とする蓋付きちり取りが記載されている。
この種の塵取りは、従来より様々提供されているが、塵取り収集部である塵埃類収集部に対する把手部の角度を可変とすることにより、通常のちり取りとしての使用以外に、ベランダの排水溝等の泥等を掬い取るためのスコップとしても使用し得る塵取りとして実用的なものは従来見当たらなかった。
特開平11−309104号公報
本発明は、塵埃類を収集する収集部に対する把手体の角度を変えることに伴い、塵取りとして使用し得ると共に、スコップ等のように前向きに比較的強い力を加えつつ使用することもできる塵取りを提供することを目的とする。
本発明の塵取りは、
底板部と、その底板部の両側から立ち上がっている両側壁部と、前記底板部の後側から立ち上がっている後壁部を有し、前記底板部の前縁部から塵埃類が掃き込まれる収集部と、基部側の連結部と端部側の把手部を有する把手体とを備えており、前記底板部の前縁部に対しほぼ平行な把手体回動軸線の回りに把手体が相対的に回動し得るよう、収集部に対し把手体の連結部が連結されてなるものであって、
収集部が底板部にて水平面上に載置された状態において、その収集部に対し把手体は、少なくとも、ほぼ上向きをなす第1位置と、ほぼ後向きをなす第2位置をとることができ、
把手体が前記第2位置にある場合、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達されることを特徴とする。
塵取りの収集部を、その底板部にて水平面上に載置した状態において、そのように水平面上に載置した収集部に対し、把手体は、少なくとも第1位置と第2位置をとることができる。
第1位置においては、底板部にて水平面上に載置した収集部に対し、把手体はほぼ上向きをなすので、使用者は比較的高い位置で把手体の把手部を把持して収集部に塵埃類を掃き込むことができ、塵取りとして好適に用いることができる。尤も、使用の際に底板部にて水平面上に載置しない状態でも、塵取りとして使用し得ることは言うまでもない。
第2位置においては、底板部にて水平面上に載置した収集部に対し、把手体はほぼ後向きをなす。而も把手体が前記第2位置にある場合、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達される。そのため、ベランダの排水溝等の泥等を収集部により掬い取る場合のように、使用者が把持した把手部から収集部に対し前向きに比較的強い力を加えつつスコップ等のように使用する際に、把手体と収集部との相対回動機構にあまり負担をかけずに所要の前向きの力を収集部に加えることができる。
上記塵取りは、把手体が第2位置にある場合、把手体が後壁部に接することにより、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達されるものとすることができる。
また上記塵取りは、把手体が第2位置にある場合、把手体が後壁部に固定されることにより、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達されるものとすることができる。
本発明の塵取りは、収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢である場合に、把手体は、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢をとり得、
収集部が底板部にて水平面上に載置された状態において、その収集部に対し把手体は、少なくとも、ほぼ上向きをなす第1位置と、ほぼ後向きをなし把手体の一部が収集部の後壁部の後側に位置する第2位置をとることができるものとすることが好ましい。
この場合、塵取り不使用の際は、収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢をとり、且つ、把手体は、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢をとり得、使用の際は、収集部が底板部にて水平面上に載置された状態において、その収集部に対し把手体が上向き又はやや後傾上向きに位置する第1位置と、その収集部に対し把手体が後向き又はやや上方後向きに位置して把手体の一部が収集部の後壁部の後側に位置する第2位置をとり得る。すなわち、少なくとも3種類の状態を取り得る。
また前記の塵取りは、把手体に対し、把手体回動軸線に平行な蓋体回動軸線の回りに回動可能なように連結された蓋体を有し、
その蓋体は、収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢であり、且つ、把手体が、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢である状態において、収集部の開口部を閉じるものであり、
収集部が底板部にて水平面上に載置され、把手体が第1位置又は第2位置をとる場合に、蓋体は収集部の開口部を開放するものとすることが好ましい。
この場合、収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢であり、且つ、把手体が、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢である状態においては、収集部の開口部は蓋体により閉じられる。
収集部が底板部にて水平面上に載置され、把手体が第1位置又は第2位置をとる場合には、蓋体は、収集部の開口部を開放するので、塵取り又はスコップ等として用いることができる。
更に、前記塵取りは、収集部の底板部を上側に位置させ且つ蓋体が収集部の開口部を閉じた状態において蓋体および/または収集部の下方に位置する部分に、排水孔および/または排水切欠が設けられたものとすることが好ましい。
この場合、収集部に塵埃類と水等の液体を混合状態で収容し、蓋体により収集部の開口部を閉じた状態で、収集部の底板部を上側に位置させると、前記排水孔および/または排水切欠が蓋体および/または収集部の下方に位置することとなるので、その排水孔および/または排水切欠を通じて、塵埃類を収集部に収容した状態で収集部から液体を排出させることができる。
本発明の塵取りは、収集部に対する把手体の角度を変えることに伴い、底板部にて水平面上に載置した収集部に対し把手体がほぼ上向きをなす第1位置においては塵取りとして好適に用いることができ、底板部にて水平面上に載置した収集部に対し把手体がほぼ後向きをなす第2位置においては、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達されるので、ベランダの排水溝等の泥等を収集部により掬い取る場合のように、使用者が把持した把手部から収集部に対し前向きに比較的強い力を加えつつスコップ等のように使用する際に、把手体と収集部との相対回動機構にあまり負担をかけずに所要の前向きの力を収集部に加えることができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の実施の形態の一例としての塵取りに関するものであって、
図1は起立状態の正面図、図2は塵取り状態の斜視図、図3は塵取り状態の正面図、図4は塵取り状態の要部拡大図、図5はスコップ状態の斜視図、図6はスコップ状態の正面図、図7はスコップ状態の底面図、図8はスコップ状態の要部拡大図、図9は排液時の正面図、図10は排液時の底面図、図11は塵埃類排出時の正面図である。
塵取りは、収集部Cと、把手体Hと、蓋体Vからなる。
収集部Cは、前縁部B1から塵埃類が掃き込まれる底板部Bと、その底板部Bの両側から立ち上がっている両側壁部Sと、底板部Bの後側から立ち上がっている後壁部Rと、後壁部Rの上部から前上方に伸びる天板部Tからなる。底板部Bの下面には、塵取りやスコップ等として使用する際に対象面との摩擦を低減させるために、ほぼ前後方向に一対の底部リブB2が設けられている。後壁部Rの後面には、底板部B下面の底部リブB2の後端部から連続するように一対の突条部Lが幅方向両側に上下方向に設けられている。なお、収集部Cの前後及び上下位置は、断りがない限り、底板部Bを水平面上に載置した状態に基づく。
収集部Cの開口部Mは、底板部Bの前縁部である底板前縁部B1と、天板部Tの前縁部である天板前縁部T1と、両側壁部Sの前縁部である両側壁前縁部S1に囲まれて形成されている。
天板前縁部T1は、底板前縁部B1に対しほぼ平行状をなし、底板前縁部B1よりも後退した位置に位置する。両側壁前縁部S1は、底板前縁部B1の両端から天板前縁部T1の両端に至るように、後方に向かって上昇傾斜するように形成されている。収集部Cの天板前縁部T1には、櫛状に多数連続形成された排水切欠部Dが設けられている。
収集部Cは、底板前縁部B1が上方に位置する姿勢において、後壁部Rの両突条部Lにて水平面上に自立し得る。
なお、収集部の形状はこれに限るものではないが、天板部、特に前方に向かって上方傾斜する天板部を有することが望ましい。
把手体Hは、基部側に設けた二股状の連結部H1と、その連結部H1の横方向中央部から端部側に伸びる把手部H2を有する。把手体Hの二股状の連結部H1の各先端部は、収集部Cの各側壁部Sに対し一対のピンPにより回動可能に結合されている。これにより、把手体Hは、収集部Cの側壁部Sに対し、底板部前縁部B1にほぼ平行な把手体回動軸線の回りに相対的に回動し得るよう連結されている。
収集部Cに対する把手体回動軸線回りの把手体Hの回動が可能な範囲は、把手部H2が収集部Cの前方に位置する角度と、上方に位置する角度と、後方に位置する角度にわたる。
蓋体Vは、収集部Cの開口部Mの外周形状にほぼ対応した外周形状を有する湾曲板状体からなる。蓋体Vは、その基部の両側に設けられた外向き突起V1が把手体Hに嵌合することにより、把手体Hに対し、把手体回動軸線に平行な蓋体回動軸線の回りに回動可能なように連結されている。なお、蓋体Vは、収集部Cの開口部Mを開閉し得るものであれば、必ずしも開口部Mの外周形状に対応した外周形状であることを要しない。
塵取り不使用の際は、図1に示すように、収集部Cを、底板前縁部B1が上方に位置し後壁部Rが下方に位置する姿勢で後壁部Rにて水平面上に自立させた状態で、把手部H2がその収集部Cの上方に位置するように把手体Hを起立させた状態とする(不使用位置)。この状態で、蓋体Vは、収集部Cの開口部Mを上側から閉じる状態となる。
この場合、この例では、把手体Hは、収集部Cの底板部B側へやや傾斜した状態で、把手体Hの連結部H1が収集部Cの底板部Bにより支持されて起立状態を維持し得る。
把手体Hの把手部H2は、前側開口の縦溝状部Nに形成されており、箒Oの柄部が縦溝状部Nに嵌合することにより箒Oが保持される。
塵取りとして用いるためには、把手体Hにより収集部Cを吊り下げつつ、底板前縁部B1が上方に位置する起立状態の収集部Cを、底板部Bにて水平面上に載置された状態に転倒させた上で、図2乃至図4に示すように、その収集部Cに対し把手体Hをやや後傾上向きに位置させる(第1位置)。この状態で、蓋体Vは、収集部Cの開口部Mを開き、収集部Cの後上側に位置する。
この場合、蓋体Vを収集部Cにより支持させることにより、把手体Hを第1位置に維持させることができる。収集部Cによる蓋体Vの支持は、蓋体Vの内面側に設けられた蓋体側被支持突部V2を、収集部Cの後壁部Rの後面部に設けられた蓋支持部Q1により上向きに支持することにより行われ、これにより把手体Hが更に後傾しないよう支持し得る。なお、蓋体Vの内面側には、蓋体側被支持突部V2を間に挟むように、一対の弓形突部V4が設けられている。弓形突部V4は蓋体側被支持突部V2よりも突起しており、而もその周縁部は前後方向に滑らかに湾曲傾斜しているので、蓋体Vが収集部Cの開口部Mを開閉する際に弓形突部V4の周縁部が天板前縁部T1に接し、蓋体側被支持突部V2が天板前縁部T1に引っかかって蓋体Vの開閉動作が妨げられることが防がれる。
スコップとして用いるためには、底板部Bにて水平面上に載置された状態で、図5乃至図8に示すように、その収集部Cに対し把手体Hをやや上方後向きに位置させる(第2位置)。この状態で、基部が把手体Hに連結された蓋体Vは、収集部Cの後側に位置し、収集部Cの開口部Mは開いた状態となる。
第2位置においては、把手体Hの連結部H1の端部側に設けられた縦方向の嵌合切欠部Fと、収集部Cの後壁部Rの後面に突設された縦方向の突条部Lが嵌合することになる。これにより、主として収集部Cと把手体Hの間の側方の動きが規制される。
更に、蓋体Vを後方に向かってほぼ水平状に位置させることにより、蓋体基端部V3が収集部Cの後壁部Rを前後方向に押圧する状態で、その蓋体基端部V3を後壁部Rの後面における蓋支持部Q1の下側に設けられた蓋嵌合凹部Q2に嵌合させることができる。このように蓋体基端部V3を収集部Cの後壁部Rに係合固定することにより、把手体Hを後壁部Rに確実に固定することができる。
この状態で把手部H2を把持して収集部Cに対し前向きの力を加えることにより、把手体Hから蓋体Vを介して収集部Cの後壁部Rに対し前方押圧力を伝達することができる。そのため、ベランダの排水溝等の泥等を収集部Cにより掬い取る場合のように、使用者が把持した把手部H2から収集部Cに対し前向きに比較的強い力を加えつつスコップとして使用する際に、把手体Hと収集部Cの側壁部Sとの回動機構にあまり負担をかけずに所要の前向きの力を収集部Cに加えることができる。
なお、把手体Hが第2位置にある場合において、把手体Hの把手部H2に加えられた前向きの力が、収集部Cの後壁部Rに前方押圧力として伝達される状態となるようにするには、その他に次のような態様が可能である。但しこれらに限るものではない。
例えば、第2位置において、把手体Hの連結部H1が収集部Cの後壁部Rに接する状態となるように後壁部Rを形成する。この場合、把手体Hが第2位置にある際に、把手部H2を把持して収集部Cに対し前向きの力を加えることにより、把手体Hの連結部H1のうち収集部Cの後壁部Rに位置する部分が後壁部Rを押圧する状態となる。この場合、把手体Hの連結部H1が、第2位置以外では収集部Cの後壁部Rに接する状態とならないようにすれば、不使用位置と第1位置との間の変換を円滑に行うことができる。
また把手体Hが第2位置にある際に、把手部H2を把持して収集部Cに対し前向きの力を加えることにより、把手体Hの連結部H1のうち収集部Cの後壁部Rに位置する部分が後壁部Rを押圧する状態となるようにするには、他に、例えば、把手体Hと収集部Cとの回動可能連結の許容間隙(例えば把手体Hの連結部H1の嵌合孔と収集部Cの側壁部Sに固定されたピンPとの間の許容間隙)を、把手体Hのうち収集部Cの後壁部Rに位置する部分と後壁部Rの後面との許容間隙よりも大きくすることや、第2位置において把手体Hの把手部H2から収集部Cに対し前向きの力を加えることにより把手体Hの連結部H1が撓むようにすることや、連結部H1に弾性圧縮部を設けておいてその弾性圧縮部が圧縮されるようにすること等が可能である。
第1位置又は第2位置においてそれぞれ塵取り又はスコップとして使用し、収集部Cに塵埃類や泥等を水等の液体と共に収容した場合、図9及び図10に示すように、収集部Cの底板部Bを上側に位置させ且つ蓋体Vを押さえることにより閉じた状態(蓋体Vにより収集部Cの開口部Mを閉じた状態)とすれば、天板前縁部T1が収集部Cの下方に位置し、その天板前縁部T1に設けられている排水切欠部Dの開口側に蓋体Vが接する状態となる。そのため、塵埃類と水等の液体を混合状態で収容した収集部Cから、排水切欠部Dを通じ、塵埃類を収集部Cに収容した状態で液体を排出させることができる。その後、図11に示すように底板部Bを上側に位置させた状態で収集部Cの開口部Mを開いて、残った収集物を廃棄することができる。なお、この例では、底板部Bが上側に位置する状態では蓋体Vは重力により垂下し得る。
把手体Hが第2位置にある状態、すなわちスコップとしての使用状態から、不使用状態に戻すには、蓋体基端部V3と蓋嵌合凹部Q2の嵌合を解除すると共に把手体Hの連結部H1の嵌合切欠部Fと収集部Cの後壁部Rの突条部Lとの嵌合を解除し、把手体Hの把手部H2を把持して収集部Cを吊り下げる状態とする。これにより、収集部Cは、底板前縁部B1が上方に位置し後壁部Rが下方に位置する姿勢で起立し、蓋体Vは、その収集部Cの開口部Mを上側から閉じる状態となり、把手体Hが起立した状態で収集部Cを後壁部Rにて自立させることができる。
把手体Hが第1位置にある状態、すなわち塵取りとしての使用状態から、不使用状態に戻すには、把手体Hの把手部H2を把持して収集部Cを吊り下げる状態とする。これにより、蓋支持部Q1による蓋体側被支持突部V2の支持が解除されて収集部Cは底板前縁部B1が上方に位置し後壁部Rが下方に位置する姿勢で起立し、蓋体Vは、その収集部Cの開口部Mを上側から閉じる状態となり、把手体Hが起立した状態で収集部Cを後壁部Rにて自立させることができる。
以上の実施の形態についての記述における構成部分の個数、形状、その位置関係などは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
起立状態の正面図である。 塵取り状態の斜視図である。 塵取り状態の正面図である。 塵取り状態の要部拡大図である。 スコップ状態の斜視図である。 スコップ状態の正面図である。 スコップ状態の底面図である。 スコップ状態の要部拡大図である。 排液時の正面図である。 排液時の底面図である。 塵埃類排出時の正面図である。
符号の説明
B 底板部
B1 底板前縁部
B2 底部リブ
C 収集部
D 排水切欠部
F 嵌合切欠部
H 把手体
H1 連結部
H2 把手部
L 突条部
M 開口部
N 縦溝状部
O 箒
P ピン
Q1 蓋支持部
Q2 蓋嵌合凹部
R 後壁部
S 側壁部
S1 側壁前縁部
T 天板部
T1 天板前縁部
V 蓋体
V1 外向き突起
V2 蓋体側被支持突部
V3 蓋体基端部
V4 弓形突部

Claims (5)

  1. 底板部と、その底板部の両側から立ち上がっている両側壁部と、前記底板部の後側から立ち上がっている後壁部を有し、前記底板部の前縁部から塵埃類が掃き込まれる収集部と、基部側の連結部と端部側の把手部を有する把手体とを備えており、前記底板部の前縁部に対しほぼ平行な把手体回動軸線の回りに把手体が相対的に回動し得るよう、収集部に対し把手体の連結部が連結されてなるものであって、
    収集部が底板部にて水平面上に載置された状態において、その収集部に対し把手体は、少なくとも、ほぼ上向きをなす第1位置と、ほぼ後向きをなす第2位置をとることができ、
    把手体が前記第2位置にある場合、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達されるものであり、
    収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢である場合に、把手体は、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢をとり得、
    把手体に対し、把手体回動軸線に平行な蓋体回動軸線の回りに回動可能なように連結された蓋体を有し、
    その蓋体は、収集部が、その底板部の前縁部が上方に後壁部が下方に位置する姿勢であり、且つ、把手体が、その把手部が上方に連結部が下方に位置する姿勢である状態において、収集部の開口部を閉じるものであり、
    収集部が底板部にて水平面上に載置され、把手体が第1位置又は第2位置をとる場合に、蓋体は収集部の開口部を開放することを特徴とする塵取り。
  2. 把手体が第2位置にある場合、把手体が後壁部に接することにより、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達される請求項1記載の塵取り。
  3. 把手体が第2位置にある場合、把手体が後壁部に固定されることにより、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達される請求項1記載の塵取り。
  4. 把手体が第2位置にある場合に上記蓋体の基部を収集部の後壁部に係合固定し得
    蓋体の基部を収集部の後壁部に係合固定することにより把手体を後壁部に対し固定することができ、把手体が後壁部に対し固定されることにより、把手体の把手部に加えられた前向きの力が、収集部の後壁部に前方押圧力として伝達される請求項記載の塵取り。
  5. 収集部の底板部を上側に位置させ且つ蓋体が収集部の開口部を閉じた状態において蓋体および/または収集部の下方に位置する部分に、排水孔および/または排水切欠が設けられた請求項1乃至4の何れか1項に記載の塵取り。
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