JP5110322B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は、表示側筐体とキー側筐体とをスライド動作による開閉を可能に結合して全長を伸縮可能にした携帯端末に関するものである。
この種の携帯端末においては、キー側筐体と表示側筐体との隙間などの開口が残ることは避け難い。しかも、携帯端末の開状態にあるときには、開口は大きくなる。そのため、開口を通して見える内部構造が携帯端末の外観に悪影響を与えている。また、その開口部を通して異物が浸入すると、携帯端末の内部の電気部品に傷つき等の損傷を与える虞がある。
特許文献1には、表示部を設けた第1筐体とキー操作部を設けた第の筐体とを含む携帯端末が開示されている。その携帯端末は、第1筐体に対し第2筐体をスライド動作させることにより全長の伸長及び短縮が可能である。携帯端末を伸長させると、第2筐体のキー操作部が露出するため、キー操作部の操作が可能になる。同時に、第1筐体の背面がシート部材により自動的に覆われため、内部の導体パターンの露出が防止される。
特許文献2には、表示側筐体と入力側筐体とをスライド移動を許容するヒンジ装置で接続した携帯電話機が開示されている。ヒンジ装置は、携帯電話機の閉状態では、表示側筐体と入力側筐体とが完全に重なって停止する。入力側筐体に対し表示側筐体をスライド移動させると、携帯電話機が開状態になる。なお、ヒンジ装置は、携帯電話機の開閉をセミオート化するためのトーションバネを備えている。
特許文献3は、操作面を設けた第1筐体と表示部を設けた第2筐体とをスライド可能に結合した伸縮可能な携帯端末が開示されている。第1筐体は、ICカードを挿入するための開口部を有している。携帯端末が短縮されているときには、第1筐体の開口部は、第2筐体に設けた蓋部により塞がれている。携帯端末を伸長させると、第1筐体の開口部が露出し、この開口を通してICカードを挿入することが可能になる。
特開2005−136600号公報 特開2008−196525号公報 特開2008−219948号公報
特許文献1においては、シート部材の他に、シート部材を巻き取る巻き取り機構を備えなければならず、構造が複雑になってしまう。
特許文献2においては、携帯電話機の開状態で表示側筐体と入力側筐体との隙間などの開口を通して異物が浸入する虞があり、またその隙間を通して内部構造を視認できるため外観に悪影響を与える。
特許文献3においては、携帯端末を伸長させた状態で第1筐体の開口が露出しているので、この開口を通して異物が浸入する虞がある。
それ故に本発明の課題は、開状態にあるときに存在する開口を自動的に遮蔽することを可能にする簡単な構造のスライド式の携帯端末を提供することにある。
本発明の例示的態様によれば、表示側筐体と前記表示側筐体に対しスライド動作を可能にしたキー側筐体とを含み、前記スライド動作により全長の伸長及び短縮を可能にされた携帯端末において、前記スライド動作に追従して変位するバネと、前記バネに取り付けられ、前記伸長の状態で存在する開口を内側から遮蔽する遮蔽部品とを備えたことを特徴とする携帯端末が得られる。
本発明の例示的態様に係る携帯端末によると、表示側筐体とキー側筐体とのスライド動作にバネが追従して変位し遮蔽部品を移動させることにより、開状態にあるときに存在する開口を自動的に遮蔽することが簡単な構造でもって可能になる。
本発明の例示的実施形態に係る携帯端末の開状態における斜視図であり、該携帯端末は表示側筐体とキー側筐体とを含んでいる。 図1の携帯端末の異なる方向から見た斜視図である。 図2の一部のみの拡大図である。 図1の携帯端末からキー側筐体を取り外した開状態における底面図(a)及び図1の携帯端末からキー側筐体を取り外した閉状態における底面図(b)である。 図1の携帯端末に含まれた遮蔽部品の一例を示す平面図である。 図1の携帯端末に含まれたバネと共に遮蔽部品の変形例を示す斜視図である。
図1〜図3を参照して、本発明の例示的実施形態に係る携帯端末の概要を説明する。
図示の携帯端末1は、表示部2aを有する表示側筐体2と、キー操作部3aを有するキー側筐体3とを含んでいる。表示側筐体2とキー側筐体3とは所定方向(スライド方向)4において往復スライド動作を可能にされ、これにより携帯端末1の全長の伸長及び短縮を可能にしている。以下では、図1に示すように表示側筐体2とキー側筐体3とが一部のみ重なった状態を携帯端末開状態と呼び、また、スライド方向4でのスライド動作により表示側筐体2とキー側筐体3の全体が実質的に重なった状態を携帯端末閉状態と呼ぶ。
携帯端末開状態では表示側筐体2とキー側筐体3との間に比較的大きな隙間からなるスライド方向4での一方を向いた開口5が残ることは避け難い。因みに、携帯端末閉状態では表示側筐体2とキー側筐体3の全体が実質的に重なるため、表示側筐体2とキー側筐体3とを符合するように形成することで両者間の隙間を狭くして開口5を実質的に閉塞することができる。
図4をも参照して、携帯端末1の内部構造に言及する。なお、図4では、内部構造を明瞭に示すために操作側筐体を省略している。
携帯端末1は、さらに、表示側筐体2と操作側筐体3とをスライド動作が可能であるように結合するスライド機構6と、表示側筐体2と操作側筐体3とを電気的に接続したフレキシブル基板7とを含んでいる。スライド機構6は操作側筐体3に固定され、携帯端末1の開閉にしたがい表示側筐体2に沿ってスライドする。具体的には、スライド機構6は、携帯端末閉状態では表示側筐体2に対し図4(a)の位置にあるが、携帯端末開状態では表示側筐体2に対し図4(b)の位置に移動する。
表示側筐体2とスライド機構6との間には、スライド動作に追従して変位するバネ8が備えられている。バネ8はスライド動作を助成して携帯電話機の開閉をセミオート化するためのトーションバネとして働くものである。バネ8には、上述した開口5を内側から遮蔽するための遮蔽部品9が取り付けられている。
図5を参照して、バネ8と遮蔽部品9とについて説明する。
バネ8は、第1の直線状部分8aと、第2の直線状部分8bと、これらの間に一体に形成されたコイル状部分8cとを含んでいる。遮蔽部品9は、バネ8の第1の直線状部分8aとコイル状部分8cとを部分的に覆うバネ隠し部材と9aと、バネ隠し部材9aに係合する取り付け部材9bとを有している。バネ隠し部材9aと取り付け部材9bとは互いに協働してバネ8を保持する。かくして、バネ隠し部材9aは第1の直線状部分8aに取り付けられる。なお、遮蔽部品9、特に、バネ隠し部材9aについては、剛性が低くて柔らかい材料例えば樹脂を使用して作り、バネ8の複雑な形状変化に追従させるようにしてもよい。
図4に戻り、携帯端末1の内部構造について説明を続ける。
第1の直線状部分8aの自由端8dは、表示側筐体2に設けた位置決めピン11に係合している。第2の直線状部分8bの自由端8eは、スライド機構6に設けた係合ピン12に係合している。第1の直線状部分8aと第2の直線状部分8bとは互いにほぼ直交する方向にのびた状態で備えられている。
図1〜図5を参照して説明した携帯端末1によると、携帯端末閉状態を示す図4(a)では第1の直線状部分8aは概ねスライド方向4にのびている。一方、携帯端末開状態を示す図4(b)では第1の直線状部分8aは概ねスライド方向4に直交した幅方向13にのびるように姿勢が変更される。このとき、図4(b)に太い破線で示した位置に上述した開口5が形成される。しかし、表示側筐体2とキー側筐体3とのスライド動作に連携してバネ隠し部材9aが開口5とバネ8との間に介在し、バネ8の特定部分を隠すため、開口5を通してバネ8が見える状態の出現を防止できる。また、携帯端末開状態においてバネ隠し部材9aが開口5に接近するように設計することで、開口5からの異物進入を防止することもできるので、フレキシブル基板の傷つきや断線を防止できる。
このように、スライド構造の薄型の携帯端末のデッドスペースを有効活用し、表示側筐体とキー側筐体の隙間から見えるバネを隠す事で外観を保つと共に、キー側筐体と表示側筐体とを繋ぐ重要な部品であるフレキシブル基板を防護している。
上述では遮蔽部品9をバネ隠し部材9aと取り付け部材9bとの2部品で構成しているためバネ8に対する取り付けが強固になされるが、図6に示すように1部品で単純に構成することもできる。
図6を図5と共に参照して説明すると、遮蔽部品9−1は、バネ8の第1の直線状部分8a及びコイル状部分8cを部分的に覆うバネ隠し部9−1aを有している。バネ隠し部9−1aには、バネ8の第1の直線状部分に係合する一つ又は複数の爪構造9−1b、9−1cが一体に形成されている。
上述では特定の実施形態を用いて説明したが、本発明の範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
この発明は、スライド機構を有する携帯電話機などの小型電子機器のみならず、ノートタイプのパーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどにも適用可能である。
1 携帯端末
2 表示側筐体
2a 表示部
3 キー側筐体
3a キー操作部
4 スライド方向
5 開口
6 スライド機構
7 フレキシブル基板
8 バネ
8a 第1の直線状部分
8b 第2の直線状部分
8c コイル状部分
8d、8e 自由端
9 遮蔽部品
9a バネ隠し部材と
9b 取り付け部材
9−1 遮蔽部品
9−1a バネ隠し部
9−1b、9−1c 爪構造
11 位置決めピン
12 係合ピン
13 幅方向

Claims (7)

  1. 表示側筐体と前記表示側筐体に対しスライド動作を可能にしたキー側筐体とを含み、前記スライド動作により全長の伸長及び短縮を可能にされた携帯端末において、前記スライド動作に追従して変位するバネと、前記バネに取り付けられ、前記伸長の状態で存在する開口を内側から遮蔽する遮蔽部品とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記遮蔽部品は、前記バネを部分的に覆うバネ隠し部材と、前記バネ隠し部材に係合し、前記バネ隠し部材と協働して前記バネを保持する取り付け部材とを有している、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記遮蔽部品は、前記バネを部分的に覆うバネ隠し部と、前記バネ隠し部に形成され、前記バネに係合した爪構造とを有している、請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記開口は、前記表示側筐体と前記キー側筐体との間の隙間である、請求項1−3のいずれか一項に記載の携帯端末。
  5. 前記バネは、前記表示側筐体と前記キー側筐体との間に配置され、前記スライド動作を助成するものである、請求項1−4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記バネは、前記伸長の状態で前記隙間に接近する特定部を有し、前記遮蔽部品は前記特定部に備えられている、請求項1−5のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. 前記バネは、前記表示側筐体に接続された第1の直線状部分と、前記キー側筐体に接続された第2の直線状部分と、前記第1の直線状部分と前記第2の直線状部分との間に接続されたコイル状部分とを含み、前記遮蔽部品は前記第1の直線状部分に備えられている、請求項1−6のいずれか一項に記載の携帯端末。
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