JP5108138B2 - 基地局と移動局の時間較正のための方法および装置 - Google Patents
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Description
この出願は2000年8月7日に出願した米国仮出願第60/223,459の優先権を主張する。
幾何学的には、GPS(衛星航法システム)受信機の位置は、受信機と3つのGPS衛星の公知の位置との間の距離を計算することにより計算することができる。GPS衛星により送信される信号は、衛星ごとに固有のPRN(擬似ランダムノイズ)を用いて1.5745GHzキャリアで変調されたBPSKスペクトル拡散信号である。GPS PRNシーケンスの期間は正確に1msである。一般的に衛星から地上固定受信機へのRF信号の伝播遅延は70msのオーダである。簡単にするために、信号が送信された時刻と信号が受信された時刻との間に経過した整数のミリ秒をGPS受信機がすでに知っていると仮定することができる。従って、衛星から受信機に信号が移動したのにかかる時間量を決定するために受信した最後のGPS PRNの端数部分のみ測定すればよい。衛星からのPRNがロールオーバする時刻と受信した信号がロールオーバする時刻との間の差分を決定することにより、受信機は最後のGPS PRNの端数部分を測定する。この差分を知ることにより伝播時間が決定される。光の速度を用いて、衛星までの距離を近似することができる。GPS信号をどのように測定するかに関するさらなる詳細はこの分野において良く知られており、簡単のためにここには含まれていない。
基地局較正要件
RTDを有さないCDMAの場合において、CDMA基地局はGPS衛星と同じように取り扱われる。上述したGPSの議論において、GPS受信機のロケーションを決定するために、3つのGPS衛星までの距離を知らなければならないことに言及した。さらに、測定が行なわれる時刻におけるこれらの衛星の正確な位置も知らなければならない。3つの衛星までの距離を正確に決定するために、4つの衛星から受信した信号にタイミング測定を行なわなければならない。衛星のクロックと、衛星から信号を受信する移動局のクロックの合わせにおける差分を補償するためにもう一つの衛星が必要である。
上述した開示において、GPS信号の到来の時刻は、受信機の内部タイムクロックに従って測定されると仮定した。そのクロックはGPSグローバルタイムクロックからずれていると仮定された。レンジングのためにCDMAパイロットを使用するとき、移動局において受信したCDMA信号に対するRF遅延およびアンテナケーブル遅延は、同じケーブルおよびコンポーネントを行き来するGPS信号により遭遇される遅延と一般的に異なる。これは2つの可能な動作モードを生じる。同期モードと呼ばれる第1のモードは、GPS信号とCDMA信号により遭遇される遅延間のこの差分が較正され、移動局に知られていると仮定する。非同期モードと呼ばれる第2のモードは、この遅延差分が未知であり、推定限界内の任意の量である。
同期モードにおいて、アンテナから移動局の内部タイムクロックまでにGPS信号により遭遇される伝播遅延と、アンテナから移動局の内部タイムクロックまでCDMAにより遭遇される伝播遅延との差分が測定され製造中に移動局に記憶されることが望ましい。この遅延における差分がわかると、GPS信号とCDMA信号の両方の到達の時刻の測定は同じ共通の時間基準に対して行なうことができる。この共通時間基準とGPSグローバル1PPSとの間の関係は任意であり得ることに注意しなければならない。重要なことはGPSの測定とCDMAの測定は1つの共通の時間基準を基準にしていることである。これは同期動作を可能にするのに十分である。
非同期モードにおいて、GPSおよびCDMA信号により遭遇する移動局の遅延差分は未知である。上述した開示において、移動局クロックオフセット、RF遅延、およびアンテナケーブル遅延は変数tfmに結合された。非同期モードにおいて、CDMA信号により遭遇されるこれらの遅延の組合せはGPS信号により遭遇される遅延と未知の量だけ異なる。それゆえ、CDMA信号により遭遇されるこれらの遅延の組合せを表すために用語tfmcが定義される。非同期モードの場合、tfmcはtfm(GPSの遅延)と異なりそして関係が無いことが理解されなければならない。それゆえ、非同期モードにおいて、システムはx、y、z、tfmおよびtfmcについて解くことを試みる。このため、非同期モード動作において、付加的な独立変数を解くために1つのさらなるCDMAまたはGPS測定が必要である。
CDMAシステムにおいて、基地局の良く知られたコンポーネントは一般にセルサイトモデム(CSM)と呼ばれる特定用途向け集積回路(ASIC)である。CSMは継続的に基地局が通信する移動局のためのRTDを計算する。この情報は基地局において入手可能であるけれども、この情報は一般にシステム内の他の装置に報告されない。幸いなことに、大部分のCDMAシステムの場合、移動局の位置を計算するために使用されるPDEにRTDを入手させるためにソフトウエアの変更のみが必要である。このセクションは、そのPDEの助けを借りて位置決定を計算しようとする移動局毎にRTDがPDEに入手できると仮定する。
RTDはCDMA信号がCSMから送信され移動局に到達し、同じCSMに戻るまでにかかる時間の長さというCSMの測定値である。第1は理想的には順方向リンクコンポーネントと逆方向リンクコンポーネントは等しい(すなわちRTDは対称である)。第2はRTDはすべてのRF遅延およびケーブル遅延を除外した状態で、基地局アンテナから移動局アンテナまでの時間プラス移動局アンテナから基地局アンテナまでの時間のみを含む。残念なことにRTDは常に対称ではない。さらに、報告されるRTDは較正しなければならないケーブル遅延を含む。簡単のために基地局アンテナと移動局アンテナを同じ場所に配置すると仮定する。この仮定は、基地局と移動局との間の距離を知り、基地局と移動局間に信号が伝播するのに必要な時間量を減算することにより正当化されることを理解しなければならない。それゆえ、空中における信号伝播によるRTDへの寄与はゼロと仮定されRTDは基地局の遅延と移動局の遅延のみを含む。さらに、RTDは80msの端数部分のみを含むと仮定する。真のRTDは80msフレーム遅延という整数を含む。この議論は整数の80msフレーム遅延が報告されたRTDから除去されたと仮定する。
RTD=tfb+tfm+trm+trb
移動局遅延=tfm+trm
基地局遅延=tfb+trb
上述したように、RTDをサブパートに分離する境界はサブパーツの和がRTDに等しい限り、任意に選択可能である。開示された方法と装置の一実施形態において、基地局において、グローバルGPS 1PPSは、基地局の遅延をtfbとtrbに分離する境界として選択される。移動局において、移動局マスタフィンガタイミングは移動局遅延をtfmとtrmに分離する境界として選択される。
RTDは2つの目的のために使用される。第1は移動局のタイミングである。第2は移動局のレンジングである。
上述した仮定は、順方向リンクおよび逆方向リンクに対してRTDは空中伝播時間を含まないということであるけれども、その仮定は以下では一時中止する。順方向リンクと逆方向リンクが対称であると仮定すると、(グローバルGPS 1PPSのような)タイミング基準信号と移動局タイミングとの間のタイムオフセットを測定することができる。空中伝播時間の計算はRTDからRF遅延とケーブル遅延を除去し、残ったものを2で除算することにより行われる。これは一方向の遅延、tairを生じる。従って、移動局時間基準と基地局1PPSとの間のタイムオフセットは、
移動クロックオフセット=tair+tfb+tfm
上述した計算は、順方向リンクと逆方向リンクが等しい空中遅延を有して対称であると仮定する。幸いなことに、タイミングのためのRTDの使用はリンクが対称である限りマルチパスの心配が無い。
RTDの真の利点はレンジングのために使用されるときである。上述した方法を用いて自由大気の一方向遅延を計算することができる。これは、基地局から移動局までの距離として使用することができ、位置計算において、PDEにおいて使用される。RTDに基づくレンジ測定は、RTDが使用されないときよりもDOPが良くなる。これはRTDが移動局のクロックオフセットを直接測定するためである。従って、GPSとCDMA順方向リンク測定値のみからの可能な解決曲線に通常幾何学的に直交する。RTDから距離が計算できるので、移動局の位置を決定するのに測定項目が1つ少なくてよい。RTDはタイムオフセットを供給するので、RTD測定からのレンジは一般に位置決定のためにより良い精度の希釈(DOP)に導く。
基地局較正
RTD無しで配置すると、基地局較正要件は2つのパートを有する。第1のパートは基地局アンテナの物理ロケーションを決定することである。第2のパートは以前のセクションにおいて定義されるtfbを測定することである。
アンテナの物理ロケーションを一般的な方法により決定されることが推奨される。一般にCDMA基地局において、各セクタは1つの送信アンテナとダイバーシチ受信のための2つの受信アンテナを含む。RTD無しのシステムの場合、送信アンテナのロケーションのみが重要である。
tfbは(グローバルGPS 1PPSのような)タイミング基準信号に対して測定されるとき、アンテナにおけるゼロPNオフセットロールのタイムオフセットである。3つの方法のいずれかを用いて基地局のtfbを決定することができる。
上述したように、2つのアイテムはRTDを使用しないシステムの移動局側の較正を必要とする。幸いなことにこれらのアイテムの一方のみを厳しく較正する必要がある(tfm−tfmc)。他方のアイテムはおおまかに推定すればよい、tfm。
2つの方法を用いてtfmとtfmcとの間の差分を較正することができる。第1の方法は2つのデジタルストリームのベースバンドデータを取る装置を構築することである。第1のストリームはCDMAパイロットのベースバンド表示を含み、第2のストリームはGPS衛星のベースバンド表示を含む。CDMAストリームとGPSストリームのPNロールの時間関係は知られておりそのような時間関係でデータストリームが合わせられる。ストリームはアナログに変換され等しい遅延を有する同様のRFハードウエアを用いてCDMA周波数およびGPS周波数にアップコンバートされる。次に2つの信号が結合され較正を受けて移動局に供給される。この信号基準として用いて、移動局はtfmとtfmcとの間の時間差分を較正することができる。
一般に、移動局において、tfmは数百マイクロ秒のオーダである。この遅延は、GPSサーチ窓が効果的に中心にくるように説明されなければならない。256Xサーチャが与えられ、サーチ窓を効果的に中心に位置させるためにtfmのみが必要であり、タイミングには使用されないことを知ると、tfmは1乃至3マイクロ秒の精度に決定しさえすればよい。以前、電話内部マスタフィンガタイミングはtrmからtfmを描写する時間基準になるように選択された。移動局において、この内部タイミングは外部的に利用できるように作ることができる。1 PPS出力を有する単一チャネルGPSシミュレータを用いて、単一チャネルGPSシミュレータからの1 PPSに関連して較正を受けた移動局からのSYNC80Mパルスのタイムオフセットを測定することができる。移動局はサーチャにより検出されたGPSピークとSYNC80Mとの間の時間合わせを決定することができる。この情報tfmを決定することができる。
RTDが使用されると、RTDを使用しないシステムを較正するための方法に加えてtfm、trmおよびtrbのすべてが望ましくは正確にわかる。上述した方法を用いると、tfmは、RTDを使用しない場合よりもさらに正確に較正できる。tfmをより正確に較正することで正確なtfmを生じる。現在大部分の基地局シミュレータは送信時間=(tfm+trm)を較正することが可能である。測定に関連してこれらのシミュレータの精度を増大することにより、送信時間trmを較正することができる。現時点で、tfb、tfmおよびtrmは各々正確に知られている。RTDを使用するシステムにおいて、基地局はRTDをPDEに報告する。基地局と移動局との間の公知の距離を用いて移動局と基地局との間の視野方向を持ち、tfb、tfm、trmがすべて正確にわかっている状態で自由大気遅延を減算することにより、trbを測定することができる。
以下に他の実施形態を示す。
[1]下記工程を具備する、タイミング基準信号に対して基地局により送信されるパイロット信号の相対タイミングを決定するための方法:
a)パイロット信号が基地局により発生される同じ搬送波周波数上に基準CDMAパイロット信号を発生する、前記基準CDMAパイロット信号はタイミング基準信号に対して公知のタイミング関係を有する;
b)前記基準CDMAパイロット信号と前記タイミング基準信号の周波数を共通の周波数基準値にロックし;
c)前記基準CDMAパイロット信号を前記基地局により発生された前記パイロット信号と結合し;および
d)前記基準CDMAパイロット信号と前記基地局により発生されたパイロット信号との間のタイムオフセットを決定する。
[2]前記基準CDMAパイロット信号と前記基地局により発生されたパイロット信号との間のタイミング差分はパイロットサーチャを有する移動装置を用いて決定される、[1]の方法。
[3]前記基準CDMAパイロット信号は基地局シミュレータにより発生される、[1]の方法。
[4]前記タイミング基準信号はGPSタイムクロック1 PPS刻みを示す信号である、[1]の方法。
[5]前記共通周波数基準値はGPS受信機からの10MHz出力である[1]の方法。
[6]前記タイミング基準信号はGPS受信機により発生される、[5]の方法。
[7]前記基準CDMAパイロット信号と前記基地局により発生されたパイロット信号の結合はRF結合である、[1]の方法。
[8]下記工程を具備し、タイミング基準信号に対して、基地局により発生され送信アンテナを介して送信されるパイロット信号の相対タイミングを決定するための方法:
a)アンテナを有するパイロット信号受信機において基地局により発生されたパイロット信号を受信する、受信機のアンテナと前記基地局の前記送信アンテナとの間の送信遅延は既知である;
b)前記受信したパイロット信号を記憶する;
c)前記受信機のアンテナから2値化コンバータまでの遅延を較正する;
d)前記タイミング基準信号と既知のタイミング関係に基づいた信号を用いて前記パイロット信号の受信と記憶をトリガする;および
e)記憶されたデータを処理し、前記受信した信号と前記タイミング基準信号との間の関係を決定する。
[9]前記受信されたパイロット信号は記憶される前に2値化される、[8]の方法。
[10]前記タイミング基準信号はGPSタイムクロック1PPS刻みを示す信号である、[8]の方法。
[11]前記受信された信号の受信と記憶はGPSタイムクロック1PPS刻みに対して既知の時間でトリガされる、[10]の方法。
[12]前記受信した信号の受信と記憶はGPSタイムクロック1PPS刻みでトリガされる、[10]の方法。
[13]a)トリガを受信すると基地局から信号を受信することのできるトリガ受信機と;
b)前記受信した信号を記憶する記憶装置と;および
c)前記記憶された受信信号を解析し、前記記憶された受信信号と、前記トリガと既知のタイミングを有する基準信号との間の相対タイミングを決定することのできるプロセッサと;
から構成されるデータロガー。
[14]前記基準信号はトリガである、[13]のデータロガー。
[15]a)基地局から信号を受信可能な受信機と;
b)トリガを受信すると前記受信信号を記憶可能なトリガ記憶装置と;および
c)前記記憶された受信信号を解析し、前記記憶された受信信号と、前記トリガと既知のタイミング関係を有する基準信号との間の相対タイミングを決定することのできるプロセッサと;
から構成されるデータロガー。
[16]前記基準信号は前記トリガである[15]のデータロガー。
[17]下記工程を具備する、基地局と基地局の送信アンテナとの間の遅延量を決定するための方法:
a)受信アンテナの位置を知る;
b)送信アンテナの位置を知る
c)前記受信アンテナおよび送信アンテナのロケーションの知識を用いて前記受信アンテナと送信アンテナ間の放送時間を決定する;
d)前記基地局から前記送信アンテナを介して送信された信号が前記受信アンテナに到達するのに要する時間を計算することにより送信時間を決定する;および
e)前記送信時間から前記放送時間を減算することにより前記基地局と前記送信アンテナとの間の遅延量を決定する。
[18]前記受信アンテナのロケーションはGPS位置ロケーションシステムを用いて決定される、[17]の方法。
[19]下記工程をさらに有する[17]の方法:
基地局信号の発生時点において、基準信号に対して基地局信号の相対タイミングを知る;および
基地局信号の発生時点において基準信号に対する基地局信号の相対タイミングのオフセットをとり、基準信号に対する基地局により発生された基地局信号の送信アンテナのタイミングを決定する。
[20]下記手段を具備する、タイミング基準信号に対して基地局により送信されたパイロット信号の相対タイミングを決定するための装置:
パイロット信号が基地局により発生されるのと同じ搬送波周波数上に基準CDMAパイロット信号を発生することのできる発生器、前記基準CDMAパイロット信号はタイミング基準信号に対して既知のタイミング関係を有し、前記発生器は前記基準CDMAパイロット信号とタイミング基準信号の周波数を共通の周波数基準値にロックすることができる;
前記基準CDMAパイロット信号を前記基地局と結合することのできる結合器;および
前記基準CDMAパイロット信号と前記基地局により発生されたパイロット信号との間の時間オフセットを決定することのできる装置。
[21]前記時間オフセットを決定することのできる装置はCDMA移動局である[20]の装置。
[22]下記手段を具備する、基地局により発生され送信アンテナを介して送信されたパイロット信号の、タイミング基準信号に対する相対タイミングを決定するための装置:
a)前記基地局により発生されたパイロット信号を受信することのできる受信機、前記受信機はアンテナおよびトリガ入力を有し、前記トリガ入力は、受信機がパイロット信号を受信し記憶するようにトリガされる手段を供給する;
b)前記受信機に接続され、受信したパイロット信号を記憶するメモリ;
c)アンテナ/コンバータ遅延を較正することのできる信号測定機器;
d)前記メモリに接続され前記アンテナ/コンバータ遅延に関する情報を受信するように構成され、前記記憶されたデータと前記アンテナ/コンバータ遅延を処理し、前記受信した信号と前記タイミング基準信号との関係を決定するプロセッサ。
Claims (20)
- タイミング基準信号に対するパイロット信号の相対タイミングを決定する方法において、前記パイロット信号は基地局により発生され送信アンテナを介して送信される、前記方法は、
a)アンテナを有するパイロット信号受信機内の前記基地局により発生された前記パイロット信号を受信することと、ここにおいて、前記受信機のアンテナと前記基地局の送信アンテナとの間の送信遅延は既知である、
b)前記受信されたパイロット信号を記憶することと、
c)前記受信機のアンテナから2値化コンバータ(digitizing converter)への前記遅延を較正することと、
d)前記タイミング基準信号と既知のタイミング関係に基づいた信号で前記パイロット信号の前記受信と記憶をトリガすることと、
e)前記記憶されたデータを処理し、前記受信された信号と前記タイミング基準信号との間の前記相対タイミングを決定することと、
を具備する方法。 - 前記受信されたパイロット信号を記憶される前に2値化される請求項1の方法。
- 前記タイミング基準信号はGPSタイムクロック1PPSティック(tick)を示す信号である請求項1の方法。
- 前記受信された信号の受信と記憶は前記GPSタイムクロック1PPSティック(tick)に対する既知の時刻でトリガされる請求項3の方法。
- 前記受信された信号の前記受信と記憶は前記GPSタイムクロック1PPSティック(tick)でトリガされる請求項3の方法。
- タイミング基準信号に対するパイロット信号の相対タイミングを決定するシステムにおいて、前記パイロット信号は基地局により発生され送信アンテナを介して送信される、前記システムは、
a)前記基地局により発生された前記パイロット信号を受信するように適合された受信機と、ここにおいて、前記受信機はアンテナとトリガ入力を有し、前記トリガ入力は前記受信機が前記タイミング基準信号との既知のタイミング関係に基づいた前記パイロット信号を受信および記憶するようにトリガされることを可能にする手段を提供する、
b)前記受信機に結合されたメモリと、ここにおいて、前記メモリは前記受信されたパイロット信号を記憶するように適合される、
c)アンテナ/コンバータ遅延を較正するように適合された信号測定機器と、
d)前記メモリと結合され、前記アンテナ/コンバータ遅延に関する情報を受信するように構成されたプロセッサと、ここにおいて、前記プロセッサは前記記憶されたデータを前記アンテナ/コンバータ遅延とを処理して前記受信された信号と前記タイミング基準信号との間の前記相対タイミングを決定するように適合される、
を具備するシステム。 - 前記システムはデータロガー(a data logger)である、請求項6のシステム。
- 前記受信されたパイロット信号は記憶される前に2値化される請求項6のシステム。
- 前記タイミング基準信号はGPSタイムクロック1PPSティック(tick)を示す信号である請求項6のシステム。
- 前記受信された信号の受信と記憶は前記GPSタイムクロック1PPSティックに対する既知の時刻でトリガされる請求項9のシステム。
- 前記受信された信号の受信と記憶は前記GPSタイムクロック1PPSティックでトリガされる請求項9のシステム。
- 基地局と前記基地局の送信アンテナとの間の遅延量を決定する装置において、
移動局の受信アンテナと送信アンテナの位置を決定し前記受信アンテナと送信アンテナとの間の空中時間(air time)を決定する手段と、
前記基地局から送信された信号が前記送信アンテナを介して前記受信アンテナに到達するのにかかる時間を計算することにより送信時間を決定する手段と、
前記送信時間から前記空中時間を減算することにより前記基地局と前記送信アンテナとの間の前記遅延量を決定する手段と、
を具備し、
前記送信時間を決定する手段は、
前記基地局において発生された基準信号に対する前記基地局信号の受信タイミングを決定し、前記基地局により発生された基地局信号の、前記基準信号に対する前記送信アンテナにおけるタイミングを決定する手段と、ここにおいて、前記送信時間は前記相対タイミングプラス前記空中時間である、
を具備する装置。 - 前記基準信号に対する前記基地局信号の相対タイミングを決定する手段は、
タイミング基準信号に対する前記基地局により送信されたパイロット信号の前記相対タイミングを決定する手段を具備し、該手段は、
前記パイロット信号が前記基地局により発生されたのと同じキャリア周波数上に基準CDMAパイロット信号を発生する手段と、ここにおいて、基準CDMAパイロット信号は前記タイミング基準信号に対して既知のタイミング関係を有する、
前記基準CDMAパイロット信号と前記タイミング基準信号を共通の周波数基準にロックする手段と、
前記基準CDMAパイロット信号を前記基地局により発生されたパイロット信号と結合する手段と、
前記基準CDMA信号と前記基地局により発生されたパイロット信号との間のタイムオフセットを決定する手段と、
を具備する請求項12の装置。 - 前記基準CDMAパイロット信号と前記基地局により発生されたパイロット信号との間の時間差分はパイロットサーチャを有するモバイルデバイスを用いて決定される請求項13の装置。
- 前記基準CDMAパイロット信号は基地局シミュレータにより発生される、請求項13の装置。
- 前記タイミング基準信号はGPSタイムクロック1PPSティック(tick)を示す信号である請求項13の装置。
- 前記基準信号に対する前記基地局信号の相対タイミングを決定する手段は、
タイミング基準信号に対するパイロット信号の相対タイミングを決定する手段と、ここにおいて、前記パイロット信号は前記基地局により発生され送信アンテナを介して送信される、
を具備し、該手段は、
アンテナを有するパイロット信号受信機内の前記基地局により発生されたパイロット信号を受信する手段と、ここにおいて、前記受信機のアンテナと前記基地局の送信アンテナとの間の送信遅延は既知である、
前記受信されたパイロット信号を記憶する手段と、
前記受信機のアンテナから2値化コンバータへの遅延を較正する手段と、
前記タイミング基準信号との既知のタイミング関係に基づいた信号で前記パイロット信号の受信と記憶をトリガする手段と、
前記記憶されたデータを処理し前記受信された信号と前記タイミング基準信号との間の関係を決定する手段と、
を具備する請求項12の装置。 - 前記受信されたパイロット信号は記憶される前に2値化される請求項17の装置。
- 前記タイミング基準信号はGPAタイムクロック1PPSティック(tick)を示す信号である請求項17の装置。
- 前記受信された信号の受信と記憶は前記GPSタイムクロック1PPSティックでトリガされる請求項19の装置。
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