JP5107002B2 - 古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法 - Google Patents
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Description
一方、蛍光染料を含むことを望まない分野、例えば、感熱紙や感圧紙、直接食品に触れることがある食品関係の紙製品、直接肌に触れることがある衛生紙関係等の分野ではバージンパルプを使用してきた。しかしながら、これらの分野でも環境保護の高まりやエネルギー効率を考慮して古紙の再利用が求められている。
又、過酸化物と金属塩を併用する方法があるが、この方法では有色の不溶解性の金属塩が生成することがあり、更に、それによるパルプの着色の問題が懸念される。
又、マスキング剤による蛍光消去方法もあるが、この方法ではアルカリ処理や時間経過で蛍光が再発光してしまう。
本発明は以下の(1)〜(6)に関する。
(1)蛍光増白剤を含む古紙の再生処理の任意の工程において、ペルオキソ二硫酸塩及びリン酸若しくはペルオキソ二硫酸塩及びリン酸塩を用いることを特徴とする古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法。
(2)ペルオキソ二硫酸塩がペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオキソ二硫酸ナトリウム又はペルオキソ二硫酸カリウムである上記(1)に記載の古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法により得られる再生パルプを5重量%〜95重量%配合された再生古紙。
特に、ペルオキソ二硫酸塩によるパルプに含まれる蛍光増白剤の消去時にリン酸塩を加えることで、広いpH領域においてより効果的に蛍光増白剤を消去することができる発明である。
本発明において処理される古紙は蛍光増白剤を含む古紙であれば特に限定されず、例えば、損紙、新聞紙、雑誌古紙、印刷物古紙、カタログ・チラシ古紙又は家庭や事務所から出る古紙が挙げられる。
特に、リン酸(オルトリン酸)、トリポリリン酸、ポリリン酸、メタリン酸、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸三アンモニウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリポリリン酸カリウム、トリポリリン酸アンモニウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸アンモニウム、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、メタリン酸アンモニウムが好ましい。
その使用量は古紙パルプに対して0.01重量%〜30重量%程度、好ましくは0.05重量%〜5重量%である。
アニオン性界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェノールリン酸エステル塩、長鎖アルコール硫酸エステル塩、第二アルコール硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニル硫酸エステル塩、脂肪酸アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸多価アルコール硫酸エステル塩、硫酸化油、脂肪酸石鹸、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩等が挙げられ、市販のアニオン性界面活性剤を使用すればよい。
本発明の古紙の再生処理方法における処理液中には、金属塩を加えてもよい。
UW−90(商品名:カオリン:三菱商事(株)製)150gとタマパールTP−121(商品名:軽質炭酸カルシウム:奥多摩工業(株)製)150gを混合し、その中に分散剤としてカヤキレーターC−1000(商品名:ポリアクリル酸ソーダ:日本化薬(株)製)2.4g(固形分換算1.2g)を加え、更に、水143mlを加え、次いで水52mlにMS−4600(商品名:エステル化澱粉:日本食品化工(株)製)15gを溶かした水溶液とNIPOL LX407F8B(商品名:ラテックス:日本ゼオン(株)製)72g(固形分換算36g)を加え、市販ミキサーにて撹拌して均一な分散液(固形分濃度60%)を作製した。得られた分散液19.56gに10%蛍光染料溶液カヤホールSTCリキッド(商品名:スチルベン系蛍光染料:日本化薬(株)製)を0.75ml加え、更に、水5.75mlを加えて全体を26.06g(固形分濃度45%)に調製し塗工液とした。
この塗工液を室温条件下で、塗工原紙としての無蛍光市販中性PPC用紙にバーコーターNo.5を使用し塗工量8g/m2で塗工した。この塗工紙を120℃に設定した恒温機の中に30秒いれて乾燥し試験用塗工紙とした。
この試験用塗工紙を市販ミキサーにて、離解時間5分でパルプ濃度5%のスラリー状態にした。このスラリーを絞り、試験用パルプとした。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを9.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%硫酸水溶液にてpHを8.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%硫酸水溶液にてpHを3.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%硫酸水溶液にてpHを2.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.006gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.034gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.003gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.017gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを9.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.003gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.017gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.006gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.034gを加えた。1時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.006gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.034gを加えた。3時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.006gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.034gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.00225gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.01275gを加えた。1時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.00225gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.01275gを加えた。3時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを10.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にトリポリリン酸ナトリウム0.00225gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.01275gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にリン酸水素二ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にメタリン酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理して試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプを本発明の蛍光消去処理を行わず、そのまま抄紙して未処理紙とした。その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを9.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中にペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中に炭酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
実施例1において調製した試験用パルプ2g(乾燥相当)を純水100mlの中に加え、1%苛性ソーダ水溶液にてpHを11.0に調節し、撹拌しながら加温して液温を60℃にした。この液中に硫酸ナトリウム0.004gを加え、ペルオキソ二硫酸アンモニウム0.02gを加えた。5時間処理し、試験用パルプをろ別した後、直径16cmの円形に抄紙し、その測色・蛍光強度の測定値を表1に示した。
L値 a値 b値 蛍光強度
実施例1 94.22 −0.32 2.25 0.74
実施例2 94.86 −0.01 2.39 0.34
実施例3 94.78 0.04 2.09 0.48
実施例4 94.79 0.36 1.70 1.16
実施例5 93.39 0.29 2.33 1.20
実施例6 93.74 0.06 2.31 0.63
実施例7 94.42 −0.10 1.21 0.70
実施例8 95.14 −0.44 2.24 0.16
実施例9 94.67 −0.17 1.13 0.75
実施例10 94.75 0.11 1.48 1.29
実施例11 94.80 −0.11 1.95 0.50
実施例12 95.08 −0.33 2.46 0.00
実施例13 94.63 0.07 1.50 1.27
実施例14 94.81 0.12 1.69 0.70
実施例15 95.01 −0.02 2.20 0.23
実施例16 94.53 −0.19 1.76 1.14
実施例17 94.35 −0.12 1.29 1.56
比較例1(未処理紙) 92.90 2.19 −1.99 4.98
比較例2 94.57 −0.08 1.38 2.10
比較例3 93.07 1.34 0.88 2.51
比較例4 94.04 0.60 1.28 2.41
比較例5 94.04 0.75 0.92 2.97
実施例10〜15にはペルオキソ二硫酸アンモニウムとトリポリリン酸ナトリウムの使用量を増やすことで処理時間の短縮と蛍光消去の効果が上がる事を示している。
実施例1〜17と比較例4、比較例5を比べると、いずれの場合も炭酸ナトリウムや硫酸ナトリウムよりリン酸塩の方が、より蛍光発光が消去されている。このことから特にリン酸塩との組合せが蛍光消去の効果があることが明らかである。
Claims (3)
- 蛍光増白剤を含む古紙の再生処理の任意の工程において、蛍光消去剤の必須成分としてペルオキソ二硫酸塩及びリン酸若しくはペルオキソ二硫酸塩及びリン酸塩を用いることを特徴とし、ペルオキソ二硫酸塩の使用量が古紙又は古紙パルプに対して0.01重量%〜30重量%、リン酸又はリン酸塩の使用量が古紙又は古紙パルプに対して0.01重量%〜30重量%であり、pHが2〜13、温度が5℃〜90℃の範囲で行うことを特徴とする古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法。
- ペルオキソ二硫酸塩がペルオキソ二硫酸アンモニウム、ペルオキソ二硫酸ナトリウム又はペルオキソ二硫酸カリウムである請求項1に記載の古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法。
- リン酸が、リン酸(オルトリン酸)、トリポリリン酸、ポリリン酸又はメタリン酸であり、リン酸塩が、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸三アンモニウム、トリポリリン酸ナトリウム、トリポリリン酸カリウム、トリポリリン酸アンモニウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸アンモニウム、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム又はメタリン酸アンモニウムである請求項1又は2に記載の古紙又は古紙パルプの蛍光消去方法。
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