JP5106448B2 - 排ガスからの二酸化炭素回収システム - Google Patents

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Description

本発明は、火力発電所等のボイラから排出される燃焼排ガス(以下、排ガスという)に含まれる二酸化炭素を回収する排ガスからの二酸化炭素回収システムに関する。
近年、大気中の炭酸ガス量の増加と、いわゆる温室効果による大気温度上昇との関係が問題視されており、例えば石炭焚きボイラを有する火力発電所等からの排ガスが発生源の一つとして指摘されている。
この対策として、二酸化炭素を含む排ガスを冷却することにより当該二酸化炭素を固化させてドライアイスとし、このドライアイスを回収することにより排ガスから二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収装置(サブリメータ)が公知である。
この従来の二酸化炭素回収装置は、二酸化炭素の固化温度以下の冷媒(例えば、液体窒素)を流す伝熱管(例えば、フィンチューブ)を内部に有し、排ガスと冷媒とを間接熱交換させる容器を備えて構成されている。
また、排ガスには残留水分が微量に存在するため、上記二酸化炭素回収装置によって二酸化炭素を効率良く回収するために、二酸化炭素の回収前に水分除去装置によって排ガスから水分を除去する必要がある。
このため、従来の水分除去装置(脱水塔、或いは、いわゆるバブリング方式のドライヤと称されることもある)では、除湿用の冷媒(例えば、シリコンオイル等)中に排ガスを供給することにより、排ガスの水分を冷却・固化し、固化した水分(氷)を当該除湿用の冷媒(以下、除湿用冷媒という)内で捕集する技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
特開2005−279640号公報 特開2005−279641号公報 特開2005−283094号公報
しかしながら、上記従来技術に係るバブリング方式のドライヤにあっては、除湿用冷媒を−50℃程度に冷却し、その除湿用冷媒中で排ガスに含まれる水分を凝縮させるので、冷却に必要なエネルギー消費が大きかった。
また、除湿用冷媒の温度が−50℃程度では、排ガスの水分濃度が200ppm程度に留まり、二酸化炭素を効率良く回収するためには、更に水分濃度が低くなるように除湿する必要があった。
一方、更なる除湿のために除湿用冷媒を−50℃程度以下に冷却すると、除湿用冷媒の粘度が上昇してドライヤ内で排ガスが流れにくくなり、二酸化炭素を効率良く回収できなくなる懸念もあった。
したがって、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる手段の提供が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる排ガスからの二酸化炭素回収システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、以下のような排ガスからの二酸化炭素回収システムを提供する。
(1) ボイラから排出された排ガスから二酸化炭素を冷却固化して回収する二酸化炭素回収装置と、前記ボイラから排出された前記排ガスを前記二酸化炭素回収装置に供給する排ガス供給経路と、前記二酸化炭素回収装置を経た前記排ガスを大気に放出する排ガス排出経路と、前記排ガス供給経路に設けられ、当該排ガス供給経路を流れる前記排ガスと前記排ガス排出経路を流れる前記排ガスとを熱交換する熱交換器と、前記排ガス供給経路の前記熱交換器の下流側に設けられ、当該熱交換器を経た前記排ガスが含む水分を除去する除湿装置と、を備えた排ガスからの二酸化炭素回収システムであって、前記除湿装置は、前記排ガスの水分を吸着すると共に、加熱されることにより吸着した水分を放出して再生する水分吸着剤を有し、前記水分吸着剤を加熱して再生させるために前記排ガス排出経路の前記熱交換器を経た前記排ガスを前記除湿装置に供給する再生用排ガス供給経路と、前記再生用排ガス供給経路から供給され前記除湿装置を経た前記排ガスを前記排ガス排出経路に戻す排ガス還流経路と、を更に備えることを特徴とする。
(1)の発明によれば、除湿装置の水分吸着剤の吸着によって排ガスの水分を容易に除去しているので、従来のバブリング方式のドライヤのような除湿用冷媒を冷却するエネルギーが不要である。また、除湿装置の水分吸着剤を再生するための熱源として、排ガス排出経路の熱交換器を経た排ガスの熱を利用しているため、当該再生のための加熱エネルギーが不要である。したがって、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
(2) (1)の発明においては、複数の前記除湿装置と、前記除湿装置において前記水分吸着剤による前記水分の吸着と前記水分吸着剤の再生とを選択的に行うために、前記排ガス供給経路と前記再生用排ガス供給経路と前記排ガス還流経路を開閉し前記除湿装置への前記排ガスの流路を切り替える流路切り替え手段を備えることが好ましい。
(2)の発明によれば、複数の除湿装置において、水分の吸着と水分吸着剤の再生とを切り替えて行うことで、除湿能力を再生された除湿装置を用いて、排ガスの水分除去を連続的に行うことができ、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の発明においては、前記排ガス供給経路の前記熱交換器の下流側であって前記除湿装置の上流側に設けられ、当該熱交換器を経た前記排ガスが含む水分を凝縮させて除去する凝縮器を更に備えることが好ましい。
(3)の発明によれば、凝縮器により、排ガスが除湿装置に導入される前に排ガス中の水分を出来る限り除去しておくことで、除湿装置で除湿する際の負荷を低減することができる。
(4) (1)から(3)のいずれか一つに記載の発明においては、前記排ガス供給経路の前記除湿装置の下流側に設けられ、当該除湿装置を経た前記排ガスと、前記二酸化炭素回収装置を経た前記排ガスとを熱交換する熱交換器を更に備えることが好ましい。
(4)の発明によれば、熱交換器を設けたことにより、排ガスが二酸化炭素回収装置に導入される前に当該排ガスの温度を低下させることができ、二酸化炭素回収装置における冷却負荷を低減することができる。したがって、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
(5) (1)から(4)のいずれか一つに記載の発明においては、前記水分吸着剤は、活性アルミナであることが好ましい。
(5)の発明によれば、水分の吸着容量が大きく、汎用的な水分吸着剤を用いることにより、排ガスから水分を低コストで効率良く除去することができる。
本発明によれば、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
本実施形態に係る二酸化炭素回収システムを示す概略図である。 図1の各ポイントにおける熱物質収支計算結果の一例を示す図である。 二酸化炭素の飽和圧力と温度との関係を示すグラフ図である。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
<二酸化炭素回収システム全体の概略説明>
図1は、本実施形態に係る二酸化炭素回収システム10を示す概略図である。図1に示すように、二酸化炭素回収システム10は、例えば、石炭焚きのボイラ11を有する火力発電所等から排出される排ガスから二酸化炭素を回収するためのものである。
二酸化炭素回収システム10は、ボイラ11から排出された排ガスから二酸化炭素を冷却固化して回収するサブリメータ(二酸化炭素回収装置)35と、ボイラ11から排出された排ガスをサブリメータ35に供給する排ガス供給経路(後述するラインL1,L2,L3,L4)と、サブリメータ35を経た排ガスを煙突50に導く経路である排ガス排出経路(後述するラインL10a,L10b,L11,L12)と、熱交換器13,14,15,32と、排ガスが含む水分を凝縮させ除去するコンデンサ(凝縮器)16と、コンデンサ16を経た排ガスが含む水分を更に除去するドライヤ(除湿装置)20,24と、を備える。
<サブリメータの説明>
サブリメータ35は、ボイラ11から排出された二酸化炭素を含む排ガスを冷却することにより当該二酸化炭素を固化させてドライアイスとして回収する装置である。このサブリメータ35は、二酸化炭素の固化温度以下の冷媒(例えば、液体窒素)を流す伝熱管を内部に有し、排ガスと当該冷媒とを間接熱交換させるように構成されている。
なお、サブリメータ35内の伝熱管に流通させる冷媒は、冷却器37によって冷媒配管38を介して供給される。サブリメータ35で生成されたドライアイスの液化処理については、後述する。
<排ガス供給経路の説明>
排ガス供給経路は、ボイラ11から排出された排ガスをサブリメータ35に供給する経路である。すなわち、排ガス供給経路は、ボイラ11の煙道11aからコンデンサ16に至るラインL1と、コンデンサ16からドライヤ20,24に至るラインL2と、ドライヤ20,24から熱交換器32に至るラインL3と、熱交換器32からサブリメータ35に至るラインL4と、からなる。
なお、ラインL1には、煙道11aから排ガスを導くためのブロア12や、排ガスに含まれる硫黄酸化物や窒素酸化物等を分離・除去するための、図示しない脱硫処理装置や脱硝処理装置が設けられている。また、図1において、ボイラ11からの煙道11aは、ラインL1〜ラインL12を経由せずに煙突50に接続されたバイパスラインを含んでいる。このバイパスラインは、ラインL1〜ラインL14中に含まれる構成機器(例えば、サブリメータ35等)に不具合等が生じた場合に連通されるものであり、通常運転時には連通されていない。
<排ガス排出経路の説明>
排ガス排出経路は、サブリメータ35を経た排ガスを煙突50に導き、大気に放出する経路である。すなわち、排ガス排出経路は、サブリメータ35から熱交換器32に至るラインL10aと、熱交換器32から熱交換器15に至るラインL10bと、熱交換器15から熱交換器13に至るラインL11と、熱交換器13から煙突50に至るラインL12と、からなる。
<熱交換器の説明>
熱交換器13,14,15は、排ガス供給経路であるラインL1に設けられている。熱交換器13は、煙道11aから流れてきた高温の排ガスと、熱交換器15を経てラインL11を流れてきた低温の排ガスとを熱交換する。また、熱交換器14は、熱交換器13を経た排ガスを更に低温の海水と熱交換する。熱交換器15は、熱交換器14を経た排ガスと、ラインL10bを流れてきた低温の排ガスとを熱交換する。
また、熱交換器32は、ラインL3から流れてきた排ガスと、サブリメータ35を経てラインL10aを流れてきた低温の排ガスとを熱交換する。
<コンデンサの説明>
コンデンサ16は、熱交換器15の下流側であって、ドライヤ20,24の上流側に設けられている。コンデンサ16は、熱交換器15を経た排ガスが含む水分を凝縮させて除去する。すなわち、コンデンサ16は、下流のドライヤ20,24によって排ガスを除湿する前にできるだけ排ガスから水分を除去し、ドライヤ20,24で除湿する際の負荷を低減するために設けられている。なお、凝縮された水は、排水口16aから系外に排出される。
<ドライヤの説明>
ドライヤ20,24は、ラインL1に設けられたコンデンサ16の下流側に一対設けられている。ドライヤ20,24は、コンデンサ16を経た排ガスが含む水分を更に除去する。ドライヤ20,24は、排ガスの水分を吸着すると共に、加熱されることにより吸着した水分を放出して再生する水分吸着剤を備える。この水分吸着剤として、例えば、活性アルミナを用いることが好ましい。
一対のドライヤ20,24は、一方が水分の吸着を行っているときに、他方が、吸着した水分の放出(再生)を行うことができるように構成されている。すなわち、ボイラ11の運転中にドライヤ20,24によって連続した除湿が行えるように構成されている。
一対のドライヤ20,24とコンデンサ16とは、ラインL2によって接続されている。ラインL2は、ドライヤ20と接続されるラインL2aと、ドライヤ24と接続されるラインL2bとに分岐している。ラインL2aには、流路を開閉するバルブ(流路切り替え手段)21が設けられている。ラインL2bには、流路を開閉するバルブ(流路切り替え手段)27が設けられている。
なお、説明の便宜上、バルブ21は開弁状態となっており、白抜きで表示してある。また、バルブ27は閉弁状態であり、黒塗りで表示してある。このような表示の仕方は、他のバルブ(流路切り替え手段)22,25,26,28,29,30についても同様である。
また、ドライヤ20,24は、熱交換器32とラインL3によって接続されている。ラインL3は、ドライヤ20と接続されるラインL3aと、ドライヤ24と接続されるラインL3bとに分岐している。ラインL3aには、流路を開閉するバルブ22(図1では開弁状態)が設けられている。ラインL3bには、流路を開閉するバルブ28(図1では閉弁状態)が設けられている。
<再生用排ガス供給経路の説明>
再生用排ガス供給経路は、ラインL12をラインL3に接続するラインL13からなる。ラインL13は、ドライヤ20,24の水分吸着剤を再生させるために、熱交換器13を経たラインL12を流れる高温の排ガスの一部をドライヤ20,24に供給する。
ラインL13は、ドライヤ24(ラインL3b)と接続されるラインL13aと、ドライヤ20(ラインL3a)と接続されるラインL13bとに分岐している。ラインL13aには、流路を開閉するバルブ25(図1では開弁状態)が設けられている。ラインL13bには、流路を開閉するバルブ29(図1では閉弁状態)が設けられている。
<排ガス還流経路の説明>
排ガス還流経路は、ラインL2をラインL12に接続するラインL14からなる。ラインL14は、ラインL13から供給されドライヤ20,24を経た排ガスを、ラインL12に戻す。ラインL14は、ドライヤ24(ラインL2b)と接続されるラインL14aと、ドライヤ20(ラインL2a)と接続されるラインL14bとに分岐している。
ラインL14aには、流路を開閉するバルブ26(図1では開弁状態)が設けられている。ラインL14bには、流路を開閉するバルブ30(図1では閉弁状態)が設けられている。
<回収した二酸化炭素を貯蔵・液化する構成の説明>
サブリメータ35の底部には、サブリメータ35で生成されたドライアイスを、一対の二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44に選択的に排出する排出部36が設けられている。一対の二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44を設けたのは、一方をドライアイスの貯蔵に用い、他方をドライアイスの液化に用いるためである。ドライアイスの貯蔵と液化は、それぞれの二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44において、所定時間毎に交互に行われる。
排出部36は、ラインL5によって二酸化炭素貯蔵液化タンク41の上端部と接続されていると共に、ラインL7によって二酸化炭素貯蔵液化タンク44の上端部と接続されている。ラインL5,L7には、それぞれ流路を開閉するバルブ42,45が設けられている。
また、二酸化炭素貯蔵液化タンク41の下端部には、液化した二酸化炭素を排出するラインL6が接続されている。二酸化炭素貯蔵液化タンク44の下端部には、液化した二酸化炭素を排出するラインL8が接続されている。
ラインL6,L8には、それぞれ流路を開閉するバルブ43,46が設けられている。また、ラインL6,L8は、液化した二酸化炭素を系外に送出するラインL9に接続されている。なお、ラインL9には、液化した二酸化炭素を系外に送出するための図示しない圧力ポンプ等を備えている。
<二酸化炭素回収システムの作用及び効果の説明>
次に、二酸化炭素回収システム10の動作(作用及び効果)について図1、図2及び図3を参照して説明する。ここで、図2は、図1の各ポイント(ポイントP1〜ポイントP14)における熱物質収支計算結果の一例を示す図である。すなわち、図2は、図1の各ポイント(ポイントP1〜ポイントP14)における排ガスの相の種類、温度、圧力、平均分子量、モル流量及び組成を示す。図3は、二酸化炭素の飽和圧力と温度との関係を示すグラフ図である。
図1及び図2に示すように、ボイラ11から排出された排ガスは、煙道11aからラインL1を流れ、熱交換器13に向かう。排ガスは、ラインL1のポイントP1において温度が約110℃であり、12で吸引されることにより昇温・昇圧される。排ガスは、熱交換器13の入口であるポイントP2において温度が約128.6℃となる。
熱交換器13に導入された排ガスは、ラインL11を流れる低温の排ガス(ポイントP11で温度が約9.4℃)と熱交換することにより、ポイントP3での出口温度が約60℃となる。そして、熱交換器14では、例えば海水と熱交換することにより、ポイントP4における出口温度は、約15℃となる。なお、このときの海水の入口温度は約15℃であり、出口温度は約21.7℃である。
続いて、熱交換器15では、ラインL10bを流れる低温の排ガス(ポイントP10で温度が約−18.9℃)と熱交換することにより、ポイントP5での出口温度が約5℃となる。ラインL1を流れる排ガスは、図2に示すように、ポイントP1〜ポイントP3までは気体であるが、ポイントP4及びポイントP5では、水分が約11.4%混ざっており、気液混合状態である。
そこで、コンデンサ16では、排ガスから水分を凝縮水として除去する。これにより、コンデンサ16の下流側のラインL2におけるポイントP6において、水分割合を約0.7%まで低下することができる。
このように、排ガスが含む水分を、コンデンサ16の出口側、すなわち、ドライヤ20,24の入口側(上流側)で大部分除去しておくことにより、ドライヤ20,24で除湿する際の負荷を低減することができる。なお、コンデンサ16で除去された凝縮水(ポイントP14で温度が約5℃)は、排水口16aから系外に排出される。
<ドライヤでの作用及び効果の説明>
コンデンサ16を経た排ガスは、ラインL2を進み、更にラインL2a,L2bを進む。図1においては、ドライヤ20が水分の吸着に用いられ、ドライヤ24が水分吸着剤の再生に用いられている様子を示しているので、バルブ27,28,29,30が閉弁され、バルブ21,22,25,26が開弁されている。したがって、排ガスは、ラインL2aを通り、ドライヤ20に導入される。
排ガスは、ドライヤ20内に充填された水分吸着剤よって水分を吸着された後、ラインL3aを流れ、熱交換器32に導入される。ドライヤ20の水分吸着剤として活性アルミナを用いているので、ポイントP7での組成(図2参照)に示されるように、排ガスに含まれる水分を完全に除去することができる。
また、水分吸着剤の吸着によって排ガスの水分を容易に除去しているので、従来のバブリング方式のドライヤのような除湿用冷媒を冷却するエネルギーが不要である。このため、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる。なお、ドライヤ24における水分吸着剤の再生については、後述する。
熱交換器32に導入された排ガスは、ポイントP7における温度が約5℃であるが、サブリメータ35を経てラインL10aを流れてきた低温(ポイントP9で温度が約−117℃)の排ガスと熱交換することにより、ポイントP8における温度が約−78℃まで低下する。これにより、排ガスがサブリメータ35に導入される前に当該排ガスの温度を低下させることができ、サブリメータ35における冷却負荷を低減することができる。
そして、ラインL4からサブリメータ35に導入された排ガスは、二酸化炭素の固化温度以下の冷媒(例えば、液体窒素)を流す伝熱管に接触し、伝熱管内を流れる当該冷媒と間接熱交換する。排ガス中の二酸化炭素は、温度が約−117℃、圧力が0.107MPaの条件下(図2のポイントP9参照)では、図3に示すように、冷却固化してドライアイスとなる。ドライアイスは、サブリメータ35内に貯蔵される。
このとき、サブリメータ35に導入される排ガスは、既に水分が完全に除去されているので、生成されるドライアイスも水分を含んでいない。したがって、水分を含まないドライアイスは、サブリメータ35内の伝熱管に付着しにくくなり、伝熱効率が低下するのを抑制することができる。
サブリメータ35に貯蔵されたドライアイスは、排出部36から二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44に選択的に送出される。そして、二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44に貯蔵され、液化される。このドライアイスの液化処理については、後述する。
サブリメータ35を経た排ガスは、ラインL10aを通り、熱交換器32に導入される。ラインL10aのポイントP9では、排ガス中の二酸化炭素の組成が約1.7%程度であるから、サブリメータ35によって二酸化炭素をほぼ回収できたことが分かる。
熱交換器32に導入された排ガスは、ポイントP9における温度が約−117℃であるが、ドライヤ20を経てラインL3を流れてきた排ガス(ポイントP7で温度が約5℃)と熱交換することにより、ポイントP10における温度が約−18.9℃まで上昇する。
熱交換器32を経た排ガスは、ラインL10bを通って熱交換器15に導入される。この熱交換器15において、排ガスは、熱交換器14を経た排ガス(ポイントP4で温度が約15℃)と熱交換することにより、温度が約9.4℃(ポイントP11参照)まで上昇する。
<ドライヤの再生の説明>
熱交換器15を経た排ガスは、ラインL11を通って熱交換器13に導入される。この熱交換器13において、排ガスは、ボイラ11から排出された高温の排ガス(ポイントP2で温度が約128.6℃)と熱交換することにより、温度が約104.7℃(ポイントP12参照)まで上昇する。
この100℃以上の排ガス(水分及び二酸化炭素を除去された熱風)は、ドライヤ20,24の水分を含んだ水分吸着剤を再生する熱源として好適であるので、ラインL13によって当該排ガスの一部がドライヤ20,24に導入される。
すなわち、ドライヤ20,24を再生するための熱源として、大気に放出される直前の排ガスの熱を利用しているため、当該再生用の加熱エネルギーが不要である。これにより、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
上述したように、図1においては、ドライヤ20が水分の吸着に用いられ、ドライヤ24が水分吸着剤の再生に用いられているので、バルブ27,28,29,30が閉弁され、バルブ21,22,25,26が開弁されている。したがって、ラインL13を流れてきた排ガスは、ラインL13aを通り、ドライヤ24に導入される。
ドライヤ24では、水分を含んだ水分吸着剤が、高温の排ガス(ポイントP12で温度が約104.7℃)に曝されることによって水分が除去され、再生が行われる。そして、ドライヤ24に導入され、水分吸着剤の再生に使われた排ガスは、ラインL14a、ラインL14を通ってラインL12に還流され、煙突50から大気に放出される。
以上のように、ドライヤ20が水分の吸着に用いられ、ドライヤ24が水分吸着剤の再生に用いられる場合について説明したが、所定条件下で、ドライヤ24を水分の吸着に用い、ドライヤ20を水分吸着剤の再生に用いるように、排ガスの流路を切り替える。
ここで、所定条件とは、ドライヤ20の水分吸着能力(除湿能力)が低下し、かつ、ドライヤ24の再生が完了している場合をいう。所定の排ガス流量に対する目標除湿量やドライヤ20,24の除湿・再生能力等は既知であるので、例えば所定時間毎に、バルブ27,28,29,30を開弁し、バルブ21,22,25,26を閉弁することにより上記流路の切り替えを行うことができる。
このように、一対のドライヤ20,24において、水分の吸着と水分吸着剤の再生とを交互に切り替えて行うことで、除湿能力を再生されたドライヤ20又はドライヤ24を用いて、排ガスの水分除去を連続的に行うことができ、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
<ドライアイスの液化の説明>
次に、ドライアイスの液化に係る二酸化炭素回収システム10の動作について説明する。図1においては、二酸化炭素貯蔵液化タンク41ではドライアイスを貯蔵し、二酸化炭素貯蔵液化タンク44では、貯蔵されたドライアイスを常温下で自然に液化させた後に、ラインL8を介してラインL9に排出する様子を示している。
すなわち、二酸化炭素貯蔵液化タンク41では、バルブ42が開弁され、バルブ43が閉弁されている。このため、二酸化炭素貯蔵液化タンク41には、サブリメータ35で生成されたドライアイスがラインL5を介して導入され、貯蔵される。
一方、二酸化炭素貯蔵液化タンク44では、予め貯蔵したドライアイスを自然液化する。すなわち、二酸化炭素貯蔵液化タンク44では、バルブ45を開弁し、バルブ46を閉弁した状態で予めドライアイスが貯蔵される。ドライアイスが所定量貯蔵されたら、バルブ45を閉弁することにより、二酸化炭素貯蔵液化タンク44は締め切り状態となる。
すると、二酸化炭素貯蔵液化タンク44内のドライアイスは、常温(例えば、約15℃)下において次第に自己加圧(例えば、約50MPa)され、加温しなくても自然に液化する(図3参照)。このため、ドライアイスを液化させるために加温等のエネルギーを必要としないので、二酸化炭素回収システム10全体のエネルギー効率を向上することができる。
二酸化炭素貯蔵液化タンク44においてドライアイスが液化したら、図1に示すように、バルブ46を開弁し、液化した二酸化炭素を、ラインL8を介してラインL9に排出する。
二酸化炭素貯蔵液化タンク44内の液化された二酸化炭素がすべて排出されたら、今度は二酸化炭素貯蔵液化タンク44をドライアイスの貯蔵に用いる一方、二酸化炭素貯蔵液化タンク41を、貯蔵したドライアイスの液化に用いる。すなわち、バルブ46を閉弁すると共にバルブ45を開弁し、二酸化炭素貯蔵液化タンク44内にドライアイスを貯蔵する。
また、二酸化炭素貯蔵液化タンク41では、ドライアイスが貯蔵しているので、バルブ42及びバルブ43を閉弁状態にする。すると、上述したように、二酸化炭素貯蔵液化タンク41に貯蔵したドライアイスが常温下において次第に自己加圧され、加温しなくても自然に液化する。
二酸化炭素貯蔵液化タンク41においてドライアイスが液化したら、バルブ43を開弁し、液化した二酸化炭素を、ラインL6を介してラインL9に排出する。
このように、二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44において、ドライアイスの貯蔵量と液化した二酸化炭素量を監視したり、或いは、当該貯蔵や当該液化を開始してからの経過時間を監視したり、更には二酸化炭素貯蔵液化タンク41,44内の温度や圧力等を監視することにより、バルブ42,43,45,46の開閉操作のタイミングを判断することができる。
そして、このタイミングに基づいてバルブ42,43,45,46を開閉操作し、ドライアイスの貯蔵と液化とを交互に繰り返せば、液化した二酸化炭素を連続的に生成することができる。なお、ラインL9から系外に排出された液化した二酸化炭素は、適宜、貯蔵・運搬され、有効活用可能である。
以上のように、この実施形態に係る二酸化炭素回収システム10によれば、ドライヤ20,24の水分吸着剤の吸着によって排ガスの水分を容易に除去できるので、従来のバブリング方式のドライヤのような除湿用冷媒を冷却するエネルギーが不要である。
また、ドライヤ20,24を再生するための熱源として、大気に放出される直前の排ガスの熱を利用しているため、当該再生用の加熱エネルギーが不要である。したがって、排ガスから水分を除去するために必要なエネルギーを削減でき、二酸化炭素を効率良く回収することができる。例えば、本実施形態に係る二酸化炭素回収システム10によれば、二酸化炭素の回収率が約90%となることを確認している。
また、水分の吸着容量が大きく、汎用的な水分吸着剤である活性アルミナを用いることにより、排ガスから水分を低コストで効率良く除去することができる。
また、サブリメータ35に導入される排ガスは、ドライヤ20,24によって既に水分が完全に除去されているので、生成されるドライアイスも水分を含んでいない。したがって、水分を含まないドライアイスは、サブリメータ35内の伝熱管に付着しにくくなり、伝熱効率が低下するのを抑制することができる。これにより、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
また、一対のドライヤ20,24において、水分の吸着と水分吸着剤の再生とを交互に切り替えて行うことで、除湿能力を再生されたドライヤ20又はドライヤ24を用いて、排ガスの水分除去を連続的に行うことができ、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
また、コンデンサ16を設けたことにより、排ガスが含む水分を、コンデンサ16の出口側、すなわち、ドライヤ20,24の入口側(上流側)で大部分除去しておくことができ、ドライヤ20,24で除湿する際の負荷を低減することができる。
また、熱交換器32を設けたことにより、排ガスがサブリメータ35に導入される前に当該排ガスの温度を低下させることができ、サブリメータ35における冷却負荷を低減することができる。したがって、二酸化炭素を効率良く回収することができる。
なお、上記実施形態においては、二酸化炭素回収システム10は、2つのドライヤ20,24を備えるものとして説明したが、これに限定されず、ボイラ11の規模や排ガスの流量、除湿すべき水分量等に応じて3つ以上のドライヤを備えても良い。
また、上記実施形態においては、各ポイントP1〜P14における熱物質収支計算結果の一例を図2に示したが、本発明に係る実施形態がこれらの数値に限定されるものではない。
10 二酸化炭素回収システム
11 ボイラ
13,15 熱交換器
16 コンデンサ(凝縮器)
20,24 ドライヤ(除湿装置)
21,22,25,26,27,28,29,30 バルブ(流路切り替え手段)
32 熱交換器
35 サブリメータ(二酸化炭素回収装置)
L1,L2,L3,L4 ライン(排ガス供給経路)
L10a,L10b,L11,L12 ライン(排ガス排出経路)

Claims (4)

  1. ボイラから排出された排ガスから二酸化炭素を冷却固化して回収する二酸化炭素回収装置と、
    前記ボイラから排出された前記排ガスを前記二酸化炭素回収装置に供給する排ガス供給経路と、
    前記二酸化炭素回収装置を経た前記排ガスを大気に放出する排ガス排出経路と、
    前記排ガス供給経路に設けられ、当該排ガス供給経路を流れる前記排ガスと前記排ガス排出経路を流れる前記排ガスとを熱交換する熱交換器と、
    前記排ガス供給経路の前記熱交換器の下流側に設けられ、当該熱交換器を経た前記排ガスが含む水分を除去する複数の除湿装置と、
    を備えた排ガスからの二酸化炭素回収システムであって、
    前記除湿装置は、前記排ガスの水分を吸着すると共に、加熱されることにより吸着した水分を放出して再生する水分吸着剤を有し、
    前記水分吸着剤を加熱して再生させるために前記排ガス排出経路の前記熱交換器を経た前記排ガスを前記除湿装置に供給する再生用排ガス供給経路と、
    前記再生用排ガス供給経路から供給され前記除湿装置を経た前記排ガスを前記排ガス排出経路に戻す排ガス還流経路と、
    複数の前記除湿装置において前記水分吸着剤による前記水分の吸着と前記水分吸着剤の再生とを選択的に行うために、前記排ガス供給経路と前記再生用排ガス供給経路と前記排ガス還流経路を開閉し前記除湿装置への前記排ガスの流路を切り替える流路切り替え手段であって、複数の前記除湿装置のうち第1の除湿装置で前記水分吸着剤による前記水分の吸着を行っている状態では、前記第1の除湿装置とは異なる除湿装置で前記水分吸着剤の再生を行うように前記排ガスの流路を切り替える流路切り替え手段と、
    を更に備えることを特徴とする排ガスからの二酸化炭素回収システム。
  2. 前記排ガス供給経路の前記熱交換器の下流側であって前記除湿装置の上流側に設けられ、当該熱交換器を経た前記排ガスが含む水分を凝縮させて除去する凝縮器を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の排ガスからの二酸化炭素回収システム。
  3. 前記排ガス供給経路の前記除湿装置の下流側に設けられ、当該除湿装置を経た前記排ガスと、前記二酸化炭素回収装置を経た前記排ガスとを熱交換する熱交換器を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガスからの二酸化炭素回収システム。
  4. 前記水分吸着剤は、活性アルミナであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の排ガスからの二酸化炭素回収システム。
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