JP5104847B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、車両衝突時に乗員を保護する乗員保護装置に関する。
従来、車両の両側壁に設けられる壁側加速度センサと、車両中央部に設けられる中央側加速度センサ(セーフィングセンサ)と、を備える衝突判定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。壁側加速度センサ及び中央側加速度センサにより検出された加速度は積分され、その積分値が設定閾値を超えたときに、コンパレータが夫々の比較出力を発生する。この比較出力に基づいて、乗員保護装置が起動される。
特開平11−180249号公報
しかしながら、上記従来の衝突判定装置において、乗員保護装置の誤動作を抑制する目的で、上記設定閾値を大きくすると、乗員保護装置を起動させるべきときに、起動しない虞がある。一方、上記不作動を抑制する目的で、上記設定閾値を小さくすると、乗員保護装置の誤動作を招く虞がある。
また、中央側加速度センサが配設される位置は、側壁加速度センサが配設される位置と比較すると、衝突の衝撃が加わる位置から遠くなる。したがって、中央加速度センサにより検出された加速度に基づく、上記設定閾値の判定は、側壁加速度センサにより検出された加速度に基づく、上記設定閾値の判定に対して、遅れが生じる虞がある。さらに、中央加速度センサにより検出された加速度は、側壁加速度センサにより検出された加速度と、比較して、減衰が大きくなる虞がある。この為、上記設定閾値の判定において、精度の低下を招き、乗員保護装置の誤作動を招く虞がある。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、乗員保護装置の誤動作を抑制し、かつ確実に起動させることを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
少なくとも、車両周囲にある物体の車両に対する相対位置を検出する物体検出手段と、
前記物体検出手段により検出された前記物体の相対位置に基づいて、前記物体が車両側方へ衝突することを予測する側突予測手段と、
車両の側壁中央のセンタピラー近傍に配設され、該車両側方の衝撃を検出する第1衝撃検出手段と、
前記第1衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第1側突判定手段と、
車両の中央部に配設され、前記車両側方の衝撃を検出する第2衝撃検出手段と、
前記第2衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第2側突判定手段と、
前記車両の乗員を保護する乗員保護手段と、を備える乗員保護装置であって、
前記第2側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したとの判定がなされたこと、及び、前記側突予測手段により前記物体が前記車両側面へ衝突することが予測されたこと、のうち少なくとも一方を満たし、かつ前記第1側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したと判定されたとき、前記乗員保護手段は起動する、
ことを特徴とする乗員保護装置である。
この本発明の一態様によれば、乗員保護装置の誤作動を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
この一態様において、前記第1衝撃検出手段は、前記車両側方の衝撃を検出する加速度センサ、及び圧力センサのうち少なくとも1つを含むこととしてもよい。これら加速度センサ又は圧力センサにより、例えば物体が車両側方へ衝突したときの衝撃を検出することができる。
この一態様において、前記物体検出手段は、前記物体に対して電波を送出するレーダセンサ、前記物体に対して超音波を送出する超音波センサ、及び前記物体の画像を取得する画像センサのうち少なくとも1つを含む、こととしてもよい。これらレーダセンサ、超音波センサ、又は画像センサにより、少なくとも、物体の車両に対する相対位置を検出することができる。
また、上記目的を達成するための参考例の発明は、
車両側方に配設され、該車両側方の衝撃を検出する第1衝撃検出手段と、
前記第1衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第1側突判定手段と、
前記第1衝撃検出手段とは、異なる位置に配設され、前記車両側方の衝撃を検出する第2衝撃検出手段と、
前記第2衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第2側突判定手段と、
車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定する挙動判定手段と、
前記車両の乗員を保護する乗員保護手段と、を備える乗員保護装置であって、
前記第2側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したとの判定、及び、前記挙動判定手段により前記車両の挙動が不安定な状態にあるとの判定、のうち少なくとも一方の判定がなされ、かつ前記第1側突判定手段により前記物体が車両側方へ衝突したと判定されたとき、前記乗員保護手段は起動する、ことを特徴とする乗員保護装置であってもよい。
この参考例の発明によれば、第2側突判定手段により物体が車両側方へ衝突したとの判定、及び、挙動判定手段により車両の挙動が不安定な状態にあるとの判定、のうち少なくとも一方の判定がなされ、かつ第1側突判定手段により物体が車両側方へ衝突したと判定されたとき、乗員保護手段は起動する。これにより、乗員保護装置の誤動作を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
この参考例の発明において、前記第2側突判定手段は、前記第2衝撃検出手段により検出された衝撃の値が所定閾値以上のとき、前記物体が車両側方へ衝突したと判定し、
前記挙動判定手段により前記車両の挙動が不安定な状態にあると判定されたとき、前記第2側突判定手段は、前記所定閾値を低下させてもよい。これにより、挙動判定手段により横滑り等の車両の挙動が不安定な状態になり、側突の可能性が高いことが確認された上で、第2側突判定手段の所定閾値を低下させ、より確実に衝突の判定を行う。したがって、乗員保護装置の誤動作を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
この参考例の発明において、前記第1衝撃検出手段及び前記第2衝撃検出手段は、前記車両側方の衝撃を検出する加速度センサ及び圧力センサ、のうち少なくとも1つを含む、こととしてもよい。
この参考例の発明において、前記第1衝撃検出手段は、例えば、前記車両側方に配設されてもよい。
この参考例の発明において、前記第2衝撃検出手段は、例えば、前記車両の略中央部に配設されてもよい。
この参考例の発明において、前記挙動判定手段は、前記車両の走行を安定化させる制御を行う車両制御装置からの出力信号に基づいて、前記車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定してもよい。なお、車両制御装置からの出力信号とは、例えば、当該装置が車両安定化の制御を開始する際のトリガー信号となる制御開始信号である。この制御開始信号に基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあることを認識することができる。
これら態様において、前記乗員保護手段は、車両側方に配設されるエアバッグ装置であってもよい。
本発明によれば、乗員保護装置の誤作動を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る乗員保護装置のシステム構成を示すブロック図である。 フロアECU、右側及び左側側突センサ、右側及び左側サイドエアバッグ装置、右側及び左側カーテンシールドエアバッグ装置の位置を示す図であり、車両上方から見た図である。 第1の実施の形態に係る乗員保護装置のフロアECUのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る乗員保護装置の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る乗員保護装置のシステム構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る乗員保護装置のフロアECUのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る乗員保護装置の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る乗員保護装置のシステム構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態に係る乗員保護装置1は、車両の前方側に配設された、当該装置1の制御処理等を行うフロアECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)2を中心に構成されている。
なお、フロアECU2は、マイクロコンピュータから構成されており、制御、演算プログラムに従って各種処理を実行するとともに、当該装置の各部を制御する上記CPU、このCPUの実行プログラムを格納する上記ROM、演算結果等を格納する読書き可能なRAM(Random Access Memory)、タイマ、カウンタ、入出力インターフェイス等を有している。
フロアECU2には、車両の右側壁中央のセンタピラー(Bピラー)近傍に配設された右側側突センサ3R、及び、左側壁中央のセンタピラーに配設された左側側突センサ3Lが接続されている(図2)。
右側側突センサ(衝撃検出手段)3Rは、主として、車両右側方における車両左右方向の加速度を検出する加速度センサである。また、左側側突センサ(衝撃検出手段)3Lは、主として、車両左側方における車両左右方向の加速度を検出する加速度センサである。
右側側突センサ3R及び左側側突センサ3Lは、検出した加速度をフロアECU2に対して、送信する。なお、上記加速度センサとして、例えば、半導体式Gセンサが用いられている。
フロアECU2には、レーダセンサ等の側突PCS(プリクラッシュ)用センサ(物体検出手段)4R、4Lが接続されている。例えば、レーダセンサ4R、4Lは、車両左側方及び車両右側方に夫々一つずつ配設され、少なくとも、車両周囲の物体の車両に対する相対位置を検出する。
各レーダセンサ4R、4Lは、ミリ波、マイクロ波等の電波を他車両、障害物等の車両周囲の物体に対して(例えば、進行方向に対して略直角な方向に)送出する。そして、右側のレーダセンサ4Rは、車両右側の物体からの反射波に基づいて、例えば、右側物体の位置(車両と物体との距離)、右側物体の車両に対する相対的な移動方向及び移動速度(接近速度)を検出する。
一方、左のレーダセンサ4Lは、物体の位置車両左側の物体からの反射波に基づいて、例えば、左側物体の位置(車両と物体との距離)、左側物体の車両に対する相対的な移動方向及び移動速度(接近速度)を検出する。
なお、各レーダセンサ4R、4Lは、例えば、物体の相対位置に基づいて、物体と車両との間の距離及び相対的な移動方向を算出し、この距離に対して微分処理を行うことにより、物体の車両に対する移動速度を算出する。
各レーダセンサ4R、4Lは、検出した物体の位置、及び物体の車両に対する相対的な移動方向及び移動速度をフロアECU2に対して送信する。
フロアECU2には、例えば、運転席側の車両側方に配設された運転席用(右側)のサイドエアバッグ装置5Rと、助手席側の車両側方に配設された助手席用(左側)のサイドエアバッグ装置5Lと、が接続されている。
これらサイドエアバッグ装置5R、5Lは、フロアECU2からの制御信号に基づいて、内蔵するインフレータを駆動させ、各サイドエアバッグを展開させる。これにより、運転席又は助手席に着座する乗員の側面を保護することができる。
フロアECU2は、物体が車両側方へ衝突することを予測する側突予測部(側突予測手段)2aと、物体が車両側方へ衝突したか否かを判定する側突判定部(側突判定手段)2bと、側突予測部2aによる衝突の予測と、側突判定部2bによる衝突の判定と、に基づいて、サイドエアバッグ装置5R、5Lに対して制御信号を送信するメイン判定処理部2cと、を有している(図3)。
側突予測部2aは、物体が車両側方へ衝突することを予測、すなわち、物体と車両側方との衝突が不可避な状態、若しくは、衝突の可能性が高い危険状態を判断する。
側突予測部2aは、例えば、右側のレーダセンサ4Rにより検出された車両右側方と右側の物体との距離、及び右側の物体の車両右側方に対する相対的な移動方向及び移動速度に基づいて、右側の物体が車両右側方へ衝突することを予測する。
また、側突予測部2aは、例えば、左側のレーダセンサ4Lにより検出された、車両左側方と左側の物体との距離、及び左側の物体の車両左側方に対する相対的な移動方向及び移動速度、に基づいて、左側の物体が車両左側方へ衝突することを予測する。
側突判定部2bは、例えば、右側側突センサ3Rにより検出された車両左右方向の加速度が所定閾値N1以上となるときに、物体が車両右側方に衝突したと判定する。また、側突判定部2bは、例えば、左側側突センサ3Lにより検出された車両左右方向の加速度が所定閾値N1以上となるときに、物体が車両左側方に衝突したと判定する。
メイン判定処理部2cは、側突予測部2aにより物体が車両に衝突すると予測され、かつ、側突判定部2bにより当該物体が車両に衝突したと判定されたことを、AND論理回路2dからの出力値(1又は0)に基づいて判定を行い、サイドエアバッグ装置5R、5Lに制御信号を送信する。
なお、メイン判定処理部2cは、例えば、荷重センサ等の着座センサ6からの信号に基づいて、乗員が着座しているか否かを判定し、着座していると判断し、かつ、AND論理回路に2dより上述の衝突判定(出力値が1となる)がなされたとき、サイドエアバッグ装置5R、5Lに制御信号を送信してもよい。
例えば、側突予測部2aは、物体が車両に衝突すると予測すると、AND論理回路2dに対して、「1」を入力する。また、側突判定部2bは、物体が車両に衝突したと判定したとき、AND論理回路2dに対して、「1」を入力する。
AND論理回路2dは、側突予測部2aから「1」が入力され、かつ、側突判定部2bから「1」が入力されたとき、「1」を出力する。メイン判定処理部2cは、AND論理回路2dから出力された「1」に基づいて、例えば、サイドエアバッグ装置5R、5Lに対して、制御信号を送信する。サイドエアバッグ装置5R、5Lは、メイン判定処理部2cから制御信号を受信すると、インフレータを駆動させて、各サイドエアバッグ5R、5Lを展開させる。
次に、第1の実施の形態に係る乗員保護装置1の制御処理フローの一例について、説明する。図4は、第1の実施の形態に係る乗員保護装置1の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
例えば、車両右側方に物体が衝突する場合を想定する。右側レーダセンサ4Rは、物体の位置、物体の相対的な移動方向及び移動速度を検出する(S100)。
側突予測部2aは、右側レーダセンサ4Rにより検出された物体の位置、物体の相対的な移動方向及び移動速度に基づいて、物体が車両右側方に衝突することを予測する(S110)。
側突予測部2aは、物体が車両右側方に衝突すると予測したとき、AND論理回路2dに対して「1」を出力する(S120)。一方、側突予測部2aは、物体が車両右側方に衝突しないと予測したとき、AND論理回路2dに対して「0」を出力する(S130)。
また、右側側突センサ3Rは、物体が車両右側方に衝突したときの加速度を検出する(S140)。
側突判定部2bは、右側側突センサ3Rにより検出された加速度が所定閾値N1以上であり、物体が車両右側方に衝突したか否かを判定する(S150)。
側突判定部2bは、物体が車両右側方に衝突したと判定したとき(S150のYes)、AND論理回路2dに対して、「1」を出力する(S160)。一方、側突判定部2bは、物体が車両右側方に衝突していないと判定したとき、AND論理回路2dに対して「0」を出力する(S170)。
AND論理回路2dは、側突予測部2a及び側突判定部2bから「1」が入力されたか否かを判定する(S180)。AND論理回路2dは、側突予測部2a及び側突判定部2bから「1」が入力されたと判定したとき(S180のYes)、「1」をメイン判定処理部2cに対して、出力する(S190)。一方、AND論理回路2dは、側突予測部2a又は側突判定部2bから「0」が入力されたとき(S180のNo)、「0」をメイン判定処理部2cに対して、出力する(S200)。
メイン判定処理部2cは、AND論理回路2dから出力された「1」又は「0」の値に基づいて、右側サイドエアバッグ装置5Rに対して、制御信号を送信する。右側サイドエアバッグ装置5Rは、メイン判定処理部2cから制御信号を受信すると、起動して、インフレータを駆動させることで、右側サイドエアバッグを展開させる(S210)。
なお、上述の如く、車両右側方に物体が衝突する場合について説明したが、車両左側方に物体が衝突する場合は、車両右側方に物体が衝突する場合と略同一となる為、詳細な説明を省略する。
以上、第1の実施の形態に係る乗員保護装置1において、側突予測部2aにより物体が車両に衝突すると予測され、側突判定部2bにより、当該物体が車両に衝突したと判定されたときに、サイドエアバッグ装置5R、5Lのサイドエアバッグを展開させる。これにより、物体が車両に衝突したことをより確実に判定し、乗員保護装置1を起動させることができる。したがって、乗員保護装置1の誤作動を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
また、側突判定部2bの所定閾値N1を衝突の検出し易い側、又は検出し難い側に変更すること無く、高精度に衝突を判定することができる為、乗員保護装置1の誤作動を抑制し、かつ確実に起動させることができる。
次に上記第1の実施の形態の変形例について説明する。
上記第1の実施の形態において、レーダセンサ4R、4Lが用いられているが、超音波センサ又は画像センサを用いてもよく、これらレーダセンサ、超音波センサ、及び画像センサを任意に組み合わせた構成でもよい。
例えば、超音波センサは、車両左側方及び車両右側方に夫々一つずつ配設される。各超音波センサは、超音波を他車両、障害物等の車両周囲の物体に対して送出する。そして、右側の超音波センサは、車両右側の物体からの反射波に基づいて、例えば、車両と物体との距離、車両に対する物体の相対的な移動方向、及び移動速度を検出する。一方、左の超音波センサは、車両左側の物体からの反射波に基づいて、例えば、車両と物体との距離、車両に対する物体の相対的な移動方向、及び移動速度を検出する。
また、画像センサは、例えば、車両側方を撮影するカメラと、カメラにより撮影された画像に基づいて、車両と物体との距離、車両に対する物体の相対的な移動方向及び移動速度を検出する画像処理部と、有している。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る乗員保護装置のシステム構成を示すブロック図である。
第2の実施の形態に係る乗員保護装置10のフロアECU11には、車両の中央部に配設されたセーフィングセンサ(第2衝撃検出手段)12が接続されている。セーフィングセンサ12は、例えば、車両衝突時における車両の左右方向の加速度を検出する加速度センサである。セーフィングセンサ12は、検出した加速度をフロアECU11に対して、送信する。
フロアECU11には、車両の走行を安定化させる制御を行う車両制御装置13が接続されている。車両制御装置13は、車両の挙動が不安定な状態となり、車両の挙動の安定化を行う制御を実行すると、フロアECU11に対して、当該制御の開始を知らせる制御開始信号を送信する。フロアECU11は、車両制御装置13から制御開始信号を受信すると、車両の挙動が不安定な状態となったことを認識することができる。
車両制御装置13には、例えば、VSC(Vehicle Stability Control)装置13a、VDIM(Vehicle Dynamic Integrated Management)装置13b、ABS(Anti−lock Braking System)装置13c、EBD(Electronic Brake force Distribution:電子制御制動力分配制御)装置13d、等を含む。
例えば、VSC装置13aは、車両の急旋回時に、前輪又は後輪が横滑り傾向となり、車両の走行が不安定となった場合に、エンジンの出力、及び各車輪のブレーキを自動的に制御し、車両の走行の安定化を行う。このとき、VSC装置13aは、フロアECU11に対して、制御開始信号を送信する。フロアECU11は、VSC装置13aから制御開始信号を受信すると、車両の挙動が不安定な状態となり、車両の挙動の安定化を行う制御が行われたと判断する。
フロアECU11は、右側側突センサ(第1衝撃検出手段)3R及び左側側突センサ(第1衝撃検出手段)3Lにより検出された加速度に基づいて、物体が車両側方へ衝突したか否かを判定する第1側突判定部(第1側突判定手段)11aと、セーフィングセンサ12により検出された加速度に基づいて、物体が車両側方へ衝突したか否かを判定する第2側突判定部(第2側突判定手段)11bと、車両制御装置13からの制御開始信号に基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定する挙動判定部(挙動判定手段)11cと、サイドエアバッグ装置5R、5Lに対して制御信号を送信するメイン判定処理部11dと、を有している(図6)。
第1側突判定部11aは、例えば、右側側突センサ3Rにより検出された車両左右方向の加速度が所定閾値N2以上となるときに、物体が車両右側方に衝突したと判定する。また、第1側突判定部11aは、例えば、左側側突センサ3Lにより検出された車両左右方向の加速度が所定閾値N2以上となるときに、物体が車両左側方に衝突したと判定する。
第2側突判定部11bは、例えば、セーフィングセンサ12により検出された車両の左右方向の加速度が所定閾値N3以上となるとき、物体が車両側方に衝突したと判定する。
挙動判定部11cは、車両の不安定な挙動に基づいて、物体が車両側方へ衝突することを予測、すなわち、物体と車両側方との衝突が不可避な状態、若しくは、衝突の可能性が高い危険状態を判断する。挙動判定部11cは、例えば、VSC装置13aから制御開始信号を受信すると、車両の挙動が不安定な状態にあると判定する。
メイン判定処理部11dは、第2側突判定部11bにより物体が車両側方に衝突したとの判定、及び、挙動判定部11cにより車両の挙動が不安定な状態にあるとの判定、のうち少なくとも一方の判定がなされ、かつ、第1側突判定部11aにより物体が車両側方に衝突したと判定されたとき、各サイドエアバッグ装置5R、5Lに対して制御信号を送信する。各サイドエアバッグ装置5R、5Lは、メイン判定処理部11dから制御信号を受信すると、各インフレータを駆動させて、各サイドエアバッグを展開させる。
例えば、フロアECU11において、第2側突判定部11bおよび挙動判定部11cが、OR論理回路11eに接続され、OR論理回路11eの出力および第1側突判定部11aの出力が、AND論理回路11fの入力側に夫々接続されている。
上述の構成において、第2側突判定部11bは物体が車両に衝突したと判定すると、OR論理回路11eに対して「1」を入力する。また、挙動判定部11cは車両が不安定な状態にあると判定すると、OR論理回路11eに対して「1」を入力する。さらに、OR論理回路11eは、第2側突判定部11bおよび挙動判定部11cのうち少なくとも一方から「1」が入力されると、「1」をAND論理回路11fに対して、出力する。
第1側突判定部11aは、物体が車両に衝突したと判定すると、AND論理回路11fに対して、「1」を出力する。AND論理回路11fは、OR論理回路11eから「1」が入力され、かつ、第1側突判定部11aから「1」が入力されると、「1」を出力する。メイン判定処理部11dは、AND論理回路11fの出力値「1」に基づいて、サイドエアバッグ装置5R、5Lに対して、制御信号を送信する。
次に、第2の実施の形態に係る乗員保護装置10の制御処理フローの一例について、説明する。図7は、第2の実施の形態に係る乗員保護装置10の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
例えば、車両右側方に物体が衝突する場合を想定する。
右側側突センサ3Rは、物体が車両右側方に衝突したときの加速度を検出する(S300)。
第1側突判定部11aは、右側側突センサ3Rにより検出された加速度が所定閾値N2以上であり、物体が車両右側方に衝突したか否かを判定する(S310)。
第1側突判定部11aは、物体が車両右側方に衝突したと判定したとき(S310のYes)、AND論理回路11fに対して、「1」を出力する(S320)。一方、第1側突判定部11aは、物体が車両右側方に衝突していないと判定したとき(S310のNo)、AND論理回路11fに対して「0」を出力する(S330)。
また、挙動判定部11cは、VSC装置13a等の車両制御装置13からの制御開始信号に基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定する(S340)。挙動判定部11cは、車両の挙動が不安定な状態にあると判定したとき(S340のYes)、OR論理回路11eに対して「1」を出力する(S350)。一方、挙動判定部11cは、車両の挙動が不安定な状態にないと判定したとき(S340のNo)、OR論理回路11cに対して「0」を出力する(S360)。
セーフィングセンサ12は、物体が車両右側方に衝突したときの加速度を検出する(S370)。
第2側突判定部11bは、セーフィングセンサ12により検出された加速度が所定閾値N3以上であり、物体が車両右側方に衝突したか否かを判定する(S380)。第2側突判定部11bは、物体が車両右側方に衝突したと判定したとき(S380のYes)、OR論理回路11eに対して、「1」を出力する(S390)。一方、第2側突判定部11bは、物体が車両右側方に衝突してないと判定したとき(S380のNo)、OR論理回路11eに対して、「0」を出力する(S400)。
OR論理回路11eは、挙動判定部11c又は第2側突判定部11bから「1」が入力されたとき、AND論理回路11fに対して、「1」を出力する(S410)。
AND論理回路11fは、第1側突判定部11a及びOR論理回路11eから「1」が入力されたか否かを判定する(S420)。AND論理回路11fは、第1側突判定部11a及びOR論理回路11eから「1」が入力されたと判定したとき(S420のYes)、「1」をメイン判定処理部11dに対して、出力する(S430)。一方、AND論理回路11fは、第1側突判定部11a又はOR論理回路11eから「0」が入力されたとき(S420のNo)、「0」をメイン判定処理部11dに対して、出力する(S440)。
メイン判定処理部11dは、AND論理回路11fから出力された「1」又は「0」の値に基づいて、右側サイドエアバッグ装置5Rに対して、制御信号を送信する。右側サイドエアバッグ装置5Rは、メイン判定処理部11dから制御信号を受信すると、起動し、インフレータを駆動させることで、右側サイドエアバッグを展開させる(S450)。
なお、上述の如く、車両右側方に物体が衝突する場合について説明したが、車両左側方に物体が衝突する場合も、車両右側方に物体が衝突する場合と略同一となる為、詳細な説明を省略する。
また、第2の実施の形態に係る乗員保護装置10において、第1の実施の形態に係る乗員保護装置1と同一部分には、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
以上、第2の実施の形態に係る乗員保護装置10において、第2側突判定部11bにより物体が車両側方へ衝突したとの判定、及び、挙動判定部11cにより車両の挙動が不安定な状態にあるとの判定、のうち少なくとも一方の判定がなされ、かつ第1側突判定部11aにより物体が車両側方へ衝突したと判定されたとき、サイドエアバッグ装置5R、5Lのサイドエアバッグを展開させる。これにより、物体が車両に衝突したことをより確実に判定し、乗員保護装置1を起動させることができる。したがって、乗員保護装置1の誤作動を抑制し、確実に起動させることができる。
なお、例えば、車両の横滑り、車両のスピン等の車両が不安定な状態となったことを挙動判定部11cにより判定を行うことで、車両の側方衝突が発生した場合にサイドエアバッグ装置5R、5Lを確実に起動させることができる。
次に、第2の実施の形態に係る乗員保護装置10の変形例について、説明する。
上記第2の実施の形態において、フロアECU11の挙動判定部11cは、車両制御装置13から制御開始信号に基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定しているが、ヨーレートセンサにより検出された車両のヨーレートに基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあるか否かを判定してもよい。例えば、挙動判定部11cは、ヨーレートセンサにより検出された車両のヨーレートが所定値以上となるときに、車両の挙動が不安定な状態にあると判定してもよい。
この場合、フロアECU11には、車両の中央部に配設されたヨーレートセンサが接続されている。ヨーレートセンサは、検出した車両のヨーレートを、フロアECU11に対して送信する。
上記第2の実施の形態において、挙動判定部11cにより、VSC装置13a等の車両制御装置13からの制御開始信号に基づいて、車両の挙動が不安定な状態にあると判定されたとき、第2側突判定部11bの所定閾値N3を低下させてもよい。
セーフィングセンサ12は、物体が衝突する車両側方から離れた略中央部に配設される。この為、セーフィングセンサ12により検出される加速度は、車両側方に配設された側突センサ3R、3Lにより検出される加速度と比較して、より減衰した値となる。
したがって、第2側突判定部11bは、所定閾値N3を低下させることで、より確実に物体の衝突を判定することができる。なお、挙動判定部11cにより、車両の挙動が不安定な状態にあると判定され、物体が車両に衝突する可能性が高いことを確認した上で、所定閾値N3を低下させることから、衝突の誤判定を確実に抑制し、乗員保護装置10の誤作動を抑制することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施の形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述した実施の形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記第1及び第2の実施の形態において、右側側突センサ3R及び左側側突センサ3Lとして、加速度センサが用いられているが、圧力センサを用いてもよく、加速度センサ及び圧力センサを任意に組み合わせた構成でもよい。圧力センサは、例えば、車両衝突時における物体から車両側方への圧力を検出する。
上記第1及び第2の実施の形態において、サイドエアバッグ装置5R、5Lが用いられているが、カーテンシールドエアバッグ装置7R、7Lを用いてもよく、これらサイドエアバッグ装置5R、5L及びカーテンシールドエアバッグ装置7R、7Lを任意に組み合わせる構成であってもよい(図2)。
カーテンシールドエアバッグ装置7R、7Lは、フロントピラーから後席のCピラーにかけて配設され、車両衝突時に乗員の頭部の側面を保護するエアバッグである。なお、カーテンシールドエアバッグ装置7R、7Lが配設される場合、当該エアバッグ用に車両側方かつ後方に、側突検出を行う為の左右一対の加速度センサ(サテライトセンサ)8R、8Lを配設してもよい。
本発明は、例えば、車室内の乗員を保護する乗員保護装置に利用できる。
1 乗員保護装置
2 フロアECU
2a 側突予測部
2b 側突判定部
3R 右側側突センサ
3L 左側側突センサ
4R 右側レーダセンサ
4L 左側レーダセンサ
5R 右側サイドエアバッグ装置
5L 左側サイドエアバッグ装置
11 フロアECU
11a 第1側突判定部
11b 第2側突判定部
11c 挙動判定部
12 セーフィングセンサ
13 車両制御装置

Claims (4)

  1. 少なくとも、車両周囲にある物体の車両に対する相対位置を検出する物体検出手段と、
    前記物体検出手段により検出された前記物体の相対位置に基づいて、前記物体が車両側方へ衝突することを予測する側突予測手段と、
    車両の側壁中央のセンタピラー近傍に配設され、該車両側方の衝撃を検出する第1衝撃検出手段と、
    前記第1衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第1側突判定手段と、
    車両の中央部に配設され、前記車両側方の衝撃を検出する第2衝撃検出手段と、
    前記第2衝撃検出手段により検出された前記車両側方の衝撃に基づいて、物体が前記車両側方へ衝突したか否かを判定する第2側突判定手段と、
    前記車両の乗員を保護する乗員保護手段と、を備える乗員保護装置であって、
    前記第2側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したとの判定がなされ且つ前記第1側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したと判定された第1の場合と、前記側突予測手段により前記物体が前記車両側面へ衝突することが予測され且つ前記第1側突判定手段により物体が前記車両側方へ衝突したと判定された第2の場合との双方で、前記乗員保護手段は起動する、
    ことを特徴とする乗員保護装置。
  2. 請求項1記載の乗員保護装置であって、
    前記第1衝撃検出手段は、前記車両側方の衝撃を検出する加速度センサ、及び圧力センサのうち少なくとも1つを含む、ことを特徴とする乗員保護装置。
  3. 請求項1又は2記載の乗員保護装置であって、
    前記物体検出手段は、前記物体に対して電波を送出するレーダセンサ、前記物体に対して超音波を送出する超音波センサ、及び前記物体の画像を取得する画像センサのうち少なくとも1つを含む、ことを特徴とする乗員保護装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の乗員保護装置であって、
    前記乗員保護手段は、車両側方に配設されるエアバッグ装置である、ことを特徴とする乗員保護装置。
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