JP5104570B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明を複数の蓄電素子を有する蓄電装置に関する。
電気自動車、ハイブリッド自動車、燃料電池自動車などの駆動用または補助電源として、複数の二次電池を接続した蓄電装置が知られている。二次電池は、充放電の際に発熱して、所定温度を超えると電池劣化が進行する。したがって、冷却構造を備えた蓄電装置が提案されている。
この種の蓄電装置として、複数の蓄電素子を並設した第1の蓄電群と、この第1の蓄電群に隣接配置され、複数の蓄電素子を並設した第2の蓄電群と、第1の蓄電群が位置する側から第2の蓄電群が位置する側に冷却用の空気を供給する冷却手段とを有する蓄電装置が提案されている。冷却手段により供給された空気は、第1の蓄電群の各蓄電素子を冷却した後に、第2の蓄電群の各蓄電素子を冷却する。
特開2006−107774号公報 特開2003−308888号公報 特開2005−183343号公報
しかしながら、上述の構成では、第2に蓄電群の各蓄電素子を冷却する空気の温度が高
いため、第1の蓄電群と第2の蓄電群との温度差が拡大するおそれがある。
すなわち、第1の蓄電群に流入した空気は、第1の蓄電群を構成する各蓄電素子の外面全体を冷却する。そのため、第1の蓄電群を冷却した空気の温度が高くなり、この温度上昇した空気により第2の蓄電群の各蓄電素子が冷却されるため、第1の蓄電群と第2の蓄電群との温度差を十分に抑制することができない。
そこで、本願発明は、蓄電素子間の温度差を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明の蓄電装置は、一端側に空気流入口、他端側に空気排出口を有する収容部と、前記収容部に収容され、複数の第1の蓄電素子を並設した第1の蓄電群と、前記収容部における前記第1の蓄電群よりも前記空気排出口に近い領域に収容され、複数の第2の蓄電素子を前記並設方向に並設した第2の蓄電群であって、前記並設方向に配置される前記第1の蓄電素子間の中間部に対応した位置に前記各第2の蓄電素子が配置された第2の蓄電群と、前記収容部に隣接配置され、前記並設方向に冷却用の空気が流れる空気通路と、それぞれが前記並設方向に直交する方向視で前記各第1の蓄電素子と重なる位置に配置され、前記収容部の外壁を兼ねるとともに前記空気通路を形成する複数の第1の通路板と、前記第1の通路板における前記並設方向の両端部から、前記第1の蓄電群に向かってそれぞれ延びる延出部を備え、前記空気通路から、前記並設方向に対向する一対の前記延出部の隙間によって形成される前記空気流入口を介して前記収容部に流入する空気が、前記第1の通路板と前記第1の蓄電素子の外面との間に入り込むことを前記延出部により抑制する風向制御部と、を有することを特徴とする。
ここで、前記空気通路は、第1の通路板により形成されており、前記収容部の外壁を兼ねている。これにより、部品点数の削減を図ることができる。
前記風光制御部は、前記第1の通路板に形成され、前記第1の蓄電素子に向かって前記並設方向に直交する方向に延びる一対の延出部を有している。これにより、第1の通路板及び第1の蓄電素子の間に冷却用の空気が流入するのを、効果的に抑制することができる。
前記延出部は、前記第1の蓄電素子に対して非接触とするのが好ましい。これにより、第1の蓄電素子から延出部への伝熱を抑制できる。そのため、空気通路を流れる空気の温度上昇を抑制できる。
隣接する前記第1の蓄電素子の中間部に対応した位置に、前記第2の蓄電素子を配置することができる。これにより、第2の蓄電素子の全体に冷却用の空気を供給することができる。
前記第2の蓄電素子の周方向に沿って形成される冷却通路を形成するための第2の通路板を設けることができる。これにより、第2の蓄電素子の外面全体をより確実に冷却することができる。また、前記第2の通路板は、前記収容部の外壁を兼ねている。これにより、部品点数を削減することができる。
前記第2の通路板は、前記第2の蓄電素子の外周の一部に沿って設けられている。外周の一部とすることにより、第2の通路板の体積が減少し、コストを削減することができる。
前記第1の蓄電素子及び前記第2の蓄電素子は、円筒型形状にすることができる。上記蓄電装置は、車両に搭載することができる。
本発明によれば、蓄電素子間の温度差を効果的に抑制することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について説明する。ここで、図1は蓄電装置の平面図であり、図2は蓄電装置の斜視図である。
(実施例1)
これらの図において、蓄電装置1は、第1の蓄電群11、第2の蓄電群12、第3の蓄電群13及び第4の蓄電群14を含む。第1の蓄電群11は、蓄電素子としての第1の円筒型電池31をY軸方向に複数並設することにより構成される。第2の蓄電群12は、蓄電素子としての第2の円筒型電池32をY軸方向に複数並設することにより構成される。第3の蓄電群13は、蓄電素子としての第3の円筒型電池33をY軸方向に複数並設することにより構成される。第4の蓄電群14は、蓄電素子としての第4の円筒型電池34をY軸方向に複数並設することにより構成される。
第1の蓄電群11と第3の蓄電群13との間には、冷却用の空気が移動する空気通路21が形成されている。空気通路21は、Y軸方向に延びている。空気通路21は、複数の小通路板22をY軸方向に並設することにより構成される。小通路板22は、X−Y面に平行の面を有しており、これらの面に沿って空気は進む。なお、本明細書では、これらの小通路板22をY軸方向に並設したものを通路板23と定義する。
小通路板22のY軸方向の両端部には、Z軸方向に延びる延出部(風光制御部)22Aが形成されている。延出部22Aは、第1の円筒型電池31に対して非接触であり、延出部22Aの先端部と円筒型電池31の外面との間隔は微小である。これにより、空気通路21から流入した空気が、小通路板22及び第1の円筒型電池31の間に流入するのを阻止できる。詳細については、後述する。
小通路板22は、第1の蓄電群11の各第1の円筒型電池31に隣接して設けられており、Z軸方向視において、各第1の円筒型電池31の外面の一部を覆っている。Y軸方向に隣接する小通路板22の間には、隙間(空気流入口)23Aが形成されている。この隙間23Aが空気の流入口となる。同様に、小通路板22は、第3の蓄電群13の各第3の円筒型電池33に隣接して設けられており、Z軸方向視において、各第3の円筒型電池33の外面の一部を覆っている。Y軸方向に隣接する小通路板22の間には、隙間23Aが形成されている。この隙間23Aが空気の流入口となる。
第1の蓄電群11及び第2の蓄電群12を挟んだ空気通路21の反対側には、排気通路24Aが形成されている。第3の蓄電群13及び第4の蓄電群14を挟んだ空気通路21の反対側には、排気通路24Bが形成されている。
冷却通路板(第2の通路板)25Aは、第2の蓄電群12と排気通路24Aとの間に設けられている。冷却通路板25Aは、第2の蓄電群12を構成する各第2の円筒型電池32の外周に沿って配置され、各第2の円筒型電池32との間に冷却用の通路26Aを形成する。冷却通路板25AのZ軸方向の端部には、X軸方向に延びる空気排出口251Aが形成される。通路板23と冷却通路板25Aとの間に形成された空間が第1の蓄電群11及び第2の蓄電群12を収容する蓄電群収容部(収容部)18Aとなる。
冷却通路板25Bは、第4の蓄電群14と排気通路24Bとの間に設けられている。冷却通路板25Bは、第4の蓄電群14を構成する各第4の円筒型電池34の外周に沿って配置され、各第4の円筒型電池34との間に冷却用の通路26Bを形成する。冷却通路板25BのZ軸方向の端部には、X軸方向に延びる空気排出口251Bが形成される。通路板23と冷却通路板25Bとの間に形成された空間が第3の蓄電群13及び第4の蓄電群14を収容する蓄電群収容部(収容部)18Bとなる。
空気通路21の始端部には、冷却用のファン19が配置されている。ファン19には、シロッコ式のファン、クロスフロー型のファン、プラペレ式のファンなどを用いることができる。
上述の構成において、ファン19が作動すると、冷却用の空気が空気通路21に流入する。空気通路21内の空気は、Y軸方向に進む。この際、空気通路21内の空気は、通路板23の隙間23Aから蓄電群収容部18A、18Bに流入する。
蓄電群収容部18Aに流入した空気は、第1の蓄電群11を構成する各第1の円筒型電池31の外面に沿って移動する。ただし、小通路板22及び第1の円筒型電池31の間に形成された空間には、冷却用の空気が流入しない(電池冷却にほとんど寄与しないような僅かな流入は除く)。つまり、蓄電群収容部18Aに流入した空気は、第1の円筒型電池31の外面の一部のみを冷却する。
第1の円筒型電池31を冷却した空気は、さらに下流に移動して、第2の蓄電群12の各第2の円筒型電池32を冷却する。第2の蓄電群12を冷却した空気は、冷媒通路板25Aの空気排出口251Aから排気通路24Aに排気される。
このように、本実施例によれば、第1の円筒型電池31の外面の一部のみを冷却した空気を用いて、第2の円筒型電池32を冷却することができる。これにより、第1の円筒型電池31の外面全体を冷却した後に、第2の円筒型電池32を冷却する冷却方式よりも、より温度の低い空気(より温度上昇の少ない空気)を用いて第2の円筒型電池32を冷却することができる。そのため、第1の円筒型電池31及び第2の円筒型電池32の温度差をより効果的に抑制することができる。
蓄電群収容部18Bに流入した空気は、第3の蓄電群13を構成する各第3の円筒型電池33の外面に沿って移動する。ただし、小通路22及び第3の円筒型電池33の間に形成された空間には、冷却用の空気が流入しない(電池冷却にほとんど寄与しないような僅かな流入は除く)。つまり、蓄電群収容部18Bに流入した空気は、第3の円筒型電池33の外面の一部のみを冷却する。
第3の円筒型電池33を冷却した空気は、さらに下流に移動して、第4の蓄電群14の各第4の円筒型電池34を冷却する。第4の蓄電群14を冷却した空気は、冷媒通路板25Bの空気排出口251Bから排気通路24Bに排気される。
このように、本実施例によれば、第3の円筒型電池33の外面の一部のみを冷却した空気を用いて、第4の円筒型電池34を冷却することができる。これにより、第3の円筒型電池33の外面全体を冷却した後に、第4の円筒型電池34を冷却する冷却方式よりも、より温度の低い空気(より温度上昇の少ない空気)を用いて第4の円筒型電池34を冷却することができる。そのため、第3の円筒型電池33及び第4の円筒型電池34の温度差をより効果的に抑制することができる。
図3を参照しながら、本発明の実施例について、より詳細に説明する。図3は、第1の蓄電群11及び第2の蓄電群12の冷却構造を部分的に拡大した拡大図である。図4乃至図7は、本実施例の比較例であり、冷却構造の概略図である。
図3に図示するように、小通路板22は、Y−Z面方向の断面がコの字形状であり、第1の円筒型電池31に対して非接触である。これにより、第1の円筒型電池31と小通路板22との間に空気層が形成され、第1の円筒型電池31から小通路板22に第1の円筒型電池31の熱が伝熱するのを抑制することができる。したがって、小通路板22から空気通路21への伝熱を抑制することができる。これにより、空気通路21内の空気が蓄電群11〜14(特に下流側に位置する円筒型電池31、32)を冷却する前に温度上昇するのを抑制できる。
図示する構成では、第1の円筒型電池31に対する冷却用の空気の接触面積をS1、第2の円筒型電池32に対する冷却用の空気の接触面積をS2としたときに、S1がS2の約60%の面積となるように小通路板22の寸法を設定している。また、第3の円筒型電池33に対する冷却用の空気の接触面積をS3、第4の円筒型電池34に対する冷却用の空気の接触面積をS4としたときに、S3がS4の約60%の面積となるように小通路板22の寸法を設定している(なお、第1の円筒型電池31、第2の円筒型電池32、第3の円筒型電池33及び第4の円筒型電池34は、全て同じサイズに設定されている)。
具体的には、小通路板22のY軸方向の寸法は、第1の円筒型電池31及び第3の円筒型電池33の直径と同じに設定されている。また、小通路板22の延出部22AのZ軸方向の寸法は、第1の円筒型電池31及び第3の円筒型電池33の直径の1/3に設定されている。本発明者等の実験によれば、寸法比率を上述の値に設定することにより、第1の円筒型電池31及び第2の円筒型電池32の温度差を0.4℃に抑えることができた。同様に、第3の円筒型電池33及び第4の円筒型電池34の温度差を0.4℃に抑えることができた。
第2の円筒型電池32は、隣接する第1の円筒型電池31の中間部に対応した位置に配置されている。すなわち、隣接する第1の円筒型電池31の中間部と第2の円筒型電池32の径方向の中心部とが、Y軸方向において、同じ位置に設定されている。上述の構成によれば、隣接する第1の円筒型電池31の間を流れる空気を、第2の円筒型電池32に確実に接触させることができ、第2の円筒型電池32の全体を効率良く冷却することができる。
さらに、第2の円筒型電池32に接触した空気は、第1の円筒型電池31及び第2の円筒型電池32の間に形成された空間を通って下流に進むため、冷却用の通路26Aを短くしても、第2の円筒型電池32の全体を冷却することができる。これにより、冷却通路板25Aの総体積を減らして、コストを削減することができる。以下、比較例を示して、本実施例の効果をより詳細に説明する。
図4に図示する構成において、第1の蓄電群111と第2の蓄電群112が並設されている。第1の蓄電群111は、複数の第1の円筒型電池121をY軸方向に並設することにより構成されている。第2の蓄電群112は、複数の第2の円筒型電池122をY軸方向に並設することにより構成されている。
第1の円筒型電池121の外面全体に沿って、冷却用の第1の冷却通路131が形成されている。第2の円筒型電池122の外面全体に沿って、冷却用の第2の冷却通路132が形成されている。第1の冷却通路131及び第2の冷却通路132は、第1の円筒型電池121及び第2の円筒型電池122の周りに充填された樹脂内に形成されている。なお、樹脂はハッチングにより図示している。第2の冷却通路132には、流入路132Aが形成されており、この流入路132Aは、隣接する第1の円筒型電池121の間を通って、Z軸方向に延びている。
これらの第1の冷却通路131及び第2の冷却通路132には、不図示の送風機から冷却用の空気が供給される。第1の冷却通路131に流入した冷却風は、第1の円筒型電池121の外周に沿って進み、第1の円筒型電池121全体を冷却する。流入路132Aから第2の冷却通路132に流入した空気は、第2の円筒型電池122の外周に沿って進み、第2の円筒型電池122全体を冷却する。
しかしながら、図4に図示する構成では、流入路132Aの風路が細くて長いため、圧力損失が大きく、送風機のコストが増大する。これに対して、本実施例の構成は、冷却用の通路26Aに達するまでの空気の流路が広いため、圧力損失を少なくすることができる。
また、図4に図示する構成では、第1の冷却通路131及び第2の冷却通路132を仕切るために、これらの周りを樹脂で覆っており、隣接する第1の円筒型電池121の間隔、隣接する第2の円筒型電池122の間隔を小さくするのが困難である。
これに対して、本実施例の構成では、隣接する円筒型電池31、32の間のスペースを冷却用の通路として活用しているため、隣接する円筒型電池31、32の間隔を図4に図示する構成よりも小さくすることができる。これにより、蓄電装置1を小型化することができる。
さらに、第1の冷却通路131及び第2の冷却通路132の周りの樹脂が不要となるため、コストを削減することができる。
図5に図示する構成では、小通路板22の代わりに接触部材71を配置している。接触部材71は、第1の円筒型電池31の外面に接触している。他の構成は、本実施例と同様である。この構成では、第1の円筒型電池31の熱が接触部材71に伝熱して、空気通路21を流れる空気の温度が上昇する。
これに対して、本実施例の構成では、小通路板22と第1の円筒型電池31との間に空気層が形成されており、この空気層における空気の移動が少ないため、第1の円筒型電池31の熱を小通路板22に伝熱しにくくすることができる。これにより、空気通路21を流れる空気の温度上昇を抑制することができる。
また、図5に図示する構成よりも、小通路板22の肉厚を薄くできるため、コストを削減することができる。
ただし、接触部材71を熱伝導率の低い材料で構成することにより、空気通路21に対する伝熱を抑制することができる。この場合、より効果的に第1の円筒型電池31の外面の一部に冷却用の空気が接触するのを防止できる。
図6に図示する構成では、小通路板22の代わりに三角柱形状の突起部材72を配置している。突起部材72は、第1の円筒型電池31から離間した位置に配置される。他の構成は、本実施例と同様である。この構成では、空気通路21を流れる空気が突起部材72に接触して、空気抵抗が大きくなるため、蓄電群収容部18Aに空気が入りにくくなる。
これに対して、本実施例の構成では、空気の流れる方向に沿ってフラットに小通路板22が配置されるため、図6に図示する構成よりも、蓄電群収容部18Aに対して空気が流入しやすくなる。
また、図6に図示する構成では、突起部材72と第1の円筒型電池31との間に流入した空気が第1の円筒型電池31に接触して温度上昇する。さらに、この温度上昇した空気が突起部材72に接触して、突起部材72の温度が上昇する。さらにまた、温度上昇した突起部材72の熱が、空気通路21を流れる空気に伝熱する。
これに対して、本実施例では、延出部22Aを設けることにより、小通路板22と第1の円筒型電池31との間に空気が流入するのを防止することができる。これにより、小通路板22と第1の円筒型電池31との間の空間における空気の移動を少なくできるため、小通路板22の温度上昇を抑制できる。
図7に図示する構成では、小通路板22の代わりに平板73を配置している。平板73は、フラットな形状である。平板73は、第1の円筒型電池31から離間した位置に配置される。他の構成は、本実施例と同様である。この構成では、平板73と第1の円筒型電池31との間に流入した空気が第1の円筒型電池31に接触して温度上昇する。さらに、この温度上昇した空気が平板73に接触して、平板73の温度が上昇する。さらにまた、温度上昇した平板73の熱が、空気通路21を流れる空気に伝熱する。
これに対して、本実施例では、延出部22Aを設けることにより、小通路板22と第1の円筒型電池31との間に空気が流入するのを防止することができる。これにより、小通路板22と第1の円筒型電池31との間の空間における空気の移動を少なくできるため、小通路板22の温度上昇を抑制できる。
本発明は、角型電池にも適用することができる。また、本願発明は、キャパシタにも適用することができる。キャパシタは、活性炭と電解液との界面に発生する電気二重層を動作原理とした電気二重層キャパシタのことである。固体として活性炭、液体として電解液(希硫酸水溶液)を用いて、これを接触させるとその界面にプラス、マイナスの電極が極めて短い間隔を隔てて相対的に分布する。イオン性溶液中に一対の電極を浸して電気分解が起こらない程度に電圧を負荷させると、それぞれの電極の表面にイオンが吸着され、プラスとマイナスの電気が蓄えられる(充電)。外部に電気を放出すると、正負のイオンが電極から離れて中和状態に戻る。
蓄電装置の平面図である。 蓄電装置の斜視図である。 冷却構造の部分拡大図である。 比較例の冷却構造の部分拡大図である。 比較例の冷却構造の部分拡大図である。 比較例の冷却構造の部分拡大図である。 比較例の冷却構造の部分拡大図である。
符号の説明
1 蓄電装置
11 第1の蓄電群
12 第2の蓄電群
18A 蓄電群収容部
22A 延出部
23A 空気流入口
31 第1の円筒型電池
32 第2の円筒型電池
251A 空気排出口

Claims (7)

  1. 一端側に空気流入口、他端側に空気排出口を有する収容部と、
    前記収容部に収容され、複数の第1の蓄電素子を並設した第1の蓄電群と、
    前記収容部における前記第1の蓄電群よりも前記空気排出口に近い領域に収容され、複数の第2の蓄電素子を前記並設方向に並設した第2の蓄電群であって、前記並設方向に配置される前記第1の蓄電素子間の中間部に対応した位置に前記各第2の蓄電素子が配置された第2の蓄電群と、
    前記収容部に隣接配置され、前記並設方向に冷却用の空気が流れる空気通路と、
    それぞれが前記並設方向に直交する方向視で前記各第1の蓄電素子と重なる位置に配置され、前記収容部の外壁を兼ねるとともに前記空気通路を形成する複数の第1の通路板と、
    前記第1の通路板における前記並設方向の両端部から前記第1の蓄電群に向かってそれぞれ延びる延出部を備え、前記空気通路から、前記並設方向に対向する一対の前記延出部の隙間によって形成される前記空気流入口を介して前記収容部に流入する空気が、前記第1の通路板と前記第1の蓄電素子の外面との間に入り込むことを前記延出部により抑制する風向制御部と、
    を有することを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記延出部は、前記第1の通路板の両端部から、前記並設方向に直交する方向に延びる一対の延出部であることを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  3. 前記延出部は、前記第1の蓄電素子に対して非接触であることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第2の蓄電素子の周方向に沿って形成される冷却通路を形成するための第2の通路板を有し、
    前記第2の通路板は、前記収容部の外壁を兼ねることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の蓄電装置。
  5. 前記第2の通路板は、前記第2の蓄電素子の外周の一部に沿って設けられていることを特徴とする請求項に記載の蓄電装置。
  6. 前記第1の蓄電素子及び前記第2の蓄電素子は、円筒型形状であり、前記空気流入口を介して前記収容部に流入する空気は、並設された前記第1の蓄電素子間を通って、前記第1の蓄電素子間の中間部に対応する位置にある前記第2の蓄電素子に当たり、当該空気の進路は分岐し、
    一方の空気の進路は、前記並設方向に並設された2つの前記第1の蓄電素子のうちの一方の前記第1の蓄電素子と、前記第2の蓄電素子との間を通り、他方の空気の進路は、前記並設方向に並設された2つの前記第1の蓄電素子のうちの他方の前記第1の蓄電素子と、前記第2の蓄電素子との間を通り、
    各空気の進路は、前記各第1の蓄電素子と前記第2の蓄電素子との間を通った後、それぞれ前記第2の蓄電素子の外周面に沿って前記空気排出口側に進んで前記空気排出口に至ることを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の蓄電装置。
  7. 請求項1乃至のうちいずれか一つに記載の蓄電装置を搭載した車両。
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