JP5104185B2 - 車載器及び発話優先方法 - Google Patents
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Description
DSRCではコンテンツ情報の配信が可能であるため、ユーザは個々の好みに応じてセンター装置から多様なサービスの提供を受けることが可能となる。
この警告情報によれば、ユーザは実際の道路事情や車両走行速度に応じた信頼性の高い警告情報を受け取ることができる。
また、センター装置は、車載器から車両の進入速度の情報を取得可能であり、取得した進入速度の情報に基づいて危険であると判断した場合には、車載器に向けて警告情報を配信することができる(特許文献1、特許文献2参照)。
このような場合、ユーザは数秒間隔で同じ内容の音声案内を聞くことになってしまい、煩わしい。
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報に含まれるキーワードと前記案内情報に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる車載器が提供される。
請求項2に記載の発明によれば、
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記DSRC部及び前記カーナビ部のそれぞれに音声入力手段を備え、
前記制御手段は、前記音声入力手段を介して入力された音声情報を解析し、当該音声情報に含まれるキーワードと前記コンテンツ情報又は案内情報の何れか一方に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる車載器が提供される。
請求項3に記載の発明によれば、
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報及び前記車両の走行に関する案内情報に含まれるキーワードについて、重複するキーワードがあると判断した場合、重複するキーワードを含む内容については前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせるとともに、重複しないキーワードを含む内容については前記DSRC部及び前記カーナビ部の両者にそれぞれ音声出力を行わせる車載器が提供される。
発話優先設定の情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶された発話優先設定の情報に基づき、前記DSRC部による前記コンテンツ情報又は前記カーナビ部による前記案内情報の何れか一方を優先して音声出力を行わせる車載器が提供される。
前記制御手段は、前記センター装置から受信したコンテンツ情報が即時型の形式であるか否かを判断し、即時型であると判断した場合に、前記DSRC部によるコンテンツ情報を優先させて音声出力を行わせる車載器が提供される。
前記コンテンツ情報及び前記案内情報は、情報の分類を示す識別情報を含み、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報及び前記案内情報に含まれる前記識別情報を比較して両者の識別情報が同一であるか否かを判断し、同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる車載器が提供される。
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記コンテンツ情報に含まれるキーワードと前記案内情報に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる発話優先方法が提供される。
請求項8に記載の発明によれば、
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記DSRC部及び前記カーナビ部のそれぞれが備える音声入力手段を介して入力された音声情報を解析し、当該音声情報に含まれるキーワードと前記コンテンツ情報又は案内情報の何れか一方に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる発話優先方法が提供される。
請求項9に記載の発明によれば、
センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記コンテンツ情報及び前記車両の走行に関する案内情報に含まれるキーワードについて、重複するキーワードがあると判断した場合、重複するキーワードを含む内容については前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせるとともに、重複しないキーワードを含む内容については前記DSRC部及び前記カーナビ部の両者にそれぞれ音声出力を行わせる発話優先方法が提供される。
重複して同一内容の発話を行うことを防止することで、ユーザは同じ内容の発話を聞く煩わしさを解消することができる。
情報配信システム100は、車載器10、路側無線装置20、センター装置30により構成される。
また、小さな区画ごとに同じ5.8GHz帯域を利用するため、周波数資源を有効に利用することができる。更に、地域情報や気象情報など、ユーザのいる場所に密着したサービスを提供することができる。
対象車両Cは車載器10を備え、センター装置30と車載器10ごとに一対一で通信するべく低速走行又は停車しているものとする。対象車両Cが路側無線装置20と通信可能なエリア内にあるとき、路側無線装置20は車載器10と双方向に無線通信を開始する。なお、通信可能なエリアとは、上述したように、セル半径が数m〜数10m程度の領域である。
車載器10は、大別するとカーナビ部1、VICSモジュール2、DSRC部3、制御部4、音声入力部5、音声認識部6、音声出力部7により構成される。なお、一般にこれらを総称してITS車載器と呼ぶこともある。
なお、案内情報の形式には画像情報及び音声情報があるが、ここでは主として音声情報を示すものとする。
FM多重放送は、各地のFM放送局等の電波受信可能エリアであればどこでも受信可能である。
電波ビーコンは、2.4GHz帯の電波を利用して主に高速道路での情報提供のサービスを受信する。最大通信距離は70m程度であり、データ伝送速度は64kビット/秒と低い。(なお、2007年度から電波ビーコンが利用する周波数帯を2.4GHz帯から5.8GHz帯に移行し、DSRCと統一する計画がある。)DSRCを使うと、データ伝送速度は4Mビット/秒に高まり、双方向通信も可能となる。
また、制御部4は、発話する予定又は発話したコンテンツ情報と発話する予定又は発話した案内情報とを比較する処理を行う。
以下、制御部4が行うコンテンツ情報と案内情報との比較処理について、図5〜図7を参照して説明する。
図5に示す比較テーブルT1は記憶部1f又は記憶部3cに格納されている。比較テーブルT1は、DSRC部3が発話する予定のコンテンツ情報とこれからカーナビ部1が発話する予定の案内情報とを比較する際に参照される。
判断対象となるコンテンツ情報は、制御部4が比較処理を行う直近に、DSRC部3が路側無線装置20から受信して記憶部3cに記憶されているコンテンツ情報である。
制御部4は、記憶部3cに記憶されているコンテンツ情報及び記憶部1fに記憶されている案内情報のそれぞれからキーワードを抽出する。
制御部4は、比較テーブルT1において、コンテンツ情報及び案内情報の両者に同一のキーワードが含まれると判断した場合、両者の情報は略同一と判断する。図5の比較テーブルT1においてはキーワード「カーブ」が重複して用いられている。
そして、制御部4が略同一と判断した場合、「カーブ」についての発話はカーナビ部1又はDSRC部3の何れか一方により発話される。
図6に示す比較テーブルT2は記憶部1f又は記憶部3cに格納されている。比較テーブルT2は、過去において直近でDSRC部3から発話されたコンテンツ情報とこれからカーナビ部1が発話する予定の案内情報とを比較する際に参照される。
判断対象となるコンテンツ情報は、制御部4が比較処理を行う直近に、カーナビ部1が音声入力部5がDSRC部3から発話されたコンテンツ情報を受信したものである。
制御部4は、音声認識部6により受信したコンテンツ情報からキーワードを抽出する。
一方、制御部4は、カーナビ部1が生成した案内情報について、発話する前に比較テーブルT2に予め設定されているキーワードを含むか否かについて判断する。
制御部4は、比較テーブルT2において、コンテンツ情報及び案内情報の両者に同一のキーワードが含まれると判断した場合、両者の情報は略同一と判断する。図6の比較テーブルT2において、キーワード「カーブ」が重複して用いられている。
そして、制御部4が略同一と判断した場合、「カーブ」についての発話はカーナビ部1では発話されない。なお、後述する発話優先設定がカーナビ部1に設定されている場合は発話することとしてもよい。
図7に示す比較テーブルT3は記憶部1f又は記憶部3cに格納されている。比較テーブルT3は、直近でカーナビ部1から発話された案内情報とこれからDSRC部3が発話する予定のコンテンツ情報とを比較する際に参照される。
なお、重複したキーワードがある場合には、そのキーワードを含む音声情報をDSRC部3が発話することはない。ただし、後述する発話優先設定がDSRC部3に設定されている場合は発話するとしてもよい。
音声入力部5は、マイクロフォンが音声を集音して生成した音声信号(アナログ信号)を増幅し、サンプリングしてA/D変換することにより、入力音声情報(デジタル信号)を生成する。
音声認識処理について、音声認識部6は入力音声情報を解析してキーワードを抽出することで入力音声情報の内容を認識する。なお、抽出するキーワードは、上述した図5〜図7のテーブルにある所定のキーワードに限ったものとしてもよく、或いは入力音声情報に含まれている各単語の音声情報の全てをキーワードとしてもよい。また、制御部4が上述の音声認識処理を行うこととしてもよい。
以下の説明においては、音声認識部6が所定のキーワードに限ったものをキーワードとして抽出するものとする。
基本的な構成は、図3に示す第1の機能ブロック図と同様であるが、カーナビ部1とDSRC部3とがそれぞれ制御部1a、制御部3aの制御動作によって独立して動作する点が異なる。
また、カーナビ部1は、音声入力部1g、音声認識部1h、音声出力部1iを備え、DSRC部3は、音声入力部3g、音声認識部3h、音声出力部3iを備える。
以下、図3の第1の機能ブロック図に示す車載器10が行う処理動作について説明するが、図5の比較テーブルT1を参照する場合を除いて、図4の第2の機能ブロック図に示す車載器10についても同様の処理が可能である。
図8に、発話優先設定についての処理を示す。
発話優先設定とは、カーナビ部1により生成される案内情報とDSRC部3により受信されたコンテンツ情報との内容が重複する場合、どちらを優先的に発話するかについて定める情報である。
なお、発話優先設定は、ユーザが入力部1dを介して設定可能である。
制御部4は、対象車両Cがカーナビ部1による発話すべき地点(以下、「発話地点」という)に到達したか否かについて判断する(ステップS11)。
対象車両Cが発話地点に到達した場合(ステップS11;YES)、次に、制御部4は発話優先設定がカーナビ部1に設定されているか否かについて判断する(ステップS12)。なお、ここでの判断は、制御部4が図8において説明した発話優先設定に基づき行う。
また、DSRC部3側及びカーナビ部1側の何れもが未だ発話していない場合には、制御部4は図4における比較テーブルT1を参照して両者の音声情報からキーワードを比較することとしてもよい。なお、比較テーブルT1を参照可能とするのは、図3に示した第1の機能ブロック図による車載器10に限られる。
コンテンツ情報には、上述した蓄積型又は即時型を示す情報が含まれるものとする。
発話優先設定がDSRC部3に設定されおり、発話内容が重複する場合には、コンテンツ情報が発話されるため案内情報は発話されない。
発話優先設定がカーナビ部1に設定されている場合又はコンテンツ情報と案内情報の内容が重複しない場合は、カーナビ部1が案内情報を発話することで本処理は終了する。
本処理における前提として、車載器10を搭載した対象車両Cが蓄積型のコンテンツ情報を表示すべき地点(以下、「表示地点」という)又は発話地点に到達したものとする。
一方、コンテンツ情報に表示すべき画像情報が含まれない場合(ステップS21;NO)、制御部4は発話すべき音声情報が記憶部3cに記憶されているか否かについて判断する(ステップS23)。
ここで、絶対発話情報とは発話優先設定(図8参照)に拘らず、発話地点において必ず発話される情報をいう。
以下、まずは音声情報が記憶部3cに記憶されている場合(ステップS23;YES)について述べる。
一方、絶対発話情報でない場合(ステップS24;NO)、制御部4は発話優先設定がカーナビ部1に設定されているか否かについて判断する(ステップS26)。
一方、発話優先設定がカーナビ部1に設定されている場合(ステップS26;YES)、制御部4はDSRC部3に音声情報の文字列解析処理を実行させる(ステップS27)。
なお、音声情報の文字列解析処理については公知技術であるため詳細な説明は省略するが、ここではTTS(Text To Speech)と呼ばれる音声合成技術を用いるものとする。
なお、このとき制御部4が行う比較処理については、図7に示す比較テーブルT3を参照する。
また、DSRC部3側及びカーナビ部1側の何れもが未だ発話していない場合には、制御部4は図4における比較テーブルT1を参照して両者の音声情報からキーワードを比較することとしてもよい。なお、比較テーブルT1を参照可能とするのは、図3に示した第1の機能ブロック図による車載器10に限られる。
一方、重複するキーワードがある場合(ステップS28;YES)、制御部4はDSRC部3に音声情報を発話させず、次に対象車両Cが表示地点又は発話地点に到達するまで待機させる。
ステップS23に戻り、発話地点において発話すべき音声情報が記憶部3cに記憶されていない場合(ステップS23;NO)、制御部4は路側無線装置20からコンテンツ情報を受信するまで待機する(ステップS29;NO)。
一方、画像情報が即時型でない場合(ステップS31;NO)、つまり蓄積型である場合には、制御部4はこの画像情報を記憶部3cに記憶する(ステップS33)。記憶された蓄積型の画像情報は、対象車両Cが表示地点付近に到達した際に表示されることとなる(ステップS21、S22参照)。
一方、コンテンツ情報に音声情報が含まれる場合(ステップS34;YES)、制御部4はこの音声情報が即時型であるか否かについて判断する(ステップS35)。
一方、音声情報が即時型でない場合(ステップS35;NO)、つまり蓄積型である場合には、制御部4はこの音声情報を記憶部3cに記憶する(ステップS37)。
発話優先設定がカーナビ部1に設定されており、発話内容が重複する場合には、案内情報が発話されるためコンテンツ情報に含まれる音声情報は発話されない。
発話優先設定がDSRC部3に設定されている場合又はコンテンツ情報に含まれる音声情報と案内情報との内容が重複しない場合は、DSRC部3が音声情報を発話することで本処理は終了する。
なお、上述の処理では、DSRC部3とカーナビ部1とにおいて、主として音声情報が重複した場合についての処理を説明しているが、必ずしも音声情報に限らない。例えば、画像情報が重複する場合には、DSRC部3又はカーナビ部1による何れか一方の画像情報を表示させることとしてもよい。この場合、画像情報を比較する比較処理については、制御部4が予め定められた画像解析のアルゴリズムから判断することとすればよい。
10 車載器
20 路側無線装置
30 センター装置
1 カーナビ部
2 VICSモジュール
3 DSRC部
4、1a、3a 制御部
C 対象車両
Claims (9)
- センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報に含まれるキーワードと前記案内情報に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる車載器。 - センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記DSRC部及び前記カーナビ部のそれぞれに音声入力手段を備え、
前記制御手段は、前記音声入力手段を介して入力された音声情報を解析し、当該音声情報に含まれるキーワードと前記コンテンツ情報又は案内情報の何れか一方に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる車載器。 - センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器において、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御手段を備え、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報及び前記車両の走行に関する案内情報に含まれるキーワードについて、重複するキーワードがあると判断した場合、重複するキーワードを含む内容については前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせるとともに、重複しないキーワードを含む内容については前記DSRC部及び前記カーナビ部の両者にそれぞれ音声出力を行わせる車載器。 - 発話優先設定の情報を記憶する記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶された発話優先設定の情報に基づき、前記DSRC部による前記コンテンツ情報又は前記カーナビ部による前記案内情報の何れか一方を優先して音声出力を行わせる請求項1〜3の何れか一項に記載の車載器。 - 前記制御手段は、前記センター装置から受信したコンテンツ情報が即時型の形式であるか否かを判断し、即時型であると判断した場合に、前記DSRC部によるコンテンツ情報を優先させて音声出力を行わせる請求項1〜4の何れか一項に記載の車載器。
- 前記コンテンツ情報及び前記案内情報は、情報の分類を示す識別情報を含み、
前記制御手段は、前記コンテンツ情報及び前記案内情報に含まれる前記識別情報を比較して両者の識別情報が同一であるか否かを判断し、同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる請求項1〜5の何れか一項に記載の車載器。 - センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記コンテンツ情報に含まれるキーワードと前記案内情報に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる発話優先方法。 - センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記DSRC部及び前記カーナビ部のそれぞれが備える音声入力手段を介して入力された音声情報を解析し、当該音声情報に含まれるキーワードと前記コンテンツ情報又は案内情報の何れか一方に含まれるキーワードとを比較して重複するキーワードがあると判断した場合、前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる発話優先方法。 - センター装置と無線通信し、当該センター装置からコンテンツ情報を受信して音声出力するDSRC部及び車両の走行に関する案内情報を音声出力するカーナビ部を有する車載器における発話優先方法であって、
前記コンテンツ情報及び前記案内情報に基づいて、両者が略同一の内容か否かを判断し、略同一であると判断した場合には前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせる制御工程を含み、
前記制御工程では、前記コンテンツ情報及び前記車両の走行に関する案内情報に含まれるキーワードについて、重複するキーワードがあると判断した場合、重複するキーワードを含む内容については前記DSRC部又は前記カーナビ部の何れか一方により音声出力を行わせるとともに、重複しないキーワードを含む内容については前記DSRC部及び前記カーナビ部の両者にそれぞれ音声出力を行わせる発話優先方法。
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