JP5103128B2 - 電子的広告媒体経由の取引システム - Google Patents

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Description

本発明は、株式等の売買の取引システムに係り、特に、広告経由で広告主(企業)の株式等の取引を容易にする取引システムに関する。
企業は、企業IR(Investor Relations)サイト等を利用して宣伝している。
そして、企業名を指定することにより株式売買取引が行われている。
また、インターネットのバナー広告等により企業の商品を宣伝している。
尚、バナー広告の広告方法としては、特開2002−133282「インターネットのホームページにおけるバナー広告の広告方法」(特許文献1)がある。
この先行技術は、バナー広告を通して商品販売が為されたとき、成功報酬をホームページ運営者に支払インターネットのホームページにおけるバナー広告の広告方法である。
また、テレビコマーシャルから金融取引を実行するシステムとして、特開2001−184446「金融取引管理システム、金融取引管理装置、金融取引指示装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ」(特許文献2)がある。
この先行技術は、テレビコマーシャルを放送し、それを受信した家庭の受信装置が金融取引の指示を行うと、金融取引を実行する金融取引管理システムである。
特開2002−133282号公報 特開2001−184446号公報
しかしながら、消費者は企業名より商品・ブランドイメージによる認知の高い企業もあり、直接企業名によって株式取引を行う動機付けが弱いことがあるという問題があった。
また、企業広告を消費者が目にする機会と株式取引ができる機会とが異なるため、企業広告からスムーズに株式取引へ移行できないという問題があった。
また、企業IRが株式取得を検討する顧客に対して十分に生かされていないという問題があった。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであり、広告経由で企業の株式取引を容易に行うことができる取引システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、顧客装置から広告主サーバが提供する広告にアクセスし、取引の指示が為されると接続されて取引を実現させる証券会社サーバを有する取引システムであって、証券会社サーバが、少なくとも制御部、記憶部を備え、記憶部には、複数の証券取引所における取引の開始と終了、接続先を記憶する証券取引所立会時間テーブルと、広告主サーバから受信した証券コード、バナー識別子を受信日時と共に記憶する受信記録テーブルとを備え、制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、接続先判定手段と、私設取引移行手段とを備え、接続先判定手段が、広告主サーバから証券コード、バナー識別子を受信した受信日時が顧客装置で指定された証券取引所における取引時間内であるか否かを証券取引所立会時間テーブルを参照して判定し、取引時間内であれば、証券取引所立会時間テーブルにおける対応する接続先の情報に基づいて顧客装置を証券取引所サーバに接続し、私設取引移行手段が、取引時間外であれば、記憶部に記憶するアドレスの私設取引サイトに顧客装置を接続すると共に受信した証券コードの銘柄についての取引画面を顧客装置の表示部に表示出力することを特徴とする。
本発明は、上記取引システムにおいて、証券会社サーバに接続する広告主サーバが、少なくとも制御部、記憶部を備え、記憶部には、顧客装置に表示される広告内容が記憶され、証券会社サーバの接続先の情報、広告主企業の証券コードと広告のバナー識別子を記憶してあり、制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、広告内容表示手段と、取引サイト接続手段とを備え、広告内容表示手段が、顧客装置の表示部に記憶部に記憶した広告内容を表示出力し、取引サイト接続手段が、表示出力された広告内容の表示画面において取引指示が顧客装置から入力されると、記憶部に記憶された証券会社サーバの接続先の情報を取得し、顧客装置を証券会社サーバに接続させると共に、記憶部に記憶された証券コード及びバナー識別子を証券会社サーバに送信することを特徴とする。
本発明は、上記取引システムにおいて、証券会社サーバの記憶部には、顧客のユーザ識別子とパスワードが対応付けて記憶されており、証券会社サーバの制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、ログイン手段と、ユーザ認証手段とを備え、ログイン手段が、広告主サーバから証券会社サーバに接続される際に、顧客装置の表示部にログイン画面を表示してユーザ識別子とパスワードの入力を促し、ユーザ認証手段が、ログイン画面で入力されたユーザ識別子及びパスワードと記憶部に記憶されたユーザ識別子及びパスワードを比較して適正であるか否かを判定し、適正であれば接続先判定手段を動作させ、不適正であれば顧客装置の表示部に口座開設画面を表示出力することを特徴とする。
本発明は、上記取引システムにおいて、証券会社サーバの記憶部には、広告主企業名に関連する広告内容のコンテンツ番号とバナー識別子を対応付けて記憶するバナー識別子テーブルと、広告主企業名に対応する証券コードを記憶する証券コードテーブルとを備え、証券会社サーバの制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、取引寄与広告統計処理手段を備え、取引寄与広告統計処理手段が、受信記録テーブルに記憶した証券コード、バナー識別子、時刻を参照して、証券コードテーブルで証券コードから広告主企業名を特定し、バナー識別子テーブルでバナー識別子から広告内容のコンテンツ番号を特定し、特定期間における特定企業の広告経由別の私設取引サイトへのアクセス件数を演算する統計処理を行うことを特徴とする。
本発明は、上記取引システムにおいて、顧客装置が、ネットワークに接続して広告を表示させるコンピュータ、携帯電話機、個人情報端末等の端末装置、又は、放送している番組に関連するサイトにアクセスして広告を表示する双方向テレビであることを特徴とする。
本発明によれば、証券会社サーバの制御部によって実現される接続先判定手段が、広告主サーバから証券コード、バナー識別子を受信した受信日時が顧客装置で指定された証券取引所における取引時間内であるか否かを証券取引所立会時間テーブルを参照して判定し、取引時間内であれば、証券取引所立会時間テーブルにおける対応する接続先の情報に基づいて顧客装置を証券取引所サーバに接続し、私設取引移行手段が、取引時間外であれば、記憶部に記憶するアドレスの私設取引サイトに顧客装置を接続すると共に受信した証券コードの銘柄についての取引画面を顧客装置の表示部に表示出力する取引システムとしているので、広告経由で企業の株式取引を容易に行うことができる効果がある。
本発明によれば、証券会社サーバの制御部によって実現される取引寄与広告統計処理手段が、受信記録テーブルに記憶した証券コード、バナー識別子、時刻を参照して、証券コードテーブルで証券コードから広告主企業名を特定し、バナー識別子テーブルでバナー識別子から広告内容のコンテンツ番号を特定し、特定期間における特定企業の広告経由別の私設取引サイトへのアクセス件数を演算する統計処理を行う上記取引システムとしているので、広告主に対する広告経由の取引状況を報告できる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る取引システムは、顧客装置が企業の広告から株式取引を選択すると、広告を表示する広告主サーバは、証券会社サーバに接続して証券コード、バナーIDを送信し、証券会社サーバは、ログイン処理を行い、証券取引所の営業(取引)時間内であれば証券取引所のサーバに接続し、取引所取引時間外であって、PTS取引時間中であれば、PTS取引サイトに接続してPTS取引処理を行うものであり、証券取引所の営業時間外の夜間は、顧客が企業の商品広告に接する機会が多く、その時間帯に広告から株式取引に容易に移行できる効果がある。
[本システムの概要]
本発明の実施の形態に係る取引システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る取引システムの全体構成図である。
本発明の実施の形態に係る取引システム(本システム)は、図1に示すように、証券会社サーバ1と、広告主サーバ2と、証券取引所サーバ3と、顧客装置4とを基本的に有している。
尚、上記各サーバは、コンピュータによって実現され、制御部、主メモリ、記憶部、ネットワークに接続するインタフェース部を基本的に備えている。
また、広告主サーバ2、証券取引所サーバ3,顧客装置4は、通常、ネットワークに複数接続している。
[各部]
[証券会社サーバ1]
証券会社サーバ1は、PTS取引サイトを提供するサーバであり、顧客(ユーザ)にログインさせ、証券取引所が開いている時間帯(取引時間内)であれば、証券取引所サーバ3に接続し、当該時間帯でない場合には、PTS取引サイトでの取引に移行し、取引処理を実行する。
また、証券会社サーバ1は、広告主サーバ2経由で接続された場合に、特定期間に特定広告経由でPTS取引サイトに接続(アクセス)した回数を集計し、株式取引に寄与した広告の統計を演算する。
尚、ここでいうPTS(Proprietary Trading System)とは、私設取引のことである。
[広告主サーバ2]
広告主サーバ2は、広告主の広告又はIR情報を提供するものであり、広告表示画面又はIR表示画面で「取引」の指示が入力されると、証券会社サーバ1に接続すると共に、証券会社サーバ1に証券コード、バナーID(識別子)を送信する。IR表示画面にもバナーIDを付与するものとする。
尚、ここでいう証券コードとは国内株式では銘柄コードであり、国内外の証券を問わない。
[証券取引所サーバ3]
証券取引所サーバ3は、証券取引所が営業(取引)している時間帯に証券取引サイトを提供し、取引処理を実行する。証券取引所サーバ3は、国内外の複数の取引所に応じて複数設置されている。
[顧客装置4]
顧客装置4は、顧客のパーソナルコンピュータ(PC)、双方向テレビ、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)等のネットワークに接続可能な端末装置である。
顧客装置4がPC、携帯電話機、PHS、PDAの場合、インターネットに接続してバナー広告を表示し、当該広告等の表示が指示されると、広告主サーバ2が提供する詳細な広告をその表示画面に表示する。
また、顧客装置4が双方向テレビであれば、放送している番組に関連するサイトにアクセスして商品に関する情報を表示させ、当該情報を選択すると、広告主サーバ2が提供する詳細な広告をその表示画面に表示する。
また、顧客装置4は、広告主サーバ2が提供する企業のIRページにアクセスして、当該ページから証券会社サーバ1に接続することもできる。
[各部詳細]
[証券会社サーバ1]
証券会社サーバ1は、図1に示すように、内部構成として、制御部11と、主メモリ12と、記憶部13と、インタフェース部14とを基本的に有している。
記憶部13は、処理に必要なプログラム、各種テーブル、データ等を記憶する。
主メモリ12は、ワークメモリであり、記憶部13からロードされたプログラムが展開され、実行可能とするものである。
制御部11は、記憶部13に記憶された処理プログラムをロードして主メモリ12に展開し、以下の処理手段を実行可能とするものである。
[各種テーブル]
次に、記憶部13に記憶される各種テーブルについて図2〜図5を参照しながら説明する。図2は、証券取引所立会時間テーブルの概略図であり、図3は、バナーIDテーブルの概略図であり、図4は、証券コードテーブルの概略図であり、図5は、広告主サーバから受信された内容を記憶する受信記録テーブルの概略図である。
[証券取引所立会時間テーブル:図2]
証券取引所立会時間テーブルは、図2に示すように、顧客からの要求によって証券会社サーバ1が接続する証券取引所サーバ3の接続先と証券取引所立会時間(取引開始と終了時間)が記憶されている。
証券取引所立会時間テーブルは、制御部11によって現在の時刻が顧客が接続を希望する証券取引所の立会時間内であるか否かの判定に利用され、立会時間内であれば、対応する接続先が参照されて接続処理が為される。
[バナーIDテーブル:図3]
バナーIDテーブルは、図3に示すように、広告主(会社IR)の広告のコンテンツ番号に対するバナーIDを記憶するテーブルである。バナーIDテーブルは、取引寄与広告の統計処理に利用される。
[証券コードテーブル:図4]
証券コードテーブルは、図4に示すように、広告主(会社IR)の会社名と証券コードを対応付けて記憶するテーブルである。証券コードテーブルは、取引寄与広告の統計処理に利用される。
[受信記録テーブル:図5]
受信記録テーブルは、図5に示すように、広告主サーバ2から送信された証券コード、バナーIDを受信時刻と共に記憶するテーブルである。受信記録テーブルに記憶された証券コードを基にPTS取引サイトにおける当該銘柄の取引に移行する。また、受信記録テーブルは、取引寄与広告の統計処理にも利用される。
[各種手段]
制御部11によって、実現される処理手段は、ログイン手段、ユーザ認証手段、接続先判定手段、PTS取引移行手段、取引寄与広告統計処理手段等である。
[ログイン手段]
ログイン手段は、広告主サーバ2から証券会社サーバ1に対して接続要求があると、顧客装置4の表示部にログイン画面を表示する手段であり、ユーザIDとパスワードの入力を促す。
[ユーザ認証手段]
ユーザ認証手段は、証券会社サーバ1の記憶部13に顧客のユーザIDとパスワードを対応付けて記憶しており、ログイン手段が提供したログイン画面で入力されたユーザIDとパスワードが適正であるか否かを判定し、適正であれば(ユーザ認証が為されたら)、接続先判定手段を動作させ、不適正であれば、顧客に対する口座開設画面を表示し、口座開設を促す。
[接続先判定手段]
接続先判定手段は、ユーザ認証が為されると、現在の時刻が、ユーザが取引を希望する証券取引所の営業(取引)時間内であるか否かを図2の証券取引所立会時間テーブルの取引所及び取引時間(前場、後場)を参照して判定し、取引希望の証券取引所の取引時間内であれば、証券取引所立会時間テーブルの接続先の情報を参照して該当する証券取引所サーバ3に接続し、時間外であれば、PTS取引移行手段を起動する。
尚、ユーザ認証が為されると、顧客装置4の表示部にいずれの証券取引所で取引を顧客が希望するのか選択できるようになっており、顧客は、その表示画面で希望の証券取引所を選択して特定することになる。
[PTS取引移行手段]
PTS取引移行手段は、現在の時刻が、顧客が取引を希望する証券取引所の営業時間外である場合に、記憶部13に記憶されたPTS取引サイトのアドレスを参照してPTS取引サイトに移行し、広告主サーバ2から送信された証券コード、バナーID、時刻を記憶部13の受信記録テーブルに記憶する。
そして、PTS取引移行手段は、受信した証券コードを基に、当該コードに対応する株式取引の画面を表示し、取引を実行させる。
[取引寄与広告統計処理手段]
取引寄与広告統計処理手段は、PTS取引移行手段が記憶部13の受信記録テーブルに記憶した証券コード、バナーID、時刻を利用して、更に、バナーIDテーブル、証券コードテーブルを参照して、特定期間における特定企業の広告経由別のPTS取引サイトへのアクセス件数を演算し、統計処理を行う。
特定企業の情報は、受信記録テーブルに記憶された証券コードを基に証券コードテーブルを参照して企業名を判別し、広告経由の情報は、受信記録テーブルに記憶されたバナーIDを基にバナーIDテーブルを参照して判別するようになっている。
また、統計処理は、どの広告を経由したものが多いかを示すランキング、全体における経由広告の割合(%)、また、アクセスの多い時間帯等を算出する。これは特定期間におけるアクセス件数として算出できる。このようにして得られた統計結果は、広告主に対する広告経由の取引状況をレポートする材料となるものである。
[広告主サーバ2]
広告主サーバ2は、証券会社サーバ1と同様なコンピュータで構成され、記憶部に記憶されたプログラムを制御部がロードして主メモリに展開することで、広告内容表示手段と、取引サイト接続手段等を実現可能とするものである。
[広告内容表示手段]
広告内容表示手段は、顧客装置4からバナー広告の表示を指示されることで広告主サーバ2へ接続されると、記憶部に記憶された対応する商品又はサービスの広告内容を表示する。よって、広告主サーバ2の記憶部には、表示出力する広告内容のコンテンツがコンテンツ番号と共に記憶されている。
表示される広告内容には、「取引」のボタンも表示されている。
[取引サイト接続手段]
取引サイト接続手段は、広告内容における「取引」ボタンがクリック(取引指示)されると、処理が開始され、記憶部に記憶された証券会社サーバ1の接続先の情報を取得し、顧客装置4を証券会社サーバ1に接続させる。具体的には、証券会社サーバ1における取引サイトにアクセスするものである。
次に、取引サイト接続手段は、取引サイトにアクセスした際に、広告内容の「取引」ボタンに付与された証券コード、バナーIDを証券会社サーバ1に送信する。従って、広告主サーバ2の記憶部には、「取引」ボタンに対応付けて証券コード、バナーIDが記憶されている。
尚、バナーIDと広告内容のコンテンツ番号とは1対1に対応付けられるものである。
[全体の処理]
本システムにおける処理の概要は、顧客装置4が広告に関する情報から広告主サーバ2にアクセスして広告内容を表示し、その中で「取引」を指示すると、広告主サーバ2は、顧客装置4を証券会社サーバ1に接続させると共に、証券コード、バナーIDを送信する。
証券会社サーバ1は、顧客装置4に対してログイン画面を表示し、ユーザ認証が得られると、顧客が取引を希望する証券取引所の営業時間内か否かを判定し、営業時間内であれば、証券取引所サーバ3に顧客装置4を接続させる。
また、営業時間外であれば、証券会社サーバ1は、PTS取引サイトに移行して取引を実行させる。
また、証券会社サーバ1は、定期的に統計処理を行い、取引に寄与した広告についての情報を取得する。
[証券会社サーバでの処理:図6]
次に、本システムにおける証券会社サーバ1における処理について図6を参照しながら説明する。図6は、証券会社サーバの処理を示すフローチャートである。
証券会社サーバ1の制御部11における処理は、図6に示すように、広告主サーバ2からのアクセスがあると、顧客装置4にログイン画面を表示する(S1)。尚、処理S1は、ログイン手段が実行するものである。
ログイン画面において、入力されたユーザIDとパスワードが適正であるか否か判定し(S2)、適正でなければ(Noの場合)、口座開設画面を表示する(S3)。
そして、口座開設の指示が入力されたか否かを判定し(S4)、指示が入力されなければ(Noの場合)、処理を終了し、指示が入力されれば(Yesの場合)、口座開設の処理を行い(S5)、処理を終了する。
判定処理S2で、入力されたユーザIDとパスワードが適正である場合(Yesの場合)、ユーザ認証の処理が為される(S6)。尚、処理S2〜S6は、ユーザ認証手段が実行するものである。
次に、証券取引所営業時間内か否かの判定を行い(S7)、営業時間内であれば(Yesの場合)、証券取引所取引サイトへ接続する処理を行う(S8)。
また、証券取引所営業時間外であれば(Noの場合)、PTS取引サイトへ接続する処理を行う(S9)。尚、処理S7〜S9は、接続先判定手段が実行するものである。
そして、PTSにおける取引画面を表示する処理を行い(S10)、更に取引完了か否かを判定し(S11)、取引が完了すると(Yesの場合)、処理を終了する。尚、処理S10〜S11は、PTS取引移行手段が実行するものである。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、広告経由で株式取引に容易に移行できるため、企業はその企業宣伝と合わせて、商品ブランドと企業をリンクさせて株主拡大を図ることができる効果がある。
本システムによれば、顧客は企業の宣伝、広告などのイメージから直接株式取引のサイトに接続でき、更に証券会社が行うマーケットメイクによって、成立確率の高い取引を実現できる効果がある。
また、本システムによれば、取引所の取引時間外である夜間は、顧客にとって企業宣伝を目にすることが多い時間帯になるが、その時間帯にPTSを利用して取引ができる効果がある。
また、証券会社は、広告主である企業の株式売買の場所を提供し、取引寄与統計処理により統計結果を企業に提供することにより、企業との契約フィーを獲得することが可能であり、その収益によって顧客手数料を低く抑えることができ、取引を増大させる効果がある。
また、本システムによれば、取引寄与広告統計処理手段により特定期間における特定企業の広告経由別でPTS取引サイトへのアクセス件数が演算されるようになっているので、広告主に対する広告経由の取引状況を報告できる効果がある。
本発明は、広告経由で企業の株式取引を容易に行うことができる取引システムに好適である。
本発明の実施の形態に係る取引システムの全体構成図である。 証券取引所立会時間テーブルの概略図である。 バナーIDテーブルの概略図である。 証券コードテーブルの概略図である。 広告主サーバから受信された内容を記憶する受信記録テーブルの概略図である。 証券会社サーバの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…証券会社サーバ、 2…広告主サーバ、 3…証券取引所サーバ、 4…顧客装置、 11…制御部、 12…主メモリ、 13…記憶部、 14…インタフェース部

Claims (5)

  1. 顧客装置から広告主サーバが提供する広告にアクセスし、取引の指示が為されると接続されて取引を実現させる証券会社サーバを有する取引システムであって、
    前記証券会社サーバが、少なくとも制御部、記憶部を備え、
    前記記憶部には、複数の証券取引所における取引の開始と終了、接続先を記憶する証券取引所立会時間テーブルと、前記広告主サーバから受信した証券コード、バナー識別子を受信日時と共に記憶する受信記録テーブルとを備え、
    前記制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、接続先判定手段と、私設取引移行手段とを備え、
    前記接続先判定手段が、前記広告主サーバから証券コード、バナー識別子を受信した受信日時が前記顧客装置で指定された証券取引所における取引時間内であるか否かを前記証券取引所立会時間テーブルを参照して判定し、取引時間内であれば、前記証券取引所立会時間テーブルにおける対応する接続先の情報に基づいて前記顧客装置を証券取引所サーバに接続し、
    前記私設取引移行手段が、取引時間外であれば、前記記憶部に記憶するアドレスの私設取引サイトに前記顧客装置を接続すると共に受信した証券コードの銘柄についての取引画面を前記顧客装置の表示部に表示出力することを特徴とする取引システム。
  2. 証券会社サーバに接続する広告主サーバが、少なくとも制御部、記憶部を備え、
    前記記憶部には、顧客装置に表示される広告内容が記憶され、証券会社サーバの接続先の情報、広告主企業の証券コードと広告のバナー識別子を記憶してあり、
    前記制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、広告内容表示手段と、取引サイト接続手段とを備え、
    前記広告内容表示手段が、顧客装置の表示部に前記記憶部に記憶した広告内容を表示出力し、
    前記取引サイト接続手段が、表示出力された広告内容の表示画面において取引指示が前記顧客装置から入力されると、前記記憶部に記憶された証券会社サーバの接続先の情報を取得し、前記顧客装置を前記証券会社サーバに接続させると共に、前記記憶部に記憶された証券コード及びバナー識別子を前記証券会社サーバに送信することを特徴とする請求項1記載の取引システム。
  3. 証券会社サーバの記憶部には、顧客のユーザ識別子とパスワードが対応付けて記憶されており、
    前記証券会社サーバの制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、ログイン手段と、ユーザ認証手段とを備え、
    前記ログイン手段が、広告主サーバから前記証券会社サーバに接続される際に、顧客装置の表示部にログイン画面を表示してユーザ識別子とパスワードの入力を促し、
    前記ユーザ認証手段が、前記ログイン画面で入力されたユーザ識別子及びパスワードと前記記憶部に記憶されたユーザ識別子及びパスワードを比較して適正であるか否かを判定し、適正であれば接続先判定手段を動作させ、不適正であれば前記顧客装置の表示部に口座開設画面を表示出力することを特徴とする請求項1又は2記載の取引システム。
  4. 証券会社サーバの記憶部には、広告主企業名に関連する広告内容のコンテンツ番号とバナー識別子を対応付けて記憶するバナー識別子テーブルと、広告主企業名に対応する証券コードを記憶する証券コードテーブルとを備え、
    前記証券会社サーバの制御部が、処理プログラムを動作させて実現する手段として、取引寄与広告統計処理手段を備え、
    前記取引寄与広告統計処理手段が、受信記録テーブルに記憶した証券コード、バナー識別子、時刻を参照して、証券コードテーブルで証券コードから広告主企業名を特定し、前記バナー識別子テーブルでバナー識別子から広告内容のコンテンツ番号を特定し、特定期間における特定企業の広告経由別の私設取引サイトへのアクセス件数を演算する統計処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の取引システム。
  5. 顧客装置が、ネットワークに接続して広告を表示させるコンピュータ、携帯電話機、個人情報端末等の端末装置、又は、放送している番組に関連するサイトにアクセスして広告を表示する双方向テレビであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の取引システム。
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