JP5100747B2 - 移動通信システムで使用される基地局装置、ユーザ装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムで使用される基地局装置、ユーザ装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、下りリンクにおいて直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を適用する移動通信システムに関し、特に送信信号のサブキャリアへのマッピングを効果的に行う基地局装置、ユーザ装置及びマッピング方法に関する。
W−CDMAやHSDPAの後継となる通信方式、すなわちロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が、W−CDMAの標準化団体3GPPにより検討され、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDM、上りリンクについてはSC−FDMA(Single-Carrier Frequency Division Multiplexing)が検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式であり、サブキャリアを周波数上に、一部重なりあいながらも互いに干渉することなく密に並べることで、高速伝送を実現し、周波数の利用効率を上げることができる。
SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。SC−FDMAでは、送信電力の変動が小さくなる特徴を持つことから、端末の低消費電力化及び広いカバレッジを実現できる。
一般に、移動体通信では、チャネル推定や無線品質の測定に用いるためのパイロット信号が存在し、このパイロット信号はLTEでは下りリファレンス信号(DL RS:Downlink Reference Signal)と呼ばれる。
LTEにおける下りリファレンス信号は二次元系列で表現され、二次元の直交系列(Orthogonal Sequence)と二次元の擬ランダム系列(Pseudo Random Sequence)とで構成される。リファレンス信号の物理リソースへのマッピング(サブキャリア番号)は、以下の式で表される(例えば、非特許文献2参照)。
Figure 0005100747
ここで、kはサブキャリア番号を示し、lはOFDMシンボル番号を示し、iはスロット番号を示す。また、
Figure 0005100747
である。m, nは次のような整数値をとる。
Figure 0005100747
ここで、
Figure 0005100747
は、システム帯域におけるサブキャリア数であり、システム帯域幅が5MHzの場合には300、システム帯域幅が10MHzの場合には600、システム帯域幅が20MHzの場合には1200である。また、pはアンテナポート番号を示し、1アンテナしか使用しない場合はp=0であるが、4アンテナ使用可能な場合は、p=0,1,2,3の値をとり得る。
上記の数式でνの値は次式のように決定される。
Figure 0005100747
ここで、fhop(j)はセル固有の整数の系列であり、下りリファレンス信号のサブフレーム毎に又はスロット毎に変わるホッピングパターンを表す。すなわち、セル毎にfhop(j)を変更することで、下りリファレンス信号をセル毎に異なるサブキャリアにマッピングすることが可能になる。1無線フレーム(Radio Frame)におけるサブフレームの数が10の場合には、jの値は、0,1,2,…,9となる。すなわち、fhop(j)は10個の要素を持つ系列となる。
なお、fhop(j)は、時間によらない固定値としてもよい。そのような固定値をセル毎に設定した場合、下りリファレンス信号は、セル毎に異なる固定値だけシフトしたマッピングとなる。
図1A及び図1Bはリファレンス信号のマッピング例を示す。アンテナポート番号を0番(p=0)とし、かつ、fhop(j)の要素を常に0とした場合の物理リソースへのマッピング(図1A)と、アンテナポート番号を0番(p=0)とし、かつ、fhop(j) の要素を常に2とした場合の物理リソースへのマッピング(図1B)とが示されている。図示されているように前者の場合は、最初のOFDMシンボル(l = 0)において、k = 6×j (j: 0以上の整数)番目のサブキャリアに下りリファレンス信号がマッピングされている。しかし、後者の場合には最初のOFDMシンボル(l = 0)において、k = 6×j+2 (j: 0以上の整数)番目のサブキャリアに下りリファレンス信号がマッピングされている。尚、図1A及び図1Bにおいては、1スロットあたりのOFDMシンボル数が6である場合を示しているが、代わりに、1スロットあたりのOFDMシンボル数が7である場合にも、上述したfhop(j)に基づいたマッピング動作に関しては、同様の動作が適用される。
図1A及び図1Bにおいては、fhop(j) の要素を常に0とした場合と、fhop(j) の要素を常に2とした場合の2つの例を示しているが、実際の移動通信システムにおいては、非常に多くのセルが存在し、その各セルの系列fhop(j)が互いに異なるように設定されなければならない。この場合、fhop(j) の要素を常に固定の値としただけでは、各セルの系列fhop(j)が互いに異なるように設定することは困難になる。
上記各セルの系列fhop(j)の設定方法として、例えば、セルグループのIDと、系列fhop(j)とを関連づけることが提案されている(たとえば、非特許文献3参照)。この場合、セルグループのIDが0から5の場合には、fhop(j)の各要素は常に固定の値となり、セルグループのIDが6から169の場合には、fhop(j)の要素毎に異なる値が設定される。そして、上記セルグループのIDに関連づけられた170個の系列fhop(j)は、互いに異なるように設定される。但し、系列fhop(j)の各要素は、できる限り互いに異なるように設定されているものの、一部は同一の値が設定されることになる。
3GPP TR 25.814 (V7.0.0), "Physical Layer Aspects for Evolved UTRA," June 2006 3GPP TR 36.211 (V0.3.1), "Physical Channels and Modulation," November 2006 R1-070894, Cell-specific integer sequences for frequency positioning of DL RS, February, 2007
上述したように、セル固有の系列fhop(j)は、下りリファレンス信号のサブフレーム毎に又はスロット毎に変わるホッピングパターンを表し、互いに異なるように設定されなければならない。
非特許文献3において提案されている方法では、セル固有の系列fhop(j)は、セルグループのIDと関連付けられ、各要素が常に固定の値からなる6個の系列と、各要素の値が固定ではない164個の系列からなる。そして、これらの170個の系列fhop(j)は、互いに異なるように設定されている。
しかしながら、非特許文献3では、170個の系列fhop(j)は、系列の各要素が互いにできる限り異なるように定義されているものの、必ずしも全ての要素が異なる状態にはなっていない。伝送特性の観点からは、例えば、隣接する2つのセルの系列fhop(j)は、互いに完全に異なっていることが望ましい。
そこで、本発明は、隣接する2つのセルの系列fhop(j)を、より高い確率で互いに異なるように定義し、結果として、伝送特性を改善することのできる基地局装置、ユーザ装置及びそれらで使用される方法を提供することを課題とする。
上記課題を実現するために、本発明では、マッピングパターンの系列fhop(j)を、二段階(二階層)の系列、たとえばランダムなホッピングパターンで構成される第1層と、固定のシフト量を表すシフトパターンで構成される第2層とで構成する。
より具体的には、本発明の第1の側面では、下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける基地局装置を提供する。この基地局装置は、
第1信号を生成する手段と、
第2信号を生成する手段と、
前記第1信号と前記第2信号を多重してサブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する手段と、
前記第2信号の前記サブキャアリアへのマッピング位置を決定するマッピング決定手段と、
を有し、前記マッピング決定手段は、セルIDまたはセルグループIDと、二段階構造の系列で定義されるマッピングパターンとに基づいて、前記マッピング位置を決定する。
前記第1信号は、例えばユーザデータまたは制御データを含むデータ信号であり、前記第2信号は、例えばリファレンス信号である。
記二段階構造の系列で定義されるマッピングパターンは、例えば、ランダムなホッピングパターンから構成される第一層の系列と、固定のシフト量を有するシフティングを表す第二層の系列とにより定義される。
第2の側面では、下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおけるユーザ装置を提供する。ユーザ装置は、
基地局装置から受信した信号をフーリエ変換し、受信シンボルを導出する手段と、
前記受信シンボルから、第1信号と第2信号を分離する手段と、
前記第2信号のサブキャリア上のマッピング情報を求め、前記マッピング情報を前記分離手段に供給するマッピング情報管理部と、
前記第2信号を用いてチャネル推定を行い、前記第1信号を復調する手段と、
を有し、
前記マッピング情報管理部は、セルIDまたはセルグループIDと、2段階の系列で定義されるマッピングパターンとの対応関係をあらかじめ格納し、前記ユーザ装置が位置するセルのセルIDまたは当該セルが属するセルグループのIDに基づいて、前記マッピングパターンを検出し、検出したマッピングパターンを前記分離手段に供給することを特徴とする。
第3の側面では、下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける信号のサブキャリアへのマッピング方法を提供する。この方法は、基地局装置において、第1信号と第2信号を多重して、サブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する際に、前記第2信号を、セルIDまたはセルグループIDと、ランダムなホッピングパターンで構成される第一の系列と固定のシフト量を有するシフティングを表す第二の系列の2段階の系列で定義されるマッピングパターンと、によって決定されるサブキャリア位置にマッピングする。
良好な実施形態では、前記マッピングパターンは、前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられて前記ランダムなホッピングパターンの系列を定義する第1関数と、前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられて前記固定シフト量のシフトパターンの系列を定義する第2関数との和で定義される。
上記の構成および方法によれば、隣接するセルのリファレンス信号のマッピング位置が互いに異なる確率が高くなり、結果として、伝送特性の良い下りリンクの無線通信を実現することが可能となる。
下りリファレンス信号のマッピング例を示す図である。 下りリファレンス信号のマッピング例を示す図である。 本発明の実施例にかかる移動通信システムの構成を示すブロック図である。 サブフレームの構成を示す説明図である。 本発明の一実施例に係る基地局装置の概略ブロック図である。 本発明の一実施例に係るf hop(j)の概念図である。 本発明の一実施例に係る移動通信システムのセル配置の例である。 本発明の一実施例に係るユーザ装置の概略ブロック図である。
符号の説明
50 セル
100,100,100,100 ユーザ装置
102 アナログディジタル変換器(A/D)
104 CP除去部
106 高速フーリエ変換部(FFT)
108 分離部(DeMUX)
110 乗算部
112 乗算部
114 チャネル推定部
116 復調部
118 リファレンス信号マッピング情報管理部
200 基地局装置
202 データ信号処理部
2021 MCS設定部
2022 符号器
2023 データ変調器
2024 インタリーバ
204 直並列変換部(S/P)
206 多重部(MUX)
208 高速逆フーリエ変換部(IFFT)
210 CP付加部
212 ディジタルアナログ変換部(D/A)
214 リファレンス信号生成部
2141 乗算部
2142 乗算部
216 リファレンス信号マッピング決定部
300 アクセスゲートウェイ装置
400 コアネットワーク
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明する。なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
図2を参照しながら、本発明の実施例に係る基地局装置が適用される移動通信システムを説明する。
移動通信システム1000は、例えばEvolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムであり、基地局装置(eNB: eNode B)200と複数のユーザ装置(UE: User Equipment)100(100、100、100、・・・100、nはn>0の整数)とを備える。基地局装置200は、上位局、例えばアクセスゲートウェイ装置300と接続され、アクセスゲートウェイ装置300は、コアネットワーク400と接続される。ここで、ユーザ装置100はセル50において基地局装置200とEvolved UTRA and UTRANにより通信を行う。
各ユーザ装置(100、100、100、・・・100)は、同一の構成、機能、状態を有するので、以下では特段の断りがない限りユーザ装置100として説明を進める。説明の便宜上、基地局装置と無線通信するのはユーザ装置であるが、より一般的には移動端末も固定端末も含む。
移動通信システム1000は、複数の可変帯域幅で動作することが可能である。一例として、そのような可変帯域幅は、5MHz、10MHz及び20MHzのように用意される。あるオペレータは可変帯域幅の内の1つ以上をシステム帯域として運用し、そのシステムの中でユーザは1以上のリソースブロック(例えば、5MHzのシステム帯域の中に25個のリソースブロックが用意されている。)を用いて通信を行うことができる。
移動通信システム1000は、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDM(直交周波数分割多元接続)を、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)を使用する。上述したように、OFDMは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各周波数帯上にデータを載せて伝送を行う方式である。SC−FDMAは、周波数帯域を分割し、複数の端末間で異なる周波数帯域を用いて伝送することで、端末間の干渉を低減することができる伝送方式である。
下りリンクについては、各ユーザ装置100で共有して使用される物理下りリンク共有チャネル(PDSCH: Physical Downlink Shared Channel)と、LTE用の下り制御チャネルとが用いられる。上記LTE用の下り制御チャネルは、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)と呼ばれる。また、上記物理下りリンク制御チャネルは、下りL1/L2制御チャネル(DL L1/L2 Control Channel)とも呼ばれる。上記物理下りリンク共有チャネルにより下りリンクのデータ信号が伝送される。上記データ信号は、トランスポートチャネルとしての呼び方は、Downlink−Shared Channelである。
上りリンクについては、各ユーザ装置100で共有して使用される物理上りリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、LTE用の上り制御チャネルとが用いられる。尚、上り制御チャネルには、物理上りリンク共有チャネルに時間多重されるチャネルと、周波数多重されるチャネルの2種類がある。後者は物理上りリンク共有チャネルとは別に専用に用意された帯域で伝送される。上記物理上りリンク共有チャネルにより上りリンクのデータ信号が伝送される。上記データ信号は、トランスポートチャネルとしての呼び方は、Uplink−Shared Channelである。
上りリンクでは、LTE用の上り制御チャネルにより、下りリンクの品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)及び物理下りリンク共有チャネル(トランスポートチャネルとしてはDownlink Shared Channel(DL−SCH))の送達確認情報(HARQ ACK information)が伝送される。下りリンクの品質情報(CQI)は、物理下りリンク共有チャネルのリソース割当(スケジューリング)や、適応変復調及び符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)におけるトランスポートフォーマットを決める際にも使用される。
図3に、下りリンクにおけるサブフレームの構成を示す。同図に例示されるように、1サブフレームは例えば1msであり、1サブフレームの中に例えば14個のOFDMシンボルが含まれる。1サブフレームの先頭からいくつかのOFDMシンボルには、上記物理下りリンク制御チャネルがマッピングされる。物理下りリンク制御チャネルがマッピングされるOFDMシンボルの最大数は3である。物理下りリンク制御チャネルは、(1)OFDMシンボル#1にマッピングされる、(2)OFDMシンボル#1と#2にマッピングされる、および(3)OFDMシンボル#1と#2と#3にマッピングされる、の3通りの方法でマッピングされる。図3の例では、1サブフレームの先頭の2個のOFDMシンボル(#1,#2)に物理下りリンク制御チャネルがマッピングされている。そして、物理下りリンク制御チャネルがマッピングされないOFDMシンボルにおいて、データ信号(物理チャネルとしては物理下りリンク共有チャネルPDSCH、トランスポートチャネルとしてはDL−SCH)や同期チャネル(Synchronization ChannelまたはSynchronization Signal、SCH)、報知チャネル(BCH)等が送信される。前記報知チャネルは、例えば、Physical BCHと呼ばれてもよい。
また、周波数方向ではM個のリソースブロック(RB:Resource Block)が用意される。一例として、1リソースブロックあたりの周波数帯域は180kHzであり、1つのリソースブロックの中に12個のサブキャリアが存在する。説明の便宜上、1サブキャリアの帯域及び1OFDMシンボルの期間を占めるリソースは、「リソースエレメント」と呼ばれる。また、リソースブロックの数Mは、システム帯域幅が5MHzの場合には25であり、システム帯域幅が10MHzの場合には50であり、システム帯域幅が20MHzの場合には100である。
図4は、本発明の実施例に係る基地局装置200の概略ブロック図を示す。基地局装置200は、データ信号処理部202と、直並列変換部(S/P)204と、多重部(MUX)206と、高速逆フーリエ変換部(IFFT)208と、サイクリックプリフィクス(CP)付加部210と、ディジタルアナログ変換部(D/A)212と、リファレンス信号生成部214とリファレンス信号マッピング決定部216とを有する。データ信号処理部202は、MCS設定部2021と符号器2022と、データ変調器2023と、インタリーバ2024とを具備する。リファレンス信号生成部214は、乗算部2141と、乗算部2142とを有する。
データ信号処理部202は、個々のユーザ宛のデータ信号に関する処理を行う。
MCS設定部2021は、データ信号に使用される変調方式及び符号化率の組み合わせを必要に応じて変更するように各処理要素に指示を与える。変調方式及び符号化率の組み合わせは、組み合わせ内容を示す番号(MCS番号)で特定されてもよい。
符号器2022はデータ信号の誤り耐性を高めるためのチャネル符号化を行う。符号化は畳み込み符号化やターボ符号化等の当該技術分野で周知の様々な手法で行われてよい。本実施例ではデータ信号について適応変調符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)制御が行われ、チャネル符号化率はMCS設定部2021からの指示に応じて適応的に変更される。
データ変調器2023は、QPSK、16QAM、64QAM等のような何らかの適切な変調方式でデータ信号のデータ変調を行う。本実施例ではデータ信号についてAMC制御が行われ、変調方式はMCS設定部2021からの指示に応じて適応的に変更される。
インタリーバ2024はデータ信号に含まれるビットの並ぶ順序を所定のパターンに従って並べ換える。あるいは、インタリーバ2024は、上述した、ビットの並ぶ順序を並べ替えるという処理を行わず、代わりに何もしないという処理を行ってもよい。この場合、ビットの並ぶ順序は、元のままとなる。
なお、図4には制御チャネルについての処理要素が明示されていないが、制御チャネルについてもデータ信号処理部202と同様な処理が行われる。但し、制御チャネルについてAMC制御は行われなくてもよい。
直並列変換部(S/P)204は直列的な信号系列(ストリーム)を並列的な信号系列に変換する。並列的な信号系列数は、サブキャリア数に応じて決定されてもよい。
多重部(MUX)206は、直並列変換部(S/P)204からの出力信号を表すデータ系列と、リファレンス信号とを多重化する。多重化は、時間多重、周波数多重又は時間及び周波数多重の何れの方式でなされてもよい。尚、上記データ系列と、リファレンス信号に加えて、報知チャネルが多重されてもよい。ここで、多重部(MUX)206は、リファレンス信号マッピング決定部216より、当該サブフレームのリファレンス信号のマッピング情報を受け取り、上記マッピング情報に基づいて、上記データ系列と、上記リファレンス信号とを多重化する。すなわち、多重部(MUX)206は、上記データ系列と上記リファレンス信号を、上記マッピング情報に基づいて、サブキャリアにマッピングする。
高速逆フーリエ変換部(IFFT)208は、そこに入力された信号を高速逆フーリエ変換し、OFDM方式の変調を行う。
CP付加部210は、OFDM方式の変調後のシンボルにCyclic Prefix(CP)を付加することで、送信シンボルを作成する。上記CPの長さ(CP長)には、Long CPとShort CPの2種類があり、セル毎にどちらのCP長を用いるかが選択される。
ディジタルアナログ変換部(D/A)212はベースバンドのディジタル信号をアナログ信号に変換する。
リファレンス信号生成部214は、或るリファレンス信号(便宜上、基準信号と記されている)に、第1系列であるランダム符号系列と、第2系列である直交符号系列とを乗算し、リファレンス信号を用意する。どのようにリファレンス信号が用意されるかについては、非特許文献2の5.6章に記載されている。尚、上述した例においては、第1系列であるランダム符号系列と、第2系列である直交符号系列とが乗算されているが、代わりに、第1系列であるランダム符号系列のみが乗算されてもよい。
リファレンス信号マッピング決定部216は、当該セルの当該サブフレームにおいて、リファレンス信号がどのサブキャリアにマッピングされるかを決定し、決定されたリファレンス信号のサブキャリアへのマッピング情報を多重部(MUX)206に通知する。
以下に、リファレンス信号マッピング決定部216における、リファレンス信号がマッピングされるサブキャリアの決定方法の詳細を示す。
背景技術において説明したように、下りリンクのリファレンス信号がマッピングされるサブキャリアは、セル固有の系列であるfhop(j)を定義することにより決定される。jは、1無線フレーム(Radio Frame)におけるサブフレームを表すインデックスである。1無線フレームは10msであるため、j=0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の値をとり得る。
リファレンス信号マッピング決定部216は、例えば、図5に示すように、サブフレーム毎のホッピングパターンを表すセル固有の系列fhop(j)を以下のように定義する。
Figure 0005100747
ここで、IDは、セルグループのIDである。第1項の関数
Figure 0005100747
は、セルグループのIDを引数に持つランダム系列であり、ホッピングパターンを決定する。この第1項の関数で表される系列が、二段階構造(または二層構造)の第1の層とする。セルグループIDの数は170であり、IDの値として、0、1、2、…、169が設定されるので、関数
Figure 0005100747
で、29種類のホッピングパターンが定義されてもよい。より具体的には、第1層の関数
Figure 0005100747
において、
Figure 0005100747
という29種類が定義されてもよい。なお、関数
Figure 0005100747
を生成する際には、時間的に隣接するサブフレーム間のホッピングの量を考慮して設定されることが望ましい。例えば、時間的に隣接するサブフレーム間のホッピング量は、0または1または5に限定してもよい。言い換えれば、サブフレーム間のホッピング量を所定の閾値以下(この場合、1以下)に限定してもよい。尚、ホッピング量が5であるとは、実質的に、マイナス方向のホッピング量が1であることと同一である。このように限定することで、チャネル推定精度を向上させることができる。さらに、関数
Figure 0005100747
を生成する際に、ある無線フレーム(Radio Frame)の最後のサブフレームと、その次の無線フレームの最初のサブフレームとの間のホッピング量も考慮して設定されることが望ましい。例えば、ある無線フレームの最後のサブフレームと、その次の無線フレームの最初のサブフレームとの間のホッピング量も、0または1または5に限定してもよい。言い換えれば、ある無線フレームの最後のサブフレームと、その次の無線フレームの最初のサブフレームとの間のホッピング量を所定の閾値以下(この場合、1以下)に限定してもよい。あるいは、逆に、時間的に隣接するサブフレーム間のホッピング量は、2または3または4に限定してもよい。なお、上記0、1、2、3、4、5という値は、最終的なホッピング量は6で割った余りとなることを考慮しての値である。よって、実際には、6以上の値が定義されてもよい。6以上の値が定義される場合にも、6で割った場合の余りに関して、上述した限定が適用されることが望ましい。
2番目の項にある関数b(ID)は、第1項目の関数
Figure 0005100747
に対して、固定のシフティングを行う関数であり、例えば、
b(ID)=ID%6
と定義される。ここで、A%Bとは、AをBで割った余りを意味する。換言すると、第2項目の関数b(ID)は、第1項目の関数
Figure 0005100747
に対する固定のシフト量を決定する。この固定シフト量を決定する関数で表される系列を、二段階構造(二階層構造)の2層目の系列とする。
このように、リファレンス信号がマッピングされるサブキャリアの位置は、ともにセルグループのIDを引数とする第1の関数a(x,j)と、第2の関数b(y)によって、階層的あるいはツリー構造で表される関数fhop(j)により決定される。 そして、上記関数fhop(j)で決定されるリファレンス信号のマッピング情報に基づいて、多重部(MUX)206は、データ信号とリファレンス信号をサブキャリアにマッピングする。
さらに詳しく説明すると、例えば、関数a(x,j)として、以下の場合を考える。
a (0, 0) = 7
a (0, 1) = 4
a (0, 2) = 1
a (0, 3) = 7
a (0, 4) = 1
a (0, 5) = 5
a (0, 6) = 0
a (0, 7) = 4
a (0, 8) = 2
a (0, 9) = 2
この場合、セルグループIDが0であるセルにおけるfhop(j)は、以下のようになる。
hop (0) = 7 + 0 = 7
hop (1) = 4 + 0 = 4
hop (2) = 1 + 0 = 1
hop (3) = 7 + 0 = 7
hop (4) = 1 + 0 = 1
hop (5) = 5 + 0 = 5
hop (6) = 0 + 0 = 0
hop (7) = 4 + 0 = 4
hop (8) = 2 + 0 = 2
hop (9) = 2 + 0 = 2
また、セルグループIDが2であるセルにおけるfhop(j)は、以下のようになる。
hop (0) = 7 + 2 = 9
hop (1) = 4 + 2 = 6
hop (2) = 1 + 2 = 3
hop (3) = 7 + 2 = 9
hop (4) = 1 + 2 = 3
hop (5) = 5 + 2 = 7
hop (6) = 0 + 2 = 2
hop (7) = 4 + 2 = 6
hop (8) = 2 + 2 = 4
hop (9) = 2 + 2 = 4
この結果、セルグループのIDが0であるセルにおけるfhop(j)と、セルグループのIDが2であるセルにおけるfhop(j)とは、互いに、その各要素が異なるように設定されることになる。セルグループのIDが0、1、2、3、4、5であるセルについても、同様のことが当てはまる。すなわち、セルグループのIDが0、1、2、3、4、5であるセルにおけるfhop(j)は、互いに、その各要素が異なるように設定される。
同様に、a(1, j)、a(2, j)、…と定義していけば、セルグループのIDが6,7,8,9,10,11であるセルにおけるfhop(j)は、互いに、その各要素が異なるように設定され、また、セルグループのIDが12,13,14,15,16,17であるセルにおけるfhop(j)は、互いに、その各要素が異なるように設定される。以下、セルIDが169のセルまで、同じことが当てはまる。
ここで、移動通信システム1000は、例えば、図6に示すように、ランダムにホッピングパターンを決定する系列であるa(x, j)のxの値が同じであるセルグループが隣接するように、セルを配置してもよい。図6においては、x=0であるセルグループ、すなわちセルグループのIDが0,1,2,3,4,5,6のセルグループが互いに隣接するように配置される。また、x=1であるセルグループ、すなわちセルグループIDが6,7,8,9,10,11のセルグループが互いに隣接するように配置される。このように、移動通信システム1000では、ホッピングパターンを決定する第1層の系列a(x, j)が同一であるセルグループが互いに隣接するように配置されてもよい。
ホッピングパターンを決定するa(x, j)が同一であるセルグループが互いに隣接するように配置することにより、隣接するセル間で、リファンレス信号が衝突する確率を低減することができ、結果として、伝送特性が向上する。
図7は、本発明の実施例に係るユーザ装置100の概略ブロックを示す。ユーザ装置100は、アナログディジタル変換器(A/D)102と、CP除去部104と、高速フーリエ変換部(FFT)106と、分離部(DeMUX)108と、乗算部110と、乗算部112と、チャネル推定部114と、復調部116と、リファレンス信号マッピング情報管理部118とを具備する。
アナログディジタル変換器(A/D)102は、受信したベースバンドのアナログ信号をディジタル信号に変換する。
CP除去部104は受信シンボルからCPを除去し、有効シンボル部分を残す。
高速フーリエ変換部(FFT)106は、入力された信号を高速フーリエ変換し、OFDM方式の復調を行う。
分離部(DeMUX)108は、受信信号からリファレンス信号とデータ信号(ユーザデータ又は制御データ)とを分離する。ここで、分離部(DeMUX)108は、リファレンス信号マッピング情報管理部118から、当該サブフレームにおいてリファレンス信号が、どのサブキャリアにマッピングされているかの情報を受け取り、上記情報に基づいて、受信信号からリファレンス信号とデータ信号(ユーザデータ又は制御データ)とを分離する。
乗算部110,112は、リファレンス信号に第1系列であるランダムな符号系列及び第2系列である直交符号系列を乗算する。尚、上述した例においては、第1系列であるランダム符号系列と、第2系列である直交符号系列とが乗算されているが、代わりに、第1系列であるランダム符号系列のみが乗算されてもよい。
チャネル推定部114は、リファレンス信号に基づいてチャネル推定を行い、受信したデータ信号にどのようなチャネル補償がなされるべきかを決定する。
復調部116は、チャネル推定結果に基づいてデータ信号を補償し、基地局装置200から送信されたデータ信号を復元する。
リファレンス信号マッピング情報管理部118においては、セルグループのIDと、セル固有の系列であるfhop(j)との関係を示す情報を予め取得されている。そして、リファレンス信号マッピング情報管理部118は、自局が通信を行っている基地局装置200が提供する通信エリア、すなわち、セルが属するセルグループのIDに基づいて、fhop(j)を取得する。fhop(j)の詳細は、上述した、リファレンス信号マッピング決定部216に関する説明と同一であるため、省略する。リファレンス信号マッピング情報管理部118は、セルグループのIDに基づき、fhop(j)を取得し、上記fhop(j)に基づいて、当該サブフレームにおいてリファレンス信号が、どのサブキャリアにマッピングされているかの情報を生成し、分離部(DeMUX)108に通知する。
尚、上述した例においては、セルグループのIDと、二段階構造の系列とに基づいてリファレンス信号がマッピングされるサブキャリアが決定されたが、セルグループのIDの代わりに、セルのIDが使用されてもよい。すなわち、セルのIDと、二段階構造の系列とに基づいてリファレンス信号がマッピングされるサブキャリアが決定されてもよい。
上述した実施例においては、Evolved UTRA and UTRAN(別名:Long Term Evolution,或いは,Super 3G)が適用されるシステムにおける例を記載したが、本発明に係る基地局装置、ユーザ装置及び方法は、下りリンクでOFDM方式を用いる全てのシステムに適用することが可能である。
かくて本発明の一実施例によれば、170個の系列fhop(j)を、二層の構造を有する系列で定義し、隣接する2つのセルの系列fhop(j)が、より高い確率で、互いに異なるようにすることで、伝送特性の良い下りリンクの無線通信を実現することが可能となる。
本国際出願は、2007年3月20日に出願された日本国特許出願第2007−073731号に基づく優先権を主張するものであり、その全内容を本国際出願に援用する。

Claims (9)

  1. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける基地局装置であって、
    第1信号を生成する手段と、
    第2信号を生成する手段と、
    前記第1信号と前記第2信号を多重してサブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する手段と、
    前記第2信号の前記サブキャアリアへのマッピング位置を決定するマッピング決定手段と、
    を有し、前記マッピング決定手段は、セルIDまたはセルグループIDと関連付けられてランダムなホッピングパターンの系列を定義する第1関数と、前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられて固定シフト量のシフトパターンの系列を定義する第2関数との和で定義されるマッピングパターンに基づいて、前記マッピング位置を決定することを特徴とする基地局装置。
  2. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける基地局装置であって、
    第1信号を生成する手段と、
    第2信号を生成する手段と、
    前記第1信号と前記第2信号を多重してサブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する手段と、
    前記第2信号の前記サブキャアリアへのマッピング位置を決定するマッピング決定手段と、
    を有し、前記マッピング決定手段は、セルIDまたはセルグループIDに基づくランダムなホッピングパターンから構成される第一層の系列と、前記セルIDまたはセルグループIDに基づく固定のシフト量を有するシフティングを表す第二層の系列とにより定義されるマッピングパターンに基づいて、前記マッピング位置を決定し、
    前記ランダムなホッピングパターンは、サブフレーム間のホッピング量が所定の閾値以下に設定されていることを特徴とする基地局装置。
  3. 請求項1または2に記載の基地局装置であって、
    前記第1信号は、ユーザデータまたは制御データを含むデータ信号であり、前記第2信号は、リファレンス信号であることを特徴とする基地局装置。
  4. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおけるユーザ装置であって、
    基地局装置から受信した信号をフーリエ変換し、受信シンボルを導出する手段と、
    前記受信シンボルから、第1信号と第2信号を分離する手段と、
    前記第2信号のサブキャリア上のマッピング情報を求め、前記マッピング情報を前記分離手段に供給するマッピング情報管理部と、
    前記第2信号を用いてチャネル推定を行い、前記第1信号を復調する手段と、
    を有し、
    前記マッピング情報管理部は、セルIDまたはセルグループIDと、2段階の系列で定義されるマッピングパターンとの対応関係をあらかじめ格納し、前記ユーザ装置が位置するセルのセルIDまたは当該セルが属するセルグループのIDに基づいて、前記マッピングパターンを検出し、検出したマッピングパターンを前記分離手段に供給し、
    前記2段階の系列で定義されるマッピングパターンは、前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられてランダムなホッピングパターンの系列を定義する第1関数と、前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられて固定シフト量のシフトパターンの系列を定義する第2関数との和で定義されていることを特徴とするユーザ装置。
  5. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおけるユーザ装置であって、
    基地局装置から受信した信号をフーリエ変換し、受信シンボルを導出する手段と、
    前記受信シンボルから、第1信号と第2信号を分離する手段と、
    前記第2信号のサブキャリア上のマッピング情報を求め、前記マッピング情報を前記分離手段に供給するマッピング情報管理部と、
    前記第2信号を用いてチャネル推定を行い、前記第1信号を復調する手段と、
    を有し、
    前記マッピング情報管理部は、セルIDまたはセルグループIDと、2段階の系列で定義されるマッピングパターンとの対応関係をあらかじめ格納し、前記ユーザ装置が位置するセルのセルIDまたは当該セルが属するセルグループのIDに基づいて、前記マッピングパターンを検出し、検出したマッピングパターンを前記分離手段に供給し、
    前記2段階の系列で定義されるマッピングパターンは、前記セルIDまたはセルグループIDに基づくランダムなホッピングパターンから構成される第一層の系列と、前記セルIDまたはセルグループIDに基づく固定のシフト量を有するシフティングを表す第二層の系列とにより定義され、
    前記ランダムなホッピングパターンは、サブフレーム間のホッピング量が所定の閾値以下に設定されていることを特徴とするユーザ装置。
  6. 請求項4または5に記載のユーザ装置であって、
    前記第1信号は、ユーザデータまたは制御データを含むデータ信号であり、前記第2信号は、リファレンス信号であることを特徴とするユーザ装置。
  7. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける信号のサブキャリアへのマッピング方法であって、
    基地局装置において、第1信号と第2信号を多重して、サブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する際に、前記第2信号を、セルIDまたはセルグループIDと関連付けられたランダムなホッピングパターンで構成される第一の系列と前記セルIDまたはセルグループIDと関連付けられて固定のシフト量を有するシフティングを表す第二の系列の2段階の系列で定義されるマッピングパターンによって決定されるサブキャリア位置にマッピングし、
    前記マッピングパターンは、前記第一の系列を定義する第1関数と、前記第二の系列を定義する第2関数との和で定義されることを特徴とするマッピング方法。
  8. 下りリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用する移動通信システムにおける信号のサブキャリアへのマッピング方法であって、
    基地局装置において、第1信号と第2信号を多重して、サブキャリアにマッピングして送信シンボルを生成する際に、前記第2信号を、セルIDまたはセルグループIDと関連付けられたランダムなホッピングパターンで構成される第一の系列と前記セルIDまたは
    前記セルグループIDと関連付けられて固定のシフト量を有するシフティングを表す第二の系列で定義されるマッピングパターンによって決定されるサブキャリア位置にマッピングし、
    前記ランダムなホッピングパターンは、サブフレーム間のホッピング量が所定の閾値以下に設定されることを特徴とするマッピング方法。
  9. 前記第一の系列において、同一のホッピングパターンを有するセルまたはセルグループは、隣接して配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載のマッピング方法。
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