JP4862082B2 - マルチホップ・リレー・ネットワークの無線資源管理 - Google Patents

マルチホップ・リレー・ネットワークの無線資源管理 Download PDF

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Description

本願明細書に記載される実施例は、マルチホップ・リレー・ネットワークの無線資源管理に関する。
無線セルラー・ネットワークでは、セルの異なる部分にいるユーザーは、通常、異なる信号品質、異なるサービス品質(QoS)の程度を経験する。これは、ユーザーのチャンネル品質が、経路損失、シャドーイング、及び干渉を含む多くの要因に依存するためである。セルの端にいるユーザーは、屡々、近隣のセルからの強い干渉を受け、搬送波レベル対干渉雑音比(CINR)が低くなる。都市の環境では、大きい建物は、ユーザーに深刻な閉塞を生じさせ、時には不感地帯を生じさせる。建物又はトンネルへの信号の侵入及び減衰は、信号品質を有意に低下させる。屡々、このような不十分な環境では、送信電力を増大することにより、又はアンテナの構成を変更することにより、信号品質を向上させることができない。セルの大きさを縮小すること、及びより多くの基地局を設置することにより、状況が改善される。しかし、このような対策は、従来のセルのサイト及び有線のバックホール回線へのアクセスが制限される、関連する運用コストが高い等の理由から可能ではない。
本願明細書に記載された実施例の態様では、複数の無線通信ノード間、例えばWiMAX移動体マルチホップ・リレー・ネットワーク(MMRセル)内の基地局(BS)と中継局(RS)との間の無線資源(送信タイムスロット)の効率的な分配及び割り当てを提供する。
実施例は、無線通信セル内の単一チャンネルのカスケード回線の無線通信帯域幅の容量を平衡させる段階と、前記セル内の2以上の仮想セルに渡り、前記単一チャンネルの前記無線通信帯域幅の容量を管理する段階と、を有する。
実施例は、単一チャンネルに限定されない。ある実施例の態様では、前記ノード間の複数のチャンネルに対し、無線資源制御パラメーターが指定され、フレーム構造の構成が中継再同期化シーケンスにより維持される。
添付の図面を参照し以下により完全に記載され請求される構成及び動作の詳細は、上述の及び他の態様及び利点を有する。複数の図を通じて同様の番号は同様の部分を表す。
実施例による移動体のマルチホップ・リレーに基づくセル(MMRセル)のトポロジーの図である。 実施例によるMMRセルのTDDフレーム構造の図である。 実施例による中継無線通信の無線資源を管理するフローチャートである。 実施例による単一のチャンネルのカスケード回線の無線資源を管理するフローチャートである。 実施例によるセル内の仮想セルに渡り無線資源を管理するフローチャートである。 実施例による3ホップのMMRセルのトポロジーの図である。 実施例による仮想セルを有するMMRセルのトポロジーの図である。 実施例による、ノード間の単一の無線通信チャンネルの無線資源を管理する装置の機能ブロック図である。 実施例による、図6の装置の処理層(ソフトウェア及び/又はコンピューター・ハードウェア)の機能図である。
実施例は、無線通信ネットワークの異なる無線通信回線への、ユーザーのQoS及び(1又は複数のセルを有する)システムの能力を最大化する無線資源の管理(例えば、割り当て)に関する。実施例は、輻輳レベル(無線通信送信機の平均送信キュー長)に基づき、第1のノード及び1又は複数の中継用の第2のノードの間の、1又は複数の第3のノードへの無線資源を調整する。無線資源管理は、無線資源及び/又は無線資源を用いる無線通信における、通信の制御、割り当て(割り当て/区分化、又は配分)、初期化/設定、再設定、調整、保守、試験/シミュレーション等を表す。
実施例のある態様では、無線通信ネットワーク・セル内の第1の装置と1又は複数の第3の装置との間の、1又は複数の中継用の第2の装置を介するデジタル中継帯域内情報のための無線資源が、第1のノードにより管理される(例えば、割り当てられる)(セルのカスケード回線の負荷バランシングと表される)。チャンネル割り当ては、ノードの間で用いられる無線資源の一部、例えば帯域内の無線資源の一部(単一チャンネルの一部)を割り当てることを表す。単一チャンネルは、限られた無線資源を提供しノードによる使用を目的とする1又は複数の帯域を含む如何なる無線資源も表す。単一チャンネルは、実施例に従い区分化されるか又は配分される。
無線資源は、無線通信ネットワークにアクセスするために適用可能な無線通信ネットワーク・アクセス・システム(仕様)に従う無線通信帯域幅を表す。帯域幅は、セグメント、サブキャリア(もしあれば)、シンボル、送信電力、タイムスロット、周波数若しくはその部分、又はこれらの任意の組み合わせを含む。帯域内は、1又は複数の第3の装置への第1及び中継用の第2の装置の間のカスケード無線通信回線の間で、同一の周波数帯域を用いることにより、他の周波数帯域を必要としない単一チャンネルを表す。
実施例のある態様では、デジタル・ベースバンド機能を実行する(つまり、適用可能な信号/データ処理を実行する)2つの装置間の任意の装置は、中継装置である。
実施例のある態様では、第1のノードは、1又は複数の中継用の第2のノードを通じて間接的に1又は複数の第3のノードを制御する。
実施例の別の態様では、無線資源は、無線通信ネットワーク・セル内の2以上の仮想セルに渡り管理される(例えば、割り当てられる)(仮想セルVS負荷バランシングと称される)。
仮想セルは、セル内の1又は複数のサービス領域を表す。各サービス領域は、第1のノードにより、又は第1のノードと1又は複数のカスケード中継用の第2のノードとによりサービスを提供される。
ある実施例は、セルのカスケード回線の負荷バランシング及び/又は仮想セル負荷バランシングの任意の組み合わせを提供する。
実施例は、単一チャンネルの時分割多重を用いる任意の無線通信ネットワークに含まれる。例えば、実施例は、(限定ではない)IEEE802.16標準(Worldwide Interoperability for Microwave Access (WiMAX)ネットワークとしても知られる)のような任意の広帯域無線アクセス標準を含むが、これに限定されない。本実施例は、MAC及び/又は物理層で、種々の無線通信ネットワーク・アクセス仕様及び/又はそれらの組み合わせを、(限定ではない)時分割多重アクセス(TDMA)のような時分割多重システム、符号分割多重アクセス(CDMA)システム、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)、及び/又は周波数分割多重アクセス(FDMA)に基づき、指定する。
無線セルラー・ネットワークでは、無線中継の使用は、ユーザーの信号品質を向上するために効率的な方法である。これは、基地局(BS)と移動局/加入者局(MS/SS)(以後、MSと表す)との間の長い低品質の通信回線を、1又は複数の中継局(RS)を通る複数の短い高品質の回線に置き換えることにより達成される。中継局は中継局自身の有線バックホール回線を必要とせず、屡々完全な機能を有するBSよりも低機能なので、中継局の展開及び運用は、従来のBSよりも安価である。中継局は、BSのサービスをユーザーがサービスを受けられない不感地帯まで拡張し、BSの有効なセルの大きさを拡張する。中継局は、搬送波レベル対干渉雑音比(CINR)及びユーザーのサービス品質(QoS)を改善しセルの容量を拡張するために用いられる。セルは、BSのサービス提供領域(BSが領域内の全ての無線通信ノード/装置を管理する領域)を表す。
中継技術は、IEEE802.16jのリレー・ワーキング・グループを含むIEEE802.16標準に従う。しかしながら、実施例は、IEEE802.16j無線中継通信ネットワークに限定されず、他の種類の無線中継通信ネットワークにも適用される。IEEE802.16j標準では、中継局は、MSのようにBSと通信し、BSのように中継局のサービス領域(RS微小セルと称される)内のMSと通信する。BSのサービス提供領域全体及び全ての関連するRSは、移動体マルチホップ・リレー・セル(1セルの場合には、MMRセル又はMMRネットワークと称される)と称される。
中継局には3種類ある。つまり、固定、ノマディック、及びモバイルRSである。最初の2種類のRSは、何れも、恒久的に又はユーザーの標準的なセッションより長い間、位置が固定される。実施例は、固定/ノマディックRSの動作に関連する。モバイルRSは、標準的に移動する車両に設置され、車両内のMSにサービスを提供する。
実施例のある態様では、1又は複数の固定及び/又はノマディックRSを含むMMRセル内で、容量及び/又はQoSが最大化及び/又は最適化される。
実施例の別の態様では、MMRセルのRSは、本実施例では容量及び/又はQoSを管理しない1又は複数のモバイルRSを有する。
本実施例は、単一チャンネルを共有する3以上の無線通信ノードの1又は複数のセットを有する無線通信ネットワークに適用される。
ある実施例では、図1は、BS102及び2つの中継局(RS1、RS2)104a、104bを有するMMRセル100のトポロジーの図である。BS102は、セットMSBS内のMS1−6106a−f(MS106a、MS106b)に直接にサービスを提供している。2つの中継局(RS104a、RS104b)は、BS102のサービス領域を拡張し、セットMSRS1内のMS3―6106c−f(MS106c、MS106d)及びMSRS2(MS106e、MS106f)にサービスを提供するために用いられる。MMRセル100は、BS102及び全てのRS104の通信サービス領域を有する。上り回線通信(UL)は、MSからRS、BSへの通信を表す。下り回線通信(DL)は、BSからRS、MSへの通信を表す。
図1を参照する。中継回線110はBS102とRS104との間のDL/UL無線通信回線を表す。中継回線110は、(場合によっては)RS104間の回線も含む。
アクセス回線112は、MS106を含むDL/UL無線通信回線(BS102とMS106との間、又はRS104とMS106との間)を表す。混合アクセス回線114は、アクセス回線112a−nの集合を表す。カスケードDL/UL無線通信回線(カスケード回線)116は、1又は複数の中継回線110及び1つのアクセス回線112(2以上のアクセス回線112、混合回線114がある場合)を表す。
MMRネットワーク100では、帯域幅は屡々制限され、MMRセル100内の全てのMS106にサービスを提供するために、基地局102と1又は複数の中継局104との間で共有されなければならない。時には、中継局104は、価格を低減するために単一の無線インターフェースを有する。これは、BS102及びRS’104、MS106(及び場合によっては他のRS104)と通信するために、RS104に同一のチャンネルを使用することを強制する。
時分割多重(TDD)システムでは、下り回線サブフレームは、BS102によりMSBS106a−bへ送信するために、及びBS102によりRS104へ送信するために、及びRS104により対応するMSRS106c−fへ送信するために用いられる。同様に、上り回線サブフレームは、MSBS106a−bによりBS102へ送信するために、MSRS106c−fにより対応するRS104へ送信するために、及びRS104によりBS102へ送信するために用いられる。
帯域幅がどのようにMMRネットワーク100の異なる部分へ割り当てられるかは、MMRネットワーク100の能力及び提供されるQoSの程度に大きな影響を与えるので、重要な問題である。
図2は、実施例によるMMR100のTDDフレーム構造を示す。図2では、MMRセル100のTDDフレーム構造は、DLサブフレーム(上)202及びULサブフレーム(下)204を有する。BS102及びN個のRS104は、DL及びULサブフレーム202、204をTDMAに基づき共有する。DL及びULサブフレーム内のメディア・アクセスの順序は任意であり、実施例に影響を与えることなく交換できる。下り回線では、BW は、MSRSi106宛のトラフィックのためにBS102及びRS104(場合によっては複数のRS104)に割り当てられた全ての帯域幅(BW)を含む。上り回線では、BW は、MSRSi106により生成されたトラフィックのためにRS104(場合によっては複数のRS104)及びMSRSi106に割り当てられた全ての帯域幅を含む。
DLサブフレーム202では、異なる回線(BS→MSBS、BS→RS、RS→MSRS1、...、BS→RS、RS→MSRSN)は、TDMAに基づき帯域幅を共有する。帯域幅は、MMRセル100内で再利用されないと仮定する。つまり常に帯域幅はBS又はRSによってのみ使用される。ULサブフレーム204は、DLサブフレームと同様に、複数の回線(BS←MSBS、BS←RS、RS←MSRS1、...、BS←RS、RS←MSRSN)により共有される。BS102がDL/ULサブフレーム202、204の一部をRSによる使用のために割り当てた場合、各RS104は、アクセス回線112又は混合回線114(つまり、MS106と関連するRS104への/からの回線)でRS104自身の送信方式を生成する。RS104は、アクセス/混合回線112、114で、RS104自身のMS106からの帯域幅要求を処理し、RS104自身のMS106への/からのフロー及び送信要求(ARQ及びHARQ)を管理する。RS104によりサービスを提供されるMS106から見ると、RS104は通常のBS102のように機能する。
BS102は、アクセス回線11及びRS回線110のそれぞれで、BS102自身が直接にサービスを提供するMS106(MSBS)及びRS104への/からのBS102自身の送信スケジュールを生成する。BS102は、DL及びULサブフレーム202、204で帯域幅の分配を担う。
帯域幅を分配する機能、又は無線資源管理は、MMRセル100内の無線資源管理の最上位層として考えられる。BS102とRS104の詳細なスケジューリングのアルゴリズム(処理/動作)は、MMR無線資源管理の下層にある。詳細なスケジューリングは、個々の無線資源(サブキャリア/サブフレーム、チャンネルのセットの1つ又は部分、シンボル、CDMA符号、又は送信電力、又はこれらの任意の組み合わせ)を、BS又はRSからの通信のために、下り回線方向で又は反対に上り回線方向で、下位のMS又はRSに割り当てることを表す。RSとRSに関連付けられたMSRSiとの間の回線は、実際には多くの回線を含むが、概念的に最上位層の資源管理機能(帯域幅を分配する機能)はRS−MSRSi回線を混合回線114として扱う。
BS102及びRS104で実行されるスケジューリングのアルゴリズムの詳細は、BS102の帯域幅を分配する機能と等価である。BS102は、DL及びULサブフレーム202/204の各BWの部分に対し、BSが全てのRS104から受信した情報に基づき帯域幅の部分を割り当てる。スケジューリングのアルゴリズムの役割は、BS/RSのDL/UL送信機のキュー長に反映される。従って、上位層の無線資源管理方式は、これら詳細なスケジューリングのアルゴリズムの結果を受け入れ、当該アルゴリズムの動作に関する詳細な知識を必要としない。
MMRセル100(これに限定されない)のような無線通信ネットワークの2層に渡る無線資源管理が提供される。実施例の態様によると、無線通信帯域幅の分配は、2段階で管理され、周期的に繰り返される。実施例は説明される構成に限定されず、2つの帯域幅を分配する管理は、2つの段階の1つ、両方、又は組み合わせで、又は如何なる順序で実行されてもよい。実施例の態様によると、無線通信帯域幅の分配の管理部は、一方は下り回線用、他方は上り回線用に並行して実行されるか、又はそれらの如何なる組み合わせで実行されてもよい。ULサブフレーム202及びDLサブフレーム204の時間比はネットワーク全体(例えば、セル、又はMMRセル100)のパラメーターであり、ネットワーク事業者によってのみ変更されるので、UL及びDLサブフレーム202/204の期間は固定され、UL及びDL帯域幅を分配する管理部は、互いに独立に動作する。DL及びUL帯域幅を分配する管理部は、同じように動作する。
図3Aは、ある実施例による中継無線通信の無線資源を管理するフローチャートである。段階300で、負荷バランシング又はカスケード回線116の平衡が実行され、カスケード回線116の回線に割り当てられた帯域幅(DL送信時間の部分)の間で調整することにより、BS→RS、RS→MSRSiの回線の容量が平衡される。帯域幅は、一般的な無線通信ネットワークのアクセス仕様に基づく。例えば、TDMAに基づくシステムでは、帯域幅はフレーム内で用いられるスロット数を意味する。例えば、FDMAに基づくシステムでは、帯域幅は割り当てられた帯域幅の大きさを意味する。802.16eのようなOFDMAに基づくシステムでは、帯域幅は2次元(OFDMシンボルによるサブキャリア)のエンティティを意味する。
留意すべき点は、BS→RS、RS→MSRSiの回線が、BS102からRS104によりサービスを提供されるMS106(MSRSi)のセットへの2ホップの下り回線経路であることである。MSRSiのユーザーのQoSは、2つの回線、つまりRS回線110及び混合回線114に割り当てられた資源に依存する。カスケード回線114(2つの回線、BS→RS、RS→MSRSi)に割り当てられた全帯域幅(DLサブフレームの部分)は固定であり、BW であると仮定する。
ある実施例の態様では、BW の部分であるα*BW (0<α<1)はRS回線110(BS→RS)に割り当てられ、残りの部分(1−α)*BW は(混合)回線114(RS→MSRSi)に割り当てられる。カスケード回線116(2つの回線、つまりRS回線110とアクセス回線112)の容量を、それぞれCBS→RSi、CRSi→MSRSiとする。ここで、容量は、全ての資源BW が割り当てられた場合の回線の送信レートである。RS回線110(BS→RS)は、ポイント・ツー・ポイント接続であり、当該回線の容量CBS→RSiはBSからRSへのチャンネル品質の関数である。回線RS→MSRSiは、多くのポイント・ツー・ポイント回線112(RS→MS、MS∈MSRSi)を有する混合回線114である。また、RS→MSRSiの容量は、これら全ての回線112又は混合回線114のチャンネル品質の関数であり、BS102により提供された無線資源(帯域幅)の部分を使用するRS104で実行されるスケジューラーの関数でもある。カスケード回線116(2つの回線、つまりRS回線110とアクセス回線114)の送信レート(ビット毎秒レート)は式(1)により表せる。
BS→RSi=a*CBS→RSi
RSi→MSRSi=(1−a)*CRSi→MSRSi (1)
ユーザーのセッションにより要求されるQoSの種類は、トラフィックの種類により異なる。ファイルのダウンロードのような非リアルタイムのユーザー・データ・セッションでは、QoSは式(2)のセッションのスループットにより測定される。
BS→MSRSi(a)=min(rBS→RSi,rRSi→MSRSi
=min(a*CBS→RSi,(1−a)*CRSi→MSRSi) (2)
BS→MSRSiは、a*CBS→RSi=(1−a)*CRSi→MSRSiのときに最大である。従って、ユーザー・データ又は非リアルタイムのセッションaD*に最適なaD*は式(3)により与えられる。
αD*=CRSi→MSRSi/(CBS→RSi+CRSi→MSRSi) (3)
標準的に、非リアルタイム・データは、一般的に到着又は受信時間の厳格な制約又は要件を有さないデータを表す。対照的に、リアルタイム・データは、音声、ビデオ等のような到着又は受信時間の厳格な制約又は要件を有するデータを表す。例えば、VoIPのようなリアルタイム・セッション、QoSのセッションは、パケット遅延及び損失レートにより測定される。帯域幅を最適に割り当てるために、異なるQoSの概念を要求する混合したトラフィックに適合することは困難である。BS102及びRS104のスケジューラーは、スケジューラーがより高い多重化利得を通じて種々のトラフィックの種類を総帯域幅で混合させる場合には、より大きい容量を提供する。RSからMSRSiへのチャンネルは高速フェージングを伴う移動体用チャンネルなので、回線CRSi→MSRSiの容量は時間と共に変化する。
レートに基づく回線の平衡を用いる代わりに、本実施例は、キュー長に基づく回線の平衡、又はレートに基づく回線の平衡及び/若しくはキューに基づく回線の平衡の任意の組み合わせに基づく。直列キューは、カスケード回線116の通信回線方向(場合によってDL又はUL)の第1/第3のノード、及び中継用の第2のノード(例えば、BS/MS102/106及びRS104)の2つの送信キューを表す。カスケード送信キューは、第1のノード、1又は複数の中継用の第2のノード、及び1又は複数の第3のノードの間の単一チャンネルのカスケード無線通信回線の2以上のキューを表す。キューは、無線で送信されるべきデータ・フレーム又はパケットのキューである。
実施例は、カスケード回線116の回線に割り当てられ帯域幅を、S102及びRS104(上り回線ではMS106及びRS104)のキュー長に基づき調整する。キュー長又は大きさは、時間tにおいて送信されるのを待っているパケットの数である。例えば、送信機(例えばMS106)でのキューの大きさは、直ちに変化することが分かり、MS106により帯域幅要求で上り回線方向に送信される。リトルの定理により、キューの大きさとパケットの遅延は互いに直接関係している。キュー長を制御することにより、ホップ毎のパケット遅延及びエンド・ツー・エンドのパケット遅延が制御される。例えば、BS及びRSのキュー長(送信ノードのパケット数N)を平衡させることにより(NBS=NRS)、効率的にBS及びRSの送信レート(μ)が平衡される。従って、種々のデータ種類に対しBS→RSとRS→MSRSiの間で結果として生じる帯域幅の割り当ては、送信キュー長を平衡することにより決定される。
図3Aでは、段階304は、セル内の2以上の仮想セルに渡る単一チャンネルの無線通信の帯域幅容量を管理する。実施例のある態様では、段階302及び304は、所望の適用基準に従い任意の組み合わせ又は順序で繰り返される。実施例のある態様では、段階302は、例えば多数のカスケード回線116に対し、段階304へ進む前に多数回繰り返される。
図3Bは、実施例による単一のチャンネルのカスケード回線の無線資源を管理するフローチャートである。より詳細には、図3Bは、ある実施例による、無線セル内の単一チャンネルのカスケード下り回線の無線資源を平衡させる段階302のフローチャートである。
BW を、BSからRSによりサービスを提供されるMS106のセットへの下り送信回線BS→RSとRS→MSRSiに割り当てられた全帯域幅とする。ある実施例では、BW はセルの負荷を平衡させるアルゴリズムにより割り当てられ、時間tで固定されると考えられる。時間tでのトラフィックMSRSiに対しBS(又はRS)で時間平均されたキュー長をQBS (t)(又はQRS (t))バイトとする。帯域幅調整ステップの大きさをΔ BW=ΔBW 、0<Δ<1とする。値Δ=0.05が提案されると、この値はシミュレーションで更に調整されるか、又はオンラインで動的に調整される。キューの大きさの差分の閾値をΔ >0とし、バイト単位で表す。周期的に、回線BS→RS、BWBS→RSi(t)、及び回線RS→MSRSi、BWRSi→MSRSi(t)に割り当てられた帯域幅は、次のように更新される。
段階310で、第1のノード及び中継用の第2のノードの単一チャンネルのカスケード通信の下り回線のキューが一杯か否か決定される。段階310で、第1のノードと中継用の第2のノードの両方が一杯だった場合、段階312で、一部の中継回線の帯域幅は、帯域幅調整器に基づき、アクセス回線の帯域幅に割り当てられる。ある実施例の態様では、段階312は、より多くの帯域幅を最終的な宛先ノードに最も近い通信回線に割り当てる。これにより、より多くのキューに入れられたパケットを宛先のMSノードへ供給することができる。段階314は、セル内の2以上の仮想セルに渡る単一チャンネルの無線通信の帯域幅容量を管理する(図3C)。
段階316で、第1のノードのキュー長が、中継用の第2のノードのキュー長より、キューの大きさの閾の分だけ長いか否か、又は第1のノードのキューが一杯か否か決定される。段階316で条件が満たされると、段階318で、一部のアクセス回線の帯域幅は、帯域幅調整器に基づき、中継回線の帯域幅に割り当てられる。
段階320で、中継用の第2のノードのキュー長が、第1のノードのキュー長より、キューの大きさの閾の分だけ長いか否か、又は中継用の第2のノードのキューが一杯か否か決定される。段階320で条件が満たされると、段階322で、一部の中継回線の帯域幅は、帯域幅調整器に基づき、アクセス回線の帯域幅に割り当てられる。
段階310、316、及び320で何れの条件も満たされない場合、単一チャンネルのカスケード通信の下り回線の帯域幅の割り当てが維持される。ある実施例の態様では、段階324の後、段階314で、仮想セルの平衡が実行される。
図3Bのフローチャートを以下に説明する。
BS (t)及びQRSi (t)が一杯の場合(段階310)、
BWBS→RSi(t+1)=BWBS→RSi(t)−Δ BW
BW RSi→MSRSi (t+1)=BW RSi→MSRSi (t)Δ BW (段階314)
また、仮想セルの負荷バランシング(図3C)に仮想微小セルRS502(図5)(回線BS→RS→MSRSiによりサービスを提供される)が下り回線方向に過負荷であることを伝達する。
その他の場合、QBS (t)>QRSi (t)+Δ 又はQBS (t)が一杯であると(段階316)、
BWBS→RSi(t+1)=BWBS→RSi(t)+Δ BW
BW RSi→MSRSi (t+1)=BW RSi→MSRSi (t)Δ BW (段階318)
その他の場合、QRSi (t)>QBS (t)+Δ 、又はQRSi (t)が一杯であると(段階320)、
BWBS→RSi(t+1)=BWBS→RSi(t)−Δ BW
BWRSi→MSRSi(t+1)=BWRSi→MSRSi(t)+Δ BW (段階322)
その他の場合、
BWBS→RSi(t+1)=BWBS→RSi(t)
BWRSi→MSRSi(t+1)=BWRSi→MSRSi(t) (段階324)
キューの大きさQBS MSRSi(t)、QRSi MSRSi(t)は、tとt+1との間の全間隔に渡り平均することにより計算される。異なる種類のトラフィックが存在する場合、異なるキューの重み付けされた和は、異なるトラフィックの種類の重要度を反映する重み付けベクトルと共に用いられる。
上り回線の負荷を平衡させるアルゴリズムは、下り回線のアルゴリズムと同様だが、送信機である中継用の第2のノード及び第3のノードでの輻輳レベルに基づく。例えば、時間tに回線BS←RSに上り回線の帯域幅BWBS←RSi(t)が割り当てられ、回線RS←MSRSiにBWRSi←MSRSi(t)が割り当てられる。BWBS←RSi(t)+BWRSi←MSRSi(t)=BW (上り回線の仮想セルの負荷を平衡させるアルゴリズムにより割り当てられる)。
上り回線のキューの大きさUQRSi (t)はRSからBSへの全ての上り回線のキュー長の合計である。また、UQMSi (t)は、MSRSi内の全てのMSの全ての上り回線のキュー長の合計である。帯域幅調整ステップの大きさをΔ BW=ΔBW 、0<Δ<1とする。上り回線のキューの大きさの差分の閾値をΔ >0とし、バイト単位で表す。周期的に、BWBS←RSi(t)及びBWRSi←MSRSi(t)が以下のように更新される。
UQRSi (t)及びUQMSi (t)の両方が一杯の場合、
BWBS←RSi(t+1)=BWBS←RSi(t)+Δ BW
BWRSi←MSRSi(t+1)=BWRSi←MSRSi(t)−Δ BW
また、仮想セルの負荷バランシング(図3C)に仮想微小セルRS502(図5)(回線BS←RS←MSRSiによりサービスを提供される)が上り回線方向に過負荷であることを伝達する。
その他の場合、UQRSi (t)>UQMSi (t)+Δ 、又はUQRSi (t)が一杯である場合、
BWBS←RSi(t+1)=BWBS←RSi(t)+Δ BW
BWRSi←MSRSi(t+1)=BWRSi←MSRSi(t)−Δ BW
その他の場合、QMSi (t)>QRS (t)+Δ 、又はQMSi (t)が一杯である(閾を超えた)場合、
BWBS←RSi(t+1)=BWBS←RSi(t)−Δ BW
BWRSi←MSRSi(t+1)=BWRSi←MSRSi(t)+Δ BW
その他の場合、
BWBS←RSi(t+1)=BWBS←RSi(t)
BWRSi←MSRSi(t+1)=BWRSi←MSRSi(t)
キューの大きさQBS MSRSi(t)、QRSi MSRSi(t)は、tとt+1との間の全間隔に渡り平均することにより計算される。異なる種類のキュー長の重み付けされた和は、複数の種類のトラフィックが上り回線に存在する場合に用いられる。
図4は、実施例による3ホップのMMRセルのトポロジーの図である。カスケード回線116の負荷バランシングの実施例は、図4のような2ホップにも拡張される。実施例は、ツリー型及び/又はメッシュ型のトポロジーを有するネットワーク400に適用される。メッシュ型の場合には、動的な平衡は用いられない。2ホップのカスケード回線116の負荷バランシングの実施例は、繰り返し適用される。各RSは、BSから当該BSへ向かう次のポップへの方向の全てのホップの平均キュー長を報告する。本実施例は、中間回線と中間回線を超えた回線との間の帯域幅の分配を管理する(これは、仮想混合回線と考えられる)。
図3Cは、実施例によるセル内の仮想セルに渡り無線資源を管理するフローチャートである。ある実施例によると、図5は、ある実施例による仮想セルを有するMMRセルのトポロジーの図である。図5では、MMRセル100は、3個の仮想セル502を有する。VC502nは、BSにより直接にサービスを提供される全てのMS(MS及びMS)を含む。VC502bは、RS及びRSによりサービスを提供される全てのMS(MS及びMS)を含む。VC502aは、RS及びRSによりサービスを提供される全てのMS(MS及びMS)を含む。仮想セルの負荷を平衡させるアルゴリズムは、BSとRS(又はBS)によりサービスを提供されるMSとの間の経路で実行される回線の負荷を平衡させるアルゴリズムの上に構築される。MMRのサービス領域内の仮想RS微小セル502内で程度の等しいQoS(微小セル内の平均回線品質又はMSの数のような係数により重み付けされる)を提供する。回線の負荷を平衡させることにより、各BS−RS(−RS−...−RS)−MSのサービス設定は、BSと接続され直接にサービスを提供される仮想微小セル502a−nとして見える。
仮想セルiでは、[BW ,BW ,Q ,Q ,H,N]は、下り回線で割り当てられた全帯域幅、上り回線で割り当てられた全帯域幅、仮想セル内の全てのMSへのBSにおける下り回線方向のユーザー毎の平均キュー長、セル内のMSにおける上り回線方向のユーザー毎の平均キュー長、ホップ数、及びMSの数である。ある実施例の態様では、ホップ数及びMSの数は、任意である。微小セルの負荷を平衡させるアルゴリズムは、周期的に動作する。DLのアルゴリズムとULのアルゴリズムは同一なので、DLのアルゴリズムを説明する。
段階326で、式(4)により、MMRセル内の全てのユーザーに対し、ユーザー毎に平均の重み付けされたキュー長が計算される。
Figure 0004862082
は、仮想微小セルiの重み付け係数であり、ホップ数H、仮想微小セル内の平均チャンネル品質、ユーザーのサービス契約の条件、及び他の要因を反映する。キュー長の閾値をΔCD >0とし、バイト単位で表す。段階328で、微小セル(i,j)の各対に対し、w >[Q ]+ΔCD 、w <[Q ]−ΔCD か否かが決定される。段階330で、第2の仮想セルからの全帯域幅の一部が、以下のように第1の仮想セルに割り当てられる。
BW (t+1)=BW )+ΔCD BW
BW (t+1)=BW )−ΔCD BW
対応する上り回線のアルゴリズムは、全ての添え字DをUで置き換えればよい。帯域幅があちこちの異なる微小セルに割り当てられた場合に、ピンポン効果を防ぐために測定が行われる。回線の負荷を平衡させるアルゴリズムと同様に、セルの負荷を平衡させるアルゴリズムは、異なるセルのQoSの指標としてキュー長を用いる。しかしながら、2つのアルゴリズムの間には決定的な違いがある。回線の負荷を平衡させるアルゴリズムでは、カスケード回線は、同一のMSのセットにサービスを提供する。従って、トラフィックの種類、レート、及び異なるホップにおけるQoSの要件は同一である。回線の負荷を平衡させるアルゴリズムは、ユーザー・セッションの同一のセットに対し異なるホップのQoSを平衡させようとする。スループット・レート及びパケットの遅延は帯域幅の割り当ての凸関数なので、回線の負荷を平衡させるアルゴリズムは、MSのQoSを最大にする。
一方で、微小セルの負荷を平衡させるアルゴリズムは、異なる微小セルのQoS、場合によっては異なる数のMS、異なるホップ数の異なるトラフィック・セッション及びQoS要件、及び異なるチャンネル品質を処理する。キュー長に基づき異なる微小セルの帯域幅の割り当てを制御することの利点は、回線の負荷を平衡させるアルゴリズムが仮想セル内の異なる回線で実行されている場合に、キュー長が各セル内のQoSの良い指標になることである。キュー長を平衡させることにより、比較的程度の均一なQoSがMMRセル全体で提供される。重み付け係数wは、特定のネットワークに関連する事柄/基準、例えばデータの種類、ユーザーのサービス契約、輻輳レベル以外のネットワークの状態、等を考慮に入れ、望ましい方向にアルゴリズムを最適化する。
回線を平衡させるアルゴリズムと仮想セルの負荷を平衡させるアルゴリズムの両方で、BSにより、どれだけの資源が各回線に割り当てられるべきかについて決定される。このために、ULとDLの両方に関するキュー状態の情報をRSから収集する必要がある。RSは、全ての必要な処理(平均化及び合計など)を実行し、これらのキュー長に関する情報を特定のTLVメッセージを通じてBSへ送信する。BSは、これらの情報に基づき資源割り当てを更新するので、BSは、BS自身の資源割り当てメッセージに関する決定を受け入れ、それらをマルチキャスト・メッセージとしてRSへ送信する。
留意すべき点は、無線資源管理の2層に渡る方式の実施例は、無線資源管理の高位層に存在し、MMRネットワークの部分毎に、つまりBS→MS、BS→RS、RS→MS、BS←MS、BS←RS、RS←MS等にどれだけの無線資源が使用されるかを指定することである。これらの割り当てられた無線資源が各回線(又は回線のセット)によりどのように用いられるかは、BS及びRSにおいて、無線資源割り当ての最下層にあるスケジューリング・アルゴリズムにより決定される。
図6は、実施例による、ノード間の単一の無線通信チャンネルの無線資源を管理する装置の機能ブロック図である。図6では、装置600は他の装置、例えば基地局102及び/又は中継局104(これらに限定されない)と無線で通信する任意のコンピューター装置であり、実施例に従い無線通信帯域幅の容量を平衡させる。装置600は、ユーザー・インターフェースを表示するディスプレイ602、又は外部表示装置と接続するインターフェース(例えばインターネット)を有する。制御部604(例えば、中央処理装置)は、装置を制御しベースバンド処理を実行する命令(例えば、コンピューター・プログラム又はソフトウェア)を実行する。標準的に、メモリー606は、制御部により実行される命令を格納する。
実施例のある態様では、装置は任意のコンピューター可読媒体610、例えば(限定ではない)物理的なコンピューター可読読み出し媒体(例えばハードディスク、メモリー)、又は有線/無線の搬送波信号を介し通信するソフトウェア及び/又はコンピューター・ハードウェアで実施された有線/無線通信ネットワーク・ユニットと通信する。
実施例のある態様では、装置600は、対象の無線通信ネットワーク、例えばMMRセル100(限定ではない)と無線で通信する。ディスプレイ602、CPU604、メモリー606、及びコンピューター可読媒体610は、データ・バス608により通信する。
図7は、実施例による、図6の装置の処理層(ソフトウェア及び/又はコンピューター・ハードウェア)の機能図である。図7では、処理層は、ネットワーク層702、メディア・アクセス制御(MAC)層704、及び物理層706を有する。図7の処理層は、論理層である。実施例は、これらの例である処理層に限定されず、他の処理層の構成も用いられる。
ある実施例の態様では、ネットワーク層702は、制御部704により実行されるソフトウェアである。MAC704及び物理層706は、無線通信ネットワーク・ユニット610にコンピューター可読媒体として含まれるソフトウェア及び/又はコンピューター・ハードウェアである。MAC層704及び物理層706は、種々の対象の無線ネットワーク・アクセス仕様、例えばTDD、FDD、及び/又はCDM(これらに限定されない)を実施する。対象の無線ネットワークの例には、MMRセル100がある。
本実施例は、(任意の知られているコンピューター可読媒体610、例えば限定ではないがコンパクト・ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、メモリー、又は搬送波若しくは電磁波信号の通信媒体等に格納又は符号化された)ソフトウェア及び/又は当該ソフトウェアを格納するコンピューター可読媒体である。
ある実施例では、当該実施例による無線資源の分配は、対象の無線ネットワーク・ノード、例えば基地局(BS)102のMAC層704及び/又は物理層706仕様に従う。標準的に(限定的でなく)ネットワーク層702は、有線及び/又は無線通信アクセスを、対象の無線ネットワーク以外の私設/公衆ネットワーク(例えばインターネット)に提供する。ネットワーク層403は、無線資源分配の実施例で、管理機能のために、例えば動的に(リアルタイムに)(例えば、種々の基準に従い)設定/制御パラメーター、例えば重み付け計数を提供(ダウンロード)するために使用される。
マルチホップ・リレー・ネットワークの無線資源管理は、通常の単一ホップのセルラー・ネットワーク又はメッシュ型ネットワークの無線資源管理と異なる。BS及びRSに固定量の無線資源を割り当てる方式と比較して、提案された方式は、MMRセル内の異なるユーザーの数、分布、異なる量のトラフィック、及び要求されるQoS、及び異なるチャンネル状態を調整する。また、提案された方式は、包括的であり、BS及びRSでの異なる種類のスケジューリング方式と共に動作する。提案された方式の動作は単純であり、低い処理電力及びオーバーヘッドで実施できる。
記載された実施例は、例えばコストを低減するために単一の無線インターフェースを有する中継用の第2のノードを設けた。また、中継用の第2のノードは同一のチャンネルを用い中継用の第2のノードによりサービスを提供される第1のノード及び第3のノードと通信するとした。しかしながら、実施例は、このような構成に限定されず、1又は複数の中継用の第2のノードが単一チャンネルを介して通信し、他の中継用の第2のノードが複数チャンネルを介して通信する無線通信セル内にも適用される。
ある実施例の態様では、このような単一チャンネル又は複数チャンネルの中継用の第2のノードが混合するセルで、1又は複数の単一チャンネルの中継用の第2のノードが無線資源管理の対象となる。
移動体のマルチホップ・リレー・ネットワーク(MMR)は、中継局を用い、セルラー・ネットワーク内の基地局のサービス領域を拡張又は拡大する。基地局は有線バックホール回線に接続されるが、中継局は、無線伝送により基地局及び移動局と接続する。中継局が単一無線インターフェースを有する場合、又はMMRネットワークが単一チャンネルで動作する場合、チャンネルを共有し、適正な帯域幅の量を基地局(BS)、中継局(RS)、及び移動局(RS)に割り当てる方法は、重要な課題である。
実施例は、MMRネットワークの単一チャンネルの無線資源管理のための簡易且つ効率的な方法/装置を提供する。実施例は、2層構造を適用する。当該2層構造では、カスケード回線に割り当てられた帯域幅は、最初に複数ホップ間で送信キュー長に基づき平衡され(負荷を平衡させるアルゴリズムのように)、次に微小セルの負荷の平衡により、複数の仮想セルに割り当てられた帯域を調整する。帯域幅の調整は、種々のノードのキュー長に基づき、BS、RS、及び/又はMSのような種々のノードによりスケジュールされた異なる種類のパケット(種々のデータの種類)に適用される。
実施例の多くの特徴及び利点は、詳細な説明から明らかである。また本発明は、特許請求の範囲により定められ、本発明の真の精神と範囲に包含される実施例の全ての特長及び利点を含む。更に、当業者は多くの変形及び変更を直ちに成し得る。本発明の実施例は図示及び記載された構成及び処理に限定されるべきではない。及び従って全ての適切な変形及び等価物は、本発明の範囲に包含される。
関連出願の相互参照
本出願は、2006年8月18日に出願された米国仮出願60/822861号、発明の名称「MANAGING A WIRELESS NETWORK」に基づく優先権を主張するものであり、米国仮出願60/822861号の全内容を本出願に援用する。本出願は、2007年7月31日に出願された米国非仮出願11/830935号、発明の名称「MANAGING A WIRELESS NETWORK」に基づく優先権を主張するものであり、米国非仮出願11/830935号の全内容を本出願に援用する。

Claims (14)

  1. 無線通信セル内の単一チャンネルの1又は複数のカスケード無線通信回線において無線通信帯域幅を割り当てる段階であり、前記カスケード無線通信回線は、送信元ノードと中継ノードとの間の第1回線と、前記中継ノードと宛先ノードとの間の第2回線とを含み、前記第1回線と前記第2回線との間で負荷を平衡させるように無線通信帯域幅を割り当てる段階と、
    前記無線通信セル内の2以上の仮想セル間で負荷を平衡させるよう、該2以上の仮想セル間で前記単一チャンネルの無線通信帯域幅を調整する段階と、
    を有し、
    前記無線通信帯域幅を割り当てる段階は、
    前記送信元ノード及び前記中継ノードの伝送の輻輳レベルを、前記送信元ノード及び前記中継ノードの送信キュー長に基づいて周期的に決定する段階と、
    前記送信元ノード及び前記中継ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第1の帯域幅調整として、帯域幅調整器に基づき、前記第1回線の帯域幅の一部を前記第2回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    前記送信元ノードの送信キュー長が前記中継ノードの送信キュー長より送信キューの大きさの閾の分だけ長い、又は前記送信元ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第2の帯域幅調整として、前記帯域幅調整器に基づき、前記第2回線の帯域幅の一部を前記第1回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    前記中継ノードの送信キュー長が前記送信元ノードの送信キュー長より前記送信キューの大きさの閾の分だけ長い、又は前記中継ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第3の帯域幅調整として、前記帯域幅調整器に基づき、前記第1回線の帯域幅の一部を前記第2回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    を有する、
    方法。
  2. 前記輻輳レベルは、前記送信元ノード及び前記中継ノードにおける、時間間隔に渡る平均送信キュー長に基づく、請求項記載の方法。
  3. 前記平均送信キュー長は、非リアルタイム・データ及び/又はリアルタイム・データの種類を含む種々のデータ・トラフィックの種類に従う重み付けを用いて決定される、請求項記載の方法。
  4. 前記2以上の仮想セル間で前記単一チャンネルの無線通信帯域幅を調整する段階は、
    通信回線の方向の仮想セル毎に各ユーザーに対し重み付けされた平均送信キュー長を計算する段階と、
    前記通信回線の方向で、第1の仮想セル内の各ユーザーの重み付けされた平均送信キュー長が、第2の仮想セル内の各ユーザーの重み付けされた平均送信キュー長より長いか否かを決定する段階と、
    前記決定する段階に応じ、前記第2の仮想セルの前記通信回線の方向の全帯域幅の一部を前記第1の仮想セルに割り当てる段階と、を有する請求項記載の方法。
  5. 前記重み付けされた送信キュー長の重み付け係数は、仮想セル内の中継ノードの数平均チャンネル品質、又はこれらの組み合わせに基づいて決定される、請求項記載の方法。
  6. 前記無線通信セルは、IEEE802.16jに従う移動体マルチホップ・リレーに基づくセル(MMRセル)である、請求項1記載の方法。
  7. 前記中継ノード及び/又は移動局は、前記伝送輻輳レベルを基地局へ制御メッセージにより送信し、前記基地局は、無線帯域幅容量の制御メッセージを前記中継ノード及び/又は前記移動局へ送信することにより、前記無線通信帯域幅の割り当て及び/又は調整を行い、下り回線方向において前記基地局は前記送信元ノードであり且つ前記移動局は前記宛先ノードであり、上り回線方向において前記基地局は前記宛先ノードであり且つ前記移動局は前記送信元ノードである、請求項記載の方法。
  8. 制御部を有する装置であって、前記制御部は、
    無線通信セル内の単一チャンネルの1又は複数のカスケード無線通信回線において無線通信帯域幅を割り当てる段階であり、前記カスケード無線通信回線は、送信元ノードと中継ノードとの間の第1回線と、前記中継ノードと宛先ノードとの間の第2回線とを含み、前記第1回線と前記第2回線との間で負荷を平衡させるように無線通信帯域幅を割り当てる段階と
    前記無線通信セル内の2以上の仮想セル間で負荷を平衡させるよう、該2以上の仮想セル間で前記単一チャンネルの無線通信帯域幅を調整する段階
    を実行
    前記無線通信帯域幅を割り当てる段階は、
    前記送信元ノード及び前記中継ノードの伝送の輻輳レベルを、前記送信元ノード及び前記中継ノードの送信キュー長に基づいて周期的に決定する段階と、
    前記送信元ノード及び前記中継ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第1の帯域幅調整として、帯域幅調整器に基づき、前記第1回線の帯域幅の一部を前記第2回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    前記送信元ノードの送信キュー長が前記中継ノードの送信キュー長より送信キューの大きさの閾の分だけ長い、又は前記送信元ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第2の帯域幅調整として、前記帯域幅調整器に基づき、前記第2回線の帯域幅の一部を前記第1回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    前記中継ノードの送信キュー長が前記送信元ノードの送信キュー長より前記送信キューの大きさの閾の分だけ長い、又は前記中継ノードの送信キューが一杯であると決定されると、第3の帯域幅調整として、前記帯域幅調整器に基づき、前記第1回線の帯域幅の一部を前記第2回線の帯域幅に割り当てる段階と、
    を有する、
    装置。
  9. 前記輻輳レベルは、前記送信元ノード及び前記中継ノードにおける、時間間隔に渡る平均送信キュー長に基づく、請求項記載の装置。
  10. 前記平均送信キュー長は、非リアルタイム・データ及び/又はリアルタイム・データの種類を含む種々のデータ・トラフィックの種類に従う重み付けを用いて決定される、請求項記載の装置。
  11. 前記2以上の仮想セル間で前記単一チャンネルの無線通信帯域幅を調整する段階は、
    通信回線の方向の仮想セル毎に各ユーザーに対し重み付けされた平均送信キュー長を計算する段階と、
    前記通信回線の方向で、第1の仮想セル内の各ユーザーの重み付けされた平均送信キュー長が、第2の仮想セル内の各ユーザーの重み付けされた平均送信キュー長より長いか否かを決定する段階と、
    前記決定する段階に応じ、前記第2の仮想セルの前記通信回線の方向の全帯域幅の一部を前記第1の仮想セルに割り当てる段階と、を有する、請求項記載の装置。
  12. 前記重み付けされた送信キュー長の重み付け係数は、仮想セル内の中継ノードの数、平均チャンネル品質、又はこれらの組み合わせに基づいて決定される、請求項11記載の装置。
  13. 前記無線通信セルは、IEEE802.16jに従う移動体マルチホップ・リレーに基づくセル(MMRセル)である、請求項記載の装置。
  14. 前記中継ノード及び/又は移動局は、前記伝送輻輳レベルを基地局へ制御メッセージにより送信し、前記基地局は、無線帯域幅容量の制御メッセージを前記中継ノード及び/又は前記移動局へ送信することにより、前記無線通信帯域幅の割り当て及び/又は調整を行い、下り回線方向において前記基地局は前記送信元ノードであり且つ前記移動局は前記宛先ノードであり、上り回線方向において前記基地局は前記宛先ノードであり且つ前記移動局は前記送信元ノードである、請求項記載の装置。
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